JP4067536B2 - 光ディスク装置およびディスク判別方法 - Google Patents

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Description

本発明は、第1の波長のレーザ光に対応する第1の記録層と、第1の波長よりも長い第2の波長のレーザ光に対応する第2の記録層が、レーザ光入射側から見て奥から順に配置され、且つ、第1の記録層は第2の波長のレーザ光を用いた場合には光学的に検出されないようにして構成された、2波長−2層ディスクを再生可能な光ディスク装置およびそれに用いて好適なディスク判別方法に関するものである。
現在、波長405nm程度の青色レーザ光を用いた次世代DVD(Digital Versatile Disc)の規格化が進められている。かかる規格化においては、青色レーザ光に対応する記録層(以下、HDDVD層という)をディスク厚方向に2層配することが検討されており、さらに、HDDVD層と、赤色レーザ光に対応する記録層(以下、DVD層という)の2つの記録層をディスク厚方向に配することも検討されている。
このうち、HDDVD層とDVD層が配されたハイブリッド型の次世代DVDでは、DVD層をレーザ光入射側から見て手前に配置し、その奥にHDDVD層を配置するようにして構成される。そして、HDDVD層は、赤色レーザ光を用いた場合には光学的に検出されないような材料にて形成され、さらに、DVD層には、既存のDVDと同一のフォーマットがそのまま適用される。
なお、以下の特許文献1には、2つの記録層を有する光ディスクとそのドライブ装置が紹介されている。
特開2003−346348号公報
かかるハイブリッド型の次世代DVDでは、上記の如く、DVD層が既存のDVDと同一のフォーマットとなっているため、手前のDVD層から記録/再生時の引き込み動作を行うと、DVDが装着されたときと同様のフォーマットにてデータが読み取られることとなる。このとき、DVD層には別途HDDVD層が存在することを示す情報が記録されていないため、ドライブ側においては、読み取られたデータのみによっては、DVDとハイブリッド型次世代DVDの何れが装着されたのか、適正に判別することができない。よって、かかるハイブリッド型の次世代DVDを扱う光ディスク装置では、既存のDVDとハイブリッド型次世代DVDとを適正に区別する手段が必要となる。
このとき、HDDVD層は、上記の如く、赤色レーザ光によっては光学的に検出されないため、赤色レーザ光を用いてハイブリッド型の次世代DVDを判別するのは困難である。さらに、これらの他にも、DVD層が2層配されたDVDや、HDDVD層が2層配された次世代DVD等も存在するため、これらが装着された場合にも、これらとハイブリッド型次世代DVDを円滑に区分して、その後の動作に迅速に移行する必要も生じる。
そこで、本発明は、DVD層とHDDVD層を有するハイブリッド型の次世代DVDを円滑かつ迅速に判別できる光ディスク装置およびディスク判別方法を提供することを課題とする。
上記課題に鑑み本発明は、それぞれ以下の特徴を有する。
請求項1の発明は、第1の波長のレーザ光に対応する第1の記録層と前記第1の波長よりも長い第2の波長のレーザ光に対応する第2の記録層がレーザ光入射側から見て奥から順に配置され、且つ、前記第1の記録層は前記第1の波長のレーザ光を用いた場合には光学的に検出されるが前記第2の波長のレーザ光を用いた場合には光学的に検出されず、前記第2の記録層は前記第1の波長のレーザ光または前記第2の波長のレーザ光を用いた場合には光学的に検出されるように構成された2波長−2層ディスクを再生可能な光ディスク装置であって、前記第1の波長のレーザ光を照射して記録層の層数を検出する第1の層数検出手段と、前記第2の波長のレーザ光を照射して記録層の層数を検出する第2の層数検出手段と、前記第1の波長のレーザ光に対応する第1のデータフォーマットに従って復調処理を行う第1の復調手段と、前記第2の波長のレーザ光に対応する第2のデータフォーマットに従って復調処理を行う第2の復調手段と、レーザ光入射側から見て最初に現れる記録層を前記第1の波長のレーザ光を用いながら前記第1の復調手段によって復調したときの復調の可否を判別する第1の判別手段と、レーザ光入射側から見て最初に現れる記録層を前記第1の波長のレーザ光を用いながら前記第2の復調手段によって復調したときの復調の可否を判別する第2の判別手段と、前記第1の層数検出手段によって2つの記録層が検出され、前記第2の層数検出手段によって1つの記録層のみが検出され、前記第1の判別手段によって復調不可と判別され、且つ、前記第2の判別手段によって復調可能と判別されたときに、装着されたディスクを前記2波長−2層ディスクとして判別するディスク判別手段とを有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の光ディスク装置において、前記ディスク判別手段は、前記第1の層数検出手段によって2つの記録層が検出され、且つ、前記第1の判別手段によって復調可能と判別されたとき、装着されたディスクを前記第1の記録層をディスクの厚み方向に2層有するディスクとして判別することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の光ディスク装置において、前記ディスク判別手段は、前記第1の層数検出手段によって2つの記録層が検出され、前記第2の層数検出手段によって2つの記録層が検出され、前記第1の判別手段によって復調不可と判別され、且つ、前記第2の判別手段によって復調可能と判別されたときに、装着されたディスクを前記第2の記録層をディスクの厚み方向に2層有するディスクとして判別することを特徴とする。
請求項4の発明は、第1の波長のレーザ光に対応する第1の記録層と前記第1の波長よりも長い第2の波長のレーザ光に対応する第2の記録層がレーザ光入射側から見て奥から順に配置され、且つ、前記第1の記録層は前記第1の波長のレーザ光を用いた場合には光学的に検出されるが前記第2の波長のレーザ光を用いた場合には光学的に検出されず、前記第2の記録層は前記第1の波長のレーザ光または前記第2の波長のレーザ光を用いた場合には光学的に検出されるように構成された2波長−2層ディスクを再生可能な光ディスク装置におけるディスク判別方法であって、前記第1の波長のレーザ光にて記録層の層数を検出する第1の層数検出ステップと、前記第1の層数検出ステップにて2つの記録層が検出されたとき、レーザ光入射側から見て最初に現れる記録層を前記第1の波長のレーザ光を用いながら前記第1の波長のレーザ光に対応する第1のデータフォーマットに従って復調可能かを判別する第1の判別ステップと、前記第1の判別ステップによって復調不可と判別されたとき、レーザ光入射側から見て最初に現れる記録層を前記第1の波長のレーザ光を用いながら第2の波長のレーザ光に対応する第2のデータフォーマットに従って復調可能かを判別する第2の判別ステップと、前記第2の判別ステップによって復調可能と判別されたとき、前記第2の波長のレーザ光を照射して記録層の層数を検出する第2の層数検出ステップと、前記第2の層数検出ステップにて1つの記録層のみが検出されたとき、装着されたディスクを前記2波長−2層ディスクとして判別するディスク判別ステップとを有することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載のディスク判別方法において、前記ディスク判別ステップは、前記第1の判別ステップにて復調可能と判別されたとき、装着されたディスクを前記第1の記録層をディスクの厚み方向に2層有するディスクとして判別することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項4または5に記載のディスク判別方法において、前記ディスク判別ステップは、前記第2の層数検出ステップにて2つの記録層が検出されたとき、装着されたディスクを前記第2の記録層をディスクの厚み方向に2層有するディスクとして判別することを特徴とする。
請求項1および4の発明によれば、第1の波長のレーザ光および第2の波長のレーザ光を用いて検出した記録層の層数と、レーザ光入射側から見て最初に現れる記録層を第1の波長のレーザ光を用いながら第1のデータフォーマットおよび第2のデータフォーマットに従って復調したときの復調の可否をもとに、2波長−2層ディスクが装着されたか否かが判別される。
このとき、レーザ光入射側から見て最初に現れる記録層に対する、第1のデータフォーマットによる復調の可否と第2のデータフォーマットによる復調の可否は、何れも、第1の波長のレーザ光を用いて行われる。よって、かかる判別時にレーザ光を切り替える必要はなく、ディスク判別処理の迅速化を図ることができる。
第1の波長のレーザ光は、第2の波長のレーザ光よりも波長が短いため、これを収束させたときのスポットサイズは、第2の波長のレーザ光を収束させた場合に比べて小さくなる。このため、レーザ光入射側から見て最初に現れる記録層が第2の波長のレーザ光に対応するものである場合には、スポットサイズが通常時よりも小さく絞り込まれることとなるが、このようにスポットサイズが絞り込まれたとしても、情報の読み出しには何ら支障ない。
よって、本発明のように、第1のデータフォーマットによる復調の可否と第2のデータフォーマットによる復調の可否の判別を、何れも第1の波長のレーザ光を用いて行うようにしても、かかる判別は支障なく適正に行われる。
請求項2および5の発明によれば、さらに、第1の波長を用いて検出した記録層の層数と、第1のデータフォーマットによる復調処理の可否をもとに、第1の記録層が2層配されたディスクが装着されたかを円滑に判別することができる。
請求項3および6の発明によれば、さらに、第1および第2の波長を用いて検出した記録層の層数と、第1および第2のデータフォーマットによる復調処理の可否をもとに、第2の記録層が2層配されたディスクを円滑かつ迅速に判別することができる。
このように、本発明によれば、同一系統の処理ルーチンを用いながら、2波長−2層ディスクの他、第1の記録層が2層配されたディスクと、第2の記録層が2層配されたディスクを、同時に区別して判別でき、さらに、第1の波長のレーザ光を用いて検出した記録層の層数から、記録層が1層のみ配されたディスクも判別することができる。
本発明の特徴ないし効果は、以下に示す実施形態の説明によって更に明らかとなろう。ただし、以下の実施形態は、あくまでも、本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載されたものに制限されるものではない。
以下、本発明の実施形態につき図面を参照して説明する。
なお、本実施形態は、DVD層と次世代DVD層が厚み方向に1層ずつ配された上述のハイブリッド型次世代DVDの他、DVD層が1層のみ配されたDVD、DVD層が2層配されたDVD、HDDVD層が1層のみ配された次世代DVD、HDDVD層が2層配された次世代DVDに対応し得る互換型の光ディスク装置に本発明を適用したものである。
図1に、ハイブリッド型の次世代DVDの構造を示す。
ハイブリッド型次世代DVD1は、片面にHDDVD層(第1の記録層)12が形成された基板11と、片面にDVD層(第2の記録層)14が形成された基板13を、接着層15によって貼り合わせ、さらに基板11の反対側の面に印刷層を形成した構造となっている。レーザ光は、基板13側から入射される。HDDVD層12とDVD層14には螺旋状のトラックが形成されている。
DVD層14のデータフォーマットは既存DVDのデータフォーマットと同一である。DVD層14のリードイン情報には、HDDVD層12が存在することを示す情報は含まれていない。DVD層14は、波長405nm程度の青色レーザ光と波長655nm程度の赤色レーザ光をそれぞれ規定された割合にて透過および反射する。
HDDVD層12には、次世代DVD規格に従うデータフォーマットが適用されている。HDDVD層12のリードイン情報にも、DVD層14が存在することを示す情報は含まれていない。HDDVD層14は、青色レーザ光を規定された反射率にて反射するが、赤色レーザ光はほぼ全透過するような材料にて形成されている。よって、赤色レーザ光が用いられる場合、HDDVD層12は光学的に検出されない。
DVD層が2層配されたDVDは、図1の構成において、HDDVD層12がDVD層に置き換わった構成となっている。各DVD層14のリードイン情報には、DVD層が2つ存在することを示す情報が含まれている。これら2つのDVD層は、波長655nm程度の赤色レーザ光をそれぞれ規定された割合にて透過および反射する。また、かかるディスクに波長405nm程度の青色レーザ光を照射した場合、2つのDVD層はそれぞれ、青色レーザ光を所定の反射率にて反射する。青色レーザ光が照射された場合には、その反射光によって、それぞれのDVD層の検出と、各DVD層からの情報の読み出しが可能となる。なお、DVD層が2層配されたDVDの構成・各層の組成等は、既に公知となっている。
HDDVD層が2層配された次世代DVDは、図1の構成において、DVD層14がHDDVD層に置き換わった構成となっている。この場合、2つのHDDVD層は、波長405nm程度の青色レーザ光をそれぞれ規定された割合にて透過および反射する。また、かかるディスクに波長655nm程度の赤色レーザ光を照射した場合、2つのHDDVD層は、それぞれ、赤色レーザ光を所定の反射率にて反射する。赤色レーザ光が照射された場合には、その反射光によって、それぞれのHDDVD層の検出が可能となる。しかし、トラックに対するスポットサイズが大きいため、赤色レーザ光を用いて各HDDVD層から情報を適正に読み出すことはできない。なお、HDDVD層が2層配された次世代DVDの構成・各層の組成等は、既に公知となっている。
図2に、本実施形態に係る光ディスク装置の構成を示す。なお、同図には、再生系に関するブロックのみが示されている。
光ディスク装置は、光ピックアップ101と、信号生成回路102と、サーボ回路103と、レーザ駆動回路104と、復調回路105と、コントローラ106と、スピンドルモータ107を備えている。
光ピックアップ101は、波長405nm程度の青色レーザ光と波長655nm程度の赤色レーザ光を出射する半導体レーザと、これらレーザ光をディスク上に収束するための対物レンズと、対物レンズをフォーカス方向およびトラッキング方向に駆動する対物レンズアクチュエータと、ディスクからの反射光を受光する光検出器と、半導体レーザからのレーザ光を対物レンズに導くとともにディスクからの反射光を光検出器に導く光学系を備えている。
信号生成回路102は、光ピックアップ101に配された光検出器からの信号を演算処理してRF信号、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号等の各種信号を生成し、これらを対応する回路に出力する。
サーボ回路103は、信号生成回路102から入力された信号をもとに、フォーカスサーボ信号およびトラッキングサーボ信号を生成し、光ピックアップ101の対物レンズアクチュエータに出力する。また、信号生成回路102から入力された信号をもとにモータサーボ信号を生成しスピンドルモータ107に出力する。
レーザ駆動回路104は、コントローラ106から入力される制御信号をもとに、光ピックアップ101内の半導体レーザに駆動信号を出力する。かかる制御により、青色レーザ光の発光と、赤色レーザ光の発光が適宜切り替えられる。
復調回路105は、信号生成回路102から入力されたRF信号を復調して再生データを生成し後段回路に出力する。復調回路105は、DVDデータフォーマットに従ってデータ復調を行う復調部(DVDデコーダ)と、次世代DVDデータフォーマットに従ってデータ復調を行う復調部(HDDVDデコーダ)を備えている。何れの復調部を用いるかは、コントローラ106からの制御信号をもとに設定される。また、ディスク判別時には、各復調部にて復調できたか否かを示す信号が、復調回路105からコントローラ106に出力される。
コントローラ106は、内蔵メモリに各種データを格納するとともに、あらかじめ設定されたプログラムに従って、各部を制御する。
図3に、ディスク判別時の処理フローチャートを示す。
ディスク装着後、ディスク判別処理が開始されると、まず、青色レーザ光を出射する半導体レーザが点灯され(S101)、ディスクに対するフォーカスサーチが行われる(S102)。かかるフォーカスサーチでは、光ピックアップ101の対物レンズがフォーカス方向に振られ、その際、フォーカスエラー信号上に生じるSカーブの個数がコントローラ106によってカウントされる。そして、そのカウント値をもとに、当該ディスクに配された記録層の層数が検出される(S103)。
ここで、記録層の層数が2層であれば、青色レーザ光を発光させたまま、レーザ光入射側から見て手前にある1層目の記録層に対する引き込み動作が行われる(S104)。そして、引き込み後に読み取られた信号を、復調回路105内のHDDVDデコーダにて復調し、その復調の可否を判別する(S105)。
HDDVDデコーダで復調可能であれば(S105:OK)、装着されたディスクはHDDVD層が2層配された次世代DVD(青2層ディスク)であるとして判別される。
HDDVDデコーダで復調不可であれば(S105:NG)、引き込み後に読み取られた信号を、復調回路105内のDVDデコーダにて復調し、その復調の可否を判別する(S106)。
なお、S106の処理はS105の処理と並行して行うようにしても良い。すなわち、引き込み後に読み取られた信号を、復調回路105内のHDDVDデコーダとDVDデコーダにて順次復調し、それぞれ、その復調の可否を判別するようにしても良い。
S106において、DVDデコーダにて復調不可であると判別されると、装着されたディスクは判別不可のディスク(エラー)とされる。一方、DVDデコーダで復調可能であれば(S106:OK)、装着されたディスクは、上述のハイブリッド型次世代DVDか、DVD層が2層配されたディスク(赤2層ディスク)の何れかに絞り込まれ、S107以降のステップによって、このうち何れのディスクであるかの判別が行われる。
かかる判別では、まず、使用レーザ光が青用レーザ光から赤色レーザ光に切り替えられ(S107)、赤色レーザ光にてディスクに対するフォーカスサーチが行われる(S108)。そして、上記と同様、フォーカスエラー信号上に生じるSカーブの個数がカウントされ、そのカウント値をもとに、当該ディスクに配された記録層の層数が検出される(S109)。
ここで、記録層の層数が2層であれば(S109:Y)、装着されたディスクはDVD層が2層配されたDVD(赤2層ディスク)であるとして判別される。一方、記録層の層数が1層であれば(S109:N)、装着されたディスクは、赤色レーザ光ではHDDVD層を検出できないタイプのディスク、すなわち、HDDVD層とDVD層が1層ずつ配されたハイブリッド型次世代DVD(青/赤2層ディスク)であるとして判別される。
S103において、記録層の層数が1層であると判別されると、青色レーザ光を発光させたまま、その記録層に対する引き込み動作が行われる(S110)。そして、引き込み後に読み取られた信号を、復調回路105内のHDDVDデコーダにて復調し、その復調の可否を判別する(S111)。
HDDVDデコーダで復調可能であれば(S111:OK)、装着されたディスクはHDDVD層が1層配された次世代DVD(青1層ディスク)であるとされ、一方、HDDVDデコーダで復調不可であれば(S111:NG)、装着されたディスクはDVD層が1層配されたDVD(赤1層ディスク)であるとされる。
なお、HDDVDデコーダで復調不可の場合(S111:NG)、図4に示すように、さらに、DVDデコーダによる復調の可否を判別し(S112)、ここで復調可能な場合に、装着されたディスクをDVD層が1層配されたDVD(赤1層ディスク)として判別するようにしても良い。こうすると、より確実に、DVD(赤1層ディスク)の判別を行うことができる。
また、CDも対象とする場合には、図5に示すように、DVDデコーダで復調不可であれば(S112:NG)、装着されたディスクをCDであるとして判別するようにしても良い。この場合、復調回路105にはCD用のデコーダも配備される。
以上、本実施の形態によれば、装着されたディスクが何れのタイプのディスクであるかを、円滑かつ迅速に、判別することができる。
なお、本発明の実施の形態は、上記実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
実施の形態に係る光ディスクの構成を示す図 実施の形態に係る光ディスク装置の構成を示す図 実施の形態に係るディスク判別時の処理フローチャート 実施の形態に係るディスク判別時の処理フローチャートの変更例 実施の形態に係るディスク判別時の処理フローチャートの変更例
符号の説明
101 光ピックアップ
102 信号生成回路
103 サーボ回路
104 レーザ駆動回路
105 復調回路
106 コントローラ

Claims (6)

  1. 第1の波長のレーザ光に対応する第1の記録層と前記第1の波長よりも長い第2の波長のレーザ光に対応する第2の記録層がレーザ光入射側から見て奥から順に配置され、且つ、前記第1の記録層は前記第1の波長のレーザ光を用いた場合には光学的に検出されるが前記第2の波長のレーザ光を用いた場合には光学的に検出されず、前記第2の記録層は前記第1の波長のレーザ光または前記第2の波長のレーザ光を用いた場合には光学的に検出されるように構成された2波長−2層ディスクを再生可能な光ディスク装置であって、
    前記第1の波長のレーザ光を照射して記録層の層数を検出する第1の層数検出手段と、
    前記第2の波長のレーザ光を照射して記録層の層数を検出する第2の層数検出手段と、
    前記第1の波長のレーザ光に対応する第1のデータフォーマットに従って復調処理を行う第1の復調手段と、
    前記第2の波長のレーザ光に対応する第2のデータフォーマットに従って復調処理を行う第2の復調手段と、
    レーザ光入射側から見て最初に現れる記録層を前記第1の波長のレーザ光を用いながら前記第1の復調手段によって復調したときの復調の可否を判別する第1の判別手段と、
    レーザ光入射側から見て最初に現れる記録層を前記第1の波長のレーザ光を用いながら前記第2の復調手段によって復調したときの復調の可否を判別する第2の判別手段と、
    前記第1の層数検出手段によって2つの記録層が検出され、前記第2の層数検出手段によって1つの記録層のみが検出され、前記第1の判別手段によって復調不可と判別され、且つ、前記第2の判別手段によって復調可能と判別されたときに、装着されたディスクを前記2波長−2層ディスクとして判別するディスク判別手段と、
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 請求項1に記載の光ディスク装置において、
    前記ディスク判別手段は、前記第1の層数検出手段によって2つの記録層が検出され、且つ、前記第1の判別手段によって復調可能と判別されたとき、装着されたディスクを前記第1の記録層をディスクの厚み方向に2層有するディスクとして判別する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 請求項1または2に記載の光ディスク装置において、
    前記ディスク判別手段は、前記第1の層数検出手段によって2つの記録層が検出され、前記第2の層数検出手段によって2つの記録層が検出され、前記第1の判別手段によって復調不可と判別され、且つ、前記第2の判別手段によって復調可能と判別されたときに、装着されたディスクを前記第2の記録層をディスクの厚み方向に2層有するディスクとして判別する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 第1の波長のレーザ光に対応する第1の記録層と前記第1の波長よりも長い第2の波長のレーザ光に対応する第2の記録層がレーザ光入射側から見て奥から順に配置され、且つ、前記第1の記録層は前記第1の波長のレーザ光を用いた場合には光学的に検出されるが前記第2の波長のレーザ光を用いた場合には光学的に検出されず、前記第2の記録層は前記第1の波長のレーザ光または前記第2の波長のレーザ光を用いた場合には光学的に検出されるように構成された2波長−2層ディスクを再生可能な光ディスク装置におけるディスク判別方法であって、
    前記第1の波長のレーザ光にて記録層の層数を検出する第1の層数検出ステップと、
    前記第1の層数検出ステップにて2つの記録層が検出されたとき、レーザ光入射側から見て最初に現れる記録層を前記第1の波長のレーザ光を用いながら前記第1の波長のレーザ光に対応する第1のデータフォーマットに従って復調可能かを判別する第1の判別ステップと、
    前記第1の判別ステップによって復調不可と判別されたとき、レーザ光入射側から見て最初に現れる記録層を前記第1の波長のレーザ光を用いながら第2の波長のレーザ光に対応する第2のデータフォーマットに従って復調可能かを判別する第2の判別ステップと、
    前記第2の判別ステップによって復調可能と判別されたとき、前記第2の波長のレーザ光を照射して記録層の層数を検出する第2の層数検出ステップと、
    前記第2の層数検出ステップにて1つの記録層のみが検出されたとき、装着されたディスクを前記2波長−2層ディスクとして判別するディスク判別ステップと、
    を有することを特徴とするディスク判別方法。
  5. 請求項4に記載のディスク判別方法において、
    前記ディスク判別ステップは、前記第1の判別ステップにて復調可能と判別されたとき、装着されたディスクを前記第1の記録層をディスクの厚み方向に2層有するディスクとして判別する、
    ことを特徴とするディスク判別方法。
  6. 請求項4または5に記載のディスク判別方法において、
    前記ディスク判別ステップは、前記第2の層数検出ステップにて2つの記録層が検出されたとき、装着されたディスクを前記第2の記録層をディスクの厚み方向に2層有するディスクとして判別する、
    ことを特徴とするディスク判別方法。
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