JP4040051B2 - 光ディスク装置およびディスク判別方法 - Google Patents

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Description

本発明は、第1の波長のレーザ光に対応する第1の記録層と、第1の波長よりも長い第2の波長のレーザ光に対応する第2の記録層が、レーザ光入射側から見て奥から順に配置され、且つ、第1の記録層は第2の波長のレーザ光を用いた場合には光学的に検出されないようにして構成された、2波長−2層ディスクを再生可能な光ディスク装置およびそれに用いて好適なディスク判別方法に関するものである。
現在、波長405nm程度の青色レーザ光を用いた次世代DVD(Digital Versatile Disc)の規格化が進められている。かかる規格化においては、青色レーザ光に対応する記録層(以下、HDDVD層という)をディスク厚方向に2層配することが検討されており、さらに、HDDVD層と、赤色レーザ光に対応する記録層(以下、DVD層という)の2つの記録層をディスク厚方向に配することも検討されている。
このうち、HDDVD層とDVD層が配されたハイブリッド型の次世代DVDでは、DVD層をレーザ光入射側から見て手前に配置し、その奥にHDDVD層を配置するようにして構成される。そして、HDDVD層は、赤色レーザ光を用いた場合には光学的に検出されないような材料にて形成され、さらに、DVD層には、既存のDVDと同一のフォーマットがそのまま適用される。
なお、以下の特許文献1には、2つの記録層を有する光ディスクとそのドライブ装置が紹介されている。
特開2003−346348号公報
かかるハイブリッド型の次世代DVDでは、上記の如く、DVD層が既存のDVDと同一のフォーマットとなっているため、手前のDVD層から記録/再生時の引き込み動作を行うと、DVDが装着されたときと同様のフォーマットにてデータが読み取られることとなる。このとき、DVD層には別途HDDVD層が存在することを示す情報が記録されていないため、ドライブ側においては、読み取られたデータのみによっては、DVDとハイブリッド型次世代DVDの何れが装着されたのか、適正に判別することができない。よって、かかるハイブリッド型の次世代DVDを扱う光ディスク装置では、既存のDVDとハイブリッド型次世代DVDとを適正に区別する手段が必要となる。
しかし、HDDVD層は、上記の如く、赤色レーザ光によっては光学的に検出されないため、赤色レーザ光を用いてハイブリッド型の次世代DVDを判別するのは困難である。このため、ディスク判別時には青色レーザ光を用いる必要があるが、既にDVDが商品化されていることからすると、青色レーザ光よりもむしろ赤色レーザ光を優先レーザ光として位置づけておきたい。すなわち、赤色レーザ光を優先的にディスクに照射しながら、迅速な再生動作への移行と、円滑なディスク判別を同時に行いえるようにしたいとの要請が働く。
そこで、本発明は、DVD層とHDDVD層を有するハイブリッド型の次世代DVDが装着された際にも、赤色レーザ光を優先レーザ光としながら、円滑なディスク判別と迅速な再生動作への移行を達成できる光ディスク装置およびディスク再生方法を提供することを課題とする。
上記課題に鑑み本発明は、それぞれ以下の特徴を有する。
請求項1の発明は、第1の波長のレーザ光に対応する第1の記録層と前記第1の波長よりも長い第2の波長のレーザ光に対応する第2の記録層がレーザ光入射側から見て奥から順に配置され、且つ、前記第1の記録層は前記第2の波長のレーザ光を用いた場合には光学的に検出されないようにして構成された2波長−2層ディスクを再生可能な光ディスク装置であって、レーザ光入射側から見て最初に現れる記録層を前記第2の波長のレーザ光にて再生する再生処理と、前記再生動作の中断に応じて当該再生中の記録層よりもレーザ光入射側からみて奥に他の記録層が存在するかを前記第2の波長のレーザ光から前記第1の波長のレーザ光に切り替えて探索する記録層探索処理と、前記記録層探索処理にて他の記録層が検出されたときその旨をユーザに報知するための出力を行う報知処理とを行うことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の光ディスク装置において、前記表示に応じて前記他の記録層の再生指示が入力されたとき前記再生動作を前記他の記録層の再生動作に切り替えることを特徴とする。
請求項3の発明は、第1の波長のレーザ光に対応する第1の記録層と前記第1の波長よりも長い第2の波長のレーザ光に対応する第2の記録層がレーザ光入射側から見て奥から順に配置され、且つ、前記第1の記録層は前記第2の波長のレーザ光を用いた場合には光学的に検出されないようにして構成された2波長−2層ディスクを再生可能な光ディスク装置におけるディスク再生方法であって、ディスク再生時、レーザ光入射側から見て最初に現れる記録層を前記第2の波長のレーザ光にて再生試行し、再生可能であれば当該再生動作を継続し、当該再生動作の中断に応じて前記第1の波長のレーザ光に切り替えて、当該再生中の記録層よりもレーザ光入射側からみて奥に他の記録層が存在するかを探索し、この探索によって他の記録層が検出されたときその旨をユーザに報知するための出力を行うことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載のディスク再生方法において、前記表示に応じて前記他の記録層の再生指示が入力されたとき前記再生動作を前記他の記録層の再生動作に切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、レーザ光入射側から見て最初に現れる記録層を第2の波長のレーザ光にて再生試行し、再生可能であれば当該再生動作が継続される。よって、第2の波長のレーザ光を優先レーザ光とした場合には、該レーザ光にて迅速に再生動作へと移行できる。
また、当該再生動作の途中に、たとえばメニュー表示やポーズ等の、再生動作の中断が生じると、それに応じて、第1の波長のレーザ光によって、当該再生中の記録層よりもレーザ光入射側からみて奥に他の記録層が存在するかが探索される。そして、この探索によって他の記録層が検出されると、その旨をユーザに報知するための出力がなされる。すなわち、再生動作の空き時間に第1の波長に対応する記録層が存在するかが判別され、存在すれば、その旨がユーザに提示される。よって、2波長−2層ディスクが装着された場合にも、優先レーザ光による再生動作に支障を与えることなく、他の波長のレーザ光に対応する記録層の存在をユーザに提示することができる。
この提示を受けて、ユーザから、他の記録層の再生指示が入力されると、請求項2および4に示すように、他の記録層の再生へと切り替えられる。このとき、先の探索時に第1の波長のレーザ光へと切り替えられたままの状態が維持されていれば、他の記録層(第1の波長のレーザ光に対応)の再生に円滑に移行することができる。
本発明の特徴ないし効果は、以下に示す実施形態の説明によって更に明らかとなろう。ただし、以下の実施形態は、あくまでも、本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載されたものに制限されるものではない。
以下、本発明の実施形態につき図面を参照して説明する。
なお、本実施形態は、DVD層と次世代DVD層が厚み方向に1層ずつ配された上述のハイブリッド型次世代DVDの他、DVD層が1層のみ配されたDVD、DVD層が2層配されたDVD、HDDVD層が1層のみ配された次世代DVD、HDDVD層が2層配された次世代DVDに対応し得る互換型の光ディスク装置に本発明を適用したものである。
図1に、ハイブリッド型の次世代DVDの構造を示す。
ハイブリッド型次世代DVD1は、片面にHDDVD層(第1の記録層)12が形成された基板11と、片面にDVD層(第2の記録層)14が形成された基板13を、接着層15によって貼り合わせ、さらに基板11の反対側の面に印刷層を形成した構造となっている。レーザ光は、基板13側から入射される。HDDVD層12とDVD層14には螺旋状のトラックが形成されている。
DVD層14のデータフォーマットは既存DVDのデータフォーマットと同一である。DVD層14のリードイン情報には、HDDVD層12が存在することを示す情報は含まれていない。DVD層14は、波長405nm程度の青色レーザ光と波長655nm程度の赤色レーザ光をそれぞれ規定された割合にて透過および反射する。
HDDVD層12には、次世代DVD規格に従うデータフォーマットが適用されている。HDDVD層12のリードイン情報にも、DVD層14が存在することを示す情報は含まれていない。HDDVD層14は、青色レーザ光を規定された反射率にて反射するが、赤色レーザ光はほぼ全透過するような材料にて形成されている。よって、赤色レーザ光が用いられる場合、HDDVD層12は光学的に検出されない。
DVD層が2層配されたDVDは、図1の構成において、HDDVD層12がDVD層に置き換わった構成となっている。各DVD層14のリードイン情報には、DVD層が2つ存在することを示す情報が含まれている。これら2つのDVD層は、波長655nm程度の赤色レーザ光をそれぞれ規定された割合にて透過および反射する。また、かかるディスクに波長405nm程度の青色レーザ光を照射した場合、2つのDVD層はそれぞれ、青色レーザ光を所定の反射率にて反射する。青色レーザ光が照射された場合には、その反射光によって、それぞれのDVD層の検出と、各DVD層からの情報の読み出しが可能となる。なお、DVD層が2層配されたDVDの構成・各層の組成等は、既に公知となっている。
HDDVD層が2層配された次世代DVDは、図1の構成において、DVD層14がHDDVD層に置き換わった構成となっている。この場合、2つのHDDVD層は、波長405nm程度の青色レーザ光をそれぞれ規定された割合にて透過および反射する。また、かかるディスクに波長655nm程度の赤色レーザ光を照射した場合、2つのHDDVD層は、それぞれ、赤色レーザ光を所定の反射率にて反射する。赤色レーザ光が照射された場合には、その反射光によって、それぞれのHDDVD層の検出が可能となる。しかし、トラックに対するスポットサイズが大きいため、赤色レーザ光を用いて各HDDVD層から情報を適正に読み出すことはできない。なお、HDDVD層が2層配された次世代DVDの構成・各層の組成等は、既に公知となっている。
図2に、本実施形態に係る光ディスク装置の構成を示す。なお、同図には、再生系に関するブロックのみが示されている。
光ディスク装置は、光ピックアップ101と、信号生成回路102と、サーボ回路103と、レーザ駆動回路104と、復調回路105と、コントローラ106と、スピンドルモータ107と、AV処理回路108を備えている。
光ピックアップ101は、波長405nm程度の青色レーザ光と波長655nm程度の赤色レーザ光を出射する半導体レーザと、これらレーザ光をディスク上に収束するための対物レンズと、対物レンズをフォーカス方向およびトラッキング方向に駆動する対物レンズアクチュエータと、ディスクからの反射光を受光する光検出器と、半導体レーザからのレーザ光を対物レンズに導くとともにディスクからの反射光を光検出器に導く光学系を備えている。
信号生成回路102は、光ピックアップ101に配された光検出器からの信号を演算処理してRF信号、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号等の各種信号を生成し、これらを対応する回路に出力する。
サーボ回路103は、信号生成回路102から入力された信号をもとに、フォーカスサーボ信号およびトラッキングサーボ信号を生成し、光ピックアップ101の対物レンズアクチュエータに出力する。また、信号生成回路102から入力された信号をもとにモータサーボ信号を生成しスピンドルモータ107に出力する。
レーザ駆動回路104は、コントローラ106から入力される制御信号をもとに、光ピックアップ101内の半導体レーザに駆動信号を出力する。かかる制御により、青色レーザ光の発光と、赤色レーザ光の発光が適宜切り替えられる。
復調回路105は、信号生成回路102から入力されたRF信号を復調して再生データを生成しAV処理回路108に出力する。復調回路105は、DVDデータフォーマットに従ってデータ復調を行う復調部(DVDデコーダ)と、次世代DVDデータフォーマットに従ってデータ復調を行う復調部(HDDVDデコーダ)を備えている。何れの復調部を用いるかは、コントローラ106からの制御信号をもとに設定される。また、各復調部における復調の可否とリードイン情報等のサブ情報が、復調回路105からコントローラ106に出力される。
コントローラ106は、内蔵メモリに各種データを格納するとともに、あらかじめ設定されたプログラムに従って、各部を制御する。
AV処理回路108は、復調回路105から入力される再生データを処理して映像情報および音声情報を取得する。このうち、映像情報は、コントローラ106からの制御指示に従ってテレビ等の表示装置200に出力される。音声情報は、コントローラ106からの制御指示に従ってスピーカ等(図示せず)に出力される。
図3に、ディスク再生時のフローチャートを示す。
ディスク装着後、ディスク再生処理が開始されると、赤色レーザ光(優先レーザ光)を出射する半導体レーザが点灯され(S101)、レーザ光入射側から見て最初に現れる記録層に対する引き込みが行われる(S102)。かかる引き込みにおいて、装着されたディスクがDVD層を2層有するディスク(2層DVD)であるかが判別され(S103)、2層DVDであれば(S103:Y)、2層DVDを対象とする再生処理が行われる。
なお、2層DVDであるかの判別は、たとえば、当該最初の記録層をDVDデコーダにて復調したときのリードイン情報を参照して行われる。すなわち、コントローラ106は、DVDデコーダで当該最初の記録層のリードイン情報を復調でき、且つ、復調したリードイン情報にDVD層が2層存在することを示す情報が含まれている場合に、装着されたディスクを2層DVDとして判別する。
S103において、装着されたディスクが2層DVDでなければ、当該最初の記録層をDVDとして読み込み可能か(デコード可能か)が判別され(S104)、読み込み可能でなければ(S104:NG)、当該ディスクをHDDVD層が1層または2層配された次世代DVDとして、次世代DVDを対象とする再生処理が行われる。この際、レーザ光は青色レーザ光に切り替えられる。
他方、当該最初の記録層をDVDとして読み込み可能であれば(S104:OK)、当該記録層に対する再生動作を実行し、これにより取得した目次情報をもとに、チャプターや再生言語等を選択するためのメニュー画面が表示される(S105)。かかる表示が行われると、コントローラ106は、表示画面に対するユーザ入力を待機するため、当該記録層に対する再生動作を一時中断する。
かかる中断に応じて、コントローラ106は、発光レーザを赤用レーザから青用レーザに切り替えた後(S106)、当該最初の記録層の奥に2層目の記録層が存在するかを探索するためのフォーカスサーチを実行する(S107)。そして、かかるフォーカスサーチにて、当該記録層の奥に2層目の記録層(HDDVD層)が検出されれば、2層目の記録層(HDDVD層)を選択できることをユーザに報知するための表示を、S105にて表示されたメニュー画面に追加する(S109)。
なお、S107におけるフォーカスサーチは、たとえば、光ピックアップ101の対物レンズをフォーカス方向に変位させた際にフォーカスエラー信号上に生じるSカーブを監視することによって行われる。たとえば、最初の記録層を示すSカーブの次にさらに記録層を示すSカーブを検知できれば、2層目の記録層(HDDVD層)が存在することが検出される(S109)。
なお、108にて2層目の記録層が検出されない場合は、S109はスキップされ、S105にて表示された画面がそのまま表示され続ける。
しかして、2層目の探索と表示処理が終了すると、当該表示画面に対する操作がなされるまで待機状態とされる(S110)。そして、ユーザから操作入力がなされると、その操作に応じて再生動作が行われる。すなわち、メニュー画面に応じた操作入力がなされると、最初の記録層(DVD層)を対象とした再生動作が行われる。
他方、2層目の記録層(HDDVD層)を再生するための操作入力がなされると、再生対象が2層目の記録層(HDDVD層)に切り替えられる。このとき、S107のフォーカスサーチにて用いられた青用レーザが発光されたままであれば、2層目の記録層(HDDVD層)に対する再生動作に円滑に移行することができる。
なお、本実施の形態では、メニュー画面表示時に生じる再生中断の際に、2層目の記録層の探索と表示を画一的に行うようにしたが、メニュー画面表示時に限らず、再生ポーズ時等、最初の記録層の再生動作に空き時間が生じたときに、2層目の記録層の探索と表示を行うようにしても良い。
図4は、かかる場合の処理フローチャートを示すものである。
S101からS104の処理は上記と同様である。S104にて最初の記録層をDVDとして読み込み可能であれば(S104:OK)、当該記録層に対する再生動作が空き時間が設定されるまで続行される(S121:N)。再生動作に空き時間が設定されると(S121:Y)、コントローラ106は、発光レーザを赤用レーザから青用レーザに切り替えた後(S122)、当該最初の記録層の奥に2層目の記録層が存在するかを探索するためのフォーカスサーチを実行する(S123)。
かかるフォーカスサーチにて、当該記録層の奥に2層目の記録層(HDDVD層)が検出されれば(S124:Y)、コントローラ106は、2層目の記録層(HDDVD層)を選択できることをユーザに報知するための表示を、現在の画面表示に重ねて表示する(S125)。2層目の記録層(HDDVD層)が検出されなければ(S124:N)、S120に戻り、当該最初の記録層の再生動作を継続する。
S125にて、2層目の記録層(HDDVD層)を選択できることが表示されると、その後、空き時間が終了するまでの間、この表示を受けてユーザから2層目の記録層(HDDVD層)を選択する旨の入力がなされたかが判別される(S126、S127)。このとき、空き時間内に2層目の記録層(HDDVD層)を再生するための操作入力がなされると(S127:Y)、再生対象が2層目の記録層(HDDVD層)へと切り替えられる。他方、空き時間内に2層目の記録層(HDDVD層)を再生するための操作入力がなされなければ(S126:Y)、S120に戻り、当該最初の記録層の再生動作が継続される。
なお、2層目の探索と表示が終了するまでに空き時間が先に終了した(たとえば、ポーズの解除がなされた、等)場合には、直ちに、最初の記録層に対する再生動作に復帰するようにする。あるいは、空き時間が終了しても2層目の探索と表示が終了していない場合には、これを行った後、一定時間(HDDVD層の選択を行うための余裕時間)だけ表示を継続し、その間に、HDDVD層の選択指示がなければ、最初の記録層に対する再生動作に復帰させるようにしても良い。
また、図4に示すフローチャートは、再生動作に空き時間が生じる度に2層目の記録層の探索と表示を行うものであるが、この探索と表示を一旦適正に行った後は、その後に再生動作に空き時間が生じても、再度の探索と表示を行わないようにしても良い。
図5は、この場合の処理フローチャートである。ここでは、S130のステップが新たに追加されている。その他の処理は、図4と同じである。
すなわち、それまでに、S122からS127の処理が行われ、2層目の記録層の探索と表示が適正に行われた場合には、再度、再生動作に空き時間が生じても(S121:Y)、S122からS127の処理は行わずに、そのまま最初の記録層の再生が継続される(S130:Y→S120)。
この他、上記実施の形態では、最初の記録層(1層目)に引き込みを行った後(S102)、まず、装着されたディスクがDVD層を2層有するディスク(2層DVD)であるかを判別し(S103)、次に、2層DVDでなければ、最初の記録層をDVDとして読み込み可能か(デコード可能か)を判別するようにした(S104)が、図6、図7、図8に示すように、最初の記録層に引き込みを行った後(S102)に、まず、最初の記録層をDVDとして読み込み可能か(デコード可能か)を判別し(S201)、次に、読み込み可能であれば、たとえば最初の記録層のリードイン情報をもとに、装着されたディスクが2層DVDであるかを判別する(S202)ようにしても良い。
なお、図6、図7、図8は、それぞれ、図3、図4、図5のS103とS104を、S201、S202に変更したものである。
以上、本実施の形態によれば、装着されたディスクを優先レーザ光である赤色レーザ光にて迅速に再生することができる。また、2層目の記録層としてHDDVD層が配されている場合にも、これを円滑にユーザに報知することができ、HDDVD層に対する移行を促すことができる。
なお、本発明の実施の形態は、上記実施の形態に限定されるものではない。たとえばユーザへの報知は、表示画面上への重ね表示の他、音声によって行うようにしても良い。本発明は特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
実施の形態に係る光ディスクの構成を示す図 実施の形態に係る光ディスク装置の構成を示す図 実施の形態に係るディスク再生時の処理フローチャート 実施の形態に係るディスク再生時の処理フローチャートの変更例 実施の形態に係るディスク再生時の処理フローチャートの変更例 実施の形態に係るディスク再生時の処理フローチャートの変更例 実施の形態に係るディスク再生時の処理フローチャートの変更例 実施の形態に係るディスク再生時の処理フローチャートの変更例
符号の説明
101 光ピックアップ
102 信号生成回路
103 サーボ回路
104 レーザ駆動回路
105 復調回路
106 コントローラ
108 AV処理回路

Claims (4)

  1. 第1の波長のレーザ光に対応する第1の記録層と前記第1の波長よりも長い第2の波長のレーザ光に対応する第2の記録層がレーザ光入射側から見て奥から順に配置され、且つ、前記第1の記録層は前記第2の波長のレーザ光を用いた場合には光学的に検出されないようにして構成された2波長−2層ディスクを再生可能な光ディスク装置であって、
    レーザ光入射側から見て最初に現れる記録層を前記第2の波長のレーザ光にて再生する再生処理と、
    前記再生動作の中断に応じて当該再生中の記録層よりもレーザ光入射側からみて奥に他の記録層が存在するかを前記第2の波長のレーザ光から前記第1の波長のレーザ光に切り替えて探索する記録層探索処理と、
    前記記録層探索処理にて他の記録層が検出されたときその旨をユーザに報知するための出力を行う報知処理とを行う、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 請求項1に記載の光ディスク装置において、
    前記表示に応じて前記他の記録層の再生指示が入力されたとき前記再生動作を前記他の記録層の再生動作に切り替える、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 第1の波長のレーザ光に対応する第1の記録層と前記第1の波長よりも長い第2の波長のレーザ光に対応する第2の記録層がレーザ光入射側から見て奥から順に配置され、且つ、前記第1の記録層は前記第2の波長のレーザ光を用いた場合には光学的に検出されないようにして構成された2波長−2層ディスクを再生可能な光ディスク装置におけるディスク再生方法であって、
    ディスク再生時、レーザ光入射側から見て最初に現れる記録層を前記第2の波長のレーザ光にて再生試行し、再生可能であれば当該再生動作を継続し、当該再生動作の中断に応じて前記第1の波長のレーザ光に切り替えて、当該再生中の記録層よりもレーザ光入射側からみて奥に他の記録層が存在するかを探索し、この探索によって他の記録層が検出されたときその旨をユーザに報知するための出力を行う、
    ことを特徴とするディスク再生方法。
  4. 請求項3に記載のディスク再生方法において、
    前記表示に応じて前記他の記録層の再生指示が入力されたとき前記再生動作を前記他の記録層の再生動作に切り替える、
    ことを特徴とするディスク再生方法。
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