JP2007004950A - 光ディスク装置およびハイブリッド型光ディスク - Google Patents

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Abstract

【課題】 各波長のレーザ光に対応する記録層の再生を円滑に行い得る光ディスク装置およびハイブリッド型光ディスクを提供する。
【解決手段】 装着されたディスクがハイブリッド型次世代DVDであると判別されると、赤色レーザ光にてDVD層が再生される(S102、S103)。かかる再生処理に並行して、HDDVD層が存在することを通知するための処理が行われる(S120、S121)。すなわち、予め規定された通知タイミングに到達したかが判別される(S120)。そして、通知タイミングに到達したとき(S120:Y)、コントローラ106からAV処理回路108に制御指令が出力され、AV処理回路108から、HDDVD層が存在することを通知するための画像を含む画像情報が表示装置200に出力される。これにより、ユーザにHDDVD層が存在することが通知される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、光ディスク装置およびハイブリッド型光ディスクに関し、例えば、赤色波長のレーザ光に対応する記録層と青色波長のレーザ光に対応する記録層が積層方向に配されたハイブリッド型光ディスクおよびそのドライブ装置に用いて好適なものである。
現在、波長405nm程度の青色レーザ光を用いた次世代DVD(Digital Versatile Disc)の規格化が進められている。かかる規格化においては、青色レーザ光に対応する記録層(以下、「HDDVD層」という)と、赤色レーザ光に対応する記録層(以下、「DVD層」という)の2つの記録層を積層方向に配することが検討されている。
かかる次世代DVD(以下、「ハイブリッド型次世代DVD」という)では、DVD層がレーザ光入射側から見て手前に配置される。また、DVD層には、既存のDVDと同一のフォーマットがそのまま適用される。このDVD層には、さらにその奥にHDDVD層が存在することを示す情報は保持されない。したがって、DVD層に引き込み処理が行われると、当該ディスクはあたかも、単一の記録層を有するDVDとして取り扱われることとなる。
以下の特許文献1には、2つの記録層を有する光ディスクとそのドライブ装置が紹介されている。
特開2003−346348号公報
通常、ドライブ装置は、光ピックアップ側から見て最初に位置する記録層に引き込み処理を行うよう設計される。このとき、この記録層からリードイン情報を読み取ることができれば、この記録層に対する再生処理が行われる。ここで、リードイン情報には、Book Type、Disc Structure、Layer Type、Track Density等が含まれている。このため、この種のドライブ装置にハイブリッド型次世代DVDが装着されると、光ピックアップ側にあるDVD層に対する再生が行われることとなる。しかし、上記の如く、DVD層には、HDDVD層が存在することを示す情報が保持されていない。このため、ドライブ装置側では、恰も、シングルレイヤータイプのDVDが装着されたと同様の再生処理が行われる。この場合、ユーザは、HDDVD層の存在を知ることができない。よって、高容量のコンテンツを提供可能なHDDVD層が存在するにも拘わらず、その再生が見過ごされてしまう可能性がある。
そこで、本発明は、このような問題を回避し、各波長のレーザ光に対応する記録層の再生を円滑に行い得る光ディスク装置およびハイブリッド型光ディスクを提供することを課題とする。
上記課題に鑑み本発明は、それぞれ以下の特徴を有する。
請求項1の発明は、異なる波長のレーザ光に対応する複数の記録層を有する光ディスクを再生可能な光ディスク装置において、装着されたディスクに異なる波長のレーザ光に対応する記録層が配されているかを判別する判別手段と、前記判別手段にて異なる波長のレーザ光に対応する記録層が配されていると判別されたときその旨をユーザに通知する通知手段と、ユーザからの指令入力に応じて再生対象の記録層を一の波長に対応する記録層から他の波長に対応する記録層に変更する変更手段とを有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の光ディスク装置おいて、前記通知手段は、前記判別手段にて異なる波長のレーザ光に対応する記録層が配されていると判別されたことに応じて、何れの波長に対応する記録層を再生するかを選択するための選択メニューを画面上に表示させることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の光ディスク装置おいて、前記選択メニューの表示時に、装着されたディスクのリードイン情報を読み取ってメモリに記憶することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1に記載の光ディスク装置において、前記通知手段は、予め決められた通知タイミングの到来を監視し、該通知タイミングに達したときに、現在再生中の記録層以外に、他の波長に対応する記録層が存在することを通知する画像および/もしくは音声を出力することを特徴とする。
請求項5の発明は、異なる波長のレーザ光に対応する記録層を有するとともに、各記録層に画像情報が記録され、少なくとも一つの記録層の画像情報に、他の波長に対応する記録層が存在することを通知するための表示が重ね合わされた画像情報が含まれていることを特徴とするハイブリッド型光ディスクである。
なお、以下に示す実施の形態には、判別手段の具体例として、フォーカスエラー信号のSカーブの個数とそのピーク間隔をもとにハイブリッド型次世代DVDと判別する構成が示されている。
また、以下に示す実施形態では、上記各手段における処理は、主として、コントローラ106にて実現される。
本発明によれば、判別手段にて異なる波長のレーザ光に対応する記録層が配されていると判別されたとき、その旨がユーザに通知される。よって、他の波長のレーザ光に対応する記録層が存在するにも拘わらず、その再生が見過ごされてしまうことはない。
このとき、前記通知は、請求項2に記載のように、選択メニューを表示することにより行われる。こうすると、ユーザが自分の意思のもとに再生したい記録層を選択することが可能となり、ユーザにおける選択の自由度を高めることができる。また、請求項3のように、選択メニュー表示時の待機時間を利用してリードイン情報を取得するようにすれば、処理の円滑化を図ることができる。
この他、前記通知は、請求項4に記載のように、予め決められた通知タイミングにて行うようにすることもできる。
なお、請求項5の発明によれば、一つの記録層を再生すると、その再生画像上に、他の波長に対応する記録層が存在することの通知が重ね表示される。これにより、ユーザは、他の波長に対応する記録層の存在を知ることができ、適宜、当該他の記録層に対する再生指令を入力することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施形態は、あくまでも、一つの例示であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に制限されるものではない。
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。
なお、本実施の形態では、次世代DVD(シングルレイヤー、HDDVD層片面マルチレイヤー、HDDVD層/DVD層片面ハイブリッド)と、DVD(シングルレイヤー、DVD層片面マルチレイヤー)を互換再生可能な光ディスク装置が例示されている。
図1に、ハイブリッド型の次世代DVDの構造を示す。
ハイブリッド型次世代DVD1は、片面にHDDVD層12が形成された基板11と、片面にDVD層14が形成された基板13を、接着層15によって貼り合わせ、さらに基板11の反対側の面に印刷層16を形成した構造となっている。レーザ光は、基板13側から入射される。記録可能タイプの場合、HDDVD層12とDVD層14には螺旋状のトラックが形成されている。再生専用タイプの場合、螺旋状にピットが配列されている。
DVD層14のデータフォーマットは既存DVDのデータフォーマットと同一である。DVD層14のリードイン情報には、HDDVD層12が存在することを示す情報は含まれていない。なお、DVD層14は、波長405nm程度の青色レーザ光と波長655nm程度の赤色レーザ光をそれぞれ規定された割合にて透過および反射する。特に、波長655nm付近で反射率が高く、波長405nm付近で低反射となる材料が望ましい。
HDDVD層12には、次世代DVD規格に従うデータフォーマットが適用されている。HDDVD層12にも、リードイン情報が保持されている。HDDVD層14は、青色レーザ光を規定された反射率にて反射するが、赤色レーザ光に対する反射率はこれに比べて極めて低くなる材料にて形成されている。
このように、ハイブリッド型の次世代DVDには、DVD層に対応するリードイン情報と、HDDVD層に対応するリードイン情報の2種類のリードイン情報が保持されている。
なお、DVD層が片面に2層配されたマルチレイヤータイプのDVDは、図1の構成において、HDDVD層12がDVD層に置き換わった構成となっている。この場合、ピックアップに近い方のDVD層のリードイン情報には、DVD層が2つ存在することを示す情報が含まれている。
また、HDDVD層が片面に2層配されたマルチレイヤータイプの次世代DVDは、図1の構成において、DVD層14がHDDVD層に置き換わった構成となっている。この場合も、ピックアップに近い方のHDDVD層のリードイン情報に、HDDVD層が2つ存在することを示す情報が含まれている。
DVD層が2層のディスクやHDDVD層が2層のディスクでは、リードイン情報はピックアップに近い方にのみ存在し、1種類のリードイン情報しか準備されていない。
図2(a)は、DVD層またはHDDVD層を片面に2層有するマルチレイヤータイプのDVDまたは次世代DVDに赤色レーザ光を照射してフォーカスサーチを行ったときのフォーカスエラー信号上のSカーブを模式的に例示するものである。
図2(b)は、ハイブリッド型次世代DVDに赤色レーザ光を照射してフォーカスサーチを行ったときのフォーカスエラー信号上のSカーブを模式的に例示するものである。
シングルレイヤータイプのDVD、次世代DVDに赤色レーザ光を照射してフォーカスサーチを行った場合は、フォーカスエラー信号上に、記録層によるSカーブが現れる。この場合、このSカーブの他にも、基板表面によるSカーブが現れるが、このSカーブのピーク間隔は図2(b)のピーク間隔PP2に比べ十分に小さいため、記録層によるSカーブを検出するための限界値を適宜設定することにより、このSカーブを記録層によるものとして誤検出することを回避することができる。これらのフォーカスエラー信号のSカーブの違い等から、プレーヤはディスク構成の判別を行い、ディスク構成に応じた設定でドライブを駆動してリードイン情報を取得する。
図3に、光ディスク装置の構成を示す。なお、同図には、再生系に関するブロックのみが示されている。
光ディスク装置は、光ピックアップ101と、信号生成回路102と、サーボ回路103と、レーザ駆動回路104と、復調回路105と、コントローラ106と、スピンドルモータ107と、AV処理回路108を備えている。
光ピックアップ101は、波長405nm程度の青色レーザ光と、波長655nm程度の赤色レーザ光を出射する半導体レーザが配備されている。さらに、これらレーザ光をディスク上に収束するための対物レンズと、対物レンズをフォーカス方向およびトラッキング方向に駆動する対物レンズアクチュエータと、ディスクからの反射光を受光する光検出器と、半導体レーザから出射される各レーザ光を対物レンズに導くとともにディスクからの反射光を光検出器に導く光学系を備えている。
信号生成回路102は、光ピックアップ101に配された光検出器からの信号を演算処理してRF信号、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号等の各種信号を生成し、これらを対応する回路に出力する。
サーボ回路103は、信号生成回路102から入力された信号をもとに、フォーカスサーボ信号およびトラッキングサーボ信号を生成し、光ピックアップ101の対物レンズアクチュエータに出力する。また、信号生成回路102から入力された信号をもとにモータサーボ信号を生成しスピンドルモータ107に出力する。
レーザ駆動回路104は、コントローラ106から入力される制御信号をもとに、光ピックアップ101内の半導体レーザに駆動信号を出力する。かかる制御により、青色レーザ光および赤色レーザ光の発光が適宜切り替えられる。
復調回路105は、信号生成回路102から入力されたRF信号を復調して再生データを生成しAV処理回路108に出力する。復調回路105は、次世代DVDデータフォーマットに従ってデータ復調を行う復調部(HDDVDデコーダ部)と、DVDデータフォーマットに従ってデータ復調を行う復調部(DVDデコーダ部)を備えている。何れの復調部を用いるかは、コントローラ106からの制御信号をもとに設定される。また、各復調部における復調の可否とリードイン情報等のサブ情報が、復調回路105からコントローラ106に出力される。
コントローラ106は、内蔵メモリに各種データを格納するとともに、あらかじめ設定されたプログラムに従って各部を制御する。コントローラ106には、ディスク判別処理時に、信号生成回路102から、フォーカスエラー信号が入力される。コントローラ106は、この信号をもとに、ディスク判別を行う。
AV処理回路108は、復調回路105から入力される再生データを処理して映像情報および音声情報を取得する。このうち、映像情報は、コントローラ106からの制御指示に従ってテレビ等の表示装置200に出力される。音声情報は、コントローラ106からの制御指示に従ってスピーカ等(図示せず)に出力される。この他、コントローラ106からの信号に応じて、適宜、所定の画面あるいは音声を出力するための情報がAV処理回路108から出力される。AV処理回路108は、かかる出力を行うための情報を予め保持している。
図4に、ディスク再生時の処理フローチャートを示す。
ディスクが装着されると、まず、ディスク判別処理が行われる(S101)。かかるディスク判別は、種々の手法を用いて行うことができる。たとえば、各記録層の情報をレーザ光と復調部を切り替えながら実際に復調し、復調の可否をもとにディスク判別を行うようにすることもできる。
本実施の形態では、図2に示すフォーカスエラー信号上のSカーブをもとにディスク判別が行われる。すなわち、赤色レーザ光が点灯された後、当該ディスクに対するフォーカスサーチが行われる。そして、フォーカスエラー信号上に現れるSカーブの個数をもとに、シングルレイヤータイプかマルチレイヤータイプかが判別される。マルチレイヤータイプの場合は、最も大きなSカーブのピーク間隔PP1と次に大きなSカーブのピーク間隔PP2の比(R=PP2/PP1)が算出される。そして、このピーク比Rが閾値以上であればDVD層またはHDDVD層が複数配されたマルチレイヤーディスクと判別される。一方、ピーク比Rが一定以上の大きさを持ち且つ閾値未満であれば、DVD層とHDDVD層が配されたハイブリッド型次世代DVDと判別される。
なお、DVD層またはHDDVD層が複数配されたマルチレイヤーディスクと判別された場合には、光ピックアップ側から見て最初に位置する記録層が赤色レーザ光にて読み取られる。そして、読み取られた信号が復調回路105のDVDデコーダ部にて復調され、復調可能であれば、DVD層が複数配されたマルチレイヤーディスクと判別される。復調不可であれば、HDDVD層が複数配されたマルチレイヤーディスクと判別される。
また、フォーカスエラー信号上に現れるSカーブの個数からシングルレイヤータイプと判別された場合には、当該記録層が赤色レーザ光にて読み取られる。そして、読み取られた信号が復調回路105のDVDデコーダ部にて復調され、復調可能であれば、DVD層が1層配されたシングルレイヤーディスクと判別される。復調不可であれば、HDDVD層が1層配されたシングルレイヤーディスクと判別される。
S101における判別結果がハイブリッド型次世代DVDでない場合、判別結果に対応するディスクモードにて再生が行われる(S110)。
S101における判別結果がハイブリッド型次世代DVDである場合は、赤色レーザが点灯され(S102)、光ピックアップ側から見て最初に位置するDVD層に対する再生が行われる(S102)。なお、S101おけるディスク判別が上記の如くして行われる場合は、S102はスキップされる。すなわち、S101における処理の際に既に赤色レーザが点灯されているため、この点灯をそのまま維持してS103における再生が行われる。
S101における判別結果がハイブリッド型次世代DVDである場合は、かかる再生処理に並行して、HDDVD層が存在することを通知するための処理が行われる(S120、S121)。すなわち、予め規定された通知タイミングに到達したかが判別される(S120)。そして、通知タイミングに到達したとき(S120:Y)、コントローラ106からAV処理回路108に制御指令が出力され、AV処理回路108から、HDDVD層が存在することを通知するための画像を含む画像情報が表示装置200に出力される。これにより、ユーザにHDDVD層が存在することが通知される。なお、かかる通知は、画像の他、音声によって出力されるようにしても良い。また、音声のみによって出力するようにしても良い。
S103にてDVD層の再生が行われているときに、ユーザからHDDVD層の再生指令が入力されると(S104:Y)、点灯レーザが青色レーザに切り替えられ(S105)、HDDVD層に対する再生が行われる(S106)。この再生は、再度、ユーザから、DVD層の再生を行う旨の指令が入力されるまで継続される。ユーザからDVD層の再生を行う旨の指令が入力されると(S107:Y)、点灯レーザが赤色レーザに切り替えられ(S102)、DVD層に対する再生が行われる(S103)。以下、上記と同様の処理が実行される。
なお、S120における通知タイミングは、たとえば、DVD層の再生初期に行われる、チャプターや再生言語等を選択するためのメニュー画面の表示タイミングとすることができる。または、DVD層の再生後、一定時間経過時、あるいは、一定時間経過毎とすることもできる。ただし、HDDVD層の存在は、なるべく早期に、ユーザに通知する方が良い。
なお、図4のフローチャートでは、通知タイミングに到達したかを監視し、当該タイミングに到達したときに、HDDVD層の通知画像を再生画像上に重ね表示するようにしたが、DVD層に記録された画像情報(コンテンツ情報)に、予め、HDDVD層が存在することを通知するための画像を含めておくようにすることもできる。たとえば、一連のコンテンツ情報のうち、再生初期のコンテンツ情報に当該通知を行うための画像を含めておく。こうすれば、当該コンテンツ情報が再生されることによりHDDVD層の通知画像が重ねて表示される。これにより、ユーザに、HDDVD層の存在が通知される。この場合、特に、図4のS120、S121における処理を行う必要はない。
あるいは、HDDVD層のコンテンツ情報がDVD層のコンテンツ情報に関連するものであるような場合には、DVD層のコンテンツ情報のうち、HDDVD層のコンテンツ情報に関連するものに、HDDVD層の通知画像を含めるようにすることもできる。たとえば、DVD層のコンテンツプログラム中に登場する登場人物や乗り物等のプロモーションビデオ情報がHDDVD層に記録されているような場合には、この登場人物や乗り物を表示する画像のコンテンツ情報に、HDDVD層の通知画像を含めておく。この場合、DVD層の再生時に、たとえば、図5のような画像が表示される。こうすると、ユーザは、見たいときにHDDVD層の再生を行うことができ、ユーザの嗜好性を高めることができる。
ところで、上記では、まず、DVD層を優先的に再生し、その後、適宜、HDDVD層の通知画面を表示させるようにしたが、ハイブリッド型次世代DVDであると判別したときに、コンテンツ再生に先立って、DVD層とHDDVD層の何れを選択するかをユーザに問い合わせるようにすることもできる。このようにすることで、コンテンツ提供者は、ハイビジョン映像(HDDVD)とそうでない映像(DVD)とを効果的に組み合わせてより質の高いコンテンツを提供することができる。
図6は、この場合の処理フローチャートを示すものである。
ディスクが装着されると、まず、上記と同様、ディスク判別処理が行われる(S201)。ここで、判別結果がハイブリッド型次世代DVDでない場合には、判別結果に対応するディスクモードにて再生が行われる(S230)。一方、判別結果がハイブリッド型次世代DVDである場合は、DVD層とHDDVD層の何れを再生するかをユーザに問い合わせるための画像情報(選択メニュー)がAV処理回路108から表示装置200に出力される(S202)。
かかる表示が行われた後、ユーザによる選択指示が行われるまでの待機時間を利用して、DVD層およびHDDVD層に対するリードイン情報の取得処理が行われる(S203)。すなわち、対応する波長のレーザ光が発光され、各層に対するリードイン情報の読み出しが行われる。このとき、復調回路105の復調部(HDDVDデコーダ部/DVDデコーダ部)は、適宜、再生対象の記録層に対応するものに設定される。そして、読み取られたリードイン情報がコントローラ106の内蔵メモリに格納される。
S202にて選択メニューが表示された後、ユーザから、DVD層の選択指示が入力されると(S204:DVD)、赤色レーザ光が点灯され(S205)、DVD層の再生が行われる(S206)。このとき、ユーザからHDDVD層の再生指令が入力されると(S207:Y)、点灯レーザが青色レーザに切り替えられ(S208)、HDDVD層に対する再生が行われる(S209)。この再生は、再度、ユーザから、DVD層の再生を行う旨の指令が入力されるまで継続される。ユーザからDVD層の再生を行う旨の指令が入力されると(S210:Y)、点灯レーザが赤色レーザに切り替えられ(S205)、DVD層に対する再生が行われる(S206)。以下、上記と同様の処理が実行される。
S202にて選択メニューが表示された後、ユーザから、HDDVD層の選択指示が入力されると(S204:HDDVD)、青色レーザ光が点灯され(S220)、HDDVD層の再生が行われる(S221)。このとき、ユーザからDVD層の再生指令が入力されると(S222:Y)、点灯レーザが赤色レーザに切り替えられ(S223)、DVD層に対する再生が行われる(S224)。この再生は、再度、ユーザから、HDDVD層の再生を行う旨の指令が入力されるまで継続される。ユーザからHDDVD層の再生を行う旨の指令が入力されると(S225:Y)、点灯レーザが青色レーザに切り替えられ(S220)、HDDVD層に対する再生が行われる(S221)。以下、上記と同様の処理が実行される。
図6のフローチャートによれば、ユーザが自分の意思のもとに再生したい記録層を選択することができ、ユーザにおける選択の自由度を高めることができる。また、選択メニュー表示時の待機時間を利用してリードイン情報が取得されるため、記録層の切り替え毎にパラメータを最適化してリードイン情報を読む必要がないので、シーク時間も無く、処理の円滑化を図ることができる。よって、再生中に映像が停止する時間を短くすることができ、ユーザは快適にコンテンツを鑑賞することができる。
なお、図6のフローチャートでは、S202において、予めAV処理回路108に保持されている選択メニュー表示用の画像情報が表示装置に出力される。これに代えて、DVD層とHDDVD層のリードイン情報から各記録層のコンテンツメニューを取得し、各記録層のコンテンツメニューを画面上にそれぞれ表示し、ユーザの選択に供するようにしても良い。こうすると、ユーザは、ディスク構造を意識することなくコンテンツを選択することができる。ただし、この場合は、図6のS203は、S202よりも前に実行されなければならない。よって、この場合は、上記図6の処理フローチャートの効果の一つである、記録層選択時の待機時間を利用してリードイン情報を取得できるとの効果を奏し得なくなる。
なお、本発明は、記録層に適用される信号フォーマットを特に限定するものではなく、異なる信号フォーマットの記録層を複数有するハイブリッド型光ディスクに広く適用可能なものである。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、上記の他、種々の実施形態を採り得るものである。本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
実施の形態に係るハイブリッド型次世代DVDの構造を示す図 実施の形態に係るフォーカスエラー信号のSカーブを説明する図 実施の形態に係る光ディスク装置の構成を示す図 実施の形態に係るディスク再生時の処理フローチャート 実施の形態に係るハイブリッド型次世代DVD再生時の表示例 他の実施の形態に係るディスク再生時の処理フローチャート
符号の説明
101 光ピックアップ
102 信号生成回路
103 サーボ回路
104 レーザ駆動回路
105 復調回路
106 コントローラ
108 AV処理回路

Claims (5)

  1. 異なる波長のレーザ光に対応する複数の記録層を有する光ディスクを再生可能な光ディスク装置において、
    装着されたディスクに異なる波長のレーザ光に対応する記録層が配されているかを判別する判別手段と、
    前記判別手段にて異なる波長のレーザ光に対応する記録層が配されていると判別されたときその旨をユーザに通知する通知手段と、
    ユーザからの指令入力に応じて再生対象の記録層を一の波長に対応する記録層から他の波長に対応する記録層に変更する変更手段と、
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 請求項1に記載の光ディスク装置おいて、
    前記通知手段は、前記判別手段にて異なる波長のレーザ光に対応する記録層が配されていると判別されたことに応じて、何れの波長に対応する記録層を再生するかを選択するための選択メニューを画面上に表示させる、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 請求項2に記載の光ディスク装置おいて、
    前記選択メニューの表示時に、装着されたディスクのリードイン情報を読み取ってメモリに記憶する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 請求項1に記載の光ディスク装置において、
    前記通知手段は、予め決められた通知タイミングの到来を監視し、該通知タイミングに達したときに、現在再生中の記録層以外に、他の波長に対応する記録層が存在することを通知する画像および/もしくは音声を出力する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 異なる波長のレーザ光に対応する記録層を有するとともに、各記録層に画像情報が記録され、少なくとも一つの記録層の画像情報に、他の波長に対応する記録層が存在することを通知するための表示が重ね合わされた画像情報が含まれている、
    ことを特徴とするハイブリッド型光ディスク。
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