JP4780024B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、DVD(Digital Versatile Disc)のような光ディスクからデジタル情報を再生する光ディスク装置に関し、特に、通常の再生より再生速度の速い高速再生を行う光ディスク装置に関するものである。
従来より、DVD等の光ディスクを再生する光ディスク装置は、別名早送りと呼ばれる高速再生機能を有している。この光ディスクでは、ビデオオブジェクトユニット(VOBU)と呼ばれる単位でコンテンツデータが記録されている。DVDの規格では、現在再生中のVOBUの次に取得するVOBUのアドレスは、VOBUの先頭に記録されているナビゲーションパックNV_PCKの中に、VOBU_SRI(ビデオオブジェクトユニットサーチ情報)として記録される。VOBU_SRIには、現在のVOBUの再生時刻の前後0.5×M秒に再生されるVOBUの先頭アドレスが複数記録されている。
光ディスク装置は、通常再生時、記録されているVOBUの順番で再生する。一方、通常再生より再生速度の速い高速再生時、光ディスク装置は、上記のVOBU_SRIに基づいて、VOBUを複数個おきに飛び越して再生し、時間的に離れたVOBUを順次再生する。この高速再生において、飛び越し数が多い高倍速の高速再生に対応するために、上記VOBU_SRIに、現在のVOBUから時間的に大きく離れたVOBUの先頭アドレスが記録されている必要がある。
以上のような光ディスク装置に対して、ユーザが所望の再生速度を指定して光ディスクの高速再生を指示すると、光ディスク装置は、指定された再生速度で光ディスクを高速再生する。
なお、特許文献1では、再生装置が提案されている。
特開2006−202402公報
しかしながら、VOBU_SRIに、現在のVOBUから何個離れたVOBUの先頭アドレスまで記載するかは、DVDの規格で決められている。例えばDVD+VRフォーマットでは、6(=M)個離れたVOBUの先頭アドレスまで記載すると決められている。そのため、従来の光ディスク装置では、DVDの規格に応じて、高速再生の再生速度に限界があった。
よって、ユーザが指定できる高速再生の再生速度に制限があった。例えばDVD+VRフォーマットでは、M=6であるため、0.5×6=3秒飛ばしの高速再生までしかできなかった。従って、従来の光ディスク装置では、ユーザの使い勝手が悪かった。
本発明はこのような従来の課題を解決しようとするものであり、高速再生の再生速度をユーザが自由に指定できるように構成した光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明の光ディスク装置は、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
コンテンツデータがユニット毎に記録されているとともに、各ユニットより内周に、前記各ユニットのアドレスを示す全位置情報が記録されている光ディスクから、各ユニットを順次読取って再生する再生手段を備え、
前記各ユニットは、前記コンテンツデータとともに、自ユニットから予め定められたM個先までに存在するユニットのアドレスを示すM個位置情報を格納する光ディスク装置において、
前記光ディスクの再生が指示された時に、前記光ディスクに記録されている前記全位置情報を記憶する記憶手段と、
前記各ユニットを複数個おきに飛び越して再生する高速再生が再生中に指示されると、現在再生中のユニットの飛び越し先となる飛び先ユニットが、前記現在再生中のユニットから前記M個先までに存在するかどうかを判断するアドレス検出手段と、を備え、
前記アドレス検出手段は、
(ST1)前記飛び先ユニットが前記M個先までに存在する場合、前記現在再生中のユニットに格納されている前記M個位置情報を参照して前記飛び先ユニットのアドレスを検出し、
(ST2)前記飛び先ユニットが前記M+1個以上先に存在する場合、前記記憶手段から前記全位置情報を参照して前記飛び先ユニットのアドレスを検出し、
前記再生手段は、前記アドレス検出手段が検出したアドレスに存在する前記飛び先ユニットを読取って再生する。
この構成において、光ディスクは、例えばDVD+VRフォーマットで予め記録されている。
ユーザが高速再生を再生中に指示すると、アドレス検出手段は、上記の判断を行う。そして、アドレス検出手段は、その判断結果に応じて後の処理を変える。
飛び先ユニットがM個先までにある場合、飛び先ユニットのアドレスが現在再生中のユニット中のM個位置情報に記述されているため、アドレス検出手段は、そのM個位置情報を参照して飛び先ユニットのアドレスを検出する。そして、再生手段が、飛び先ユニットのアドレスに存在する飛び先ユニットを再生する。この結果、光ディスク装置は、再生中のユニットのM個位置情報に基づいて、ユニットを複数個おきに飛び越して再生し、時間的に離れたユニットを順次再生していく。
一方、飛び先ユニットがM+1個以上先に存在する場合、飛び先ユニットのアドレスがM個位置情報に記述されていないため、アドレス検出手段は、記憶手段から全位置情報を参照する。そして、アドレス検出手段は、飛び先ユニットのアドレスを全位置情報から検出する。この結果、光ディスク装置は、全位置情報に基づいて、ユニットを複数個おきに飛び越して再生し、時間的に離れたユニットを順次再生していく。
以上により、光ディスク装置は、どのようなフォーマットで記録された光ディスクでも、M/2秒飛ばし以上の高速再生ができる。そのため、ユーザは、DVDの規格に関係なく、高速再生の再生速度を自由に指定できる。従って、ユーザの使い勝手が向上できる。
また、この構成では、記憶手段が全位置情報を記憶しているため、アドレス検出手段は、全位置情報を光ディスクから参照する場合と比べ、全位置情報を素早く参照することができる。これにより、ユーザが高速再生を指示してから高速再生が開始するまでの時間を短縮できる。従って、ユーザの使い勝手が一層向上できる。
(3)前記光ディスクの再生が指示された時に、前記光ディスクに記録されている前記全位置情報を前記記憶手段に記憶させるか否かを切替える切替手段を備える。
この構成において、光ディスクに記録されている全位置情報を記憶手段に記憶させる方にユーザが切替キーで切替えると、アドレス検出手段は、上述の通り、記憶手段から全位置情報を参照する。そのため、ユーザが高速再生を指示してから高速再生が開始するまでの時間を短縮できる。
一方、光ディスクに記録されている全位置情報を記憶手段に記憶させない方にユーザが切替キーで切替えると、アドレス検出手段は、光ディスクから全位置情報を参照する。光ディスクから参照する場合、アドレス検出手段は、現在アクセスしているユニットから、全位置情報が存在する光ディスクの内周まで移動しなければならない。そのため、ユーザが高速再生を指示してから高速再生が開始するまで、多くの時間を要する。しかし、光ディスクに記録されている全位置情報を記憶手段に記憶させない分、ユーザが再生を指示してから再生が開始されるまでの時間は短縮される。
よって、再生を指示してから再生が開始するまでの時間を短縮させるか、高速再生を指示してから高速再生が開始するまでの時間を短縮させるか、をユーザが自分の使用方法に応じて切替えできる。従って、ユーザの使い勝手が一層向上できる。
この発明によれば、ユーザは、DVDの規格に関係なく、高速再生の再生速度を自由に指定できる。従って、ユーザの使い勝手が向上できる。
以下、本発明の実施形態である光ディスク装置について説明する。
図1は、本発明の実施形態である光ディスク装置の主要な構成を示すブロック図である。光ディスク装置1は、装置本体1にセットされている光ディスク100に対し指定されたアドレスのデータの読取を行うピックアップヘッド2(以下、PUヘッド2という。)と、RFアンプなどの再生回路3と、データをデコードするデコーダ4と、データをD/A変換するD/A回路5と、装置本体1の各部の動作を制御する制御部6と、情報を表示する表示部9と、ユーザからの入力操作を受付ける操作部10と、制御方法が記述された制御プログラムを予め記憶する記憶部11と、を備える。
光ディスク装置1は、所謂DVDプレーヤである。光ディスク100は、ブルーレイディスク、CD、又はDVDである。光ディスク100には、テレビ番組等のコンテンツが記録されている。
なお、この実施形態では、光ディスク装置で説明しているが、ハードディスクレコーダでも構わない。この場合、メディアは、ハードディスクとなる。
PUヘッド2は、図示しないレーザダイオード(LD)、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、対物レンズ、フォトディテクタ、スレッドモータ、2軸のアクチュエータを備えている。
PUヘッド2は、光ディスク100の半径方向に延びる軸に移動自在に取り付けられている。スレッドモータ7が、PUヘッド2を光ディスク100の半径方向に移動させる。
LDは、レーザ光を出力する光源である。フォトディテクタは、複数の受光素子で形成されており、光ディスク100からの反射光を検出する。フォトディテクタは、例えば、受光領域がほぼ均等に4分割されており、4つの受光領域を形成している。
対物レンズは、光ディスク100に対するレーザ光の照射位置を調節する。また、2軸のアクチュエータは、対物レンズを光ディスク100に接離する方向、および光ディスク100の半径方向に移動させる。
次に、再生時における動作を以下説明する。
PUヘッド2は、光ディスク100に対して読取パワーのレーザ光を照射し、光ディスク100からの反射光をフォトディテクタで検出する。これにより、光ディスク100に記録されているデータを光学的に読み出す。
再生回路3は、PUヘッド2の複数の受光素子の出力に基づいてRF信号を生成して増幅し、該RF信号を処理してAV(Audio Visual)データを取り出す。ここで、取り出されるAVデータは、光ディスク100のコンテンツが記述されているデータであり、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)でエンコードされている。そして、そのAVデータは、再生回路3内蔵のバッファRAM(不図示)に一旦格納された後、順次読み出され、デコーダ4に転送(出力)される。
デコーダ4は、バッファRAMに記憶(格納)されているAVデータをデコードする。デコードされたAVデータは、デコーダ4内蔵のデコードRAM(不図示)に一旦格納された後、再び読み出され、D/A回路5に順次転送される。
D/A回路5は、デコーダ4によって伸長されたAVデータをアナログの再生信号に変換し、その再生信号を外部に出力する。D/A回路5には、テレビジョン101が接続される。ユーザは、テレビジョン101において、再生信号に基づく画像および音声を視聴する。
また、操作部10は、装置本体に対する入力操作を行う複数の操作キー(不図示)や、図示していないリモコンから送信されてきた装置本体1に対する制御コードを受信するリモコン受信部(不図示)を有している。操作部10は、ユーザにより操作された操作キーに応じた制御コードや、リモコン受信部で受信した制御コードを制御部6に伝送する。
上記複数の操作キーの中には、光ディスク100に記録されている画像や音声を再生する再生キー(不図示)と、所望の再生タイトルを選択するための選択キー(不図示)と、再生速度を指定して光ディスク100に記録されている画像や音声を高速再生する早送りキー(不図示)と、がある。
記憶部11は、例えばEEPROMで構成されている。
表示部9は、例えば液晶パネルで構成されている。表示部9は、時刻、光ディスク装置1の設定状態などを表示する。
制御部6は、例えばマイクロコンピュータで構成されている。また、制御部6は、制御プログラムで処理されるデータを展開するワークフィールドとしてのRAM6Aを内蔵する。
ここで、再生回路3及びPUヘッド2が、本発明の「再生手段」に相当する。光ディスク装置1が、本発明の「再生装置」に相当する。制御部6が、本発明の「アドレス検出手段」に相当する。
なお、実際の光ディスク装置では、読取時に、レーザ光の照射時間を光ディスクのトラックの中心に合わせるトラッキングサーボ制御と、レーザ光の合焦時間を光ディスクの記録面に合わせるフォーカスサーボ制御と、を行っているが、本発明の実施形態では図示を省略している。
図2は、DVD+VRフォーマットで記録された光ディスク上のデータのデータ構造を示す図である。DVD−Videoフォーマットで記録された光ディスク100上には、図2Aに示すように、その内周から外周にかけてVMGI95、VMGM_VOBS96、VMGIbup97、タイトル1001〜3001が記録されている。この実施形態では、3タイトル収録されている。
VMGI(Video Manager Information)95には、DVD−Video全体の再生関連情報(制御情報)、いわゆるルートメニューの情報が記述されている。例えば、VTSIのアドレス情報等もここに記述されている。
VMGM_VOBS(Video Object Set for VMG Menu)96には、タイトルメニューで使用するコンテンツが記述されている。このコンテンツは、例えば、光ディスク100に記録されている全タイトルの一覧を示すタイトル画面である(後述の図5参照)。
VMGIbup97は、VMGI95のバックアップファイルである。
以下、VMGと言う時は、VMGI95又はVMGM_VOBS96を指す。
次に、タイトル1001〜3001は、DVD規格であるDVD‐VIDEOのデータ構造に近づけるため、タイトル内のそれぞれの構成要素が分離され、同種の構成要素でまとめられて光ディスク100上に記録されている。具体的には、タイトル1001〜3001のVTSI1002〜3002は、まとめられてVMGIbup97の後ろに記録されている。VOBS1003〜3003についても同様に、まとめられてVTSI1002〜3002の後ろに記録されている。そのため、DVD+VRフォーマットで記録された光ディスク100は、DVD‐VIDEOのみ再生可能な再生装置においても再生できる。
タイトル1001〜3001を代表して、タイトル1001のデータ構造について以下説明する。
また、タイトル1001は、VTSI(Video Title Set Information)1002とVOBS(Video Object Set)1003とVTSIbup1004とから構成されている(図2A参照)。
VTSI1002には、そのVOBS1003に対する制御情報が記述されている。
VOBS1003には、タイトル再生のためのコンテンツが記述されている。該VOBS1003には、図2Bに示すように、複数のセル1010〜1019から構成されている。
VTSIbup1004には、VTSI1002のバックアップファイルが記述されている。
DVD+VRフォーマットにおいて、データは、予め決められたセル単位で記録される。セル1010は、複数のVOBU(Video Object Unit)1020〜1029で構成される(図2C参照)。1タイトルのセルの最大数は255セルである。そのため、光ディスクに10時間分のデータを記録する場合、1セルは、例えば2分30秒である。1VOBUは、例えば0、5秒である。
なお、他のセル、例えばセル1011でも、セル1010と同じ構造となっている。
VOBU1029には、先頭にNV_PCK(Navigatyion Pack)1030が置かれ、続いてビデオデータやオーディオデータ(AVデータ)などがパック化されて挿入される(図2D参照)。
なお、他のVOBU、例えばVOBU1020でも、VOBU1029と同じ構造となっている。
ここで、全てのVOBUを代表して、VOBU1029について以下説明する。この際、現在VOBU1029が再生されていると仮定して説明する。
図3は、図2のNV_PCK1030中に格納されている内容を示す図である。DVDの規格では、現在再生中のVOBU1029の次に取得するVOBUのアドレスは、VOBU1029の先頭に記録されているナビゲーションパックNV_PCK1030の中に、VOBU_SRI(ビデオオブジェクトユニットサーチ情報)30として記録されている。図3に示すFWDIは、現在のVOBU1029の再生時刻の前0.5×M秒に再生されるVOBUの先頭アドレスを示す情報である。図3に示すBWDIは、現在のVOBU1029の再生時刻の後0.5×M秒に再生されるVOBUの先頭アドレスを示す情報である。即ち、VOBU_SRI30には、現在のVOBU1029の再生時刻の前後0.5×M秒に再生されるVOBUの先頭アドレスが記録されている。DVD+VRフォーマットではM=6であるため、現在のVOBU1029の再生時刻の前後3秒に再生されるVOBUの先頭アドレスがVOBU_SRI30に記録されている。
光ディスク装置1は、通常再生時、記録されているVOBUの順番で再生する。一方、高速再生時、光ディスク装置1は、再生中のVOBUのVOBU_SRIに基づいて、VOBUを複数個おきに飛び越して再生し、時間的に離れたVOBUを順次再生する。
なお、VOBU1029が、本発明の「ユニット」に相当する。また、VOBU_SRI30が、本発明の「M個位置情報」に相当する。
次に、全てのVTSIを代表して、タイトル1001のVTSI1002について以下説明する。
図4は、図2のVTSI1002中に格納されている内容を示す図である。VTSI1002中には、タイトル1001中に存在する全VOBUの各アドレスを示すADMAP(アドレスマップ)1102が記録されている。ADMAP1102は、位置情報の集合体と定義する。例えばタイトル1001の特定の再生時間を指定したタイムサーチ再生がユーザから指示されると、光ディスク装置1は、その特定の再生時間に対応するVOBUのアドレスをADMAP200から検出し、そのアドレスのVOBUからAVデータを再生する。
なお、ADMAP200が、本発明の「全位置情報」に相当する。
図5は、本発明の実施形態である光ディスク装置の制御部が行う動作を示すフローチャートである。この動作は、ユーザが光ディスク100を光ディスク装置1にセットして、再生キーを押下した時の動作である。
再生キーが押下されて光ディスク100の再生が指示されると、制御部6は、PUヘッド2に指示して、光ディスク100に記録されているVMG96を再生する(S1)。
これにより、VMG96に記録されているタイトルの一覧がテレビジョン101に表示される(S2)。ユーザは、テレビジョン101でこのタイトルの一覧を見て、選択キーを押下して所望のタイトルを選択する。この実施形態では、ユーザがタイトル1001を選択したものとして、以下説明する。
制御部6は、選択キーで選択されたタイトル1001へPUヘッド2を移動させる(S3)。
そして、制御部6は、タイトル1001のVTSI1002をPUヘッド2に参照させる(S4)。これにより、制御部6は、タイトル1001の制御情報を、再生回路3を介して取得する。制御情報には、上記のADMAP200も含まれる。
制御部6は、VTSI1002中に格納されているADMAP200をRAM6A上に展開しておく(S5)。
なお、この実施形態では、S5においてADMAP200をRAM6A上に展開しているが、実施の際は、S5の処理をスルーしても構わない。この場合、後述のS104において光ディスク100からADMAP200を参照する。また、実施の際は、S5においてADMAP200を記憶部11上に展開しても構わない。
制御部6は、PUヘッド2に指示して、タイトル1001内のVOBS1003を再生する(S6)。この結果、光ディスク装置1は、VOBS1003に記録されているVOBUを先頭のVOBU1020から順番に再生する。これにより、ユーザは、テレビジョン101において、VOBS1003に含まれる画像および音声を視聴する。
最後のセル1019の終端に到達するまで(S8)、即ち再生中、制御部6は、操作部10で早送りが指示されたかどうかを判断する(S7)。S7及びS8では、ユーザが、再生中に早送りキーを押下して、所望の再生速度で再生タイトルを高速再生できる状態となっている。この再生速度は、早送りキーを押下した押下回数に応じて上がる。再生速度と押下回数との関係は、「X秒飛ばしの高速再生=0、5×押下回数」である。例えば、ユーザが早送りキーを3回押下すると、1、5秒飛ばしの高速再生となる。
最後のセル1019の終端に到達すると(S8)、制御部6は、PUヘッド2に指示して、光ディスク100の再生を停止し(S9)、本処理を終了する。
一方、再生中に高速再生(早送り)が指示されると、制御部6は、+VR早送り処理を実行する(S10)。
図6は、+VR早送り処理における制御部の動作を示すフローチャートである。この動作は、VOBUの再生中にユーザが早送りキーを押下した時の動作である。この動作では、現在再生中のVOBUがVOBU1029であると仮定して以下説明する。
再生中に高速再生(早送り)が指示されると、制御部6は、現在再生中のVOBU1029の飛び越し先となる飛び先VOBUが、現在再生中のVOBU1029から(M=)6個先までに存在するかどうかを判断する(S101)。S101では、ユーザが指定した再生速度に応じて以下の動作を変えている。つまり、3秒飛ばしまでの高速再生が指示された場合、即ちユーザが早送りキーを6回以下押下すると、判断肯定となる。例えばユーザが早送りキーを3回押下すると、1、5秒飛ばしの高速再生となるため、判断肯定となる。一方、ユーザが早送りキーを8回押下すると、4秒飛ばしの高速再生となるため、判断否定となる。
S101において飛び先VOBUが6個先までに存在する場合、制御部6は、現在再生中のVOBU1029に格納されているVOBU_SRI30をPUヘッド2で読取って、VOBU_SRI30を参照する(S102)。この処理を設けた理由は、6個先まであれば、飛び先VOBUのアドレスがVOBU_SRI30に記述されているからである。
制御部6は、VOBU_SRI30から飛び先VOBUのアドレスを検出する(S103)。
制御部6は、検出したアドレスに存在する飛び先VOBUを読取らせて、再生する(S107)。
そして、制御部6は、再生が指示されるまで(S108)、S101、S102、S103、S107を順に繰り返す。この結果、光ディスク装置1は、再生中のVOBUのVOBU_SRIに基づいて、例えばVOBUを3個おきに飛び越して再生し、時間的に離れたVOBUを順次再生していく。即ち、1、5秒飛ばしの高速再生が行われる。この繰り返しの流れについて詳述すると、S107において飛び先VOBUを現在再生中のVOBUとして再生すると、制御部6は、今度は該飛び先VOBU中のVOBU_SRIを参照して、該飛び先VOBUのさらに飛び越し先となる飛び先VOBUのアドレスを検出する(S101、S102、S103)。そして、制御部6が、S107において、検出したアドレスに存在する飛び先VOBUを再生する。以後、これが繰り返されて高速再生が実現する。この高速再生中、ユーザは、再生を再開したい地点で再生キーを押下する。
高速再生中に再生キーが押下されると、制御部6は、通常再生を再開する(S109)。そして、制御部6は、図5のS7に戻り処理を継続する。
一方、S101において飛び先VOBUが7個以上先に存在する場合、制御部6は、図5のS5でRAM6Aに記録しておいたADMAP200を参照する(S104)。この処理を設けた理由は、7個以上先に存在する場合、飛び先VOBUのアドレスがVOBU_SRI30に記述されていないからである。そのため、S104では、飛び先VOBUのアドレスが記述されているADMAP200を参照している。
なお、S5の処理をスルーさせた場合、制御部6は、S104において光ディスク100からADMAP200を参照する。しかし、光ディスク100から参照する場合、制御部6は、PUヘッド2を、現在アクセスしているVOBU1029から内周のVTSI1002に移動させなければならない。そのため、ユーザが高速再生を指示してから高速再生が開始するまで、多くの時間を要する。その間、ユーザを待たせてしまう。
制御部6は、ADMAP200内で、現在再生中のVOBU1029に対応する位置情報を検索する(S105)。この処理は、制御部6が現在再生中のVOBU1029のアドレスをPUヘッド2から取得し、同じアドレスが記述されている位置情報をADMAP200内で検索することにより行われる。ここで、現在再生中のVOBU1029に対応する位置情報が、位置情報1200とする(図4参照)。この位置情報1200に、現在再生中のVOBU1029のアドレスが記述されているとする。
続いて、制御部6は、現在再生中のVOBU1029に対応する位置情報を基準にして、飛び先VOBUのアドレスをADMAP200から検出する(S106)。この処理は、例えば早送りキーが8回押下された4秒飛ばしの高速再生であれば、その基準となる位置情報1200から8個先のVOBUの位置情報1208を参照することにより行われる(図4参照)。この位置情報1208に、8個先のVOBUのアドレスが記述されている。
制御部6は、検出したアドレスに存在する飛び先VOBUをPUヘッド2に読取らせて、再生する(S107)。
そして、制御部6は、再生が指示されるまで(S108)、S101、S104〜S107を順に繰り返す。この結果、光ディスク装置1は、ADMAP200に基づいて、例えばVOBUを8個おきに飛び越して再生し、時間的に離れたVOBUを順次再生していく。即ち、4秒飛ばしの高速再生が行われる。この高速再生中、ユーザは、再生を再開したい地点で再生キーを押下する。
高速再生中に再生キーが押下されると、制御部6は、通常再生を再開する(S109)。そして、制御部6は、図5のS7に戻り処理を継続する。
以上により、光ディスク装置1は、DVD+VRフォーマットで記録された光ディスク100を、3、5秒飛ばし以上の高速再生ができる。そのため、ユーザは、DVDの規格に関係なく、高速再生の再生速度を自由に指定できる。従って、ユーザの使い勝手が向上できる。
また、制御部6は、図5のS5でADMAP200をRAM6A上に展開させているため、図6のS104でADMAP200を素早く参照することができる。これにより、ユーザが高速再生を指示してから高速再生が開始するまでの時間を短縮できる。従って、ユーザの使い勝手が一層向上できる。
また、本発明の実施形態は、以下の変形例を採用することができる。
光ディスク100の再生が指示された時に、光ディスク100に記録されているADMAP200をRAM6Aに記憶させるか否かを切替える切替キーを、操作部10に設けても構わない。
光ディスク100に記録されているADMAP200をRAM6Aに記憶させる方にユーザが切替キーで切替えると、制御部6は、上述の通り、図6のS104においてRAM6AからADMAP200を参照する。そのため、ユーザが高速再生を指示してから高速再生が開始するまでの時間を短縮できる。
一方、光ディスク100に記録されているADMAP200をRAM6Aに記憶させない方にユーザが切替キーで切替えると、制御部6は、図5のS5をスルーし、図6のS104において光ディスク100からADMAP200を参照する。光ディスク100から参照する場合、制御部6は、PUヘッド2を、現在アクセスしているVOBU1029から内周のVTSI1002に移動させなければならない。そのため、ユーザが高速再生を指示してから高速再生が開始するまで、多くの時間を要する。しかし、光ディスク100に記録されているADMAP200をRAM6Aに展開するS5の処理をスルーする分、ユーザが再生を指示してから再生が開始されるまでの時間は短縮される。
よって、再生を指示してから再生が開始するまでの時間を短縮させるか、高速再生を指示してから高速再生が開始するまでの時間を短縮させるか、をユーザが自分の使用方法に応じて切替えできる。従って、ユーザの使い勝手が一層向上できる。
本発明の実施形態である光ディスク装置の主要な構成を示すブロック図 DVD+VRフォーマットで記録された光ディスク上のデータのデータ構造を示す図 図2のNV_PCK1030中に格納されている内容を示す図 図2のVTSI1002中に格納されている内容を示す図 本発明の実施形態である光ディスク装置の制御部が行う動作を示すフローチャート +VR早送り処理における制御部の動作を示すフローチャート
符号の説明
1−光ディスク装置
2−ピックアップヘッド
3−再生回路
4−デコーダ
5−DAC
6A−RAM
6−制御部
9−表示部
10−操作部
11−記憶部
30−VOBU_SRI
100−光ディスク
101−テレビジョン
200−ADMAP

Claims (4)

  1. コンテンツデータがユニット毎に記録されているとともに、各ユニットより内周に、前記各ユニットのアドレスを示す全位置情報が記録されている光ディスクから、各ユニットを順次読取って再生する再生手段を備え、
    前記各ユニットは、前記コンテンツデータとともに、自ユニットから予め定められたM個先までに存在するユニットのアドレスを示すM個位置情報を格納する光ディスク装置において、
    前記光ディスクの再生が指示された時に、前記光ディスクに記録されている前記全位置情報を記憶する記憶手段と、
    前記各ユニットを複数個おきに飛び越して再生する高速再生が再生中に指示されると、現在再生中のユニットの飛び越し先となる飛び先ユニットが、前記現在再生中のユニットから前記M個先までに存在するかどうかを判断するアドレス検出手段と、を備え、
    前記アドレス検出手段は、
    (ST1)前記飛び先ユニットが前記M個先までに存在する場合、前記現在再生中のユニットに格納されている前記M個位置情報を参照して前記飛び先ユニットのアドレスを検出し、
    (ST2)前記飛び先ユニットが前記M+1個以上先に存在する場合、前記記憶手段から前記全位置情報を参照して前記飛び先ユニットのアドレスを検出し、
    前記再生手段は、前記アドレス検出手段が検出したアドレスに存在する前記飛び先ユニットを読取って再生する光ディスク装置。
  2. 前記記憶手段は、RAM又はEEPROMで構成される、請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 前記光ディスクの再生が指示された時に、前記光ディスクに記録されている前記全位置情報を前記記憶手段に記憶させるか否かを切替える切替手段を備える請求項1又は2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記光ディスクは、DVDである請求項1から3のいずれかに記載の光ディスク装置。
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