JP2009048717A - 光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光ディスクのセット後にユーザが席を外しても広告が先頭から再生されるようにし、ユーザの使い勝手を向上させた光ディスク装置を提供する。
【解決手段】制御部6は、操作禁止情報に従ってDVD100の自動再生を開始する。入力操作の禁止が解除されると、制御部6は、入力操作の禁止が解除される解除地点Pで再生を停止するようPUヘッド2に指示する。そして、ユーザが再生キーを押下すると、制御部6は、解除地点Pから、即ち広告領域96Bの先頭からPUヘッド2に読取らせ、広告領域96Bを先頭から再生再開する。この結果、広告画像や広告音声が最初からTV101で再生される。これにより、警告文領域96Aが再生されている間に席を外しても、ユーザは、席に戻って来た時に再生キーを押下することで、広告領域96Bの先頭から再生できる。
【選択図】 図3
【解決手段】制御部6は、操作禁止情報に従ってDVD100の自動再生を開始する。入力操作の禁止が解除されると、制御部6は、入力操作の禁止が解除される解除地点Pで再生を停止するようPUヘッド2に指示する。そして、ユーザが再生キーを押下すると、制御部6は、解除地点Pから、即ち広告領域96Bの先頭からPUヘッド2に読取らせ、広告領域96Bを先頭から再生再開する。この結果、広告画像や広告音声が最初からTV101で再生される。これにより、警告文領域96Aが再生されている間に席を外しても、ユーザは、席に戻って来た時に再生キーを押下することで、広告領域96Bの先頭から再生できる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、入力操作を禁止する領域を示す操作禁止情報に従って、光ディスクを自動再生する光ディスク装置に関するものである。
従来、DVD、ブルーレイディスク等の光ディスクに記録されている画像や音声の再生を行う光ディスク装置が実用化され、一般に普及している。このような光ディスク装置は、光ディスクがセットされたときに自動的に再生する自動再生機能を備えており、ユーザが再生操作を行わなくてもコンテンツの最初から再生する。
光ディスクに録画するソフトを制作するソフト制作会社は、このような自動再生機能を利用して、複製禁止等の警告文と宣伝のための広告画像とを、本編に付属するコンテンツとして光ディスクに記録する。これにより、ユーザが光ディスクを光ディスク装置にセットしたとき、光ディスク装置は、自動的にその警告文部分から再生を開始し、その再生が終了すると広告部分を再生し、その再生が終了してから初めて本編の映像の再生を開始する。
さらに、ソフト制作会社は、ユーザが上記の警告文部分を必ず見なければならないように設定していることが多い。詳述すると、ソフト制作会社は、入力操作を禁止する領域を示す操作禁止情報を光ディスクに記録する。例えば、ソフト制作会社は、上記のような警告文部分のデータ再生中には早送り操作や停止操作を無効とする情報を操作禁止情報として光ディスクに記録する。これにより、警告文部分の自動再生中、ユーザが警告文部分を飛ばしたいと思って早送りキーを押しても、この操作が無効とされる。
なお、特許文献1では、DVDプレーヤが提案されている。
特開2001−291377公報
なお、特許文献1では、DVDプレーヤが提案されている。
しかしながら、上記の広告部分は、上記の警告部分の続きに再生される部分である。そのため、操作禁止の警告部分の再生時に席を外すと、席に戻って来た時に広告部分がある程度再生されてしまっていることが多い。よって、広告部分を先頭から見たい場合、ユーザは、席を外さずに、操作禁止の警告部分の再生が終了するのを待たなければならなかった。また、制作した広告をユーザに全て見てもらいたいというソフト制作会社側の要望もある。
本発明はこのような従来の課題を解決しようとするものであり、光ディスクのセット後にユーザが席を外しても広告が先頭から再生されるようにし、ユーザの使い勝手を向上させた光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明の光ディスク装置は、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(1)画像と音声のコンテンツを示すコンテンツデータと、前記コンテンツデータ中において入力操作を禁止する領域を示す操作禁止情報と、が記録された光ディスクが装置本体にセットされると、前記操作禁止情報に従って前記光ディスクを自動再生する再生手段を備える光ディスク装置において、
前記コンテンツデータは、前記操作禁止情報において前記入力操作が禁止されている操作禁止領域であって前記自動再生において一番最初に再生される操作禁止領域と、ユーザに宣伝するための広告画像が記録された広告領域であって前記操作禁止領域の続きに再生される広告領域と、を有し、
前記光ディスクが装置本体にセットされ、前記再生手段が前記光ディスクを自動再生する時、前記入力操作の禁止が解除される解除地点で再生を停止するよう前記再生手段に指示する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記光ディスクの再生が指示されると、前記解除地点から再生再開するよう前記再生手段に指示する。
前記コンテンツデータは、前記操作禁止情報において前記入力操作が禁止されている操作禁止領域であって前記自動再生において一番最初に再生される操作禁止領域と、ユーザに宣伝するための広告画像が記録された広告領域であって前記操作禁止領域の続きに再生される広告領域と、を有し、
前記光ディスクが装置本体にセットされ、前記再生手段が前記光ディスクを自動再生する時、前記入力操作の禁止が解除される解除地点で再生を停止するよう前記再生手段に指示する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記光ディスクの再生が指示されると、前記解除地点から再生再開するよう前記再生手段に指示する。
この構成において、前記入力操作は、例えば、再生の停止を指定する停止操作、前記自動再生より再生速度の速い高速再生を指定する早送り操作、次のチャプタに再生位置を飛ばす「F.SKIP」操作、前記自動再生と逆向きに再生する逆方向再生を指定する巻戻し操作、である。また、操作禁止領域は、少なくとも警告文を含む領域である。
この構成では、ユーザが光ディスクを装置本体にセットすると、再生手段が光ディスクの自動再生を開始する。操作禁止領域が再生されている間、入力操作は禁止される。そのため、この間にユーザが早送り等の入力操作を行っても、光ディスク装置は、その入力操作を受付けない。
入力操作の禁止が解除されると、再生手段は、制御手段の指示により、解除地点で再生を停止する。これにより、制御手段および再生手段は、操作禁止領域の続きの広告領域の先頭である解除地点(アドレス)を把握できる。そのため、席に戻った時にユーザが光ディスクの再生を指示しても、再生手段は広告領域の先頭から再生できる。
そして、席に戻った時、ユーザが光ディスクの再生を指示する。すると、解除地点から再生が再開され、広告画像が最初から再生される。
以上より、操作禁止領域が再生されている間に席を外しても、ユーザは、席に戻って来た時に再生を指示することで、広告領域の先頭から再生できる。そのため、ユーザは、席を外さずに、操作禁止領域の再生が終了するのを待つ必要がなくなる。従って、ユーザの使い勝手が向上する。また、制作した広告をユーザに全て見てもらいたいというソフト制作会社側の要望もかなえることができる。
入力操作の禁止が解除されると、再生手段は、制御手段の指示により、解除地点で再生を停止する。これにより、制御手段および再生手段は、操作禁止領域の続きの広告領域の先頭である解除地点(アドレス)を把握できる。そのため、席に戻った時にユーザが光ディスクの再生を指示しても、再生手段は広告領域の先頭から再生できる。
そして、席に戻った時、ユーザが光ディスクの再生を指示する。すると、解除地点から再生が再開され、広告画像が最初から再生される。
以上より、操作禁止領域が再生されている間に席を外しても、ユーザは、席に戻って来た時に再生を指示することで、広告領域の先頭から再生できる。そのため、ユーザは、席を外さずに、操作禁止領域の再生が終了するのを待つ必要がなくなる。従って、ユーザの使い勝手が向上する。また、制作した広告をユーザに全て見てもらいたいというソフト制作会社側の要望もかなえることができる。
(2)前記操作禁止領域は、ユーザに対する警告文が記録された警告文領域であり、
前記コンテンツデータは、前記光ディスクに記録されているタイトルの内から再生すべきタイトルの選択をユーザに要求するタイトル選択画面が記録されたタイトル選択領域を有し、
前記光ディスクには、前記タイトル選択領域のアドレスが予め記録されており、
前記解除地点から前記再生手段に再生再開させるか、前記アドレスに基づいて前記タイトル選択領域から前記再生手段に再生再開させるか、の選択を受付ける選択手段と、を備え、
前記制御手段は、前記選択手段における選択結果に応じて前記再生手段に指示する。
前記コンテンツデータは、前記光ディスクに記録されているタイトルの内から再生すべきタイトルの選択をユーザに要求するタイトル選択画面が記録されたタイトル選択領域を有し、
前記光ディスクには、前記タイトル選択領域のアドレスが予め記録されており、
前記解除地点から前記再生手段に再生再開させるか、前記アドレスに基づいて前記タイトル選択領域から前記再生手段に再生再開させるか、の選択を受付ける選択手段と、を備え、
前記制御手段は、前記選択手段における選択結果に応じて前記再生手段に指示する。
上記のような広告部分は、ある程度の参考にはなるものの、同じものを度々見せられるのは苦痛でもある。そのため、ユーザ側は、少なくとも広告部分を1度見れば、2度目以降は飛ばして本編の映像から再生することを望むのが通常である。また、ソフト制作会社側も、1度広告を全て見てもらったら、以降はそのような苦痛を与え続けることは好ましいことではないと考える場合が多い。
そこで、この構成においては、ユーザが席に戻って来た時、広告部分を再生するか、本編を再生するか、をユーザが自分の使用方法に応じて選択手段で選択できるようにしている。具体的には、広告部分を先頭から見たければ、ユーザは、解除地点から再生手段に再生再開させる。この場合、広告画像が最初から再生されるので、上記(1)と同じ効果を奏する。一方、広告部分を飛ばして本編の映像から再生したい場合、ユーザは、タイトル選択領域から再生手段に再生再開させる。この結果、制御手段に指示された再生手段によって、タイトル選択画面が再生される。タイトル選択画面を見て、ユーザは、複数のタイトルの内から再生すべきタイトルを選択し、所望のタイトルを再生する。この結果、本編が再生される。
以上により、ユーザは、広告部分を飛ばして本編の映像から再生することもできる。そのため、ユーザは、同じ広告を何度も見なくとも済む。従って、ユーザの使い勝手が一層向上する。
そこで、この構成においては、ユーザが席に戻って来た時、広告部分を再生するか、本編を再生するか、をユーザが自分の使用方法に応じて選択手段で選択できるようにしている。具体的には、広告部分を先頭から見たければ、ユーザは、解除地点から再生手段に再生再開させる。この場合、広告画像が最初から再生されるので、上記(1)と同じ効果を奏する。一方、広告部分を飛ばして本編の映像から再生したい場合、ユーザは、タイトル選択領域から再生手段に再生再開させる。この結果、制御手段に指示された再生手段によって、タイトル選択画面が再生される。タイトル選択画面を見て、ユーザは、複数のタイトルの内から再生すべきタイトルを選択し、所望のタイトルを再生する。この結果、本編が再生される。
以上により、ユーザは、広告部分を飛ばして本編の映像から再生することもできる。そのため、ユーザは、同じ広告を何度も見なくとも済む。従って、ユーザの使い勝手が一層向上する。
(3)前記制御手段を無効にするかどうかを切替える切替手段を備える。
この構成により、ユーザは、解除地点で自動再生を光ディスク装置に停止させるかどうか、自分の使用方法に応じて切替えできる。従って、ユーザの使い勝手が一層向上する。
(4)前記光ディスクは、ブルーレイディスク又はDVDである。
この発明によれば、ユーザの使い勝手が向上する。
以下、本発明の実施形態である光ディスク装置について説明する。
図1は、本発明の実施形態である光ディスク装置の主要な構成を示すブロック図である。光ディスク装置1は、所謂DVDプレーヤであり、装置本体1の各部の動作を制御する制御部6と、DVD100に対しデータの読取を行うピックアップヘッド2(以下、PUヘッド2と称する。)と、RFアンプなどの再生回路3と、ユーザの操作を受け付ける操作部10と、装置本体1を遠隔操作するリモコン12と、を備えている。さらに、光ディスク装置1は、情報を表示する表示部9と、データを記憶する記憶部11と、音声データをアナログの再生音声信号に変換する音声処理部5と、画像データをアナログの再生画像信号に変換すると、OSD画像を生成するOSD処理部8と、合成画像を生成する画像合成部13と、を備えている。
なお、この実施形態では、DVD100を用いているが、実施の際は、ブルーレイディスクでも構わない。
なお、この実施形態では、DVD100を用いているが、実施の際は、ブルーレイディスクでも構わない。
PUヘッド2は、図示しないレーザダイオード(LD)、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、対物レンズ、フォトディテクタ、スレッドモータ、及びアクチュエータを備えている。
PUヘッド2は、DVD100の半径方向に延びる軸に移動自在に取り付けられている。スレッドモータが、PUヘッド2をDVD100の半径方向に移動する。
LDは、レーザ光を出力する光源であり、フォトディテクタは、複数の受光素子で形成されており、DVD100からの反射光を検出する。
対物レンズは、DVD100に対するレーザ光の照射時間を調節する。また、アクチュエータは、対物レンズをDVD100に接離する方向、及びDVD100の半径方向に移動させる。
PUヘッド2は、DVD100の半径方向に延びる軸に移動自在に取り付けられている。スレッドモータが、PUヘッド2をDVD100の半径方向に移動する。
LDは、レーザ光を出力する光源であり、フォトディテクタは、複数の受光素子で形成されており、DVD100からの反射光を検出する。
対物レンズは、DVD100に対するレーザ光の照射時間を調節する。また、アクチュエータは、対物レンズをDVD100に接離する方向、及びDVD100の半径方向に移動させる。
再生時の動作について説明する。
PUヘッド2は、DVD100に対して読取パワーのレーザ光を照射し、DVD100からの反射光をフォトディテクタで検出する。これにより、DVD100に記録されている情報を光学的に読み出す。
PUヘッド2は、DVD100に対して読取パワーのレーザ光を照射し、DVD100からの反射光をフォトディテクタで検出する。これにより、DVD100に記録されている情報を光学的に読み出す。
再生回路3は、PUヘッド2における複数の受光素子の出力に基づいてRF信号を生成し、該RF信号を増幅する。そして、再生回路3は、該RF信号を処理して画像と音声のデータを取り出す。ここで、取り出される画像と音声のデータは、例えばMPEGでエンコードされている。そして、再生回路3は、これらのデータをデコードする。そして、再生回路3は、音声データを音声処理部5に、画像データを画像合成部13に、これらのデータの同期を取りながら、それぞれ出力する。
音声処理部5は、音声データをアナログの再生音声信号に変換し、その再生音声信号を外部のテレビジョン101に出力する。
なお、テレビジョン101がディジタル対応(例えばHDMI規格)であれば、ディジタルで出力しても構わない。
なお、テレビジョン101がディジタル対応(例えばHDMI規格)であれば、ディジタルで出力しても構わない。
OSD処理部8は、不図示のOSD画像メモリ(不図示)を内蔵する。OSD画像メモリは、例えばフラッシュメモリで構成される。OSD処理部8は、制御部6から与えられる制御信号に基づいて、OSD画像メモリが記憶しているデータに基づいて文字又は図形のOSD画像を生成し、画像合成部13へ出力する。
画像合成部13は、制御部6から与えられる制御信号に基づいて、再生回路3から出力された画像データに基づく画像に、OSD処理部8から出力されたOSD画像を合成した合成画像を生成する。
そして、画像合成部13は、この合成画像の信号をアナログの再生画像信号に変換し、外部のテレビジョン101に出力する。又は、画像合成部13は、再生回路3から出力された画像データをアナログの再生画像信号に変換し、外部のテレビジョン101に出力する。又は、画像合成部13は、OSD処理部8から出力されたOSD画像のデータをアナログの再生画像信号に変換し、外部のテレビジョン101に出力する。ここで、これらの3パターンの動作は、制御部6の指示によって切り替わる。
なお、テレビジョン101がディジタル対応(例えばHDMI規格)であれば、ディジタルで出力しても構わない。
なお、テレビジョン101がディジタル対応(例えばHDMI規格)であれば、ディジタルで出力しても構わない。
音声処理部5及び画像合成部13には、テレビジョン101が接続される。テレビジョン101は、光ディスク装置1から出力された信号を処理して、画像を画面上に表示したり音声を放音したりする。
ユーザは、このテレビジョン101において、音声処理部5及び画像合成部13から出力された再生画像信号に基づく画像、及び再生音声信号に基づく音声を視聴することができる。
ユーザは、このテレビジョン101において、音声処理部5及び画像合成部13から出力された再生画像信号に基づく画像、及び再生音声信号に基づく音声を視聴することができる。
操作部10は、ユーザが光ディスク装置1に対して各種の命令(コマンド)を入力するためのものである。操作部10には、ユーザの操作を受け付ける複数のキーが設けられている。光ディスク装置1に対してユーザが入力したコマンドは制御部6に伝送される。
複数のキーの中には、DVD100の再生を指示するための再生キー、その再生より再生速度の速い高速再生を受付ける早送りキー、DVD100に記録されているタイトルの内から再生すべきタイトルの選択を受付けるタイトル選択キー、が含まれる。ここで、切替キーについての詳細は、後述する。
操作部10には、リモコン信号検出部(不図示)が設けられている。リモコン信号検出部に対し、装置本体の外部からリモコン12を用いて、電源のON/OFF、チャンネルの切替え、音量の調整等の命令が入力されると、リモコン信号検出部は、リモコン12からの命令信号を受信して制御部6に伝送する。リモコン12には、操作部10と同様のキーが設けられている。
複数のキーの中には、DVD100の再生を指示するための再生キー、その再生より再生速度の速い高速再生を受付ける早送りキー、DVD100に記録されているタイトルの内から再生すべきタイトルの選択を受付けるタイトル選択キー、が含まれる。ここで、切替キーについての詳細は、後述する。
操作部10には、リモコン信号検出部(不図示)が設けられている。リモコン信号検出部に対し、装置本体の外部からリモコン12を用いて、電源のON/OFF、チャンネルの切替え、音量の調整等の命令が入力されると、リモコン信号検出部は、リモコン12からの命令信号を受信して制御部6に伝送する。リモコン12には、操作部10と同様のキーが設けられている。
表示部9は、現在時刻、光ディスク装置1の設定状態などを表示する。
記憶部11は、例えばハードディスクやEEPROMで構成されており、装置本体1の制御プログラムを記憶する。
制御部6は、例えばマイクロコンピュータで構成される。また、制御部6は、上記の制御プログラムなどを展開するワークフィールドとしてのRAM(不図示)を内蔵する。制御部6は、光ディスク装置1にユーザから入力された命令に応じて光ディスク装置1の各部を制御する。
ここで、PUヘッド2、再生回路3、、音声処理部5、及び画像合成部13が、本発明の「再生手段」に相当する。また、制御部6が、本発明の「制御手段」に相当する。また、操作部10及びリモコン12が、本発明の「選択手段」に相当する。また、操作部10及びリモコン12が、本発明の「切替手段」に相当する。
図2は、DVD−Videoフォーマットで記録された光ディスク上のデータのデータ構造を示す図である。また、図3は、VMGM_VOBS96に含まれるコンテンツデータの内容を示す図である。DVD−Videoフォーマットで記録されたDVD100上には、図2Aに示すように、その内周から外周にかけてVMGI95、VMGM_VOBS96、VMGIbup97、タイトルT1〜T3が記録されている。
VMGI(Video Manager Information)95には、DVD−Video全体の再生関連情報(制御情報)、いわゆるルートメニューの情報が記述されている。例えば、VTSIのアドレス情報等もここに記述されている。また、VMGI95には、VMGM_VOBS96に含まれるコンテンツデータ中において、入力操作を禁止する領域を示す操作禁止情報も記述されている。
VMGM_VOBS(Video Object Set for VMG Menu)96には、VOBS1003に記述されているコンテンツの再生に先立って再生されるコンテンツが記述されている(図3参照)。このVMGM_VOBS96には、ユーザに対する警告文が記録された警告文領域96Aと、ユーザに宣伝するための広告画像や広告音声が記録された広告文領域96Bと、タイトル選択画面が記録されたタイトル選択領域96Cと、が含まれる。タイトル選択画面とは、DVD100に記録されているタイトルT1〜T3の内から再生すべきタイトルの選択をユーザに要求する画面である。
VMGIbup97は、VMGI95のバックアップファイルである。
VMGM_VOBS(Video Object Set for VMG Menu)96には、VOBS1003に記述されているコンテンツの再生に先立って再生されるコンテンツが記述されている(図3参照)。このVMGM_VOBS96には、ユーザに対する警告文が記録された警告文領域96Aと、ユーザに宣伝するための広告画像や広告音声が記録された広告文領域96Bと、タイトル選択画面が記録されたタイトル選択領域96Cと、が含まれる。タイトル選択画面とは、DVD100に記録されているタイトルT1〜T3の内から再生すべきタイトルの選択をユーザに要求する画面である。
VMGIbup97は、VMGI95のバックアップファイルである。
また、タイトルT1は、VTSI(Video Title Set Information)1002とVOBS(Video Object Set)1003とVTSIbup1004とから構成されている(図2A参照)。タイトルT2、T3も、タイトルT1と同様のデータ構造となっている。DVD−Videoフォーマットでは、最大99タイトルまで収録が可能である。図2Aでは、3タイトル収録されている。
VTSI1002には、そのVTSに対する制御情報が記述されている。
VOBS1003には、タイトル再生のためのコンテンツ(TV番組など)が記述されている。該VOBS1003には、図2Bに示すように、複数のセル1010〜1019から構成されている。
なお、VOBSとVTSとは、同じものを表す。
VTSIbup1004には、VTSI1002のバックアップファイルが記述されている。
VTSI1002には、そのVTSに対する制御情報が記述されている。
VOBS1003には、タイトル再生のためのコンテンツ(TV番組など)が記述されている。該VOBS1003には、図2Bに示すように、複数のセル1010〜1019から構成されている。
なお、VOBSとVTSとは、同じものを表す。
VTSIbup1004には、VTSI1002のバックアップファイルが記述されている。
DVD−Videoフォーマットにおいて、データは、予め決められたセル単位で記録される。
セル1010は、複数のVOBU(Video Object Unit)1020〜1029で構成される(図2C参照)。1タイトルのセルの最大数は255セルである。そのため、光ディスクに10時間分のデータを記録する場合、1セルは、例えば2分30秒である。
VOBU1020には、先頭にNV_PCK(Navigatyion Pack)1030が置かれ、続いてビデオデータやオーディオデータ(AVデータ)などがパック化されて挿入される(図2D参照)。
セル1010は、複数のVOBU(Video Object Unit)1020〜1029で構成される(図2C参照)。1タイトルのセルの最大数は255セルである。そのため、光ディスクに10時間分のデータを記録する場合、1セルは、例えば2分30秒である。
VOBU1020には、先頭にNV_PCK(Navigatyion Pack)1030が置かれ、続いてビデオデータやオーディオデータ(AVデータ)などがパック化されて挿入される(図2D参照)。
図4は、本発明の実施形態である光ディスク装置の制御部が行う動作を示すフローチャートである。この動作は、ユーザがDVD100を光ディスク装置1にセットした時の動作である。
DVD100がセットされると、制御部6は、DVD100から制御情報をPUヘッド2に読取らせる(S1)。制御情報には、タイトル選択領域96Cの先頭アドレスやVMGI95も含まれる。制御情報は、再生回路3を介して制御部6に入力する。
さらに、制御部6は、入力されたVMGI95を解析して、操作禁止情報を取得する(S2)。これにより、制御部6は、VMGM_VOBS96中において入力操作を禁止する領域を把握する。この実施形態では、警告文領域96Aが入力操作を禁止する領域であるとする。
そして、制御部6は、操作禁止情報に従ってDVD100の自動再生を開始する(S3)。この結果、まず、警告文領域96Aが再生され、図5に示すような警告文がTV101に表示される。
図5は、自動再生において一番最初に再生される警告文の一例を示す図である。ここで、図5に示すような警告文がTV101に表示されている間、即ち警告文領域96Aが再生されている間、入力操作は禁止される。そのため、この間、ユーザは、早送り等の操作を行うことができない。この間に早送り等の操作があっても、制御部6は、その入力操作を無視する。
図5は、自動再生において一番最初に再生される警告文の一例を示す図である。ここで、図5に示すような警告文がTV101に表示されている間、即ち警告文領域96Aが再生されている間、入力操作は禁止される。そのため、この間、ユーザは、早送り等の操作を行うことができない。この間に早送り等の操作があっても、制御部6は、その入力操作を無視する。
入力操作の禁止が解除されると(S4)、制御部6は、入力操作の禁止が解除される解除地点P(図3参照)で再生を停止するようPUヘッド2に指示する(S5)。これにより、PUヘッド2は、解除地点Pで待機する。また、制御部6は、解除地点Pのアドレスを取得できる。ここで、S5を設けた理由は、警告文領域96Aが再生されている間に、ユーザが席を外しても、広告領域96Bの先頭である解除地点Pから再生できるようにしておくためである。
そして、制御部6は、再生キーが押下されたか、タイトル選択キーが押下されたか、を判断する(S6、S7)。ここで、S6及びS7では、ユーザが、解除地点Pから即ち広告領域96Bの先頭から光ディスク装置1に再生再開させるか、タイトル選択領域96Cから光ディスク装置1に再生再開させるか、を選択できる状態となっている。制御部6は、いずれか一方が選択されるまで待機する。広告領域96Bの先頭から光ディスク装置1に再生再開させたい場合、ユーザは再生キーを押下する。逆に、タイトル選択領域96Cから光ディスク装置1に再生再開させたい場合、ユーザはタイトル選択キーを押下する。
S5において再生キーが押下されると、制御部6は、広告領域96Bの先頭からPUヘッド2に読取らせ、広告領域96Bを先頭から再生再開する(S8)。この結果、広告画像や広告音声が最初からTV101で再生される。
以上より、警告文領域96Aが再生されている間に席を外しても、ユーザは、席に戻って来た時に再生キーを押下することで、広告領域96Bの先頭から再生できる。そのため、ユーザは、席を外さずに、警告文領域96Aの再生が終了するのを待つ必要がなくなる。従って、ユーザの使い勝手が向上する。また、制作した広告をユーザに全て見てもらいたいというソフト制作会社側の要望もかなえることができる。
以上より、警告文領域96Aが再生されている間に席を外しても、ユーザは、席に戻って来た時に再生キーを押下することで、広告領域96Bの先頭から再生できる。そのため、ユーザは、席を外さずに、警告文領域96Aの再生が終了するのを待つ必要がなくなる。従って、ユーザの使い勝手が向上する。また、制作した広告をユーザに全て見てもらいたいというソフト制作会社側の要望もかなえることができる。
一方、S5においてタイトル選択キーが押下されると、制御部6は、S1で入力されたアドレスに基づいてタイトル選択領域96Cの先頭からPUヘッド2に読取らせ、タイトル選択領域96Cを先頭から再生再開する(S9)。この結果、タイトル選択画面がTV101で再生される。タイトル選択画面を見て、ユーザは、複数のタイトルT1〜T3の内から再生すべきタイトルをタイトル選択キーで選択し、所望のタイトルを再生する。この結果、本編がTV101で再生される。
以上により、ユーザは、広告部分を飛ばして本編の映像から再生することができる。そのため、ユーザは、同じ広告を何度も見なくとも済む。従って、ユーザの使い勝手が向上する。
以上により、ユーザは、広告部分を飛ばして本編の映像から再生することができる。そのため、ユーザは、同じ広告を何度も見なくとも済む。従って、ユーザの使い勝手が向上する。
また、本発明の実施形態では、以下の変形例を適用できる。
操作部10に、解除地点Pでの自動再生の停止を有効とするか、無効とするか、の切替を受付ける切替キーを設けても構わない。解除地点Pでの自動再生の停止を切替キーによって無効とすると、制御部6は、S5をスルーする。これにより、光ディスク装置1は、従来の光ディスク装置と同様に、警告文領域96Aの再生終了後、引き続き広告領域96Bを再生する。
これにより、ユーザは、解除地点Pで自動再生を光ディスク装置1に停止させるかどうか、自分の使用方法に応じて切替えできる。
これにより、ユーザは、解除地点Pで自動再生を光ディスク装置1に停止させるかどうか、自分の使用方法に応じて切替えできる。
1−光ディスク装置
2−ピックアップヘッド
3−再生回路
5−音声処理部
6−制御部
9−表示部
10−操作部
11−記憶部
12−リモコン
13−画像合成部
100−DVD
101−テレビジョン
2−ピックアップヘッド
3−再生回路
5−音声処理部
6−制御部
9−表示部
10−操作部
11−記憶部
12−リモコン
13−画像合成部
100−DVD
101−テレビジョン
Claims (4)
- 画像と音声のコンテンツを示すコンテンツデータと、前記コンテンツデータ中において入力操作を禁止する領域を示す操作禁止情報と、が記録された光ディスクが装置本体にセットされると、前記操作禁止情報に従って前記光ディスクを自動再生する再生手段を備える光ディスク装置において、
前記コンテンツデータは、前記操作禁止情報において前記入力操作が禁止されている操作禁止領域であって前記自動再生において一番最初に再生される操作禁止領域と、ユーザに宣伝するための広告画像が記録された広告領域であって前記操作禁止領域の続きに再生される広告領域と、を有し、
前記光ディスクが装置本体にセットされ、前記再生手段が前記光ディスクを自動再生する時、前記入力操作の禁止が解除される解除地点で再生を停止するよう前記再生手段に指示する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記光ディスクの再生が指示されると、前記解除地点から再生再開するよう前記再生手段に指示する光ディスク装置。 - 前記操作禁止領域は、ユーザに対する警告文が記録された警告文領域であり、
前記コンテンツデータは、前記光ディスクに記録されているタイトルの内から再生すべきタイトルの選択をユーザに要求するタイトル選択画面が記録されたタイトル選択領域を有し、
前記光ディスクには、前記タイトル選択領域のアドレスが予め記録されており、
前記解除地点から前記再生手段に再生再開させるか、前記アドレスに基づいて前記タイトル選択領域から前記再生手段に再生再開させるか、の選択を受付ける選択手段と、を備え、
前記制御手段は、前記選択手段における選択結果に応じて前記再生手段に指示する請求項1に記載の光ディスク装置。 - 前記制御手段を無効にするかどうかを切替える切替手段を備える請求項1又は2に記載の光ディスク装置。
- 前記光ディスクは、ブルーレイディスク又はDVDである請求項1から3のいずれかに記載の光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007215061A JP2009048717A (ja) | 2007-08-21 | 2007-08-21 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007215061A JP2009048717A (ja) | 2007-08-21 | 2007-08-21 | 光ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009048717A true JP2009048717A (ja) | 2009-03-05 |
Family
ID=40500784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007215061A Pending JP2009048717A (ja) | 2007-08-21 | 2007-08-21 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009048717A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014144082A (ja) * | 2013-01-28 | 2014-08-14 | Taito Corp | ゲーム装置 |
JP2017131754A (ja) * | 2017-05-11 | 2017-08-03 | 株式会社タイトー | ゲーム装置、及びプログラム |
-
2007
- 2007-08-21 JP JP2007215061A patent/JP2009048717A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014144082A (ja) * | 2013-01-28 | 2014-08-14 | Taito Corp | ゲーム装置 |
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