JP2008262617A - 再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】リピート再生の2点間を、ユーザの意思で指定するための手間を軽くした再生装置を提供する。
【解決手段】制御部6は、コンテンツデータの再生中に、操作部10による指定を再生終了時間(B点)、再生開始時間(A点)の順に受付ける。制御部6は、再生終了時間(B点)が再生中に指定されると、PUヘッド2に指示して、一定時間巻戻し、該巻戻した時間からコンテンツデータの再生を再開する。そして、操作部10において再生開始時間(A点)が指定されると、制御部6は、コンテンツデータの、指定された再生開始時間(A点)から再生終了時間(B点)までの2点間をPUヘッド2に繰り返し再生させる。これにより、ユーザは、リピート再生の2点間を登録する場合、終了時間指定キーの操作と開始時間指定キーの操作との2操作だけで操作を終えることができる。
【選択図】 図2
【解決手段】制御部6は、コンテンツデータの再生中に、操作部10による指定を再生終了時間(B点)、再生開始時間(A点)の順に受付ける。制御部6は、再生終了時間(B点)が再生中に指定されると、PUヘッド2に指示して、一定時間巻戻し、該巻戻した時間からコンテンツデータの再生を再開する。そして、操作部10において再生開始時間(A点)が指定されると、制御部6は、コンテンツデータの、指定された再生開始時間(A点)から再生終了時間(B点)までの2点間をPUヘッド2に繰り返し再生させる。これにより、ユーザは、リピート再生の2点間を登録する場合、終了時間指定キーの操作と開始時間指定キーの操作との2操作だけで操作を終えることができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、光ディスク、ハードディスクなどのメディアに記録されているコンテンツデータの2点間を繰り返し再生するリピート再生機能を有する再生装置に関するものである。
従来、DVD(Digital Versatile Disk)、ハードディスク等のメディアに記録されているコンテンツデータを読み取って再生する再生装置が一般に普及している。
上記従来の再生装置の中には、メディアに記録されているコンテンツデータの2点間を繰り返し再生するリピート再生機能を有する装置がある。係る装置には、その2点間を登録するため、開始時間指定キーと、終了時間指定キーと、が設けられている。
リピート再生を行う場合、ユーザは、まず、メディアを再生する。そして、コンテンツの視聴中、ユーザは、自分の興味のある再生時間で開始時間指定キーを押下してリピート再生の再生開始時間を指定する。次に、ユーザは、メディアの再生中に、自分の興味のある再生時間で終了時間指定キーを押下してリピート再生の再生終了時間を指定する。このようにして、ユーザは、繰り返し再生する2点間を登録する。
この結果、上記従来の再生装置は、その再生開始時間から該再生終了時間までの2点間をリピート再生する。これにより、ユーザは、コンテンツ中の、自分の興味のある2点間を繰り返し視聴できる。
なお、特許文献1では、リピート再生キーが押下されると、予め設定されたリバース時間だけ戻した再生開始時間から、リピート再生キーが押下された再生終了時間までの2点間をリピート再生する再生装置が提案されている。
特開2002−208212公報
なお、特許文献1では、リピート再生キーが押下されると、予め設定されたリバース時間だけ戻した再生開始時間から、リピート再生キーが押下された再生終了時間までの2点間をリピート再生する再生装置が提案されている。
しかしながら、コンテンツの再生中、指定すべきであった再生開始時間を過ぎてしまってからユーザは繰り返し再生したいと思うのが一般的である。再生開始時間を過ぎてしまってから繰り返し再生したいと思った場合、ユーザは、再生開始時間の前まで一度巻戻して、再生を開始し、再生開始時間を開始時間指定キーで指定しなければならなかった。その後、再生されるコンテンツを視聴しながら、ユーザは、再生終了時間を終了時間指定キーで指定する。即ち、巻き戻しして再生した後に、開始時間指定キーの操作と終了時間指定キーの操作とが必要になるため、合計少なくとも4操作を行わなければならなかった。
このように、従来の再生装置では、リピート再生の2点間を指定するために、非常に手間がかかっていた。そのため、ユーザが煩わしさを感じ、リピート再生機能の利用率が低かった。
このように、従来の再生装置では、リピート再生の2点間を指定するために、非常に手間がかかっていた。そのため、ユーザが煩わしさを感じ、リピート再生機能の利用率が低かった。
一方、特許文献1では、リピート再生キーの押下だけで操作を終えることができるが、再生開始時間が、ユーザの意思に関係なく自動で指定される。そのため、ユーザが、自分の興味のある2点間を確実に指定することができないという問題があった。
本発明はこのような従来の課題を解決しようとするものであり、リピート再生の2点間を、ユーザの意思で指定するための手間を軽くした再生装置を提供することを目的とする。
本発明の再生装置は、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(1)コンテンツデータを記憶するメディアから、該コンテンツデータを読取って再生する再生手段と、
前記コンテンツデータの再生中に操作され、その操作され時間を再生開始時間として指定する開始時間指定キーと、前記コンテンツデータの再生中に操作され、その操作され時間を再生終了時間として指定する終了時間指定キーと、を有する操作手段と、を備えた再生装置において、
前記コンテンツデータの再生中に、前記操作手段による指定を前記再生終了時間、前記再生開始時間の順に受付ける制御手段を備え、
前記制御手段は、
前記終了時間指定キーで前記再生終了時間が前記再生中に指定されると、予め定められた一定時間前の再生時間から前記コンテンツデータを再生又は早送り再生するよう前記再生手段に指示し、
前記開始時間指定キーで前記再生開始時間が前記再生中に指定されると、前記コンテンツデータの、指定された前記再生開始時間から前記再生終了時間までの2点間を繰り返し再生するよう前記再生手段に指示する。
前記コンテンツデータの再生中に操作され、その操作され時間を再生開始時間として指定する開始時間指定キーと、前記コンテンツデータの再生中に操作され、その操作され時間を再生終了時間として指定する終了時間指定キーと、を有する操作手段と、を備えた再生装置において、
前記コンテンツデータの再生中に、前記操作手段による指定を前記再生終了時間、前記再生開始時間の順に受付ける制御手段を備え、
前記制御手段は、
前記終了時間指定キーで前記再生終了時間が前記再生中に指定されると、予め定められた一定時間前の再生時間から前記コンテンツデータを再生又は早送り再生するよう前記再生手段に指示し、
前記開始時間指定キーで前記再生開始時間が前記再生中に指定されると、前記コンテンツデータの、指定された前記再生開始時間から前記再生終了時間までの2点間を繰り返し再生するよう前記再生手段に指示する。
この構成において、再生装置は、例えば光ディスク装置、ハードディスク装置である。再生時間は、再生中、コンテンツデータの先頭から現在の再生位置までの時間を意味する。メディアでは、コンテンツデータの記憶位置が再生時間で特定される。早送り再生とは、別名高速再生であり、上記再生より再生速度の早い再生である。
この構成では、コンテンツデータの再生中、指定すべきであった再生開始時間を過ぎてから、ユーザが繰り返し再生(リピート再生)したいと思った場面を主に想定している。ここで、再生終了時間は、ユーザが繰り返し再生したいと思った再生時間から近いことが多い。そのため、ここでは、再生終了時間を先にユーザに指定させている。これにより、ユーザは、簡単に再生終了時間を指定できる。
上記の場面で、ユーザは、まず、自分の興味のある2点間の内の再生終了時間を、終了時間指定キーを操作することによって指定する。すると、再生手段は、制御手段の指示を受け、現在の再生時間から上記一定時間前の再生時間まで遡り、遡った再生時間からコンテンツデータを再生する。次に、ユーザは、その再生中、自分の興味のある2点間の内の再生開始時間を、開始時間指定キーを操作することによって指定する。この結果、再生手段は、制御手段の指示を受け、指定された2点間をリピート再生する。
以上より、ユーザは、リピート再生の2点間を登録する場合、終了時間指定キーの操作と開始時間指定キーの操作との2操作だけで操作を終えることができる。よって、再生装置では、リピート再生の2点間を指定するための手間を軽くすることができる。従って、ユーザの使い勝手が向上する。このため、リピート再生機能の利用率も向上できる。
上記の場面で、ユーザは、まず、自分の興味のある2点間の内の再生終了時間を、終了時間指定キーを操作することによって指定する。すると、再生手段は、制御手段の指示を受け、現在の再生時間から上記一定時間前の再生時間まで遡り、遡った再生時間からコンテンツデータを再生する。次に、ユーザは、その再生中、自分の興味のある2点間の内の再生開始時間を、開始時間指定キーを操作することによって指定する。この結果、再生手段は、制御手段の指示を受け、指定された2点間をリピート再生する。
以上より、ユーザは、リピート再生の2点間を登録する場合、終了時間指定キーの操作と開始時間指定キーの操作との2操作だけで操作を終えることができる。よって、再生装置では、リピート再生の2点間を指定するための手間を軽くすることができる。従って、ユーザの使い勝手が向上する。このため、リピート再生機能の利用率も向上できる。
(2)前記再生手段は、前記再生開始時間が指定された時間から前記一定時間前の再生時間まで、巻戻し再生する。
この構成により、ユーザが巻き戻し再生中でもコンテンツデータに基づく画像が再生されるため、再生開始時間を指定できる。
なお、巻戻し再生とは、再生が行われる方向に対して逆向きに再生する逆方向再生である。
なお、巻戻し再生とは、再生が行われる方向に対して逆向きに再生する逆方向再生である。
(3)前記コンテンツデータの再生中、まず、前記再生終了時間の指定を促す第1のメッセージを表示する表示手段を備え、
前記表示手段は、前記操作手段で前記再生終了時間が前記再生中に指定されると、前記再生開始時間の指定を促す第2のメッセージを表示する。
前記表示手段は、前記操作手段で前記再生終了時間が前記再生中に指定されると、前記再生開始時間の指定を促す第2のメッセージを表示する。
この構成により、再生開始時間より先に再生終了時間を指定する必要がある旨をユーザに知らせることができる。ユーザは、第1のメッセージを見て、再生終了時間を操作手段の終了時間指定キーで指定する。
また、この構成により、再生終了時間の次に、再生開始時間を指定する必要がある旨をユーザに知らせることができる。ユーザは、第2のメッセージを見て、再生開始時間を操作手段の開始時間指定キーで指定する。
また、この構成により、再生終了時間の次に、再生開始時間を指定する必要がある旨をユーザに知らせることができる。ユーザは、第2のメッセージを見て、再生開始時間を操作手段の開始時間指定キーで指定する。
この発明によれば、リピート再生の2点間を指定するための手間を軽くすることができる。従って、ユーザの使い勝手が向上する。このため、リピート再生機能の利用率も向上できる。
以下、本発明の実施形態である光ディスク装置について説明する。
図1は、本発明の実施形態である光ディスク装置の主要な構成を示すブロック図である。光ディスク装置1は、装置本体1にセットされている光ディスク100に対し指定されたアドレスのデータの読取を行うピックアップヘッド2(以下、PUヘッド2という。)と、RFアンプなどの再生回路3と、データをデコードするデコーダ4と、データをD/A変換するD/A回路5と、装置本体1の各部の動作を制御する制御部6と、情報を表示する表示部9と、ユーザからの入力操作を受付ける操作部10と、制御プログラムを予め記憶する記憶部11と、を備える。
光ディスク装置1は、所謂DVDプレーヤである。光ディスク100は、ブルーレイディスク、CD、又はDVDである。光ディスク100には、テレビ番組等のコンテンツが記録されている。
なお、この実施形態では、光ディスク装置で説明しているが、ハードディスクレコーダでも構わない。この場合、メディアは、ハードディスクとなる。
光ディスク装置1は、所謂DVDプレーヤである。光ディスク100は、ブルーレイディスク、CD、又はDVDである。光ディスク100には、テレビ番組等のコンテンツが記録されている。
なお、この実施形態では、光ディスク装置で説明しているが、ハードディスクレコーダでも構わない。この場合、メディアは、ハードディスクとなる。
PUヘッド2は、図示しないレーザダイオード(LD)、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、対物レンズ、フォトディテクタ、スレッドモータ、2軸のアクチュエータを備えている。
PUヘッド2は、光ディスク100の半径方向に延びる軸に移動自在に取り付けられている。スレッドモータ7が、PUヘッド2を光ディスク100の半径方向に移動させる。
LDは、レーザ光を出力する光源である。フォトディテクタは、複数の受光素子で形成されており、光ディスク100からの反射光を検出する。フォトディテクタは、例えば、受光領域がほぼ均等に4分割されており、4つの受光領域を形成している。
対物レンズは、光ディスク100に対するレーザ光の照射位置を調節する。また、2軸のアクチュエータは、対物レンズを光ディスク100に接離する方向、および光ディスク100の半径方向に移動させる。
PUヘッド2は、光ディスク100の半径方向に延びる軸に移動自在に取り付けられている。スレッドモータ7が、PUヘッド2を光ディスク100の半径方向に移動させる。
LDは、レーザ光を出力する光源である。フォトディテクタは、複数の受光素子で形成されており、光ディスク100からの反射光を検出する。フォトディテクタは、例えば、受光領域がほぼ均等に4分割されており、4つの受光領域を形成している。
対物レンズは、光ディスク100に対するレーザ光の照射位置を調節する。また、2軸のアクチュエータは、対物レンズを光ディスク100に接離する方向、および光ディスク100の半径方向に移動させる。
次に、再生時における動作を以下説明する。
PUヘッド2は、光ディスク100に対して読取パワーのレーザ光を照射し、光ディスク100からの反射光をフォトディテクタで検出する。これにより、光ディスク100に記録されているデータを光学的に読み出す。
再生回路3は、PUヘッド2の複数の受光素子の出力に基づいてRF信号を生成して増幅し、該RF信号を処理してAV(Audio Visual)データを取り出す。ここで、取り出されるAVデータは、光ディスク100のコンテンツが記述されているデータであり、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)でエンコードされている。そして、そのAVデータは、再生回路3内蔵のバッファRAM(不図示)に一旦格納された後、順次読み出され、デコーダ4に転送(出力)される。
デコーダ4は、バッファRAMに記憶(格納)されているAVデータをデコードする。デコードされたAVデータは、デコーダ4内蔵のデコードRAM(不図示)に一旦格納された後、再び読み出され、D/A回路5に順次転送される。
D/A回路5は、デコーダ4によって伸長されたAVデータをアナログの再生信号に変換し、その再生信号を外部に出力する。D/A回路5には、テレビジョン101が接続される。ユーザは、テレビジョン101において、再生信号に基づく画像および音声を視聴する。
PUヘッド2は、光ディスク100に対して読取パワーのレーザ光を照射し、光ディスク100からの反射光をフォトディテクタで検出する。これにより、光ディスク100に記録されているデータを光学的に読み出す。
再生回路3は、PUヘッド2の複数の受光素子の出力に基づいてRF信号を生成して増幅し、該RF信号を処理してAV(Audio Visual)データを取り出す。ここで、取り出されるAVデータは、光ディスク100のコンテンツが記述されているデータであり、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)でエンコードされている。そして、そのAVデータは、再生回路3内蔵のバッファRAM(不図示)に一旦格納された後、順次読み出され、デコーダ4に転送(出力)される。
デコーダ4は、バッファRAMに記憶(格納)されているAVデータをデコードする。デコードされたAVデータは、デコーダ4内蔵のデコードRAM(不図示)に一旦格納された後、再び読み出され、D/A回路5に順次転送される。
D/A回路5は、デコーダ4によって伸長されたAVデータをアナログの再生信号に変換し、その再生信号を外部に出力する。D/A回路5には、テレビジョン101が接続される。ユーザは、テレビジョン101において、再生信号に基づく画像および音声を視聴する。
また、操作部10は、装置本体に対する入力操作を行う複数の操作キー(不図示)や、図示していないリモコンから送信されてきた装置本体1に対する制御コードを受信するリモコン受信部(不図示)を有している。操作部10は、ユーザにより操作された操作キーに応じた制御コードや、リモコン受信部で受信した制御コードを制御部6に伝送する。
上記複数の操作キーの中には、光ディスク100に記録されている画像や音声を再生する再生キー(不図示)と、リピート再生を行うリピート再生キー(不図示)と、該リピート再生の再生開始時間を指定するための開始時間指定キー(不図示)と、該リピート再生の再生終了時間を指定するための終了時間指定キー(不図示)と、がある。
上記複数の操作キーの中には、光ディスク100に記録されている画像や音声を再生する再生キー(不図示)と、リピート再生を行うリピート再生キー(不図示)と、該リピート再生の再生開始時間を指定するための開始時間指定キー(不図示)と、該リピート再生の再生終了時間を指定するための終了時間指定キー(不図示)と、がある。
ユーザは、リピート再生キーを押下して、コンテンツ中の、自分の興味のある2点間を開始時間指定キーと終了時間指定キーとによって登録する。
図2は、光ディスク100に記憶されている内容を示す図である。光ディスク100には、例えば図2に示すように、内周から外周にかけてコンテンツデータであるタイトル90、91、及び92が記録される。
光ディスク装置1は、光ディスク100に記録されているコンテンツデータの2点間を繰り返し再生するリピート再生機能を有している。ユーザがコンテンツデータの再生開始時間(A点)及び再生終了時間(B点)の2点を、開始時間指定キー及び終了時間指定キーによって指定する。この結果、光ディスク装置1は、再生開始時間(A点)から該再生終了時間(B点)までの2点間をリピート再生する。例えば、ユーザは、タイトル91のA点からB点までを繰り返し視聴したいと思えば、図2に示すように、再生開始時間(A点)及び再生終了時間(B点)の2点を指定する。
なお、再生時間は、再生中、コンテンツデータの先頭から現在の再生位置までの時間を意味する。光ディスク100では、コンテンツデータの記憶位置が再生時間で特定される。
光ディスク装置1は、光ディスク100に記録されているコンテンツデータの2点間を繰り返し再生するリピート再生機能を有している。ユーザがコンテンツデータの再生開始時間(A点)及び再生終了時間(B点)の2点を、開始時間指定キー及び終了時間指定キーによって指定する。この結果、光ディスク装置1は、再生開始時間(A点)から該再生終了時間(B点)までの2点間をリピート再生する。例えば、ユーザは、タイトル91のA点からB点までを繰り返し視聴したいと思えば、図2に示すように、再生開始時間(A点)及び再生終了時間(B点)の2点を指定する。
なお、再生時間は、再生中、コンテンツデータの先頭から現在の再生位置までの時間を意味する。光ディスク100では、コンテンツデータの記憶位置が再生時間で特定される。
図1に戻り、記憶部11は、例えばEEPROMで構成されている。
表示部9は、例えば液晶パネルで構成されている。表示部9は、時刻、光ディスク装置1の設定状態などを表示する。
制御部6は、例えばマイクロコンピュータで構成されている。また、制御部6は、制御プログラムで処理されるデータを展開するワークフィールドとしてのRAM(不図示)を内蔵する。
ここで、再生回路3及びPUヘッド2が、本発明の「再生手段」に相当する。光ディスク100が、本発明の「メディア」に相当する。光ディスク装置1が、本発明の「再生装置」に相当する。
なお、実際の光ディスク装置では、読取時に、レーザ光の照射時間を光ディスクのトラックの中心に合わせるトラッキングサーボ制御と、レーザ光の合焦時間を光ディスクの記録面に合わせるフォーカスサーボ制御と、を行っているが、本発明の実施形態では図示を省略している。
なお、実際の光ディスク装置では、読取時に、レーザ光の照射時間を光ディスクのトラックの中心に合わせるトラッキングサーボ制御と、レーザ光の合焦時間を光ディスクの記録面に合わせるフォーカスサーボ制御と、を行っているが、本発明の実施形態では図示を省略している。
図3は、本発明の実施形態である光ディスク装置の制御部が行う動作を示すフローチャートである。この動作では、コンテンツデータの再生中、指定すべきであった再生開始時間(A点)を過ぎてから、ユーザが繰り返し再生したいと思った場面を想定している。この動作は、光ディスク100に記録されているコンテンツデータの再生中にユーザがリピート再生キーを押下した時の動作である。
操作部10でリピート再生キーが押下されると、制御部6は、再生終了時間(B点)の指定を促すメッセージを表示部9に表示させる(S1)。これにより、再生開始時間(A点)より先に再生終了時間(B点)を指定する必要がある旨をユーザに知らせることができる。ユーザは、このメッセージを見て、再生終了時間(B点)を操作部10の終了時間指定キーで指定する。
そして、制御部6は、操作部10の終了時間指定キーによる再生終了時間(B点)の指定を受付ける(S2)。ユーザは、再生中に、自分の興味のある2点間の内の再生終了時間(B点)で終了時間指定キーを押下して、コンテンツデータの全再生時間から再生終了時間(B点)を指定する。
制御部6は、再生開始時間(A点)の指定を促すメッセージを表示部9に表示させる(S3)。これにより、再生終了時間(B点)の次に、再生開始時間(A点)を指定する必要がある旨をユーザに知らせることができる。ユーザは、このメッセージを見て、再生開始時間(A点)を操作部10の開始時間指定キーで指定する。
制御部6は、再生終了時間(B点)が再生中に指定されると、PUヘッド2に指示して、一定時間巻戻しする(S4)。この結果、PUヘッド2が光ディスク100の内周に移動する。一定時間は、再生開始時間(A点)より前から再生を再開できるような時間を推定して予め設定しておく。一定時間は、例えば1分、5分、10分である。
なお、S4の際、一定時間一気に巻き戻すのでなく、巻き戻しながら再生する巻き戻し再生をしても良い。これにより、ユーザが巻き戻し再生中でもコンテンツデータに基づく画像がテレビジョン101において表示されるため、再生開始時間(A点)を指定できる。
なお、S4の際、一定時間一気に巻き戻すのでなく、巻き戻しながら再生する巻き戻し再生をしても良い。これにより、ユーザが巻き戻し再生中でもコンテンツデータに基づく画像がテレビジョン101において表示されるため、再生開始時間(A点)を指定できる。
制御部6は、PUヘッド2に指示して、該巻戻した時間からコンテンツデータの再生を再開する(S5)。
なお、S4において、再生を行う代わりに、早送り再生を行っても構わない。早送り再生は、上記再生の再生速度より早い再生である。この実施形態では、早送り再生の再生速度は、1倍<該再生速度≦3倍と定める。
なお、S4において、再生を行う代わりに、早送り再生を行っても構わない。早送り再生は、上記再生の再生速度より早い再生である。この実施形態では、早送り再生の再生速度は、1倍<該再生速度≦3倍と定める。
そして、制御部6は、操作部10の開始時間指定キーによる再生開始時間(A点)の指定を受付ける(S6)。ユーザは、再生中に、自分の興味のある2点間の内の再生開始時間(A点)で開始時間指定キーを押下して、コンテンツデータの全再生時間から再生開始時間(A点)を指定する。
S2及びS6において、制御部6が、コンテンツデータの再生中に、操作部10による指定を再生終了時間(B点)、再生開始時間(A点)の順に受付けている(図2参照)。ここで、コンテンツデータの再生中、指定すべきであった再生開始時間(A点)を過ぎてから、ユーザが繰り返し再生したいと思うのが一般的である。そして、再生終了時間(B点)は、ユーザが繰り返し再生したいと思った再生時間から近いことが多い。そのため、S2及びS6において、再生終了時間(B点)を先にユーザに指定させている。これにより、ユーザは、簡単に再生終了時間(B点)を指定できる。後は、再生開始時間(A点)を指定するだけで済む。
最後に、制御部6は、操作部10において、再生終了時間(B点)、再生開始時間(A点)の順に指定されると、コンテンツデータの、指定された再生開始時間(A点)から再生終了時間(B点)までの2点間をPUヘッド2に繰り返し再生させる(S7)。そして、制御部6は、本処理を終了する。
以上より、ユーザは、リピート再生の2点間を登録する場合、終了時間指定キーの操作と開始時間指定キーの操作との2操作だけで操作を終えることができる。一方、従来の再生装置では、巻き戻しして再生した後に、開始時間指定キーの操作と終了時間指定キーの操作とが必要であるため、合計4操作を行わなければならなかった。
よって、光ディスク装置1では、リピート再生の2点間を指定するための手間を軽くすることができる。従って、ユーザの使い勝手が向上する。このため、リピート再生機能の利用率も向上できる。
よって、光ディスク装置1では、リピート再生の2点間を指定するための手間を軽くすることができる。従って、ユーザの使い勝手が向上する。このため、リピート再生機能の利用率も向上できる。
1−光ディスク装置
2−PUヘッド
3−再生回路
4−デコーダ
5−A/D回路
6−制御部
9−表示部
10−操作部
11−記憶部
90、91、92−タイトル
100−光ディスク
101−テレビジョン
2−PUヘッド
3−再生回路
4−デコーダ
5−A/D回路
6−制御部
9−表示部
10−操作部
11−記憶部
90、91、92−タイトル
100−光ディスク
101−テレビジョン
Claims (4)
- コンテンツデータを記憶するメディアから、該コンテンツデータを読取って再生する再生手段と、
前記コンテンツデータの再生中に操作され、その操作され時間を再生開始時間として指定する開始時間指定キーと、前記コンテンツデータの再生中に操作され、その操作され時間を再生終了時間として指定する終了時間指定キーと、を有する操作手段と、を備えた再生装置において、
前記コンテンツデータの再生中に、前記操作手段による指定を前記再生終了時間、前記再生開始時間の順に受付ける制御手段を備え、
前記制御手段は、
(1)前記終了時間指定キーで前記再生終了時間が前記再生中に指定されると、予め定められた一定時間前の再生時間から前記コンテンツデータを再生又は早送り再生するよう前記再生手段に指示し、
(2)前記開始時間指定キーで前記再生開始時間が前記再生中に指定されると、前記コンテンツデータの、指定された前記再生開始時間から前記再生終了時間までの2点間を繰り返し再生するよう前記再生手段に指示する再生装置。 - 前記再生手段は、前記再生開始時間が指定された時間から前記一定時間前の再生時間まで、巻戻し再生する請求項1に記載の再生装置。
- 前記コンテンツデータの再生中、まず、前記再生終了時間の指定を促す第1のメッセージを表示する表示手段を備え、
前記表示手段は、前記操作手段で前記再生終了時間が前記再生中に指定されると、前記再生開始時間の指定を促す第2のメッセージを表示する請求項1又は2に記載の再生装置。 - 前記メディアは、DVDである請求項1から3のいずれかに記載の再生装置。
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