JP4169032B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
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Description
光ディスク装置は、例えばDVDレコーダである。光ディスクは、例えばCD−R、CD−RW、DVD−R、DVD+R、DVD−RAM、DVD−RW、又はDVD+RWである。
このような光ディスク装置は、光ディスクに記録された映像データを再生する際の、その映像データの再生手順を示すプレイリストを作成するプレイリスト作成機能を有する。光ディスク装置は、例えば映像データの所定の間隔毎に、該映像データを数秒間再生するプレイリストを作成する。光ディスク装置は、装置本体に内蔵する記憶部により、該作成したプレイリストをセット側で記憶する。
この光ディスク装置は、予め設定された飛び越し時間光ディスクを飛び越して、予め設定された再生時間光ディスクを再生するよう装置本体各部を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記飛び越しと前記予め設定された再生時間光ディスクの再生とを交互に繰り返して光ディスクを再生するよう装置本体各部を制御することを特徴とする。
これにより、光ディスク装置は、プレイリストを活用することなく、自動で飛び越し再生が行われる。
前記記録手段が前記光ディスクに記録する映像データの所定の間隔毎に、予め設定した数秒間再生する映像データそのものをプレイリストとして作成するプレイリスト作成手段と、を備える光ディスク装置において、
前記プレイリスト作成手段は、前記光ディスクに対する映像データの録画が命令されると、録画する映像データのビットレートと録画時間と前記所定の間隔と前記数秒間とに基づいて前記プレイリストのデータ量を算出し、
前記記録手段は、前記光ディスクに対する映像データの録画が命令されると、前記プレイリスト作成手段により算出された前記データ量分、前記データ領域の先頭から未記録にして予約し、その未記録部分の続きから映像データの記録を開始し、
前記プレイリスト作成手段は、前記記録手段が映像データの記録を開始すると、前記プレイリストを作成し、
前記記録手段は、映像データの記録終了時、予約した前記データ領域の未記録部分に、前記プレイリスト作成手段により作成された前記プレイリストを記録する。
上記プレイリスト作成手段は、光ディスクに記録される映像データを5分毎に10秒間ずつ取得し、順じ記憶していくことにより作成する。上記記録手段は、プレイリスト作成手段が作成したプレイリストを光ディスクのデータ領域に記録する。
そのため、他の装置は、プレイリストが記録された光ディスクを再生する際、通常の再生によりプレイリストである映像データを再生することができる。他の装置は、例えば光ディスク装置、光ディスクドライブ装置、又はパーソナルコンピュータである。
以上より、煩わしい操作をユーザに行わせることなく、他の装置においても光ディスクに記録されたコンテンツを容易に把握できるという効果を奏する。
以上より、煩わしい操作をユーザに行わせることなく、他の装置だけでなく、装置本体においても、光ディスクに記録されたコンテンツを容易に把握できるという効果を奏する。
光ディスク装置1は、所謂DVDレコーダであり、装置本体1を制御する制御部4と、光ディスク100に対しデータの記録や読取を行うピックアップヘッド2(以下、PUヘッド2と称する。)と、RFアンプなどの記録再生部3と、録音キーまたは録画キー等の選択キーが設けられている操作部5と、情報を表示する表示部7と、データを記憶する記憶部6と、音声データをアナログの再生音声信号に変換するD/Aコンバータ11と、映像データをアナログの再生映像信号に変換する映像処理部13と、TV放送信号を受信してデータを取得する受信部10と、を備えている。
PUヘッド2は、光ディスク100の半径方向に延びる軸に移動自在に取り付けられている。スレッドモータが、PUヘッド2を光ディスク100の半径方向に移動する。
LDは、レーザ光を出力する光源であり、フォトディテクタは、複数の受光素子で形成されており、光ディスク100からの反射光を検出する。フォトディテクタは、例えば、受光領域がほぼ均等に4分割されており、4つの受光領域を形成している。
対物レンズは、光ディスク100に対するレーザ光の照射位置を調節する。また、2軸のアクチュエータは、対物レンズを光ディスク100に接離する方向、及び光ディスク100の半径方向に移動させる。
PUヘッド2は、光ディスク100に対して読取パワーのレーザ光を照射し、光ディスク100からの反射光をフォトディテクタで検出する。これにより、光ディスク100に記録されている情報を光学的に読み出す。
記録再生部3は、PUヘッド2における複数の受光素子の出力に基づいてRF信号を生成し、該RF信号を増幅する。そして、記録再生部3は、該RF信号を処理して映像と音声のデータを取り出し、デコードする。ここで、取り出される映像と音声のデータは、例えばMPEGでエンコードされている。そして、記録再生部3は、音声データをD/Aコンバータ11に、映像データを映像処理部13に、両データの同期を取りながら、それぞれ出力する。
D/Aコンバータ11は、伸長された音声データをアナログの再生音声信号に変換し、その再生音声信号を外部のテレビジョン101に出力する。
なお、テレビジョン101がディジタル対応であれば、ディジタルで出力しても構わない。
なお、テレビジョン101がディジタル対応であれば、ディジタルで出力しても構わない。
受信部10は、例えばチューナである。
受信部10は、TV放送等を受信するアンテナから選択されているチャンネルのTV放送信号を抽出して、A/D変換してディジタル化し、出力する。インターネット、ディジタル放送などのようにデータとして入力されてくるならば、受信部10は、パケット又はTV放送信号等からデータを抽出して、出力する。
ここで、受信部10は、TV放送等のアンテナからTV放送信号等を受信するに限らず、撮像装置で撮像した動画なども受信する。
そして、PUヘッド2は、記録再生部3からディジタル信号が入力されると、このディジタル信号に応じて記録パワーのレーザ光を制御し、光ディスク100の記録面に照射する。
このトリックプレイキーは、例えば再生キー、録画キー、スキップキー、早送りキー、又はリピートキーである。録画予約キーは、録画予約する際に使用するキーである。
制御部4は、例えばマイクロコンピュータで構成されており、光ディスク装置1にユーザから入力された命令に応じて光ディスク装置1の各部を制御する。
さらに、制御部4は、時間及び時刻を経時するタイマー回路(時計ユニット)を内蔵する。
制御部4は、タイマー回路(時計ユニット)及び記憶部6の上記録画予約情報をモニタしながら、ユーザにより設定された録画予約情報を管理し、録画開始時刻に達した時点で録画開始、及び録画終了時刻に達した時点で録画終了を決定する。
なお、他の装置は、例えば光ディスク装置、光ディスクドライブ装置、又はパーソナルコンピュータである。
なお、ここでは、TV番組の録画、撮像した動画の録画、インターネットから送信されてくる映像データの録画などを代表して、TV番組の録画を行う際の動作を説明する。
s3において算出したデータ量分は、後述のs6において作成するプレイリストのために、リザーブ(予約)して未記憶にしておく。TV番組の記録終了後、後述のs6において作成するプレイリストは、後述のs8においてそのリザーブ領域に記録される。つまり、後述のs6において作成するプレイリストは、オリジナルリストの前に記録される(後述図4(a)参照)。
なお、この実施形態では、s4において、本来記録を開始する位置から、s3において算出したデータ量分開けた位置にPUヘッド2を移動させているが、該算出したデータ量分だけでなく、該算出したデータ量分より十分大きいデータ量分開けた位置にPUヘッド2を移動させても良い。例えば該算出したデータ量が10Mバイトなら、十分大きいデータ量は、11Mバイトである。このようにする理由は、s3において算出したデータ量に多少誤差や誤りがあっても、リザーブ領域に余裕を持たせることにより、s8においてプレイリストが記録できないといった事態を防止するためである。この場合、他の装置において再生が行われた場合、上記11Mバイトと上記10Mバイトとの差分である1Mバイトには何もデータが記録されていないことになるため、何も再生されない点注意する。よって、差分は、あまり大きすぎず小さすぎない値に設定することが好ましい。他の装置は、例えば光ディスク装置、光ディスクドライブ装置、又はパーソナルコンピュータである。
また、後述のs6において作成するプレイリストをオリジナルリストの前でなく、後ろに記録させても良い(後述図4(a)参照)。後ろに記録するのであれば、s3の処理はスルーし、s4では本来記録を開始する位置にPUヘッド2を移動させる。
図4(a)は、映像データが記録された光ディスク100のオリジナルリストの様子を示す図である。オリジナルリストとは、映像データの一覧である。
図4(b)は、作成されたプレイリストの様子を示す図である。
なお、この実施形態において、所定の間隔を再生時間5分、「数秒間」を10秒として予め定めているが、これに限定されるものでない。
また、映像データの所定の間隔は、VRモード等の所定のDVD規格に従う必要があるならば、チャプタ単位で設定する。VRモードにおいて、チャプタは、セルとアラインさせる(揃える)必要があることから、チャプタ長は、セル長に依存する。
この場合、プレイリストは、実体の有る、映像データの一覧となる。
また、s3におけるプレイリストのデータ量の算出は、予め設定される所定の間隔(再生時間5分)及び10秒間と、TV番組などの制御データと、を調べることにより行なわれる。TV番組の制御データとは、例えばTV番組の全データ量、TV番組のビットレート、TV番組の放映時間又は録画予約時間である。録画予約時間は、録画開始時刻から録画終了時刻の間の時間である。
一方、ビットレートが可変であれば、制御部4は、120秒と可変ビットレートの平均値とを乗じ、上記プレイリストのデータ量を算出する。可変ビットレートの場合、s3の算出は、確実にデータ量を求めることができないので、推定である。
この場合、プレイリストは、実体の無い、ショートカットやエイリアスのようなものに相当する。
この場合、第一の方法によって作成したプレイリストが記録された光ディスク100を他の装置にセットし、再生すると、プレイリストの映像データが最初に再生される。これにより、煩わしい操作をユーザに行わせることなく、他の装置においても光ディスク100に記録されたコンテンツを容易に把握できるという効果を奏する。
なお、プレイリストをTV番組の後ろに記録した場合は、ユーザにその後ろの位置まで早送りさせ、その後ろの位置で再生させることにより、プレイリストの映像データが最初に再生される。
図5は、プレイリストに基づく再生の動作を説明する図である。
図5(a)は、図4(a)と対応しており、プレイリストに基づいてオリジナルリストを飛び越し再生している様子が示されている。
これにより、煩わしい操作をユーザに行わせることなく、プレイリストを活用できる他の装置においても光ディスク100に記録されたコンテンツを容易に把握できるという効果を奏する。
なお、プレイリストを活用できる他の装置は、少なくともパーソナルコンピュータである。パーソナルコンピュータは、そのプレイリストが汎用のファイル形式で記載されている限り、そのプレイリストを読取り、認識することができる。
また、このルーチンは、第二の方法によって作成されたプレイリストが記録された光ディスク100を想定している。
第一の方法によって作成されたプレイリストが記録された光ディスク100は、プレイリストが実体のあるデータであるため、プレイリスト再生をせずとも、通常の再生によりプレイリストを再生することができる。もちろん、図6に示すように、プレイリスト再生キーを用いてプレイリスト再生をさせても良い。
これにより、光ディスク装置1は、上述の他の装置と同様、図5に示すように、プレイリストに基づいて自動で飛び越し再生が行うことができる。詳細についても上述の他の装置と同様であるため、詳細説明は省略する。
2−PUヘッド
3−記録再生部
4−制御部
5−操作部
6−記憶部
7−表示部
10−受信部
11−D/Aコンバータ
13−映像処理部
100−光ディスク
101−テレビジョン
Claims (3)
- 記憶領域が内周から外周にかけてリードイン領域、データ領域、リードアウト領域の順に分かれる光ディスクのデータ領域に対して、映像データを記録する記録手段と、
前記記録手段が前記光ディスクに記録する映像データの所定の間隔毎に、予め設定した数秒間再生する映像データそのものをプレイリストとして作成するプレイリスト作成手段と、を備える光ディスク装置において、
前記プレイリスト作成手段は、前記光ディスクに対する映像データの録画が命令されると、録画する映像データのビットレートと録画時間と前記所定の間隔と前記数秒間とに基づいて前記プレイリストのデータ量を算出し、
前記記録手段は、前記光ディスクに対する映像データの録画が命令されると、前記プレイリスト作成手段により算出された前記データ量分、前記データ領域の先頭から未記録にして予約し、その未記録部分の続きから映像データの記録を開始し、
前記プレイリスト作成手段は、前記記録手段が映像データの記録を開始すると、前記プレイリストを作成し、
前記記録手段は、映像データの記録終了時、予約した前記データ領域の未記録部分に、前記プレイリスト作成手段により作成された前記プレイリストを記録し、
前記光ディスクの再生が命令されると、前記記録手段により前記光ディスクに記録された前記プレイリストを再生する再生手段を備える光ディスク装置。 - 記憶領域が内周から外周にかけてリードイン領域、データ領域、リードアウト領域の順に分かれる光ディスクのデータ領域に対して、映像データを記録する記録手段と、
前記記録手段が前記光ディスクに記録する映像データの所定の間隔毎に、予め設定した数秒間再生する映像データそのものをプレイリストとして作成するプレイリスト作成手段と、を備える光ディスク装置において、
前記プレイリスト作成手段は、前記光ディスクに対する映像データの録画が命令されると、録画する映像データのビットレートと録画時間と前記所定の間隔と前記数秒間とに基づいて前記プレイリストのデータ量を算出し、
前記記録手段は、前記光ディスクに対する映像データの録画が命令されると、前記プレイリスト作成手段により算出された前記データ量分、前記データ領域の先頭から未記録にして予約し、その未記録部分の続きから映像データの記録を開始し、
前記プレイリスト作成手段は、前記記録手段が映像データの記録を開始すると、前記プレイリストを作成し、
前記記録手段は、映像データの記録終了時、予約した前記データ領域の未記録部分に、前記プレイリスト作成手段により作成された前記プレイリストを記録する光ディスク装置。 - 前記光ディスクの再生が命令されると、前記記録手段により前記光ディスクに記録された前記プレイリストを再生する再生手段を備える請求項2に記載の光ディスク装置。
Priority Applications (1)
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