JP2008160393A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】出力する映像信号の方式を記憶し、その方式に基づいてOSD信号を出力することにより、セットアップ画面等のOSD画面を適正に表示した光ディスク装置を提供する。
【解決手段】制御部6は、記憶部11に記憶されている方式に基づいてOSD信号を自装置外部に出力する。即ち、光ディスク100の方式がPAL方式であれば、制御部6は、信号の出力設定をPAL方式に設定する。そして、制御部6は、OSD画面をテレビジョン101に表示する。これにより、図6Aに示すようなオープニング画面60や、図6Bに示すセットアップ画面61がテレビジョン101に表示される。この際、光ディスク100の方式と、光ディスク装置1の方式と、テレビジョン101の方式と、が全てPAL方式であるため、オープニング画面60及びセットアップ画面61はテレビジョン101に適正に表示される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、NTSC方式の光ディスクと、PAL方式の光ディスクと、の両方の光ディスクを再生可能な光ディスク装置に関するものである。
近年急速に普及したDVD−Videoにおいても、2つのTV方式(NTSCあるいはPAL)の何れかの映像信号を記録することができる。このようなDVD(Digital Versatile Disc)を再生する場合、TV方式が異なるTVでは再生することができない。そのため、それぞれの地域や国で放送されるTV方式に応じた光ディスク装置及びDVDが販売され普及している。
ただし、PAL地域においては、NTSC及びPALの両方の方式に対応した光ディスク装置が普及している。これは、例えばヨーロッパではPAL50(純PAL)のみならず、PAL60(NTSC信号の方式のみをPAL方式に変換した疑似PAL信号)を映し出すこともできるマルチタイプのTVが普及していることによる。
NTSC及びPALの両方の方式に対応した光ディスク装置では、DVDが装置本体にセットされると、DVDがいずれの方式に対応しているか調査する。そして、光ディスク装置は、調査した方式がPALであれば、装置本体の方式をPALに設定する。そして、設定後、光ディスク装置はPAL方式のDVDの再生を開始する。
これにより、ユーザは、PAL方式のTVにおいて、光ディスク装置から出力されたDVDの映像や音声を視聴する。
一方、特許文献1では、再生装置が提案されている。
特開2006−5960公報
しかしながら、上記従来の光ディスク装置では、光ディスク装置の電源がオフされてオンされると、若しくは再生中に停止操作がされると、装置本体の方式がPAL方式からNTSC方式に戻っていた。この際に、ユーザが、光ディスク装置のセットアップ画面(設定画面)等の表示を指示すると、PAL方式のTVでは、その方式の違いから、そのセットアップ画面が適正に表示されなかった。このため、光ディスク装置が故障したのではないかとユーザに誤解されるおそれがあった。
本発明はこのような従来の課題を解決しようとするものであり、出力する映像信号の方式を記憶し、その方式に基づいてOSD信号を出力することにより、セットアップ画面等のOSD画面を適正に表示した光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明の光ディスク装置は、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(1)PAL方式又はNTSC方式のいずれか一方の方式に基づいて映像信号が記録された光ディスクから該映像信号を読取る読取手段と、
OSD信号を生成するOSD生成手段と、
再生中、前記読取手段によって読取られた前記映像信号を、前記光ディスクに記録されている前記映像信号と同じ方式に基づいて自装置外部に出力する出力手段であって、前記OSD生成手段によって生成された前記OSD信号を自装置外部に出力する出力手段と、を備え、
前記自装置から出力された信号を処理して画像を画面上に表示する表示器に接続される光ディスク装置において、
前記出力手段が出力する前記映像信号の方式が前記PAL方式又は前記NTSC方式のいずれであるかを記憶する不揮発性の第1の記憶手段を備え、
前記出力手段は、前記再生中に再生の停止が指示されると、又は前記自装置の電源がオンされると、前記第1の記憶手段に記憶されている方式に基づいて前記OSD信号を前記自装置外部に出力する。
この構成において、表示器は、テレビジョン、又はモニタである。光ディスク装置は、NTSC及びPALの両方の方式に対応している装置である。
両方の方式に対応した光ディスク装置では、光ディスクが装置本体にセットされると、光ディスクがいずれの方式に対応しているか調査する。そして、光ディスク装置は、調査した方式がPALであれば、装置本体の方式をPALに設定する。そして、設定後、光ディスク装置はPAL方式の光ディスクの再生を開始する。逆に、光ディスク装置は、調査した方式がNTSCであれば、装置本体の方式をNTSCに設定する。そして、設定後、光ディスク装置はNTSC方式の光ディスクの再生を開始する。
上記第1の記憶手段は、この際に設定された方式を記憶する。ここで、第1の記憶手段は不揮発性であるため、電源がオフされてオンされても、記憶内容は保持される。
この後、再生中に再生の停止が指示されると、又は装置本体の電源がオンされると、出力手段は、第1の記憶手段に記憶されている方式を調べる。
そして、光ディスクの方式がNTSC方式であれば、出力手段は、信号の出力設定をNTSC方式に設定する。ここで、光ディスク装置にセットされた光ディスクの方式がNTSC方式であるということは、表示器の方式もNTSC方式であると推定できる。
そして、出力手段は、OSD信号を表示器に出力して、OSD画面を表示器に表示する。例えばユーザがセットアップ画面(設定画面)等の表示を指示すると、OSDのセットアップ画面が表示器に表示される。
この際、光ディスクの方式と、光ディスク装置の方式と、表示器の方式と、が全てNTSC方式であるため、OSD画面は表示器に適正に表示される。
このため、光ディスク装置が故障したのではないかとユーザに誤解されるのを防止できる。
一方、光ディスクの方式がPAL方式であれば、出力手段は、信号の出力設定をPAL方式に設定する。ここで、光ディスク装置にセットされた光ディスクの方式がPAL方式であるということは、表示器の方式もPAL方式であると推定できる。
そして、出力手段は、OSD信号を表示器に出力して、OSD画面を表示器に表示する。この際、光ディスクの方式と、光ディスク装置の方式と、表示器の方式と、が全てPAL方式であるため、OSD画面は表示器に適正に表示される。
このため、光ディスク装置が故障したのではないかとユーザに誤解されるのを防止できる。
(2)前記PAL方式のOSDデータと、前記NTSC方式のOSDデータと、を記憶する不揮発性の第2の記憶手段を備え、
前記OSD生成手段は、前記再生中に再生の停止が指示されると、又は前記自装置の電源がオンされると、前記第1の記憶手段に記憶されている方式のOSDデータを前記第2の記憶手段から読取って、前記OSD信号を生成する。
上記(1)では、光ディスクの方式がPAL方式であれば、出力手段は、信号の出力設定をPAL方式に設定する。この場合、光ディスクの方式と、光ディスク装置の方式と、表示器の方式と、が全てPAL方式である。
しかし、OSDデータは、NTSC方式である。そのため、表示器に表示されるPAL方式のOSD画面は、NTSC方式のOSD画面と比べ、画質等が悪い。
そこで、この構成においては、第2の記憶手段に、PAL方式のOSDデータとNTSC方式のOSDデータとを記憶させる。ここで、第2の記憶手段は不揮発性であるため、電源がオフされてオンされても、記憶内容は保持される。
そして、OSD生成手段は、光ディスクの方式がPAL方式であれば、第2の記憶手段の2種類の方式の内、PAL方式のOSDデータを第2の記憶手段から読取って、OSD信号を生成する。
そして、出力手段は、OSD信号を表示器に出力して、OSD画面を表示器に表示する。例えばユーザがセットアップ画面等の表示を指示すると、OSDのセットアップ画面が表示器に表示される。
この際、OSDデータの方式と、光ディスクの方式と、光ディスク装置の方式と、表示器の方式と、が全てPAL方式であるため、OSD画面は表示器に一層適正に表示される。
このため、光ディスク装置が故障したのではないかとユーザに誤解されるのを一層防止できる。
(3)前記出力手段は、前記出力手段が出力する前記映像信号の方式が前記PAL方式又は前記NTSC方式のいずれであるかを、前記再生中に前記第1の記憶手段に記録する。
この発明によれば、OSD画面が表示器に適正に表示される。このため、光ディスク装置が故障したのではないかとユーザに誤解されるのを防止できる。
以下、本発明の実施形態である光ディスク装置について説明する。
図1は、本発明の実施形態である光ディスク装置の主要な構成を示すブロック図である。光ディスク装置1は、所謂DVDプレーヤであり、装置本体1の各部の動作を制御する制御部6と、光ディスク100に対しデータの読取を行うピックアップヘッド2(以下、PUヘッド2と称する。)と、RFアンプなどの再生回路3と、ユーザの操作を受け付ける操作部10と、装置本体1を遠隔操作するリモコン12と、を備えている。さらに、光ディスク装置1は、情報を表示する表示部9と、データを記憶する記憶部11と、音声データをアナログの再生音声信号に変換する音声出力部5と、画像データをアナログの再生画像信号に変換する画像出力部13と、OSD画像を生成するOSD生成部8と、を備えている。
光ディスク100は、例えばCD、又はDVDである。
PUヘッド2は、図示しないレーザダイオード(LD)、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、対物レンズ、フォトディテクタ、スレッドモータ、及びアクチュエータを備えている。
PUヘッド2は、光ディスク100の半径方向に延びる軸に移動自在に取り付けられている。スレッドモータが、PUヘッド2を光ディスク100の半径方向に移動する。
LDは、レーザ光を出力する光源であり、フォトディテクタは、複数の受光素子で形成されており、光ディスク100からの反射光を検出する。フォトディテクタは、例えば、受光領域がほぼ均等に4分割されており、4つの受光領域を形成している。
対物レンズは、光ディスク100に対するレーザ光の照射時間を調節する。また、アクチュエータは、対物レンズを光ディスク100に接離する方向、及び光ディスク100の半径方向に移動させる。
再生時の動作について説明する。
PUヘッド2は、光ディスク100に対して読取パワーのレーザ光を照射し、光ディスク100からの反射光をフォトディテクタで検出する。これにより、光ディスク100に記録されている情報を光学的に読み出す。
再生回路3は、PUヘッド2における複数の受光素子の出力に基づいてRF信号を生成し、該RF信号を増幅する。そして、再生回路3は、該RF信号を処理して画像と音声のデータを取り出す。ここで、取り出される画像と音声のデータは、例えばMPEGでエンコードされている。そして、再生回路3は、これらのデータをデコードする。そして、再生回路3は、音声データを音声出力部5に、画像データを画像出力部13に、これらのデータの同期を取りながら、それぞれ出力する。
音声出力部5は、音声データをアナログの再生音声信号に変換し、その再生音声信号を外部のテレビジョン101に出力する。
なお、テレビジョン101がディジタル対応(例えばHDMI規格対応)であれば、ディジタルで出力しても構わない。
OSD生成部8は、不揮発性のOSD画像メモリ8Aを内蔵する。OSD画像メモリ8Aは、例えばフラッシュメモリで構成される。OSD画像メモリ8Aは、OSDデータを記憶する。ここで記憶されているOSDデータは、NTSC方式のデータである。ここで、OSD画像メモリ8Aは不揮発性であるため、電源がオフされてオンされても、記憶内容は保持される。
OSD生成部8は、制御部6から伝送される制御信号に基づいて、OSD画像メモリ8AのOSDデータに基づいて文字又は図形のOSD画像を示すOSD信号を生成する。そして、OSD生成部8は、そのOSD信号を画像出力部13へ出力する。
画像出力部13は、制御部6から伝送される制御信号に基づいて、再生回路3から出力された画像データに基づく画像に、OSD生成部8から出力されたOSD信号に基づくOSD画像を合成した合成画像を生成する。そして、画像出力部13は、この合成画像の信号をアナログの再生画像信号に変換し、外部のテレビジョン101に出力する。又は、画像出力部13は、再生回路3から出力された画像データをアナログの再生画像信号に変換し、外部のテレビジョン101に出力する。又は、画像出力部13は、OSD生成部8から出力されたOSD画像のOSD信号をアナログの再生画像信号に変換し、外部のテレビジョン101に出力する。
なお、テレビジョン101がディジタル対応(例えばHDMI規格対応)であれば、ディジタルで出力しても構わない。
音声出力部5及び画像出力部13には、テレビジョン101が接続される。テレビジョン101は、光ディスク装置1から出力された信号を処理して、画像を画面上に表示したり音声を放音したりする。
ユーザは、このテレビジョン101において、音声出力部5及び画像出力部13から出力された再生画像信号に基づく画像、及び再生音声信号に基づく音声を視聴することができる。
操作部10は、ユーザが光ディスク装置1に対して各種の命令(コマンド)を入力するためのものである。操作部10には、ユーザの操作を受け付ける複数のキーが設けられている。光ディスク装置1に対してユーザが入力したコマンドは制御部6に伝送される。
複数のキーの中には、光ディスク100の再生を指示するための再生キー、光ディスク100の再生等の停止を指示するための停止キー、装置本体1の電源のオンとオフを切り替える電源キー、光ディスク装置1のセットアップ画面を表示するためのセットアップキー、が含まれる(いずれも不図示)。
操作部10には、リモコン信号検出部(不図示)が設けられている。リモコン信号検出部に対し、装置本体の外部からリモコン12を用いて、電源のON/OFF、チャンネルの切替え、音量の調整等の命令が入力されると、リモコン信号検出部は、リモコン12からの命令信号を受信して制御部6に伝送する。リモコン12には、操作部10と同様のキーが設けられている。
表示部9は、時刻、光ディスク装置1の設定状態などを表示する。
記憶部11は、例えばハードディスクやEEPROMで構成されており、装置本体1の主制御プログラムを記憶する。
制御部6は、例えばマイクロコンピュータで構成される。また、制御部6は、上記の主制御プログラムなどを展開するワークフィールドとしてのRAM(不図示)を内蔵する。制御部6は、光ディスク装置1にユーザから入力された命令に応じて光ディスク装置1の各部を制御する。
なお、実際の光ディスク装置では、読取時に、レーザ光の照射時間を光ディスクのトラックの中心に合わせるトラッキングサーボ制御と、レーザ光の合焦時間を光ディスクの記録面に合わせるフォーカスサーボ制御と、を行っているが、本発明の実施形態では図示を省略している。
ここで、PUヘッド2、再生回路3が、本発明の「読取手段」に相当する。制御部6、画像出力部13が、本発明の「出力手段」に相当する。OSD生成部8が、本発明の「OSD生成手段」に相当する。操作部10及びリモコン12が、本発明の「操作手段」に相当する。
また、この実施形態では、表示器としてテレビジョン101を用いているが、実施の際は、モニタでも構わない。
図2は、DVD−Videoフォーマットで記録された光ディスク上のデータのデータ構造を示す図である。DVD−Videoフォーマットで記録された光ディスク100上には、図2Aに示すように、その内周から外周にかけてVMGI95、VMGM_VOBS96、VMGIbup97、タイトルT1〜T3が記録されている。
VMGI(Video Manager Information)95には、DVD−Video全体の再生関連情報(制御情報)、いわゆるルートメニューの情報が記述されている。例えば、VTSIのアドレス情報等もここに記述されている。また、この制御情報には、VMGM_VOBS96に含まれるコンテンツのTV方式(NTSC或いはPAL)も記述されている。
VMGM_VOBS(Video Object Set for VMG Menu)96には、VOBS1003に記述されているコンテンツの再生に先立って再生されるコンテンツが記述されている。このコンテンツには、タイトル選択画面が含まれる。タイトル選択画面とは、光ディスク100に記録されているタイトルの内から再生タイトルの選択を、そのコンテンツの再生が指示された時に要求する画面である。
VMGIbup97は、VMGI95のバックアップファイルである。
また、タイトルT1は、VTSI(Video Title Set Information)1002とVOBS(Video Object Set)1003とVTSIbup1004とから構成されている(図2A参照)。タイトルT2、T3も、タイトルT1と同様のデータ構造となっている。DVD−Videoフォーマットでは、最大99タイトルまで収録が可能である。図2Aでは、3タイトル収録されている。
VTSI1002には、そのVTSに対する制御情報が記述されている。この制御情報には、VOBS1003に含まれるコンテンツのTV方式(NTSC或いはPAL)も記述されている。
VOBS1003には、タイトル再生のためのコンテンツ(TV番組など)が記述されている。該VOBS1003には、図2Bに示すように、複数のセル1010〜1019から構成されている。
なお、VTSI1002とVOBS1003との間に、VOBS1003に記述されているコンテンツの再生に先立って再生されるコンテンツが記述されたVTSM_VOBSが設けられる場合もある。VTSM_VOBSには、VMGM_VOBS96と同様のコンテンツが記録されている。このコンテンツには、VOBS1003に設定されているチャプタを選択するチャプタ選択画面が含まれる。ここで、VTSI1002とVOBS1003との間にVTSM_VOBSが設けられる場合、VTSI1002の制御情報には、VTSM_VOBSに含まれるコンテンツのTV方式(NTSC或いはPAL)も記述される。
VTSIbup1004には、VTSI1002のバックアップファイルが記述されている。
DVD−Videoフォーマットにおいて、データは、予め決められたセル単位で記録される。
セル1010は、複数のVOBU(Video Object Unit)1020〜1029で構成される(図2C参照)。1タイトルのセルの最大数は255セルである。そのため、光ディスクに10時間分のデータを記録する場合、1セルは、例えば2分30秒である。
VOBU1020には、先頭にNV_PCK(Navigatyion Pack)1030が置かれ、続いてビデオデータ(映像信号)やオーディオデータ(AVデータ)などがパック化されて挿入される(図2D参照)。
図3は、本発明の実施形態である光ディスク装置の制御部6が再生時に行う動作を示すフローチャートである。この動作は、ユーザが再生キーを押下した時の動作である。
再生キーが押下されると、制御部6は、光ディスク100のリードイン領域に記録されているTOCデータをPUヘッド2に読取らせる(S1)。
次に、制御部6は、光ディスク100のVMGI95をPUヘッド2に読取らせる(S2)。これにより、制御部6は、VMGI95の制御情報を再生回路3を介して取得する。そして、この制御情報から、制御部6は、光ディスク100に記録されている映像信号の方式を確認する。
制御部6は、S2で取得した制御情報に基づいて、光ディスク100の方式がPAL方式であるかNTSC方式であるか判定する(S3)。
光ディスク100の方式がNTSC方式であれば、制御部6は、信号の出力設定をNTSC方式に設定する(S4)。具体的には、制御部6は、信号の出力設定をNTSC方式に設定するよう音声出力部5及び画像出力部13に指示する。
方式設定後、制御部6は、再生を開始するための再生制御を行う(S5)。これにより、VMGM_VOBS96の再生が開始する。
そして、再生中、制御部6は、現在の方式(NTSC)を記憶部11に記録し(S6)、本処理を終了する。
なお、この実施形態では、上記S6において、再生中に現在の方式(NTSC)を記憶部11に記録しているが、実施の際は、これ以外のタイミングで記録しても構わない。これ以外のタイミングは、例えば、S4の直後、又はS7直後である。
一方、光ディスク100の方式がPAL方式であれば、制御部6は、信号の出力設定をPAL方式に設定する(S7)。具体的には、制御部6は、信号の出力設定をPAL方式に設定するよう音声出力部5及び画像出力部13に指示する。
方式設定後、制御部6は、再生を開始するための再生制御を行う(S5)。これにより、VMGM_VOBS96の再生が開始する。
そして、再生中、制御部6は、現在の方式(PAL)を記憶部11に記録し(S6)、本処理を終了する。
なお、VMGM_VOBS96の再生後、上記タイトル選択画面でタイトルT1が選択されてVOBS1003の再生が指示された場合も、S2と同様に、制御部6は、光ディスク100のVTSI1002をPUヘッド2に読取らせる。そして、制御部6は、VTSI1002の制御情報を再生回路3を介して取得し、上記映像信号の方式を確認する。その後、制御部6は、上記S3〜S7と同様の動作を行う。
図4は、本発明の実施形態である光ディスク装置の制御部6が行う動作を示すフローチャートである。この動作は、ユーザが再生中に停止キーを押下した時、又はユーザが装置本体1の電源を電源キーでオンした時の動作である。
再生中に再生の停止が指示されると、又は装置本体1の電源がオンされると、制御部6は、記憶部11から方式を読取る(S101)。ここで読取る方式は、上記S6において記憶部11に記録された方式である。
次に、制御部6は、S101で読取った方式に基づいて、光ディスク100の方式がPAL方式であるかNTSC方式であるか判定する(S102)。
光ディスク100の方式がNTSC方式であれば、制御部6は、信号の出力設定をNTSC方式に設定する(S103)。この処理は、S4と同じである。ここで、光ディスク装置1にセットされた光ディスク100の方式がNTSC方式であるということは、テレビジョン101の方式もNTSC方式であると推定できる。
制御部6は、OSD画面をテレビジョン101に表示し(S104)、本処理を終了する。詳述すると、制御部6は、オープニング画面を示すOSD信号を生成するようOSD生成部8に指示する。これにより、図5Aに示すようなオープニング画面50がテレビジョン101に表示される。
図5は、NTSC方式のテレビジョンに表示されるOSD画面の表示例を示す図である。
なお、オープニング画面50のメッセージは、再生中に停止キーが押下された場合、「停止中です」というメッセージでも構わない。
また、ユーザが上述のセットアップキーを押下すると、オープニング画面50と同様に、図5Bに示すセットアップ画面51がテレビジョン101に表示される。
S104の際、光ディスク100の方式と、光ディスク装置1の方式と、テレビジョン101の方式と、が全てNTSC方式であるため、オープニング画面50及びセットアップ画面51はテレビジョン101に適正に表示される。
このため、光ディスク装置1が故障したのではないかとユーザに誤解されるのを防止できる。
一方、光ディスク100の方式がPAL方式であれば、制御部6は、信号の出力設定をPAL方式に設定する(S105)。この処理は、S7と同じである。ここで、光ディスク装置1にセットされた光ディスク100の方式がPAL方式であるということは、テレビジョン101の方式もPAL方式であると推定できる。
制御部6は、図6に示すOSD画面をテレビジョン101に表示し(S104)、本処理を終了する。詳述すると、制御部6は、オープニング画面を示すOSD信号を生成するようOSD生成部8に指示する。これにより、図6Aに示すようなオープニング画面60がテレビジョン101に表示される。
図6は、PAL方式のテレビジョンに表示されるOSD画面の表示例を示す図である。
なお、オープニング画面60のメッセージは、再生中に停止キーが押下された場合、「停止中です」というメッセージでも構わない。
また、ユーザが上述のセットアップキーを押下すると、オープニング画面60と同様に、図6Bに示すセットアップ画面61がテレビジョン101に表示される。
この際、光ディスク100の方式と、光ディスク装置1の方式と、テレビジョン101の方式と、が全てPAL方式であるため、オープニング画面60及びセットアップ画面61はテレビジョン101に適正に表示される。
このため、光ディスク装置1が故障したのではないかとユーザに誤解されるのを防止できる。
なお、上記2つのS104では、記憶部11に記憶されている方式に基づいてOSD信号を自装置外部に出力している。
以下、本発明の他の実施形態である光ディスク装置について説明する。
図7は、本発明の他の実施形態である光ディスク装置の記憶部11が記憶する記憶内容を示す図である。
上記実施形態では、光ディスク100の方式と、光ディスク装置1の方式と、テレビジョン101の方式と、が全てPAL方式である。しかし、OSD画像メモリ8Aに記録されているOSDデータの方式は、NTSC方式である。そのため、テレビジョン101に表示されるPAL方式のOSD画面(図6参照)は、NTSC方式のOSD画面(図5参照)と比べ、画質等が悪い。
そこで、この実施形態では、OSD画像メモリ8Aに、図7に示すように、PAL方式のOSDデータとNTSC方式のOSDデータとを記憶させる。
なお、図7では、説明を容易にするため、OSD画像50そのものをOSD画像メモリ8Aに記憶させているが、実施の際は、OSD画像50の基となるOSDデータをOSD画像メモリ8Aに記憶させる。OSD画像51、60、及び61も同様である。
次に、制御部6の動作について説明する。
図8は、本発明の他の実施形態である光ディスク装置の制御部6が行う動作を示すフローチャートである。この動作は、図4のS103とS104の間にS201を追加し、S105とS104の間にS202を追加した動作であり、その他の処理(S101〜S105)ついては、同じである。
S103の後、制御部6は、図7に示すOSD画像メモリ8Aの2種類の方式の内、NTSC方式のOSDデータを使用するようOSD生成部8に指示する(S201)。
そして、制御部6は、OSD画面をテレビジョン101に表示し(S104)、本処理を終了する。詳述すると、制御部6は、オープニング画面を示すOSD信号を生成するようOSD生成部8に指示する。この結果、OSD生成部8は、NTSC方式のOSDデータをOSD画像メモリ8Aから読取って、オープニング画面を示すOSD信号を生成する。これにより、図5に示すようなオープニング画面50がテレビジョン101に表示される。
一方、S105の後、制御部6は、図7に示すOSD画像メモリ8Aの2種類の方式の内、PAL方式のOSDデータを使用するようOSD生成部8に指示する(S202)。
そして、制御部6は、OSD画面をテレビジョン101に表示し(S104)、本処理を終了する。詳述すると、制御部6は、オープニング画面を示すOSD信号を生成するようOSD生成部8に指示する。この結果、OSD生成部8は、PAL方式のOSDデータをOSD画像メモリ8Aから読取って、オープニング画面を示すOSD信号を生成する。これにより、オープニング画面60がテレビジョン101に表示される。また、ユーザが上述のセットアップキーを押下すると、オープニング画面60と同様に、セットアップ画面61がテレビジョン101に表示される。
この際、OSD画像メモリ8Aに記録されているOSDデータの方式と、光ディスク100の方式と、光ディスク装置1の方式と、テレビジョン101の方式と、が全てPAL方式であるため、オープニング画面60及びセットアップ画面61はテレビジョン101に一層適正に表示される。図6で示されるオープニング画面60及びセットアップ画面61の画質等は、図5で示されるオープニング画面50及びセットアップ画面51と同等になる。
このため、光ディスク装置1が故障したのではないかとユーザに誤解されるのを一層防止できる。
本発明の実施形態である光ディスク装置の主要な構成を示すブロック図 DVD−Videoフォーマットで記録された光ディスク上のデータのデータ構造を示す図 本発明の実施形態である光ディスク装置の制御部6が再生時に行う動作を示すフローチャート 本発明の実施形態である光ディスク装置の制御部6が行う動作を示すフローチャート NTSC方式のテレビジョンに表示されるOSD画面の表示例を示す図 PAL方式のテレビジョンに表示されるOSD画面の表示例を示す図 本発明の他の実施形態である光ディスク装置の記憶部11が記憶する記憶内容を示す図 本発明の他の実施形態である光ディスク装置の制御部6が行う動作を示すフローチャート
符号の説明
1−光ディスク装置
2−PUヘッド
3−再生回路
5−音声出力部
6−制御部
8A−OSD画像メモリ
8−OSD生成部
9−表示部
10−操作部
11−記憶部
12−リモコン
13−画像出力部
50−オープニング画面
51−セットアップ画面
60−オープニング画面
61−セットアップ画面
100−光ディスク
101−テレビジョン

Claims (4)

  1. PAL方式又はNTSC方式のいずれか一方の方式に基づいて映像信号が記録された光ディスクから該映像信号を読取る読取手段と、
    OSD信号を生成するOSD生成手段と、
    再生中、前記読取手段によって読取られた前記映像信号を、前記光ディスクに記録されている前記映像信号と同じ方式に基づいて自装置外部に出力する出力手段であって、前記OSD生成手段によって生成された前記OSD信号を自装置外部に出力する出力手段と、を備え、
    前記自装置から出力された信号を処理して画像を画面上に表示する表示器に接続される光ディスク装置において、
    前記再生中に、前記出力手段が出力する前記映像信号の方式が前記PAL方式又は前記NTSC方式のいずれであるかを記憶する不揮発性の第1の記憶手段を備え、
    前記PAL方式のOSDデータと、前記NTSC方式のOSDデータと、を記憶する不揮発性の第2の記憶手段を備え、
    前記OSD生成手段は、前記再生中に再生の停止が指示されると、又は前記自装置の電源がオンされると、前記第1の記憶手段に記憶されている方式のOSDデータを前記第2の記憶手段から読取って、前記OSD信号を生成し、
    前記出力手段は、前記第1の記憶手段に記憶されている方式に基づいて前記OSD信号を前記自装置外部に出力する光ディスク装置。
  2. PAL方式又はNTSC方式のいずれか一方の方式に基づいて映像信号が記録された光ディスクから該映像信号を読取る読取手段と、
    OSD信号を生成するOSD生成手段と、
    再生中、前記読取手段によって読取られた前記映像信号を、前記光ディスクに記録されている前記映像信号と同じ方式に基づいて自装置外部に出力する出力手段であって、前記OSD生成手段によって生成された前記OSD信号を自装置外部に出力する出力手段と、を備え、
    前記自装置から出力された信号を処理して画像を画面上に表示する表示器に接続される光ディスク装置において、
    前記出力手段が出力する前記映像信号の方式が前記PAL方式又は前記NTSC方式のいずれであるかを記憶する不揮発性の第1の記憶手段を備え、
    前記出力手段は、前記再生中に再生の停止が指示されると、又は前記自装置の電源がオンされると、前記第1の記憶手段に記憶されている方式に基づいて前記OSD信号を前記自装置外部に出力する光ディスク装置。
  3. 前記PAL方式のOSDデータと、前記NTSC方式のOSDデータと、を記憶する不揮発性の第2の記憶手段を備え、
    前記OSD生成手段は、前記再生中に再生の停止が指示されると、又は前記自装置の電源がオンされると、前記第1の記憶手段に記憶されている方式のOSDデータを前記第2の記憶手段から読取って、前記OSD信号を生成する請求項2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記出力手段は、前記出力手段が出力する前記映像信号の方式が前記PAL方式又は前記NTSC方式のいずれであるかを、前記再生中に前記第1の記憶手段に記録する請求項2又は3に記載の光ディスク装置。
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