JP2007193863A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007193863A
JP2007193863A JP2006009037A JP2006009037A JP2007193863A JP 2007193863 A JP2007193863 A JP 2007193863A JP 2006009037 A JP2006009037 A JP 2006009037A JP 2006009037 A JP2006009037 A JP 2006009037A JP 2007193863 A JP2007193863 A JP 2007193863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
audio
attribute information
mute
display
setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006009037A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Tsujimoto
暁 辻本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2006009037A priority Critical patent/JP2007193863A/ja
Publication of JP2007193863A publication Critical patent/JP2007193863A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

【課題】ミュート時間を設定可能とし、音声属性情報が変化した際、該ミュート時間ミュートし、表示器のスピーカからの音声ノイズをユーザに聞かせないようにした光ディスク装置を提供する。
【解決手段】ミュート時間設定キーが押下されると、制御部4は、メニュー画面を表示部7に表示させる(s1)。このメニュー画面は、音声属性情報が変化した際のミュート時間を設定させるための画面であり、例えば図5のような画面である。ユーザは、メニュー画面を見ながらミュート時間設定キーを操作し、ミュート時間を予め設定する。ユーザは、ミュート時間設定キーを操作し、例えば図5のミュート時間を1つ選択する。ユーザは、このミュート時間設定キーにより、ミュート時間を予め設定する。ミュート時間が選択されるのを待って(s2)、制御部4は、選択されたミュート時間を設定する(s3)。
【選択図】図4

Description

本発明は、CD、DVD等の光ディスクに記録されているデータの読取りを行う光ディスク装置に関し、特にミュートを実行する光ディスク装置に関するものである。
従来、CD、DVD等の光ディスクに記録されているデータの読み取りを行う光ディスク装置が一般に普及している。
光ディスク装置は、所定のインタフェースを介して表示器と接続され、ユーザは、該表示器において、光ディスク装置から出力された画像データに基づく画像、及び音声データに基づく音声を視聴することができる。所定のインタフェースは、例えばHDMI(High Definition Multimedia Interface)である。音声データには、該音声データに対応する音声属性情報が存在する。
表示器は、音声出力手段を有する表示器であり、例えばテレビジョン、又はモニタである。音声出力手段は、スピーカを内蔵し、音声属性情報の設定が可能である。
音声属性情報は、音声の属性に関する情報であり、例えば量子化ビット数、サンプリングレート、音声チャンネル番号、又はCDやDVDのトラック番号である。
例えば、サンプリングレートは、D/A変換のために、表示器の音声出力手段に設定される。
上記視聴(再生)中、音声属性情報は、光ディスクに記録されているコンテンツの関係で変化する場合がある。例えば、光ディスクに記録されているTV番組が、異なるTV番組に変更した場合である。
この音声属性情報が上記視聴(再生)中に変化すると、表示器はスピーカから音声ノイズを発声してしまう。
よって、表示器は、音声ノイズが発声されてしまうことを防止するために、表示器側でミュートを一定時間実行する。そして、表示器は、その一定時間の間に、現在の音声属性情報の設定を該変化した音声属性情報の設定に変更する。一定時間は、例えば100ms(ミリ秒)である。
一方、特許文献1に記載されたような音量調整装置が提案されている。
この音量調整装置は、音量値に応じて音声信号を増幅する音声増幅回路と、電源オン時から所定時間、前記音声増幅回路の動作を停止させるミュート回路と、前記所定時間を設定する操作手段と、を備える。
ユーザは、前記操作手段を操作することにより、所定時間を設定する。
特開平09−93056号公報
しかしながら、表示器は、ミュート処理が甘くて音声ノイズを出してしまうことがあった。そのため、従来の光ディスク装置は、音声ノイズをユーザに聞かせてしまうことがあり、不快感をユーザに与えてしまうという問題があった。
また、表示器は、ミュート処理が長くて音声出力開始まで時間がかかることもあった。そのため、従来の光ディスク装置は、ユーザを苛立たせてしまうという問題があった。
また、特許文献1では、電源オン時のミュート時間を操作手段により設定できるが、光ディスクに記録されている音声データの音声属性情報が変化した際のミュート時間を設定するものではない。そのため、上記従来の光ディスク装置と同様の問題が生じる。
本発明はこのような従来の課題を解決しようとするものであり、ミュート時間を設定可能とし、音声属性情報が変化した際、該ミュート時間ミュートし、表示器のスピーカからの音声ノイズをユーザに聞かせないようにした光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明の光ディスク装置は、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(1)装置本体にセットされている光ディスクにピックアップヘッドからレーザ光を照射し、その光ディスクから音声データを読み取る読取手段を備え、該音声データに対応する音声の属性に関する音声属性情報の設定が可能な音声出力手段を有する表示器と所定のインタフェースを介して接続されている光ディスク装置において、
前記読取手段が読み取った音声データを前記表示器の前記音声出力手段に出力するとともに、該音声データに対応する音声属性情報が変化したか否かを判断する音声処理手段と、
前記音声属性情報が変化したと前記音声処理手段が判断した際の、ミュートを実行するミュート時間を予め設定する操作手段と、を備え、
前記音声処理手段は、前記操作手段により前記ミュート時間が予め設定されると、再生中に前記音声属性情報を確認し、前記音声属性情報が変化したと判断した際、ミュートを該ミュート時間実行し、前記表示器が有する前記音声出力手段の音声属性情報の設定を、該変化した音声属性情報の設定に変更する旨の設定変更命令を前記表示器に送信する。
この構成において、所定のインタフェースは、例えばHDMI(High Definition Multimedia Interface)である。表示器は、音声出力手段を有する表示器であり、例えばテレビジョン、又はモニタである。音声出力手段は、音声を外部に発声するスピーカを内蔵し、音声属性情報の設定が可能である。
ユーザは、上記操作手段により、ミュート時間を予め設定する。音声属性情報は、例えば量子化ビット数、サンプリングレート、音声チャンネル番号、又はCDやDVDのトラック番号である。
ここで、上記光ディスク装置は、ミュート時間を予め設定させるためのメニュー画面を表示する表示手段を備えても良い。ユーザは、このメニュー画面を見ながらミュート時間設定キーを操作し、ミュート時間を予め設定する。
音声処理手段がミュートを実行すると、表示器は、音声データが入力されなくなるので、音声を発声しなくなる。
また、音声処理手段から設定変更命令を受信すると、表示器は、音声属性情報の設定を変更する。
そして、音声処理手段は、ミュート時間が過ぎると、ミュートを終了する。すると、表示器は、変化した音声属性情報の設定により音声を再び発声する。
ユーザがミュート時間を適切に設定すれば、音声属性情報が変化しても、表示器から音声ノイズが発声しない。
以上より、ミュート時間を設定可能とし、音声属性情報が変化した際、該ミュート時間ミュートし、表示器のスピーカからの音声ノイズをユーザに聞かせないようにすることができるという効果を奏する。
特に、ミュート時間を設定可能とすることにより、表示器のミュート処理が甘い場合でも、ユーザに音声ノイズを聞かせないようにすることができるという効果を奏する。
また、ミュート時間を設定可能とすることにより、ユーザを苛立たせてしまうことも無くすることができるという効果を奏する。
(2)前記所定のインタフェースは、双方向通信可能なインタフェースであり、
前記表示器から音声属性情報の設定変更に要する設定変更時間を取得し、前記操作手段により前記ミュート時間を予め設定する際、前記設定変更時間を表示する表示手段を備える。
この構成において、所定のインタフェースは、例えばHDMI(High Definition Multimedia Interface)である。設定変更時間は、表示器の種類によって異なるが、例えば100ms(ミリ秒)である。
ユーザは、設定変更時間を見ながら操作手段を操作し、ミュート時間を予め設定する。この際、ユーザは、設定変更時間を目安として、該設定変更時間より少し多い時間をミュート時間として選択することが好ましい。
以上より、ユーザが設定変更時間を目安として適切なミュート時間を選択することができるという効果を奏する。
(3)前記音声属性情報は、サンプリングレートである。
この発明によれば、ミュート時間を設定可能とし、音声属性情報が変化した際、該ミュート時間ミュートし、表示器のスピーカからの音声ノイズをユーザに聞かせないようにすることができるという効果を奏する。
特に、ミュート時間を設定可能とすることにより、表示器のミュート処理が甘い場合でも、ユーザに音声ノイズを聞かせないようにすることができるという効果を奏する。
また、ミュート時間を設定可能とすることにより、ユーザを苛立たせてしまうことも無くすることができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施形態である光ディスク装置について説明する。
図1は、本発明の実施形態である光ディスク装置の主要な構成を示すブロック図である。
光ディスク装置1は、所謂DVDレコーダであり、装置本体1を制御する制御部4と、光ディスク100に対しデータの記録や読取を行うピックアップヘッド2(以下、PUヘッド2と称する。)と、RFアンプなどの記録再生部3と、録画キーや再生キーや特殊再生キーやミュート時間設定キー等が設けられている操作部5と、情報を表示する表示部7と、データを記憶する記憶部6と、ミュート回路を内蔵する音声処理部11と、画像データを所定のフォーマットに変換して出力する画像処理部13と、TV放送信号を受信してデータを取得する受信部10と、を備えている。
また、光ディスク装置1は、HDMIポート20に差し込まれたHDMIケーブル21を介して、モニタ101と接続されている。
モニタ101は、音声データをD/A変換し、音声を外部に発声する音声出力手段を有する。音声出力手段は、スピーカを内蔵し、音声属性情報の設定が可能である。
また、モニタ101は、HDMI規格のモニタである。
HDMIは、High Definition Multimedia Interfaceの略であり、DVD再生装置等の出力装置からテレビ画像受像機やプロジェクタ表示装置等の表示装置へディジタルA/V信号を伝送するためのインタフェースである。HDMIは、従来の規格であるDVI(Digital Visual Interface for Computer)Ver1.0を拡張したものである。具体的には、DVIは画像情報のみを送信する規格であるのに対し、HDMIは、画像情報の他、音声情報およびその他の情報も一のケーブルで送信できる規格である。さらに、HDMIは、高品質のマルチチャンネル音声と高解像度の各種フォーマットの画像信号(映像信号)の伝送が可能である。
HDMIは、DDC(Display Date Channel)により、モニタ101が光ディスク装置1に送信する情報を伝送することができる。DDCは、通信形式の名称である。
なお、この実施形態では、光ディスク装置としてDVDレコーダを説明しているが、DVDプレーヤでも構わない。
また、この実施形態では、表示器としてモニタ101を説明しているが、テレビジョンでも構わない。
PUヘッド2は、図示しないレーザダイオード(LD)、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、対物レンズ、フォトディテクタ、スレッドモータ、及び2軸のアクチュエータを備えている。
PUヘッド2は、光ディスク100の半径方向に延びる軸に移動自在に取り付けられている。スレッドモータが、PUヘッド2を光ディスク100の半径方向に移動する。
LDは、レーザ光を出力する光源であり、フォトディテクタは、複数の受光素子で形成されており、光ディスク100からの反射光を検出する。フォトディテクタは、例えば、受光領域がほぼ均等に4分割されており、4つの受光領域を形成している。
対物レンズは、光ディスク100に対するレーザ光の照射位置を調節する。また、2軸のアクチュエータは、対物レンズを光ディスク100に接離する方向、及び光ディスク100の半径方向に移動させる。
まず、再生時の動作について説明する。
PUヘッド2は、光ディスク100に対して読取パワーのレーザ光を照射し、光ディスク100からの反射光をフォトディテクタで検出する。これにより、光ディスク100に記録されている情報を光学的に読み出す。
記録再生部3は、PUヘッド2における複数の受光素子の出力に基づいてRF信号を生成し、該RF信号を増幅する。そして、記録再生部3は、該RF信号を処理して画像と音声のデータを取り出し、それぞれデコードする。ここで、取り出される画像データは、例えばMPEGでエンコードされている。また、取り出される音声データは、例えばMPEG、AC3でエンコードされている。そして、記録再生部3は、音声データを音声処理部11に、画像データを画像処理部13に、両データの同期を取りながら、それぞれ出力する。
音声処理部11は、伸長された音声データをディジタルの再生音声信号として外部のモニタ101に出力する。正確には、音声処理部11は、該音声データをHDMI規格の情報に基づいてディジタル信号に変換し、再生音声信号として外部のモニタ101に出力する。
また、音声処理部11は、ミュート回路を有し、制御部4の指示により、ミュートを実行する。
画像処理部13は、伸長された画像データをディジタルの再生画像信号として外部のモニタ101に出力する。正確には、音声処理部11は、該画像データをHDMI規格の情報に基づいてディジタル信号に変換し、再生画像信号として外部のモニタ101に出力する。
例えば、音声処理部11及び画像処理部13は、これらのディジタル信号を、HDMIケーブル21を介して、TMDS(Transition Minimized Differential Signaling)方式でモニタ101に送信する。
音声処理部11及び画像処理部13には、HDMIポート20に差し込まれたHDMIケーブル21を介してモニタ101が接続され、ユーザは、このモニタ101において、音声処理部11及び画像処理部13から出力された画像信号に基づく画像、及び音声信号に基づく音声を視聴することができる。
次に、記録時の動作について説明する。
受信部10は、例えばチューナである。
受信部10は、TV放送等を受信するアンテナから選択されているチャンネルのTV放送信号を抽出して、A/D変換してディジタル化し、出力する。インターネット、ディジタル放送などのようにデータとして入力されてくるならば、受信部10は、パケット又はTV放送信号等からデータを抽出して、出力する。
ここで、受信部10は、TV放送等のアンテナからTV放送信号等を受信するに限らず、マイク等の収音器で収音した音声や撮像装置で撮像した動画なども受信する。
そして、記録再生部3は、入力されたデータを(例えば、MPEGで)エンコードし、ディジタル信号をPUヘッド2に出力する。該入力されたデータは、バイナリデータであるAV(オーディオビジュアル)データを含んでおり、分離された後エンコードされる。
そして、PUヘッド2は、記録再生部3からディジタル信号が入力されると、このディジタル信号に応じて記録パワーのレーザ光を制御し、光ディスク100の記録面に照射する。
このようにして、光ディスク100に画像データおよび音声データが記録される。
操作部5は、ユーザが光ディスク装置1に対して各種の命令(コマンド)を入力するためのものであり、録画キーや再生キーや特殊再生キーやミュート時間設定キー等が設けられている。光ディスク装置1に対してユーザが入力したコマンドは制御部4に伝送される。
ミュート時間設定キーは、音声属性情報が変化した際の、ミュートを実行するミュート時間を予め設定するためのキーである。
ユーザは、このミュート時間設定キーにより、ミュート時間を予め設定する(後述の図4〜6参照)。
記憶部6は、例えばSDRAM、又はEEPROMで構成されており、装置本体1の主制御プログラムを記憶する。また、記憶部6は、例えば後述s3の設定を記憶する。
表示部7は、例えばLCDで構成される。
表示部7は、時刻、光ディスク装置1の設定状態などを表示する。ユーザは、この画面を見ながらミュート時間設定キーを操作し、ミュート時間を予め設定する(後述の図4〜6参照)。
表示部7は、後述の図5及び6で表示される画面の基となるデータを記憶する画像メモリ(不図示)を有する。
HDMIポート20は、HDMIケーブル21により、光ディスク装置1とモニタ101との接続の有無を検出している。具体的には、HDMIケーブル21はHPD(Hot Plug Detector)機能を有し、HDMIポート20は、このHPDから、接続の有無の情報を受け取る。HDMIポート20は、HPDから受け取った接続の有無の情報を、装置本体内部の通信線を介して制御部4に送信する。
制御部4は、例えばSRAM、マイクロコンピュータで構成されており、光ディスク装置1にユーザから入力された命令に応じて光ディスク装置1の各部を制御する。
さらに、制御部4は、時間及び時刻を経時するタイマー回路(時計ユニット)を内蔵する。
制御部4は、HDMIケーブル21を介して、モニタ101から後述する表示条件の情報(以下、表示条件情報という。)を取得する。
表示条件情報は、モニタ101の表示条件を示す情報であり、例えば解像度情報、アスペクト比情報、表示情報、又はモニタ101の音声条件を示す音声条件情報である。また、表示条件情報は、設定変更時間(図6参照)を含む。この設定変更時間は、モニタ101が音声属性情報の設定変更に要する時間である。
音声属性情報は、例えば量子化ビット数、サンプリングレート、音声チャンネル番号、又はCDやDVDのトラック番号である。
制御部4は、光ディスク装置1とモニタ101との接続が有る旨の情報をHDMIポート20から受け取ると、モニタ101からそのモニタ101の表示条件情報を、HDMIケーブル21を介して取得する。そして、制御部4は、音声処理部11及び画像処理部13に対して、この表示条件情報により設定される表示条件に従って画像データや音声データを変換するよう指示する。
なお、実際の光ディスク装置では、読取時や記録時に、レーザ光の照射位置を光ディスクのトラックの中心に合わせるトラッキングサーボ制御と、レーザ光の合焦位置を光ディスクの記録面に合わせるフォーカスサーボ制御と、を行っているが、本発明の実施形態では図示を省略している。
ここで、PUヘッド2、記録再生部3、及び制御部4が、本発明の「読取手段」に相当する。HDMIポート20及びHDMIケーブル21が、本発明の「所定のインタフェース」に相当する。音声処理部11、及び制御部4が、本発明の「音声処理手段」に相当する。表示部7が、本発明の「表示手段」に相当する。
図2は、音声属性情報の内の量子化ビット数及びサンプリングレートを説明する図である。
図中の連続関数x(t)は、音声の電圧表現である。縦軸は、電圧(V)を表し、横軸は、時間(s)を表す。
音声データは、例えば図2に示すような連続関数x(t)を標本化し、さらに、量子化を行なうことにより得られる。
この音声データが得られる場面は、例えば受信部10がマイク等の収音器で収音した音声や撮像装置で撮像した動画などを受信して、A/D変換する場面である。
どのような間隔で標本化を行なうかに相当する単位が、サンプリングレート(別名サンプリング周波数)である。この単位は、Hzである。図2において、サンプリングレートは、7(Hz)である。
また、どのような間隔で量子化を行なうかに相当する単位が、量子化ビット数(別名サンプリングサイズ)である。この単位は、ビットである。
なお、標本化とは、時刻tを離散的な値t〜tにすることをいい、量子化とは、標本化により得られる連続量を離散的な量に変換することをいう。
ここで、一般的なモニタ又はテレビジョンにおいて、音声属性情報が再生中に変化した際に音声ノイズが発声してしまう原因は、量子化ビット数よりサンプリングレートによるものが大きいことが実験により明らかになった。
なお、サンプリングレートは、D/A変換のために、モニタ101の音声出力手段に設定される。
図3は、DVD−Videoフォーマットで記録された光ディスク上のデータのデータ構造を示す図である。DVD−Videoフォーマットで記録された光ディスク100上には、図3(イ)に示すように、その内周から外周にかけてVMGI、VMGM_VOBS、タイトル1〜3が記録されている。
VMGI(Video Manager InforMation)は、DVD−Video全体の再生関連情報(制御情報)、いわゆるルートメニューの情報が記述されている。例えば、VTSIのアドレス情報やチャプタ情報等もここに記述されている。
VMGM_VOBS(Video Object Set for VMG Menu)は、タイトルメニューで使用するコンテンツが記述されている。VTSIのアドレス情報等を含むDVD−Video全体の再生関連情報(制御情報)が記述される場合もある。
VMGIbupは、VMGIのバックアップファイルである。
以下、VMGと言う時は、VMGI又はVMGM_VOBSを指す。
また、タイトルは、VTSI(Video Title Set InforMation)とVOBS(Video Object Set)とVTSIbupとから構成されており(図3(イ)参照)、最大99タイトルまで収録が可能である。図3(イ)では、3タイトル収録されている。
VTSIは、そのVTSに対する制御情報が記述されている。制御情報には、チャプタ情報も含まれる。
VOBSは、タイトル再生のためのコンテンツが記述されており、図3(ロ)に示すように、複数のセルから構成されている。図3(ロ)の#nは、セルの番号である。
なお、VOBSとVTSとは、同じものを表す。
VTSIbupは、VTSIのバックアップファイルが記述されている。
ここで、VTSI、VOBS、及びVTSIbupの#1〜3は、タイトルの番号に対応している。
DVD−Videoフォーマットにおいて、データは、予め決められたセル単位で記録される。
セルは、複数のVOBU(Video Object Unit)で構成される(図3(ハ)参照)。図3(ハ)の#mは、VOBUの番号である。1タイトルのセルの最大数は255セルである。そのため、光ディスクに10時間分のデータを記録する場合、1セルは、例えば2分30秒である。
ここで、1セルで10時間分のデータを記録してもよいが、セルの再生時間をNV_PCKに書く必要があるため、セルを一旦光ディスク100に記録し始めると、ユーザが録画停止してもセルを記録し終えるまで記録を停止することができない。よって、利便性を考えると、1セルは、2分30秒くらいの時間が望ましい。
VOBUは、先頭にNV_PCK(Navigatyion Pack)が置かれ、続いてビデオデータやオーディオデータ(AVデータ)などがパック化されて挿入される(図3(ニ)参照)。
ここで、現在のVOBUを記録するのに、現在のVOBUの後に記録する複数個のVOBUの先頭アドレスやセルの再生時間などを、現在のVOBU中のNV_PCKに書き込必要がある。
DVD−Videoフォーマットにおいて、データは、前から順番に、例えると一筆書きのように記録されるため、記録後編集を行うことはできない。
音声属性情報は、NV_PACKに記録されている。音声属性情報は、VMGI(Video Manager InforMation)、VTSI(Video Title Set InforMation)に記録される場合もある。音声属性情報の内のサンプリングレート及び量子化サイズは、主としてNV_PACKに記録されている。
なお、この実施形態では、DVD−Videoフォーマットを紹介しているが、これに限定する趣旨でない。VRフォーマットでも良い。
図4は、本発明の実施形態である光ディスク装置においてミュート時間を設定する際に制御部が行う動作を示すフローチャートである。
図4の動作は、ミュート時間設定キーの押下がトリガとなって開始される動作である。図4で示されているミュート時間設定ルーチンは、上記主制御プログラムに関連する(プレインストールされている)ルーチンであり、ミュート時間設定キーの押下時に、主制御プログラムからコールされる。
ミュート時間設定キーが押下されると、制御部4は、メニュー画面を表示部7に表示させる(s1)。このメニュー画面は、音声属性情報が変化した際のミュート時間を設定させるための画面であり、例えば図5のような画面である。
図5は、ミュート時間を設定する際に表示部7で表示するメニュー画面のフォーマットの一例を示す図である。
ユーザは、メニュー画面を見ながらミュート時間設定キーを操作し、ミュート時間を予め設定する。ユーザは、ミュート時間設定キーを操作し、例えば図5のミュート時間を1つ選択する。
ユーザは、このミュート時間設定キーにより、ミュート時間を予め設定する。
ミュート時間が選択されるのを待って(s2)、制御部4は、選択されたミュート時間を設定し(s3)、本処理を終了する。
この設定は、選択されたミュート時間を制御部4が記憶部6に記録することにより行われる。
なお、この実施形態では、ミュート時間を選択さしているが、ミュート時間の数値を直接入力させて、ミュート時間を設定させる構成でも構わない。
また、この実施形態の変形例として以下のように構成しても良い。
上述の設定変更時間を予め取得し、s1において、制御部4は例えば図6のようなメニュー画面を表示部7に表示させる。設定変更時間は、モニタ101が音声属性情報の設定変更に要する時間である。設定変更時間は、例えば100ms(ミリ秒)である。
図6は、ミュート時間を設定する際に表示部7で表示するメニュー画面のフォーマットの一例を示す図である。
ユーザは、例えば図6の画面を見ながらミュート時間設定キーを操作し、ミュート時間を予め設定する。この際、ユーザは、図6のなお書きに示す設定変更時間を目安として、該設定変更時間より少し多い時間をミュート時間として選択することが好ましい。図6では、「3」である。
以上より、ユーザが設定変更時間を目安として適切なミュート時間を選択することができるという効果を奏する。
なお、図6のようなメニュー画面を表示部7に表示させるため、制御部4は、設定変更時間を予め取得しておく。制御部4は、例えばミュート時間設定キーの押下からs1の間に取得する。
図7は、本発明の実施形態である光ディスク装置において再生キー押下時に制御部が行う動作を示すフローチャートである。
図7で示されている再生キー押下ルーチンは、上記主制御プログラムに関連する(プレインストールされている)ルーチンであり、再生キー押下により、主制御プログラムからコールされる。
再生キーが押下されると、それがトリガとなり、制御部4は、図7で示されている再生キー押下ルーチンを実行し、以下の動作を行う。
まず、制御部4は、予め設定されているミュート時間を記憶部6から取得する(s10)。
そして、制御部4は、再生を行うため、装置本体1各部の制御を実行する(s11)。これにより、PUヘッド2は、光ディスク100に対しデータの読取、つまりコンテンツの読取を開始する。
なお、光ディスク100が装置本体1にマウントされていることを前提としている。
次に、制御部4は、音声属性情報の確認を開始する(s12)。音声属性情報は、例えば量子化ビット数、サンプリングレート、音声チャンネル番号、又はCDやDVDのトラック番号である。
s12により、制御部4は、再生中、音声属性情報の確認をリアルタイムに行う。この確認は、例えば音声データの制御情報をPUヘッド2に調べさせることにより、行われる。この制御情報は、光ディスク100に記録されている情報である。音声属性情報の内のサンプリングレートおよび量子化サイズは、DVDであれば主としてNV_PACKに記録されている(図3参照)。
制御部4は、音声データの再生中、該音声データの音声属性情報が変化したか否か判断する(s13)。
音声属性情報が変化していないと判断すると、制御部4は、現在再生中であるか否か判断する(s19)。再生していないと判断すると、制御部4は、本処理を終了する。
再生していると判断すると、制御部4は、s13に戻り処理を継続する。
つまり、再生中である限り、s13及びs19の判断が行なわれる。
一方、音声属性情報が変化していると判断すると、制御部4は、ミュートを音声処理部11に実行させ(s14、図1参照)、併せてタイマーをスタートする(s15)。このタイマーは、制御部4が内蔵するタイマー回路において行なわれる。
すると、モニタ101は、音声データが入力されなくなるので、内蔵するスピーカから音声を発声しなくなる。
そして、制御部4は、HDMIポート20及びHDMIケーブル21を介して、設定変更命令をモニタ101に送信する(s16、図1参照)。設定変更命令は、モニタ101の設定を該変化した音声属性情報の設定に変更する旨の命令である。
すると、モニタ101は、音声出力手段の現在の音声属性情報の設定を、変化した音声属性情報の設定に変更する。例えば、現在の音声属性情報の設定がサンプリングレート44、1kHzであって変化した音声属性情報の設定が48kHzであれば、モニタ101は、44、1kHzから48kHzに変更する。この設定変更に要する設定変更時間は、例えば100ms(ミリ秒)である。
制御部4は、図4において予め設定されたミュート時間が経過したか否か判断する(s17)。制御部4は、内臓するタイマー回路のタイマーによって、s15からのミュート時間を判断する。
ミュート時間が経過すると、制御部4は、ミュートを音声処理部11に終了させ(s18)、s19に戻り処理を継続する。つまり、再生中である限り、s13及びs19の判断が行なわれる。
また、モニタ101は、s18によって、変化した音声属性情報の設定によりスピーカから音声を再び発声する。
ユーザがミュート時間を適切に設定すれば、音声属性情報が変化しても、モニタ101のスピーカから音声ノイズが発声しない。
以上より、ミュート時間を設定可能とし、音声属性情報が変化した際、該ミュート時間ミュートし、表示器のスピーカからの音声ノイズをユーザに聞かせないようにすることができるという効果を奏する。
特に、ミュート時間を設定可能とすることにより、モニタ101のミュート処理が甘い場合でも、ユーザに音声ノイズを聞かせないようにすることができるという効果を奏する。
また、ミュート時間を設定可能とすることにより、ユーザを苛立たせてしまうことも無くすることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態である光ディスク装置の主要な構成を示すブロック図 音声属性情報の内の量子化ビット数及びサンプリングレートを説明する図 DVD−Videoフォーマットで記録された光ディスク上のデータのデータ構造を示す図 本発明の実施形態である光ディスク装置においてミュート時間を設定する際に制御部が行う動作を示すフローチャート ミュート時間を設定する際に表示部7で表示するメニュー画面のフォーマットの一例を示す図 ミュート時間を設定する際に表示部7で表示するメニュー画面のフォーマットの一例を示す図 本発明の実施形態である光ディスク装置において再生キー押下時に制御部が行う動作を示すフローチャート
符号の説明
1−光ディスク装置
2−PUヘッド
3−記録再生部
4−制御部
5−操作部
6−記憶部
7−表示部
10−受信部
11−音声処理部
13−画像処理部
20−HDMIポート
21−HDMIケーブル
100−光ディスク
101−モニタ

Claims (4)

  1. 装置本体にセットされている光ディスクにピックアップヘッドからレーザ光を照射し、その光ディスクから音声データを読み取る読取手段を備え、該音声データに対応する音声の属性に関する音声属性情報の設定が可能な音声出力手段を有する表示器と所定のインタフェースを介して接続されている光ディスク装置において、
    前記読取手段が読み取った音声データを前記表示器の前記音声出力手段に出力するとともに、該音声データに対応する音声属性情報が変化したか否かを判断する音声処理手段と、
    前記音声属性情報が変化したと前記音声処理手段が判断した際の、ミュートを実行するミュート時間を予め設定する操作手段と、
    前記表示器から音声属性情報の設定変更に要する設定変更時間を取得し、前記操作手段により前記ミュート時間を予め設定する際、前記設定変更時間を表示する表示手段と、を備え、
    前記所定のインタフェースは、双方向通信可能なインタフェースであり、
    前記音声処理手段は、前記操作手段により前記ミュート時間が予め設定されると、再生中に前記音声属性情報を確認し、前記音声属性情報が変化したと判断した際、ミュートを該ミュート時間実行し、前記表示器が有する前記音声出力手段の音声属性情報の設定を、該変化した音声属性情報の設定に変更する旨の設定変更命令を前記表示器に送信するDVDプレーヤ。
  2. 装置本体にセットされている光ディスクにピックアップヘッドからレーザ光を照射し、その光ディスクから音声データを読み取る読取手段を備え、該音声データに対応する音声の属性に関する音声属性情報の設定が可能な音声出力手段を有する表示器と所定のインタフェースを介して接続されている光ディスク装置において、
    前記読取手段が読み取った音声データを前記表示器の前記音声出力手段に出力するとともに、該音声データに対応する音声属性情報が変化したか否かを判断する音声処理手段と、
    前記音声属性情報が変化したと前記音声処理手段が判断した際の、ミュートを実行するミュート時間を予め設定する操作手段と、を備え、
    前記音声処理手段は、前記操作手段により前記ミュート時間が予め設定されると、再生中に前記音声属性情報を確認し、前記音声属性情報が変化したと判断した際、ミュートを該ミュート時間実行し、前記表示器が有する前記音声出力手段の音声属性情報の設定を、該変化した音声属性情報の設定に変更する旨の設定変更命令を前記表示器に送信する光ディスク装置。
  3. 前記所定のインタフェースは、双方向通信可能なインタフェースであり、
    前記表示器から音声属性情報の設定変更に要する設定変更時間を取得し、前記操作手段により前記ミュート時間を予め設定する際、前記設定変更時間を表示する表示手段を備える請求項2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記音声属性情報は、サンプリングレートである請求項2又は3に記載の光ディスク装置。
JP2006009037A 2006-01-17 2006-01-17 光ディスク装置 Pending JP2007193863A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006009037A JP2007193863A (ja) 2006-01-17 2006-01-17 光ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006009037A JP2007193863A (ja) 2006-01-17 2006-01-17 光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007193863A true JP2007193863A (ja) 2007-08-02

Family

ID=38449444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006009037A Pending JP2007193863A (ja) 2006-01-17 2006-01-17 光ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007193863A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2149881A1 (en) 2008-07-30 2010-02-03 Funai Electric Co., Ltd. Signal processing device

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1021658A (ja) * 1996-07-08 1998-01-23 Mitsubishi Electric Corp ディジタル音声信号再生装置
JP2003115169A (ja) * 2001-07-30 2003-04-18 Yamaha Corp ディジタルオーディオ信号再生装置
JP2004005985A (ja) * 2003-05-29 2004-01-08 Pioneer Electronic Corp 情報記録媒体並びに情報再生装置及び情報再生方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1021658A (ja) * 1996-07-08 1998-01-23 Mitsubishi Electric Corp ディジタル音声信号再生装置
JP2003115169A (ja) * 2001-07-30 2003-04-18 Yamaha Corp ディジタルオーディオ信号再生装置
JP2004005985A (ja) * 2003-05-29 2004-01-08 Pioneer Electronic Corp 情報記録媒体並びに情報再生装置及び情報再生方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2149881A1 (en) 2008-07-30 2010-02-03 Funai Electric Co., Ltd. Signal processing device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100518794B1 (ko) 오디오 데이터의 선택적 재생이 가능한 데이터 재생장치및 그 방법
JP2007042197A (ja) 複合型記録再生装置
JP4031918B2 (ja) 再生装置
JP2007193863A (ja) 光ディスク装置
JP2007311003A (ja) 記録再生装置
JP4187001B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
JP3855273B2 (ja) 光ディスク再生装置
US8244111B2 (en) Optical disk device
JP2007179592A (ja) 情報再生装置
JP5303293B2 (ja) ディスク再生装置及びディスク再生方法
JP2007235543A (ja) 光ディスク装置
KR100584172B1 (ko) 광디스크의 서브타이틀 데이터 음성 변환장치 및 방법
JP4232827B2 (ja) 光ディスク装置
JP2007158531A (ja) 光ディスク装置
JP2007310977A (ja) ディスク再生装置
JP2006216128A (ja) 光ディスク装置
KR20050117391A (ko) 콤보 시스템의 데이터 기록 방법
JP2003143526A (ja) Dvd再生装置
JP2008301405A (ja) 録画装置
JP2007188609A (ja) 情報記録再生装置
JP2008160393A (ja) 光ディスク装置
JP2008294947A (ja) 録画装置
KR20050119321A (ko) 촬영 영상 편집용 디지털 기록 장치
JP2008117484A (ja) 光ディスク記録装置
JP2010267344A (ja) 光ディスク録画装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080325

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080729