JP2006065944A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】録画機能及び自動ファイナライズ機能を備えた光ディスク装置において、ユーザが事前に選択した光ディスクの記録容量の使用率又は使用量に到達した後にファイナライズ処理が行われるようにして、録画後ファイナライズ処理をせずに徒過してしまう虞れを低減させると共に、記録容量の利用に関するユーザの意図がよりよく反映した形での光ディスクへの録画及び録画済み光ディスクの作成が行えるようにする。
【解決手段】ユーザが、段階的な使用率の表示の中から、希望の使用率を選択して設定し(S11)、その後、録画動作が終了した時点で(S12)、装填された光ディスクについての、録画済み情報量の録画可能情報量に対する割合を算出する。算出した実際の使用率と、設定した使用率との比較を行い(S14)、実際の使用率が設定使用率を超えている場合に、自動ファイナライズ処理を開始させる(S15)。
【選択図】図3

Description

本発明は、録画機能及び自動ファイナライズ機能を備えた光ディスク装置に関する。
DVD−RやDVD−RWといった録画可能な光ディスク媒体(以下、光ディスク)が普及してきており、これらの光ディスクに家庭で簡単に映画等を録画できる家庭用DVDレコーダも同様に普及してきている。これらの光ディスクは容量が大きく、1〜2時間程度の映画、テレビ番組等を数タイトル録画することができる。そして、DVDレコーダで録画した光ディスクは、同一のDVDレコーダで再生する場合には、録画後の処理(ファイナライズ処理)をしなくても支障なく再生できるが、他のDVDレコーダ(あるいはDVDプレーヤ)に装填してこれを再生しようとした場合、ファイナライズ処理をしていなければ記録方式の相違等の問題から、再生できない場合がある。
したがって、ファイナライズ処理は、録画した光ディスクを他のDVDレコーダ(あるいはDVDプレーヤ)で再生することを予定している場合(例えば、第三者へ貸し出す場合等)、必ず行わなければならない処理であるが、その処理操作が録画後になるので、どうしても忘れ勝ちになる傾向がある。そこで、最近の家庭用DVDレコーダでは自動ファイナライズ機能を搭載し、例えばタイマー録画が終了すれば、録画終了と同時に自動的にファイナライズ処理が行われる機種もある。この機能を用いれば、タイマー録画の予約の際に、併せてタイマー録画終了後のファイナライズ処理の予約もできるので、ユーザによる操作が録画の前後に亘らず、録画前の1回だけで済むので、便利であるし、ファイナライズ処理をせずに徒過してしまうことも防止できる。
一方、光ディスクを記録装置から取り出す際に、ファイナライズ処理を行うか否かの選択をユーザに問い、ユーザがそれに応じていずれかを選択することにより、ユーザの意図が反映されるようにした技術が特許文献1により公開されている。
また、装填されたディスクに記録指示が入力された場合、ディスクがアンファイナライズ可能なディスクなら、自動でアンファイナライズを行い、ディスクへの追記が完了した後に自動でファイナライズを行う技術が特許文献2によって公開されている。
特開2002−373423号公報 特開2003−85944号公報
上述のように、タイマー録画が終了した後に自動でファイナライズ処理を行う装置、ディスクの取り出しの際にファイナライズ処理の必要の有無をユーザへ問い合わせる装置、あるいは追記が行われた後に自動でファイナライズ処理を行う装置は知られているが、いずれもファイナライズ処理が実行される時点での当該光ディスクにおける録画済みの割合あるいは録画量については考慮されていない。
つまり、ファイナライズ処理は、DVD−R、DVD−RW等の書き込み可能な光ディスクに対して行う最終処理であって、ファイナライズ処理を終えた光ディスクに対しては、原則的に再度の書込みはできないこととなる。したがって、光ディスクの記録容量(書込み容量)を有効に使いたいユーザであれば、当然に1枚の光ディスクの記録容量内で所望の録画すべき映画等のコンテンツを最大数録画したいという要求を持ち、例えば、タイマー録画が終了した後に自動でファイナライズ処理が行われた結果、未だ光ディスクの半分以上が未記録領域として残ったまま、書込み不能のディスクになってしまえば、ユーザには不満が残り、上記タイマー録画終了後の自動ファイナライズ機能は使い勝手の悪い機能となる。
要するに、従来装置における自動ファイナライズ機能は、ユーザの重要な関心事である光ディスクの記録容量の有効利用を図るといった観点が欠けており、当該光ディスクへの記録済み量がどの程度に達すれば最終的な処理であるファイナライズ処理を行うことを許容するかの決定がユーザ側の判断事項になっていないという不備がある。
そこで、本発明は、録画機能及び自動ファイナライズ機能を備えた光ディスク装置において、ファイナライズ処理を徒過してしまう虞れを低減させると共に、ファイナライズ処理が、ユーザが選択した光ディスクの使用率又は使用量に到達した後に行われるようにして、光ディスクの記録容量の有効利用が図られ、ユーザにとって使い勝手のよい光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、録画機能及び自動ファイナライズ機能を備えた光ディスク装置において、録画機能の動作・非動作を認識するモード認識手段と、ユーザ操作により変更可能であって、その表示形式が段階的なパーセント形式である使用率設定手段と、装填された光ディスクの録画可能領域の全情報量を検出する録画可能量検出手段と、前記モード認識手段により録画動作が終了したことを認識した際の、光ディスクに対する録画済みの情報量を検出する録画済み情報量検出手段と、前記録画済み情報量検出手段により検出した録画済み情報量の、前記録画可能量検出手段により検出した録画可能情報量に対する割合を算出する使用率算出手段と、前記使用率算出手段により算出された使用率と、前記使用率設定手段を介してユーザにより設定された使用率とを比較する使用率比較手段と、前記使用率比較手段による比較の結果、使用率算出手段により算出された使用率が、ユーザにより設定された使用率を超えている場合に、自動ファイナライズ機能を実行開始させるファイナライズ開始手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、録画機能及び自動ファイナライズ機能を備えた光ディスク装置において、ユーザ操作により変更可能な使用率設定手段と、装填された光ディスクの録画可能領域の全情報量を検出する録画可能量検出手段と、該光ディスクに対する録画済みの情報量を検出する録画済み情報量検出手段と、前記録画済み情報量検出手段により検出した録画済み情報量の、前記録画可能量検出手段により検出した録画可能情報量に対する割合を算出する使用率算出手段と、前記使用率算出手段により算出された使用率と前記使用率設定手段を介してユーザにより設定された使用率とを比較し、前者の使用率が、後者の使用率を超えた場合に、自動ファイナライズ機能を実行開始させるファイナライズ開始手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項2に記載の光ディスク装置において、使用率設定手段が、使用率を段階的に設定できる手段であることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、録画機能及び自動ファイナライズ機能を備えた光ディスク装置において、録画機能の動作・非動作を認識するモード認識手段と、ユーザ操作により段階的に変更可能な録画時間設定手段と、前記モード認識手段により録画動作が終了したことを認識した際の、光ディスクに対する録画済みの時間を検出する録画済み時間検出手段と、前記録画済み時間検出手段により検出された録画済み時間と、前記録画時間設定手段を介してユーザにより設定された録画時間とを比較し、録画済み時間が、ユーザ設定の録画時間を超えている場合に、自動ファイナライズ機能を実行開始させるファイナライズ開始手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項5の発明は、録画機能及び自動ファイナライズ機能を備えた光ディスク装置において、録画機能の動作・非動作を認識するモード認識手段と、ユーザ操作により段階的に変更可能な録画タイトル数設定手段と、前記モード認識手段により録画動作が終了したことを認識した際の、光ディスクに対する録画済みのタイトル数を検出する録画済みタイトル数検出手段と、前記録画済みタイトル数検出手段により検出された録画済みタイトル数と、前記録画タイトル数設定手段を介してユーザにより設定された録画タイトル数とを比較し、録画済みタイトル数が、ユーザ設定の録画タイトル数と同数になった場合に、自動ファイナライズ機能を実行開始させるファイナライズ開始手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ユーザは段階的なパーセント形式で表示される使用率設定手段を操作して、希望の使用率(例えば、80%)を事前に選ぶことができ、その後、タイマー録画、手動録画を問わず、録画が終了した時点で、その使用率を超えていた場合に、自動的にファイナライズ処理が行われるので、光ディスクの記録容量の有効利用が図られると共に、ファイナライズ処理が確実に行われて当該光ディスクを他の装置で再生する際に、不測に再生不能となってしまうことが防止できる。また、ユーザは段階的なパーセント表示の使用率の中から選ぶので、選択操作が容易であるし、ディスクの使用率が感覚的に把握しやすいという利点もある。
請求項2の発明によれば、ユーザは予め使用率設定手段を操作して、希望の使用率を設定しておけば、その後、装填された光ディスクに対する録画がなされ、光ディスクの実際の使用率が設定した使用率を超えた場合に、自動的にファイナライズ処理が行われるので、光ディスクの記録容量の有効利用が図られると共に、ファイナライズ処理が確実に行われて当該光ディスクを他の装置で再生する際に、不測に再生不能となってしまうことが防止できる。
請求項3の発明によれば、上記効果に加えて、ユーザは段階的なパーセント表示の使用率の中から選ぶので、選択操作が容易であるし、感覚的にも理解が容易であるという利点がある。
請求項4の発明によれば、ユーザは事前に録画時間設定手段を操作して、希望の録画時間(例えば、120分)を段階的に選ぶことができ、その後、タイマー録画、手動録画を問わず、録画が終了した時点で、装填された光ディスクへの録画時間が設定時間を超えていた場合に、自動的にファイナライズ処理が行われるので、光ディスクの記録容量の有効利用が図られると共に、ファイナライズ処理が確実に行われて当該光ディスクを他の装置で再生する際に、不測に再生不能となってしまうことが防止できる。また、ユーザは段階的な時間表示の中から選ぶので、選択操作が容易であるし、当該ディスクにどれだけの量(時間)の映像情報が収納されたかを感覚的に把握しやすいという利点もある。
請求項5の発明によれば、ユーザは事前に録画タイトル数設定手段を操作して、希望の録画タイトル数(例えば、3タイトル)を段階的に選ぶことができ、その後、タイマー録画、手動録画を問わず、録画が終了した時点で、装填された光ディスクへの録画タイトル数が設定された録画タイトル数となった場合に、自動的にファイナライズ処理が行われるので、光ディスクの記録容量の有効利用が図られると共に、ファイナライズ処理が確実に行われて当該光ディスクを他の装置で再生する際に、不測に再生不能となってしまうことが防止できる。また、ユーザは、当該ディスクにどれだけの量(タイトル数)の映像情報が収納されたかを具体的に把握しやすいという利点もある。
以下、本発明の第1の実施形態に係る光ディスク装置について図1と図2を参照して説明する。図1は光ディスク装置1の電気的ブロック構成を示す。本実施形態の光ディスク装置1は、DVD−RやDVD−RW等の光ディスク70に対して記録及び再生を行う装置である。
光ディスク装置1は、図示しないディスクトレイに載置された光ディスク70が所定の挿入位置に挿入されたことを検知するディスク挿入検知部2と、光ディスク70のターンテーブルを回転するスピンドルモータ3と、光ディスクへ70の記録、再生用レーザ光を発生、照射する光ピックアップ4と、光ピックアップ4の移動モータ5と、レーザ光源である半導体レーザ41のレーザ駆動部6と、光ピックアップ4からの出力信号を処理する信号処理部7と、データスライス信号生成部8と、対物レンズ44のレンズホルダ47に設けたトラッキングコイル49及びフォーカシングコイル48へ電流供給を行って対物レンズ44を所望の方向へ移動するサーボ制御部9と、ディスク挿入検知部2、スピンドルモータ3、レーザ駆動部6、信号処理部7、データスライス信号生成部8、及びサーボ制御部9のそれぞれを制御するマイクロコンピュータからなるCPU20とを備えている。
光ピックアップ4は半導体レーザ41からのレーザ光をコリメートレンズ42、ビームスプリッタ43及び対物レンズ44を介して光ディスク70上にレーザ光を集光照射する。また、光ディスク70からの反射光を対物レンズ44、ビームスプリッタ43及び集光レンズ45を介して光検知器46で受光する。そして、光検知器46からの出力信号が信号処理部7によってRF信号に変換され、さらにRF信号がデータスライス信号生成部8によって2値化されてCPU20へ入力されて光ディスク70に記録された情報が読取られる。
光ディスク装置1は、さらにディスプレイ装置30とのインターフェイスとなる映像・音声信号入出力部10と、液晶表示板等からなる表示部13と、リモコン11からの指令信号(赤外線信号)を受光するリモコン受信部12を備えている。リモコン11から発せられた指令信号がリモコン受信部12を介してCPU20へ入力され、光ディスク装置1が種々の動作を行う。具体的には、録画モード、再生モードの切替え、あるいは電源オン・オフ、タイマー録画の予約等である。そして、録画モード、再生モード等の状態モードの表示は表示部13において「REC」「PLAY」等の記号で表示され、タイマー録画の予約操作は、ディスプレイ装置30の画面上に公知のOSD(On Screen Display)機能を用いて表示される録画予約項目(予約日、時間、チャンネル等)を、リモコン11の十字キー等を操作し、画面上のカーソルを移動させることによって行われる。
ここで、光ディスク70における一般的な情報の記録構造について図2に基づいて説明する。光ディスク70は中心から外側に向かって螺旋状にピットが形成されて情報が記録される。さらに、光ディスク70は内側から順にPCA(Power Calibration Area)70a、PMA(Program Memory Area)70b、リードインエリア70c、プログラムエリア70d、リードアウトエリア70eの各領域に分かれる。PCA70aは録画の際のレーザパワーの調整を行うために利用されるエリアであり、PMA70bはプログラムエリア70dに記録された情報に関するインデックス情報(アドレス情報、トラック番号等)を一時的に記録するエリアである。また、リードインエリア70cはセッションの開始を示すエリアであり、このエリア70cに、記録されたコンテンツのタイトル、そのアドレス等がTOC(Table of Contents)情報として記録される。リードアウトエリア70eはセッションの終了を示すエリアである。
光ディスク装置1は、録画モードで録画を行う際、プログラムエリア70dに映像・音声情報を記録し、記録終了後に、記録を行ったトラックに関する情報をPMA70bに記録する。続いて録画する場合、光ディスク装置1は、PMA70bに記録された情報を読み出して、プログラムエリア70dに記録されたトラックの終端を検出し、そこから新たな録画を開始する。
上記録画動作を繰返した後、本実施形態の光ディスク装置1では、予め設定された使用率(録画可能領域の全情報量に対する録画済み情報量の割合)に到達した場合に、自動的にファイナライズ処理を開始させるものであり、次にファイナライズ処理について説明する。
ファイナライズ処理とは、リードインエリア70cにTOC情報等のリードイン情報を記録し、リードアウトエリア70eに所定のフォーマットのリードアウト情報を記録し、さらにプログラムエリア70dに残された未記録エリア全部にダミーの信号(例えばゼロ)を書き込む処理であり、これらの処理は一連の動作として実行されるようにCPA20内のROMにプログラムが格納されている。ファイナライズ処理が行われることによって、リードインエリア70c等に、その光ディスク70に関する基本的情報が記録されるので、当該光ディスク70を記録時とは別の光ディスク装置へ装填した場合であっても再生が可能になる。
次に、CPU20によって制御される自動ファイナライズ処理の手順について、図3のフローチャートに基づいて説明する。まず、ユーザが、自動ファイナライズ機能をオンにすると共に、リモコン11を用いて、段階的なパーセント形式で表示された使用率の中から希望の使用率を選択する(S11)。パーセント形式の表示は、具体的には「10%、20%、・・80%、90%、100%」であって、ディスプレイ装置30にOSD機能を用いて表示され、ユーザがリモコン11の十字キー等を用いてディスプレイ画面30a上のカーソル50を移動することによって選択する(図6にディスプレイ画面30aの例を示す)。ステップS11で選択された使用率(例えば、80%、以下設定使用率という)は、CPU20内のメモリに記憶される。
その後、ユーザが手動による録画又はタイマー録画を実行したならば、CPU20は光ディスク装置1のモード状態を認識可能であるので、録画モードの終了を認識した際、次の演算をする(S12)。すなわち、装填されている光ディスク70の録画可能領域(プログラムエリア)に記録しうる全情報量を検出すると共に、録画が終了した時点の録画済み情報量を検出し、録画済み情報量の、録画可能な全情報量に対する割合を算出する(算出された割合を実使用率という)。そして、自動ファイナライズ機能がユーザによってオンとされているかどうかを判断(S13)した後、ノーであればそのまま終了とし、イエスであれば、ステップS12の時点で算出した実使用率と、メモリ内に記憶されている設定使用率とを比較し(S14)、実使用率が設定使用率を超えていなければ、ステップS12に戻り、超えていればファイナライズ処理を開始する(S15)。
例えば、設定使用率が80%であった場合に、録画終了時点の実使用率が85%であったならば、ファイナライズ処理を開始する。なお、装填されている光ディスク70の録画可能領域に記録しうる全情報量は、ステップS12の時点で検出するのではなく、その光ディスクが光ディスク装置に装填された時点で検出するようにしてもよい。また、ユーザによる自動ファイナライズ機能オン・オフの選択は、リモコン11に専用のキーを設けてその操作で行うようにしてもよいし、ディスプレイ画面30a上にOSD機能により「オン」「オフ」の表示をし、それをリモコン11操作によるカーソル51の移動で選択するようにしてもよい(図6)。
以上のように、ユーザは事前に使用率の設定操作を行っておけば、その後、当該光ディスク70に対して手動録画、タイマー録画を問わず、録画動作を繰返した後(1回の場合もあり得る)、実使用率が設定した使用率を超えていれば、自動的にファイナライズ処理が開始されることとなる。
上記第1の実施形態では、使用率の形式で、自動ファイナライズへ移行する条件を設定することとしたので、ユーザにとって、光ディスクの使用済みの割合を感覚的に把握しやすいという利点があるが、使用率の代わりに録画時間を事前に設定するようにしてもよい。以下において、録画時間を設定する第2の実施形態を図4のフローチャートに基づいて説明する。まず、ユーザが、自動ファイナライズ機能をオンにすると共に、リモコン11を用いて段階的な時間形式で表示された録画時間の中から希望の録画時間を選択する(S21)。録画時間の表示は、具体的には「10分、20分、・・100分、110分、120分・・180分」等であって、第1の実施形態と同様に、ディスプレイ装置の画面30aにOSD機能を用いて表示し、ユーザがリモコン11の十字キー等を用いてディスプレイ画面30a上のカーソルを移動することによって選択する。ステップS21で選択された録画時間(例えば、120分、以下設定録画時間という)は、CPU20内のメモリに記憶される。
その後、ユーザが手動による録画又はタイマー録画を実行したならば、CPU20は、録画モードの終了を認識した際(S22)、その時点の録画済み時間(実録画時間という)を算出する。そして、自動ファイナライズ機能がユーザによってオンとされているかどうかを判断(S23)した後、ノーであればそのまま終了とし、イエスであれば、ステップS22の時点で算出した実録画時間と、メモリ内に記憶されている設定録画時間とを比較し(S24)、実録画時間が設定録画時間を超えていなければ、ステップS22に戻り、超えていればファイナライズ処理を開始する(S25)。例えば、設定録画時間が120分であった場合に、録画終了時点の実録画時間が130分であったならば、ファイナライズ処理を開始する。
なお、録画時間の具体的な表示は、装填された個別の光ディスク70に応じて変化させることが好ましい。つまり、装填された光ディスク70に記録可能な録画時間は、光ディスク70ごとに異なるので、光ディスク70が光ディスク装置1内に装填された時点で、プログラムエリア70dへの記録可能な全録画時間を検出し、その値に基づいてディスプレイ画面30a上に表示する段階的な録画時間を変更する。例えば、装填された光ディスク70のプログラムエリア70dへの記録可能な全録画時間が100分であったとすれば、具体的な表示は、例えば「10分、20分、・・90分、100分」になり、さらに別の光ディスク70では、プログラムエリア70dへの記録可能な全録画時間が200分であったとすれば、具体的な表示は、例えば「10分、20分・・190分、200分」となる。上記第2の実施形態では、ユーザは、当該光ディスク70にどれだけの量(時間)の映像情報が収納されたかを感覚的に把握しやすいという利点がある。
さらに、ユーザが事前に録画タイトル数を設定するようにした第3の実施形態について図5のフローチャートに基づいて説明する。まず、ユーザが自動ファイナライズ機能をオンにすると共に、リモコン11を用いて録画タイトル数を選択する(S31)。具体的には、録画タイトル数は「1、2、・・」の整数になるので、第1、第2の実施形態と同様に、これら整数をディスプレイ装置30にOSD機能を用いて表示し、ユーザがリモコン11の十字キー等を用いてディスプレイ画面30a上のカーソルを移動することによって選択するようにしてもよいし、リモコン11に備わったテンキーを用いて入力するようにしてもよい。ステップS31で選択された録画タイトル数(例えば、「3」、以下設定録画タイトル数という)は、CPU20内のメモリに記憶される。
その後、ユーザが手動による録画又はタイマー録画を実行したならば、CPU20は、録画モードの終了を認識した際(S32)、その時点の録画済みタイトル数(実録画タイトル数という)を算出する。そして、自動ファイナライズ機能がユーザによってオンとされているかどうかを判断(S33)した後、ノーであればそのまま終了とし、イエスであれば、ステップS32の時点で算出した実録画タイトル数と、メモリ内に記憶されている設定録画タイトル数とを比較し(S34)、実録画タイトル数が設定録画タイトル数と同数になっていなければ(実録画タイトル数が設定録画タイトル数未満)、ステップS32に戻り、同数に達していればファイナライズ処理を開始する(S35)。例えば、設定録画タイトル数が「3」であった場合に、録画終了時点の実録画タイトル数が「3」であったならば、ファイナライズ処理を開始する。上記第3の実施形態では、ユーザは、当該ディスクにどれだけの量(タイトル数)の映像情報が収納されたかを感覚的に把握しやすいという利点がある。
なお、第3の実施形態におけるタイトルとは、連続して録画された(あるいは録画される)1単位のことを言い、映画であれば大体2時間前後、通常のテレビ番組であれば30分又は1時間前後である。したがって、第3の実施形態においては、ユーザは事前に録画タイトル数を設定する際に、今後の録画予定を想定した上で設定することになる。例えば、装填している光ディスク70の録画容量が120分であった場合、ユーザは1時間のテレビ番組を録画する予定であれば、録画タイトル数を「2」と設定するであろうし、30分のテレビ番組を録画する予定の場合は「4」と設定する。もちろん、光ディスク70を有効に使い切りたいという意図はそれほど強くなく、例えば、整理の都合上、1枚の光ディスク70に録画するタイトル数を「2」までと制限したい場合などは上述の設定の仕方にとらわれずユーザの選ぶ任意のタイトル数でよい。
本発明の第1の実施形態に係る光ディスク装置の電気的ブロック構成図。 光ディスクにおける一般的な情報の記録構造を示す図。 本発明の第1の実施形態に係る光ディスク装置における自動ファイナライズ処理の手順を示すフローチャート。 同第2の実施形態に係る光ディスク装置における自動ファイナライズ処理の手順を示すフローチャート。 同第3の実施形態に係る光ディスク装置における自動ファイナライズ処理の手順を示すフローチャート。 ディスプレイ装置の画面の一例を示す図。
符号の説明
1 光ディスク装置
4 光ピックアップ
11 リモコン
20 CPU(モード認識手段、使用率設定手段、録画可能量検出手段、録画済み情報量検出手段、使用率算出手段、使用率比較手段、ファイナライズ開始手段)
30 ディスプレイ装置
30a ディスプレイ画面
50 カーソル
70 光ディスク

Claims (5)

  1. 録画機能及び自動ファイナライズ機能を備えた光ディスク装置において、
    録画機能の動作・非動作を認識するモード認識手段と、
    ユーザ操作により変更可能であって、その表示形式が段階的なパーセント形式である使用率設定手段と、
    装填された光ディスクの録画可能領域の全情報量を検出する録画可能量検出手段と、
    前記モード認識手段により録画動作が終了したことを認識した際の、光ディスクに対する録画済みの情報量を検出する録画済み情報量検出手段と、
    前記録画済み情報量検出手段により検出した録画済み情報量の、前記録画可能量検出手段により検出した録画可能情報量に対する割合を算出する使用率算出手段と、
    前記使用率算出手段により算出された使用率と、前記使用率設定手段を介してユーザにより設定された使用率とを比較する使用率比較手段と、
    前記使用率比較手段による比較の結果、使用率算出手段により算出された使用率が、ユーザにより設定された使用率を超えている場合に、自動ファイナライズ機能を実行開始させるファイナライズ開始手段と、を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 録画機能及び自動ファイナライズ機能を備えた光ディスク装置において、
    ユーザ操作により変更可能な使用率設定手段と、
    装填された光ディスクの録画可能領域の全情報量を検出する録画可能量検出手段と、
    該光ディスクに対する録画済みの情報量を検出する録画済み情報量検出手段と、
    前記録画済み情報量検出手段により検出した録画済み情報量の、前記録画可能量検出手段により検出した録画可能情報量に対する割合を算出する使用率算出手段と、
    前記使用率算出手段により算出された使用率と前記使用率設定手段を介してユーザにより設定された使用率とを比較し、前者の使用率が、後者の使用率を超えた場合に、自動ファイナライズ機能を実行開始させるファイナライズ開始手段と、を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 前記使用率設定手段が、使用率を段階的に設定できる手段である請求項2に記載の光ディスク装置。
  4. 録画機能及び自動ファイナライズ機能を備えた光ディスク装置において、
    録画機能の動作・非動作を認識するモード認識手段と、
    ユーザ操作により段階的に変更可能な録画時間設定手段と、
    前記モード認識手段により録画動作が終了したことを認識した際の、光ディスクに対する録画済みの時間を検出する録画済み時間検出手段と、
    前記録画済み時間検出手段により検出された録画済み時間と、前記録画時間設定手段を介してユーザにより設定された録画時間とを比較し、録画済み時間が、ユーザ設定の録画時間を超えている場合に、自動ファイナライズ機能を実行開始させるファイナライズ開始手段と、を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 録画機能及び自動ファイナライズ機能を備えた光ディスク装置において、
    録画機能の動作・非動作を認識するモード認識手段と、
    ユーザ操作により段階的に変更可能な録画タイトル数設定手段と、
    前記モード認識手段により録画動作が終了したことを認識した際の、光ディスクに対する録画済みのタイトル数を検出する録画済みタイトル数検出手段と、
    前記録画済みタイトル数検出手段により検出された録画済みタイトル数と、前記録画タイトル数設定手段を介してユーザにより設定された録画タイトル数とを比較し、録画済みタイトル数が、ユーザ設定の録画タイトル数と同数になった場合に、自動ファイナライズ機能を実行開始させるファイナライズ開始手段と、を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
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