JP2003109316A - 再生装置、及び再生方法 - Google Patents

再生装置、及び再生方法

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JP2003109316A
JP2003109316A JP2001297870A JP2001297870A JP2003109316A JP 2003109316 A JP2003109316 A JP 2003109316A JP 2001297870 A JP2001297870 A JP 2001297870A JP 2001297870 A JP2001297870 A JP 2001297870A JP 2003109316 A JP2003109316 A JP 2003109316A
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Koichi Kondo
光一 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、追記可能な光ディスクを再
生する再生装置において、再生までにかかる余分な時間
を短縮し、ユーザにとっての利便性の高い再生装置及び
再生方法を提供することである。 【解決手段】 再生装置100のコントローラ2は、マ
ルチセッション機能設定がOFFの場合は第1セッショ
ンのみを再生対象とする。ONの場合にはTOC情報を
読み出して追記許可設定であるか否かを判別し、追記が
許可されている場合には、次セッションのTOC情報を
読み出して追記許可設定を判別し、追記が設定されてい
ない最終セッションを検出するまで、上記のTOC情報
読出し、追記許可設定判別を続ける。あるいは、PMA
情報を読み出し、このPMA情報から最終セッションを
解析する。最終セッションを検出するとCD−R1を再
生する。また、再生処理実行中にマルチセッション機能
のON/OFF設定を表示部4に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばCD−Rや
CD−RW等のデータの書込み及び追記が可能な光ディ
スクを再生する再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CD−RやCD−RW等の光ディ
スクにおける記憶領域を有効に利用するため、複数回の
追記が可能なマルチセッション方式を採用したディスク
やその再生装置等が考案されている。マルチセッション
方式のCD−RやCD−RW等のディスクにおいては、
ユーザが書込みを行う際に、追記を許可するか否かを選
択し、選択結果をディスクに書き込むことができる。
【0003】マルチセッション方式のディスクを再生す
るためには、再生前にディスクのPMAエリアの情報、
またはリードインエリアに記録されたTOC情報を読み
出すことにより、このディスクがマルチセッション方式
であるか否かを判断する必要がある。PMAエリアまで
ピックアップが移動できる機構、PMAエリアでも制御
可能なサーボ回路、制御シーケンス等を備えた再生装置
においては、再生すべきディスクのPMAエリアから情
報を読み出すことによって、このディスクがマルチセッ
ション方式であるか否かを判断する。一方、上記のよう
なPMAエリアの情報を読み出すための機構及び回路を
備えていない再生装置においては、リードインエリアか
らTOC情報を読み出すことにより、再生すべきディス
クがマルチセッション方式であるか否かを判断してい
る。
【0004】図5は、従来の再生装置(図示省略)によ
るディスク再生処理を示すフローチャートである。この
フローチャートを参照して、PMAエリアの情報を読み
出すための機構や回路等を備えていない従来の再生装置
による再生処理ついて説明する。従来の再生装置は、C
PUやROM等を内蔵し、ROMに格納されている各種
アプリケーションプログラムに従って、CPUによりデ
ィスク再生等の各種動作を制御する。図5に示すよう
に、まずCPUによりディスクをローディングして(ス
テップS41)、ディスクに記録された1番目のセッシ
ョンのTOC情報を読み出す(ステップS42)。
【0005】次いで、CPUによりこのディスクが追記
許可の設定となっているか否かを判別し(ステップS4
3)、追記が許可されていない場合には(ステップS4
3;NO)、ステップS48へと移行する。追記許可の
設定となっている場合には(ステップS43;YE
S)、現セッションの次のセッションの、TOC情報が
記録されたリードインエリアにピックアップを移動させ
(ステップS44)、ピックアップが正常に移動するか
否かを判別する(ステップS45)。
【0006】ここで、ピックアップが次セッションのリ
ードインエリアに正常に移動しない場合には(ステップ
S45;NO)、ステップS48に移行し、正常に移動
する場合には(ステップS45;YES)、次セッショ
ンのTOC情報を読み出す(ステップS46)。次い
で、さらに追記許可が設定されているか否かを判別し
(ステップS47)、追記が許可されている場合には
(ステップS47;YES)、ステップS44に戻り、
追記が許可されていない場合には(ステップS47;N
O)、現セッションが最終セッションであると判断し
(ステップS48)、CD−R1を再生し(ステップS
49)、ディスク情報読み出し処理を終了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような再生装置においては、次のセッションの有無を判
断するには、必ず次のセッションのTOC情報を読み出
さなければならなかった。この場合、ピックアップを次
のセッションのリードインエリアまで移動させて、フォ
ーカスがかかるか、トラックジャンプを正常に収束でき
るか、ピックアップを目的位置まで正確に移動できる
か、位置データを正常に取得できるか、等のサーボ状態
を検出して、次のセッションのTOC情報を取得する。
しかし、上記のような作業を行うことにより、ディスク
を再生するまで非常に時間がかかった。
【0008】一方、PMAエリアの情報を読出可能な従
来の再生装置においては、ディスクのメモリを有効利用
するため、ユーザにより追記許可設定がなされる場合が
多いと考えられるが、実際には、1枚のディスクに、例
えば音楽データを書き込む場合、追記許可設定をしてい
るものの、アルバム1枚分のみを書き込んだ後に追記を
しない場合がある。しかし、追記許可設定となっている
場合には、次セッションの有無をディスク再生前に必ず
確認していたため、再生までに余分な時間がかかってい
た。
【0009】そこで本発明の課題は、追記可能な光ディ
スクを再生する再生装置において、再生までにかかる余
分な時間を短縮し、ユーザにとっての利便性の高い再生
装置及び再生方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決する為、以下のような特徴を備えている。
【0011】本発明は、マルチセッション機能を有する
光ディスクを再生する再生装置において、前記マルチセ
ッション機能に対応した再生処理を行うか否かの設定を
行う設定手段と、前記設定手段により前記マルチセッシ
ョン機能に対応した再生処理を行うように設定されてい
るか否かを判別する判別手段と、前記マルチセッション
機能に対応した再生処理を行うように設定されていると
判別された場合に、前記マルチセッション機能に基づい
て前記光ディスクの再生制御を行い、前記マルチセッシ
ョン機能に対応した再生処理を行うように設定されてい
ないと判別された場合に、前記マルチセッション機能に
対応した再生処理を適用せずに前記光ディスクの再生制
御を行う制御手段と、を備えることを特徴としている。
【0012】また、本発明は、マルチセッション機能を
有する光ディスクを再生する再生方法において、前記マ
ルチセッション機能に対応した再生処理を行うか否かの
設定を行う設定工程と、前記設定工程において前記マル
チセッション機能に対応した再生処理を行うように設定
されているか否かを判別する判別工程と、前記マルチセ
ッション機能に対応した再生処理を行うように設定され
ていると判別された場合に、前記マルチセッション機能
に基づいて前記光ディスクの再生制御を行い、前記マル
チセッション機能に対応した再生処理を行うように設定
されていないと判別された場合に、前記マルチセッショ
ン機能に対応した再生処理を適用せずに前記光ディスク
の再生制御を行う制御工程と、を含むことを特徴として
いる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して、本
発明に係る再生装置100の第1及び第2の実施の形態
について詳細に説明する。
【0014】(第1の実施の形態)まず、構成を説明す
る。図1は、再生装置100の内部構成を示すブロック
図である。図1に示すように、再生装置100は、CD
−R1、コントローラ2、メカ制御部3、表示部4、操
作部5、記憶部6、再生部7、により構成される。
【0015】図2は、CD−R1の半径方向の構成を示
す図である。CD−R(Compact Disc Recordable)1
は、任意のデータを書き込むことができるマルチセッシ
ョン方式のCD(Compact Disc)であり、図2に示すよ
うに、内周側より螺旋状に、PCA(Power Calibratio
n Area)エリア、PMA(Program Memory Area)エリ
ア、リードインエリア(TOCエリア)、データエリ
ア、リードアウトエリアに分かれており、各セッション
は、データエリアの前と後にそれぞれリードインエリア
とリードアウトエリアを配している。
【0016】PCAエリアは、CD−R1にデータを書
込むときのパワー(記録出力値)を確認するための領域
である。PMAエリアは、CD−R1全体のトラックに
関するトラック情報を記録する領域である。また、その
トラック情報をリードインエリア内のTOC(Table Of
Contents)に記録する。
【0017】リードインエリア(TOCエリア)は、セ
ッションのトラック情報を記録するTOCを有する領域
であり、このTOCを読み出すことによりセッション情
報やトラック情報を得ることができる。リードアウトエ
リアは、セッションの終了を示す情報を記録する領域で
ある。
【0018】コントローラ2は、CPU(Central Proc
essing Unit)及び内蔵ROM(Read Only Memory)等
により構成される。コントローラ2は、前記内蔵ROM
に格納されている各種アプリケーションプログラムに従
って、再生装置100による再生等の各種動作を制御す
る。操作部5からの指示を受けると、メカ制御部3や再
生部7を制御したり、各処理のために必要な情報を記憶
部6に記憶させたり、ディスク再生処理等を実行する。
【0019】コントローラ2は、後述するディスク再生
処理において、マルチセッション機能を設定あるいは解
除するための指示を入力されると、この指示内容に基づ
いてCD−R1からディスク情報を読み出し、再生す
る。また、この指示内容を記憶部6に格納するととも
に、表示部4に表示させる。
【0020】また、コントローラ2は、マルチセッショ
ン機能設定がONである場合、CD−R1のリードイン
エリアに記録されたTOC情報を読み出し、このTOC
情報から追記許可あるいは禁止の情報をさらに読み出し
て、この情報に基づいて最終セッションを確認し、CD
−R1の再生を行う。
【0021】メカ制御部3は、ディスクを再生部7にロ
ーディングまたはアンローディングするための機構であ
る図示しないメカドライブ、映像・音声デコーダにより
構成される。メカドライブは、CD−R1を回転させる
ディスクモータ、CD−R1に記録されたディスク情報
の読み出しを行う光ピックアップ及びその送り機構(い
ずれも図示せず)から成る。映像・音声デコーダは、メ
カドライブによって読み出されたディスク情報をデコー
ドした後、D/A変換を行ってアナログ信号に変換す
る。
【0022】表示部4は、LCD(Liquid Crystal Dis
play)等により構成され、コントローラ2から入力され
るデータに基づき、画面表示やインジケータの表示を行
う。例えば、ディスク再生処理における再生の状態や、
マルチセッション機能の設定に関するデータ表示を行
う。
【0023】操作部5は、再生キー、停止キー、マルチ
セッション機能設定/解除キー、その他各種機能キー等
を備えて構成され、CD−R1の再生開始、停止、マル
チセッション機能設定/解除等の各種指示を入力される
と、コントローラ2に入力信号として出力することによ
り、ユーザによる操作とコントローラ2の処理を媒介す
る。
【0024】記憶部6は、コントローラ2によるディス
ク再生処理、及びディスク再生処理に係るデータ、マル
チセッション機能の設定または解除の指示データ等を格
納する。
【0025】再生部7は、CD−R1を回転させてデー
タの読出しを行う。詳細には、CD−R1をターンテー
ブルに載せて回転させる図示しないディスクモータ、C
D−R1からのデータの読み出しを行う光ピックアップ
とその送り機構、光ピックアップによってデータの読出
しを行う図示しない光学再生ヘッド、等を備える。
【0026】次に、図3のフローチャートを参照して、
本発明を適用した第1の実施の形態による再生装置10
0の動作を説明する。
【0027】図3は、再生装置100によるディスク再
生処理を示すフローチャートである。図3に示すよう
に、再生装置100のコントローラ2は、操作部5から
ディスク再生の指示を入力されると、ディスク再生処理
を開始し、入力された指示内容に従って、メカ制御部3
により再生すべきディスク、つまりCD−R1を再生部
7にローディングさせる(ステップS11)。次いで、
コントローラ2は、操作部5から入力された指示内容を
元に、マルチセッション機能設定がOFFであるか否か
を判別する(ステップS12)。
【0028】マルチセッション機能OFF設定の指示入
力がされた場合には(ステップS12;YES)、コン
トローラ2は、表示部4の表示画面に「マルチセッショ
ン機能OFF」と表示させ(ステップS21)、CD−
R1の再生するセッションを第1セッションのみに設定
し(ステップS22)、CD−R1を再生し(ステップ
S23)、ディスク再生処理を終了する。
【0029】一方、マルチセッション機能OFF設定の
指示入力がなされない場合には(ステップS12;N
O)、コントローラ2は、表示部4の表示画面に「マル
チセッション機能ON」と表示させ(ステップS1
3)、CD−R1の第1セッションのリードインエリア
に記録されているTOC情報を読み出す(ステップS1
4)。
【0030】次いで、コントローラ2は、上記ステップ
S14において読み出したTOC情報を解析してCD−
R1が追記許可の設定とされているか否かを判別し(ス
テップS15)、追記が許可されていない場合には(ス
テップS15;NO)、現セッションが最終セッション
であると判断し(ステップS20)、CD−R1を再生
して(ステップS23)、ディスク再生処理を終了す
る。また、追記が許可されている場合には(ステップS
15;YES)、現セッションの次のセッションのTO
Cエリアにピックアップを移動さる(ステップS1
6)。
【0031】ここで、コントローラ2は、ピックアップ
が目的のTOCエリアに正常に移動したか否かを判別し
(ステップS17)、正常に移動しない場合は(ステッ
プS17;NO)、現セッションが最終セッションであ
ると判断し(ステップS20)、CD−R1を再生し
(ステップS20)、ディスク再生処理を終了する。正
常に移動した場合には(ステップS17;YES)、ピ
ックアップ位置のTOC情報を読み出す(ステップS1
8)。
【0032】続いて、コントローラ2は、上記ステップ
S18において読み出したTOC情報を解析し、さらに
追加が許可されているか否かを判別する(ステップS1
9)。追記が許可されている場合には(ステップS1
9;YES)、ステップS16に戻る。追記が許可され
ていない場合には(ステップS19;NO)、現セッシ
ョンが最終セッションであると判断し(ステップS2
0)、CD−R1を再生して(ステップS23)、ディ
スク再生処理を終了する。
【0033】以上説明したように、第1の実施の形態に
よれば、再生装置100のコントローラ2は、マルチセ
ッション機能設定がOFFの場合には第1セッションの
みを再生し、ONの場合にはセッション毎のTOC情報
を順次読み出して追記許可設定がなされているか否かを
判別する。追記が許可されている場合には、次のセッシ
ョンのTOC情報を読み出して追記許可設定の判別を行
う。追記が設定されていない最終セッションを検出する
まで、上記のようなTOC情報読み出し、追記許可設定
判別を続け、最終セッションが確認されるとディスクを
再生する。また、マルチセッション機能のON/OFF
設定を表示部4に表示させる。
【0034】したがって、ユーザにより予めマルチセッ
ション機能OFFを設定する指示入力がなされた場合、
CD−R1の再生開始までにかかる時間を大幅に短縮す
ることができる。また、マルチセッション機能の設定内
容が表示部4に表示されるため、ユーザは簡単に設定内
容を確認でき、ON/OFF操作が行いやすい。
【0035】(第2の実施の形態)まず、構成を説明す
る。本発明に係る第2の実施の形態による再生装置10
0は、第1の実施の形態による再生装置100と略同一
の構成を有するため、重複する説明は省略する。以下、
図1で示した構成部の名称と符号とを使用して、コント
ローラ2についてのみ説明する。
【0036】再生装置100のコントローラ2は、CP
U(Central Processing Unit)及び内蔵ROM(Read
Only Memory)等により構成される。コントローラ2
は、前記内蔵ROMに格納されている各種アプリケーシ
ョンプログラムに従って、再生装置100による再生等
の各種動作を制御する。操作部5からの指示を受ける
と、メカ制御部3や再生部7を制御したり、各処理のた
めに必要な情報を記憶部6に記憶させたり、ディスク再
生処理等を実行する。
【0037】コントローラ2は、後述するディスク再生
処理において、マルチセッション機能を設定あるいは解
除するための指示を入力されると、この指示内容に基づ
いてCD−R1からディスク情報を読み出し、再生す
る。また、この指示内容を記憶部6に格納するととも
に、表示部4に表示させる。
【0038】また、コントローラ2は、マルチセッショ
ン機能設定がONである場合、CD−R1のPMAエリ
アに記録されたPMA情報を読み出し、このPMA情報
から追記許可あるいは禁止の情報をさらに読み出して、
この情報に基づいて最終セッションを確認し、CD−R
1の再生を行う。
【0039】次いで、図4のフローチャートを参照し
て、本発明を適用した第2の実施の形態による再生装置
100の動作を説明する。
【0040】図4は、本発明を適用した再生装置100
のコントローラ2により実行されるディスク再生処理を
示すフローチャートである。図4に示すように、再生装
置100のコントローラ2は、操作部5からディスク再
生の指示を入力されると、ディスク再生処理を開始し、
入力された指示内容に従って、メカ制御部3によりCD
−R1を再生部7にローディングする(ステップS3
1)。次いで、コントローラ2は、操作部5から入力さ
れた指示内容を元に、マルチセッション機能設定がOF
Fであるか否かを判別する(ステップS32)。
【0041】コントローラ2は、マルチセッション機能
設定がOFFである場合には(ステップS32;YE
S)、表示部4の表示画面に「マルチセッション機能O
FF」と表示させ(ステップS36)、CD−R1の再
生するセッションを第1セッションのみに設定し(ステ
ップS37)、CD−R1を再生し(ステップS3
8)、ディスク再生処理を終了する。
【0042】一方、マルチセッション機能設定がONで
ある場合には(ステップS32;NO)、表示部4の表
示画面に「マルチセッション機能ON」と表示させ(ス
テップS33)、CD−R1のPMAエリアからPMA
情報を読み出す(ステップS34)。次いで、コントロ
ーラ2は、読み出したPMA情報を解析し、CD−R1
に記録されている最終セッションを解析し(ステップS
35)、CD−R1を再生して(ステップS38)、デ
ィスク再生処理を終了する。
【0043】以上説明したように、第2の実施の形態に
よれば、再生装置100のコントローラ2は、マルチセ
ッション機能設定がOFFの場合には第1セッションの
みを再生し、ONの場合にはPMA情報を読み出して、
このPMA情報から最終セッションを解析し、ディスク
を再生する。また、マルチセッション機能のON/OF
F設定を表示部4に表示させる。
【0044】したがって、ユーザにより予めマルチセッ
ション機能OFFを設定する指示入力がなされた場合、
CD−R1の再生開始までにかかる時間を大幅に短縮す
ることができる。また、マルチセッション機能の設定内
容が表示部4に表示されるため、ユーザは簡単に設定内
容を確認でき、ON/OFF操作が行いやすい。
【0045】なお、本発明は、上記第1及び第2の実施
の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記の実施
の形態においては、CD−Rを再生する例について説明
したが、これに限らず、この他にも例えばCD−RW
(Compact Disc ReWritable)等、データの記録及び追
記が可能な光ディスクを再生してもよい。
【0046】その他、本実施の形態における表示装置1
の細部構成、及び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、追記許可設定がなされ
ている光ディスクを再生開始するまでにかかる余分な時
間を短縮し、ユーザにとって利便性の高い再生装置及び
再生方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による再生装置100の
内部構成を示すブロック図である。
【図2】マルチセッション方式のCD−R1の半径方向
の構成を示す図である。
【図3】本発明を適用した第1の実施の形態によるディ
スク再生処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明を適用した第2の実施の形態によるディ
スク再生処理を示すフローチャートである。
【図5】従来の再生装置によるディスク再生処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】 1 CD−R 2 コントローラ 3 メカ制御部 4 表示部 5 操作部 6 記憶部 7 再生部 100 再生装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マルチセッション機能を有する光ディスク
    を再生する再生装置において、 前記マルチセッション機能に対応した再生処理を行うか
    否かの設定を行う設定手段と、 前記設定手段により前記マルチセッション機能に対応し
    た再生処理を行うように設定されているか否かを判別す
    る判別手段と、 前記マルチセッション機能に対応した再生処理を行うよ
    うに設定されていると判別された場合に、前記マルチセ
    ッション機能に基づいて前記光ディスクの再生制御を行
    い、前記マルチセッション機能に対応した再生処理を行
    うように設定されていないと判別された場合に、前記マ
    ルチセッション機能に対応した再生処理を適用せずに前
    記光ディスクの再生制御を行う制御手段と、 を備えたことを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】前記判別手段により判別されるマルチセッ
    ション機能の設定の有無を表示する表示手段をさらに備
    えることを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  3. 【請求項3】前記マルチセッション機能に対応した再生
    処理を行うように設定されていないと判別された場合
    に、前記光ディスクの最内周の1セッションを再生対象
    として再生処理することを特徴とする請求項1記載の再
    生装置。
  4. 【請求項4】マルチセッション機能を有する光ディスク
    を再生する再生方法において、 前記マルチセッション機能に対応した再生処理を行うか
    否かの設定を行う設定工程と、 前記設定工程において前記マルチセッション機能に対応
    した再生処理を行うように設定されているか否かを判別
    する判別工程と、 前記マルチセッション機能に対応した再生処理を行うよ
    うに設定されていると判別された場合に、前記マルチセ
    ッション機能に基づいて前記光ディスクの再生制御を行
    い、前記マルチセッション機能に対応した再生処理を行
    うように設定されていないと判別された場合に、前記マ
    ルチセッション機能に対応した再生処理を適用せずに前
    記光ディスクの再生制御を行う制御工程と、 を含むことを特徴とする再生方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7450484B2 (en) 2004-07-29 2008-11-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Reproducing and/or recording apparatus and method determining whether sessions are open for a medium for reproduction and/or recording

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7450484B2 (en) 2004-07-29 2008-11-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Reproducing and/or recording apparatus and method determining whether sessions are open for a medium for reproduction and/or recording

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