JP2003085889A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JP2003085889A
JP2003085889A JP2001276467A JP2001276467A JP2003085889A JP 2003085889 A JP2003085889 A JP 2003085889A JP 2001276467 A JP2001276467 A JP 2001276467A JP 2001276467 A JP2001276467 A JP 2001276467A JP 2003085889 A JP2003085889 A JP 2003085889A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前回の再生箇所からの再生動作を開始するま
でに要する時間を短縮することができるディスク再生装
置を提供すること。 【解決手段】 再生動作の終了が指示されると、システ
ムコントローラ60は、再生動作を終了した際の再生箇
所を示す再生位置情報と、この再生箇所から再生動作を
開始するために必要な管理情報のDVD10上での格納
位置を示すアドレス情報をRAM62に格納する。再生
動作の開始が指示されると、システムコントローラ60
は、アドレス情報に基づいてDVD10から管理情報を
読み出し、この管理情報とRAM62から読み出した再
生位置情報に基づいて、DVD10上でのデータ読み出
し位置を設定し、所定の再生動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルバーサタ
イルディスク(DVD)等のディスク型記録媒体に記録
されている映像や音声等の再生を行うディスク再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスク型記録媒体としてDVD
が広く普及している。このDVDは、直径が12cmで
厚さが1.2mmであり、CD(コンパクトディスク)
と同じ形状ながら、記録密度を上げることにより単層で
4.7GB、2層で8.5GBの記憶容量を実現してい
る。
【0003】DVDには、MPEG2等による画像デー
タ圧縮技術やオーディオデータ圧縮技術の採用により、
様々な種類のデータが混在して格納されているととも
に、各種の機能を実現するための制御データが格納され
ている。DVDに映画を記録する場合を考えると、通常
はビデオデータやオーディオデータが格納されるが、例
えば、これら以外に複数の言語の字幕データを格納して
おくことにより、利用者が選択した言語の字幕を表示す
ることが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のディ
スク再生装置では、DVDに記録された映像や音声等の
再生を開始する際には、始めに、再生動作を制御するた
めに必要なデータである管理情報を読み出してメモリに
格納する処理を行っている。管理情報はそのデータ量が
大きいため、従来のディスク再生装置では、メモリ容量
の都合上、必要最低限のデータのみが選別して読み出さ
れる。この管理情報の読み出し処理は、(1)所定単位
のデータを読み出し、(2)必要なデータだけを選別し
てメモリに書き込み、(3)読み出したデータやその他
のデータに基づいて次のデータ読み出し位置を判断し、
光ピックアップをDVDの径方向に移動させてデータ読
み出し位置をサーチするという処理を何度も(例えば、
数百回)繰り返すことにより行われる。このため、従来
のディスク再生装置では、再生を開始するまでにある程
度の時間がかかっている。
【0005】このような管理情報の読み出し処理は、デ
ィスク再生装置の電源投入後、未再生のDVDあるいは
再生途中で一旦排出されたDVDを装填して再生動作を
開始する場合だけでなく、既に装填されているDVDに
おいて一旦再生動作を終了し、再生終了時の再生箇所か
ら再生動作を再開する場合についても同様にして行われ
る。このため、前回の再生箇所から再生を再開する場合
であっても、再生動作が開始されるまでにある程度の時
間がかかることとなり、この点に不満を感じる利用者が
多く、前回の再生箇所からの再生動作を開始するまでに
要する時間を短縮することができるディスク再生装置が
望まれている。
【0006】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は、前回の再生箇所からの再生
動作を開始するまでに要する時間を短縮することができ
るディスク再生装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明のディスク再生装置は、再生手段によ
り、ディスク型記録媒体に記録されている情報を読み出
して再生動作を行っており、操作手段による終了指示に
応じて再生手段による再生動作を終了する際に、再生動
作が終了した再生箇所を示す再生位置情報と、この再生
箇所から再生手段による再生動作を開始するために必要
な管理情報が格納されているディスク型記録媒体のアド
レス情報とを再生情報格納手段により格納している。そ
して、操作手段による終了指示に応じて再生手段による
再生動作が終了した後に再生指示がなされたときに、再
生情報格納手段に格納された再生位置情報とアドレス情
報に基づいて、読出し位置設定手段によりディスク型記
録媒体の情報読出し位置を設定している。
【0008】再生位置情報とともに、再生箇所から再生
動作を開始するために必要な管理情報が格納されている
ディスク型記録媒体のアドレス情報を格納しているの
で、再生指示に応じて前回の再生箇所からの再生動作を
行う際には、アドレス情報に基づいて必要な管理情報だ
けを効率よく読み出すことができる。したがって、必要
な管理情報を選別する処理が不要となるので、前回の再
生箇所からの再生動作を開始するまでに要する時間を短
縮することができる。
【0009】また、本発明のディスク再生装置は、再生
手段により、ディスク型記録媒体に記録されている情報
を読み出して再生動作を行っており、操作手段による終
了指示に応じて再生手段による再生動作を終了する際
に、再生動作が終了した再生箇所を示す再生位置情報
と、この再生箇所から再生手段による再生動作を開始す
るために必要な管理情報が格納されているディスク型記
録媒体のアドレス情報とを再生情報格納手段により格納
している。そして、電源投入時に再生動作が開始される
際には、再生情報格納手段に格納された再生位置情報と
アドレス情報に基づいて、読出し位置設定手段によりデ
ィスク型記録媒体の情報読出し位置を設定している。
【0010】再生位置情報とともに、再生箇所からの再
生動作を開始するために必要な管理情報が格納されてい
るディスク型記録媒体のアドレス情報を格納しているの
で、電源投入時に前回の再生箇所からの再生動作を行う
際には、アドレス情報に基づいて必要な管理情報だけを
効率よく読み出すことができる。したがって、必要な管
理情報を選別する処理が不要となり、前回の再生箇所か
らの再生動作を開始するまでに要する時間を短縮するこ
とができる。
【0011】上述した読出し位置設定手段は、電源投入
時に再生開始位置が制限されている場合には、この制限
内容にしたがってディスク型記録媒体の情報読出し位置
を設定し、制限が解除されたときに再生位置情報とアド
レス情報に基づいてディスク型記録媒体の情報読出し位
置を設定することが望ましい。これにより、電源投入時
に、一時的に手動操作による再生位置の変更を制限する
旨の情報がディスク型記録媒体に記録されている場合で
あっても、再生が進んで制限が解除された後には、煩雑
な操作を行うことなく速やかに前回の再生箇所からの再
生動作を開始することができる。
【0012】また、操作手段による終了指示に応じて再
生手段による再生動作を終了する際に、再生情報格納手
段によって、再生位置情報およびアドレス情報ととも
に、再生動作が終了したディスク型記録媒体の識別情報
を格納しておき、操作手段による終了指示に応じて再生
手段による再生動作が終了した後に再生指示がなされた
ときには、読出し位置設定手段により、その時点で装填
されているディスク型記録媒体に対応する再生位置情報
とアドレス情報を識別情報を用いて読み出して、情報読
出し位置の設定を行うことが望ましい。ディスク型記録
媒体の識別情報を格納しておくことにより、再生対象と
するディスク型記録媒体が変更された場合にも、それぞ
れのディスク型記録媒体について、前回の再生箇所から
の再生動作を開始する際の時間を短縮することができ
る。
【0013】また、複数のディスク型記録媒体が装填可
能であり、再生対象となる一のディスク型記録媒体を選
択するディスク選択機構をさらに備えている場合には、
操作手段による終了指示に応じて再生手段による再生動
作を終了する際に、再生情報格納手段によって、再生位
置情報およびアドレス情報とともに、再生動作が終了し
たディスク型記録媒体の識別情報を格納しておき、操作
手段による終了指示に応じて再生手段による再生動作が
終了した後に再生指示がなされたときには、読出し位置
設定手段により、その時点でディスク選択機構によって
選択されている一のディスク型記録媒体に対応する再生
位置情報とアドレス情報を識別情報を用いて読み出し
て、情報読出し位置の設定を行うことが望ましい。これ
により、複数のディスク型記録媒体が装填されており、
再生対象となるディスク型記録媒体を任意に変更した場
合にも、それぞれのディスク型記録媒体について、前回
の再生箇所からの再生動作を開始する際の時間を短縮す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した一実施形
態のディスク再生装置について図面を参照しながら説明
する。(1)DVDに記録されたデータの内容 まず、ディスク型記録媒体としてのDVDに記録された
データの詳細について説明する。
【0015】図1は、DVDのボリューム空間の構造を
示す図である。図1に示すように、DVDのボリューム
空間は、DVDの内周から外周に向かって、ボリューム
・ファイル構造、DVD−Videoゾーン、DVD
otherゾーンによって構成されている。これらのう
ち、DVD−Videoゾーンには、再生動作に必要な
各種のデータが含まれている。DVD−Videoゾー
ンは、ビデオマネージャ(VMG)と、各タイトルに対
応する1つ以上のビデオタイトルセット(VTS)によ
って構成されている。
【0016】図2は、VMGのデータ構造を示す図であ
る。図2に示すように、VMGは、ビデオマネージャ情
報(VMGI)、VMGメニュー用ビデオオブジェクト
セット(VMGM_VOBS)、VMGIのバックアッ
プ用ファイル(VMGI_BUP)によって構成されて
いる。
【0017】VMGIは、VTSに関する情報(VTS
の数、各VTSを識別するためのVTS番号、DVD内
の各VTSの格納位置等)、タイトルメニューに表示さ
れるタイトルの表示順、1つ以上のプログラムチェーン
情報(PGCI)、DVDを識別するためのディスクI
D(DVD_ID)、ディスク名(例えば映画の題名)
等が含まれている。VMGM_VOBSは、1つ以上の
ビデオオブジェクト(VOB)によって構成されてい
る。このVOBは、タイトルを選択するためのメニュー
画面(タイトルメニュー画面)を再生する際の再生デー
タであるビデオデータを含んでいる。
【0018】図3は、VTSのデータ構造を示す図であ
る。図3に示すように、VTSは、ビデオタイトルセッ
ト情報(VTSI)、VTSメニュー用ビデオオブジェ
クトセット(VTSM_VOBS)、VTSタイトル用
ビデオオブジェクトセット(VTSTT_VOBS)、
VTSIのバックアップ用ファイル(VTSI_BU
P)によって構成されている。
【0019】VTSIは、タイトルに関する情報、VT
S内の各チャプタ(PTT)を識別するためのPTT番
号、1つ以上のPGCI等が含まれている。VTSM_
VOBSおよびVTSTT_VOBSは、1つ以上のV
OBによって構成されている。このVOBは、ビデオデ
ータやオーディオデータ等の再生データを含んでいる。
【0020】タイトルの再生データは、VTSTT_V
OBS内のVOB#1〜#iに含まれている。チャプタ
は、タイトルを分割した単位であり、チャプタの再生デ
ータは、VTSTT_VOBS内の1あるいは複数のV
OBに含まれる。例えば、図3に示すように、タイトル
はチャプタ#1〜#pに分割されており、チャプタ#1
の再生データはVOB#1〜#3に含まれており、チャ
プタ#2の再生データは、VOB#4、#5に含まれて
いる。
【0021】図4は、上述したVMGM_VOBS、V
TSM_VOBS、VTSTT_VOBSに含まれるV
OBのデータ構造を示す図である。図4に示すように、
VOBは、複数のセルによって構成されている。そし
て、各セルは、複数のビデオオブジェクトユニット(V
OBU)によって構成されている。
【0022】各VOBUは、ナビゲーションパック(N
V_PCK)と、ビデオパック(V_PCK)、サブピ
クチャパック(SP_PCK)およびオーディオパック
(A_PCK)の少なくとも1つを含んで構成されてい
る。NV_PCKは、再生制御情報(PCI)、データ
サーチ情報(DSI)を含んで構成されている。PCI
とDSIには、VOBUのデータ量、タイトルの再生を
開始してから対応するVOBUの再生を開始するまでの
再生時間、次に再生すべきVOBUの位置等の情報が設
定されている。
【0023】V_PCK、SP_PCK、A_PCK
は、それぞれ再生データの種別(動画、サブピクチャ、
オーディオ)等の情報が含まれているパックヘッダ、パ
ケットヘッダや、データ圧縮されたビデオデータ、サブ
ピクチャデータ、オーディオデータ(圧縮再生データ)
を含んで構成されている。
【0024】再生動作における論理的な再生単位である
プログラムチェーン(PGC)は、プログラムチェーン
情報(PGCI)と、1あるいは複数のVOBに含まれ
る複数のセルによって構成される。例えば、VMGI内
の1個のPGCIとVMGM_VOBS内のVOBに含
まれるセルによってPGCが構成される。また、VTS
I内の1個のPGCIとVTSM_VOBS内のVOB
に含まれるセルによってPGCが構成される。あるい
は、VTSI内の1個のPGCIとVTSTT_VOB
S内のVOBに含まれるセルによってPGCが構成され
る。
【0025】図5は、PGCの構造の一例を示す図であ
り、VTSI内のPGCIとVTSTT_VOBS内の
VOBに含まれるセルによって構成されるPGCの構造
が示されている。図5に示すように、例えばPGC#1
は、VTSI内のPGCI#1とVTSTT_VOBS
内のVOB#1〜#3に含まれるセルによって構成され
ている。また、PGC#2は、VTSI内のPGCI#
2とVTSTT_VOBS内のVOB#4、#5に含ま
れるセルによって構成されている。
【0026】なお、VMGI内のPGCIとVMGM_
VOBSのVOB内のセルによって構成されるPGC
や、VTSI内のPGCIとVTSM_VOBSのVO
B内のセルによって構成されるPGCも、図5に示した
PGCと同様の構造を有している。また、PGCIに
は、対応する複数のVOBの再生順序や、次に再生動作
を行うPGCに関する情報等が含まれている。このPG
CIのなかには、FP_PGCI(ファーストプレイP
GCI)といわれるナビゲーションデータがある。この
FP_PGCIには、DVDの再生を開始する際に最初
に再生するPGCを特定する情報が含まれている。
【0027】また、再生動作中の利用者の操作は、PG
CIと上述したPCI内のユーザ操作コントロール(U
OP)によって、禁止または許可することができる。つ
まり、UOPといわれるナビゲーションデータは、タイ
トル毎、PGC毎、VOBU毎に使用者の操作を受け付
けるかどうかの判断に使用される。したがって、FP_
PGCIで最初に再生すべきタイトルを指定し、UOP
でそのタイトルの再生中は利用者のサーチ操作を禁止す
ることができる。つまり、FP_PGCIとUOPによ
って、DVDに記録されている映画を再生する場合に、
最初に映画会社のデモ画面を再生し、利用者がこの再生
映像をスキップできないように再生動作を制限すること
ができる。
【0028】再生動作の際に実行されるナビゲーション
コマンドには、利用者の操作指示に対応して実行される
ボタンコマンド(BTN_CMD)、PGCの再生開始
前に実行されるプリコマンド(PRE_CMD)、PG
C内の1つのセルの再生が終了するごとに実行されるセ
ルコマンド(C_CMD)、PGCの再生終了後に実行
されるポストコマンド(POST_CMD)がある。こ
れらの内、BTN_CMDは、上述したPCIに含まれ
ており、PRE_CMD、C_CMD、POST_CM
Dは、上述したPGCIに含まれている。
【0029】ナビゲーションコマンドの実行時には、ナ
ビゲーションパラメータが変数として用いられる。この
ナビゲーションパラメータには、システムパラメータ
(SPRM)とゼネラルパラメータ(GPRM)とがあ
り、ディスク再生装置の内部にそれぞれの格納領域が設
けられる。SPRMとGPRMは、ナビゲーションコマ
ンドの実行に応じて設定あるいは更新され、それ以降の
ナビゲーションコマンドの実行時に変数として用いられ
る。
【0030】(2)ディスク再生装置の全体構成 図6は、本発明を適用した一実施形態のディスク再生装
置の全体構成を示す図である。図6に示すディスク再生
装置100は、スピンドルモータ12、光ピックアップ
14、送りモータ16、サーボ制御部18、RFアンプ
22、デジタル信号処理部24、4個のバッファ用RA
M26、34、38、42、ストリーム分離部30、オ
ーディオデコーダ32、ビデオデコーダ36、サブピク
チャデコーダ40、ビデオプロセッサ44、ビデオエン
コーダ46、ディスプレイ装置47、デジタル−アナロ
グ(D/A)変換器48、スピーカ49、操作部58、
システムコントローラ60、RAM62を含んで構成さ
れている。
【0031】スピンドルモータ12は、DVD10を所
定速度で回転させる。光ピックアップ14は、DVD1
0に記録されたデータを検出するものであり、例えば半
導体レーザとホトダイオードとが内蔵されている。送り
モータ16は、光ピックアップ14をDVD10の径方
向に移動させるものである。
【0032】サーボ制御部18は、システムコントロー
ラ60の指示に応じて、上述したスピンドルモータ12
および送りモータ16を駆動するとともに、光ピックア
ップ14に内蔵された対物レンズ(図示せず)を動かす
ことにより、半導体レーザの焦点位置をDVD10の記
録面と垂直方向および水平方向に移動させる。また、サ
ーボ制御部18は、DVD10からのデータの読み取り
に必要な各種のサーボ(フォーカスサーボ、トラッキン
グサーボ、回転サーボ)制御を行う。
【0033】RFアンプ22は、光ピックアップ14に
内蔵されたホトダイオードから出力される電気信号を増
幅する。デジタル信号処理部24は、RFアンプ22か
ら出力される信号に対して、デジタルデータに変換した
後にDVD10のデータフォーマットに応じた信号復調
処理(8−16復調処理)と誤り訂正処理を行い、RA
M26に格納する。そして、デジタル信号処理部24
は、システムコントローラ60の指示に応じて、RAM
26に格納したデータからVMGIやVTSIを抽出し
てシステムコントローラ60に出力するとともに、VO
BUを抽出してストリーム分離部30に出力する。
【0034】ストリーム分離部30は、システムコント
ローラ60の指示に応じて、デジタル信号処理部24か
ら出力されるVOBUを構成するパックヘッダを解析す
ることにより、A_PCK、V_PCK、SP_PC
K、NV_PCKを分離する。ストリーム分離部30に
よって分離されたA_PCKはオーディオデコーダ32
に出力され、V_PCKはビデオデコーダ36に出力さ
れ、SP_PCKはサブピクチャデコーダ40に出力さ
れ、NV_PCKはシステムコントローラ60に転送さ
れる。
【0035】オーディオデコーダ32は、ストリーム分
離部30から出力されるA_PCKに対して所定のデコ
ード処理を行ってオーディオデータを出力する。ビデオ
デコーダ36は、ストリーム分離部30から出力される
V_PCKに対して所定のデコード処理を行ってビデオ
データを出力する。サブピクチャデコーダ40は、スト
リーム分離部30から出力されるSP_PCKに対して
所定のデコード処理を行ってサブピクチャデータを出力
する。
【0036】ビデオプロセッサ44は、システムコント
ローラ60の指示に応じて、ビデオデコーダ36から出
力されるビデオデータとサブピクチャデコーダ40から
出力されるサブピクチャデータとを合成した画像データ
を生成し、ビデオエンコーダ46に出力する。
【0037】ビデオエンコーダ46は、ビデオプロセッ
サ44から出力される画像データを表示用の画像信号に
変換する。この画像信号がディスプレイ装置47に出力
されることによって、画像が表示される。D/A変換器
48は、オーディオデコーダ32から出力されるオーデ
ィオデータをアナログのオーディオ信号に変換する。こ
のオーディオ信号がスピーカ49に出力されることによ
って、オーディオ音声の再生が行われる。
【0038】操作部58は、再生開始を指示するための
再生キーや再生停止を指示するための停止キー、再生の
一時停止を指示するための一時停止キー、左右上下のカ
ーソルキー、表示画面上のカーソル位置にある項目の確
定を行う設定キー等の各種操作キーを備えており、キー
の操作状態に応じた信号をシステムコントローラ60に
向けて出力する。
【0039】システムコントローラ60は、各種のサー
ボ指令をサーボ制御部18に出力したり、利用者の操作
指示に応じた画像生成指示をビデオプロセッサ44に出
力する等、全機能ブロックの制御を行う。具体的には、
システムコントローラ60は、デジタル信号処理部24
から出力されるデータに含まれるVMGI、VTSI、
ストリーム分離部30から出力されるNV_PCKを受
け取って、これらに含まれるナビゲーションコマンドを
実行することにより、各種のサーボ指令をサーボ制御部
18に出力したり、利用者の操作指示に応じた画像生成
指示をビデオプロセッサ44に出力する等、再生動作に
必要な各種の制御を行う。
【0040】またシステムコントローラ60は、利用者
により操作部58が操作されて所定の終了指示が行わ
れ、この終了指示に応じて再生動作を終了する際に、そ
れまで再生されていたDVD10を特定するディスク識
別情報と、再生動作を終了した位置(以下、「再生箇
所」と称する)を示す再生位置情報と、再生箇所から再
生動作を開始させるために必要な管理情報のDVD10
上での格納位置(アドレス)を示すアドレス情報をRA
M62に格納する。
【0041】またシステムコントローラ60は、装填さ
れているDVD10が以前に再生途中であったか否かを
RAM62に格納されているデータを用いて判定し、以
前に再生途中であるDVD10が装填されている場合に
は、各種のサーボ指令をサーボ制御部18に出力した
り、画像生成指示をビデオプロセッサ44に出力する
等、前回の再生箇所から再生を開始する制御を行う。
【0042】図7は、RAM62に格納されるディスク
識別情報、再生位置情報、アドレス情報の内容を示す図
である。ディスク識別情報としては、ディスク再生装置
100に装填されているDVD10のディスク名が用い
られる。このディスク名は、上述したVMGIに含まれ
ている。なお、ディスク識別情報としてディスクID
(DVD_ID)を用いてもよい。
【0043】再生位置情報は、再生動作を終了した際に
その直前まで再生されていたタイトルに対応するタイト
ル番号や、PGCI番号、セル番号、VOBUのアドレ
ス(格納位置)などの情報を含んでいる。また再生位置
情報には、システムパラメータ(SPRM)およびゼネ
ラルパラメータ(GPRM)や、再生制御状態(例え
ば、“ランダム”や“シャッフル”等)などの情報も含
まれている。
【0044】アドレス情報は、再生動作が終了した箇所
(再生箇所)から再生動作を再開するために必要な管理
情報のDVD10上でのアドレス(例えば、必要なPG
CIが格納されているアドレス)の一覧を含んでいる。
なお、RAM62は不揮発性メモリであり、ディスク再
生装置100の電源が落とされた場合にも、格納されて
いるデータをそのまま保持するものとする。
【0045】上述したディスク再生装置100の全体が
再生手段に、操作部58が操作手段に、システムコント
ローラ60、RAM62が再生情報格納手段に、システ
ムコントローラ60が読出し位置設定手段にそれぞれ対
応する。本実施形態のディスク再生装置100はこのよ
うな構成を有しており、次にその動作について説明す
る。図8は、一のDVD10の再生動作を終了し、その
後再生動作を再開する際のディスク再生装置100の動
作手順を示す流れ図である。
【0046】DVD10に記録されている映画等の再生
動作を行っている際に、システムコントローラ60は、
利用者によって操作部58が操作され、再生動作を終了
する旨の指示(終了指示)が与えられたか否かを判定す
る(ステップ100)。終了指示が与えられない間は否
定判断がなされ、所定の再生動作が継続されるととも
に、ステップ100の判定が繰り返される。
【0047】終了指示が与えられると、ステップ100
で肯定判断がなされ、システムコントローラ60は、デ
ィスク識別情報、再生位置情報、アドレス情報のそれぞ
れをRAM62に格納し(ステップ101)、その後、
再生動作を終了する(ステップ102)。
【0048】次にシステムコントローラ60は、利用者
によって操作部58が操作され、電源を落とす旨の指示
(以後、「電源オフの指示」と称する)が与えられたか
否かを判定する(ステップ103)。電源オフの指示が
与えられた場合には肯定判断がなされ、システムコント
ローラ60は、一連の処理を終了し、電源を落とす。
【0049】なお、本実施形態のディスク再生装置10
0では、再生動作中に、終了指示を行うことなく電源オ
フの指示が与えられた場合には、終了指示が与えられた
ものと判断され(すなわちステップ100で肯定判断が
なされ)、ステップ101、102に示した処理が行わ
れ、その後、ステップ103で肯定判断が行われて、一
連の処理が終了するものとする。
【0050】電源オフの指示が与えられない場合には、
上述したステップ103で否定判断がなされ、システム
コントローラ60は、利用者によって操作部58が操作
され、再生動作を開始する旨の指示(再生指示)が与え
られたか否かを判定する(ステップ104)。再生指示
が与えられない場合には否定判断がなされ、上述したス
テップ103に戻って以後の処理が繰り返される。
【0051】再生指示が与えられた場合には、ステップ
104で肯定判断がなされ、システムコントローラ60
は、RAM62に格納されているアドレス情報を読み出
し、これに基づいて、現在装填されているDVD10に
おける前回の再生箇所から再生動作を開始するために必
要な管理情報を読み出す(ステップ105)。
【0052】次にシステムコントローラ60は、RAM
62から読み出した再生位置情報と、アドレス情報に基
づいて読み出した管理情報に基づいて、DVD10のデ
ータ読み出し位置を設定する(ステップ106)。次に
システムコントローラ60は、設定したデータ読み出し
位置からデータの読み出しを開始し、読み出したデータ
に基づいて所定の再生動作を行う(ステップ107)。
その後、上述したステップ100に戻って以後の処理が
繰り返される。
【0053】次に、電源投入時におけるディスク再生装
置100の動作手順について説明する。図9は、電源投
入時に再生動作を開始する際のディスク再生装置100
の動作手順を示す流れ図である。ディスク再生装置10
0の電源が投入されると、システムコントローラ60
は、DVD10が装填されているか否かを判定する(ス
テップ200)。DVD10が装填されていない場合に
は、ステップ200で否定判断がなされ、次にシステム
コントローラ60は、利用者によって新たにDVD10
が装填されたか否かを判定する(ステップ201)。新
たにDVD10が装填されるまでの間は否定判断がなさ
れ、ステップ201の判定が繰り返される。
【0054】電源投入時にDVD10が装填されていた
場合(ステップ200で肯定判断)、または新たにDV
D10が装填された場合(ステップ201で肯定判断)
に、システムコントローラ60は、DVD10に記録さ
れている管理情報などを読み出し、このDVD10の再
生開始位置が制限されているか否かを判定する(ステッ
プ202)。
【0055】再生開始位置が制限されている場合には、
ステップ202で肯定判断がなされ、システムコントロ
ーラ60は、DVD10に記録されている制限内容にし
たがって、データ読出し位置を設定し(ステップ20
3)、所定の再生動作を行う(ステップ204)。
【0056】また、ステップ204に示した再生動作と
並行してシステムコントローラ60は、再生に関する制
限が解除されたか否かを判定する(ステップ205)。
制限が解除されない間は否定判断がなされ、システムコ
ントローラ60は、上述したステップ203に戻って以
後の処理を繰り返す。
【0057】再生開始位置が制限されていない場合(ス
テップ202で否定判断)、または制限が解除された場
合(ステップ205で肯定判断)に、システムコントロ
ーラ60は、現在再生対象となっているDVD10に対
応するディスク識別情報等のデータがRAM62に格納
されているか否か、すなわちDVD10に関する再生履
歴が存在する否かを判定する(ステップ206)。
【0058】再生履歴が存在する場合には、ステップ2
06で肯定判断がなされ、システムコントローラ60
は、再生対象のDVD10に対応するアドレス情報をR
AM62から読み出し、これに基づいて、前回の再生箇
所から再生動作を開始するために必要な管理情報を読み
出す(ステップ207)。
【0059】次にシステムコントローラ60は、RAM
62から読み出した再生位置情報と、アドレス情報に基
づいて読み出した管理情報に基づいて、DVD10のデ
ータ読み出し位置を設定する(ステップ208)。次に
システムコントローラ60は、設定したデータ読み出し
位置からデータの読み出しを開始し、読み出したデータ
に基づいて所定の再生動作を行う(ステップ209)。
また、装填されているDVD10に関する再生履歴が存
在しない場合には、上述したステップ206で否定判断
がなされ、この場合にもステップ209に移行し、利用
者による操作指示に応じて所定の再生動作が行われる。
【0060】このように、本実施形態のディスク再生装
置100は、利用者による終了操作に応じて再生動作を
終了する際に、それまでに再生していたDVD10を特
定するディスク識別情報と、再生箇所を示す再生位置情
報と、再生箇所からの再生動作を開始するために必要な
管理情報のDVD10上での格納位置を示すアドレス情
報を格納している。これにより、以後に行われる再生指
示に応じて、あるいは電源投入時において前回の再生箇
所からの再生動作を行う際には、アドレス情報に基づい
て必要な管理情報だけを効率よく読み出すことができる
ので、必要な管理情報を選別する処理が不要となり、前
回の再生箇所からの再生動作を開始するまでに要する時
間を短縮することができる。
【0061】また、電源投入時における再生開始位置が
制限されている場合には、この制限内容にしたがってデ
ータ読出し位置(情報読出し位置)を設定し、制限が解
除されたときに、再生位置情報とアドレス情報に基づい
てデータ読出し位置を設定しているので、電源投入時
に、一時的に手動操作による再生位置の変更を制限する
旨の情報がDVD10に記録されている場合であって
も、再生が進んで制限が解除された後には、煩雑な操作
を行うことなく速やかに前回の再生箇所からの再生動作
を開始することができる。
【0062】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変
形実施が可能である。例えば、一のDVD10について
の再生動作が終了した後にこのDVD10が取り出され
て、他のDVD10と入れ替えられる場合も考えられる
が、この場合には、新たなDVD10が装填された後に
図9に示したステップ202以降の処理を行うことによ
り、再生履歴が存在するDVD10については、前回の
再生箇所からの再生動作を行う際に要する時間を短縮す
ることができる。
【0063】また上述した実施形態では、1枚のDVD
10を装填して再生動作を行うディスク再生装置100
について説明していたが、複数のDVD10を装填可能
であり、再生対象となる一のDVD10を選択して再生
動作を行うディスク再生装置に対しても本発明を適用す
ることができる。
【0064】図10は、複数のDVD10を装填する機
構を備えたディスク再生装置の部分的な構成を示す図で
ある。図10に示すディスク再生装置100aは、基本
的に上述した実施形態のディスク再生装置100と同様
の構成を有しており、ディスクチェンジャ70が追加さ
れた点が異なっている。
【0065】ディスクチェンジャ70は、複数のDVD
10を装填可能であり、システムコントローラ60の制
御に応じて、再生対象となる一のDVD10をスピンド
ルモータ12にセットする機構を備えている。このディ
スクチェンジャ70がディスク選択機構に対応してい
る。
【0066】次に、図10に示したディスク再生装置1
00aの動作について説明する。ディスク再生装置10
0aの動作は、基本的に上述したディスク再生装置10
0の動作手順と同様である。図11は、複数のDVD1
0を装填するディスク再生装置100aにおいて、再生
対象とするDVD10を切り替える場合の動作手順を部
分的に示した流れ図である。
【0067】ディスクチェンジャ70によって選択さ
れ、スピンドルモータ12にセットされている一のDV
D10に記録されている映画等の再生動作を行っている
際に、システムコントローラ60は、再生対象とするD
VD10を切り替える旨の操作指示(切替指示)が行わ
れたか否かを判定する(ステップ220)。切替指示が
行われない場合には否定判断がなされ、ステップ220
の判定が繰り返される。
【0068】切替指示が行われた場合には、ステップ2
20で肯定判断がなされ、システムコントローラ60
は、ディスク識別情報、再生位置情報、アドレス情報の
それぞれをRAM62に格納し(ステップ221)、そ
の後、再生動作を終了する(ステップ222)。
【0069】次にシステムコントローラ60は、新たに
再生対象となるDVD10をディスクチェンジャ70に
指示する(ステップ223)。指示を受けたディスクチ
ェンジャ70は、それまで再生対象となっていたDVD
10を収容するとともに、新たに再生対象となるDVD
10を選択してスピンドルモータ12にセットする。そ
の後、上述した図9に示したステップ202以降と同様
にして、新たに再生対象となったDVD10の再生動作
が行われる。
【0070】なお、ディスク再生装置100aにおい
て、一のDVD10の再生動作を一旦終了し、その後同
一のDVD10についての再生動作を再開する場合に
は、上述した図8に示した動作手順と同様の処理を行え
ばよい。このように、複数のDVD10を装填可能なデ
ィスクチェンジャ70を備えたディスク再生装置100
aでは、再生対象となるDVD10を任意に変更した場
合に、それぞれのDVD10についてディスク識別情
報、再生位置情報、アドレス情報をRAM62に格納す
ることにより、各DVD10について、前回の再生箇所
から再生動作を開始する際に要する時間を短縮すること
ができる。
【0071】また上述した実施形態では、ディスク型記
録媒体の一例として、データ読み出し専用であり、映画
等の映像や音声が記録されているDVD10を想定して
説明していたが、ディスク型記録媒体の種別はこれに限
定されるものではなく、他の各種のディスク型記録媒体
(例えば、データ書き換えが可能なDVD−RAM等)
を用いることも可能である。また、ディスク型記録媒体
に記録される情報の内容についても、DVD−Vide
o規格に従って作成された映画等の他に、DVD−Au
dio規格に従って記録される音楽等や、いわゆるビデ
オCDの規格に従って記録された映像や音声など種々の
変形例が考えられる。
【0072】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、利用
者による終了操作に応じて再生動作を終了する際に、再
生箇所を示す再生位置情報と、再生箇所からの再生動作
を開始するために必要な管理情報が格納されているディ
スク型記録媒体のアドレス情報が格納されるので、以後
に行われる再生指示に応じて、あるいは電源投入時にお
いて前回の再生箇所からの再生動作を行う際には、アド
レス情報に基づいて必要な管理情報だけを効率よく読み
出すことができる。したがって、必要な管理情報を選別
する処理が不要となり、前回の再生箇所からの再生動作
を開始するまでに要する時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DVDのボリューム空間の構造を示す図であ
る。
【図2】VMGのデータ構造を示す図である。
【図3】VTSのデータ構造を示す図である。
【図4】VOBのデータ構造を示す図である。
【図5】PGCの構造の一例を示す図である。
【図6】一実施形態のディスク再生装置の全体構成を示
す図である。
【図7】ディスク識別情報、再生位置情報、アドレス情
報の内容を示す図である。
【図8】再生動作を終了する際のディスク再生装置の動
作手順を示す流れ図である。
【図9】電源投入時に再生動作を開始する際のディスク
再生装置の動作手順を示す流れ図である。
【図10】複数のDVDを装填する機構を備えたディス
ク再生装置の部分的な構成を示す図である。
【図11】複数のDVDを装填するディスク再生装置に
おいて、再生対象とするDVDを切り替える場合の動作
手順を部分的に示した流れ図である。
【符号の説明】
10 DVD 12 スピンドルモータ 14 光ピックアップ 16 送りモータ 18 サーボ制御部 22 RFアンプ 24 デジタル信号処理部 30 ストリーム分離部 32 オーディオデコーダ 36 ビデオデコーダ 40 サブピクチャデコーダ 44 ビデオプロセッサ 46 ビデオエンコーダ 47 ディスプレイ装置 48 デジタル−アナログ(D/A)変換器 49 スピーカ 58 操作部 60 システムコントローラ 62 RAM 70 ディスクチェンジャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 BC03 CC06 DE03 DE12 DE17 DE23 DE29 DE38 DE59 FG18 GK08 GK12 5D077 AA23 AA38 BA18 CA11 CB09 DC01 5D110 AA15 AA22 AA29 DA05 DA09 DA10 DB09 DE04 DE06 DF05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク型記録媒体に記録されている情
    報を読み出して再生動作を行う再生手段と、 前記再生手段による再生動作の終了や再開を指示する操
    作手段と、 前記操作手段による終了指示に応じて前記再生手段によ
    る再生動作を終了する際に、再生動作が終了した再生箇
    所を示す再生位置情報と、この再生箇所から前記再生手
    段による再生動作を開始するために必要な管理情報が格
    納されている前記ディスク型記録媒体のアドレス情報と
    を格納する再生情報格納手段と、 前記操作手段による終了指示に応じて前記再生手段によ
    る再生動作が終了した後に再生指示がなされたときに、
    前記再生情報格納手段に格納された前記再生位置情報と
    前記アドレス情報に基づいて前記ディスク型記録媒体の
    情報読出し位置を設定する読出し位置設定手段と、 を備えることを特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 ディスク型記録媒体に記録されている情
    報を読み出して再生動作を行う再生手段と、 前記再生手段による再生動作の終了や再開を指示する操
    作手段と、 前記操作手段による終了指示に応じて前記再生手段によ
    る再生動作を終了する際に、再生動作が終了した再生箇
    所を示す再生位置情報と、この再生箇所から前記再生手
    段による再生動作を開始するために必要な管理情報が格
    納されている前記ディスク型記録媒体のアドレス情報と
    を格納する再生情報格納手段と、 電源投入時に再生動作が開始される際に、前記再生情報
    格納手段に格納された前記再生位置情報と前記アドレス
    情報に基づいて前記ディスク型記録媒体の情報読出し位
    置を設定する読出し位置設定手段と、 を備えることを特徴とするディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記読出し位置設定手段は、電源投入時に再生開始位置
    が制限されている場合にこの制限内容にしたがって前記
    ディスク型記録媒体の情報読出し位置を設定し、制限が
    解除されたときに前記再生位置情報と前記アドレス情報
    に基づいて前記ディスク型記録媒体の情報読出し位置を
    設定することを特徴とするディスク再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記再生情報格納手段は、前記操作手段による終了指示
    に応じて前記再生手段による再生動作を終了する際に、
    前記再生位置情報および前記アドレス情報とともに、再
    生動作が終了した前記ディスク型記録媒体の識別情報を
    格納しており、 前記読出し位置設定手段は、前記操作手段による終了指
    示に応じて前記再生手段による再生動作が終了した後に
    再生指示がなされたときに、その時点で装填されている
    前記ディスク型記録媒体に対応する前記再生位置情報と
    前記アドレス情報を前記識別情報を用いて読み出して、
    前記情報読出し位置の設定を行うことを特徴とするディ
    スク再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 複数の前記ディスク型記録媒体が装填可能であり、再生
    対象となる一の前記ディスク型記録媒体を選択するディ
    スク選択機構をさらに備えており、 前記再生情報格納手段は、前記操作手段による終了指示
    に応じて前記再生手段による再生動作を終了する際に、
    前記再生位置情報および前記アドレス情報とともに、再
    生動作が終了した前記ディスク型記録媒体の識別情報を
    格納しており、 前記読出し位置設定手段は、前記操作手段による終了指
    示に応じて前記再生手段による再生動作が終了した後に
    再生指示がなされたときに、その時点で前記ディスク選
    択機構によって選択されている一の前記ディスク型記録
    媒体に対応する前記再生位置情報と前記アドレス情報を
    前記識別情報を用いて読み出して、前記情報読出し位置
    の設定を行うことを特徴とするディスク再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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