JP4588270B2 - ディスク再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルバーサタイルディスク(DVD)等のディスク型記録媒体に記録されている映像や音声等の再生を行うディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ディスク型記録媒体としてDVDが広く普及している。このDVDは、直径が12cmで厚さが1.2mmであり、CD(コンパクトディスク)と同じ形状ながら、記録密度を上げることにより単層で4.7GB、2層で8.5GBの記憶容量を実現している。
【0003】
DVDには、MPEG2等による画像データ圧縮技術やオーディオデータ圧縮技術の採用により、様々な種類のデータが混在して格納されているとともに、各種の機能を実現するための制御データが格納されている。DVDに映画を記録する場合を考えると、通常はビデオデータやオーディオデータが格納されるが、例えば、これら以外に複数の言語の字幕データを格納しておくことにより、利用者が選択した言語の字幕を表示することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のディスク再生装置では、DVDに記録された映像や音声等の再生を開始する際には、始めに、再生動作を制御するために必要なデータである管理情報を読み出してメモリに格納する処理を行っている。管理情報はそのデータ量が大きいため、従来のディスク再生装置では、メモリ容量の都合上、必要最低限のデータのみが選別して読み出される。この管理情報の読み出し処理は、(1)所定単位のデータを読み出し、(2)必要なデータだけを選別してメモリに書き込み、(3)読み出したデータやその他のデータに基づいて次のデータ読み出し位置を判断し、光ピックアップをDVDの径方向に移動させてデータ読み出し位置をサーチするという処理を何度も(例えば、数百回)繰り返すことにより行われる。このため、従来のディスク再生装置では、再生を開始するまでにある程度の時間がかかっている。
【0005】
このような管理情報の読み出し処理は、ディスク再生装置の電源投入後、未再生のDVDあるいは再生途中で一旦排出されたDVDを装填して再生動作を開始する場合だけでなく、既に装填されているDVDにおいて一旦再生動作を終了し、再生終了時の再生箇所から再生動作を再開する場合についても同様にして行われる。このため、前回の再生箇所から再生を再開する場合であっても、再生動作が開始されるまでにある程度の時間がかかることとなり、この点に不満を感じる利用者が多く、前回の再生箇所からの再生動作を開始するまでに要する時間を短縮することができるディスク再生装置が望まれている。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、前回の再生箇所からの再生動作を開始するまでに要する時間を短縮することができるディスク再生装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明のディスク再生装置は、再生手段により、ディスク型記録媒体に記録されている情報を読み出して再生動作を行っており、操作手段による終了指示に応じて再生手段による再生動作を終了する際に、再生動作が終了した再生箇所を示す再生位置情報と、この再生箇所から再生手段による再生動作を開始するために必要な管理情報が格納されているディスク型記録媒体のアドレス情報とを再生情報格納手段により格納している。そして、操作手段による終了指示に応じて再生手段による再生動作が終了した後に再生指示がなされたときに、再生情報格納手段に格納された再生位置情報とアドレス情報に基づいて、読出し位置設定手段によりディスク型記録媒体の情報読出し位置を設定している。
【0008】
再生位置情報とともに、再生箇所から再生動作を開始するために必要な管理情報が格納されているディスク型記録媒体のアドレス情報を格納しているので、再生指示に応じて前回の再生箇所からの再生動作を行う際には、アドレス情報に基づいて必要な管理情報だけを効率よく読み出すことができる。したがって、必要な管理情報を選別する処理が不要となるので、前回の再生箇所からの再生動作を開始するまでに要する時間を短縮することができる。
【0009】
また、本発明のディスク再生装置は、再生手段により、ディスク型記録媒体に記録されている情報を読み出して再生動作を行っており、操作手段による終了指示に応じて再生手段による再生動作を終了する際に、再生動作が終了した再生箇所を示す再生位置情報と、この再生箇所から再生手段による再生動作を開始するために必要な管理情報が格納されているディスク型記録媒体のアドレス情報とを再生情報格納手段により格納している。そして、電源投入時に再生動作が開始される際には、再生情報格納手段に格納された再生位置情報とアドレス情報に基づいて、読出し位置設定手段によりディスク型記録媒体の情報読出し位置を設定している。
【0010】
再生位置情報とともに、再生箇所からの再生動作を開始するために必要な管理情報が格納されているディスク型記録媒体のアドレス情報を格納しているので、電源投入時に前回の再生箇所からの再生動作を行う際には、アドレス情報に基づいて必要な管理情報だけを効率よく読み出すことができる。したがって、必要な管理情報を選別する処理が不要となり、前回の再生箇所からの再生動作を開始するまでに要する時間を短縮することができる。
【0011】
上述した読出し位置設定手段は、電源投入時に再生開始位置が制限されている場合には、この制限内容にしたがってディスク型記録媒体の情報読出し位置を設定し、制限が解除されたときに再生位置情報とアドレス情報に基づいてディスク型記録媒体の情報読出し位置を設定することが望ましい。これにより、電源投入時に、一時的に手動操作による再生位置の変更を制限する旨の情報がディスク型記録媒体に記録されている場合であっても、再生が進んで制限が解除された後には、煩雑な操作を行うことなく速やかに前回の再生箇所からの再生動作を開始することができる。
【0012】
また、操作手段による終了指示に応じて再生手段による再生動作を終了する際に、再生情報格納手段によって、再生位置情報およびアドレス情報とともに、再生動作が終了したディスク型記録媒体の識別情報を格納しておき、操作手段による終了指示に応じて再生手段による再生動作が終了した後に再生指示がなされたときには、読出し位置設定手段により、その時点で装填されているディスク型記録媒体に対応する再生位置情報とアドレス情報を識別情報を用いて読み出して、情報読出し位置の設定を行うことが望ましい。ディスク型記録媒体の識別情報を格納しておくことにより、再生対象とするディスク型記録媒体が変更された場合にも、それぞれのディスク型記録媒体について、前回の再生箇所からの再生動作を開始する際の時間を短縮することができる。
【0013】
また、複数のディスク型記録媒体が装填可能であり、再生対象となる一のディスク型記録媒体を選択するディスク選択機構をさらに備えている場合には、操作手段による終了指示に応じて再生手段による再生動作を終了する際に、再生情報格納手段によって、再生位置情報およびアドレス情報とともに、再生動作が終了したディスク型記録媒体の識別情報を格納しておき、操作手段による終了指示に応じて再生手段による再生動作が終了した後に再生指示がなされたときには、読出し位置設定手段により、その時点でディスク選択機構によって選択されている一のディスク型記録媒体に対応する再生位置情報とアドレス情報を識別情報を用いて読み出して、情報読出し位置の設定を行うことが望ましい。これにより、複数のディスク型記録媒体が装填されており、再生対象となるディスク型記録媒体を任意に変更した場合にも、それぞれのディスク型記録媒体について、前回の再生箇所からの再生動作を開始する際の時間を短縮することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した一実施形態のディスク再生装置について図面を参照しながら説明する。
(1)DVDに記録されたデータの内容
まず、ディスク型記録媒体としてのDVDに記録されたデータの詳細について説明する。
【0015】
図1は、DVDのボリューム空間の構造を示す図である。図1に示すように、DVDのボリューム空間は、DVDの内周から外周に向かって、ボリューム・ファイル構造、DVD−Videoゾーン、DVD otherゾーンによって構成されている。これらのうち、DVD−Videoゾーンには、再生動作に必要な各種のデータが含まれている。DVD−Videoゾーンは、ビデオマネージャ(VMG)と、各タイトルに対応する1つ以上のビデオタイトルセット(VTS)によって構成されている。
【0016】
図2は、VMGのデータ構造を示す図である。図2に示すように、VMGは、ビデオマネージャ情報(VMGI)、VMGメニュー用ビデオオブジェクトセット(VMGM_VOBS)、VMGIのバックアップ用ファイル(VMGI_BUP)によって構成されている。
【0017】
VMGIは、VTSに関する情報(VTSの数、各VTSを識別するためのVTS番号、DVD内の各VTSの格納位置等)、タイトルメニューに表示されるタイトルの表示順、1つ以上のプログラムチェーン情報(PGCI)、DVDを識別するためのディスクID(DVD_ID)、ディスク名(例えば映画の題名)等が含まれている。VMGM_VOBSは、1つ以上のビデオオブジェクト(VOB)によって構成されている。このVOBは、タイトルを選択するためのメニュー画面(タイトルメニュー画面)を再生する際の再生データであるビデオデータを含んでいる。
【0018】
図3は、VTSのデータ構造を示す図である。図3に示すように、VTSは、ビデオタイトルセット情報(VTSI)、VTSメニュー用ビデオオブジェクトセット(VTSM_VOBS)、VTSタイトル用ビデオオブジェクトセット(VTSTT_VOBS)、VTSIのバックアップ用ファイル(VTSI_BUP)によって構成されている。
【0019】
VTSIは、タイトルに関する情報、VTS内の各チャプタ(PTT)を識別するためのPTT番号、1つ以上のPGCI等が含まれている。VTSM_VOBSおよびVTSTT_VOBSは、1つ以上のVOBによって構成されている。このVOBは、ビデオデータやオーディオデータ等の再生データを含んでいる。
【0020】
タイトルの再生データは、VTSTT_VOBS内のVOB#1〜#iに含まれている。チャプタは、タイトルを分割した単位であり、チャプタの再生データは、VTSTT_VOBS内の1あるいは複数のVOBに含まれる。例えば、図3に示すように、タイトルはチャプタ#1〜#pに分割されており、チャプタ#1の再生データはVOB#1〜#3に含まれており、チャプタ#2の再生データは、VOB#4、#5に含まれている。
【0021】
図4は、上述したVMGM_VOBS、VTSM_VOBS、VTSTT_VOBSに含まれるVOBのデータ構造を示す図である。図4に示すように、VOBは、複数のセルによって構成されている。そして、各セルは、複数のビデオオブジェクトユニット(VOBU)によって構成されている。
【0022】
各VOBUは、ナビゲーションパック(NV_PCK)と、ビデオパック(V_PCK)、サブピクチャパック(SP_PCK)およびオーディオパック(A_PCK)の少なくとも1つを含んで構成されている。
NV_PCKは、再生制御情報(PCI)、データサーチ情報(DSI)を含んで構成されている。PCIとDSIには、VOBUのデータ量、タイトルの再生を開始してから対応するVOBUの再生を開始するまでの再生時間、次に再生すべきVOBUの位置等の情報が設定されている。
【0023】
V_PCK、SP_PCK、A_PCKは、それぞれ再生データの種別(動画、サブピクチャ、オーディオ)等の情報が含まれているパックヘッダ、パケットヘッダや、データ圧縮されたビデオデータ、サブピクチャデータ、オーディオデータ(圧縮再生データ)を含んで構成されている。
【0024】
再生動作における論理的な再生単位であるプログラムチェーン(PGC)は、プログラムチェーン情報(PGCI)と、1あるいは複数のVOBに含まれる複数のセルによって構成される。例えば、VMGI内の1個のPGCIとVMGM_VOBS内のVOBに含まれるセルによってPGCが構成される。また、VTSI内の1個のPGCIとVTSM_VOBS内のVOBに含まれるセルによってPGCが構成される。あるいは、VTSI内の1個のPGCIとVTSTT_VOBS内のVOBに含まれるセルによってPGCが構成される。
【0025】
図5は、PGCの構造の一例を示す図であり、VTSI内のPGCIとVTSTT_VOBS内のVOBに含まれるセルによって構成されるPGCの構造が示されている。図5に示すように、例えばPGC#1は、VTSI内のPGCI#1とVTSTT_VOBS内のVOB#1〜#3に含まれるセルによって構成されている。また、PGC#2は、VTSI内のPGCI#2とVTSTT_VOBS内のVOB#4、#5に含まれるセルによって構成されている。
【0026】
なお、VMGI内のPGCIとVMGM_VOBSのVOB内のセルによって構成されるPGCや、VTSI内のPGCIとVTSM_VOBSのVOB内のセルによって構成されるPGCも、図5に示したPGCと同様の構造を有している。また、PGCIには、対応する複数のVOBの再生順序や、次に再生動作を行うPGCに関する情報等が含まれている。このPGCIのなかには、FP_PGCI(ファーストプレイPGCI)といわれるナビゲーションデータがある。このFP_PGCIには、DVDの再生を開始する際に最初に再生するPGCを特定する情報が含まれている。
【0027】
また、再生動作中の利用者の操作は、PGCIと上述したPCI内のユーザ操作コントロール(UOP)によって、禁止または許可することができる。つまり、UOPといわれるナビゲーションデータは、タイトル毎、PGC毎、VOBU毎に使用者の操作を受け付けるかどうかの判断に使用される。したがって、FP_PGCIで最初に再生すべきタイトルを指定し、UOPでそのタイトルの再生中は利用者のサーチ操作を禁止することができる。つまり、FP_PGCIとUOPによって、DVDに記録されている映画を再生する場合に、最初に映画会社のデモ画面を再生し、利用者がこの再生映像をスキップできないように再生動作を制限することができる。
【0028】
再生動作の際に実行されるナビゲーションコマンドには、利用者の操作指示に対応して実行されるボタンコマンド(BTN_CMD)、PGCの再生開始前に実行されるプリコマンド(PRE_CMD)、PGC内の1つのセルの再生が終了するごとに実行されるセルコマンド(C_CMD)、PGCの再生終了後に実行されるポストコマンド(POST_CMD)がある。これらの内、BTN_CMDは、上述したPCIに含まれており、PRE_CMD、C_CMD、POST_CMDは、上述したPGCIに含まれている。
【0029】
ナビゲーションコマンドの実行時には、ナビゲーションパラメータが変数として用いられる。このナビゲーションパラメータには、システムパラメータ(SPRM)とゼネラルパラメータ(GPRM)とがあり、ディスク再生装置の内部にそれぞれの格納領域が設けられる。SPRMとGPRMは、ナビゲーションコマンドの実行に応じて設定あるいは更新され、それ以降のナビゲーションコマンドの実行時に変数として用いられる。
【0030】
(2)ディスク再生装置の全体構成
図6は、本発明を適用した一実施形態のディスク再生装置の全体構成を示す図である。図6に示すディスク再生装置100は、スピンドルモータ12、光ピックアップ14、送りモータ16、サーボ制御部18、RFアンプ22、デジタル信号処理部24、4個のバッファ用RAM26、34、38、42、ストリーム分離部30、オーディオデコーダ32、ビデオデコーダ36、サブピクチャデコーダ40、ビデオプロセッサ44、ビデオエンコーダ46、ディスプレイ装置47、デジタル−アナログ(D/A)変換器48、スピーカ49、操作部58、システムコントローラ60、RAM62を含んで構成されている。
【0031】
スピンドルモータ12は、DVD10を所定速度で回転させる。光ピックアップ14は、DVD10に記録されたデータを検出するものであり、例えば半導体レーザとホトダイオードとが内蔵されている。送りモータ16は、光ピックアップ14をDVD10の径方向に移動させるものである。
【0032】
サーボ制御部18は、システムコントローラ60の指示に応じて、上述したスピンドルモータ12および送りモータ16を駆動するとともに、光ピックアップ14に内蔵された対物レンズ(図示せず)を動かすことにより、半導体レーザの焦点位置をDVD10の記録面と垂直方向および水平方向に移動させる。また、サーボ制御部18は、DVD10からのデータの読み取りに必要な各種のサーボ(フォーカスサーボ、トラッキングサーボ、回転サーボ)制御を行う。
【0033】
RFアンプ22は、光ピックアップ14に内蔵されたホトダイオードから出力される電気信号を増幅する。デジタル信号処理部24は、RFアンプ22から出力される信号に対して、デジタルデータに変換した後にDVD10のデータフォーマットに応じた信号復調処理(8−16復調処理)と誤り訂正処理を行い、RAM26に格納する。そして、デジタル信号処理部24は、システムコントローラ60の指示に応じて、RAM26に格納したデータからVMGIやVTSIを抽出してシステムコントローラ60に出力するとともに、VOBUを抽出してストリーム分離部30に出力する。
【0034】
ストリーム分離部30は、システムコントローラ60の指示に応じて、デジタル信号処理部24から出力されるVOBUを構成するパックヘッダを解析することにより、A_PCK、V_PCK、SP_PCK、NV_PCKを分離する。ストリーム分離部30によって分離されたA_PCKはオーディオデコーダ32に出力され、V_PCKはビデオデコーダ36に出力され、SP_PCKはサブピクチャデコーダ40に出力され、NV_PCKはシステムコントローラ60に転送される。
【0035】
オーディオデコーダ32は、ストリーム分離部30から出力されるA_PCKに対して所定のデコード処理を行ってオーディオデータを出力する。ビデオデコーダ36は、ストリーム分離部30から出力されるV_PCKに対して所定のデコード処理を行ってビデオデータを出力する。サブピクチャデコーダ40は、ストリーム分離部30から出力されるSP_PCKに対して所定のデコード処理を行ってサブピクチャデータを出力する。
【0036】
ビデオプロセッサ44は、システムコントローラ60の指示に応じて、ビデオデコーダ36から出力されるビデオデータとサブピクチャデコーダ40から出力されるサブピクチャデータとを合成した画像データを生成し、ビデオエンコーダ46に出力する。
【0037】
ビデオエンコーダ46は、ビデオプロセッサ44から出力される画像データを表示用の画像信号に変換する。この画像信号がディスプレイ装置47に出力されることによって、画像が表示される。
D/A変換器48は、オーディオデコーダ32から出力されるオーディオデータをアナログのオーディオ信号に変換する。このオーディオ信号がスピーカ49に出力されることによって、オーディオ音声の再生が行われる。
【0038】
操作部58は、再生開始を指示するための再生キーや再生停止を指示するための停止キー、再生の一時停止を指示するための一時停止キー、左右上下のカーソルキー、表示画面上のカーソル位置にある項目の確定を行う設定キー等の各種操作キーを備えており、キーの操作状態に応じた信号をシステムコントローラ60に向けて出力する。
【0039】
システムコントローラ60は、各種のサーボ指令をサーボ制御部18に出力したり、利用者の操作指示に応じた画像生成指示をビデオプロセッサ44に出力する等、全機能ブロックの制御を行う。具体的には、システムコントローラ60は、デジタル信号処理部24から出力されるデータに含まれるVMGI、VTSI、ストリーム分離部30から出力されるNV_PCKを受け取って、これらに含まれるナビゲーションコマンドを実行することにより、各種のサーボ指令をサーボ制御部18に出力したり、利用者の操作指示に応じた画像生成指示をビデオプロセッサ44に出力する等、再生動作に必要な各種の制御を行う。
【0040】
またシステムコントローラ60は、利用者により操作部58が操作されて所定の終了指示が行われ、この終了指示に応じて再生動作を終了する際に、それまで再生されていたDVD10を特定するディスク識別情報と、再生動作を終了した位置(以下、「再生箇所」と称する)を示す再生位置情報と、再生箇所から再生動作を開始させるために必要な管理情報のDVD10上での格納位置(アドレス)を示すアドレス情報をRAM62に格納する。
【0041】
またシステムコントローラ60は、装填されているDVD10が以前に再生途中であったか否かをRAM62に格納されているデータを用いて判定し、以前に再生途中であるDVD10が装填されている場合には、各種のサーボ指令をサーボ制御部18に出力したり、画像生成指示をビデオプロセッサ44に出力する等、前回の再生箇所から再生を開始する制御を行う。
【0042】
図7は、RAM62に格納されるディスク識別情報、再生位置情報、アドレス情報の内容を示す図である。ディスク識別情報としては、ディスク再生装置100に装填されているDVD10のディスク名が用いられる。このディスク名は、上述したVMGIに含まれている。なお、ディスク識別情報としてディスクID(DVD_ID)を用いてもよい。
【0043】
再生位置情報は、再生動作を終了した際にその直前まで再生されていたタイトルに対応するタイトル番号や、PGCI番号、セル番号、VOBUのアドレス(格納位置)などの情報を含んでいる。また再生位置情報には、システムパラメータ(SPRM)およびゼネラルパラメータ(GPRM)や、再生制御状態(例えば、“ランダム”や“シャッフル”等)などの情報も含まれている。
【0044】
アドレス情報は、再生動作が終了した箇所(再生箇所)から再生動作を再開するために必要な管理情報のDVD10上でのアドレス(例えば、必要なPGCIが格納されているアドレス)の一覧を含んでいる。なお、RAM62は不揮発性メモリであり、ディスク再生装置100の電源が落とされた場合にも、格納されているデータをそのまま保持するものとする。
【0045】
上述したディスク再生装置100の全体が再生手段に、操作部58が操作手段に、システムコントローラ60、RAM62が再生情報格納手段に、システムコントローラ60が読出し位置設定手段にそれぞれ対応する。
本実施形態のディスク再生装置100はこのような構成を有しており、次にその動作について説明する。図8は、一のDVD10の再生動作を終了し、その後再生動作を再開する際のディスク再生装置100の動作手順を示す流れ図である。
【0046】
DVD10に記録されている映画等の再生動作を行っている際に、システムコントローラ60は、利用者によって操作部58が操作され、再生動作を終了する旨の指示(終了指示)が与えられたか否かを判定する(ステップ100)。終了指示が与えられない間は否定判断がなされ、所定の再生動作が継続されるとともに、ステップ100の判定が繰り返される。
【0047】
終了指示が与えられると、ステップ100で肯定判断がなされ、システムコントローラ60は、ディスク識別情報、再生位置情報、アドレス情報のそれぞれをRAM62に格納し(ステップ101)、その後、再生動作を終了する(ステップ102)。
【0048】
次にシステムコントローラ60は、利用者によって操作部58が操作され、電源を落とす旨の指示(以後、「電源オフの指示」と称する)が与えられたか否かを判定する(ステップ103)。電源オフの指示が与えられた場合には肯定判断がなされ、システムコントローラ60は、一連の処理を終了し、電源を落とす。
【0049】
なお、本実施形態のディスク再生装置100では、再生動作中に、終了指示を行うことなく電源オフの指示が与えられた場合には、終了指示が与えられたものと判断され(すなわちステップ100で肯定判断がなされ)、ステップ101、102に示した処理が行われ、その後、ステップ103で肯定判断が行われて、一連の処理が終了するものとする。
【0050】
電源オフの指示が与えられない場合には、上述したステップ103で否定判断がなされ、システムコントローラ60は、利用者によって操作部58が操作され、再生動作を開始する旨の指示(再生指示)が与えられたか否かを判定する(ステップ104)。再生指示が与えられない場合には否定判断がなされ、上述したステップ103に戻って以後の処理が繰り返される。
【0051】
再生指示が与えられた場合には、ステップ104で肯定判断がなされ、システムコントローラ60は、RAM62に格納されているアドレス情報を読み出し、これに基づいて、現在装填されているDVD10における前回の再生箇所から再生動作を開始するために必要な管理情報を読み出す(ステップ105)。
【0052】
次にシステムコントローラ60は、RAM62から読み出した再生位置情報と、アドレス情報に基づいて読み出した管理情報に基づいて、DVD10のデータ読み出し位置を設定する(ステップ106)。
次にシステムコントローラ60は、設定したデータ読み出し位置からデータの読み出しを開始し、読み出したデータに基づいて所定の再生動作を行う(ステップ107)。その後、上述したステップ100に戻って以後の処理が繰り返される。
【0053】
次に、電源投入時におけるディスク再生装置100の動作手順について説明する。図9は、電源投入時に再生動作を開始する際のディスク再生装置100の動作手順を示す流れ図である。
ディスク再生装置100の電源が投入されると、システムコントローラ60は、DVD10が装填されているか否かを判定する(ステップ200)。DVD10が装填されていない場合には、ステップ200で否定判断がなされ、次にシステムコントローラ60は、利用者によって新たにDVD10が装填されたか否かを判定する(ステップ201)。新たにDVD10が装填されるまでの間は否定判断がなされ、ステップ201の判定が繰り返される。
【0054】
電源投入時にDVD10が装填されていた場合(ステップ200で肯定判断)、または新たにDVD10が装填された場合(ステップ201で肯定判断)に、システムコントローラ60は、DVD10に記録されている管理情報などを読み出し、このDVD10の再生開始位置が制限されているか否かを判定する(ステップ202)。
【0055】
再生開始位置が制限されている場合には、ステップ202で肯定判断がなされ、システムコントローラ60は、DVD10に記録されている制限内容にしたがって、データ読出し位置を設定し(ステップ203)、所定の再生動作を行う(ステップ204)。
【0056】
また、ステップ204に示した再生動作と並行してシステムコントローラ60は、再生に関する制限が解除されたか否かを判定する(ステップ205)。制限が解除されない間は否定判断がなされ、システムコントローラ60は、上述したステップ203に戻って以後の処理を繰り返す。
【0057】
再生開始位置が制限されていない場合(ステップ202で否定判断)、または制限が解除された場合(ステップ205で肯定判断)に、システムコントローラ60は、現在再生対象となっているDVD10に対応するディスク識別情報等のデータがRAM62に格納されているか否か、すなわちDVD10に関する再生履歴が存在する否かを判定する(ステップ206)。
【0058】
再生履歴が存在する場合には、ステップ206で肯定判断がなされ、システムコントローラ60は、再生対象のDVD10に対応するアドレス情報をRAM62から読み出し、これに基づいて、前回の再生箇所から再生動作を開始するために必要な管理情報を読み出す(ステップ207)。
【0059】
次にシステムコントローラ60は、RAM62から読み出した再生位置情報と、アドレス情報に基づいて読み出した管理情報に基づいて、DVD10のデータ読み出し位置を設定する(ステップ208)。
次にシステムコントローラ60は、設定したデータ読み出し位置からデータの読み出しを開始し、読み出したデータに基づいて所定の再生動作を行う(ステップ209)。また、装填されているDVD10に関する再生履歴が存在しない場合には、上述したステップ206で否定判断がなされ、この場合にもステップ209に移行し、利用者による操作指示に応じて所定の再生動作が行われる。
【0060】
このように、本実施形態のディスク再生装置100は、利用者による終了操作に応じて再生動作を終了する際に、それまでに再生していたDVD10を特定するディスク識別情報と、再生箇所を示す再生位置情報と、再生箇所からの再生動作を開始するために必要な管理情報のDVD10上での格納位置を示すアドレス情報を格納している。これにより、以後に行われる再生指示に応じて、あるいは電源投入時において前回の再生箇所からの再生動作を行う際には、アドレス情報に基づいて必要な管理情報だけを効率よく読み出すことができるので、必要な管理情報を選別する処理が不要となり、前回の再生箇所からの再生動作を開始するまでに要する時間を短縮することができる。
【0061】
また、電源投入時における再生開始位置が制限されている場合には、この制限内容にしたがってデータ読出し位置(情報読出し位置)を設定し、制限が解除されたときに、再生位置情報とアドレス情報に基づいてデータ読出し位置を設定しているので、電源投入時に、一時的に手動操作による再生位置の変更を制限する旨の情報がDVD10に記録されている場合であっても、再生が進んで制限が解除された後には、煩雑な操作を行うことなく速やかに前回の再生箇所からの再生動作を開始することができる。
【0062】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、一のDVD10についての再生動作が終了した後にこのDVD10が取り出されて、他のDVD10と入れ替えられる場合も考えられるが、この場合には、新たなDVD10が装填された後に図9に示したステップ202以降の処理を行うことにより、再生履歴が存在するDVD10については、前回の再生箇所からの再生動作を行う際に要する時間を短縮することができる。
【0063】
また上述した実施形態では、1枚のDVD10を装填して再生動作を行うディスク再生装置100について説明していたが、複数のDVD10を装填可能であり、再生対象となる一のDVD10を選択して再生動作を行うディスク再生装置に対しても本発明を適用することができる。
【0064】
図10は、複数のDVD10を装填する機構を備えたディスク再生装置の部分的な構成を示す図である。図10に示すディスク再生装置100aは、基本的に上述した実施形態のディスク再生装置100と同様の構成を有しており、ディスクチェンジャ70が追加された点が異なっている。
【0065】
ディスクチェンジャ70は、複数のDVD10を装填可能であり、システムコントローラ60の制御に応じて、再生対象となる一のDVD10をスピンドルモータ12にセットする機構を備えている。このディスクチェンジャ70がディスク選択機構に対応している。
【0066】
次に、図10に示したディスク再生装置100aの動作について説明する。ディスク再生装置100aの動作は、基本的に上述したディスク再生装置100の動作手順と同様である。
図11は、複数のDVD10を装填するディスク再生装置100aにおいて、再生対象とするDVD10を切り替える場合の動作手順を部分的に示した流れ図である。
【0067】
ディスクチェンジャ70によって選択され、スピンドルモータ12にセットされている一のDVD10に記録されている映画等の再生動作を行っている際に、システムコントローラ60は、再生対象とするDVD10を切り替える旨の操作指示(切替指示)が行われたか否かを判定する(ステップ220)。切替指示が行われない場合には否定判断がなされ、ステップ220の判定が繰り返される。
【0068】
切替指示が行われた場合には、ステップ220で肯定判断がなされ、システムコントローラ60は、ディスク識別情報、再生位置情報、アドレス情報のそれぞれをRAM62に格納し(ステップ221)、その後、再生動作を終了する(ステップ222)。
【0069】
次にシステムコントローラ60は、新たに再生対象となるDVD10をディスクチェンジャ70に指示する(ステップ223)。指示を受けたディスクチェンジャ70は、それまで再生対象となっていたDVD10を収容するとともに、新たに再生対象となるDVD10を選択してスピンドルモータ12にセットする。その後、上述した図9に示したステップ202以降と同様にして、新たに再生対象となったDVD10の再生動作が行われる。
【0070】
なお、ディスク再生装置100aにおいて、一のDVD10の再生動作を一旦終了し、その後同一のDVD10についての再生動作を再開する場合には、上述した図8に示した動作手順と同様の処理を行えばよい。
このように、複数のDVD10を装填可能なディスクチェンジャ70を備えたディスク再生装置100aでは、再生対象となるDVD10を任意に変更した場合に、それぞれのDVD10についてディスク識別情報、再生位置情報、アドレス情報をRAM62に格納することにより、各DVD10について、前回の再生箇所から再生動作を開始する際に要する時間を短縮することができる。
【0071】
また上述した実施形態では、ディスク型記録媒体の一例として、データ読み出し専用であり、映画等の映像や音声が記録されているDVD10を想定して説明していたが、ディスク型記録媒体の種別はこれに限定されるものではなく、他の各種のディスク型記録媒体(例えば、データ書き換えが可能なDVD−RAM等)を用いることも可能である。また、ディスク型記録媒体に記録される情報の内容についても、DVD−Video規格に従って作成された映画等の他に、DVD−Audio規格に従って記録される音楽等や、いわゆるビデオCDの規格に従って記録された映像や音声など種々の変形例が考えられる。
【0072】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、利用者による終了操作に応じて再生動作を終了する際に、再生箇所を示す再生位置情報と、再生箇所からの再生動作を開始するために必要な管理情報が格納されているディスク型記録媒体のアドレス情報が格納されるので、以後に行われる再生指示に応じて、あるいは電源投入時において前回の再生箇所からの再生動作を行う際には、アドレス情報に基づいて必要な管理情報だけを効率よく読み出すことができる。したがって、必要な管理情報を選別する処理が不要となり、前回の再生箇所からの再生動作を開始するまでに要する時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DVDのボリューム空間の構造を示す図である。
【図2】VMGのデータ構造を示す図である。
【図3】VTSのデータ構造を示す図である。
【図4】VOBのデータ構造を示す図である。
【図5】PGCの構造の一例を示す図である。
【図6】一実施形態のディスク再生装置の全体構成を示す図である。
【図7】ディスク識別情報、再生位置情報、アドレス情報の内容を示す図である。
【図8】再生動作を終了する際のディスク再生装置の動作手順を示す流れ図である。
【図9】電源投入時に再生動作を開始する際のディスク再生装置の動作手順を示す流れ図である。
【図10】複数のDVDを装填する機構を備えたディスク再生装置の部分的な構成を示す図である。
【図11】複数のDVDを装填するディスク再生装置において、再生対象とするDVDを切り替える場合の動作手順を部分的に示した流れ図である。
【符号の説明】
10 DVD
12 スピンドルモータ
14 光ピックアップ
16 送りモータ
18 サーボ制御部
22 RFアンプ
24 デジタル信号処理部
30 ストリーム分離部
32 オーディオデコーダ
36 ビデオデコーダ
40 サブピクチャデコーダ
44 ビデオプロセッサ
46 ビデオエンコーダ
47 ディスプレイ装置
48 デジタル−アナログ(D/A)変換器
49 スピーカ
58 操作部
60 システムコントローラ
62 RAM
70 ディスクチェンジャ
Claims (4)
- ディスク型記録媒体に記録されている情報を読み出して再生動作を行う再生手段と、
前記再生手段による再生動作の終了や再開を指示する操作手段と、
前記操作手段による終了指示に応じて前記再生手段による再生動作を終了する際に、再生動作が終了した再生箇所を示す再生位置情報と、この再生箇所から前記再生手段による再生動作を開始するために必要な管理情報が格納されている前記ディスク型記録媒体のアドレス情報とを格納する再生情報格納手段と、
前記操作手段による終了指示に応じて前記再生手段による再生動作が終了した後に再生指示がなされたときに、前記再生情報格納手段に格納された前記再生位置情報と前記アドレス情報に基づいて前記ディスク型記録媒体の情報読出し位置を設定する読出し位置設定手段と、
を備え、前記読出し位置設定手段は、再生開始時に最初に再生すべき内容が予め決まっており手動操作による再生位置の変更が制限されている場合にこの制限内容にしたがって前記ディスク型記録媒体の情報読出し位置を設定し、制限が解除されたときに前記再生位置情報と前記アドレス情報に基づいて前記ディスク型記録媒体の情報読出し位置を設定することを特徴とするディスク再生装置。 - ディスク型記録媒体に記録されている情報を読み出して再生動作を行う再生手段と、
前記再生手段による再生動作の終了や再開を指示する操作手段と、
前記操作手段による終了指示に応じて前記再生手段による再生動作を終了する際に、再生動作が終了した再生箇所を示す再生位置情報と、この再生箇所から前記再生手段による再生動作を開始するために必要な管理情報が格納されている前記ディスク型記録媒体のアドレス情報とを格納する再生情報格納手段と、
電源投入時に再生動作が開始される際に、前記再生情報格納手段に格納された前記再生位置情報と前記アドレス情報に基づいて前記ディスク型記録媒体の情報読出し位置を設定する読出し位置設定手段と、
を備え、前記読出し位置設定手段は、電源投入時に最初に再生すべき内容が予め決まっており手動操作による再生位置の変更が制限されている場合にこの制限内容にしたがって前記ディスク型記録媒体の情報読出し位置を設定し、制限が解除されたときに前記再生位置情報と前記アドレス情報に基づいて前記ディスク型記録媒体の情報読出し位置を設定することを特徴とするディスク再生装置。 - 請求項1または2において、
前記再生情報格納手段は、前記操作手段による終了指示に応じて前記再生手段による再生動作を終了する際に、前記再生位置情報および前記アドレス情報とともに、再生動作が終了した前記ディスク型記録媒体の識別情報を格納しており、
前記読出し位置設定手段は、前記操作手段による終了指示に応じて前記再生手段による再生動作が終了した後に再生指示がなされたときに、その時点で装填されている前記ディスク型記録媒体に対応する前記再生位置情報と前記アドレス情報を前記識別情報を用いて読み出して、前記情報読出し位置の設定を行うことを特徴とするディスク再生装置。 - 請求項1または2において、
複数の前記ディスク型記録媒体が装填可能であり、再生対象となる一の前記ディスク型記録媒体を選択するディスク選択機構をさらに備えており、
前記再生情報格納手段は、前記操作手段による終了指示に応じて前記再生手段による再生動作を終了する際に、前記再生位置情報および前記アドレス情報とともに、再生動作が終了した前記ディスク型記録媒体の識別情報を格納しており、
前記読出し位置設定手段は、前記操作手段による終了指示に応じて前記再生手段による再生動作が終了した後に再生指示がなされたときに、その時点で前記ディスク選択機構によって選択されている一の前記ディスク型記録媒体に対応する前記再生位置情報と前記アドレス情報を前記識別情報を用いて読み出して、前記情報読出し位置の設定を行うことを特徴とするディスク再生装置。
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