JP2003059043A - 光ディスク判別装置および方法 - Google Patents

光ディスク判別装置および方法

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JP2003059043A
JP2003059043A JP2001248334A JP2001248334A JP2003059043A JP 2003059043 A JP2003059043 A JP 2003059043A JP 2001248334 A JP2001248334 A JP 2001248334A JP 2001248334 A JP2001248334 A JP 2001248334A JP 2003059043 A JP2003059043 A JP 2003059043A
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optical
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signal
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Naoaki Koyama
直亮 小山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクの判別処理を簡素化するととも
に、再生動作までの必要時間を短縮でき、光ディスクの
判別の確実に行う上で有利な光ディスク判別装置および
方法を提供する。 【解決手段】 ピックアップ12は、光ディスク1の記
録面に光ビームを照射することにより情報を読み取って
RF信号をRFアンプ14に出力する。コントローラ1
8は、DSP16に、RF信号のピークレベルの計測を
指示する。これにより、DSP16は、RFアンプ14
から入力されるRF信号のピークレベル信号を所定時間
間隔で所定数サンプリングして計測する。DSP16
は、サンプリングしたピークレベル信号のピークレベル
値の平均値を計算し、この平均値で示されるピークレベ
ル値が判定基準値以上か否かによって光ディスク1がC
D(CD−R)かCD−RWかを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの判別
装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクには、その記録面の反射率が
高いCD(Compact Disc)やCD−R(C
ompact Disc Recordable)と、
その記録面の反射率がCDやCD−Rよりも低いCD−
RW(Compact Disc ReWritabl
e)がある。CD−RWは例えば相変化ディスクによっ
て構成されるものである。このような反射率が異なる種
類の光ディスクに記録されている情報を1台の光ディス
ク装置で再生するためには、光ディスク再生装置のピッ
クアップから光ディスクに照射される光ビームのパワー
(光出力)と、前記ピックアップから出力されるRF
(Radio Frequency)信号(再生信号)
を増幅するRFアンプのゲインとを各反射率、すなわち
光ディスクの種類に応じて切換える必要がある。このた
め、従来は光ディスクがCDやCD−Rのような高反射
率の光ディスクなのか、CD−RWのような低反射率の
光ディスクなのかを次に述べるような方法で判別してい
た。
【0003】図6は、従来の光ディスクの判別方法を示
すフローチャートである。前記光ディスク装置に光ディ
スクを装着すると、前記光ピックアップの光ビームのパ
ワーと前記RFアンプのゲインとが高反射率の光ディス
クに対応した数値に設定され、該光ディスクが停止した
状態でフォーカスサーチが行なわれる(ステップS10
0)。フォーカスサーボがかかると(ステップS102
で“Y”)、スピンドルモータが回転され光ディスクが
回転駆動され(ステップS104)、光ピックアップか
ら出力されるRF信号のDCレベルが高ければ(ステッ
プS106で“Y”)、高反射率の光ディスクと判別さ
れる。
【0004】光ピックアップから出力されるRF信号の
DCレベルが低ければ(ステップS106で“N”)、
低反射率の光ディスクと判別され、スピンドルモータが
停止され(ステップS108)、前記光ピックアップの
光ビームのパワーと前記RFアンプのゲインとが低反射
率の光ディスクに対応した数値に設定され(ステップS
110)、低反射率の光ディスク再生のための前処理が
行われ(ステップS112)、再度フォーカスサーチが
行なわれる(ステップS114)。また、前記ステップ
S102で“N”、すなわちフォーカスサーボがかから
ない場合には、前記光ピックアップで検出される戻り光
レベルに応じて生成されるFOK信号が“H”である期
間が長いか否かを判定する(ステップS104)。前記
FOK信号は前記フォーカスサーチにより光ピックアッ
プの対物レンズがフォーカス方向に往復移動される過程
で出力されるものであり、戻り光レベルの高低に応じた
期間(戻り光レベルが高いほど長い期間)、換言すれば
前記記録面の反射率の高低に応じた期間(反射率が高い
ほど長い期間)出力されるものである。ステップS11
6が“Y”ならば高反射率の光ディスクと判別して再度
フォーカスサーチをかける(ステップS118)。ステ
ップS116が“N”ならば、低反射率の光ディスクと
判別され、前記光ピックアップの光ビームのパワーと前
記RFアンプのゲインとが低反射率の光ディスクに対応
した数値に設定され(ステップS120)、低反射率の
光ディスク再生のための前処理が行われ(ステップS1
22)、再度フォーカスサーチが行なわれる(ステップ
S124)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した光
ディスクの判別方法は処理内容が複雑であるため、光デ
ィスクを判別する処理時間が長くかかる不都合があっ
た。また、判別手順の一部は光ディスクの回転を停止さ
せた状態で行うため、光ディスクを再生するまでに時間
が余計にかかる不都合もあった。図7は、CDとCD−
RWについて検出されたFOK信号の計測結果の一例を
示す正規分布図である。横軸はFOK信号の値のレベ
ル、縦軸は分布度合いをとっている。D1はCDにおけ
るFOK信号の値の分布を示し、D2はCD−RWにお
けるFOK信号の値の分布を示す。また、前記CD、C
D−RWは、面方向に変形した面ぶれディスクを使用し
た。図7に示すように、前記FOK信号の値D1、D2
の平均値は近接していることがわかり、両者を確実に判
別することが難しいことがわかる。すなわち、従来方法
では、光ディスクが変形するなど再生条件が悪化した場
合には、光ディスクを確実に判別することが困難になる
という不都合もあった。本発明は、このような実状に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、光
ディスクの判別処理を簡素化するとともに、再生動作ま
での必要時間を短縮でき、光ディスクの判別の確実に行
う上で有利な光ディスク判別装置および方法を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク判別
装置は前記目的を達成するため、光ディスクが第1の反
射率で構成された記録面を有する第1の光ディスクであ
るか、前記第1の反射率よりも低い第2の反射率で構成
された記録面を有する第2の光ディスクであるかを判別
する装置であって、前記光ディスクの記録面に記録され
ている情報を読取ってRF信号を出力する光ピックアッ
プと、前記RF信号のピークレベル値を計測する計測手
段と、前記計測手段で計測された前記ピークレベル値に
基づいて前記光ディスクの判別を行う判別手段とを備え
ることを特徴とする。そのため、本発明によれば、前記
光ディスクを再生することにより得られたRF信号のピ
ークレベル値に基づいて前記光ディスクの判別を行う。
【0007】また、本発明の光ディスク判別方法は、光
ディスクが第1の反射率で構成された記録面を有する第
1の光ディスクであるか、前記第1の反射率よりも低い
第2の反射率で構成された記録面を有する第2の光ディ
スクであるかを判別する方法であって、光ピックアップ
によって前記光ディスクの記録面に記録されている情報
を読取ることによりRF信号を出力させる再生ステップ
と、前記RF信号のピークレベルを計測する計測ステッ
プと、前記計測手段で計測された前記ピークレベルに基
づいて前記光ディスクの判別を行う判別ステップとを備
えることを特徴とする。そのため、本発明によれば、前
記光ディスクを再生することにより得られたRF信号の
ピークレベル値に基づいて前記光ディスクの判別を行
う。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の光デ
ィスクの判別装置とともに判別方法を図面を参照して説
明する。図1は本実施の形態の光ディスクの判別装置が
適用された光ディスク再生装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。光ディスク再生装置10は、ピックアップ
12、RFアンプ14、DSP(Digital Si
gnal Processor)16、コントローラ1
8、前記光ディスク1を回転させるスピンドルモータ2
0、前記ピックアップ12に組み込まれ前記対物レンズ
をフォーカス方向に駆動するフォーカスアクチュエータ
22、前記ピックアップ12に組み込まれ前記対物レン
ズをトラッキング方向に駆動するトラッキングアクチュ
エータ24、前記ピックアップ12を光ディスクの径方
向にに移動させるための不図示のピックアップ送りモー
タ、これらスピンドルモータ20、フォーカスアクチュ
エータ22、トラッキングアクチュエータ24、ピック
アップ送りモータを駆動させるドライバ26とを備えて
構成されている。
【0009】前記ピックアップ12は、不図示のレーザ
ーダイオード(光源)から対物レンズを介して光ビーム
を光ディスク1の記録面に照射してその反射ビームを検
出することにより前記記録面に記録されている情報を読
み取りRF信号を出力するように構成されている。ピッ
クアップ12は、前記レーザーダイオードから出射され
る光ビームのパワーが前記DSP16によって制御され
る。また、ピックアップ12は、トラッキングエラー信
号およびフォーカスエラー信号を前記DSP16に入力
する。前記RFアンプ14は、前記RF信号を増幅する
ものであり、そのゲインが前記DSP16によって制御
されるように構成されている。
【0010】前記DSP16は、前記RF信号に対する
信号処理、前記ピックアップ12などのサーボ制御を行
うように構成されている。前記DSP16は、前記ピッ
クアップ12から入力される前記トラッキングエラー信
号およびフォーカスエラー信号に基づいて前記ドライバ
26を制御することにより前記フォーカスアクチュエー
タ22およびトラッキングアクチュエータ24を駆動し
て前記対物レンズのフォーカスサーボ制御およびトラッ
キングサーボ制御を行う。また、前記スピンドルモータ
20の回転サーボ制御、前記送りモータの回転サーボ制
御を行う。また、前記DSP16は、次に説明するよう
に、前記RF信号のピークレベルおよびボトムレベルを
サンプリングして計測し、その計測結果に基づいて前記
光ディスク1の判別を行う。前記コントローラ18は、
前記DSP16の制御を行うものであり、マイクロコン
ピュータなどから構成されている。
【0011】次に、光ディスク1の判別の原理について
詳細に説明する。図2(A)はRF信号RFの波形図、
図2(B)はRF信号のピークレベルを前記DSP16
によってホールドして得られるピークレベル信号PLの
波形図、図2(C)はRF信号のボトムレベルを前記D
SP16によってホールドして得られるボトムレベル信
号BLの波形図、図2(D)は前記ピークレベル信号P
Lとボトムレベル信号BLの差分値を示す差分信号ΔS
を示す波形図である。図中、符号L0は各信号の基準と
なるレベル(例えば電圧0Vレベル)を示す。
【0012】前記光ピックアップ12から前記記録面に
照射される光ビームのパワーおよびRFアンプ14のゲ
インが同一であれば、記録面の反射率が高いCDやCD
−Rなど光ディスク(第1の光ディスク)のピークレベ
ル信号PLは、記録面の反射率がCDやCD−Rよりも
低いCD−RWなどの光ディスク(第2の光ディスク)
のピークレベル信号PLよりも高くなり、CDやCD−
Rの差分信号ΔSは、CD−RWの差分信号ΔSよりも
高くなる。
【0013】図3は、CDとCD−RWについて、前記
光ピックアップ12から前記記録面に照射される光ビー
ムのパワーおよびRFアンプ14のゲインを同一とした
条件でピークレベル信号をサンプリングして計測したピ
ークレベル値の計測結果の一例を示す正規分布図であ
る。D1はCDにおけるピークレベル値の分布度合いを
示し、D2はCD−RWにおけるピークレベル値の分布
度合いを示す。また、前記CD、CD−RWは、面方向
に変形した面ぶれディスクを使用した。図3からわかる
ように、CDのピークレベル値の分布D1の平均値に比
べてCD−RWのピークレベル値の分布D2の平均値が
低い値となっており、−3σ〜+3σのばらつきを考慮
してもCDの分布とCD−RWの分布は完全に分離して
いる。したがって、前記CDとCD−RWの2つのピー
クレベル値の平均値の中間値(本例では110)を判定
基準値とすれば、前記ピークレベル値の平均値が前記判
定基準値以上か否かにより前記光ディスク1が前記CD
(CD−R)とCD−RWのいずれであるかを確実に判
別することができる。また、図3の計測例が両光ディス
クとも面ぶれを生じているという条件で行なわれている
ことを考慮すると、前記RF信号が不安定な状態であっ
ても光ディスクを確実に判別することが可能である。
【0014】図4は、CDとCD−RWについて、前記
光ピックアップ12から前記記録面に照射される光ビー
ムのパワーおよびRFアンプ14のゲインを同一とした
条件でピークレベル値からボトムレベル値の差分信号を
サンプリングして計測した差分値の計測結果の一例を示
す正規分布図である。D1はCDにおける差分値の分布
度合いを示し、D2はCD−RWにおける差分値の分布
度合いを示す。また、前記CD、CD−RWは、面方向
に変形した面ぶれディスクを使用した。図4からわかる
ように、CDの差分値の分布D1の平均値に比べてCD
−RWの差分値の分布D2の平均値が低い値となってい
る。−3σ〜+3σのばらつきを考慮すると、CDとC
D−RWの差分値の分布の一部は重複しているため、判
別が困難である。また、図4の計測例が両光ディスクと
も面ぶれを生じているという条件で行なわれていること
を考慮すると、前記RF信号が不安定な状態では光ディ
スクの判別を完璧に行うことができないことがわかる。
【0015】次に、図1および図5のフローチャートを
参照して光ディスクの判別動作について説明する。前記
コントローラ18は、前記光ディスク1が前記スピンド
ルモータ20の回転軸の装着部に装着されると、前記D
SP16に対してスピンドルキックを指示する(ステッ
プS10)。これにより、前記DSP16は、ドライバ
26を制御して前記スピンドルモータ20を回転させ
る。また、前記コントローラ18は、DSP16を介し
てピックアップ12の光出力と、RFアンプ14のゲイ
ンとをCD−RWの読取りが可能となるような値にそれ
ぞれ設定する。
【0016】次いで、前記コントローラ18は、前記D
SP16に対してフォーカスダウン、すなわち前記光ピ
ックアップ12の対物レンズが光ディスク1に近接する
方向に移動するように指示する(ステップS12)。こ
れにより、前記DSP16は、前記ドライバ26を制御
して前記フォーカスアクチュエータ22により前記対物
レンズをフォーカス方向に移動させる。そして、前記D
SP16は、前記ピックアップ12からRFアンプ14
を介して入力されるフォーカスエラー信号に基づいて前
記ドライバ26を制御して前記フォーカスアクチュエー
タ22を駆動しフォーカスサーボをかけてオートフォー
カス状態とする(ステップS14)。また、この際、前
記DSP16は、前記ピックアップ12からRFアンプ
14を介して入力されるトラッキングエラー信号に基づ
いて前記ドライバ26を制御して前記トラッキングアク
チュエータ24を駆動してトラッキングサーボをかけ
る。
【0017】これにより、前記ピックアップ12は、前
記光ディスク1の記録面に光ビームを照射することによ
り情報を読み取って前記RF信号をRFアンプ14に出
力した状態となる。ここで、前記コントローラ18は、
前記DSP16に、前記RF信号のピークレベルの計測
を指示する。これにより、前記DSP16は、前記RF
アンプ14から入力されるRF信号のピークレベル信号
PL(図2(B))を所定時間間隔で所定数(例えば光
ディスクの1周分)サンプリングして計測する(ステッ
プS16:計測ステップ)。そして、前記DSP16
は、前記サンプリングしたピークレベル信号PLのピー
クレベル値の平均値を計算し、この平均値で示されるピ
ークレベル値が前記判定基準値以上か否かを判定する
(ステップS18:判別ステップ)。前記ステップS2
0の判定結果が肯定(“Y”)ならば、前記光ディスク
1はCD(CD−R)と判別され、通常再生される(ス
テップS20)。前記通常再生では、前記コントローラ
18がピックアップ12の光出力と、RFアンプ14の
ゲインとをCD(CD−R)の読取りが可能となるよう
な値に変更して設定することによって行なわれる。
【0018】前記ステップS20の判定結果が否定
(“N”)ならば、前記光ディスク1は、CD−RWと
判別され、先に設定されていた条件のままで再生される
(ステップS22)。つまり、前記ピックアップ12の
光出力と、RFアンプ14のゲインとがCD−RWの読
取りが可能となるような値に設定された状態で再生され
る。なお、上述した実施の形態においては、前記ステッ
プS16、S18を実行する前記DSP16とコントロ
ーラ18によって特許請求の範囲の計測手段と判別手段
が構成されている。
【0019】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、前記RF信号のピークレベルが基準判定値以上か否
かに基づいて光ディスクを判別しているので、判別処理
の簡素化および判別時間の短縮化を図る上で有利であ
る。また、光ディスクの判別の際には、光ディスクを回
転させているため、再生動作までの必要時間を短縮する
ことができる。また、図3に示すように、CD(CD−
R)のように高反射率の光ディスクと、CD−RWのよ
うに低反射率の光ディスクとで、前記ピークレベル値の
分布が明確に分離しているので、前記ピークレベル値と
基準判定値との比較に基づく光ディスクの判別が確実に
行える。また、前記ピークレベル値のサンプリング個数
を多く設定するほど、ピークレベル値を正確に計測する
ことができるため、光ディスクの判別を確実に行う上で
有利である。
【0020】なお、本実施の形態では、CD、CD−
R、CD−RWについて説明したが、本発明はこれらに
限定されるものではなく、前記記録膜の反射率が異なる
光ディスクの判別に広く適用することができる。また、
本実施の形態では、本発明を光ディスク再生装置に適用
した例を示したが、本発明は光ディスクの記録および再
生の双方を行う光ディスク記録再生装置にも適用可能で
ある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光ディスク
判別装置および方法によれば、光ディスクの判別処理を
簡素化するとともに、再生動作までの必要時間を短縮で
き、光ディスクの判別の確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の光ディスクの判別装置が適用さ
れた光ディスク再生装置の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図2】(A)はRF信号RFの波形図、(B)はRF
信号のピークレベルをDSP16によってホールドして
得られるピークレベル信号PLの波形図、(C)はRF
信号のボトムレベルをDSP16によってホールドして
得られるボトムレベル信号BLの波形図、(D)はピー
クレベル信号PLとボトムレベル信号BLの差分値を示
す差分信号ΔSを示す波形図である。
【図3】ピークレベル値の計測結果の一例を示す正規分
布図である。
【図4】ピークレベル値とボトムレベル値の差分値の計
測結果の一例を示す正規分布図である。
【図5】本実施の形態の光ディスクの判別装置の動作を
示すフローチャートである。
【図6】従来の光ディスクの判別方法を示すフローチャ
ートである。
【図7】CDとCD−RWについて検出されたFOK信
号の計測結果の一例を示す正規分布図である。
【符号の説明】
1……光ディスク、10……光ディスク再生装置、12
……ピックアップ、14……RFアンプ、16……DS
P、18……コントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D066 HA01 5D090 AA01 BB02 BB03 BB04 CC09 CC18 DD03 FF02 FF05 HH01 JJ11 5D117 AA02 CC07 DD06 EE03 FF03

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクが第1の反射率で構成された
    記録面を有する第1の光ディスクであるか、前記第1の
    反射率よりも低い第2の反射率で構成された記録面を有
    する第2の光ディスクであるかを判別する装置であっ
    て、 前記光ディスクの記録面に記録されている情報を読取っ
    てRF信号を出力する光ピックアップと、 前記RF信号のピークレベル値を計測する計測手段と、 前記計測手段で計測された前記ピークレベル値に基づい
    て前記光ディスクの判別を行う判別手段と、 を備えることを特徴とする光ディスク判別装置。
  2. 【請求項2】 前記計測手段によって計測される前記ピ
    ークレベル値は、前記RF信号のピークレベルをサンプ
    リングして得たサンプリング値の平均値であることを特
    徴とする請求項1記載の光ディスク判別装置。
  3. 【請求項3】 前記判別手段による前記光ディスクの判
    別は前記ピークレベル値と所定の判定基準値とを比較す
    ることにより行なわれることを特徴とする請求項1記載
    の光ディスク判別装置。
  4. 【請求項4】 前記光ピックアップは、前記光ディスク
    に光ビームを照射する光源を有し、前記光源は少なくと
    も前記第2の反射率の光ディスクの再生を行うことがで
    きるパワーの光ビームを出力可能に構成されていること
    特徴とする請求項1記載の光ディスク判別装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の光ディスクはCDまたはCD
    −Rであることを特徴とする請求項1記載の光ディスク
    判別装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の光ディスクはCD−RWであ
    ることを特徴とする請求項1記載の光ディスク判別装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第2の光ディスクは相変化ディスク
    であることを特徴とする請求項1記載の光ディスク判別
    装置。
  8. 【請求項8】 前記光ピックアップによる前記光ディス
    クの記録面に記録されている情報の読取りは、前記光デ
    ィスクが回転されるとともに前記記録面に対するフォー
    カスサーボがかかった状態でなされることを特徴とする
    請求項1記載の光ディスク判別装置。
  9. 【請求項9】 光ディスクが第1の反射率で構成された
    記録面を有する第1の光ディスクであるか、前記第1の
    反射率よりも低い第2の反射率で構成された記録面を有
    する第2の光ディスクであるかを判別する方法であっ
    て、 光ピックアップによって前記光ディスクの記録面に記録
    されている情報を読取ることによりRF信号を出力させ
    る再生ステップと、 前記RF信号のピークレベルを計測する計測ステップ、 前記計測手段で計測された前記ピークレベルに基づいて
    前記光ディスクの判別を行う判別ステップと、 を備えることを特徴とする光ディスク判別方法。
  10. 【請求項10】 前記計測ステップによって計測される
    前記ピークレベル値は前記RF信号のピークレベルをサ
    ンプリングして得たサンプリング値の平均値であること
    を特徴とする請求項9記載の光ディスク判別方法。
  11. 【請求項11】 前記判別ステップによる前記光ディス
    クの判別は前記ピークレベル値と所定の判定基準値とを
    比較することにより行なわれることを特徴とする請求項
    9記載の光ディスク判別方法。
  12. 【請求項12】 前記光ピックアップは、前記光ディス
    クに光ビームを照射する光源を有し、前記光源は少なく
    とも前記第2の反射率の光ディスクの再生を行うことが
    できるパワーの光ビームを出力可能に構成されているこ
    と特徴とする請求項9記載の光ディスク判別方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の光ディスクはCDまたはC
    D−Rであることを特徴とする請求項9記載の光ディス
    ク判別方法。
  14. 【請求項14】 前記第2の光ディスクはCD−RWで
    あることを特徴とする請求項9記載の光ディスク判別方
    法。
  15. 【請求項15】 前記第2の光ディスクは相変化ディス
    クであることを特徴とする請求項9記載の光ディスク判
    別方法。
  16. 【請求項16】 前記光ピックアップによる前記光ディ
    スクの記録面に記録されている情報の読取りは、前記光
    ディスクが回転されるとともに前記記録面に対するフォ
    ーカスサーボがかかった状態でなされることを特徴とす
    る請求項9記載の光ディスク判別方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100618842B1 (ko) 2003-07-17 2006-09-01 삼성전자주식회사 광디스크 장치

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KR100618842B1 (ko) 2003-07-17 2006-09-01 삼성전자주식회사 광디스크 장치

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