JP3475850B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP3475850B2
JP3475850B2 JP11765999A JP11765999A JP3475850B2 JP 3475850 B2 JP3475850 B2 JP 3475850B2 JP 11765999 A JP11765999 A JP 11765999A JP 11765999 A JP11765999 A JP 11765999A JP 3475850 B2 JP3475850 B2 JP 3475850B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相変化光ディス
ク、光磁気ディスク、磁気ディスク等のディスクに対
し、情報を記録あるいは再生可能なディスク装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一口にディスクといっても直径の
異なるディスク、記録密度の異なるディスクといった多
種多様なディスクが市場に出回っている。このような状
況下、近年のディスク装置では、一つのディスクの装置
で複数種類のディスクからデータを読み出せるように構
成されているものも存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一つのディスクの装置
で複数種類のディスクからデータを読み出せるように構
成されているディスク装置では、そうでないディスク装
置に比べて、ディスクを装置内に装着してからデータを
読み取り可能になるまでに必要な準備動作の手順(ステ
ップ)は増加する。準備動作の手順が増えるということ
は、それだけデータ読み取り可能な状態になるまでに要
する処理時間が増えることを意味する。この場合、何の
考慮もせず、単純に準備動作の手順を増やして行くだけ
では、処理時間もそれに応じて増えていくのみである。
【0004】また、これら準備動作のうち、ディスク判
別動作に関しては、特開平10−74356号公報等に
開示されているが、判別動作の時間短縮に関しては何ら
開示されていない。
【0005】本発明の目的の一つは、データ読み取りの
ための準備動作を効率よく行い、準備動作に要する時間
を短縮することのできるディスク装置を提供することに
ある。
【0006】また、本発明の目的の一つは、ディスク判
別動作に要する時間を短縮することができるディスク装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ための一手段として、次のような構成のディスク装置と
する。異なる種類のディスクを再生可能であり、再生前
に、光をディスクに集光する対物レンズを、ディスクの
厚さ方向に往復移動させ、往復移動の期間に第1のディ
スクを再生する場合に用いる第1のレーザ及び第2のデ
ィスクを再生する場合に用いる第2のレーザを発光させ
て、ディスクの種類を判別するディスク装置に対し、対
物レンズをディスクに近づけている期間に第1のレーザ
を発光させ、対物レンズをディスクに遠ざけている期間
に第2のレーザを発光させて、ディスクから得られる信
号に基づいてディスクの種類を判別するように構成す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。図9は、本発明を適用したディスク
装置のブロック図である。スピンドルモータ(SPM)1
が回転させているディスクに対し、ピックアップ(PU)
2内のレーザから光を照射し、PU2内の光検出器によ
り、反射光を検出し、反射光の強弱に応じた電気信号を
生成する。信号処理部4は、この電気信号に基づいて、
RF信号、TE信号、及びFE信号を生成する。データ
復調部5により、RF信号はデータに復調され、I/F
部6及びバスを介してPC等の外部機器に出力される。
制御部7は、ディスク状のトラックに対する光スポット
位置のディスク径方向の変化を示すTE信号の入力を受
け、その信号の変化に基づいて、ディスク上のトラック
を追従するように、PU2内にある、対物レンズをディ
スク径方向に移動させるアクチュエータを駆動する駆動
信号をPU2に供給し、あるいはPU2をディスク径方
向に移動させるスライドモータ(SLM)3を動かす駆
動信号を供給する(トラッキング制御)。また、この制御
部7は、光スポットのディスク厚さ方向の焦点位置の変
化を示すFE信号の入力を受け、その信号の変化に基づ
いて、ディスクの記録面に光スポットが形成されるよう
に、PU2内にある、対物レンズをディスク厚さ方向に
移動させるアクチュエータを駆動する駆動信号をPU2
に供給する(フォーカス制御)。他にも、制御部7は、S
PM1から回転情報を受け、所望の回転数で回転させる
ための信号を供給する動作等も行う。さらに制御部7
は、ディスク装置がデータ読み取り動作や後述する準備
動作といった動作を行うように、ディスク装置全体を制
御するもので、信号処理部4、データ復調部5、I/F
部6をも制御する。
【0009】以下、図9に示したディスク装置がデータ
読み取り可能な状態に至るまでに行う準備動作の手順に
ついて説明する。図1は、上述のディスク装置がデータ
読み取り可能な状態に至るまでに行う準備動作のフロー
チャート(手順)を示している。
【0010】まずトレイが装置内に入ると、ディスク装
置は、トレイがディスク装置内に引き込まれたことを認
識した後、PU2をSPM1側(ディスクの内周側)に移
動させる(ステップs1)。
【0011】PU2をSPM1側(ディスク内周側)に
移動させるのは、SPM1側であればディスク装置が8
cm及び12cmといった直径の異なるディスクの両方
に対して光を当てることができるのに対し、PU2をデ
ィスク外周側に移動させたときにはディスクに光を当て
ることができない場合があり、後述するディスク有無検
出を正しく行うことができない可能性があるためであ
る。従って、PU2をディスク内周側に移動させること
により、その後のディスク有無確認を確実に行うことが
でき、トレイが装置内に入ったにもかかわらずディスク
がSPM1に装着されていない場合には確実に、ディス
クなし、と判断することができる。
【0012】ステップS1の後、PU2内の対物レンズ
をディスク面垂直方向(光軸方向)に移動させながら、
PU2から光を照射し、その反射光を変換した電気信号
(FE信号あるいはRF信号)の変化を検出することで、
ディスクの有無を検出する(ステップs2)。ここで、デ
ィスクなしと判断した場合には、その後の動作を停止し
(ステップs3)、ディスクありと判断した場合には、次
のステップs4に進む。ステップs4では、対物レンズ
をディスク面垂直方向に移動させながら、PU2内にあ
る、それぞれ波長の異なる光を発する第1のレーザ、第
2のレーザから各々光をディスクに照射し、反射光を変
換した電気信号(FE信号)の振幅の大きさを比較して、
ディスクの種類を判別する。
【0013】ここで、ステップs2〜ステップs4の詳
細な手順について図3〜図8を参照して説明する。図1
に示したフローチャートでは、ディスク有無検出とディ
スク種類判別とを別個のステップで行うものとして説明
したが、ここでは、ディスク有無検出とディスク種類判
別とを一つのステップとして行う例について説明する。
もちろん、ディスク有無検出のステップを完結させてか
らディスク種類判別を行うようにしてもよい。
【0014】図3〜図6はディスクの有無、ディスクの
種類を判別するディスク判別の詳細なフローチャート
(手順)を示す図である。図7は、ディスク判別動作に
おける対物レンズの動きを示す図である。図8は、図7
に示すように対物レンズが移動したときのFE信号の波
形を示す図である。本ディスク装置では、第1のレーザ
として、CD用のレーザを用い、第2のレーザとしてD
VD用のレーザを用いている。もちろん、DVD用のレ
ーザを第1のレーザ、CD用のレーザを第2のレーザと
してもよい。以降の説明において、レンズ中点とは、対
物レンズに駆動電圧を印加しないときの位置をいうもの
とする。また、レンズ下点とは、ディスク判別動作を行
う際に対物レンズを下降させたときに位置する対物レン
ズの位置をいうものとし、必ずしも対物レンズの最大可
動範囲における最下点を意味するものではない。同様
に、レンズ上点とは、ディスク判別動作を行う際に対物
レンズを上昇(ディスクに近づける)させたときに位置
する対物レンズの位置をいうものとし、必ずしも対物レ
ンズの最大可動範囲における最上点を意味するものでは
ない。
【0015】ディスク判別の詳細なフローチャートは図
3から始めるので、図3から説明を行う。ディスク判別
に際し、まずCD用レーザを発光(ON)させる(ステ
ップs101)。次に、レンズ中点に位置している対物
レンズを、ディスクの厚さ方向に対しディスクから遠ざ
ける位置にDOWN(下降)させて、レンズ下点に位置
づける(ステップs102)。もちろん、このステップ
s101にて、対物レンズをレンズ下点ではなく、レン
ズ上点に位置づけてもよい。ただし、ディスクの装着不
良などにより、ディスクが正常に装着された場合に比べ
て対物レンズに近づいた位置に装着されていると、対物
レンズを上点に位置づける際にディスクと接触してしま
う可能性がある。従って、対物レンズをレンズ下点に位
置づけることが好ましい。このときの対物レンズの動き
は、図7(a)あるいは(b)の「s102」に示した
とおりである。
【0016】対物レンズをレンズ下点に位置づけた後、
SPM1を駆動し、ディスクを回転させる(ステップs
103)。そして、対物レンズをディスクの厚さ方向に
対しディスクに近づける位置にUP(上昇)させて、F
E信号の変化を測定する(ステップs104)。対物レ
ンズをディスクの厚さ方向に対し上下させると、FE信
号にはいわゆるS字波形といわれる波形が現れる。この
S字波形自体は周知であるので詳細な説明は省略する
が、このステップs104では、対物レンズを下点から
上点まで移動させ、このときのS字波形の振幅(最大値
と最小値の電圧差)を測定する。このときの対物レンズ
の動きは、図7(a)あるいは(b)の「s104」に
示すとおりである。また、このときのFE信号の変化
は、図8(a)あるいは(b)の「s104」に示すと
おりである。この測定結果は、ディスクの有無、ディス
クの種類を判別する判別材料となるので、ステップs1
05にて、この振幅値の測定結果を記憶する。
【0017】ステップs105の後、CDレーザを消灯
(OFF)してDVDレーザを発光(ON)させる(ス
テップs105)。そして、今度は、対物レンズをディ
スクの厚さ方向に対しディスクから遠ざける位置にDO
WN(下降)させて、FE信号の変化を測定する(ステ
ップs107)。このステップs107では、対物レン
ズを上点から下点まで移動させ、このときのS字波形の
振幅(最大値と最小値の電圧差)を測定する。このとき
の対物レンズの動きは、図7(a)あるいは(b)の
「s107」に示すとおりである。また、このときのF
E信号の変化は、図8(a)あるいは(b)の「s10
8」に示すとおりである。先のステップs104での測
定結果と同様に、この測定結果も、ディスクの有無、デ
ィスクの種類を判別する判別材料となるので、ステップ
s108にて、この振幅値の測定結果を記憶する。
【0018】ステップs108の後、先のステップs1
05で記憶したCDレーザ光を照射したことによるFE
信号の振幅値(FE信号振幅(CD))が、所定の値E
1以上か否かを判断する(ステップs109)。FE信
号振幅(CD)が所定の値E1以上であれば、図5に示
す手順(B)に進み、所定の値E1より小さければ、次
のステップs110に進む。ステップs110では、先
のステップs108で記憶したDVDレーザ光を照射し
たことによるFE信号の振幅値(FE信号振幅(DV
D))が、所定の値E1以上か否かを判断する。FE信
号振幅が所定の値E1以上であれば、図5に示す手順
(B)に進み、所定の値E1より小さければ、図4に示
す手順(A)に進む。
【0019】このステップs109、ステップs110
は、FE信号振幅(CD)、FE信号振幅(DVD)の
いずれか一方が、ディスクの種類を判別できる程度に大
きな値となっているかを判断するステップである。従っ
て、ステップs109、s110の順番は前後逆でもよ
い。また、所定の値E1は、ディスクの種類を判断可能
な値に設定する。
【0020】FE信号振幅(CD)、FE信号振幅(D
VD)のいずれか一方が所定の値E1以上であれば図5
に示す手順(B)に進むが、そうでなければ、CD及び
DVDのレーザパワーを上げることで、FE信号振幅
(CD)あるいはFE信号振幅(DVD)を所定の値E
1以上にできる可能性があるので、図4に示す手順
(A)に進む。
【0021】図4は手順(A)の続きを示す図である。
ステップs109及びステップs110でFE信号振幅
が所定の値E1より小さいと判断された場合にステップ
s111に進む。このステップs111では、DVDレ
ーザを消灯(OFF)し、先のステップs101に比べ
てレーザ駆動回路のゲインを上げたうえでCDレーザを
発光(ON)させる。そして、再度対物レンズをディス
クの厚さ方向に対しディスクに近づける位置にUP(上
昇)させて、FE信号の変化を測定する(ステップs1
12)。このステップs112では、対物レンズを下点
から上点まで移動させ、このときのS字波形の振幅(最
大値と最小値の電圧差)を測定する。このときの対物レ
ンズの動きは、図7(b)の「s112」に示すとおり
である。また、このときのFE信号の変化は、図8
(a)あるいは(b)の「s112」に示すとおりであ
る。この測定結果は、ディスク判別の判別材料となるの
で、ステップs113にて、この振幅値の測定結果を記
憶する。
【0022】ステップs113の後、CDレーザを消灯
(OFF)し、先のステップs106に比べてレーザ駆
動回路のゲインを上げたうえでDVDレーザを発光(O
N)させる(ステップs114)。そして、再度対物レ
ンズをディスクの厚さ方向に対しディスクから遠ざける
位置にDOWN(下降)させて、FE信号の変化を測定
する(ステップs115)。このステップs115で
は、対物レンズを上点から下点まで移動させ、このとき
のS字波形の振幅(最大値と最小値の電圧差)を測定す
る。このときの対物レンズの動きは、図7(a)あるい
は(b)の「s115」に示すとおりである。また、こ
のときのFE信号の変化は、図8(a)あるいは(b)
の「s115」に示すとおりである。先のステップs1
12での測定結果と同様に、この測定結果も、ディスク
の有無、ディスクの種類を判別する判別材料となるの
で、ステップs116にて、この振幅値の測定結果を記
憶する。
【0023】ステップs111からステップs116
は、CDレーザ、DVDレーザのレーザ駆動回路のゲイ
ンを上げて、再度FE信号振幅(CD)及びFE信号振
幅(DVD)を測定し直すものである。FE信号振幅の
測定範囲を大きく取れる場合には、レーザ駆動回路のゲ
インを始めから上げておけばよいため、このステップが
不要である。この場合には、ステップs111からステ
ップs116を省ける分だけディスク判別動作に要する
処理時間を短縮することができ、準備動作全体の処理時
間を短縮することができる。
【0024】一方で、FE信号振幅の測定範囲を大きく
取れない場合には、CDレーザ、DVDレーザのレーザ
駆動回路のゲインを上げて、再度FE信号振幅(CD)
及びFE信号振幅(DVD)を測定し直す。ここで、デ
ィスク装置が再生可能な複数種類のディスクのうち、F
E信号振幅が大きく取れるディスクの反射率に基づいて
初期のゲイン設定をすると、FE信号振幅が小さい方の
ディスクのFE信号振幅を検出できずに、後述するステ
ップs123、s124でのFE信号振幅(CD)とF
E信号振幅(DVD)との比較が行えなくなる場合があ
る。そこで、レーザ駆動回路のゲインを上げる場合に
は、FE信号振幅が大きく取れないディスクの反射率に
基づいてゲインを設定することにより、FE信号振幅が
小さい方のディスクのFE信号振幅を検出できるように
する。
【0025】ステップs111からステップs116に
より、レーザ駆動回路のゲインを上げたことによりFE
信号の振幅も上がるので、再度FE信号振幅(CD)あ
るいはFE信号振幅(DVD)が所定の値E1以上かど
うかの判断は行わずに、図5に示す手順(B)に進む。
従って、ディスク判別動作をその分だけ単純化すること
ができ、処理時間を短縮することができる。
【0026】図5は手順(B)の続きを示す図である。
ステップs109あるいはステップs110でFE信号
振幅が所定の値E1以上であると判断した場合、または
ステップs116の後にステップs117を行う。この
ステップs117では、対物レンズをディスクの厚さ方
向に対しディスクに近づける位置にUP(上昇)させ
て、レンズ中点に位置づける。このステップs117は
必ず行わなければならない手順ではなく、対物レンズを
下点に位置づけたままであってもよい。
【0027】ステップs117の後、ステップs118
にてDVDレーザを消灯(OFF)する。ステップs1
18の後、先のステップs105あるいはステップs1
13で記憶したFE信号振幅(CD)が、所定の値E2
以上か否かを判断する(ステップs119)。FE信号
振幅(CD)が所定の値E2以上であれば、図6に示す
手順(D)に進み、所定の値E2より小さければ、次の
ステップs120に進む。ステップs120では、先の
ステップs108あるいはステップS116で記憶した
DVDレーザ光を照射したことによるFE信号の振幅値
(FE信号振幅(DVD))が、所定の値E2以上か否
かを判断する。FE信号振幅が所定の値E2以上であれ
ば、図6に示す手順(D)に進み、所定の値E2より小
さければ、次のステップs121に進む。
【0028】このステップs119、ステップs120
は、FE信号振幅(CD)、FE信号振幅(DVD)の
いずれか一方が、ディスクの有無を判別できる程度に大
きな値となっているかどうかを判断するステップであ
る。従って、ステップs119、s120の順番は前後
逆でもよい。また、所定の値E2は、ディスクの有無を
判断可能な値に設定し、所定の値E1より低い値に設定
する。従って、ステップs111からステップs116
を経ることなくステップs119、ステップs120に
至った場合には、必ず図6に示す手順(D)に進むこと
になる。逆に言えば、ステップs121に進む場合は、
レーザ駆動回路のゲインを上げてもFE信号振幅が所定
の値E2以上にならない場合である。
【0029】この場合には、ステップs121に進み、
ステップs101からステップs120までの動作(デ
ィスク判別動作)を3回行ったか否かを判断する(ステ
ップs121)。このステップs121で3回行ったと
判断されるということは、ディスク判別動作を3回行っ
てもFE信号振幅が所定の値E1以上にならないことで
ある。つまり、判別しようとするディスクに何らかの異
常がある、あるいはディスク装置が故障している可能性
があるので、この場合には、エラー表示を行い、以後の
処理動作を停止する。
【0030】また、このステップs121では、ディス
クの有無判別も行う。ディスクの有無判別には、RF信
号を用いる。上述したステップs101からステップs
120において、RF信号振幅を測定し、このRF信号
振幅が所定の値を超えていない場合には、ディスク無し
と判断して、ディスク判別動作を3回行っていなくても
エラー表示を行い、以後の処理動作を停止する。
【0031】ディスク判別動作を3回行っていない場合
には、ディスク判別動作を3回行わせるために、図3に
示す手順(C)に戻り、再度ディスク判別動作を行う。
【0032】なお、ディスク判別動作は3回に限られる
ことはなく、外部機器(PC)との関係等を考慮して適
宜設定できることはいうまでもない。
【0033】図6は手順(D)の続きを示す図である。
ステップs119あるいはステップs120を行った
後、FE信号振幅(CD)とFE信号振幅(DVD)の
どちらが大きいかを判断する(ステップs122)。F
E信号振幅(DVD)の方が大きければステップs12
3に進み、FE信号振幅(CD)の方が大きければステ
ップs124に進む。
【0034】ステップs123では、FE信号振幅(D
VD)が所定の値E3以上であるか否かを判断する。所
定の値E3は、DVDの2層ディスク(DVD−D
L)、1層ディスク(DVD−SL)を識別できる値に
設定する。FE信号振幅(DVD)が所定の値E3以上
であればDVD−SLディスクであると判別し、所定の
値E3より小さければDVD−DLディスクと判別して
ディスク判別動作を終了する。
【0035】一方、ステップs124では、FE信号振
幅(CD)が所定の値E4以上であるか否かを判断す
る。所定の値E4は、CD−RWディスクとCD、CD
−R等とを識別できる値に設定する。FE信号振幅(C
D)が所定の値E4以上であればCD、CD−R等のデ
ィスクであると判別し、所定の値E4より小さければC
D−RWディスクと判別してディスク判別動作を終了す
る。
【0036】ここで、図7、図8について詳細に説明す
る。図7のうち(a)は、ステップs111からステッ
プs116の手順を経ないでディスク判別を行うときの
対物レンズの動きを示しており、(b)は、ステップs
111からステップs116の手順を経てディスク判別
を行うときの対物レンズの動きを示している。図7にお
いて、縦軸はレンズの変位、横軸は時間を示している。
【0037】図7(a)にて明らかなように、ステップ
s111からステップs116の手順を経ないでディス
ク判別動作を行った場合、すなわちレーザ駆動回路のゲ
インを上げることなくディスク判別動作を行った場合に
は、対物レンズの下点から上点、上点から下点への移動
は1回で済むことになる。これに対し、CDレーザ用の
対物レンズ及びDVDレーザ用の対物レンズの2つの対
物レンズを備えたディスク装置では、対物レンズ切り替
え動作が必要であり、対物レンズの切り替えはレンズ中
点でなければ行えないため、対物レンズを下点から上点
へ移動した後上点から中点へ戻す必要があった。このた
め、2つの対物レンズを備えたディスク装置では、中点
から下点、下点から上点、上点から中点という対物レン
ズの移動を2回行わなければディスク判別動作を行うこ
とができなかった。従って、本ディスク装置では、ディ
スク判別動作に要する移動時間、処理時間を短縮するこ
とができる。この効果は、ステップs111からステッ
プs116の手順を経た場合でも得られることはいうま
でもない。
【0038】なお、本ディスク装置では、ステップs1
02、s117に要する時間を200ms程度とし、ス
テップs104、s107、s112及びs115に要
する時間を400ms程度としている。
【0039】図8のうち(a)は、ディスク装置にDV
Dディスクが装着されている場合における、ディスク判
別動作時のFE信号波形を示しており、(b)は、ディ
スク装置にCDディスクが装着されている場合におけ
る、ディスク判別動作時のFE信号波形を示している。
図8において、縦軸は信号の電圧、横軸は時間を示して
いる。
【0040】本図(a)より明らかなように、DVDデ
ィスクにCDレーザ光を照射した場合のFE信号振幅
(CD)とDVDレーザ光を照射した場合のFE信号振
幅(DVD)とではその振幅に差があるため、ディスク
装置はDVDディスクが装着されていることを判別でき
る。同様に、本図(b)より明らかなように、CDディ
スクにCDレーザ光を照射した場合のFE信号振幅(C
D)とDVDレーザ光を照射した場合のFE信号振幅
(DVD)とではその振幅に差があるため、ディスク装
置はCDディスクが装着されていることを判別できる。
【0041】本図では、ステップs112及びステップ
s115におけるFE信号波形を図示していないが、上
述の説明から明らかなように、ステップs112及びス
テップs115におけるFE信号波形は、振幅が大きく
なっただけで図示した波形と同じ変化の波形が現れるこ
とになることはいうまでもない。
【0042】なお、本ディスク装置では、図8(a)に
おけるFE信号振幅(CD)とFE信号振幅(DVD)
との比はほぼ1:4で現れ、図8(a)におけるFE信
号振幅(CD)とFE信号振幅(DVD)との比はほぼ
3:1で現れる。
【0043】図1に示す手順の説明に戻る。ステップs
4の後、ディスク装置は、TE信号、FE信号のオフセ
ットを調整する(ステップs5)。このオフセットは、P
U2や回路の特性、あるいは温度、湿度といった周囲の
環境によって発生する電気的特性のばらつきという意味
でのオフセットであって、このオフセットがあると、F
E信号及びTE信号のゼロクロス点がずれてしまい、フ
ォーカス合わせ及びトラッキングを正しく行えなくな
る。従って、オフセットを0、すなわち制御部7を構成
する回路に流れる電圧の直流成分が0になるように、T
E信号、FE信号のオフセットを調整する。
【0044】ステップs5によるオフセット調整の後、
制御部7によりフォーカスサーボをONし(ステップs
6)、常にディスクに対してレーザ光の焦点を合わせる
ようにアクチュエータの動きを制御する、すなわちフォ
ーカスサーボのループを閉じる。なお、前のステップs
5でFE信号のオフセットをすでに調整しているので、
誤った位置でレーザ光の焦点を合わせることがない。
【0045】ステップs6によるフォーカスサーボON
の後、制御部7からSPM1に駆動信号を供給し、ディ
スクの回転を開始する(ステップs7)。このときの回転
速度は、ディスクからデータを読み出せる程度の回転速
度であればよいが、本ディスク装置では、ディスク装置
がデータを読み出せる範囲で最も低い速度とする。これ
は、後述するs8以降のステップで制御情報を読み出す
とき等の誤りを少なくするためである。従って、データ
を読み出せる範囲で最も低い速度で回転を開始すること
により、高速で回転を開始する場合に比べて、制御情報
等の読み出しの誤りが軽減し、準備動作自体の動作時間
を短縮することができる。なお、ディスクの種類を判別
する場合にもディスクを回転させてはいるが、このとき
は、SPM16にパルス状の駆動信号を与えて回転させ
ているにすぎない。本ステップにおける回転とは、デー
タを読み出せる程度の回転速度で回転するように常に駆
動信号を供給することをいう。このステップs7により
ディスクの回転を開始した後は、その後の準備動作のた
めの手順の実行、及び準備動作後の待機状態にあって
も、ディスク装置は、ディスクの回転を続ける。
【0046】ステップs7によりディスクの回転を開始
した後、制御部7でディスクの偏心量を検出する(ステ
ップs8)。ディスクの偏心とは、ディスク中心に対す
るディスク中心穴のずれをいう。ディスクには、ディス
ク装置がディスクを保持できるようにディスク中心穴を
設けるが、この中心穴の位置がディスク中心に対してず
れている場合には、TE信号の波形にばらつきが生じ、
正確なトラッキングを行えなくなるおそれがある。そこ
で、後述するトラッキングサーボをかける前にディスク
の偏心量を検出し、ディスクの偏心量がある場合には、
ディスクの偏心によってTE信号の波形がばらつかない
ように、あるいは低回転数で制御情報などを再生すると
きの判断材料とするために、制御部7を構成する回路の
電気的特性を調整する。トラッキングサーボをONする
前にディスクの偏心量を検出し、回路を調整するので、
後のステップでディスクから制御情報などをディスクか
ら読み出すときにPU2のトラックに対する追従性が向
上する。
【0047】ディスクの偏心量を検出し、回路を調整し
た後、TE信号のバランスを調整する(ステップs9)。
このバランス調整は、PU2や回路の特性、あるいは温
度、湿度といった周囲の環境によって発生する電気的特
性のばらつきによって生じるTE信号のゼロクロス点の
ずれをなくす意味でのバランス調整である。具体的に
は、制御部7を構成する回路が、TE信号の振幅を検出
し、その振幅の中心が電圧0となるように調整する。ト
ラッキングサーボをONする前にTE信号のゼロクロス
点のずれを検出し、そのずれがなくなるように回路を調
整するので、後のステップでディスクから制御情報など
をディスクから読み出すときに、制御部7がPU2をト
ラックからずれた位置で追従させるという誤動作を防止
することができ、ディスク装置は確実に制御情報などを
読み出すことができる。
【0048】ディスクを回転させて、ディスクの偏心量
を検出し、TE信号のバランスを調整することによっ
て、PU2をトラックに追従させることがが可能になる
ので、ステップs10にてトラッキングサーボをONに
してトラッキングサーボループを閉じ、次いでステップ
s11にてスライドーサーボをONにしてスライドサー
ボループを閉じる。この結果、PU2をトラックに追従
させることができる。
【0049】次にステップs12にて、フォーカスのバ
イアス調整を行う。フォーカスのバイアス調整とは、反
射光を変換した電気信号(アナログ)をデジタル信号に変
換する際のジッタ量が最適になるようにPU2からの照
射光の焦点位置を調整することをいう。ディスクによっ
ては、フォーカスサーボONにし、フォーカスサーボル
ープを閉じることによって制御される焦点位置での反射
光を変換した電気信号をデジタル信号に変換する際のジ
ッタ量が最適とは限らない。つまり、装着したディスク
によっては、フォーカスサーボループを閉じることによ
って制御される焦点位置での反射光を変換した電気信号
をデジタル信号に変換する際のジッタ量が最適である場
合もあるし、最適でない場合もある。そこで、このステ
ップs12にて、対物レンズを強制的に光軸方向に上下
させて、反射光を変換した電気信号をデジタル信号に変
換する際のジッタ量を測定する。そして、ジッタ量が最
適となる位置でFE信号がゼロクロス(電圧が0になる)
するように、FE信号にオフセット電圧を印加すること
でフォーカスのバイアス調整を行う。
【0050】本ディスク装置では、ステップs1を行っ
たことで、PU2はディスク内周側に位置しているた
め、ジッタ量を測定するために、ディスク内周側に記録
されているリードイン情報を読み取る動作を行うことで
ジッタ量を測定する。ジッタ量を測定した後は、ジッタ
量が最小となる位置でFE信号がゼロクロスするよう
に、FE信号にオフセット電圧を印加することとしてい
る。
【0051】このステップs12では、PU2をディス
クのデータ記録領域に移動させることなくフォーカスバ
イアス調整を行うこととしているので、移動に要する時
間分、準備動作に要する時間を短縮することができる。
【0052】そして、ステップs12の後にTE信号、
FE信号のゲイン調整を行う(ステップs13)。ゲイン
調整の方法及びゲイン調整を行うこと自体は周知の事項
なので、説明を省略するが、このゲイン調整を、フォー
カスサーボ、トラッキングサーボ及びスライドサーボを
ONしてサーボループを閉じる前に行うこととすると、
回路の電気特性が変わり、再度ゲイン調整を行わなけれ
ばならない場合もあるので、ゲイン調整は、全てのサー
ボループを閉じた後で行うこととする。
【0053】以上、ステップs13までで、ディスク装
置がPU2を制御可能にするための準備動作は完了す
る。ただし、準備動作としてはこれだけでは足りず、デ
ィスクから制御情報など、ディスクからデータを読み出
す、あるいはディスクから所望のデータを読み出せるよ
うディスクの所望の位置にPU2をアクセスするために
必要な情報をディスクから得る必要がある。これらの制
御情報などはディスク固有のものであり、データを読み
取ろうとするディスクが変われば、これらの制御情報な
どの内容も変わるので、以下説明するステップs14以
降の手順により準備動作を引き続き行う。上述したステ
ップs2〜ステップs4により、トレイに載置されてい
るディスクがCDと判断した場合には、ステップs14
に進み、DVDと判断した場合には、ステップs18に
進む。
【0054】図2は、ディスク固有の制御情報を読み出
す準備動作を示すフローチャート(手順)を示している。
まず先に、CDの場合の手順について説明する。
【0055】ステップs14にてリードイン情報を読み
取る。リードイン情報はディスクの内周側に記録されて
いる情報であり、いわゆるCD−DA、CD−RW、C
D−ROM、マルチセッションCDといったCDの種類
を示す情報、データ記録量、データ記録位置等の内容を
示す制御情報(管理情報)である。上述のステップs13
までの手順を経ているので、PU2はすでにリードイン
情報を読み取ることが可能な状態にある。ディスク装置
でこれらの情報を予め読み取り、記憶しておくことで、
実際にデータを読み取るときには、高速にPU2をその
データが記録されている位置に移動させることができ、
高速にデータを読み取ることができる。
【0056】次に、ステップs15にてディスクの線速
度を学習し、ステップs16でディスクのトラックピッ
チを学習する。CDの規格によってディスクの線速度、
トラックピッチは決まっているが、その値はある程度の
誤差を許容する範囲で決められており、ディスクにはそ
の範囲内でデータが記録されていればよいため、ディス
クによって線速度、トラックピッチが異なる。それぞれ
のディスクに固有な線速度、トラックピッチを実際にデ
ータを読み取る前に学習し、記憶しておけば、いわゆる
ランダムアクセスの際、粗検索から密検索への切替を精
度よく行うことができ、高速にPU2をそのデータが記
録されている位置に移動させることができる。ディスク
の線速度は単位時間当たりにどれだけの数のセクタを読
み取ったかで求めることができ、トラックピッチは、デ
ィスク上の任意の2点間の回転速度の比から求めること
ができる。
【0057】ディスク線速度、トラックピッチを求めた
後、マルチセッション情報を読み取る(ステップs1
7)。マルチセッション情報は、いわゆるCD−R、C
D−RWのみがもつ情報であり、制御情報(管理情報)の
一種である。従って、上述のステップs14でマルチセ
ッション以外のCDディスクであると判断した場合に
は、この手順を省略する。
【0058】以上、ステップs17までで、ディスクか
らデータを読み出す、あるいはディスクから所望のデー
タを読み出せるようディスクの所望の位置にPU2をア
クセスするために必要な情報をディスクから得ることが
でき、ディスクからデータを読み出すことが可能な状態
になったので、準備動作を終了する。
【0059】なお、DVDの場合には、ステップs14
からステップs17の手順を経るのではなく、ステップ
s18からステップs19の手順を経ることになるが、
ステップs18は各ステップを行う趣旨、方法等がCD
の場合と同様なので、説明を省略する。ここで、ステッ
プs19におけるBCA(Burst Cutting Area)情報と
は、DVD固有の制御情報(管理情報)であり、DVDに
よってこのBCA情報が記録されている場合と記録され
ていない場合とがある。当然、トレイに載置されたDV
DにBCA情報が記録されていないときには、このステ
ップs19を省略して次のステップに進むことになるこ
とはいうまでもない。
【0060】準備動作が終了すると、ディスク装置は待
機状態となり、PC等の外部機器からコマンド(命令)受
けた場合に、そのコマンドを実行する。
【0061】ディスク装置は、以上説明した準備動作を
行うが、上述した手順により準備動作を行うことによ
り、効率よく準備動作を行うことができ、準備動作に要
する時間を大幅に短縮することができる。
【0062】
【発明の効果】本発明の一つによれは、データ読み取り
のための準備動作を効率よく行い、準備動作に要する時
間を短縮することのできるディスク装置を提供すること
ができる。特に、ディスク判別動作に要する時間を短縮
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、上述のディスク装置がデータ読み取り
可能な状態に至るまでに行う準備動作のフローチャート
(手順)を示す図である。
【図2】図2は、ディスク固有の制御情報を読み出す準
備動作を示すフローチャート(手順)を示す図である。
【図3】図3は、ディスク判別動作の詳細な手順を示す
図の1つである。
【図4】図4は、ディスク判別動作の詳細な手順を示す
図の1つである。
【図5】図5は、ディスク判別動作の詳細な手順を示す
図の1つである。
【図6】図6は、ディスク判別動作の詳細な手順を示す
図の1つである。
【図7】図7は、ディスク判別動作における対物レンズ
の動きの変化を示す図である。
【図8】図8は、ディスク判別動作におけるFE信号波
形の変化を示す図である。
【図9】図9は、本発明を適用したディスク装置のブロ
ック図である。
【符号の説明】
1…スピンドルモータ(SPM)、2…ピックアップ(P
U)、3…スライドモータ(SLM)、4…信号処理
部、5…データ復調部、6…I/F部、7…制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−334571(JP,A) 特開 平10−214451(JP,A) 特開 平10−49885(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/08 - 7/09 G11B 19/00 - 19/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる種類のディスクを再生可能であり、
    再生前に、光をディスクに集光する対物レンズを、前記
    ディスクの厚さ方向に往復移動させ、該往復移動の期間
    に第1のディスクを再生する場合に用いる第1のレーザ
    及び第2のディスクを再生する場合に用いる第2のレー
    ザを発光させて、ディスクの種類を判別するディスク装
    置において、 前記対物レンズを前記ディスクに近づけている期間に前
    記第1のレーザを発光させ、前記対物レンズを前記ディ
    スクに遠ざけている期間に前記第2のレーザを発光させ
    て、前記ディスクから得られる信号に基づいてディスク
    の種類を判別することを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】前記対物レンズを、前記ディスクから遠ざ
    かる位置に移動させてから前記ディスクに近づけること
    を特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】前記対物レンズを、前記ディスクに近づけ
    た後、前記ディスクから遠ざけることを特徴とする請求
    項2記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】前記ディスクから得られる信号がフォーカ
    スエラー信号であることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれか1つに記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】前記第1のレーザがCDの再生に用いるレ
    ーザであり、前記第2のレーザがDVDの再生に用いる
    レーザであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1つに記載のディスク装置。
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