JP2002269770A - 対物レンズ移動制御方法および装置 - Google Patents

対物レンズ移動制御方法および装置

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JP2002269770A JP2001066025A JP2001066025A JP2002269770A JP 2002269770 A JP2002269770 A JP 2002269770A JP 2001066025 A JP2001066025 A JP 2001066025A JP 2001066025 A JP2001066025 A JP 2001066025A JP 2002269770 A JP2002269770 A JP 2002269770A
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    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
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    • G11B2007/0013Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier for carriers having data stored in three dimensions, e.g. volume storage for carriers having multiple discrete layers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォーカスエラー信号の層間部分に不要光成
分が存在する場合に、レイヤジャンプの確度を高める。 【解決手段】 レイヤジャンプの際に、対物レンズの移
動速度に基づいた期間は、不要光成分の影響を受けない
ように、フォーカスエラー信号に基づく制御信号をマス
クする。その後、フォーカスエラー信号に基づく制御信
号の観測を再開し、対物レンズにブレーキ信号を送り、
フォーカスサーボをオンにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層記録光ディス
クの駆動装置に係り、特に、任意の記録層にフォーカス
サーボを施すために、対物レンズをフォーカス方向に移
動させるレイヤジャンプ制御技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量記録媒体として、DVDと
称される光ディスクが用いられるようになっている。D
VDの記録層は、片面あたり最大2層で、両面に記録す
ることができる。このような多層記録光ディスクの駆動
装置では、再生または記録中の記録層(レイヤ)に対し
てフォーカスサーボが施されている状態で、他のレイヤ
の再生等が要求された場合に、その目的とするレイヤに
対してフォーカスサーボが施されるように、対物レンズ
の光ディスクに対するフォーカス方向の距離を制御する
機能(レイヤジャンプ機能)を備えることが要求され
る。
【0003】一般に、レイヤジャンプでは、光ディスク
の記録層からの反射光に基づいて生成されるフォーカス
エラー信号を観測して対物レンズのフォーカス方向の移
動を制御する。
【0004】図6(a)は、光ディスク駆動装置の対物
レンズが、2層記録光ディスクに対して、遠い位置か
ら、光ディスクに近づく位置にまで移動したときの、標
準的なフォーカスエラー信号の波形図である。本図にお
いて、矢印で示すレイヤ0合焦点は、下層レイヤ(レイ
ヤ0)の記録層にレンズの焦点が合った位置を示し、レ
イヤ1合焦点は、上層レイヤ(レイヤ1)の記録層にレ
ンズの焦点が合った位置を示している。
【0005】本図に示すように、標準的なフォーカスエ
ラー信号は、対物レンズが、光ディスクに対して遠い位
置から移動を開始すると、一度Hi方向にピークを形成
し、基準レベルに達した付近で、レイヤ0の合焦点とな
る。その後、Lo方向にピークを形成し、再び基準レベ
ルを通過し、Hi方向にピークを形成する。そして、次
に基準レベルに達した付近で、レイヤ1の合焦点とな
る。なおも光ディスクに近い位置に対物レンズが移動す
ると、再びLo方向にピークを形成する。
【0006】図7は、レイヤ0からレイヤ1にレイヤジ
ャンプを行なう場合に、フォーカスエラー信号に基づい
て、対物レンズを駆動する処理について説明するための
図である。
【0007】本図において、Hコンパレートレベルおよ
びLコンパレートレベルは、フォーカスエラー信号と比
較されるための基準信号で、あらかじめ値が設定されて
いる。Hc信号は、フォーカスエラ信号が、Hコンパレ
ートレベル以上になるとHi出力となり、その他はLo
出力となる。一方、Lc信号は、フォーカスエラー信号
が、Lcコンパレートレベル以下になるとHi出力とな
り、その他はLo出力となる。
【0008】レーザ光を光ディスクの記録層に集光する
対物レンズの周囲には、コイル部分が設けられており、
これらがバネにより上下自在に支持されている。フォー
カスドライブ信号として、コイルにキック電圧を印加す
ると、対物レンズが光ディスクに近づく方向への力が加
えられ、ブレーキ電圧を印加すると、光ディスクから遠
ざかる方向への力が加えられる。
【0009】レイヤ0を再生中、すなわちレイヤ0にフ
ォーカスサーボが施されている状態で、レイヤ1の再生
が要求されると、駆動装置は、フォーカスサーボをオフ
にしてから、キック電圧を印加する。これにより、対物
レンズが光ディスク方向への移動を開始する。フォーカ
スエラー信号は、Lo方向に振れ、Lc信号がHiにな
った後、Hi方向に戻り、Lc信号がLoとなる。さら
にフォーカスエラー信号がHiに向かい、Hc信号がH
iになると、ブレーキ電圧を印加して対物レンズの移動
を減速させる。その後、ピークを過ぎて、Hc信号がL
oになると、ブレーキ電圧の印加を停止する。そして、
フォーカスサーボをオンにして、フォーカスをレイヤ1
に引き込んで、レイヤ1の再生を開始する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6(a)に
示したフォーカスエラー信号は理想的なものであり、実
際には不要光成分を有している場合がある。不要光成分
を含むフォーカスエラー信号のうち、特に問題となるの
は、図6(b)に示すような波形を描くときである。す
なわち、隣接するレイヤの反射率に差があり、反射率の
大きい方のレイヤの、層間側に比較的大きな不要光成分
が生じている場合である(本図の例では、レイヤ0の反
射率がレイヤ1より大きく、かつ、レイヤ0の大きな不
要光成分が、レイヤ1側に生じている。逆に、レイヤ1
の反射率がレイヤ0より大きく、レイヤ1の大きな不要
光成分がレイヤ側に生じる場合も問題になる)。
【0011】図6(b)に示すようなフォーカスエラー
信号を描いている場合に、レイヤ0からレイヤ1にレイ
ヤジャンプを行なうときに起こりうる問題について図8
を参照して説明する。本図の例では、レイヤ0の不要光
成分がHコンパレートレベルを超えているため、不要光
部分でHc信号がHiになる。このため、駆動装置は、
ブレーキ電圧を印加して対物レンズの移動を減速させ
る。そして、Hc信号がLoになると、レイヤ1の合焦
点位置までまだ距離があるにもかかわらず、フォーカス
サーボをオンにしてしまう。すると、フォーカスエラー
信号が再度Hi方向に振れるときに、フォーカスサーボ
をオンにしている関係上、駆動装置は対物レンズの移動
を加速してしまい、レイヤ1の合焦点でフォーカスを引
き込めなくなってしまう場合がある。この結果、レイヤ
ジャンプに失敗してしまうおそれがある。
【0012】本発明の目的は、フォーカスエラー信号の
層間部分に不要光成分が存在する場合に、レイヤジャン
プの確度を高める技術を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、多層記録光ディスクの記録層に対
する対物レンズの焦点ずれに対応したフォーカスエラー
信号に基づいて、対物レンズのフォーカス方向の移動を
制御する対物レンズ移動制御方法において、多層記録光
ディスクに記録されたデータを読み取る際に、対物レン
ズから出射されるレーザ光を集光すべき記録層の移動要
求があると、対物レンズの、レーザ光を集光すべき記録
層方向への移動を開始させ、前記対物レンズの移動速度
に対応した時間Tを計測し、フォーカスエラー信号が、
あらかじめ定められた第1の基準レベルを超えたのち下
回った時点から、前記時間Tにあらかじめ定められた係
数αを乗じた時間Tα経過後であって、フォーカスエラ
ー信号が、あらかじめ定められた第2の基準レベルを超
えた時点以降に前記対物レンズの制動を開始することを
特徴とする対物レンズ移動制御方法が提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面を参照して説明する。図1は、多層記録光ディスク駆
動装置のフォーカス制御機構を示すブロック図である。
多層記録光ディスク駆動装置は、専ら光ディスクの再生
を目的とした専用装置に限らず、光ディスク再生記録機
能を備えた情報処理装置、エンタテインメント装置等も
含む。
【0015】本図に示すように、多層記録光ディスク駆
動装置は、スピンドルモータ12と、対物レンズ13a
を備えた光学ピックアップ13と、信号処理回路14
と、駆動回路15と、トラッキングサーボ制御回路16
と、フォーカスサーボ制御回路17と、レイヤジャンプ
制御回路18と、再生回路19と、回転制御回路20
と、コントローラ21とを備えて構成される。ただし、
本発明は上記の構成に限られない。例えば、記録回路を
設けるようにしてもよい。本発明は、光ディスクに情報
を記録する際にも適用することができる。なお、本実施
例においては、光学ピックアップ13のフォーカス方向
の移動制御を中心に説明するため、光学ピックアップ1
3をトラッキング方向に移動させるための機構、制御回
路等の詳細な説明は省略する。
【0016】この多層記録光ディスク駆動装置は、例え
ば、DVD−ROMのような多層記録構造を有する光デ
ィスク11を、回転制御回路20からの回転速度制御信
号に基き、スピンドルモータ12で回転駆動させる。そ
して、光学ピックアップ13からレーザ光を出射し、対
物レンズ13aで、光ディスク11の記録層に集光し、
この反射光を光学ピックアップ13で読み取る。読み取
られた光学信号は、信号処理回路14で、トラッキング
エラー信号(TE信号)、フォーカスエラー信号(FE
信号)、反射光量信号(RF信号)の電気信号に変換さ
れる。ここで、フォーカスエラー信号は、光ディスク1
1の記録層に対する対物レンズ13aの焦点ずれに対応
した信号で、例えば、光学ピックアップ13の受光部
に、3分割光検出素子2枚を備えたレーザカプラを設
け、反射光のスポット径を検出する、いわゆるスポット
サイズ法を用いて生成することができる。
【0017】光学ピックアップ13は、対物レンズ13
aをフォーカス方向およびトラック方向(光ディスク1
1の半径方向)に駆動させるためのアクチュエータ22
を備えている。アクチュエータ22は、駆動回路15か
らの制御信号により、フォーカス方向およびトラック方
向の各方向について、各々独立に制御される。
【0018】トラッキングエラー信号は、トラッキング
サーボ制御回路16に入力される。トラッキングサーボ
制御回路16は、トラッキングエラー信号に基いて、レ
ーザ光をトラック振れに追従させるようにアクチュエー
タ22をトラック方向に駆動させるための信号を生成し
て、駆動回路15に出力する。
【0019】フォーカスエラー信号は、フォーカスサー
ボ制御回路17とレイヤジャンプ制御回路18とに入力
される。フォーカスサーボ制御回路17は、フォーカス
エラー信号に基いて、対物レンズ13aを通ったレーザ
光が光ディスク11の記録層で集光するようにアクチュ
エータ22をフォーカス方向に駆動するための信号を生
成して、駆動回路15に出力する。レイヤジャンプ制御
回路18は、後述のコントローラ21からレイヤジャン
プの要求を受け付けると、フォーカスドライブ信号とし
て、対物レンズ13aのフォーカスを目的レイヤに移動
させるためのキック電圧を駆動回路15に発生させる。
そして、フォーカスエラー信号を監視し、対物レンズ1
3aのフォーカスが、目的レイヤに近接したことを検知
すると、フォーカスドライブ信号として、対物レンズ1
3aの移動を止めるためのブレーキ電圧を駆動回路15
に発生させる。なお、駆動回路15が発生するフォーカ
スドライブ信号(キック信号、ブレーキ信号)は、電圧
信号に限られず、電流、その他によって定義される信号
を用いることができる。また、下層から上層にジャンプ
するときと、上層から下層にジャンプするときとでは、
当然ながら、キック信号とブレーキ信号との向きは逆に
なる。
【0020】反射光量信号は、再生回路19に入力され
る。再生回路19は、反射光量信号に応じて読み取った
データに対し、所定の復調を行なった後、エラー訂正を
行なう。そして、得られたディジタル信号に対し、アナ
ログ変換等の処理を施して音声データ、映像データ等の
再生を行う。
【0021】駆動回路15、トラッキングサーボ制御回
路16、フォーカスサーボ制御回路17、レイヤジャン
プ制御回路18、再生回路19および回転制御回路20
は、光ディスク駆動装置のコントローラ21によって、
上述のそれぞれの処理が制御される。例えば、コントロ
ーラ21は、光ディスク11を再生中に、再生回路19
からの制御信号により、レイヤジャンプ要求を受け付け
ると、フォーカスサーボ制御回路17にフォーカスサー
ボをOFFにする命令を送る。そして、レイヤジャンプ
制御回路18にレイヤジャンプ命令を送る。その後、レ
イヤジャンプ制御回路18からレイヤジャンプ終了の報
告を受けると、フォーカスサーボ制御回路17にフォー
カスサーボをONにする命令を送り、再生回路19を用
いて、光ディスク11のデータ読み取りを再開する。
【0022】本例において、多層記録光ディスク11
は、図2に示すように、2つの記録層(レイヤ)を有す
る2層構造とする。2層の記録層について、再生時に対
物レンズ13aに近い層をレイヤ0と称し、対物レンズ
13aに遠い層をレイヤ1と称するものとする。本図に
おいて、実線の記録層がレイヤ0で、破線で示す記録層
がレイヤ1である。多層記録光ディスクの外形寸法は、
例えば、CD−ROMと同じく直径120mm、厚さ
1.2mmとする。ただし、DVD−ROMは、厚さ
0.6mmのディスクを2枚貼り合わせた構造となって
いる。記録は、片面あたり最大2層で、両面に記録する
ことができる。記憶容量は片面1層記録で4.7Gバイ
ト、片面2層記録で8.5Gバイト、両面1層記録で
9.4Gバイト、両面2層記録で17Gバイトである。
トラック・ピッチは0.74μm、データ読取レーザの
波長は650nmである。本発明の光ディスク駆動装置
で再生等できる光ディスクの構造はこれに限られない。
例えば、3層以上の構造であってもよい。また、光ディ
スク駆動装置は、DVD−ROMとトラックピッチ、デ
ータ読取レーザ波長、符号化方法等の異なるCD−RO
M等を再生できるようにすることができる。すなわち、
本発明は、多層式記録可能ディスクの記録・再生時のレ
イヤジャンプに関し、広範囲に適用することができる。
【0023】光ディスクの11の基板は、光透過性が高
く、対衝撃性、対熱性、対湿性が高い特性を有するポリ
カーボネート樹脂が主として用いられる。そして、基板
上にピットを設けて形成した記録層上にはアルミニウム
等を蒸着することにより反射膜が形成されている。反射
膜の反射率は、例えば、80%程度とされる。さらに反
射膜上にはポリカーボネート樹脂等による保護膜が設け
られている。
【0024】光ディスク11からのデータ読み取りは、
光学ピックアップ13によって行われる。光学ピックア
ップ13の光学系は、例えば、図3に示すように、対物
レンズ13aと、コリメートレンズ13bと、偏光プリ
ズム13cと、半導体レーザ発信器13dと、シリンド
リカルレンズ13eと、光検出素子13fとを備えて構
成される。半導体レーザ発信器13dから出射されたレ
ーザ光は、偏光プリズム13cを直進し、コリメートレ
ンズ13bを通過した後、対物レンズ13aにより、光
ディスク11のいずれかの記録層に集光されることにな
る。光ディスク11からの反射光は、対物レンズ13a
を逆行し、コリメートレンズ13bを通過した後、偏光
プリズム13cで直角に折曲された後、シリンドリカル
レンズ13eを介して、光検出素子13fに入光する。
【0025】図4は、対物レンズ13aが、アクチュエ
ータ22により、フォーカス方向に駆動される機構を説
明するための図である。対物レンズ13aは、対物レン
ズ固定具13gを介して、対物レンズ支持バネ21cに
より、上下左右変位可能に支持されている。対物レンズ
13aの周囲には、フォーカス用コイル21aが設けら
れている。さらに、フォーカス用コイル21aの外側に
は磁石21bが設けられている。フォーカス用コイル2
1aに制御用電圧(キック電圧、ブレーキ電圧)が供給
されると、対物レンズ13aは、電圧の向きに応じて、
矢印に示すようにフォーカス方向の駆動力を与えられる
ことになる。
【0026】上記のような構成における、本実施形態の
レイヤジャンプ制御機構の処理動作について、図5に示
す波形図を参照して説明する。なお、光ディスク駆動装
置は、例えば、あらかじめ組み込まれた制御プログラム
に基づいて、あるいは記録媒体に記録された制御プログ
ラムを読み込んで以下の処理動作を行うことができる。
【0027】ここでは、レイヤ0のフォーカスエラー信
号のレイヤ1側に不要光成分が存在するときに、レイヤ
0からレイヤ1にレイヤジャンプする場合を例にする。
【0028】そもそも、不要光成分が発生する原因とし
ては、例えば、対物レンズ13aがCD、DVD両対応
であるときに、対物レンズ13aのCD側成分により発
生する場合があることが知られている。また、フォーカ
スエラーの検出において、いわゆるスポットサイズ法を
用いたときに原理的に生じる場合があることも知られて
いる。さらには、S/Nが悪い等、光ディスクによって
固有の発生原因を抱えている場合も考えられる。
【0029】一方で、不要光成分の特徴として、光ディ
スクの記録面から手前もしくは奥側から、ほぼ一定距離
の場所に発生することが確かめられた。
【0030】そこで、この不要光成分の影響を避けるた
めには、レイヤジャンプの際、不要光成分を過ぎてから
ブレーキ処理およびフォーカスサーボのオンを行なえば
よいと考えられる。すなわち、不要光成分が生じ得る時
間は、Hc信号が不要光成分に反応してHiにならない
ように、Hc信号にマスクをすればよい。
【0031】しかし、レイヤジャンプ中の対物レンズ1
3aの光ディスク11に対する移動速度は2軸アクチュ
エータ22の感度、回転する光ディスク11の面振れ等
によって毎回変動する。このため、Hc信号をマスクす
る時間は一意に決定することができない。そこで、本実
施形態においては、フォーカスエラー信号が、ある基準
レベル、例えば、Lコンパレートレベルを超えた時間、
すなわち、Lc信号がHiの時間Tに基づいて、Hc信
号をマスクする時間を設定することとする。このとき、
時間Tは、対物レンズ13aの移動速度に応じた値であ
る。
【0032】元来、Lコンパレートレベルは、フォーカ
スドライブ信号を制御するために用いる基準信号である
が、本実施形態においては、Lコンパレートレベルを、
Hc信号マスクのための基準信号に用いることとする。
もちろん、Hc信号マスクのための基準信号は、Lコン
パレートレベルに限られない。
【0033】Hc信号マスク時間は、例えば、Lc信号
がLoになってからαTの間とすることができる。もち
ろん、αTの起点はLc信号がLoになった時点に限ら
れない。ここで、係数αは、例えば、0.9等とするこ
とができ、実験、シミュレーション等に基づいてあらか
じめ定めておく。
【0034】このようにすることで、レイヤジャンプの
たびに、その時点の状態における対物レンズ13aの移
動速度を基準にマスク時間を設定することができる。こ
のため、光ディスク11の個体差、周辺環境、2軸アク
チュエータの感度差等を吸収することができる。
【0035】図5において、レイヤ0を再生中、すなわ
ちレイヤ0にフォーカスサーボが施されている状態で、
レイヤ1の再生が要求されると、駆動装置は、フォーカ
スサーボをオフにしてから、フォーカスドライブ信号と
して、キック電圧を印加する。これにより、対物レンズ
13aが光ディスク方向への移動を開始する。
【0036】レイヤジャンプ制御回路18は、Lc信号
がHi出力、すなわち、フォーカスエラー信号がLコン
パレートレベル以下である期間の時間Tを測定する。そ
して、Lc信号がLoになった時点からαTの期間、例
えば、Hcマスク信号を発生させて、Hc信号をマスク
する。このため、レイヤジャンプ制御回路18は、不要
光成分によるHc信号のHi状態を無視することができ
る。
【0037】そして、マスク期間後にHc信号がHiに
なると、レイヤジャンプ制御回路18は、ブレーキ電圧
を印加して対物レンズの移動を減速させる。その後、H
c信号がLoになると、ブレーキ電圧の印加を停止し
て、フォーカスサーボをオンにする。この結果、本来の
位置でフォーカスサーボをオンにすることができるた
め、対物レンズ13aのフォーカスをレイヤ1に引き込
むことができる。そして、レイヤ1の再生を開始する。
【0038】このように、本実施形態によれば、フォー
カスエラー信号の層間部分に大きな不要光成分が存在す
る場合でもレイヤジャンプを成功させることができるよ
うになる。
【0039】なお、上述の例では、レイヤ0のフォーカ
スエラー信号のレイヤ1側に不要光成分が存在するとき
に、レイヤ0からレイヤ1にレイヤジャンプする場合を
例に説明したが、レイヤ1のフォーカスエラー信号のレ
イヤ0側に不要光成分が存在するときに、レイヤ1から
レイヤ0にレイヤジャンプする場合にも本発明を適用す
ることができる。この場合は、不要光成分はLo方向に
生じるため、例えば、Hコンパレートレベルを基準に時
間Tを測定し、この時間Tに基づいて、Lc信号をマス
クするようにすればよい。
【0040】また、上述の例では、レイヤジャンプのた
びにフォーカスエラー信号がLコンパレートレベル以下
である時間Tを測定するようにしていたが、時間Tのば
らつきが少ないようであれば、例えば、光ディスク11
の再生の最初に、時間Tを測定し、その再生において
は、最初に測定した時間Tを基準にマスク時間を設定す
るようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、フォー
カスエラー信号の層間部分に不要光成分が存在する場合
に、レイヤジャンプの確度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、多層記録光ディスク駆動装置のフォーカス
制御機構を示すブロック図である。
【図2】は、多層記録光ディスクの構成を説明するため
の説明図である。
【図3】は、光学ピックアップの構成を説明するための
光路図である。
【図4】は、対物レンズ13aが、アクチュエータ22
により、フォーカス方向に駆動される機構を説明するた
めの図である。
【図5】は、本発明によるレイヤジャンプを説明するた
めの図である。
【図6】は、光ディスク駆動装置の対物レンズが、2層
記録光ディスクに対して、遠い位置から、光ディスクに
近づく位置にまで移動したときの、フォーカスエラー信
号の例を説明するための波形図である。
【図7】は、レイヤ0からレイヤ1にレイヤジャンプを
行なう場合に、フォーカスエラー信号に基づいて、対物
レンズを駆動する処理について説明するための図であ
る。
【図8】は、図6(b)に示すようなフォーカスエラー
信号を描いている場合に、レイヤ0からレイヤ1にレイ
ヤジャンプを行なうときに起こりうる問題について説明
するための図である。
【符号の説明】
11…多層記録光ディスク 12…スピンドルモータ 13…光学ピックアップ 14…信号処理回路 15…駆動回路 16…トラッキングサーボ制御回路 17…フォーカスサーボ制御回路 18…レイヤジャンプ制御回路 19…再生回路 20…回転制御回路 21…コントローラ 22…2軸アクチュエータ
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月2日(2002.4.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、多層記録光ディスクの記録層に対
する対物レンズの焦点ずれに対応したフォーカスエラー
信号に基づいて、対物レンズのフォーカス方向の移動を
制御する対物レンズ移動制御方法において、多層記録光
ディスクに記録されたデータを読み取る際に、対物レン
ズから出射されるレーザ光を集光すべき記録層の移動要
求があると、対物レンズの、レーザ光を集光すべき記録
層方向への移動を開始させ、前記対物レンズの移動速度
に対応した時間Tを設定し、フォーカスエラー信号の
きさが、あらかじめ定められた第1の基準レベルを超え
たのち下回った時点から、前記時間Tにあらかじめ定め
られた係数αを乗じた時間Tα経過後であって、フォー
カスエラー信号大きさが、あらかじめ定められた第2の
基準レベルを超えた時点以降に前記対物レンズの制動を
開始することを特徴とする対物レンズ移動制御方法が提
供される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】光ディスクの11の基板は、光透過性が高
く、衝撃性、熱性、湿性が高い特性を有するポリ
カーボネート樹脂が主として用いられる。そして、基板
上にピットを設けて形成した記録層上にはアルミニウム
等を蒸着することにより反射膜が形成されている。反射
膜の反射率は、例えば、80%程度とされる。さらに反
射膜上にはポリカーボネート樹脂等による保護膜が設け
られている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】Hc信号マスク時間は、例えば、Lc信号
がLoになってからαTの間とすることができる。ここ
で、係数αは、例えば、0.9等とすることができ、実
験、シミュレーション等に基づいてあらかじめ定めてお
く。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】なお、レイヤ1のフォーカスエラー信号の
レイヤ0側に不要光成分が存在するときに、レイヤ1か
らレイヤ0にレイヤジャンプする場合にも本発明を適用
することができる。この場合は、不要光成分はLo方向
に生じるため、例えば、Hコンパレートレベルを基準に
時間Tを測定し、この時間Tに基づいて、Lc信号をマ
スクするようにすればよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】また、時間Tのばらつきが少ないようであ
れば、例えば、光ディスク11の再生の最初に、時間T
を測定し、その再生においては、最初に測定した時間T
を基準にマスク時間を設定するようにしてもよい。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多層記録光ディスクの記録層に対する対物
    レンズの焦点ずれに対応したフォーカスエラー信号に基
    づいて、対物レンズのフォーカス方向の移動を制御する
    対物レンズ移動制御方法において、 対物レンズから出射されるレーザ光を集光すべき記録層
    の移動要求があると、 対物レンズの、レーザ光を集光すべき記録層方向への移
    動を開始させ、 前記対物レンズの移動速度に対応した時間Tを計測し、 フォーカスエラー信号が、あらかじめ定められた第1の
    基準レベルを超えたのち下回った時点から、前記時間T
    にあらかじめ定められた係数αを乗じた時間Tα経過後
    であって、フォーカスエラー信号が、あらかじめ定めら
    れた第2の基準レベルを超えた時点以降に前記対物レン
    ズの制動を開始することを特徴とする対物レンズ移動制
    御方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の対物レンズ移動制御方法
    であって、 前記時間Tは、フォーカスエラー信号が、前記第1の基
    準レベルを超えてから下回るまでの時間であることを特
    徴とする対物レンズ移動制御方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の対物レンズ移動
    制御方法であって、 前記対物レンズの制動を終了させた後に、レーザ光を集
    光すべき記録層へのフォーカス引き込みを行うことを特
    徴とする対物レンズ移動制御方法。
  4. 【請求項4】多層記録光ディスクの記録層に対する対物
    レンズの焦点ずれに対応したフォーカスエラー信号に基
    づいて、対物レンズのフォーカス方向の移動を制御する
    対物レンズ移動制御装置において、 対物レンズから出射されるレーザ光を集光すべき記録層
    の移動要求があると、 対物レンズの、レーザ光を集光すべき記録層方向への移
    動を開始させ、 前記対物レンズの移動速度に対応した時間Tを計測し、 フォーカスエラー信号が、あらかじめ定められた第1の
    基準レベルを超えたのち下回った時点から、前記時間T
    にあらかじめ定められた係数αを乗じた時間Tα経過後
    であって、フォーカスエラー信号が、あらかじめ定めら
    れた第2の基準レベルを超えた時点以降に前記対物レン
    ズの制動を開始することを特徴とする対物レンズ移動制
    御装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の対物レンズ移動制御装置
    であって、 前記時間Tは、フォーカスエラー信号が、前記第1の基
    準レベルを超えてから下回るまでの時間であることを特
    徴とする対物レンズ移動制御装置。
  6. 【請求項6】請求項4または5に記載の対物レンズ移動
    制御装置であって、 レーザ光を集光すべき記録層に前記対物レンズの焦点を
    引き込むフォーカス引き込み手段をさらに備え、 前記対物レンズの制動を終了させた後に、レーザ光を集
    光すべき記録層へのフォーカス引き込みを行うことを特
    徴とする対物レンズ移動制御装置。
  7. 【請求項7】請求項4、5および6のいずれか一項に記
    載の対物レンズ移動制御装置を備えたことを特徴とする
    光ディスク駆動装置。
  8. 【請求項8】多層記録光ディスクの記録層に対する対物
    レンズの焦点ずれに対応したフォーカスエラー信号に基
    づいて、対物レンズのフォーカス方向の移動を制御する
    対物レンズ移動制御装置において実行可能なプログラム
    であって、 対物レンズから出射されるレーザ光を集光すべき記録層
    の移動要求を受け付けると、対物レンズの、レーザ光を
    集光すべき記録層方向への移動を開始させる処理と、 前記対物レンズの移動速度に対応した時間Tを計測する
    処理と、 フォーカスエラー信号が、あらかじめ定められた第1の
    基準レベルを超えたのち下回った時点から、前記時間T
    にあらかじめ定められた係数αを乗じた時間Tα経過後
    であって、フォーカスエラー信号が、あらかじめ定めら
    れた第2の基準レベルを超えた時点以降に前記対物レン
    ズの制動を開始する処理とを対物レンズ移動制御装置に
    実行させることを特徴とするプログラム。
  9. 【請求項9】請求項8に記載のプログラムを記録した記
    録媒体。
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