JPH1139663A - 多層光記録媒体用フォーカス制御装置 - Google Patents

多層光記録媒体用フォーカス制御装置

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JPH1139663A
JPH1139663A JP18953297A JP18953297A JPH1139663A JP H1139663 A JPH1139663 A JP H1139663A JP 18953297 A JP18953297 A JP 18953297A JP 18953297 A JP18953297 A JP 18953297A JP H1139663 A JPH1139663 A JP H1139663A
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仁志 山崎
Hideaki Watahana
英章 渡花
Takeshi Sato
健 佐藤
Koji Suzuki
孝司 鈴木
Shinichi Naohara
真一 猶原
Norio Matsuda
則夫 松田
Motoi Kimura
基 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多層光記録媒体にてフォーカスジャンプを適
切に行なうことができる多層光記録媒体用フォーカス制
御装置を提供する。 【解決手段】 装填された多層光記録媒体についての駆
動信号条件を既に設定しているか否かを判定し、駆動信
号条件が設定されている場合には、その設定されている
駆動信号条件にて読取光の合焦位置を移動させる。具体
的には、駆動信号として読取光の合焦位置の移動を開始
させる加速信号と読取光の合焦位置の移動を減速させる
制動信号とを生成し、その加速信号及び制動信号を所定
の信号条件にしてフォーカスジャンプ動作を行ない、そ
のときのフォーカスエラー信号のレベル変化に応じて層
間距離パラメータを検出して保持し、その層間距離パラ
メータに応じて加速信号及び制動信号の各信号条件を設
定し、信号条件が設定された後は再生装置に装填された
記録媒体が同一である限り加速信号及び制動信号を設定
された信号条件にしてフォーカスジャンプ動作を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層光記録媒体を再生
する再生装置に備えられたフォーカス制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ディスクの記録密度を高くするためにデ
ィスク表面に垂直な方向に情報を多重する方法がある。
多層光ディスクはそのような垂直方向への情報多重化記
録を可能にするものであり、例えば、2層光ディスクの
場合には、図1に示すように第1層と第2層とがスペー
サ領域を挟んで形成され、ディスクの光照射面に近い第
1層の反射層を半透明膜として、第2層へ光が到達する
ように形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような多層光ディ
スクの再生(プレイ)においては、記録情報を読み取る
べき層を切り換える際にはフォーカス制御装置によりフ
ォーカスを次の読取層に直ちに合わせる必要がある。図
1を例に取ると、第1層の記録情報の読取中に第2層の
記録情報の読取に切り換えるために、ピックアップの対
物レンズによる合焦位置を層間移動させ、第2層にフォ
ーカスサーボをかけるといった従来のコンパクトディス
クのフォーカスの制御にない新たなフォーカスの制御が
必要となってくる。
【0004】更に、多層構造の光ディスクにおいては、
読み取るべき層の変更に伴いピックアップを移動する際
に、層間のばらつきに対応する必要がでてくる。例え
ば、DVDの場合に、層間距離のばらつきは55μm±
15μmである。図1を例にすると、第1層と第2層と
の層間の距離が標準値からばらつくことは避けられない
ので、この層間のばらつきを考慮してピックアップの対
物レンズを移動させないと、常に入射光を読取層に収束
させるフォーカスサーボがかからないといった問題が生
じ、最悪の場合、ピックアップの対物レンズが光ディス
クに接触して双方が損傷することになる。
【0005】また、図1に示したように、第1層からの
読取中に第2層に対する読取に切り換える場合と、第2
層からの読取中に第1層に対する読取に切り換える場合
とでは、対物レンズに加わる重力加速度Gの方向と対物
レンズの移動方向とが同一方向又は逆方向になる場合が
あり、例え層間距離が同じでも対物レンズを適切に移動
させる駆動力は、この重力加速度を考慮して設定する必
要がある。
【0006】更に、図2に示すように、A,B両面に情
報を記録した層を有し、各々の層がA面ではA1とA2
からなり、B面ではB1とB2からなる多層光ディスクを
再生する場合、ディスクを反転しないでピックアップを
反転して各層を読み取る場合が考えられる。この時、ピ
ックアップの対物レンズに作用する重力加速度Gは、ピ
ックアップの反転に伴い、相対的に逆方向から作用する
ことになるので、このような場合には、ピックアップの
反転動作に応じた対物レンズ駆動力の設定が必要とな
る。
【0007】そこで、本発明の目的は、多層光記録媒体
にてフォーカスジャンプを適切に行なうことができる多
層光記録媒体用フォーカス制御装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の多層光記録媒体
用フォーカス制御装置は、装填された多層光記録媒体の
一方の層におけるフォーカスサーボを一旦解除し、目標
とする他の層に読取光の合焦位置を移動させ、他の層に
てフォーカスサーボを再開するフォーカスジャンプ制御
をなす多層光記録媒体用フォーカス制御装置であって、
装填された多層光記録媒体についての駆動信号条件を既
に設定しているか否かを判定し、駆動信号条件が設定さ
れている場合には、その設定されている駆動信号条件に
て前記読取光の合焦位置を移動させることを特徴として
いる。
【0009】また、本発明の多層光記録媒体用フォーカ
ス制御装置は、表面に対して垂直な方向に形成された少
なくとも2つの層の各々に情報記録面を有する記録媒体
を再生する再生装置において装填された記録媒体に読取
光を照射するとともに、読取光による記録媒体からの戻
り光に基づいて生成されるフォーカスエラー信号に基づ
き少なくとも2つの層のいずれか一方の層の記録面から
他方の層の記録面へ読取光の合焦位置を移動させるフォ
ーカスジャンプ動作を行なうためにフォーカスアクチュ
エータの駆動信号として読取光の合焦位置の移動を開始
させる加速信号と読取光の合焦位置の移動を減速させる
制動信号とを生成するフォーカス制御装置であって、加
速信号及び制動信号を予め定められた信号条件にしてフ
ォーカスジャンプ動作を行ない、そのときのフォーカス
エラー信号のレベル変化に応じて一方の層の記録面と他
方の層の記録面との間の距離を示す層間距離パラメータ
を検出して保持する検出保持手段と、検出保持手段によ
って保持された層間距離パラメータに応じて加速信号及
び制動信号の各信号条件を設定する設定手段と、設定手
段によって信号条件が設定された後は再生装置に装填さ
れた記録媒体が同一である限り加速信号及び制動信号を
設定手段によって設定された信号条件にしてフォーカス
ジャンプ動作を制御する手段と、を備えたことを特徴と
している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しつつ詳細に説明する。図3は、本発明の一実施例の
フォーカス制御装置を用いた2層光ディスクプレーヤの
概略構成を示している。この図3において、プレーヤに
装填(セット)されたディスク1は、図1に示した2層
光ディスクであり、スピンドルモータ2によって回転駆
動されると共に、ピックアップ3から発せられた読取光
が照射される。この読取光は、ディスク1の保護層を介
して第1層又は第2層の記録面(反射面)に達するとと
もに、その記録面に形成されたピット等の記録情報を担
ういわゆる記録マークにより変調を受け、当該記録面か
らの反射光となってピックアップ3に戻る。
【0011】ピックアップ3は、読取光を発するだけで
なく、ディスク1からの反射光を受光してその反射光の
光量及び/または状態に応じた種々の電気信号を発生す
る光電変換を行う。ピックアップ3により発せられた電
気信号のうち、主としてディスク1の記録情報に応じた
信号成分を有する読取信号(いわゆるRF信号(Radio
Frequency ))は、RFアンプ4によって増幅された
後、図示せぬ読取信号処理系へ伝送される。読取信号処
理系は、RF信号から最終的な音声若しくは映像信号ま
たはコンピュータデータ信号を再生し、このような再生
信号を例えばプレーヤ外部へと導出する。
【0012】フォーカスエラー生成回路5は、ピックア
ップ3により発せられた他の電気信号に基づいて、読取
光の記録面に対するフォーカスエラー信号FEを生成す
る。ピックアップ3により発せられたさらに他の電気信
号は、図示せぬトラッキングサーボ系へ供給される。ト
ラッキングサーボ系においては、かかる電気信号に基づ
いてトラッキングエラー信号が生成され、このトラッキ
ングエラー信号に応じて読取光の照射位置がディスクの
記録トラック中心に一致するよう制御される。
【0013】フォーカスエラー信号を生成する態様の一
例を挙げれば、ピックアップ3の受光系としてディスク
からの反射光を円筒レンズに透過させて該反射光に非点
収差を与え、その透過後の反射光を4分割フォトディテ
クタにて受光する構成がある。4分割フォトディテクタ
の受光面は、その受光中心において直交する2つの直線
により区分けされた4つの受光部を有し、受光した反射
光がディスクの記録面に対する読取光の合焦状態に応じ
て受光面での形状及び強度を変えることに基づき、当該
受光中心に関し点対称に位置する受光部の光電変換信号
同士を加算し、これにより得られる2つの加算信号の差
に応じた信号をフォーカスエラー信号として出力するの
である。
【0014】読取信号を生成する態様の一例において
は、上記4分割フォトディテクタを利用した場合に、全
ての受光部の光電変換信号の和から導くことができる
が、他のディテクタから得るようにしても良い。フォー
カスエラー信号は、図4に示すように第1及び第2層の
各層においてピックアップ3の対物レンズとの相対距離
が基準値にあるときにゼロレベルの出力となり、基準値
からの変位に応じて出力レベルが連続的に変化するS字
状の特性を持つと共に、隣接する第1層と第2層との層
間においては、各層のフォーカスエラー信号の極性は逆
極性となっている。また、その層間の中央においては、
フォーカスエラー信号が得られない不定領域が生ずる。
【0015】トラッキングエラー信号の生成法には、3
ビーム法もあるが、単一の光ビームによってトラッキン
グエラーを得る場合、位相差法やプッシュプル法と呼ば
れる手法もある。また、ピックアップ3には、光源から
発射された読取光をディスク1に照射する対物レンズを
その光軸方向に移動させるためのフォーカスアクチュエ
ータ30が内蔵されている。フォーカスアクチュエータ
30は、後述する駆動信号のレベル及び極性に応じて対
物レンズをディスク1の表面に垂直な方向に変位せしめ
る。
【0016】フォーカスエラー生成回路5の出力にはゼ
ロクロス検出回路6及びイコライザ7が接続されてい
る。ゼロクロス検出回路6は、フォーカスエラー生成回
路5から出力されるフォーカスエラー信号FEのレベル
がゼロレベルに近い2つの閾値±VTHを通過したことを
検出し、その検出結果に応じたゼロクロス検出信号FZ
Cを発生し、マイクロコンピュータ8へ供給する。イコ
ライザ7は、供給されたフォーカスエラー信号FEに波
形等化の処理を施し、その等化されたフォーカスエラー
信号をホールド回路9を介して加算器10に供給する。
【0017】ホールド回路9は切換スイッチ11a、オ
ンオフスイッチ11b及びコンデンサ12とを有してい
る。コンデンサ12にはオンオフスイッチ11bのオン
時にイコライザ7の出力信号がオンオフスイッチ11b
を介して供給されて蓄積されるようになっている。オン
オフスイッチ11bはトランジスタ等の一方向性のスイ
ッチ素子であり、コンデンサ12からオンオフスイッチ
11bを介して電流が流れることはない。切換スイッチ
11aはイコライザ7の出力信号とコンデンサ12の蓄
積電圧とのいずれか一方を選択的に加算器10に出力す
る。フォーカスサーボ時にはマイクロコンピュータ8に
よって切換スイッチ11aはイコライザ7側に切り換え
られ、オンオフスイッチ11bはオンにされている。
【0018】マイクロコンピュータ8は、ゼロクロス検
出信号FZCに基づき、フォーカスアクチュエータ30
を加速させて所定方向に変位させるためのキックパルス
FKP及びこのキックパルスによって変位途中にあるフ
ォーカスアクチュエータ30を減速させて該所定方向へ
の変位を停止させるためのブレーキパルスFBP並びに
サーボオープン指令信号SOを発生する。パルスFKP
及びFBPの双方はジャンプパルス生成回路13に、サ
ーボオープン指令信号SOは切換スイッチ11a及びオ
ンオフスイッチ11bの各制御入力端に供給される。
【0019】マイクロコンピュータ8にはROM14及
びRAM15が接続されている。ROM14には参照テ
ーブルが予め書き込まれている。参照テーブルは図5に
示すように、層間距離Tに対応したキックパルス幅、ブ
レーキパルス幅、及び波高値を示す。RAM15にはマ
イクロコンピュータ8の処理中のデータが書き込まれ
る。
【0020】ジャンプパルス生成回路13は、マイクロ
コンピュータ8からのパルス発生指令信号及びパルス発
生停止指令信号に応じてキックパルスKP及びブレーキ
パルスBPからなるジャンプパルスを生成すると共にそ
のキックパルスKP及びブレーキパルスBPには対応す
る極性を与える。ジャンプパルス生成回路13の出力に
はレベル調整回路16が接続されている。レベル調整回
路16はマイクロコンピュータ8から供給される波高値
データに応じてキックパルスKP及びブレーキパルスB
Pの波高値を調整し、調整後のパルスを加算器10に供
給する。
【0021】加算器10は、ホールド回路9からの信号
とレベル調整回路16を経たジャンプパルスとを加算
し、その加算出力をドライバアンプ17に供給する。ド
ライバアンプ17は、加算器10の出力に応じた駆動信
号を発生し、フォーカスアクチュエータ30に供給す
る。マイクロコンピュータ8は、操作部18から、読取
光の合焦位置を他層の記録面へと移動させるためのフォ
ーカスジャンプ指令信号を受信すると、図6及び図7に
示すフォーカスジャンプ動作を開始する。このフォーカ
スジャンプ動作では合焦位置をディスク1の第1層の記
録面から第2層の記録面に移動させるとする。
【0022】マイクロコンピュータ8は、先ずフォーカ
スジャンプが現在のディスク1で初めてか否かを判別す
る(ステップS1)。これは再生装置へのディスク1の
装填によりリセットされ、フォーカスジャンプの実行後
セットされるフラグを用いることにより判別することが
できる。フォーカスジャンプが現在のディスク1で初め
ての場合には、図8(c)に示すようにサーボオープン
指令信号SOを発生する(ステップS2)。サーボオー
プン指令信号SOはホールド回路9の切換スイッチ11
aをイコライザ7側からコンデンサ12側に切り換えさ
せ、更に、オンオフスイッチ11bをオフ状態にせしめ
る。その結果、ホールド回路9のコンデンサ12の蓄積
レベル、すなわちオフ直前におけるフォーカスエラー信
号レベルが保持されて切換スイッチ11aを介して加算
器10に出力される。そして、マイクロコンピュータ8
はキックパルス発生指令信号を生成する(ステップS
3)。キックパルス発生指令信号に応じてジャンプパル
ス生成回路13は図8(d)に示すようにキックパルス
を発生する。キックパルスはレベル調整回路16を介し
て加算器10に供給される。このとき、レベル調整回路
16のレベルは初期状態に固定される。加算器10は、
ジャンプパルスが示す正極性の高レベルとホールド回路
9から出力された保持レベルとを足し合わせたレベルの
加算出力をなし、この加算出力に応じた駆動信号FDが
ドライバアンプ17からフォーカスアクチュエータ30
へと供給される。従ってキックパルスの発生期間におい
て、アクチュエータ30は、読取光の合焦位置が新たに
目標とする記録面へ移動する方向に強制的に加速せしめ
られる。これに伴い、それまでほぼゼロレベルであった
フォーカスエラー信号レベルは、読取光の合焦位置が追
従していた記録面から離れるにつれ、図8(a)に示す
ように、負のレベルで大きくなり、負の最大値を経た後
に再びゼロレベルに戻る谷形の変化を呈することとな
る。
【0023】ゼロクロス検出回路6から出力されるゼロ
クロス検出信号FZCは、図8(b)に示すように、フ
ォーカスエラー信号FEのレベルがゼロレベルから負側
に離れて閾値−VTHを通過したとき立ち下がり、その
後、ゼロレベルに戻る直前に閾値−VTHを通過したとき
る立ち上がる。マイクロコンピュータ8はステップS3
の実行後、ゼロクロス検出信号FZCが立ち上がったか
否かを判別する(ステップS4)。ゼロクロス検出信号
FZCが立ち上がったならば、キックパルス発生停止指
令信号を生成する(ステップS5)。キックパルス発生
停止指令信号に応じてジャンプパルス生成回路13はキ
ックパルスの発生を停止する。また、マイクロコンピュ
ータ8は層間距離に対応する時間計測を開始するために
タイマを作動させる(ステップS6)。このタイマはマ
イクロコンピュータ8においてクロックパルスを計数す
る動作をなすようにソフトウエアによって形成される。
【0024】キックパルスの発生停止後は、そのキック
パルスによる駆動の慣性モーメントがあるので、フォー
カスアクチュエータ30は、速度を落としつつも読取光
の合焦位置を目標の第2の記録層の記録面へ移動させる
変位を継続する。この移動の際には、フォーカスエラー
信号FEはほぼゼロレベルに戻った後、不定領域に達
し、更に、移動すると、第2層の影響がフォーカスエラ
ー信号FEに及ぶことになる。すなわち、フォーカスエ
ラー信号FEのレベルは第2層の影響により徐々に正側
に大きくなり、正の最大値を経た後に再びゼロレベルに
戻る谷形の変化を呈することとなる。ゼロクロス検出信
号FZCは、図8(b)に示すように、フォーカスエラ
ー信号FEのレベルがゼロレベルから正側に離れて閾値
+VTHを通過したときに立ち下がり、その後、ゼロレベ
ルに戻る直前に閾値+VTHを通過したときに立ち上が
る。
【0025】マイクロコンピュータ8はステップS6の
実行後、ゼロクロス検出信号FZCが立ち下がったか否
かを判別する(ステップS7)。ゼロクロス検出信号F
ZCが立ち下がったならば、ブレーキパルス発生指令信
号を生成し(ステップS8)、更に、タイマの作動を停
止させてタイマの計測時間をTとして保持する(ステッ
プS9)。ブレーキパルス発生指令信号に応じてジャン
プパルス生成回路13は図8(e)に示すように、負極
性のブレーキパルスを発生する。ブレーキパルスはレベ
ル調整回路16を介して加算器10に供給される。この
とき、レベル調整回路16のレベルは初期状態に固定さ
れる。加算器10は、ブレーキパルスが示すこの低レベ
ルとホールド持回路9からの保持レベルとを足し合わせ
たレベルの加算出力をドライバアンプ17に供給する。
これに伴いフォーカスアクチュエータ30には、それま
での読取光合焦位置の目標記録面への移動を停止するた
めの駆動信号FDが供給され、フォーカスアクチュエー
タ30は、その変位速度を徐々に落としていくこととな
る。
【0026】マイクロコンピュータ8はステップS9の
実行後、ゼロクロス検出信号FZCが立ち上がったか否
かを判別する(ステップS10)。ゼロクロス検出信号
FZCが立ち上がったならば、ブレーキパルス発生停止
指令信号を生成する(ステップS11)。ブレーキパル
ス発生停止指令信号に応じてジャンプパルス生成回路1
3はブレーキパルスの発生を停止する。その後、マイク
ロコンピュータ8はサーボクローズ指令信号SCを発生
する(ステップS12)。サーボクローズ指令信号SC
はホールド回路9の切換スイッチ11aをイコライザ7
側に切り換えさせ、更に、オンオフスイッチ11bをオ
ン状態にせしめる。これにより、フォーカスエラー信号
はイコライザ7、そして加算器10を介してドライバア
ンプ17に供給され、フォーカスアクチュエータ30
は、以降、フォーカスエラー信号FEに基づき目標の第
2層の記録面に対して読取光の合焦位置を追従させる定
常のフォーカスサーボ動作を遂行することとなる。
【0027】かくしてフォーカスジャンプ動作が終了
し、マイクロコンピュータ8は、第2層の記録面の記録
情報を例えば、再生するモードに移行する。タイマの計
測時間Tは図8に示したように、フォーカスエラー信号
FEのレベルが負側から正側に上昇して閾値−VTHを通
過した時点から閾値+VTHに達した時点までの時間の長
さである。キックパルスは初期状態として設定した所定
のパルス幅で所定の波高値であるので、計測時間Tとデ
ィスク1の第1層と第2層との層間距離とは対応関係を
有する。よって、計測時間Tから第1層と第2層との層
間距離を推定することができる。一方、層間距離が分か
ると、フォーカスジャンプ動作時に一方の層の記録面か
ら他方の層の記録面に読取光の合焦位置を適切にジャン
プさせるためにキックパルスのパルス幅、ブレーキパル
スのパルス幅及びそれらパルスの波高値を設定すること
ができる。
【0028】本装置においては、上記したように、RO
M14には時間Tに対応した適切なキックパルス幅、ブ
レーキパルス幅、及び波高値を示す参照テーブルが書き
込まれており、この参照テーブルを用いて以下に示す同
一ディスクにおける2回目以降のフォーカスジャンプ動
作は行なわれる。マイクロコンピュータ8は、ステップ
S1でフォーカスジャンプが現在のディスク1で初めて
ではないと判別した場合には、図7に示すように、計測
時間Tに対応したキックパルス幅TK、ブレーキパルス
幅TB、及び波高値Lを参照テーブルから選択設定する
(ステップS13)。すなわち、計測時間TがT(4
0)以上でT(50)より小の範囲ならば、TK=α、
TB=α’、L=Aとする。T(40)は層間距離が4
0μmに相当する合焦位置の移動時間であり、T(5
0)は層間距離が50μmに相当する合焦位置の移動時
間である。これは以下に示すT(60)及びT(70)
についても同様である。また、計測時間TがT(50)
以上でT(60)以下の範囲ならば、TK=β、TB=
β’、L=Bとし、計測時間TがT(60)より大でT
(70)以下の範囲ならば、TK=γ、TB=γ’、L
=Cとする。
【0029】マイクロコンピュータ8は、ステップS1
3の実行後、サーボオープン指令信号SOを発生する
(ステップS14)。例えば、図9(c)に示すサーボ
オープン指令信号SOはホールド回路9の切換スイッチ
11aをイコライザ7側からコンデンサ12側に切り換
えさせ、更に、オンオフスイッチ11bをオフ状態にせ
しめ、オフ直前までにホールド回路9のコンデンサ12
に蓄積されたレベルが保持されて加算器10に出力され
る。そして、マイクロコンピュータ8はキックパルス発
生指令信号を生成し(ステップS15)、更に波高値L
を示すレベル信号を生成する(ステップS16)。キッ
クパルス発生指令信号に応じてジャンプパルス生成回路
13はキックパルスKPを発生する。波高値Lを示すレ
ベル信号に応じてレベル調整回路16はキックパルスK
Pのレベルを波高値Lに調整して図9(d)に示すよう
なパルスとして加算器10に供給する。加算器10は、
ジャンプパルスが示す正極性の高レベルとホールド回路
9から出力された保持レベルとを足し合わせたレベルの
加算出力をなし、この加算出力に応じた駆動信号FDが
ドライバアンプ17からフォーカスアクチュエータ30
へと供給される。
【0030】ステップS16の実行後、マイクロコンピ
ュータ8はキックパルス発生指令信号の生成時点から時
間TKが経過したか否かを判別する(ステップS1
7)。時間TKが経過したならば、キックパルス発生停
止指令信号を生成する(ステップS18)。キックパル
ス発生停止指令信号に応じてジャンプパルス生成回路1
3はキックパルスの発生を停止する。
【0031】キックパルスの発生停止後は、そのキック
パルスによる駆動の慣性モーメントがあるので、フォー
カスアクチュエータ30は、速度を落としつつも読取光
の合焦位置を目標の第2の記録層の記録面へ移動させる
変位を継続する。この移動の際には、図9(a)に示す
ようにフォーカスエラー信号FEはほぼゼロレベルに戻
った後、不定領域に達し、更に、移動して第2層の影響
がフォーカスエラー信号FEに及ぶことになる。
【0032】フォーカスエラー信号FEのレベルは第2
層の影響により徐々に正側に大きくなり、正の最大値を
経た後に再びゼロレベルに戻る谷形の変化を呈すること
となる。ゼロクロス検出信号FZCは、図9(b)に示
すようにフォーカスエラー信号FEのレベルがゼロレベ
ルから正側に離れて閾値+VTHを通過したとき立ち下が
るので、マイクロコンピュータ8はこのゼロクロス検出
信号FZCの立ち下がりか否かを判別する(ステップS
19)。ゼロクロス検出信号FZCの立ち下がりを判別
すると、マイクロコンピュータ8はブレーキパルス発生
指令信号を生成し、(ステップS20)、更に波高値L
を示すレベル信号を生成する(ステップS21)。ブレ
ーキパルス発生指令信号に応じてジャンプパルス生成回
路13は負極性のブレーキパルスを発生する。波高値L
を示すレベル信号に応じてレベル調整回路16はブレー
キパルスの負レベルを波高値Lに調整し、図9(e)に
示すようなパルスとして加算器10に供給する。加算器
10は、ブレーキパルスが示すレベルとホールド回路9
からの保持レベルとを足し合わせたレベルの加算出力を
ドライバアンプ17に供給する。これに伴いフォーカス
アクチュエータ30には、それまでの読取光合焦位置の
目標記録面への移動を停止するための駆動信号FDが供
給され、フォーカスアクチュエータ30は、その変位速
度を徐々に落としていくこととなる。
【0033】ステップS21の実行後、マイクロコンピ
ュータ8はブレーキパルス発生指令信号の生成時点から
時間TBが経過したか否かを判別する(ステップS2
2)。時間TBが経過したならば、ブレーキパルス発生
停止指令信号を生成する(ステップS23)。ブレーキ
パルス発生停止指令信号に応じてジャンプパルス生成回
路13はブレーキパルスの発生を停止する。
【0034】マイクロコンピュータ8はブレーキパルス
発生停止指令信号の生成後、ステップS12に進んでサ
ーボクローズ指令信号SCを発生する。サーボクローズ
指令信号SCはホールド回路9の切換スイッチ11aを
イコライザ7側に切り換えさせ、更に、オンオフスイッ
チ11bをオン状態にせしめる。これにより、フォーカ
スエラー信号はイコライザ7、そして加算器10を介し
てドライバアンプ17に供給され、フォーカスアクチュ
エータ30は、以降、フォーカスエラー信号FEに基づ
き第2層の記録面に対して読取光の合焦位置を追従させ
る定常のフォーカスサーボ動作を遂行することとなる。
【0035】現在装填されているディスク1がそのまま
装填されたままであるならば、新たにキックパルス幅、
ブレーキパルス幅及び波高値を求める必要がないので、
その後のフォーカスジャンプ動作ではステップS1の実
行後にステップS13〜S23及びS12が実行される
が、別のディスクと取り替えられたときには、最初のフ
ォーカスジャンプだけはステップS1の実行後にS2〜
S12が実行される。
【0036】なお、上記した実施例においては、2層光
ディスクについて説明したが、これに限らず3層以上の
多層光ディスクを含む他の多層光記録媒体を再生する装
置のフォーカス制御装置に本発明を適用することができ
る。多層光ディスクの複数の層間毎に層間距離に対応す
る合焦位置の移動時間を測定することにより、層間毎の
最適なキックパルス幅、ブレーキパルス幅及び波高値を
設定することができる。
【0037】また、上記した実施例においては、層間距
離のパラメータとして、フォーカスエラー信号FEのレ
ベルが負側から正側に上昇して閾値−VTHを通過した時
点から閾値+VTHに達した時点まで到達する時間の長さ
である時間Tを採用しているが、これに限らない。例え
ば、キックパルスの発生中にフォーカスエラー信号FE
のレベルがゼロレベルから低下して閾値−VTHを通過し
た時点からブレーキパルスの発生を開始又は停止する閾
値+VTHに達した時点まで到達する時間の長さでも良
い。
【0038】更に、ゼロクロス検出回路6はフォーカス
エラー信号FEのレベルがゼロレベルを通過するときを
検出しても良いが、フォーカスエラー信号FEにはノイ
ズ成分等が含まれているのでフォーカスジャンプ動作時
にフォーカスエラー信号FEがゼロレベルを通過すると
きを正確に検出することは難しいので、ゼロレベルから
若干離れた閾値±VTHの通過時点を検出している。
【0039】また、上記した実施例においては、キック
パルス及びブレーキパルスの時間幅TK,TBをマイク
ロコンピュータ8がステップS17,S22のように管
理しているが、ジャンプパルス生成回路13に時間幅T
Kのキックパルス及び時間幅TBのブレーキパルスを生
成するように指令しても良い。また、波高値Lについて
もレベル調整回路16でなくジャンプパルス生成回路1
3が波高値Lのパルスを生成するようにしても良い。
【0040】更に、上記した実施例においては、キック
パルス及びブレーキパルスが共に同一の波高値を有する
ようになっているが、キックパルス及びブレーキパルス
各々で個別に波高値を設定しても良く、勿論、参照テー
ブルも図5に限らず種々の設定をとることができる。な
お、重力加速度の影響をも考慮しようとするならば、図
5に示した参照テーブルをフォーカスジャンプ方向が重
力方向の場合と、重力方向と逆方向の場合とに分けて構
成し、ジャンプする方向に応じて参照テーブルを選択
し、その選択した参照テーブルにて駆動信号条件を設定
することにより、更に適切なフォーカスジャンプの駆動
信号条件でフォーカスジャンプを行なうことができる。
【0041】このように重力方向及び重力方向とは逆方
向の各参照テーブルを備えた場合には、フォーカスジャ
ンプ動作においては、図10に示すように、フォーカス
ジャンプが重力方向にあるときと、フォーカスジャンプ
が重力方向と逆方向にあるときとで個別にフォーカスジ
ャンプが初めてであるかが判別される(ステップS3
1,S32)。その後の動作は上記のように用いられる
参照テーブルが重力方向とその逆方向とは異なる点を除
いて図6及び図7に示したものと同様である。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、第1層の記録面と第2
層の記録面との間の距離である層間距離を示すパラメー
タを検出し、その検出パラメータに基づいてフォーカス
ジャンプ動作を行なうので、多層光記録媒体にてフォー
カスジャンプを適切に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2層光ディスクの断面を示す図である。
【図2】両面2層光ディスクの断面及びピックアップの
動作を示す図である。
【図3】本発明によるフォーカス制御装置の構成を示す
ブロック図である。
【図4】フォーカスエラー信号の不定領域を示す図であ
る。
【図5】参照テーブルを示す図である。
【図6】フォーカスジャンプ動作を示すフローチャート
である。
【図7】図6のフォーカスジャンプ動作の続き部分を示
すフローチャートである。
【図8】フォーカスジャンプ動作を示す波形図である。
【図9】フォーカスジャンプ動作を示す波形図である。
【図10】重力方向を考慮したフォーカスジャンプ動作
の一部を示すフローチャートである。
【主要部分の符号の説明】
1 2層光ディスク 2 スピンドルモータ 3 ピックアップ 4 RFアンプ 5 フォーカスエラー生成回路 6 ゼロクロス検出回路 7 イコライザ 8 マイクロコンピュータ 9 ホールド回路 13 ジャンプパルス生成回路 30 フォーカスアクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 孝司 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1パイ オニア株式会社川越工場内 (72)発明者 猶原 真一 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1パイ オニア株式会社川越工場内 (72)発明者 松田 則夫 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1パイ オニア株式会社川越工場内 (72)発明者 木村 基 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1パイ オニア株式会社川越工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装填された多層光記録媒体の一方の層に
    おけるフォーカスサーボを一旦解除し、目標とする他の
    層に読取光の合焦位置を移動させ、前記他の層にて前記
    フォーカスサーボを再開するフォーカスジャンプ制御を
    なす多層光記録媒体用フォーカス制御装置であって、 前記装填された多層光記録媒体についての駆動信号条件
    を既に設定しているか否かを判定し、前記駆動信号条件
    が設定されている場合には、その設定されている前記駆
    動信号条件にて前記読取光の合焦位置を移動させること
    を特徴とする多層光記録媒体用フォーカス制御装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動信号条件が設定されていない場
    合には、前記一方の層と前記他の層との層間距離を検出
    し、その検出した層間距離に対応する駆動信号条件を設
    定することを特徴とする請求項1記載の多層光記録媒体
    用フォーカス制御装置。
  3. 【請求項3】 複数の層間距離に対応する駆動信号条件
    を保持した参照テーブルを更に備え、 前記検出した層間距離に対応する駆動信号条件を前記参
    照テーブルから選択することを特徴とする請求項1記載
    の多層光記録媒体用フォーカス制御装置。
  4. 【請求項4】 表面に対して垂直な方向に形成された少
    なくとも2つの層の各々に情報記録面を有する記録媒体
    を再生する再生装置において、装填された前記記録媒体
    に読取光を照射するとともに、前記読取光による前記記
    録媒体からの戻り光に基づいて生成されるフォーカスエ
    ラー信号に基づき前記少なくとも2つの層のいずれか一
    方の層の記録面から他方の層の記録面へ前記読取光の合
    焦位置を移動させるフォーカスジャンプ動作を行なうた
    めにフォーカスアクチュエータの駆動信号として前記読
    取光の合焦位置の移動を開始させる加速信号と前記読取
    光の合焦位置の移動を減速させる制動信号とを生成する
    フォーカス制御装置であって、 前記加速信号及び前記制動信号を予め定められた信号条
    件にして前記フォーカスジャンプ動作を行ない、そのと
    きの前記フォーカスエラー信号のレベル変化に応じて前
    記一方の層の記録面と前記他方の層の記録面との間の距
    離を示す層間距離パラメータを検出して保持する検出保
    持手段と、 前記検出保持手段によって保持された前記層間距離パラ
    メータに応じて前記加速信号及び前記制動信号の各信号
    条件を設定する設定手段と、 前記設定手段によって信号条件が設定された後は前記再
    生装置に装填された前記記録媒体が同一である限り前記
    加速信号及び前記制動信号を前記設定手段によって設定
    された信号条件にして前記フォーカスジャンプ動作を制
    御する制御手段と、を備えたことを特徴とする多層光記
    録媒体用フォーカス制御装置。
  5. 【請求項5】 前記設定手段は、前記層間距離パラメー
    タの値に応じて異なる複数の信号条件を示す参照テーブ
    ルを用いて前記加速信号及び前記制動信号の各信号条件
    を設定することを特徴とする請求項4記載の多層光記録
    媒体用フォーカス制御装置。
  6. 【請求項6】 前記加速信号はキックパルスからなり、
    前記制動信号はブレーキパルスからなり、前記信号条件
    は前記キックパルスのパルス幅、前記ブレーキパルスの
    パルス幅及びそれらパルスの波高値であることを特徴と
    する請求項4記載の多層光記録媒体用フォーカス制御装
    置。
  7. 【請求項7】 前記フォーカスジャンプ動作を開始する
    際に前記再生装置に装填された前記記録媒体について最
    初のフォーカスジャンプであるか否かを判別する判別手
    段を含み、前記判別手段によって最初のフォーカスジャ
    ンプであると判別されたときには前記検出保持手段が作
    動し、前記判別手段によって最初のフォーカスジャンプ
    ではないと判別されたときには前記制御手段が作動する
    ことを特徴とする請求項4記載の多層光記録媒体用フォ
    ーカス制御装置。
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