JP2001155380A - 光記録媒体 - Google Patents
光記録媒体Info
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- JP2001155380A JP2001155380A JP2000328607A JP2000328607A JP2001155380A JP 2001155380 A JP2001155380 A JP 2001155380A JP 2000328607 A JP2000328607 A JP 2000328607A JP 2000328607 A JP2000328607 A JP 2000328607A JP 2001155380 A JP2001155380 A JP 2001155380A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 情報を再生する際、反射光や多層の信号面か
らの反射光を読み出さない光記録媒体を提供する。 【解決手段】 ディスク1のサブストレートの表面から
第n番目(nは1以上の整数)の信号面に隣接し、第n
番目から第(n−p)番目(pは1以上の整数)までの
信号面までの距離W(n−p)と、第n番目(nは1以
上の整数)の信号面に隣接し、第n番目から第(n+
m)番目(mは1以上の整数)までの信号面までの距離
をW(n+m)(mは1以上の整数)としたとき、W
(n−p)≠W(n+m)の関係であれば良い。
らの反射光を読み出さない光記録媒体を提供する。 【解決手段】 ディスク1のサブストレートの表面から
第n番目(nは1以上の整数)の信号面に隣接し、第n
番目から第(n−p)番目(pは1以上の整数)までの
信号面までの距離W(n−p)と、第n番目(nは1以
上の整数)の信号面に隣接し、第n番目から第(n+
m)番目(mは1以上の整数)までの信号面までの距離
をW(n+m)(mは1以上の整数)としたとき、W
(n−p)≠W(n+m)の関係であれば良い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(コンパクト
ディスク)、MD(ミニディスク)、レーザディスク、
光磁気ディスク等の板厚が1.2mm厚さのディスク
や、DVD(デジタルビデオディスク)のような板厚が
0.6mmのディスクにかかる光記録媒体に関するもの
で、多層の光カードや、その他の光記録媒体にも適用さ
れるものである。
ディスク)、MD(ミニディスク)、レーザディスク、
光磁気ディスク等の板厚が1.2mm厚さのディスク
や、DVD(デジタルビデオディスク)のような板厚が
0.6mmのディスクにかかる光記録媒体に関するもの
で、多層の光カードや、その他の光記録媒体にも適用さ
れるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、様々な種類の光記録媒体が開発あ
るいは実用化されているが、それらの媒体の基板の厚さ
も様々である。例えば特開平7−65407号公報に
は、光記録媒体に光を収束する対物レンズの収束点を2
つ設けて、2焦点ピックアップで厚みの異なる光記録媒
体に記録再生する技術が開示されている。
るいは実用化されているが、それらの媒体の基板の厚さ
も様々である。例えば特開平7−65407号公報に
は、光記録媒体に光を収束する対物レンズの収束点を2
つ設けて、2焦点ピックアップで厚みの異なる光記録媒
体に記録再生する技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た光記録媒体のうち、複数層の信号面を有するディスク
の場合の層間距離(信号面間距離)がばらつきを含めて
同一であると、例えば5層の信号面を有するディスクの
場合には、1つの焦点を有するピックアップからの照射
光であっても、図5のcで示すように、5層目の信号を
読む場合に、5層目だけに結像すれば良いのであるが、
5層目の他にも、1、3層目にも結像してしまう問題が
あった。
た光記録媒体のうち、複数層の信号面を有するディスク
の場合の層間距離(信号面間距離)がばらつきを含めて
同一であると、例えば5層の信号面を有するディスクの
場合には、1つの焦点を有するピックアップからの照射
光であっても、図5のcで示すように、5層目の信号を
読む場合に、5層目だけに結像すれば良いのであるが、
5層目の他にも、1、3層目にも結像してしまう問題が
あった。
【0004】そこで、本発明は上述した問題点を解消す
るためになされたもので、媒体表面からの反射光や本来
読み出すべきでない層の信号面からの反射光を読み出さ
ずに、本来読み出すべき特定の層の信号面からの反射光
のみを得ることができる光記録媒体を提供することを目
的とする。
るためになされたもので、媒体表面からの反射光や本来
読み出すべきでない層の信号面からの反射光を読み出さ
ずに、本来読み出すべき特定の層の信号面からの反射光
のみを得ることができる光記録媒体を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記の(1)〜(3)の構成になる光記録
媒体を提供する。 (1) 多層の信号面を有する光記録媒体であって、一
の信号面への光の照射により他の信号面で生じた反射光
が更に他の信号面で結像しないように、前記多層の信号
面の各信号面間距離を設定したことを特徴とする光記録
媒体。 (2) 情報が光学的に複数層の信号面に記録再生され
る光記録媒体において、媒体のサブストレートの表面か
ら第n番目(nは1以上の整数)の信号面に隣接し、第
n番目から第(n−p)番目(pは1以上の整数)まで
の信号面までの距離W(n−p)と、第n番目(nは1
以上の整数)の信号面に隣接し、第n番目から第(n+
m)番目(mは1以上の整数)までの信号面までの距離
をW(n+m)(mは1以上の整数)としたとき、 W(n−p)≠W(n+m) であることを特徴とする光記録媒体。 (3) 前記各信号面間の距離は、前記媒体のサブスト
レートの表面から最上層の信号面に向かって徐々に長く
又は短くなっていることを特徴とする請求項1又は請求
項2記載の光記録媒体。
に、本発明は下記の(1)〜(3)の構成になる光記録
媒体を提供する。 (1) 多層の信号面を有する光記録媒体であって、一
の信号面への光の照射により他の信号面で生じた反射光
が更に他の信号面で結像しないように、前記多層の信号
面の各信号面間距離を設定したことを特徴とする光記録
媒体。 (2) 情報が光学的に複数層の信号面に記録再生され
る光記録媒体において、媒体のサブストレートの表面か
ら第n番目(nは1以上の整数)の信号面に隣接し、第
n番目から第(n−p)番目(pは1以上の整数)まで
の信号面までの距離W(n−p)と、第n番目(nは1
以上の整数)の信号面に隣接し、第n番目から第(n+
m)番目(mは1以上の整数)までの信号面までの距離
をW(n+m)(mは1以上の整数)としたとき、 W(n−p)≠W(n+m) であることを特徴とする光記録媒体。 (3) 前記各信号面間の距離は、前記媒体のサブスト
レートの表面から最上層の信号面に向かって徐々に長く
又は短くなっていることを特徴とする請求項1又は請求
項2記載の光記録媒体。
【0006】
【発明の実施の態様】本発明の光記録媒体の実施の形態
を好ましい実施例によって説明する。図1は光ピックア
ップを有する情報記録再生装置としてのDVD、CD共
用プレーヤの概略構成を示すブロック図である。図1に
おいて、光記録媒体としての円盤状のディスク1には内
周から外周に向かって渦巻状に形成されたトラックがあ
り、光ピックアップ2はこのトラックに対してレーザビ
ームスポットを与えることにより、所定の情報が光学的
に再生される。なお、記録機能を有する光ディスク装置
の場合は、記録と再生が行われる。このディスク1は光
ピックアップ2により読み出されて再生された信号に基
づいてプリアンプ3を介してサーボ制御回路4でサーボ
制御を行い、モータドライブ6及びスピンドルモータ7
によりCLV(線速度一定)で回転される。
を好ましい実施例によって説明する。図1は光ピックア
ップを有する情報記録再生装置としてのDVD、CD共
用プレーヤの概略構成を示すブロック図である。図1に
おいて、光記録媒体としての円盤状のディスク1には内
周から外周に向かって渦巻状に形成されたトラックがあ
り、光ピックアップ2はこのトラックに対してレーザビ
ームスポットを与えることにより、所定の情報が光学的
に再生される。なお、記録機能を有する光ディスク装置
の場合は、記録と再生が行われる。このディスク1は光
ピックアップ2により読み出されて再生された信号に基
づいてプリアンプ3を介してサーボ制御回路4でサーボ
制御を行い、モータドライブ6及びスピンドルモータ7
によりCLV(線速度一定)で回転される。
【0007】光ピックアップ2は、記録機能を付加する
場合は図示省略の磁気変調ヘッドと共に光ヘッドを構成
するが、図1の例は再生専用機として説明する。上記光
ヘッド(記録再生機の場合)あるいは光ピックアップ2
のみ(再生専用機の場合)はモータドライブ6によりデ
ィスク1の半径方向に移動可能である。また、ディスク
1に出射するレーザダイオードを有しその反射光に基づ
いて記録された光学的情報を再生するための信号RF1
及びRF2を出力したり、非点収差法の4分割のフォー
カスエラー信号検出用信号A〜Dと3ビーム法の2つの
トラッキングエラー信号検出用信号E、Fを出力する。
これらの信号はプリアンプ3に入力される。
場合は図示省略の磁気変調ヘッドと共に光ヘッドを構成
するが、図1の例は再生専用機として説明する。上記光
ヘッド(記録再生機の場合)あるいは光ピックアップ2
のみ(再生専用機の場合)はモータドライブ6によりデ
ィスク1の半径方向に移動可能である。また、ディスク
1に出射するレーザダイオードを有しその反射光に基づ
いて記録された光学的情報を再生するための信号RF1
及びRF2を出力したり、非点収差法の4分割のフォー
カスエラー信号検出用信号A〜Dと3ビーム法の2つの
トラッキングエラー信号検出用信号E、Fを出力する。
これらの信号はプリアンプ3に入力される。
【0008】図2は前記光ピックアップ2のセンサ部分
ABCDEFIJをそれぞれ四角形で示し、それらに光
スポットが入射している様子を円形で示している。矢印
Yで示す方向はトラックの長手方向であり、矢印Xで示
す方向はトラックの長手方向に垂直なディスク1の半径
方向である。各センサ部分からは光学的に再生した前記
信号A〜F、RF1及びRF2が出力され、光ピックア
ップ2がディスク1のトラックに対してトラッキング及
びフォーカシング制御される際に供せられるとともにE
FM信号の再生に供せられる。
ABCDEFIJをそれぞれ四角形で示し、それらに光
スポットが入射している様子を円形で示している。矢印
Yで示す方向はトラックの長手方向であり、矢印Xで示
す方向はトラックの長手方向に垂直なディスク1の半径
方向である。各センサ部分からは光学的に再生した前記
信号A〜F、RF1及びRF2が出力され、光ピックア
ップ2がディスク1のトラックに対してトラッキング及
びフォーカシング制御される際に供せられるとともにE
FM信号の再生に供せられる。
【0009】プリアンプ3は、前記信号RF1及びRF
2に基づいてEFM信号を得るとともに、前記フォーカ
スエラー信号検出用信号A〜Dに基づいてそれらの和信
号AS(=A+B+C+D)と反射光のスポットのずれ
を検出するためのフォーカスエラー信号FE(=A+B
−C−D)を演算し、また、トラッキングエラー信号検
出用信号E、Fに基づいてトラッキングエラー信号TE
(=F−E)を演算し、サーボ制御回路4及びシステム
コントローラ5に出力する。
2に基づいてEFM信号を得るとともに、前記フォーカ
スエラー信号検出用信号A〜Dに基づいてそれらの和信
号AS(=A+B+C+D)と反射光のスポットのずれ
を検出するためのフォーカスエラー信号FE(=A+B
−C−D)を演算し、また、トラッキングエラー信号検
出用信号E、Fに基づいてトラッキングエラー信号TE
(=F−E)を演算し、サーボ制御回路4及びシステム
コントローラ5に出力する。
【0010】サーボ制御回路4は、再生時にはプリアン
プ3及びシステムコントローラ5からの出力信号に基づ
いてEFM信号を復調してエラー訂正復号化するととも
に、フォーカスエラー信号FEとトラッキングエラー信
号TEに基づいて光ピックアップ2がディスク1のトラ
ックに対してトラッキング及びフォーカシングするよう
にモータドライバ6を介して制御する。
プ3及びシステムコントローラ5からの出力信号に基づ
いてEFM信号を復調してエラー訂正復号化するととも
に、フォーカスエラー信号FEとトラッキングエラー信
号TEに基づいて光ピックアップ2がディスク1のトラ
ックに対してトラッキング及びフォーカシングするよう
にモータドライバ6を介して制御する。
【0011】サーボオン手段としてのシステムコントロ
ーラ5は、プリアンプ3からの各種信号A〜F、フォー
カスエラー信号FEとトラッキングエラー信号TEなど
を取り込むA/D変換器と、光ピックアップ2内のレー
ザダイオードを例えば12ビットのPWM信号に応じた
信号で駆動してレーザダイオードの出力パワーを制御す
るためのPWM部と、ワークエリアなど用のRAMと、
プログラムなど用のROMと、CPU等の図示しない構
成を内蔵し、プリアンプ3から4分割ABCD非点収差
のフォーカスと3ビームEFのトラッキング制御するた
めのエラー信号を得るとともに、光ピックアップ2に対
し2焦点間間隔を設定し、フォーカスサーチ中にディス
クの種類を判別しその判別結果に基づいて所定の反射光
領域にサーボオンし、光ピックアップ2の位置及び速度
の制御指令をサーボ制御回路4に与えてサーボ制御を行
い、再生信号にPLLを追従させEFMのデジタルデー
タのデコードとエラー訂正処理を行う。
ーラ5は、プリアンプ3からの各種信号A〜F、フォー
カスエラー信号FEとトラッキングエラー信号TEなど
を取り込むA/D変換器と、光ピックアップ2内のレー
ザダイオードを例えば12ビットのPWM信号に応じた
信号で駆動してレーザダイオードの出力パワーを制御す
るためのPWM部と、ワークエリアなど用のRAMと、
プログラムなど用のROMと、CPU等の図示しない構
成を内蔵し、プリアンプ3から4分割ABCD非点収差
のフォーカスと3ビームEFのトラッキング制御するた
めのエラー信号を得るとともに、光ピックアップ2に対
し2焦点間間隔を設定し、フォーカスサーチ中にディス
クの種類を判別しその判別結果に基づいて所定の反射光
領域にサーボオンし、光ピックアップ2の位置及び速度
の制御指令をサーボ制御回路4に与えてサーボ制御を行
い、再生信号にPLLを追従させEFMのデジタルデー
タのデコードとエラー訂正処理を行う。
【0012】モータドライバ6は、光ピックアップ2及
びスピンドルモータ7を制御するようになされ、プリア
ンプ3とサーボ制御回路4及びシステムコントローラ5
と共にトラッキング及びフォーカス制御における2つの
位置決め手段としてのサーボ制御手段を構成している。
びスピンドルモータ7を制御するようになされ、プリア
ンプ3とサーボ制御回路4及びシステムコントローラ5
と共にトラッキング及びフォーカス制御における2つの
位置決め手段としてのサーボ制御手段を構成している。
【0013】このように、サーボ系にて、プリアンプ3
〜モータドライバ6により、前記光ピックアップ2のセ
ンサの複数の出力に基づいてトラッキングエラー信号を
生成して帰還し前記光ピックアップ2を前記ディスク1
の半径方向に対して位置決めするトラッキングサーボ手
段と、前記センサの複数の出力に基づいてフォーカスエ
ラー信号を生成して帰還し前記光ピックアップをフォー
カス方向に位置決めするフォーカスサーボ手段と、フォ
ーカスサーチ中に複数の反射光の検出に基づいてディス
クの種類を判別し、その判別結果に基づいて所定の反射
光領域にフォーカスした状態でサーボ制御手段によるサ
ーボ制御をオンとする(サーボオンする)サーボオン制
御手段を構成する。
〜モータドライバ6により、前記光ピックアップ2のセ
ンサの複数の出力に基づいてトラッキングエラー信号を
生成して帰還し前記光ピックアップ2を前記ディスク1
の半径方向に対して位置決めするトラッキングサーボ手
段と、前記センサの複数の出力に基づいてフォーカスエ
ラー信号を生成して帰還し前記光ピックアップをフォー
カス方向に位置決めするフォーカスサーボ手段と、フォ
ーカスサーチ中に複数の反射光の検出に基づいてディス
クの種類を判別し、その判別結果に基づいて所定の反射
光領域にフォーカスした状態でサーボ制御手段によるサ
ーボ制御をオンとする(サーボオンする)サーボオン制
御手段を構成する。
【0014】ここで、フォーカスは、非点収差法による
4分割のABCDセンサのそれぞれの出力をI/V変換
し増幅した出力に基づくA+C−B−Dのフォーカスエ
ラー信号FEを、また、トラッキングは、3ビーム法の
EFセンサのそれぞれの出力をI/V変換し増幅した出
力に基づくE−FのトラッキングエラーTEを、それぞ
れA/D変換し、デジタル的にサーボ処理を行い、出力
をPWMにより出力し、モータドライバ6によりフォー
カスコイルとトラッキングコイルを駆動するフィードバ
ックループからなる。
4分割のABCDセンサのそれぞれの出力をI/V変換
し増幅した出力に基づくA+C−B−Dのフォーカスエ
ラー信号FEを、また、トラッキングは、3ビーム法の
EFセンサのそれぞれの出力をI/V変換し増幅した出
力に基づくE−FのトラッキングエラーTEを、それぞ
れA/D変換し、デジタル的にサーボ処理を行い、出力
をPWMにより出力し、モータドライバ6によりフォー
カスコイルとトラッキングコイルを駆動するフィードバ
ックループからなる。
【0015】この図1に示すブロック構成は、光学式の
記録再生装置に共通するもので、以降の処理方法によっ
て、CD、DVD、MO、MDやPC(相変化型ディス
ク)を用いた記録再生装置などの装置に共通に適用でき
る。例えば、特開平7−65407号公報を参照し、2
焦点の光ピックアップ2で板厚W1、W2の2種類のデ
ィスクを再生するものとし、ディスク1上に光スポット
を形成するための対物レンズの開口数がNA=0.45
のスポットは、板厚W1=1.2mmのCDを再生する
とともに、開口数がNA=0.6のスポットは、板厚W
2=0.6mmのDVDを再生するものとし、2焦点の
焦点間間隔FDを、第1実施例の場合はFD1=0.3
mm、第2実施例の場合はFD2=0.9mmとし、2
焦点間間隔FDの設定について詳細に述べる。
記録再生装置に共通するもので、以降の処理方法によっ
て、CD、DVD、MO、MDやPC(相変化型ディス
ク)を用いた記録再生装置などの装置に共通に適用でき
る。例えば、特開平7−65407号公報を参照し、2
焦点の光ピックアップ2で板厚W1、W2の2種類のデ
ィスクを再生するものとし、ディスク1上に光スポット
を形成するための対物レンズの開口数がNA=0.45
のスポットは、板厚W1=1.2mmのCDを再生する
とともに、開口数がNA=0.6のスポットは、板厚W
2=0.6mmのDVDを再生するものとし、2焦点の
焦点間間隔FDを、第1実施例の場合はFD1=0.3
mm、第2実施例の場合はFD2=0.9mmとし、2
焦点間間隔FDの設定について詳細に述べる。
【0016】図3は光ピックアップ2の図示しないフォ
ーカスコイルに徐々に電流を増加するよう印加して光ピ
ックアップ2を上昇させたときの移動する2焦点の状態
遷移を示すもので、図3のaとbは2焦点の焦点間間隔
がFD1=0.3mmである第1実施例における板厚W
1=1.2mmのディスクの場合と板厚W2=0.6m
mのディスクの場合とを示し、また、図4のcとdは2
焦点の焦点間間隔がFD2=0.9mmである第2実施
例における板厚W1=1.2mmのディスクの場合と板
厚W2=0.6mmのディスクの場合とを示している。
ーカスコイルに徐々に電流を増加するよう印加して光ピ
ックアップ2を上昇させたときの移動する2焦点の状態
遷移を示すもので、図3のaとbは2焦点の焦点間間隔
がFD1=0.3mmである第1実施例における板厚W
1=1.2mmのディスクの場合と板厚W2=0.6m
mのディスクの場合とを示し、また、図4のcとdは2
焦点の焦点間間隔がFD2=0.9mmである第2実施
例における板厚W1=1.2mmのディスクの場合と板
厚W2=0.6mmのディスクの場合とを示している。
【0017】ここで、2焦点間間隔FDは、ディスク表
面と信号面と同時に結像すると、ディスク表面の影響と
して、低周波での変調やオフセットの影響を受けるた
め、厚みと同様にはできない。特に、図3のbで板厚W
2のディスクの表面に結像しないようにするためには、
ディスクの厚さの不均一やディスクの表面付近の状態か
ら、2焦点間間隔FDは、板厚W1=0.6mmの0.
2から0.8倍程度にする必要がある。実施例では0.
3mmとしている。すなわち、式で示すと次のようにな
る。 FD=W1×K(Kは係数で、0.2〜0.8)
面と信号面と同時に結像すると、ディスク表面の影響と
して、低周波での変調やオフセットの影響を受けるた
め、厚みと同様にはできない。特に、図3のbで板厚W
2のディスクの表面に結像しないようにするためには、
ディスクの厚さの不均一やディスクの表面付近の状態か
ら、2焦点間間隔FDは、板厚W1=0.6mmの0.
2から0.8倍程度にする必要がある。実施例では0.
3mmとしている。すなわち、式で示すと次のようにな
る。 FD=W1×K(Kは係数で、0.2〜0.8)
【0018】または、図3のc、dでは、板厚W2上に
は結像せず、板厚W1上に結像するように、FD>W1
(0.6mm)、かつ FD=W1+(W2−W1)×(0.2〜0.8) つまり、板厚W2の厚さの中間位置にする。これを式で
示すと次のようになる。FD=W2×K+W1×(1−
K)となる。なお、ここでは、作図上ディスク中の屈折
率を考慮していない(一般的には屈折率が変化するので
考慮する必要がある)。
は結像せず、板厚W1上に結像するように、FD>W1
(0.6mm)、かつ FD=W1+(W2−W1)×(0.2〜0.8) つまり、板厚W2の厚さの中間位置にする。これを式で
示すと次のようになる。FD=W2×K+W1×(1−
K)となる。なお、ここでは、作図上ディスク中の屈折
率を考慮していない(一般的には屈折率が変化するので
考慮する必要がある)。
【0019】次に、図4は板厚が0.6mmのディスク
が2層の信号面からなり、板厚が1.2mmのディスク
が1層の信号面の場合の2焦点間間隔の設定を説明する
ための図である。なお、この場合では、2層でなるディ
スクの層間距離W3は、複数層でも最大値の層間距離で
ある。この信号面間距離は、例えば50μmとしても、
プラスマイナス10μm程度厚さがばらついたり、製造
方法によっては、例えば2層を張り合わせで接着するよ
うな場合、中心部では、通過率及び屈折率が安定しない
場合があり、2焦点間距離FDを、この信号層間に、デ
ィスク表面と信号面と同時に結像すると、ディスク表面
の影響として、低周波での変調やオフセットの影響を受
けるため、できない。
が2層の信号面からなり、板厚が1.2mmのディスク
が1層の信号面の場合の2焦点間間隔の設定を説明する
ための図である。なお、この場合では、2層でなるディ
スクの層間距離W3は、複数層でも最大値の層間距離で
ある。この信号面間距離は、例えば50μmとしても、
プラスマイナス10μm程度厚さがばらついたり、製造
方法によっては、例えば2層を張り合わせで接着するよ
うな場合、中心部では、通過率及び屈折率が安定しない
場合があり、2焦点間距離FDを、この信号層間に、デ
ィスク表面と信号面と同時に結像すると、ディスク表面
の影響として、低周波での変調やオフセットの影響を受
けるため、できない。
【0020】したがって、板厚W1ディスクの1層目を
再生する図4のaに示すように、先行焦点の2層目の反
射光をW1上に結像させるため、FD>2×W3が必要
であり、図4のbでは、1層目の反射光をW1上に結像
するため、FD+2×W3<W1である必要がある。こ
の状態で、図4のa、b、cの焦点がW1の上の0.2
から0.8の間にあることが望ましい。また、図4の
d、eでも、同様に、FD>W1+2×W3であり、F
D<W2である必要がある。この状態で、図4のd、e
の焦点がW2の上の0.2から0.8の間にあることが
望ましい。
再生する図4のaに示すように、先行焦点の2層目の反
射光をW1上に結像させるため、FD>2×W3が必要
であり、図4のbでは、1層目の反射光をW1上に結像
するため、FD+2×W3<W1である必要がある。こ
の状態で、図4のa、b、cの焦点がW1の上の0.2
から0.8の間にあることが望ましい。また、図4の
d、eでも、同様に、FD>W1+2×W3であり、F
D<W2である必要がある。この状態で、図4のd、e
の焦点がW2の上の0.2から0.8の間にあることが
望ましい。
【0021】すなわち、2層の信号面からなる第1のデ
ィスクのサブストレート(ディスクを構成するポリカー
ボネイト又はガラスなどの透明層)の表面から第1の信
号面までの距離をW1、第1の信号面から第2の信号面
までの最大距離をW3、第2のディスクのサブストレー
トの表面から信号面までの距離をW2(W2>W1)と
したときに、2焦点間間隔FDを、FD<W1−2×W
3、かつFD>2×W3、かつ FD=2×W3+W1×K(Kは0.2〜0.8) 又はFD>W1+2×W3、かつFD<W2、かつ FD=2×W3+W2×K+W1×(1−K) に設定することが望ましい。なお、ここでは、作図上デ
ィスク中の屈折率を考慮していない(一般的には屈折率
が変化するので考慮する必要がある)。また、多層の場
合、図4のaの先行焦点の2層目の反射が1層目に戻っ
たときの反射は、ディスクにて逆方向の反射を低減して
いるので、直接1層目に結像しなければ問題にならな
い。
ィスクのサブストレート(ディスクを構成するポリカー
ボネイト又はガラスなどの透明層)の表面から第1の信
号面までの距離をW1、第1の信号面から第2の信号面
までの最大距離をW3、第2のディスクのサブストレー
トの表面から信号面までの距離をW2(W2>W1)と
したときに、2焦点間間隔FDを、FD<W1−2×W
3、かつFD>2×W3、かつ FD=2×W3+W1×K(Kは0.2〜0.8) 又はFD>W1+2×W3、かつFD<W2、かつ FD=2×W3+W2×K+W1×(1−K) に設定することが望ましい。なお、ここでは、作図上デ
ィスク中の屈折率を考慮していない(一般的には屈折率
が変化するので考慮する必要がある)。また、多層の場
合、図4のaの先行焦点の2層目の反射が1層目に戻っ
たときの反射は、ディスクにて逆方向の反射を低減して
いるので、直接1層目に結像しなければ問題にならな
い。
【0022】次に、図5は複数層の信号面を有するディ
スクの場合の層間距離の設定を説明する図である。多層
のディスクの層間距離で、図5のa、bのように、5層
の信号面を持つ場合、信号面間距離がばらつきの範囲で
同一であると、図5のcで簡単に分かるように、5層目
の信号を読む場合に、5層目だけに結像すれば良いので
あるが、5層目の他にも、4層目の信号面の反射光が3
層目に結像し、3層目の信号面の反射光が1層目に結像
するために、1、3層目に結像してしまい、逆方向の反
射は低減されてはいるが、信号面間距離を50μmとし
ても、10μm程度変動するので、望ましくない。
スクの場合の層間距離の設定を説明する図である。多層
のディスクの層間距離で、図5のa、bのように、5層
の信号面を持つ場合、信号面間距離がばらつきの範囲で
同一であると、図5のcで簡単に分かるように、5層目
の信号を読む場合に、5層目だけに結像すれば良いので
あるが、5層目の他にも、4層目の信号面の反射光が3
層目に結像し、3層目の信号面の反射光が1層目に結像
するために、1、3層目に結像してしまい、逆方向の反
射は低減されてはいるが、信号面間距離を50μmとし
ても、10μm程度変動するので、望ましくない。
【0023】そこで、図5のa、bでは、信号面間距離
を1層ずつ変えて焦点が合わないようにする。この場
合、前記ばらつきを含めて重複しないようにする。一般
的には、ばらつきを含めて全層内で隣接する層間の和が
反対に隣接する層間の和に等しくなければ、焦点が2つ
合うことがない。例えば、図5のa、bで、W4を基準
とした場合、W4≠W3、かつW4≠W3+W2、かつ
W4≠W3+W2+W1とすれば、焦点が合うことはな
い。また、同様に、W3を基準とした場合、W3≠W
2、かつW3≠W2+W1とすれば、焦点が合うことは
ない。さらに、W3+W4を基準とした場合、W3+W
4≠W2、かつW3+W4≠W1+W2とすれば、焦点
が合うことはない。すなわち、ディスクのサブストレー
トの表面から第n番目(nは1以上の整数)の信号面に
隣接し、第n番目から第(n−p)番目(pは1以上の
整数)までの信号面までの距離W(n−p)と、第n番
目(nは1以上の整数)の信号面に隣接し、第n番目か
ら第(n+m)番目(mは1以上の整数)までの信号面
までの距離をW(n+m)(mは1以上の整数)とした
とき、 W(n−p)≠W(n+m) とすればよい。
を1層ずつ変えて焦点が合わないようにする。この場
合、前記ばらつきを含めて重複しないようにする。一般
的には、ばらつきを含めて全層内で隣接する層間の和が
反対に隣接する層間の和に等しくなければ、焦点が2つ
合うことがない。例えば、図5のa、bで、W4を基準
とした場合、W4≠W3、かつW4≠W3+W2、かつ
W4≠W3+W2+W1とすれば、焦点が合うことはな
い。また、同様に、W3を基準とした場合、W3≠W
2、かつW3≠W2+W1とすれば、焦点が合うことは
ない。さらに、W3+W4を基準とした場合、W3+W
4≠W2、かつW3+W4≠W1+W2とすれば、焦点
が合うことはない。すなわち、ディスクのサブストレー
トの表面から第n番目(nは1以上の整数)の信号面に
隣接し、第n番目から第(n−p)番目(pは1以上の
整数)までの信号面までの距離W(n−p)と、第n番
目(nは1以上の整数)の信号面に隣接し、第n番目か
ら第(n+m)番目(mは1以上の整数)までの信号面
までの距離をW(n+m)(mは1以上の整数)とした
とき、 W(n−p)≠W(n+m) とすればよい。
【0024】また、各信号面間の距離は、図5のa又は
bに示すように、サブストレートの表面から最上層の信
号面に向かって徐々に長く又は短くなる関係にする。な
お、図5のa、bのように、信号面間の距離W1、W
2、W3、W4の比を「2,3,4,5」、「5,4,
3,2」、又は「2,3,4,2」や、「1,3,5,
7」等素数の比の関係にすれば、焦点が合うことがな
い。その距離の比として、少なくともばらつきの範囲を
超える距離間の比があればよい。
bに示すように、サブストレートの表面から最上層の信
号面に向かって徐々に長く又は短くなる関係にする。な
お、図5のa、bのように、信号面間の距離W1、W
2、W3、W4の比を「2,3,4,5」、「5,4,
3,2」、又は「2,3,4,2」や、「1,3,5,
7」等素数の比の関係にすれば、焦点が合うことがな
い。その距離の比として、少なくともばらつきの範囲を
超える距離間の比があればよい。
【0025】上記例において、ディスクからの反射光を
受光する複数に分割したセンサを有する光ピックアップ
複数の出力に基づいて、周知のフォーカスサーチ動作を
行うにあたり、フォーカスサーチ中に複数の反射光の検
出に基づいてディスクの種類を判別し、その判別結果に
基づいて所定の反射光領域にフォーカスした状態で光ピ
ックアップをフォーカス方向に位置決めするサーボ制御
手段によるサーボ制御をオンとする(フォーカスサーボ
制御ループを閉ループとする)とすることができる。上
記ディスクの種類の判別は、反射光量信号の少なくとも
2つ以上の時間間隔又は2つ以上の反射光量のレベルを
測定することにより、行うことができる。この判別結果
を用いて所定の反射光領域にフォーカスした状態でサー
ボ制御手段によるサーボ制御をオンとするサーボオン手
段を更に設けることは、図1のシステムコントローラ5
内のマイコンにより容易に実現することができる。
受光する複数に分割したセンサを有する光ピックアップ
複数の出力に基づいて、周知のフォーカスサーチ動作を
行うにあたり、フォーカスサーチ中に複数の反射光の検
出に基づいてディスクの種類を判別し、その判別結果に
基づいて所定の反射光領域にフォーカスした状態で光ピ
ックアップをフォーカス方向に位置決めするサーボ制御
手段によるサーボ制御をオンとする(フォーカスサーボ
制御ループを閉ループとする)とすることができる。上
記ディスクの種類の判別は、反射光量信号の少なくとも
2つ以上の時間間隔又は2つ以上の反射光量のレベルを
測定することにより、行うことができる。この判別結果
を用いて所定の反射光領域にフォーカスした状態でサー
ボ制御手段によるサーボ制御をオンとするサーボオン手
段を更に設けることは、図1のシステムコントローラ5
内のマイコンにより容易に実現することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光記録媒
体によれば、多層ディスクの信号面間距離を1層ずつ変
えて焦点が合わないようにしたので、本来信号面に結像
していない焦点がディスク表面等に結像して問題になる
ことがなく、信号面間の影響を回避することができる。
体によれば、多層ディスクの信号面間距離を1層ずつ変
えて焦点が合わないようにしたので、本来信号面に結像
していない焦点がディスク表面等に結像して問題になる
ことがなく、信号面間の影響を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ピックアップを有する情報再生装置としての
DVD、CD共用プレーヤの概略構成を示すブロック図
である。
DVD、CD共用プレーヤの概略構成を示すブロック図
である。
【図2】図1の光ピックアップ2のセンサ部分ABCD
EFIJをそれぞれ四角形で示し、それらに光スポット
が入射している様子を円形で示す説明図である。
EFIJをそれぞれ四角形で示し、それらに光スポット
が入射している様子を円形で示す説明図である。
【図3】図1の光ピックアップ2の図示しないフォーカ
スコイルに徐々に電流を増加するよう印加して光ピック
アップ2を上昇させたときの移動する2焦点の状態遷移
及び2焦点間間隔の設定を説明する説明図である。
スコイルに徐々に電流を増加するよう印加して光ピック
アップ2を上昇させたときの移動する2焦点の状態遷移
及び2焦点間間隔の設定を説明する説明図である。
【図4】板厚が0.6mmのディスクが2層の信号面か
らなり、板厚が1.2mmのディスクが1層の信号面の
場合の2焦点間間隔の設定を説明するための説明図であ
る。
らなり、板厚が1.2mmのディスクが1層の信号面の
場合の2焦点間間隔の設定を説明するための説明図であ
る。
【図5】本発明の光記録媒体に係るもので、複数層の信
号面からなるディスクの場合の層間距離の設定を説明す
る説明図である。
号面からなるディスクの場合の層間距離の設定を説明す
る説明図である。
1 ディスク(光記録媒体) 2 光ピックアップ 3 プリアンプ 4 サーボ制御回路 5 システムコントローラ 6 モータドライバ 7 スピンドルモータ
Claims (3)
- 【請求項1】 多層の信号面を有する光記録媒体であっ
て、 一の信号面への光の照射により他の信号面で生じた反射
光が更に他の信号面で結像しないように、前記多層の信
号面の各信号面間距離を設定したことを特徴とする光記
録媒体。 - 【請求項2】 情報が光学的に複数層の信号面に記録再
生される光記録媒体において、 媒体のサブストレートの表面から第n番目(nは1以上
の整数)の信号面に隣接し、第n番目から第(n−p)
番目(pは1以上の整数)までの信号面までの距離W
(n−p)と、第n番目(nは1以上の整数)の信号面
に隣接し、第n番目から第(n+m)番目(mは1以上
の整数)までの信号面までの距離をW(n+m)(mは
1以上の整数)としたとき、 W(n−p)≠W(n+m) であることを特徴とする光記録媒体。 - 【請求項3】 前記各信号面間の距離は、前記媒体のサ
ブストレートの表面から最上層の信号面に向かって徐々
に長く又は短くなっていることを特徴とする請求項1又
は請求項2記載の光記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000328607A JP2001155380A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 光記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000328607A JP2001155380A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 光記録媒体 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7214219A Division JPH0944895A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 光ピックアップ、光記録媒体及び情報再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001155380A true JP2001155380A (ja) | 2001-06-08 |
Family
ID=18805437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000328607A Pending JP2001155380A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 光記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2001155380A (ja) |
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-
2000
- 2000-10-27 JP JP2000328607A patent/JP2001155380A/ja active Pending
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