JP2000155955A - フォーカスジャンプ制御方法と光ディスク装置 - Google Patents

フォーカスジャンプ制御方法と光ディスク装置

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JP2000155955A
JP2000155955A JP32766198A JP32766198A JP2000155955A JP 2000155955 A JP2000155955 A JP 2000155955A JP 32766198 A JP32766198 A JP 32766198A JP 32766198 A JP32766198 A JP 32766198A JP 2000155955 A JP2000155955 A JP 2000155955A
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Japan
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focus
pulse
servo
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signal
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JP32766198A
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English (en)
Inventor
Osamu Iwabuchi
修 岩渕
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の記録層を持つ光ディスクを再生する光
ディスク装置において、各記録層間の信号の干渉により
生じるフォーカスエラー信号の擾乱によって、フォーカ
スサーボのパルス出力タイミングがずれてサーボが外れ
る。 【解決手段】 フォーカスジャンプの減速パルスを出し
た後のフォーカスエラー信号を監視して、その値が大き
いときは、フォーカスサーボをONしないで、ある一定
範囲内になるまで待機する。または、減速パルス終了時
点のRFエンベロープ信号が、ある値以上である条件を
満足するまでは、フォーカスサーボONを許可しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVDなどの光デ
ィスク再生装置において、片面から複数の層のデータを
読みとるために、レーザの焦点を層方向に隣接する記録
層間で移動制御するフォーカスジャンプ制御方法および
そのための光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2層ディスクにおけるフォーカスエラー
信号(以下、FE信号)は、おおよそ図11のようにS
字波形が2周期分連なった形で出力される。図11にお
いて、2つのS字の中心であるL0,L1点がそれぞれ
の層の記録面を指す。従来の技術では、フォーカスジャ
ンプする場合の基本的な処理は、フォーカスサーボをO
FFし、加速パルスを加え、中間点付近を検出して減速
パルスを加え、再びフォーカスサーボをONする方法を
取っている。しかし、トラック方向のトラックジャンプ
と異なり、層間距離のばらつきや、それぞれの層のS字
が干渉してきれいな正弦波形にならないなどの問題があ
り、目的の層で速度が0になるような安定したフォーカ
スジャンプができないため。そのため、特公平8−17
1731号公報、特公平9−50630号公報で記載さ
れているような処理を組み込み、安定性を増す対策が取
られている。
【0003】従来のフォーカスジャンプについて、図1
1のL0点からL1点へジャンプする場合のジャンプに
ついて説明する。L0点でフォーカスサーボが掛かって
いる状態から、次のような流れでジャンプ処理がなされ
る。 (1) フォーカスサーボをOFFする。 (2) 加速パルス(V1)をFE信号がLVL2と交差す
るa点まで加える。 (3) 加速パルスをOFFする。 (4) この時の加速パルス時間を計測し、保管しておく。
(T1) (5) FE信号が、LVL1と交差するb点を検出後、加
速パルスの2倍の加速度を出す減速パルスを発生させ
る。 (6) 減速パルスの印加時間はT1/2として、パルス印
加をやめ、サーボONする。
【0004】ブレーキパルスが終了するタイミングで対
物レンズの速度が0になるため、この時にちょうどL1
点に到達していれば、安定なジャンプができる。逆に、
そうなるように、LVL1のレベルを設定する必要があ
る。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】しかしながら、多層の
光ディスクのFE信号は、互いの層の反射光が干渉する
ため、2つのS字の中間点でノイズや信号の擾乱が生
じ、きれいな信号が確保できない。そのため、ブレーキ
パルスを出すタイミングを検出する際に、誤った位置で
ブレーキパルスを出し、誤った位置でフォーカスサーボ
をONすることが発生する。このサーボをONする位置
が、多少目的の位置からずれただけでは、整定が少し不
安定になるだけであるが、S字の傾きが逆になる正帰還
領域までずれると、極性が反転してサーボが外れること
となる。
【0006】この2つのS字間のフォーカスエラー信号
の歪みは、ディスクの基材圧,層間距離によって異なる
特性を持つため、ある場所で正しくジャンプできるブレ
ーキパルス検出レベルを決めても、別の場所では成り立
たないため、一義的に決めることはできない。また、フ
ォーカスジャンプなどでサーボが外れた場合には、対物
レンズがディスクに衝突してディスクに再生不可能なほ
どの傷を作る可能性があり、このような事態を避ける上
でもフォーカスジャンプの確度を高める必要がある。
【0007】本発明は、このようなディスクの局所的な
特性変化やピックアップの特性ばらつきで、FE信号の
2つのS字間に波形の歪みが生じていても、安定にフォ
ーカスジャンプを行うことができる光ディスク装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【発明を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光ディスク装置は、ブレーキパルスを出し
た直後のフォーカスエラー信号のレベルを観測し、その
レベルが、ある一定範囲内に入るまでの間は、フォーカ
スサーボONを許可しないようにしたものである。これ
により、ブレーキパルスが終了した時点で正帰還領域に
存在していても、そこではサーボをONせずに待機し、
制御可能な領域に入るのを検出してからフォーカスサー
ボをONすることにより、安定にフォーカスジャンプを
行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、片面から複数の層のデータを読み取るためにレーザ
の焦点を層方向に隣接する記録層間で移動させる際に、
フォーカスサーボをOFFし、次いでフォーカスアクチ
ュエータに対し加速パルスと減速パルスを加え、その後
にフォーカスサーボをONするフォーカスジャンプ制御
方法において、減速パルス終了時点のフォーカスエラー
信号のレベルが、ある条件を満たすまではサーボONを
許可しないことを特徴とするフォーカスジャンプ制御方
法であり、ディスクの層間干渉により生ずるノイズや擾
乱が大きく、ブレーキパルスを出すタイミングがずれた
としても、正帰還領域でサーボをONすることがなく、
制御可能な負帰還領域になってからサーボをONするた
め、常に安定にフォーカスジャンプ動作を行うことがで
きる。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、フォー
カスジャンプで発生させる加速パルスと減速パルスのそ
れぞれの力積(加速パルス電圧と加速時間の積)に加速
>減速の関係を持たせ、減速パルスを出し終えた直後
に、加速方向に速度を残すようにしたものである。これ
により、ブレーキパルスを出し終えた直後も、進行方向
に対して移動するため、面振れや振動などによって、ジ
ャンプする前にいた層の方向に逆戻りしない(もし、加
速と減速の力積比を同じにすると、減速パルスを出し終
えた後には対物レンズは速度を持たないため、ディスク
の面振れや外部からの振動でどちらの方向に移動するか
は分からない。)。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、ブレー
キパルス後のサーボONを許可する条件を、フォーカス
エラー信号がゼロクロスした後とすることを特徴とする
フォーカスジャンプ制御方法であり、サーボON直後の
フォーカスサーボフィルタが出力する駆動指示が、必
ず、進行方向に対して減速方向に出るため、請求項2の
実施の形態を取ったときに原理的に生じるオーバーシュ
ートに対して有効に働く。
【0012】本発明の請求項4に記載の発明は、片面か
ら複数の層のデータを読み取るためにレーザの焦点を層
方向に隣接する記録層間で移動させる際に、フォーカス
サーボをOFFし、次いでフォーカスアクチュエータに
対し加速パルスと減速パルスを加え、その後にフォーカ
スサーボをONするフォーカスジャンプ制御方法におい
て、減速パルス終了時点のRFエンベロープ信号が、あ
る値以上である条件を満足するまでは、フォーカスサー
ボONを許可しないことを特徴とするフォーカスジャン
プ制御方法であり、ジャンプ中に振動や衝撃などの外乱
が加わり、対物レンズの移動方向が反転したとしても、
元の層にサーボを引き込むことができるため、失敗して
も復帰するまでの時間を大幅に短縮することができる。
【0013】本発明の請求項5に記載の発明は、隣接す
る記録層を移動する際に、フォーカスサーボをOFF
し、次いでフォーカスアクチュエータに対し加速パルス
と減速パルスを加えるフォーカスジャンプ制御方法にお
いて、加速パルスを出力終了してから、目的地でサーボ
をONするまでの間に、フォーカスエラー信号のバラン
スを変化させることを特徴とするフォーカスジャンプ制
御方法であり、2つのS字波形の中心電圧にオフセット
が生じている場合でも、オフセットが生じていない場合
と同ようにジャンプパルスの発生タイミングを正確にと
り、S字の中心付近でサーボを引き込むことができ安定
にジャンプすることが可能である。
【0014】本発明の請求項6に記載の発明は、加速パ
ルス終了後に、ジャンプの進行方向に対してフォーカス
エラー信号の制御可能範囲が広くなるように、フォーカ
スエラー信号のバランスを変化させることを特徴とする
フォーカスジャンプ制御方法であり、進行方向に対して
ジャンプ先のS字の奥側の制御可能範囲が広がるよう
に、積極的フォーカスバランスをずらして、オーバーシ
ュートに対する引き込み性能を向上させることができ
る。
【0015】本発明の請求項7に記載の発明は、複数の
層に情報を記録されている光ディスクを回転させる回転
駆動手段と、光源からの光ビームを収束してディスクの
記録層に焦点を結ばせる対物レンズと、対物レンズを指
令に応じてディスクフォーカス方向に変位させるフォー
カスアクチュエータと、上記光源、対物レンズ、フォー
カスアクチュエータ及びディスクからの反射光を受光す
る検出手段を備えた光ピックアップと、読み取り信号か
らフォーカスエラー信号を生成するフォーカスエラー信
号生成手段と、フォーカスエラー信号に基づき焦点位置
制御を行い駆動指示信号を出力するフォーカス制御手段
と、フォーカス制御手段のからの駆動指示信号によりフ
ォーカスアクチュエータに電流を供給するフォーカス駆
動手段と、ビームの焦点を記録層Xから隣接する記録層
Yへ移動させるため、フォーカス駆動手段に対して加速
パルスと減速パルスを出力するフォーカスジャンプ制御
手段とを備え、減速パルス印加終了時点のフォーカスエ
ラー信号レベルがある条件を満たすまでは、フォーカス
サーボONを許可しないことを特徴とする光ディスク装
置であり、ディスクの層間干渉により生ずるノイズや擾
乱が大きく、ブレーキパルスを出すタイミングがずれた
としても、正帰還領域でサーボをONすることがなく、
制御可能な負帰還領域になってからサーボをONするた
め、常に安定にフォーカスジャンプ動作を行うことがで
きる。
【0016】本発明の請求項8に記載の発明は、加速パ
ルスと減速パルスで発生させる力積(加速電圧×加速時
間)は、加速パルス>減速パルスとすることを特徴とす
る請求項7記載の光ディスク装置であり、減速パルスを
出し終えた後でも、速度が0にならずに進行方向に移動
するため、面振れや振動などの外乱によって、元いた層
に戻りしないようにできる。
【0017】本発明の請求項9に記載の発明は、前記ブ
レーキパルス後のサーボONを許可する条件を、フォー
カスエラー信号がゼロクロスした後とすることを特徴と
するディスク装置あり、サーボON直後のフォーカスサ
ーボフィルタが出力する駆動指示が、必ず、進行方向に
対して減速方向に出るため、請求項2の実施の形態を取
ったときに原理的に生じるオーバーシュートに対して有
効に働く。
【0018】本発明の請求項10に記載の発明は、複数
の層に情報を記録されている光ディスクを回転させる回
転駆動手段と、光源からの光ビームを収束してディスク
の記録層に焦点を結ばせる対物レンズと、対物レンズを
指令に応じてディスクフォーカス方向に変位させるフォ
ーカスアクチュエータと、上記光源、対物レンズ、フォ
ーカスアクチュエータ及びディスクからの反射光を受光
する検出手段を備えた光ピックアップと、読み取り信号
からフォーカスエラー信号を生成するフォーカスエラー
信号生成手段と、フォーカスエラー信号に基づき焦点位
置制御を行い駆動指示信号を出力するフォーカス制御手
段と、フォーカス制御手段のからの駆動指示信号により
フォーカスアクチュエータに電流を供給するフォーカス
駆動手段と、ビームの焦点を記録層Xから隣接する記録
層Yへ移動させるため、フォーカス駆動手段に対して加
速パルスと減速パルスを出力するフォーカスジャンプ制
御手段と、RF信号のエンベロープ信号生成手段を備
え、減速パルス印加終了時点のRFエンベロープ信号
が、ある一定以上であるという条件を満たすまでは、フ
ォーカスサーボONを許可しないことを特徴とする光デ
ィスク装置であり、ジャンプ中に振動や衝撃などの外乱
が加わり、対物レンズの移動方向が反転したとしても、
元の層にサーボを引き込むことができるため、失敗して
も復帰するまでの時間を大幅に短縮することができる。
【0019】本発明の請求項11に記載の発明は、複数
の層に情報を記録されている光ディスクを回転させる回
転駆動手段と、光源からの光ビームを収束してディスク
の記録層に焦点を結ばせる対物レンズと、対物レンズを
指令に応じてディスクフォーカス方向に変位させるフォ
ーカスアクチュエータと、上記光源、対物レンズ、フォ
ーカスアクチュエータ及びディスクからの反射光を受光
する検出手段を備えた光ピックアップと、読み取り信号
からフォーカスエラー信号を生成し、かつ、外部指令に
よりそのフォーカスエラー信号のバランスを可変できる
機能を備えたフォーカスエラー信号生成手段と、フォー
カスエラー信号に基づき焦点位置制御を行い駆動指示信
号を出力するフォーカス制御手段と、フォーカス制御手
段のからの駆動指示信号によりフォーカスアクチュエー
タに電流を供給するフォーカス駆動手段と、ビームの焦
点を記録層Xから隣接する記録層Yへ移動させるため、
フォーカス駆動手段に対して加速パルスと減速パルスを
出力するフォーカスジャンプ制御手段とを備え、レーザ
の焦点を層方向に隣接する記録層間で移動させる際に、
フォーカスサーボをOFFし、次いでフォーカスアクチ
ュエータに対し加速パルスを出力終了してから、目的地
でサーボをONするまでの間に、フォーカスエラー信号
のバランスを変化させることを特徴とする光ディスク装
置であり、2つのS字波形の中心電圧にオフセットが生
じている場合でも、オフセットが生じていない場合と同
ようにジャンプパルスの発生タイミングを正確にとり、
S字の中心付近でサーボを引き込むことができ安定にジ
ャンプすることが可能である。
【0020】本発明の請求項12に記載の発明は、加速
パルス終了後に、ジャンプの進行方向に対してフォーカ
スエラー信号の制御可能範囲が広くなるように、フォー
カスエラー信号のバランスを変化させることを特徴とす
る光ディスク装置であり、進行方向に対してジャンプ先
のS字の奥側の制御可能範囲が広がるように、積極的フ
ォーカスバランスをずらして、オーバーシュートに対す
る引き込み性能を向上させることができる。
【0021】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態について、図面を用いて説明する。図1は本実施の形
態1における光ディスク装置の構成を示すものである。
図1において、1はL0層およびL1層の記録層を有す
る光ディスク、2は光ディスク1を回転させる回転駆動
手段、3は光源からの光ビームを収束してディスクの記
録層に焦点を結ばせる対物レンズ、4は対物レンズ3を
指令に応じてディスクのフォーカス方向に変位させるフ
ォーカスアクチュエータ、5は光ピックアップであり、
光源、対物レンズ3、フォーカスアクチュエータ4およ
びディスク1からの反射光を受光する検出手段を備えて
いる。6は読み取り信号からフォーカスエラー信号を生
成するフォーカスエラー信号生成手段、7はフォーカス
の位置制御やフォーカスジャンプ動作などを行うサーボ
コントローラ、8はサーボコントローラ7からの駆動指
示信号によりフォーカスアクチュエータ4に電流を供給
するフォーカス駆動手段、9は光ピックアップ5をディ
スク1の半径方向に移動させる光ピックアップ移動手段
である。サーボコントローラ7は、その内部に、フォー
カスエラー信号に基づき焦点位置制御を行い、駆動指示
信号を出力するフォーカス制御手段10、記録層L0と
記録層L1を移動するためのジャンプパルスを出力する
ジャンプパルス生成手段11、加速パルスと減速パルス
の加速度と時間を設定するパルス設定RAM12、フォ
ーカスジャンプ動作を制御するフォーカスジャンプ制御
手段13、ジャンプパルス出力後のサーボONして良い
条件を設定するサーボON条件設定RAM14、フォー
カスサーボをON/OFFするスイッチ15、ジャンプ
パルス生成手段13の出力とジャンプパルス生成手段1
1の出力を加算する加算器16を有する。
【0022】次に、本実施の形態1の動作について説明
する。光ディスク1は、回転駆動手段2に装着され、所
定の回転数で回転する。光ディスク1上のデータは、光
ピックアップ5に搭載されているレーザーダイオード
(図示せず)から出力されたレーザー光を光学素子(図
示せず)と対物レンズ3を介して光ディスク1のデータ
面に集光される。光ピックアップ5は、光ピックアップ
移動手段9によって、光ディスク1の半径方向に移動さ
せることができる。光ディスク1からのレーザ反射光
は、データ面の凸凹の情報を持って光ピックアップ5上
のフォトディテクタ(図示せず)に集光される。フォト
ディテクタに集光されたフォトディテクタに集光された
光を電気信号に変換し、FE信号生成手段6において、
焦点方向の制御を行うための誤差信号であるフォーカス
エラー信号(FE信号)が生成される。FE信号はサー
ボコントローラ7に入力され、データ再生時には、サー
ボコントローラ7内部のフォーカス制御手段10によ
り、FE信号が”0”になるように制御が掛けられ、そ
の出力をフォーカス駆動手段8とフォーカスアクチュエ
ータ4により、対物レンズ3のフォーカス方向の推力に
変換して、フィードバック制御系を構成して対物レンズ
の3の位置制御を行う。
【0023】また、別の記録層へ焦点を移動させる際に
は、サーボコントローラ7内部のフォーカスジャンプ制
御手段13が、スイッチ15をOFFしてフォーカス制
御手段の入力を”0”にするとともに、ジャンプパルス
生成手段11からジャンプパルスを出力させる。ジャン
プパルス生成手段11は、パルス設定RAM12に書か
れているパルスの高さや時間に従ってジャンプパルスを
出力する。このパルス設定RAM12には、ジャンプパ
ルスの力積が加速>減速となるように値が決められてお
り、減速パルスを出し終えた後に、必ず加速パルス方向
に速度が残るようにしてある。また、フォーカスジャン
プ制御手段13は、ジャンプパルスを出し終わった後に
フォーカスエラー信号を監視し、それが、サーボON条
件設定RAM14で設定された範囲に入ったら、スイッ
チ15をONにするように制御する。サーボON条件設
定RAMには、記録層L0から記録層L1に飛ぶ場合
(Upジャンプ)と記録層L1から記録層L0(Dow
nジャンプ)で別々に条件を持っており、ジャンプ着地
点のフォーカスエラー信号がゼロクロスをした後になる
ようにそれぞれ設定されている。
【0024】図2および図3は本実施の形態1における
フォーカスジャンプ動作を示し、図2はフォーカスジャ
ンプ動作中の主要な信号を示し、図3はフォーカスジャ
ンプする際の処理を示したものである。これらを用い
て、フォーカスジャンプ時の処理について説明する。ま
ず、現在サーボが掛かっているL0点でフォーカスサー
ボをOFFし(S1)、パルス設定RAM12に設定さ
れている加速パルス(V1)をフォーカスアクチュエー
タ4に印加する(S2)。加速パルスはFE信号のコン
パレートレベルLVL2を越えるまで出力され、その後
OFFされる。この間の加速パルス印加時間(T1)を
タイマーで計測して保管しておく(S3〜S5)。加速
パルスを停止した後、FE信号がコンパレートレベルL
VL1を越えるのを確認したら(S6)、減速パルスを
フォーカスアクチュエータに印加する(S7)。この時
のパルスは、加速パルスに対して、高さを1.2倍、印
加時間を0.5倍にして、力積(高さ×時間)の比を、
加速:減速=1:0.6となるようにパルス設定RAM
12に設定しておく。減速パルスを時間T1/2印加し
た後(S8)、FE信号がゼロクロスするのを待って
(S9)、条件を満たしたらフォーカスサーボをONす
る(S10)。図2では、減速パルスを出す位置を層間
の干渉によってできたFE信号の擾乱部で減速パルスを
出し始めている図になっているが、この方法を使うこと
で、目的のL1層にジャンプすることができる。
【0025】図4は2層ディスクでのフォーカスエラー
信号と、L0層からL1層にジャンプした場合のフォー
カス駆動波形で、(1)がサーボONする条件を、a
(a>0)より小さくなったとした時の波形で、(2)
がサーボONする条件を、ゼロクロスした後とした時の
波形である。加速パルスと減速パルスで発生させる力積
は、加速>減速としている。2つの場合を比較すると、
(1)の場合は、ゼロクロスする手前でフォーカスサー
ボをONするため、本来は(2)の斜線部Cのように減
速パルスと同じ方向に駆動力が出力されるだけで良いの
に、Aの部分で一度加速されるため、Bの部分の減速部
も大きくならなくてはならず、2重でエネルギーが消費
されることとなる。また、駆動部のダイナミックレンジ
が小さい場合には、Bの部分で充分な力を出力すること
ができずに、サーボの引き込みに失敗する可能性が高い
が、(2)の場合は必要最低限の力でサーボを引き込む
ことができる。
【0026】このように、本実施の形態1によれば、多
層ディスクのそれぞれの層の干渉により生じるS字波形
の中間点に生じるノイズや擾乱が大きくとも、サーボO
N許可条件を設け、ゼロクロス以降とすることにより、
サーボの正帰還領域でのサーボONを回避することがで
きる。また、加速と減速の力積比を加速>減速とするこ
とにより、ジャンプ中に振動やディスクの面振れなどの
外乱が加わっても、ジャンプ元の層に戻ることなく目的
の層へたどり着くことができる。
【0027】(実施の形態2)図5は本発明の実施の形
態2を示すもので、実施の形態1の構成に対して、RF
エンベロープ信号生成手段17が追加され、サーボコン
トローラ7のフォーカス制御手段13で監視できるよう
になっている。実施の形態1では、減速パルス出力終了
後に、FE信号のレベルを監視してゼロクロスしてから
サーボONするのに対して、本実施の形態2では、RF
エンベロープ信号がある一定以上の値になったらサーボ
をONするようにしている。他の構成および動作につい
ては図1で示した実施の形態1と同じなので、重複した
説明は省略する。
【0028】図6は2層ディスクのフォーカスエラー信
号とRFエンベロープ信号の位置関係を示したものであ
り、RFエンベロープ信号のレベルがある一定以上にな
るかを監視することによって、S字波形の極性が反転す
る正帰還領域か否かを判別することができ、その位置で
フォーカスサーボONをさせないようにすることができ
る。
【0029】このように、本実施の形態2によれば、減
速パルスを出力した後のRF信号がある一定レベル以上
であることを確認してからフォーカスサーボをONする
ため、図6で示したFE信号とRFエンベロープ信号の
位置関係から、サーボが掛けられない正帰還領域でサー
ボを掛けなくすることができるため、フォーカスエラー
を監視して行う実施の形態1と同ような効果が得られ
る。更に、ジャンプ中の外乱が大きくて、L0層からL
1層にジャンプするはずが、途中で戻って来たとして
も、L0層のS字の制御可能な範囲でフォーカスサーボ
をONすることができるため、再度フォーカスジャンプ
をすることで、リカバリーが行えるので、時間的には僅
かなロスしか生じなくて済む。もし、この処理を行わず
に正帰還領域でフォーカスサーボONした場合は、フォ
ーカスサーボが外れてしまうため、もう一度、フォーカ
スサーチ動作からやり直さなくてはならず、多大な時間
が掛かってしまう。
【0030】(実施の形態3)図7は本発明の実施の形
態3を示すもので、実施の形態1の構成に対して、フォ
ーカスエラー信号生成手段8を、外部指示によりフォー
カスエラー信号のバランスを可変できるようにし、サー
ボコントローラ7からそのバランス量をコントロールで
きるようにしたものである。図8(a)に示すように、
オフセットが生じたままジャンプさせた場合、ジャンプ
した先のS字バランスがずれているため、ゼロクロス点
にサーボONしようとすると、ちょっとしたオーバーシ
ュートで制御可能範囲を超えてしまい、サーボが外れて
しまう。それに対して図8(b)の場合は、加速パルス
生成後にFEのバランスをずらし、ジャンプ先のS字バ
ランスが上下均等になるようにするため、サーボを安定
に引き込むことができる。他の構成については図1で示
した実施の形態と同じである。
【0031】次に図9と図10を用いて本実施の形態の
動作について説明する。図9はL0層からL1層へフォ
ーカスジャンプした時の主要な信号波形を示し、図10
はフォーカスジャンプする際の処理を示したものであ
る。現在サーボが掛かっているL0点でフォーカスサー
ボをOFFし(S11)、パルス設定RAM12に設定
されている加速パルス(V1)をフォーカスアクチュエ
ータ4に印加する(S12)。加速パルスは、FE信号
のコンパレートレベルLVL2を越えるまで出力され、
その後OFFされる。この間の加速パルス印加時間(T
1)をタイマーで計測して保管しておく(S13〜S1
5)。ここまでは、実施の形態1と同じ処理であるが、
加速パルスを停止した後、FEバランスを変更し、図9
のS字の下側にズラすようにする(S16)。FE信号
がコンパレートレベルLVL1を越えるのを確認したら
(S17)、減速パルスをフォーカスアクチュエータに
印加する(S18)。この時のパルスは、加速パルスに
対して、高さを1.2倍、印加時間を0.5倍にして、
力積(高さ×時間)の比を、加速:減速=1:0.6と
なるようにパルス設定RAM12に設定しておく。減速
パルスを時間T1/2印加した後(S19)、FE信号
がゼロクロスするのを待って(S20)、条件を満たし
たらフォーカスサーボをONする(S21)。その後、
フォーカスサーボが掛かっていることを確認した後(S
22)、FEバランスをL1層で最適な値に変更する
(S23)。
【0032】このように、本実施の形態3によれば、着
地点のゼロクロス以降の制御範囲を一時的に広くするこ
とができ、実施の形態1,2で発生するオーバーシュー
トに対してサーボ外れを抑制することができる。また、
FEバランスを変更するタイミングをジャンプ前に設定
すると、加速パルスの印加時間もそれによって変わって
しまい、各定数を決定するのが複雑となるが、本実施の
形態3では、加速パルスを出力した後にFEバランスを
変更しているため、加速パルスの印加時間に影響を与え
ることが無く、変更するFEバランス量と加速パルスの
力積を独立に設計できるという利点を有する。
【0033】なお、本実施の形態3では、オーバーシュ
ートに対する引き込み性能が上がるという効果を示した
が、図8で示すようなL0層とL1層のS字波形がオフ
セットを持つ場合には、中心から中心にジャンプさせる
ことも容易に実現できる効果を有する。
【0034】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態から明らかな
ように、フォーカスジャンプを行う際に、従来のように
減速パルスを出し終えた後にすぐフォーカスサーボをO
Nさせずに、FE信号のレベルやRF信号のレベルを監
視することにより、正帰還の位置にいないことを擬似的
に確認し、常にサーボが安定に引き込める領域でサーボ
をONさせる。それによって、多層間の干渉によって生
じるノイズや擾乱で、間違った位置で減速パルスを出力
してしまったとしても、サーボが外れることがなく、ジ
ャンプ先の層、またはジャンプする前の層にサーボを引
き込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における光ディスク装置
の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1におけるフォーカスジャ
ンプ動作の波形図
【図3】本発明の実施の形態1におけるフォーカスジャ
ンプ処理のフロー図
【図4】本発明の実施の形態1におけるフォーカスジャ
ンプ動作を他の場合と比較した波形図
【図5】本発明の実施の形態2における光ディスク装置
の構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態2におけるFE信号とRF
エンベロープ信号の関係を示す特性図
【図7】本発明の実施の形態3における光ディスク装置
の構成を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態3におけるフォーカスジャ
ンプ動作を他の場合と比較する波形図
【図9】本発明の実施の形態3におけるフォーカスジャ
ンプ動作の波形図
【図10】本発明の実施の形態3におけるフォーカスジ
ャンプ処理のフロー図
【図11】従来の光ディスク装置におけるフォーカスジ
ャンプ動作の波形図
【符号の説明】 1 光ディスク 2 回転駆動手段 3 対物レンズ 4 フォーカスアクチュエータ 5 光ピックアップ 6 FE信号生成手段 7 サーボコントローラ 8 フォーカス駆動手段 9 光ピックアップ移動手段 10 フォーカス制御手段 11 ジャンプパルス生成手段 12 パルス設定RAM 13 フォーカスジャンプ制御手段 14 サーボON条件設定RAM 15 スイッチ 16 加算器 17 RFエンベロープ信号生成手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面から複数の層のデータを読み取るた
    めにレーザの焦点を層方向に隣接する記録層間で移動さ
    せる際に、フォーカスサーボをOFFし、次いでフォー
    カスアクチュエータに対し加速パルスと減速パルスを加
    え、その後にフォーカスサーボをONするフォーカスジ
    ャンプ制御方法において、減速パルス終了時点のフォー
    カスエラー信号のレベルが、ある条件を満たすまではサ
    ーボONを許可しないことを特徴とするフォーカスジャ
    ンプ制御方法。
  2. 【請求項2】 加速パルスと減速パルスで発生させる力
    積(加速電圧×加速時間)は、加速パルス>減速パルス
    とすることを特徴とする請求項1記載のフォーカスジャ
    ンプ制御方法。
  3. 【請求項3】 ブレーキパルス後のサーボONを許可す
    る条件は、フォーカスエラー信号がゼロクロスした後と
    することを特徴とする請求項1または2記載のフォーカ
    スジャンプ制御方法。
  4. 【請求項4】 片面から複数の層のデータを読み取るた
    めにレーザの焦点を層方向に隣接する記録層間で移動さ
    せる際に、フォーカスサーボをOFFし、次いでフォー
    カスアクチュエータに対し加速パルスと減速パルスを加
    え、その後にフォーカスサーボをONするフォーカスジ
    ャンプ制御方法において、減速パルス終了時点のRFエ
    ンベロープ信号が、ある値以上である条件を満足するま
    では、フォーカスサーボONを許可しないことを特徴と
    するフォーカスジャンプ制御方法。
  5. 【請求項5】 片面から複数の層のデータを読みとるた
    めにレーザの焦点を層方向に隣接する記録層間で移動さ
    せる際に、フォーカスサーボをOFFし、次いでフォー
    カスアクチュエータに対し加速パルスと減速パルスを加
    えるフォーカスジャンプ制御方法において、加速パルス
    を出力終了してから、目的地でサーボをONするまでの
    間に、フォーカスエラー信号のバランスを変化させるこ
    とを特徴とするフォーカスジャンプ制御方法。
  6. 【請求項6】 加速パルス終了後に、ジャンプの進行方
    向に対してフォーカスエラー信号の制御可能範囲が広く
    なるように、フォーカスエラー信号のバランスを変化さ
    せることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載
    のフォーカスジャンプ制御方法。
  7. 【請求項7】 複数の層に情報を記録されている光ディ
    スクを回転させる回転駆動手段と、光源からの光ビーム
    を収束してディスクの記録層に焦点を結ばせる対物レン
    ズと、対物レンズを指令に応じてディスクフォーカス方
    向に変位させるフォーカスアクチュエータと、上記光
    源、対物レンズ、フォーカスアクチュエータ及びディス
    クからの反射光を受光する検出手段を備えた光ピックア
    ップと、読み取り信号からフォーカスエラー信号を生成
    するフォーカスエラー信号生成手段と、フォーカスエラ
    ー信号に基づき焦点位置制御を行い駆動指示信号を出力
    するフォーカス制御手段と、フォーカス制御手段のから
    の駆動指示信号によりフォーカスアクチュエータに電流
    を供給するフォーカス駆動手段と、ビームの焦点を記録
    層Xから隣接する記録層Yへ移動させるため、フォーカ
    ス駆動手段に対して加速パルスと減速パルスを出力する
    フォーカスジャンプ制御手段とを備え、減速パルス印加
    終了時点のフォーカスエラー信号レベルが、ある条件を
    満たすまでは、フォーカスサーボONを許可しないこと
    を特徴とする光ディスク装置。
  8. 【請求項8】 加速パルスと減速パルスで発生させる力
    積(加速電圧×加速時間)は、加速パルス>減速パルス
    とすることを特徴とする請求項7記載の光ディスク装
    置。
  9. 【請求項9】 ブレーキパルス後のサーボONを許可す
    る条件は、フォーカスエラー信号がゼロクロスした後と
    することを特徴とする請求項7または8記載の光ディス
    ク装置。
  10. 【請求項10】 複数の層に情報を記録されている光デ
    ィスクを回転させる回転駆動手段と、光源からの光ビー
    ムを収束してディスクの記録層に焦点を結ばせる対物レ
    ンズと、対物レンズを指令に応じてディスクフォーカス
    方向に変位させるフォーカスアクチュエータと、上記光
    源、対物レンズ、フォーカスアクチュエータ及びディス
    クからの反射光を受光する検出手段を備えた光ピックア
    ップと、読み取り信号からフォーカスエラー信号を生成
    するフォーカスエラー信号生成手段と、フォーカスエラ
    ー信号に基づき焦点位置制御を行い駆動指示信号を出力
    するフォーカス制御手段と、フォーカス制御手段のから
    の駆動指示信号によりフォーカスアクチュエータに電流
    を供給するフォーカス駆動手段と、ビームの焦点を記録
    層Xから隣接する記録層Yへ移動させるため、フォーカ
    ス駆動手段に対して加速パルスと減速パルスを出力する
    フォーカスジャンプ制御手段と、RF信号のエンベロー
    プ信号生成手段を備え、減速パルス印加終了時点のRF
    エンベロープ信号が、ある一定以上であるという条件を
    満たすまでは、フォーカスサーボONを許可しないこと
    を特徴とする光ディスク装置。
  11. 【請求項11】 複数の層に情報を記録されている光デ
    ィスクを回転させる回転駆動手段と、光源からの光ビー
    ムを収束してディスクの記録層に焦点を結ばせる対物レ
    ンズと、対物レンズを指令に応じてディスクフォーカス
    方向に変位させるフォーカスアクチュエータと、上記光
    源、対物レンズ、フォーカスアクチュエータ及びディス
    クからの反射光を受光する検出手段を備えた光ピックア
    ップと、読み取り信号からフォーカスエラー信号を生成
    し、かつ、外部指令によりそのフォーカスエラー信号の
    バランスを可変できる機能を備えたフォーカスエラー信
    号生成手段と、フォーカスエラー信号に基づき焦点位置
    制御を行い駆動指示信号を出力するフォーカス制御手段
    と、フォーカス制御手段のからの駆動指示信号によりフ
    ォーカスアクチュエータに電流を供給するフォーカス駆
    動手段と、ビームの焦点を記録層Xから隣接する記録層
    Yへ移動させるため、フォーカス駆動手段に対して加速
    パルスと減速パルスを出力するフォーカスジャンプ制御
    手段とを備え、レーザの焦点を層方向に隣接する記録層
    間で移動させる際に、フォーカスサーボをOFFし、次
    いでフォーカスアクチュエータに対し加速パルスを出力
    終了してから、目的地でサーボをONするまでの間に、
    フォーカスエラー信号のバランスを変化させることを特
    徴とする光ディスク装置。
  12. 【請求項12】 加速パルス終了後に、ジャンプの進行
    方向に対してフォーカスエラー信号の制御可能範囲が広
    くなるように、フォーカスエラー信号のバランスを変化
    させることを特徴とする請求項7から10のいずれかに
    記載の光ディスク装置。
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