JPH03152726A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH03152726A
JPH03152726A JP1290713A JP29071389A JPH03152726A JP H03152726 A JPH03152726 A JP H03152726A JP 1290713 A JP1290713 A JP 1290713A JP 29071389 A JP29071389 A JP 29071389A JP H03152726 A JPH03152726 A JP H03152726A
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茂知 柳
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] トラックアクチュエータのサーボ制御により光学ヘッド
からの光ビームを目標トラック位置に移動させる光ディ
スク装置のトラックアクセス制御回路に関し、 トラックアクセス終了後のビーム制定を安定化させる制
御を目的とし、 目標トラックにビーム移動させるための標準的なトラッ
キングエラー信号を目標値として予め定め、トラックア
クセス時に発生した目標値とビーム戻り光から作成され
たトラッキングエラー信号との位置偏差を最小とするよ
うにトラックアクチュエータをサーボ制御するように構
成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、トラックアクチュエータのサーボ制御により
光学ヘッドからの光ビームを目標トラ・ツク位置に移動
させる光ディスク装置のトラ・ツクアクセス制御回路に
関する。
光ディスク装置はトラック間隔を数ミクロンオーダに設
定できるために大きな記憶容量が得られ、近年、計算機
システム等の大容量記憶装置として注目されている。
光ディスク装置トラックアクセス制御は、外部からのリ
ードアクセス又はライトアクセスで指定された目標トラ
ック位置に光学ヘッドからの光ビームを速度制御により
移動させるものである。
即ち、トラックサーボをオフした状態で目標速度とトラ
ッキングエラー信号から検出されるビーム移動速度との
速度誤差に基づいてトラックアクチュエータを速度制御
し、更に、トラックアクセス開始時には加速パルス電圧
をアクチュエータに加えて加速制御し、またトラックア
クセス終了時には減速パルス電圧を加えて減速制御して
いる。
この速度制御に使用するビーム移動速度はトラッキング
エラー信号のゼロクロス周期又はゼロクロス時の傾き(
微分値)から検出している。しかし、トラッキングエラ
ー信号のDCオフセットを除くために1トラック置きの
ゼロクロス周期又はゼロクロス時の傾きからビーム移動
速度を検出せざるを得ない。このためビーム移動速度が
遅くなるとビーム移動速度を検出するに必要な単位時間
当りの情報量が減り、ビーム位置制御の位相遅れが顕著
になる。この位相遅れがトラックアクセスを終了して目
標トラックに飛び込だん時(オントラック制御切替時)
の安定性を損い、ビーム制定時間が長くなる。
従って、ビーム速度が遅くとも位相遅れを起こすことな
く安定したビーム位置制御が望まれる。
[従来の技術] 第14図は従来装置の説明図である。
第14図において、スピンドルモータ24により例えば
3600rpmで定速回転される光ディスク10に対し
、光学ヘッド12が径方向にヘッド駆動モータ26によ
り位置決め移動自在に設けられ、光学ヘッド12からの
光ビームの照射により光ディスク10に対する情報のリ
ード/ライトが行われる。
光学ヘッド12内には、光源としての半導体レーザ28
が設けられ、半導体レーザ28からの光をコリメータレ
ンズ30、偏光ビームスプリッタ−32、λ/4板34
を介して対物レンズ36に導き、対物レンズ36でビー
ムスポットに絞り込んで光ディスク10に照射する。光
ディスク10からのビーム反射光は偏光ビームスプリッ
タ32で直角方向に反射され集光レンズを介して4分割
受光器40に入射する。
このような光ディスクス装置においては、光ディスク1
0の半径方向に例えばISO標準の5インチディスクで
はトラックピッチ1.6μmの間隔で多数のトラックが
形成されており、若干の偏心によってもトラック位置は
大きくずれ、また光ディスクのうねりによってビームス
ポットの焦点位置がずれ、これらの位置ずれに1μm以
下のビームスポットを追従させる必要がある。
そこで、光化学ヘッド12の対物レンズ36を上下方向
に移動して焦点位置を調節するフォーカスアクチュエー
タ42と、対物レンズ20をトラックを横切る方向に移
動してトラックにビームを追従させるトラックアクチュ
エータ14とが設けられる。
フォーカスアクチュエータ42はフォーカスサーボ回路
46により制御される。即ち、フォーカスサーボ回路4
6は、4分割受光器40の受光信号から求めたフォーカ
スエラー信号FESが最小となるようにフォーカスアク
チュエータ42を駆動する。
トラックアクチュエータ14は目標トラックにビームを
追従させるトラックサーボ時にはトラックサーボ回路4
8により制御され、一方、新たなアクセスのため任意の
トラックにビームを移動させるトラックアクセス時には
速度制御回路50により速度制御される。
第15図は従来のトラックアクセス制御の説明図であり
、ビームを初期位置Sから目標トラック位置に移動させ
るため、目標速度Vtとビーム移動速度Vとの速度誤差
Veを最小とするようにトラックアクチュエータをフィ
ードバック制御する速度制御が行われる。同時にトラッ
クアクセス開始時に加速電圧+Vaの加速パルスを一定
時間加えることによりトラックアクチュエータを加速制
御して速かに目標速度に到達させ、またトラックアクセ
ス終了時には減速電圧−Vaの減速パルスを一定時間加
えることによりトラックアクチュエータを減速制御し、
ビーム速度を零とした状態で目標トラック位置に到達し
てオントラック制御(位置制御)に飛び込むことができ
るようにしている。
このトラックアクセス制御に必要なビーム移動速度は、
トラッキングエラー信号TBSのゼロクロス周期又はゼ
ロクロス時の信号の傾き(微分値)から理論上は1/2
トラツク毎に検出することができる。しかし、実際の装
置にあっては、トラッキングエラー信号TBSのDCオ
フセットの影響を除くために1/2トラック置きの検出
はできず、1トラツク起きに検出している。
[発明が解決しようとする課題1 しかしながら、このような従来のトラックアクセス制御
におけるビーム移動速度の検出にあっては、ビーム移動
速度が早い時は、トラッキングエラー信号TESのゼロ
クロス間隔が短かくなって単位時間当りに得られる情報
量が多く、安定したビーム位置制御ができるが、ビーム
移動速度が遅くなると単位時間当りの情報量が減り、ビ
ーム位置制御の位相遅れが顕著となる。このためトラッ
クアクセス時のビーム速度の遅い状態、特に速度制御か
ら位置制御(オントラック制御)に切替えて目標トラッ
クへの飛び込みを行なう際のビーム位置制御が正確にで
きず、もともと不安定な目標トラックへの飛び込み動作
が一層不安定となってしまい、目標トラックにビームが
制定してり一ド/ライト可能となるまでの制定時間が長
くなる問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、トラックアクセス終了後のビーム制定を安定化さ
せる光ディスク装置のトラックアクセス制御回路を提供
するこを目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
第1図において、定速回転される媒体1oのトラックに
対し情報の記録再生を行う光ヘッド12が設けられ、光
ヘッド12には光ビームを媒体トラックを横切る方向に
移動させるトラックアクチュエータ14が搭載される。
更に、光学ヘッド12で得られた媒体戻り光の受光出力
に基づいてトラッキングエラー信号TBSを作成するト
ラッキングエラー作成回路16と、目標トラックにビー
ムを移動させるための理想的なトラッキングエラー信号
を予め定め、トラックアクセス時に該トラッキングエラ
ー信号を目標値として発生する目標値発生手段18と、
目標値発生手段18の出力する目標値からトラッキング
エラー信号作成手段16から出力されたトラッキングエ
ラー信号TBSを差し引いて位置偏差を検出する偏差検
出手段20とを備え、位置検出手段20で検出された位
置偏差を最小とするようにトラックアクチュエータ14
をサーボ制御するように構成する。
ここで、目標値発生手段18は、サイクル変化する目標
値が全て同じ極性方向の変化となるように半分サイクル
毎に信号極性を切替えて目標値を発生し、この目標値の
極性切替えに同期してトラッキングエラー信号作成手段
16からのトラッキングエラー信号TBSの極性を切替
える極性切替手段22を設ける。
[作用] このような構成を備えた本発明のトラックアクセス制御
回路によれば、ビーム位置情報としてリアルタイムで検
出されるトラッキングエラー信号をTES目標値に追従
させるようにビームの位置制御が行われるため、ビーム
移動速度が遅くとも十分な情報量が得られているため、
TES目標値に一致するトラッキングエラー信号が得ら
れるような目標トラックに向けたビームの移動制御(位
置制御)が正確に行われ、目標トラックに飛び込んだ際
の位置制御(オントラック制御)を安定に行ってビーム
制定を短時間で果し、結果としてアクセスタイムを短縮
することができる。
[実施例] 第2図は本発明の一実施例を示した実施例構成図である
第2図において、10は光ディスクであり、スピンドル
モータ24により一定速度、例えば36QQrpmで定
速回転される。尚、光ディスク10としては書替可能な
光磁気ディスクを含むものである。
光ディスク10に対しては、光学ヘッド12がVCM2
5により径方向に移動自在に設けられ、ヘッド12には
レーザービームを光ディスク10内にビームスポットと
して絞り込んで結像する対物レンズをトラックを横切る
方向に移動させるトラックアクチュエータ14が搭載さ
れている。トラックアクチュエータ14としては、ガル
バノミラ−を用いたもの、あるいはフォーカス制御のた
めに軸方向及びトラッキング制御のために軸まわりの2
方向に動くことのできる二次元揺動型トラックアクチュ
エータ等が使用される。勿論、光学ヘッド14には光デ
ィスク10からの戻り光を受光する4分割受光器(第1
4図、参照)が搭載されている。
16はトラッキングエラー作成回路であり、光学ヘッド
12に搭載された媒体戻りビームの受光出力を生ずる4
分割受光器からの受光信号を入力し、トラッキングエラ
ー信号TBSを作成する。
第3図はトラッキングエラー作成回路16の回路構成図
である。
第3図において、光学ヘッドに搭載された4分割受光器
40は4つの受光部A、  B、 C,Dを有する。ト
ラッキング作成方法としてファーフィールド法を例にと
るキ、トラッキングエラー作成回路16は差動増幅器7
6の反転入力端子に抵抗R1とR2を介して受光部A、
 Dの加算出力を入力し、また差動増幅器76の非反転
入力端子に抵抗R3,R4を介して受光部BとCの受光
出力を加算して入力し、両者の差としてトラッキングエ
ラー信号TBSを、 TBS= (A+D)+ (B+C) として作成する。
第3図のトラッキングエラー作成回路16より出力され
るトラッキングエラー信号TBSは、ビームスポットを
光ディスク10のトラックを横切る方向に一定速度で移
動させた時、第4図(a)に示すようにトラックピッチ
Tp毎にサイクル変化を繰り返す信号波形となる。従っ
て、第4図(b)に示すようにトラックピッチTpを与
えるゼロクロス周期を検出し、その逆数としてビーム移
動速度を求めることができる。しかし実際には、トラッ
キングエラー信号TESのDCオフセットを除去するた
め1トラツクピツチおきにゼロクロス周期に基づくビー
ム移動速度の検出が行なわれており、ビーム速度が遅い
時の情報量が少なくなる問題がある。この点の問題は本
発明により解決されることになる。
再び第2図を参照するに、トラッキングエラー作成回路
16の出力は制御スイッチ60を介して位相補償回路6
2に与えられる。位相補償回路62はサーボ帯域の高域
部分を持ち上げることで進み位相補償を施す。位相補償
回路62で位相補償が施されたトラッキングエラー信号
TESは、加算器64を介してパワーアンプ66に与え
られ、パワーアンプ66で電流出力に変換されて光学ヘ
ッド12に設けられたトラックアクチュエータ14のト
ラッキングコイルを駆動する。
トラッキングエラー作成回路16、位相保証回路62及
びパワーアンプ66で成るサーボ回路は、光学ヘッド1
2からのビームスポットをトラック上に追従させるトラ
ックサーボ(位置制御あるいはファイン制御)を行なう
サーボ系を構成している。
次にビームスポットを目標トラック位置にアクセス(ジ
ャンプ)させるためのアクセス制御回路を説明する。
このアクセス制御は、第2図の実施例にあってはMPU
100によるプログラム制御で実現されている。MPU
100に対してはトラッキングエラー信号TESがAD
コンバータ、70でデジタル信号に変換して与えられる
。またMPU100に対しては偏差設定用のDAコンバ
ータ72と加速または減速電圧設定用のDAコンバータ
74が設けられる。DAコンバータ74でアナログ信号
に変換された偏差電圧は制御スイッチ60と位相補償回
路62との間に加えられる。またDAコンバータ74で
アナログ電圧に変換された加速電圧または減速電圧は加
算器64により位相補償回路62で位相補償が施された
トラッキングエラー信号TBSに加算される。
更にMPU100には本発明のトラックアクセス制御を
実現するためにテーブル1.テーブル2及びテーブル3
のテーブル情報が格納されており、このテーブル情報を
使用してトラックアクセス制御が行なわれる。
MPU100による本発明のトラックアクセス制御の概
要は次のとおりである。まずMPU100に対し上位コ
ントローラからアクセス指示、即ちビームを移動させる
べき目標トラックが通知されると、まずMPU100は
制御スイッチ60をオフとしてトラッキングエラー信号
TBSに基づくトラックサーボループを切る。
一方、MPU100にはビームスポットを目標トラック
に移動させるための標準的なトラッキングエラー信号が
目標値として予め登録されている。
具体的には加速用のTES目標値、低速用のTBS目標
値及び減速用のTBS目標値の3種類が登録されており
、目標トラックまでのトラック残数、即ちトラックディ
ファレンスに応じた数のサイクル変化をもつTBS目標
値を発生する。このTES目標値に対しADコンバータ
70よりリアルタイムで得られるトラッキングエラー信
号TESが取り込まれており、MPU100内でTES
目標値から実際に得られたトラッキングエラー信号TE
Sを差し引いて位置偏差を求め、この位置偏差データを
DAコンバータ72にセットしてアナログ偏差電圧に変
換し、位相補償回路62で位相補償を施した後、加算器
64及びパワーアンプ66を介してトラックアクチュエ
ータ14をサーボ制御する。DAコンバータ74には第
15図に示したと同様、アクセス開始時に加速データが
セットされ、一定時間加算器64に対し加速電圧+Va
を出力する。またアクセス終了直前の減速時に減速デー
タがセットされ、加算器64に対し減速電圧−Vaを出
力する。中間の定速制御状態においてDAコンバータ7
4の出力電圧は零に固定されている。
更にMPU100で位置偏差を求めるために発生するT
ES目標値のサイクル変化は半サイクル毎に極性を反転
し、常に同じ極性方向の変化となるようにしており、こ
のTBS目標値の極性切替えに伴ってADコンバータ7
0から取り込んだトラッキングエラー信号TESについ
てもTES目標値の極性切替えに同期した極性切替えを
施し、極性切替え後にTBS目標値からトラッキングエ
ラー信号TESを差し引いて位置偏差を求める。
具体的にMPU100で行なわれる処理の信号波形を示
すと第5図に示すようになる。
第5図において、時刻t1でトラックアクセス制御を開
始したとすると、時刻t2のアクセス終了までの間にビ
ームを横切る毎に図示のようにサイクル変化するトラッ
キングエラー信号TESが得られる。
これに対しMPU100内では第5図(C)に示すTE
S目標値を発生しており、TES目標値は常にプラス方
向に上昇する変化となるように、半サイクル毎にマイナ
ス方向に上昇する変化をもつ部分について極性を逆方向
に切り替えてプラス方向の変化となるようにしている。
このTBS目標値の極性切り替えに同期してトラッキン
グエラー信号TESについても第5図(b)に示すよう
に同一方向の変化となるように信号極性を切り替えてい
る。そして第5図(C)に示すTBS目標値から同図(
b)に示すトラッキングエラー信号TESを差し引くこ
とで同図(b)に示す位置偏差信号を求め、この位置偏
差信号を最小とするように、即ちTBS目標値に実際に
得られるトラッキングエラー信号TBSが追従するよう
にビームを移動させるトラックアクチュエータ14のサ
ーボ制御が行なわれる。
次に、MPU100で行なわれる本発明のトラックアク
セス制御を更に詳細に説明する。
第6図(a)はMPU 100に設けられたテーブル1
の説明図であり、同図(b)に示すように光ディスク1
0の1トラツクピツチTpを、例えば256分割し、各
分割位置におけるTBS目標値の電圧値をデジタルデー
タとして格納している。
即ち、テーブル1はアドレスXとしてX=O〜256を
有し、各アドレスX毎に第6図(b)に示す標準的なト
ラッキングエラー信号波形を与える電圧値としてのデー
タT (x)=TO〜T256を格納している。具体的
にはアドレスX=OにはT(0)=TO=Oボルト、1
/4サイクル目のアドレスx=64にはT(641=T
64=+V、半サイクル目のアドレスX = 128に
はデータT(128) :T128=Oボルト、更に3
/4サイクル目のアドレスx=192にはデータT(+
92) =TI92 =−v1最後のアドレスx=25
6にはデータT (+92)=T256 =0を格納し
ている。
第7図は第2図のMPU 100に設けられたテーブル
2の説明図である。
第7図(a)はテーブル2を示したもので、アドレスt
=0〜nにデータDA (1) =DO〜Dnを格納し
ており、更にアドレスt=n+1にデータDA (n+
I) =DAn+1を格納しティる。−このテーブル2
は加速制御に使用される。即ち、第7図(b)に示すよ
うに横軸を時間t1縦軸をビーム移動距離とした場合、
加速開始から20μs毎に区切ってアドレス1=0〜n
を設定し、この時間軸で与えられるアドレスに対し所定
の加速曲線を定め、例えばアドレス4から5までのビー
ム距離の変化DA5をアドレスt=5におけるデータD
A(S)=DA5として登録している。このデータDA
として登録するデータDA5はビーム移動距離そのもの
を登録しているのではな(、第6図(b)に示したよう
に1トラツクピツチTpを256分割した時の長さ、即
ちTp/256を1単位とした数を登録している。例え
ば、DA5=5であれば実際のビーム移動距離は(Tp
/256)X5として与えられる。
このようにテーブル2を構成する理由は、本発明のMP
U100による制御は20μSタイマの割込みで実行さ
れ、制御のトリガが時間情報であることから、これをテ
ーブル2を使用してビームの移動距離情報に変換し、こ
の移動距離が第6図(a)に示したテーブルアドレスX
を示すことから、データx=DA (DA=DAO+D
AI +DA2 +−DAi 、i<n+1)としてテ
ーブル1を参照することでその位置(移動距離)Xにお
けるTES目標値T (x)を取り出すためである。
更に第7図のテーブル2にあっては、加速終了アドレス
t=nに続いてn+1を追加しており、このアドレスt
=n+1は定速制御の開始アドレスとなり、データDA
 (n+1)には定速制御における1アドレス変化毎、
即ち20μs経過時のビーム移動距離D A n+Iが
格納されており、アドレスt=n+1のデータDAn+
I[)=DAn+1は加速制御に続く定速制御で20μ
s毎に繰り返し使用される。
第8図は第2図に示したMPU100のテーブル3の説
明図であり、テーブル3は本発明のトラックアクセス制
御における制御終了時の減速制御に使用される。
第8図(a)に示すテーブル3はアドレスt=0〜mと
データDB(1)=DO〜Dmで構成される。このテー
ブル情報は第8図(b)に示すように横軸を時間、縦軸
をビーム移動距離とした時の標準的な減速曲線に基づい
て定められる。即ち、減速開始から20μs毎の時間間
隔でアドレスt=0〜mを設定し、1つのアドレス変化
、即ち20μsが経過した時のビーム移動距離の変化を
データDBとして登録している。例えばアドレスt4か
ら5に変化した時のビーム移動距離の変化はDB5であ
り、アドレスt=5にはデータDB(5)=DB5が登
録される。このデータDB5も第7図のテーブル2の場
合と同様、実際のビーム移動距離ではなく、第6図(b
)に示した1トラツクピツチTpを256分割した長さ
(Tp/256)を1単位とした数である。例えばDB
55であったとすると、実際のビーム移動距離は(Tp
/256)x5で与えられる。
更に第7図のテーブル2において、データDAの総和Σ
DAは加速制御によるビーム移動距離を示し、また第8
図のテーブル3におけるデータDBの総和ΣDBは減速
制御によるビーム移動距離を示すことになる。
第9図は本発明のトラックアクセス制御のメインルーチ
ンを示した動作フロー図である。
第9図において、MPU100に対し上位コントローラ
からアクセス指示があると、ステップS1(以下、ステ
ップは省略する)において目標トラックまでのトラック
残数、即ちアクセスディファレンスDを計算してセット
する。次に、S2でテーブル情報がセットされるレジス
タをイニシャライズ、具体的にはテーブル1については
アドレスレジスタTC,データレジスタDCが使用され
、それぞれゼロにイニシャライズされる。また、テーブ
ル2についてはアドレスレジスタTA及びデータレジス
タDAが使用され、同じくそれぞれゼロにイニシャライ
ズされる。更にテーブル3についてはアドレスレジスタ
TB及びデータレジスタDBが使用されるが、アドレス
レジスタDBのみをゼロにイニシャライズする。なお、
各アドレスレジスタTC,TA、TB、及びデータレジ
スタDC,DA、DBは以下、単にTC,TA、 TB
及びDC,DA、DBとして示す。
次に、S3でシークエンドフラグSEをリセット(オフ
)し、S4に進んでまず加速フラグACをセット(オン
)する。続いて、S5で20μ割込みタイマをセットし
、20μs経過毎の割込み制御をイネーブル状態とする
次に、S6でシークエンドフラグSEがオンしたか否か
チエツクし、オンしていればアクセス制御終了であるこ
とがらS7に進んでファインサーボスイッチ、即ち第2
図に示した制御スイッチ60をオンしてビームを目標ト
ラックに追従させ゛るファイン制御(オントラック制御
)に入り、一連の処理を終了する。
第10図は第9図の85でセットした20μ割込みタイ
マにより20μS間隔で発生する割込みを受けて実行さ
れる本発明の制御処理の動作フロー図である。
ここで、タイマ割込みとして20μSという時間は、例
えば一般に知られている光ディスク装置のトラックサー
ボ帯域が5KHzであり、このトラックサーボと位相補
償の定数を変えずに本発明のトラックアクセス制御を適
用するのに必要な位置情報の周波数は25KHzとなり
、25KHzの周波数をもつ位置情報の信号をサンプル
するに充分な時間として20μsの割込み間隔が設定さ
れる。また、20μsタイマにより割込みを受けて、第
10〜13図に示すフローを実行するMPU100とし
ては、近年、磁気ディスク装置のデジタルサーボに使用
されているデジタル・シグナル・プロセッサ(D S 
P)を使用することができる。
第10図において、20μsタイマの割込みを受けて処
理を開始すると、まずSlで加速フラグACのオンをチ
エツクする。このとき、第9図の84で加速フラグAが
セットされていることがらS2の加速制御に進む。S2
の加速制御は第11図に詳細に示される。
加速制御終了後に20μSタイマの割込みを受けると、
この場合には定速フラグCvのオンが83で判別され、
S4の定速制御を行なう。S4の定速制御は第12図に
詳細に示される。
定速制御が終了した段階で20μsタイマの割込みを受
けるとS5で減速フラグBKのオンが判別されて、S6
の減速制御を行なう。S6の減速制御は第13図に詳細
に示される。
減速制御が終了した段階ではS7に進み、第2図に示し
たDAコンバータ72,74のデータDAct及びDA
C2をそれぞれゼロにセットし、S8でタイマ割込みを
マスクした後、S9に進んでシークエンドフラグSEを
セットし、第9図のメインルーチンに戻って一連の処理
を終了する。
次に、第11図に示す本発明の加速制御を説明する。
第2図のMPU100に対し上位コントローラよりアク
セス指示があると、まず第11図に示す加速制御が20
μsタイマの割込毎に繰り返し行なわれる。
この加速制御は、まずSlで第7図に示したテーブル2
のアドレスtのデータDA (TA)を読み出し、A=
DA (TA)にセットする。初期状態でテーブル2の
アドレスTAはTA=Oにセットされていることから、
テーブル2よりDA=DAOが読み出され、A=DAO
とされる。
次に、S2に進み、DA=DA+Aとしてビームの現在
位置を求める。初期状態でDA=Oであることから、ビ
ームはアクセス開始位置(加速開始位IりからA=DA
Oだけ移動した位置にあることになる。
次に83に進み、現在位置を示す移動距離DAが256
、即ち1トラツクピツチを越えたか否か判定する。■ト
ラックピッチを越えていなければS5に進む。一方、1
トラツクピツチを越えていればS4に進み、DAから2
56を引いて、再び1トラツクピツチの開始位置からの
移動距離に戻し、更に1トラツク移動したことからアク
セスディファレンスDを1つ減らす。
S5にあっては現在位置までの移動距離DAをテーブル
1のアドレスXにセットして、第6図に示したテーブル
位置のデータT (x)を読み取り、TES目標電圧X
=T (DA)としてセットする。
このS5の処理により第6図(b)に示した1トラツク
ピツチ内における現在のビーム位置に対応したTBS目
標目標値電圧水められる。
次に86に進み、テーブル2のアドレスTAを1つ更新
し、S7でTA=n、即ち加速終了か否か判定する。加
速終了でなければS9に進む。加速終了が判定されれば
S8で加速フラグACをクリアし、同時に定速フラグC
vをセットし、現在位置を示すS2で算出されるDAの
値を定速制御部で使用する現在位置のDCにセットする
S9にあっては、第2図のDAコンバータ70の出力か
らトラッキングエラー信号TESのレベルADCを読み
込み、この値をYとする。続いてSIOで位置偏差2を
計算する。即ち、S5で算出されたTES目標電圧Xか
らS9で読み込まれた実際のトラッキングエラー信号T
ESのレベルYを差し引いて位置偏差2を求める。
次に、Sllに進み、極性切替えの有無をチエツクする
。即ち、このときの85でx=DAとされたテーブル1
のアドレスXが第6図(b)に示すように64から19
2の範囲にあるか否か判定し、64から192の範囲に
あるときにはS12に進んで、速度偏差Zの極性を2=
−2に反転する。勿論、S11でTCがθ〜64及び1
92〜256の範囲のときには極性反転を行なわず、S
10で算出された位置偏差2をそのまま使用する。
そして最終的に814に進み、DAコンバータ72にD
ACI =Zをセットしてアナログ電圧に変換した後、
位相補償回路62で位相補償を施して加算器64に与え
る。同時に、DAコンバータ74にDAC=加速電圧(
一定値)をセットし、アナログ加速電圧に変換して加算
器64で位相補償が施された偏差電圧と加え合わせ、パ
ワーアンプ66によりトラックアクチュエータ14を加
速制御する。
このような第11図に示す20μsタイマの割込み毎に
行なわれる加速制御の繰返しにより、第7図に示したテ
ーブル2で与えられる加速時のTES目標値に実際のト
ラッキングエラー信号TESが追従するようなビーム移
動を行なわせるアクチュエータ14のサーボ制御が行な
われ、所定の目標速度に向かってビーム速度が滑らかに
加速される。
第11図の加速制御において、20μsxnに亘る加速
時間が終了すると第12図に示す定速制御に移行する。
第12図の定速制御にあっては、まずSlでテーブル2
のアドレスt=n+1のデータD A (n+1)= 
D A n+1を読み取り、A=DAn+lにセットす
る。次に、S2でテーブル1のアドレスDCをDC=D
C+Aとする。このとき、アドレスDCは第11図の加
速制御におけるS5でDC=DA。
即ち加速終了時の1トラツクピツチ内における256分
割された中のビーム移動位置を示しており、加速終了時
の移動位置に定速制御における最初の20μsの間の移
動距離DA (n+1) =DAn+lをAとして加え
て、ビームの現在位置までの移動距離を算出する。
次にS3でDCを256と比較して1トラツクピツチ移
動したか否か判定し、1トラツクピツチ以内であればS
5に進み、1トラツクピツチを移動していればS4でD
C−256として再び1トラツクピツチ内の移動変化に
戻し、1トラツクピツチを移動したことからアクセスデ
ィファレンスDを1つ減らす。
S5にあっては、S2で算出されたアドレスDCの値で
テーブル1のデータT (x)を読み取り、第6図(b
)における256分割されたlトラックピッチTP内に
おける現在のビーム位置に対応するTBS目標電圧T(
DC)をXとして取り出す。
続いてS6に進み、残りトラックDがテーブル3で定ま
るビーム変速に必要な残り距離に達した否か判定する。
即ち、第8図から明らかなように減速制御に必要なビー
ム移動距離はテーブル3のデータDB (t)の総和Σ
DBで与えられ、ΣDBを256で割ることでトラック
ピッチ換算値が得られ、更に、この値に1トラツクピツ
チを加えた値が残っているか否か判定する。即ち、S6
は減速制御に必要なビーム移動残存距離より1トラツク
ピツチ手前に達したか否か判定する。S6で減速に必要
なビーム移動残存距離より1トラツク前に達したことが
判定されると87に進み、そのときの残りトラック数り
に1トラツクピツチの分割数256を掛は合せた値から
減速必要距離ΣDBを差し引いた値を求め、この値より
現在位置のビーム移動距離DCが短ければ定速制御終了
と判断してS8に進む。S6では1トラック単位の比較
、S7では(1トラツク)/256単位の比較を行ない
、定速制御終了を判断してS8に進むと定速フラグC■
をクリアし、同時に減速フラグBKをセットし、更にス
テップS2で算出しているテーブル1における現在位置
までの距離DCの値をテーブル3のデータDBの初期値
にセットする。
S9にあっては、実際に得られるトラッキングエラー信
号のレベルADCを読み込んでYにセットし、続いてS
IOで位置偏差Zを85で求めたTES目標電圧Xから
S9で読み込んだ実際のTESレベルYを差し引くこと
で求める。
次に817でTCが64〜192内にあるか否か判定し
、64〜192内にあればS12に進んで位置偏差Zを
極性反転し、一方、64〜192以外であればそのまま
SIOの2を使用し、最終的にS13でDAコンバータ
72g、:DACI =Zとして位置誤差をセットし、
同時にDAコンバータ74にDAC2=0をセットし、
DAコンバータ72からの速度誤差電圧に位相補償を施
してパワーアンプ66によりトラックアクチュエータ1
4を制御して、目標TBSに追従してトラッキングエラ
ー信号TESが得られるようにサーボ制御する。
第12図の定速制御が終了すると第13図の減速制御に
移行する。
第13図の減速制御にあっては、まずSlでテーブル3
の最初のアドレスTB=0のデータDB=DOを読み出
してAにセットし、次の82で第12図の最後の加速制
御におけるS5で求められ、且つS8でDBとしてセッ
トされたDC,即ち1トラックピッチ内における現在の
ビーム位置までの距離DBに、Slで読み出したテーブ
ル3から求めた20μS経過時の移動距離Aを加えて、
減速制御における新たなビーム移動位置までの距離を求
める。
次に83でDBが256を越えたか否か、即ち1トラツ
クピツチ移動したか否か判定し、1トラツクピツチ内で
あればそのままS5に進み、1トラツクピツチを越えて
いればS4でDBから256を差し引いて再び1トラツ
クピツチ内でのビーム移動距離に戻し、また1トラツク
ピツチを移動したことからアクセスディファレンスDを
1つ減らす。
S5にあっては、S2で求めた現在位置までの距離DB
をテーブル1のテーブルアドレスXとしてデータT (
x)を読み取り、このときのx=DBで与えられるビー
ム位置に対応した第6図(b)に示す目標TESの値、
即ち目標電圧T(DB)をXとしてセットする。
続いてS6でテーブル3のアドレスTBを1つ更新し、
S7でTB=m、即ち減速終了か否か判定する。減速を
終了していなければS9にそのまま進み、減速を終了す
ればS8で減速フラグBKをクリアする。
S9にあっては、実際に得られたトラッキングエラー信
号のレベルをADコンバータ70からY=ADCとして
読み込み、次のS10で速度偏差2をZ=X−Yとして
計算する。次に、S11でDBが64〜192内にあれ
ばS12に進んで位置偏差Zの極性反転を行ない、64
〜192内になければそのままS13に進む。S13に
あっては最終的に、DAコンバータ72にDACI =
Zとして位置偏差Zをセットし、同時にDAコンバータ
74にDAC2として一定の減速電圧をセットし、減速
電圧に位置偏差を加えたトラックアクチュエータ14の
サーボ制御によりビーム減速制御を行なう。
この第13図に示す20μs毎の減速制御によりビーム
移動速度の減速が終了すると、減速終了後の次の20μ
sタイマの割込みを受けて第10図のフローにおけるS
7に進み、DAコンバータ72.74のDACI及びD
AC2をゼロにセットした後、S8でタイマ割込みをマ
スクし、S9でシークエンドフラグSEをセットした後
、第9図のメインルーチンに戻り、S6でシークエンド
フラグのオンが判別されることで87でファインサーボ
スイッチ、即ち制御スイッチ60をオンして移動したビ
ームを目標トラックに追従させるファイン制御に移行さ
せて、一連のトラックアクセス制御を終了する。
尚、本発明のTES目標値と実際に得られたトラッキン
グエラー信号TESとの偏差に基づいてビームを目標ト
ラックに移動させるトラックアクセス制御は、第14図
に示したような従来の速度制御に基づくトラックアクセ
ス制御と併用して行なわせるようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、トラックアク
セス時にリアルタイムで検出されるトラッキングエラー
信号を、予め定められたTES目標値に追従させるビー
ムの位置制御が行なわれるため、トラッキングエラー信
号からビーム移動速度を作成して速度制御する場合に比
べ、ビーム移動速度が遅くても充分な情報量が得られ、
TBS目標値に正確にトラッキングエラー信号を追従さ
せるビーム移動ができ、目標トラックに飛び込んだ際の
オントラック制御を安定に行なってトラックアクセスの
安定性が向上する。またビーム制定時間を短縮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図; 第2図は本発明の実施例構成図; 第3図は本発明のトラッキングエラー作成回路構成図; 第4図はトラッキングエラー信号の説明図;第5図は本
発明の動作信号波形図; 第6図は本発明のテーブル1の説明図;第7図は本発明
のテーブル2の説明図;第8図は本発明のテーブル3の
説明図;第9図は本発明のメインルーチン動作フロー図
;第10図は本発明のタイマ割込み動作フロー図;第1
1図は本発明の加速制御の動作フロー図;第12図は本
発明の定速制御の動作フロー図;第13図は本発明の減
速制御の動作フロー図;第14図は従来装置の構成図; 第15図は従来のトラックアクセス説明図である。 図中、 10: 12: 14= 16= 18: 20: 22: 24: 25: 40: 媒体(光ディスク) 光学ヘッド トラックアクチュエータ トラッキングエラー検出手段(回路) 目標値発生手段 偏差検出手段 極性切替手段 スピンドルモータ CM 4分割受光器 60 : 62 : 64 = 66 = 70 = 72゜ 00 制御スイッチ 位相補償回路 加算器 パワーアンプ ADコンバータ 74:DAコンバータ :MPU

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)定速回転される媒体(10)のトラックに対し情
    報の記録再生を行なう光学ヘッド(12)と;該光学ヘ
    ッド(12)からの光ビームを前記媒体(10)のトラ
    ックを横切る方向に移動させるトラックアクチュエータ
    (14)と; 前記光学ヘッド(12)で得られた媒体戻り光の受光出
    力に基づいてトラッキングエラー信号(TES)を作成
    するトラッキンエラー作成手段(16)と;目標トラッ
    クにビームを移動させるための標準的なトラッキングエ
    ラー信号を予め定め、トラックアクセス時に該トラッキ
    ングエラー信号を目標値として発生する目標値発生手段
    (18)と;該目標値発生手段(18)の出力する目標
    値から前記トラッキングエラー作成回路(16)から出
    力されたトラッキングエラー信号(TES)を差し引い
    て位置偏差を検出する偏差検出手段(20)と;を備え
    、該位置検出手段(20)で検出された位置偏差を最小
    とするように前記トラックアクチュエータ(14)をサ
    ーボ制御することを特徴とする光ディスク装置のトラッ
    クアクセス制御回路。
  2. (2)前記目標値発生手段(18)は、サイクル変化す
    る目標値が全て同じ極性方向の変化となるように半サイ
    クル毎に信号極性を切替えて目標値を発生し、該目標値
    の極性切替に同期して前記トラッキングエラー信号作成
    回路(16)からのトラッキングエラー信号(TES)
    の極性を切替える極性切替手段(22)を設けたことを
    特徴する請求項1記載の光ディスク装置のトラックアク
    セス制御回路。
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JPH05314502A (ja) 光ディスク装置

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