JP2007271979A - 生物顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】カバーガラスの裏側にある観察対象物への自動合焦、あるいは半自動合焦を可能とした生物顕微鏡を提供する。
【解決手段】 焦点誤差検出光学系10は、焦点誤差信号による焦点引込幅が、カバーガラス52の表面52aおよび裏面52bへの合焦を分離して検出可能な値となるような光学パラメータを有する。制御回路3は、焦点誤差検出光学系20により得られる焦点誤差信号に基づいて、カバーガラス52の裏面52bを基準とする合焦位置に観察光学系10の焦点fcを位置づける。
【選択図】図1

Description

本発明は、焦点誤差信号を用いた観察光学系の自動合焦機能を有する生物顕微鏡に関する。
顕微鏡の対物レンズをアクチュエータで駆動することで、自動的な合焦制御を実行する自動焦点装置が知られている。この装置では、顕微鏡の対物レンズの焦点位置からのずれを検出し、そのずれの検出信号に応じて圧電素子等のアクチュエータにより対物レンズを移動させ、合焦させている(特許文献1参照)。
特開平5−88072号公報
このような自動焦点装置は、金属顕微鏡など、表面観察を行う場合に観察対象物の表面への自動合焦を可能とするものである。しかし、生物顕微鏡では、カバーガラスを介して観察対象物を観察するという特殊性がある。従来の自動合焦装置では、カバーガラスの表面への自動合焦は可能であっても、カバーガラスの内側に置かれた細胞等の観察対象物への自動合焦は不可能である。また、対物レンズとして油浸レンズを使用する場合には、カバーガラスと油との境界で光の反射が起こらず、カバーガラスの表面への合焦すら不可能となる。
本発明の目的は、カバーガラスの裏側にある観察対象物への自動合焦、あるいは半自動合焦を可能とした生物顕微鏡を提供することにある。
本発明の生物顕微鏡は、焦点誤差信号を用いた観察光学系の自動合焦機能を有する生物顕微鏡であって、前記焦点誤差信号による焦点引込幅が、カバーガラスの表面および裏面への合焦を分離して検出可能な値となるような光学パラメータを有する焦点誤差検出光学系と、前記焦点誤差検出光学系により得られる前記焦点誤差信号に基づいて、前記カバーガラスの裏面を基準とする合焦位置に前記観察光学系の焦点を位置づける合焦手段と、を備えることを特徴とする。
この生物顕微鏡によれば、カバーガラスの裏面を基準とする合焦位置に観察光学系の焦点を位置づけるので、カバーガラスの裏側にある観察対象物への自動合焦、あるいは半自動合焦が可能となる。
前記合焦手段は、前記観察光学系の焦点を前記カバーガラスの裏面から所定量だけ深くすることで、前記観察光学系の焦点を前記合焦位置に位置づけてもよい。
前記焦点誤差検出光学系で検出される焦点と、前記観察光学系の焦点とが予め所定量だけずらされて設定され、前記合焦手段は、前記焦点誤差信号に従って前記カバーガラスの裏面に前記観察光学系の焦点を合わせることで、前記観察光学系の焦点を前記合焦位置に位置づけてもよい。
前記所定量の調整を受け付ける焦点調整手段を備えてもよい。
本発明の生物顕微鏡は、焦点誤差検出光学系により得られる焦点誤差信号を用いて観察光学系の自動合焦を行う生物顕微鏡であって、前記焦点誤差信号を得るための焦点誤差検出光を、前記試料に照射する焦点誤差検出用光源と、前記焦点誤差検出光学系に設けられ、前記試料側からの観察像の光を遮断するフィルタと、前記フィルタを経由した前記焦点誤差検出光を受光して焦点誤差信号を生成する焦点誤差信号生成手段と、を備えることを特徴とする。
この生物顕微鏡によれば、試料側からの観察像の光を遮断するフィルタを設け、このフィルタを経由した焦点誤差検出光を受光して焦点誤差信号を生成するので、正確な焦点誤差信号を得ることができる。
前記試料側からの光を前記観察像の光および前記焦点誤差検出光に分離し、それぞれ前記観察光学系および前記焦点誤差検出光学系に入射させる分離手段を備えてもよい。
前記焦点誤差検出光学系による焦点誤差検出方法として、非点収差法が用いられてもよい。
本発明の生物顕微鏡によれば、カバーガラスの裏面を基準とする合焦位置に観察光学系の焦点を位置づけるので、カバーガラスの裏側にある観察対象物への自動合焦、あるいは半自動合焦が可能となる。
本発明の生物顕微鏡によれば、試料側からの観察像の光を遮断するフィルタを設け、このフィルタを経由した焦点誤差検出光を受光して焦点誤差信号を生成するので、正確な焦点誤差信号を得ることができる。
以下、図1〜図5を参照して、本発明による生物顕微鏡の一実施形態について説明する。
図1は本実施形態の生物顕微鏡の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の生物顕微鏡は、観察光学系10および焦点誤差検出光学系20を含んで構成される光学系1と、対物レンズ11の位置を制御するための制御回路3と、観察光学系の焦点位置を調整する焦点調整手段としての焦点調整部4と、を備える。
光学系1は、試料5の近傍に配置される対物レンズ11と、試料5側からの光を観察光および焦点誤差検出光に分離する分離手段としてのダイクロイックミラー12と、ダイクロイックミラー12を透過した観察光を受け付ける観察部13と、観察部13への焦点誤差検出光の入射を防止するためのフィルタ14と、焦点誤差検出用光源としてのレーザダイオード21と、レーザダイオード21から照射された焦点誤差検出光を試料5に向けて通過させるレンズ群22と、焦点誤差検出光の一部を折り曲げるハーフミラー23と、試料5で反射されハーフミラー23で折り曲げられた焦点誤差検出光を反射させるミラー24と、焦点誤差検出光を受光する焦点誤差信号生成手段としての4分割フォトダイオード25と、4分割フォトダイオード25に入射する焦点誤差検出光のビーム形状を所定形状に成形するコリメータレンズ26およびシリンドリカルレンズ27と、ダイクロイックミラー12で折り曲げられた観察光を遮断するためのフィルタ28と、を備える。
図1に示すように、対物レンズ11は、アクチュエータ16によりZ方向(光軸方向)に移動可能とされている。アクチュエータ16は制御回路3により制御される。
次に、本実施形態の生物顕微鏡の動作について説明する。
試料5からの観察光は、対物レンズ11、ダイクロイックミラー12、フィルタ14を介して観察部13に入射し、観察部13において試料5の観察像が得られる。これら、対物レンズ11、ダイクロイックミラー12、フィルタ14および観察部13は、観察光学系10を構成する。
一方、レーザダイオード21から照射された焦点誤差検出光は、レンズ群22、ハーフミラー23、フィルタ28を通ってダイクロイックミラー12により折り曲げられ、対物レンズ11を介して試料5に照射される。試料5で反射された焦点誤差検出光は、対物レンズ11を介してダイクロイックミラー12に戻り、ここで折り曲げられてフィルタ28に入射する。フィルタ28を通過した焦点誤差検出光は、ハーフミラー23、ミラー24で折り返され、コリメータレンズ26およびシリンドリカルレンズ27を通過する。コリメータレンズ26およびシリンドリカルレンズ27を通過した焦点誤差検出光は、4分割フォトダイオード25で受光される。
これら、レンズ群22、ハーフミラー23、フィルタ28、ダイクロイックミラー12、対物レンズ11、ミラー24、4分割フォトダイオード25、コリメータレンズ26およびシリンドリカルレンズ27は、焦点誤差検出光学系20を構成する。
焦点誤差検出光学系20に設けられたフィルタ28は、ダイクロイックミラー12により除去されきれなかった試料5の側からの観察光を遮断する。本実施形態では、フィルタ28において観察光を遮断し、フィルタ28を経由した焦点誤差検出光のみが4分割フォトダイオード25に入射する。このため、4分割フォトダイオード25において、観察光の影響を受けない正確な焦点誤差信号を生成することができる。また、観察光の影響を排除することで、焦点誤差検出の感度を向上させることができるので、試料5に照射する焦点誤差検出光の光量を低下させることができ、試料5が生細胞である場合などに、試料5への悪影響を防止できる。
コリメータレンズ26およびシリンドリカルレンズ27は、光軸(z軸)と直交し、かつ互いに直交する2方向(x方向、y方向)について焦点距離を異ならせ、4分割フォトダイオード25の受光量に基づく、非点収差法を用いた焦点誤差検出が可能となる。後述のように、焦点誤差検出光学系20および制御回路3等は合焦手段として機能する。
図2は、4分割フォトダイオード25に照射される焦点誤差検出光の投影形状を示しており、図2(a)は合焦時の形状、図2(b)は焦点が遠い場合の形状、図2(c)は焦点が近い場合の形状を、それぞれ示している。フォトダイオード25の領域25aの出力レベルを「A」、領域25bの出力レベルを「B」、領域25cの出力レベルを「C」、領域25dの出力レベルを「D」とすると、「(A+C)−(B+D)」を演算することで、焦点誤差(フォーカスエラー)検出信号を得ることができる。いわゆる焦点誤差検出信号のS字カーブにおいて、信号強度が「0」の点で合焦状態が得られる。4分割フォトダイオード25から出力された焦点誤差検出信号は、焦点調整部4を介して制御回路3に与えられる。なお、非点収差法による焦点誤差検出は周知の技術であるため、詳細説明は省略する。
図3(a)は、焦点誤差検出光学系20により得られる焦点誤差検出信号を例示する図である。図3(a)に示すグラフにおいて、縦軸は焦点誤差検出信号の信号強度Eを、横軸は焦点位置Zをそれぞれ示している。
図3(a)に示す例では、矢印Pで示す位置と、矢印Qで示す位置において、それぞれ合焦状態が示される。図において、矢印Pと矢印Qとの間隔(P−Q)が、カバーガラス52の厚みに相当しており、a、bはそれぞれ、合焦動作における引込範囲(焦点引込幅)である。
図4は、観察光学系10の合焦時の状態を示す図である。
図4(a)は、図3(a)における矢印Pでの合焦状態を示している。図4(a)では、細胞等の観察対象物51の手前側(対物レンズ11の側)に置かれたカバーガラス52の表面52aに、観察光学系10の焦点fcが位置づけられている。
一方、図4(b)は、図3(a)における矢印Qでの合焦状態を示している。図4(b)では、カバーガラス52の裏面52bに、観察光学系10の焦点fcが位置づけられている。
図3(a)に示すように、本実施形態の生体顕微鏡によれば、カバーガラス52の表面52aおよび裏面52bへの合焦状態を示す焦点誤差検出信号のカーブが互いに分離するように、焦点誤差検出光学系20の光学パラメータが定められている。したがって、カバーガラス52の裏面52bに正確に観察光学系10を合焦させることが可能となる。なお、対物レンズ11として、油浸レンズを用いる場合には、カバーガラス52の表面52aへの合焦状態を示す焦点誤差検出信号のカーブは現れないが、裏面52bへの合焦状態を示す焦点誤差検出信号のカーブを用いることで、カバーガラス52の裏面52bへの合焦は当然可能である。
ここで、カバーガラス52の厚みは通常170μm程度である。したがって、焦点誤差検出光学系20における焦点引込幅、すなわち焦点誤差検出信号のS字カーブによるフィードバック制御が可能な範囲の幅が、17μm〜34μmの範囲となるように焦点誤差検出光学系20の光学パラメータを定めるのが望ましい。焦点引込幅はカバーガラス52の厚みの0.1倍〜0.2倍程度がよい。
これに対し、図3(b)には、従来の顕微鏡を用いて試料5を観察する場合の焦点誤差検出信号が例示されている。この場合には、焦点引込幅とカバーガラス厚が同程度(約1倍)であるため、カバーガラス52の裏面52bへの合焦を示すカーブがカバーガラス52の表面52aへの合焦を示す大振幅のカーブに吸収されてしまい、裏面52bへの合焦状態を検出することができない。
次に、観察光学系10を観察対象物51に合焦させる手順について説明する。この手順は制御回路3により実行される。
本実施形態の生体顕微鏡では、最初に観察光学系10の焦点fcを、カバーガラス52の裏面52bに位置づける(図4(b))。ここでは、制御回路3により焦点誤差検出信号に基づくフィードバック制御を実行し、アクチュエータ16により対物レンズ11をZ軸に沿って駆動することで、焦点fcをカバーガラス52の裏面52bに位置づける。この場合、例えば、対物レンズ11をカバーガラス52に近づけていき、カバーガラス52の表面52aへの合焦の後、裏面52bに合焦させるようにしてもよい。この方法によれば、2度目の合焦状態で、焦点fcがカバーガラス52の裏面52bに位置づけられることになる。
次に、図4(b)に示すように、対物レンズ11をZ軸に沿って予め定められたΔZ(例えば、1〜10μm程度)だけ押し込むことにより、焦点fcを観察対象物51に位置づける。制御回路3は、アクチュエータ16により、対物レンズ11を合焦位置からZ軸に沿ってΔZだけ駆動する。これにより、図5に示すように、焦点fcが観察対象物51に位置づけられる。
また、図1に示す焦点調整部4への目標値Vを入力することで、観察中の焦点fcのフィードバック制御が可能となる。目標値Vとして、ΔZに対応する焦点誤差検出信号値を焦点調整部4に与えればよい(図3(a)参照)。この場合、焦点誤差検出信号値が目標値Vに一致するように、制御回路3により合焦位置が常にフィードバック制御されるので、観察対象物51の焦点が時間とともに変化する場合であっても、常に合焦状態を維持できる。
オペレータは観察像を確認しながら、焦点調整部4に入力する目標値Vを変更することができ、適切な目標値Vを入力することで、安定した観察像を得ることができる。
上記実施形態では、観察光学系10の焦点fcと、焦点誤差検出光学系20の焦点とを完全に一致させている。このため、焦点調整部4に入力された目標値Vに従って、カバーガラス52の裏面52bからΔZだけ観察光学系10の焦点fcを深くすることで、焦点fcを観察対象物51に位置づけている。しかし、焦点誤差検出光学系20を用いて検出される焦点と、観察光学系10の焦点とを予め所定量(例えば、ΔZ)だけずらして設定しておき、焦点誤差信号に従ってカバーガラス52の裏面52bに焦点誤差検出光を合焦させることで、実際には観察光学系10の焦点fcが観察対象物51に位置づけられるようにしてもよい。制御回路3により合焦位置を常にフィードバック制御すれば、観察対象物51の焦点が時間とともに変化する場合であっても、常に合焦状態を維持できる。
焦点誤差検出光学系20に、上記所定量を調整するための物理的な調整部分を設けることで、上記所定量を調整部分の調整代の中で光学的に変化させることが可能となる。例えば、コリメータレンズ26、シリンドリカルレンズ27、あるいは4分割フォトダイオード25を光軸方向に移動可能とすることで、焦点誤差検出光学系20で検出される合焦位置と、観察光学系10の焦点fcの実際の位置とのずれ量を光学的に調整することができる。
また、誤差検出光学系20で検出される合焦位置と観察光学系10の焦点fcとの間の光学的なずれ量、および焦点調整部4に入力する目標値Vの両方を用いて、焦点fcを調整してもよい。
なお、非点収差法は視野のパターン変化に強いため、生細胞を観察する場合のように観察対象物が移動する場合の自動合焦に適している。また、一般に、非点収差法は焦点誤差検出の感度が高く、焦点誤差検出光のレーザ強度が小さくて済むため、観察対象物への影響を低減できるとともに、観察像の品位を向上させることができる。ただし、本発明は非点収差法を用いない場合にも適用される。
以上説明したように、本発明の生物顕微鏡によれば、カバーガラスの裏面を基準とする合焦位置に観察光学系の焦点を位置づけるので、カバーガラスの裏側にある観察対象物への自動合焦、あるいは半自動合焦が可能となる。また、本発明の生物顕微鏡によれば、試料側からの観察像の光を遮断するフィルタを設け、このフィルタを経由した焦点誤差検出光を受光して焦点誤差信号を生成するので、正確な焦点誤差信号を得ることができる。
本発明の適用範囲は上記実施形態に限定されることはない。本発明は、焦点誤差信号を用いた観察光学系の自動合焦機能を有する生物顕微鏡に対し、広く適用することができる。
本実施形態の生物顕微鏡の構成を示すブロック図。 4分割フォトダイオードに照射される焦点誤差検出光の投影形状を示しており、(a)は合焦時の形状、(b)は焦点が遠い場合の形状、(c)は焦点が近い場合の形状を、それぞれ示す図。 焦点誤差検出信号を例示する図であり、(a)は本実施形態の生物顕微鏡における例を、(b)は従来の顕微鏡における例を、それぞれ示す図。 観察光学系の合焦時の状態を示す図であり、(a)はカバーガラスの表面への合焦状態を、(b)はカバーガラスの裏面への合焦状態を、それぞれ示す図。 観察光学系が観察対象物に合焦した状態を示す図。
符号の説明
3 制御回路(合焦手段)
4 焦点調整部(焦点調整手段)
10 観察光学系
20 焦点誤差検出光学系(合焦手段)
25 4分割フォトダイオード(焦点誤差信号生成手段)
51 観察対象物
52 カバーガラス
52b 裏面

Claims (8)

  1. 焦点誤差信号を用いた観察光学系の自動合焦機能を有する生物顕微鏡であって、
    前記焦点誤差信号による焦点引込幅が、カバーガラスの表面および裏面への合焦を分離して検出可能な値となるような光学パラメータを有する焦点誤差検出光学系と、
    前記焦点誤差検出光学系により得られる前記焦点誤差信号に基づいて、前記カバーガラスの裏面を基準とする合焦位置に前記観察光学系の焦点を位置づける合焦手段と、
    を備えることを特徴とする生物顕微鏡。
  2. 前記焦点誤差検出光学系は、前記焦点引込幅が前記カバーガラス厚の0.1倍〜0.2倍の範囲となる光学パラメータを有することを特徴とする請求項1に記載の生物顕微鏡。
  3. 前記合焦手段は、前記観察光学系の焦点を前記カバーガラスの裏面から所定量だけ深くすることで、前記観察光学系の焦点を前記合焦位置に位置づけることを特徴とする請求項1または2に記載の生物顕微鏡。
  4. 前記焦点誤差検出光学系で検出される焦点と、前記観察光学系の焦点とが予め所定量だけずらされて設定され、
    前記合焦手段は、前記焦点誤差信号に従って前記カバーガラスの裏面に前記観察光学系の焦点を合わせることで、前記観察光学系の焦点を前記合焦位置に位置づけることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の生物顕微鏡。
  5. 前記所定量の調整を受け付ける焦点調整手段を備えることを特徴とする請求項3または4に記載の生物顕微鏡。
  6. 焦点誤差検出光学系により得られる焦点誤差信号を用いて観察光学系の自動合焦を行う生物顕微鏡であって、
    前記焦点誤差信号を得るための焦点誤差検出光を、前記試料に照射する焦点誤差検出用光源と、
    前記焦点誤差検出光学系に設けられ、前記試料側からの観察像の光を遮断するフィルタと、
    前記フィルタを経由した前記焦点誤差検出光を受光して焦点誤差信号を生成する焦点誤差信号生成手段と、
    を備えることを特徴とする生物顕微鏡。
  7. 前記試料側からの光を前記観察像の光および前記焦点誤差検出光に分離し、それぞれ前記観察光学系および前記焦点誤差検出光学系に入射させる分離手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の生物顕微鏡。
  8. 前記焦点誤差検出光学系による焦点誤差検出方法として、非点収差法が用いられることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の生物顕微鏡。
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