JPH0588072A - 自動焦点装置 - Google Patents

自動焦点装置

Info

Publication number
JPH0588072A
JPH0588072A JP25205591A JP25205591A JPH0588072A JP H0588072 A JPH0588072 A JP H0588072A JP 25205591 A JP25205591 A JP 25205591A JP 25205591 A JP25205591 A JP 25205591A JP H0588072 A JPH0588072 A JP H0588072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
actuator
lens
objective lens
laser beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP25205591A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Onda
一 恩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP25205591A priority Critical patent/JPH0588072A/ja
Publication of JPH0588072A publication Critical patent/JPH0588072A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Microscoopes, Condenser (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は小型で応答性がよく、無地のワー
クであっても合焦点を検出しうる自動焦点装置を提供す
ることを主要な特徴とする。 【構成】 半導体レーザー21で発光されたレーザー光
はレンズ22でコリメートされ、偏光ビームスプリッタ
23からλ/4板24に入射され、円偏光とされ、ミラ
ー25から対物レンズ2を介してワーク5に照射され
る。ワーク5で反射された光は対物レンズ2からミラー
25,λ/4板24に入射され、紙面に対して平行な直
線偏光となり、偏光ビームスプリッタ23を通過して集
光レンズ26および半円柱レンズ27から4分割フォト
ディテクタ28に与えられ、焦点ずれが検出される。オ
ートフオーカスコントローラ30はその焦点ずれに応じ
て、圧電素子13により、アクチュエータ10を対物レ
ンズ2の光軸方向に微動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動焦点装置に関し、
たとえば顕微鏡などで焦点を自動的に合せることのでき
るような自動焦点装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の顕微鏡における自動焦点装
置を示す概略図である。図3において、鏡筒1の先端に
は対物レンズ2が設けられ、接眼レンズ3から対物レン
ズ2を介してワーク5を観察できるようになっている。
鏡筒1の他端にはテレビカメラ4が設けられていて、ワ
ーク5の画像が対物レンズ2を介してテレビカメラ4に
よって撮像される。テレビカメラ4の出力の影像信号は
影像処理回路8に与えられる。影像処理回路8は影像信
号をモニターテレビ9に与えてワーク5の影像をモニタ
ーテレビ9に映し出すとともに、影像信号の高周波成分
が最大の点を合焦点として検出し、その検出信号をモー
タードライバー7に与える。モータードライバ7は鏡筒
1を昇降させるための位置決めモータ6を駆動する。位
置決めモータ6は対物レンズ2がワーク5に合焦するよ
うに鏡筒1を昇降させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示した従来の自動焦点装置では、合焦させるために鏡筒
1全体を昇降させる必要があり、装置が大型化してしま
うという欠点がある。さらに合焦点を検出するために
は、テレビ画面の1フレーム分の影像信号が必要とな
り、応答性が悪いという問題点がある。しかも、合焦点
の検出が画像処理によるものであるため、白紙や無地の
ガラス板などは検出することができなかった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、小
型で応答性がよく、無地のワークであっても合焦点を検
出しうる自動焦点装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる発明
は、顕微鏡の対物レンズなどの高倍率レンズから対象物
に光を照射し、その反射光に基いて高倍率レンズの焦点
位置からのずれを検出し、そのずれを修正する自動焦点
装置であって、対物レンズに関連してアクチュエータを
設け、ずれの検出信号に応じて高倍率レンズの光軸方向
に圧電素子を微動させる。
【0006】請求項2にかかる発明は、請求項1にかか
るアクチュエータはヒンジ形1次元平行ばねによって弾
性支持される。
【0007】請求項3にかかる発明は、レーザー光を発
光する発光素子と、レーザー光を受光する受光素子と、
発光素子からのレーザー光をアクチュエータに導き、ア
クチュエータから対物レンズを介して対象物にレーザー
光が照射されるときのその反射光を受光素子に導くため
のビームスプリッタとを設け、顕微鏡は対象物を観察す
るための光として単色光が用いられ、発光素子は単色光
とは異る波長のレーザー光を発光し、アクチュエータに
はビームスプリッタからのレーザー光を対物レンズに導
き、対象物で反射し、対物レンズを介して入射されたレ
ーザー光をビームスプリッタに導くための2色性ミラー
が設けられる。
【0008】
【作用】この発明にかかる自動焦点装置は、対物レンズ
の焦点位置からのずれを検出し、そのずれに応じて圧電
素子を微動させてアクチュエータを微動させることによ
り、自動焦点させる。
【0009】
【発明の実施例】図1はこの発明の一実施例の要部外観
図であり、図2は同じく光学系と制御系とを示す図であ
る。
【0010】図1に示すように鏡筒1と対物レンズ2と
の間にはアクチュエータ10が設けられる。アクチュエ
ータ10は金属材料の弾性変形を応用したヒンジ形次元
平行ばね11,12によって保持され、アクチュエータ
10の上に設けられた圧電素子13によって駆動され、
z軸方向に微小移動させて合焦を行なう。アクチュエー
タ10の内部には、対物レンズ2を介してレーザー光を
ワーク5に投光し、その反射光から合焦点を検出する合
焦点検出光学系20が内蔵されている。
【0011】合焦点検出光学系20は図2に示すよう
に、半導体レーザー21を含み、半導体レーザー21か
らの光はレンズ22によってコリメート(平行方向にす
る)され、偏光ビームスプリッタ23を介して鏡筒1側
に導かれる。このとき、半導体レーザー21で発光され
たときの光の偏波面は紙面に対して垂直であるが、偏光
ビームスプリッタ23を出た光はλ/4板24の作用で
円偏光となる。この光はミラー25によって反射され、
対物レンズ2を介してワーク5に照射される。なお、ミ
ラー25はハーフミラーまたは2色性ミラーが用いられ
る。顕微鏡で用いる光はレーザー光のごとき単一波長で
あり、合焦用のレーザー光と異なる波長の場合は、2色
性ミラーを用いるのが望ましい。
【0012】ワーク5で反射された光は、再び同一の光
路を逆戻りしてくるが、λ/4板24で今度は紙面に対
して平行な直線偏光となり、偏光ビームスプリッタ23
を通過して集光レンズ26および半円柱レンズ27によ
り、非点収差が与えられて4分割フォトディテクタ28
によって焦点ずれが検出される。フォトディテクタ28
の検出出力はオートフォーカスコントローラ30に与え
られる。オートフォーカスコントローラ30は半導体レ
ーザー21を駆動するとともに、フォトディテクタ28
から出力される焦点ずれ信号に応じて、圧電素子13に
駆動電圧を与え、合焦動作を行う。
【0013】上述の実施例では、4分割フォトディテク
タ28を用い、非点収差法によって合焦させるようにし
たが、これに限ることなく、臨界角法などを採用しても
よい
【0014】。
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、対物
レンズに関連してアクチュエータを設け、対物レンズな
ど高倍率レンズの焦点位置からのずれを検出し、そのず
れの検出信号に応じて、圧電素子によってアクチュエー
タを高倍率レンズの方向に移動させて合焦を行なうよう
にしたので、小型で応答性がよく、無地のワークであっ
ても合焦点を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の要部外観図である。
【図2】この発明の一実施例の光学系と制御系とを示す
図である。
【図3】従来の顕微鏡における自動焦点装置を示す概略
図である。
【符号の説明】
1 鏡筒 2 対物レンズ 5 ワーク 10 アクチュエータ 11,12 ヒンジ形1次元平行ばね 13 圧電素子 21 半導体レーザー 22 レンズ 23 偏光ビームスプリッタ 24 λ/4板 25 ミラー 26 集光レンズ 27 半円柱レンズ 28 4分割フォトディテクタ 30 オートフォーカスコントローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顕微鏡の対物レンズなどの高倍率レンズ
    から対象物に光を照射し、その反射光に基いて前記高倍
    率レンズの焦点位置からのずれを検出し、そのずれを修
    正する自動焦点装置において、 前記対物レンズに関連して設けられ、前記ずれの検出信
    号に応じて前記高倍率レンズの光軸方向に微動させる圧
    電素子を含むアクチュエータを備えたことを特徴とす
    る、自動焦点装置。
  2. 【請求項2】 前記アクチュエータは、ヒンジ形1次元
    平行ばねによって弾性支持される、請求項1の自動焦点
    装置。
  3. 【請求項3】 さらに、レーザー光を発光する発光素子
    と、 レーザー光を受光する受光素子と、 前記発光素子からのレーザー光を前記アクチュエータに
    導き、前記アクチュエータから前記対物レンズを介して
    対象物に前記レーザー光が照射されたときのその反射光
    を前記受光素子に導くためのビームスプリッタとを含
    み、 前記顕微鏡は、前記対象物を観察するための光として単
    色光が用いられ、 前記発光素子は前記単色光とは異る波長のレーザー光を
    発光し、 前記アクチュエータには、前記ビームスプリッタからの
    レーザー光を前記対物レンズに導き、前記対象物で反射
    し前記対物レンズを介して入射されたレーザー光を前記
    ビームスプリッタに導くための2色性ミラーを含む、請
    求項1の自動焦点装置。
JP25205591A 1991-09-30 1991-09-30 自動焦点装置 Withdrawn JPH0588072A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25205591A JPH0588072A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 自動焦点装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25205591A JPH0588072A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 自動焦点装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0588072A true JPH0588072A (ja) 1993-04-09

Family

ID=17231942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25205591A Withdrawn JPH0588072A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 自動焦点装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0588072A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06109963A (ja) * 1992-09-25 1994-04-22 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡の焦点調整機構
JP2006071696A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Hitachi Kokusai Electric Inc 顕微鏡
EP1840623A2 (en) * 2006-03-31 2007-10-03 Yokogawa Electric Corporation Microscope comprising a focus error detecting optical system
JP2007271979A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Yokogawa Electric Corp 生物顕微鏡
JP2015108718A (ja) * 2013-12-04 2015-06-11 オリンパス株式会社 走査型顕微鏡
CN112748097A (zh) * 2020-07-28 2021-05-04 山东新华普阳生物技术有限公司 双光子荧光免疫分析仪光学控制系统

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06109963A (ja) * 1992-09-25 1994-04-22 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡の焦点調整機構
JP2006071696A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Hitachi Kokusai Electric Inc 顕微鏡
EP1840623A2 (en) * 2006-03-31 2007-10-03 Yokogawa Electric Corporation Microscope comprising a focus error detecting optical system
EP1840623A3 (en) * 2006-03-31 2007-10-10 Yokogawa Electric Corporation Microscope comprising a focus error detecting optical system
JP2007271979A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Yokogawa Electric Corp 生物顕微鏡
US7692856B2 (en) 2006-03-31 2010-04-06 Yokogawa Electric Corporation Focus error detecting optical system for a microscope
JP2015108718A (ja) * 2013-12-04 2015-06-11 オリンパス株式会社 走査型顕微鏡
CN112748097A (zh) * 2020-07-28 2021-05-04 山东新华普阳生物技术有限公司 双光子荧光免疫分析仪光学控制系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4097761B2 (ja) 自動焦点顕微鏡及び自動合焦検出装置
JP5064764B2 (ja) 自動焦点検出装置、その制御方法、及び顕微鏡システム
US7486329B2 (en) Focusing state signal output apparatus for a microscope representing a relative distance between a subject and an image sensing apparatus
WO2020009072A1 (ja) レーザ加工装置
JPH0820246B2 (ja) 走査型プローブ顕微鏡
JP2004212067A (ja) 欠陥検査装置及び欠陥検査方法
JP5053691B2 (ja) 標本スキャナ装置、該装置による標本位置検出方法
JPH0588072A (ja) 自動焦点装置
JPH1195091A (ja) 自動焦点顕微鏡
JP2001091821A (ja) 顕微鏡用オートフォーカスシステム
JP3290606B2 (ja) 顕微鏡用オートフォーカス装置
JPH11173821A (ja) 光学式検査装置
JP2001311866A (ja) 顕微鏡のオートフォーカス方法及び装置
US20070171502A1 (en) Beam deflector and scanning microscope
JP3226299B2 (ja) 焦点検出装置
JP2001296467A (ja) 自動焦点検出装置
KR100408903B1 (ko) 포커싱 방법
JP2000352661A (ja) 合焦装置
JP3078083B2 (ja) 自動合焦装置
JP4614907B2 (ja) 顕微鏡
JP2002277729A (ja) 顕微鏡用オートフォーカス装置および方法
JP2576021B2 (ja) 透過型共焦点レーザー顕微鏡
JP2002341234A (ja) 顕微鏡用オートフォーカス装置
JP2009014838A (ja) 走査型共焦点顕微鏡
JP2005010665A (ja) 顕微鏡用オートフォーカス装置及び顕微鏡用オートフォーカス方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981203