JP2001091821A - 顕微鏡用オートフォーカスシステム - Google Patents

顕微鏡用オートフォーカスシステム

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JP2001091821A
JP2001091821A JP26669099A JP26669099A JP2001091821A JP 2001091821 A JP2001091821 A JP 2001091821A JP 26669099 A JP26669099 A JP 26669099A JP 26669099 A JP26669099 A JP 26669099A JP 2001091821 A JP2001091821 A JP 2001091821A
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Takashi Yoneyama
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、高速性・高精度にAF制御を実現
することにある。 【構成】 ガラス標本の反射膜に関する光学像を受光す
るアクティブAF受光系20およびこの受光系20の出
力に基づいて前記反射膜に対する合焦制御を行うアクテ
ィブAF制御手段と、標本に関する光学像であるコント
ラスト情報を受光するパッシブAF受光系40およびこ
の受光系40の出力に基づいて前記標本に対する合焦制
御を行うパッシブAF制御手段とを併設し、各受光系の
出力に基づき、高速性に適するアクティブAF制御手段
と標本を高精度に観察可能な前記パッシブAF制御手段
を切換えて使用するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、観察体である標本
を検査する検査装置等に利用される顕微鏡用オートフォ
ーカスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、顕微鏡を用いた検査装置は、各種
機能面の自動化が進んでいるが、標本にピント合わせを
行うオートフォーカス機能も自動化の1つであり、検査
装置にとって必須の機能である。
【0003】一般的にオートフォーカスは、標本から得
られる像のコントラストによりピント合わせを行う,い
わゆるパッシブ方式と、標本までの距離を算出しピント
合わせを行う,いわゆるアクティブ方式とに分類分けさ
れる。
【0004】このパッシブ方式は、標本の明るさなどの
条件やコントラストの算出等を考慮すると、アクティブ
方式に比べて合焦速度の面で不利となる。
【0005】特に、顕微鏡用オートフォーカス(以下、
AFと略称する)では、標本にピント合わせをしたとき
の標本側の焦点深度が非常に狭いので、コントラストを
算出するステージのステップ数が大きくなり、合焦速度
の面から考えれば、パッシブ方式はさらに不利となる。
【0006】そこで、顕微鏡用AFの高速化を図る観点
から、標本にピント合わせを行うアクティブ方式が有効
であると言える。
【0007】従来、スライドガラスに標本を封入したス
ライドガラス標本の該ガラス内側下面に赤外光反射膜を
施し、この反射膜から反射される赤外反射光を用いてピ
ント合わせを行うアクティブAF方式が提供されている
(Bioimaging Society.August 1995.101〜105
頁)。
【0008】この方式を顕微鏡に適用した顕微鏡アクテ
ィブAFでは、図9に示すように通常のスライドガラス
51面上に赤外光反射膜52を施し、この反射膜52面
上の標本Sをカバーガラス53で封入し、標本Sに対し
て赤外光を投射し、前記赤外光反射膜52から反射され
る赤外反射光を用いて、標本Sにピント合わせを行う構
成である。
【0009】他の1つの顕微鏡アクティブAFは、通常
のスライドガラス上に設定される標本Sをカバーガラス
で封入するとともに、カバーガラス下面に赤外光反射膜
を施し、この反射膜から反射される赤外反射光を用い
て、標本Sにピント合わせを行うものである(特開昭5
8−63906号公報)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
な顕微鏡アクティブAFは、標本Sにピント合わせわ行
う手段として、標本Sに代えて赤外光反射膜52面にピ
ントを合わせる方式であることから、標本Sがスライド
ガラス51或いはカバーガラス53の赤外光反射膜面に
密接して封入されていることが条件となるので、例えば
次のような場合には、赤外光反射膜面にピントを合わせ
ても、標本Sに的確にピントを合わせることは不可能で
ある。
【0011】(1) 標本Sの形態に応じ、スライドガ
ラス51と標本Sとの間に隙間54が存在する場合、反
射膜52面にピント合わせをしても、実際に標本Sにピ
ントが合っていない。
【0012】(2) また、図10に示すように、標本
Sが例えば細胞のごとき核55の周りに透明な物質56
で覆われている場合、その透明な物質56にピント合わ
せをしてしまい、核55が的確に観察できない状態とな
る。
【0013】従って、以上のようにスライドガラス51
の赤外光反射膜52にピント合わせする方式では、標本
Sの本来の合焦位置とずれる可能性が高くなり、特に焦
点深度が狭い対物レンズでは対応できなくなる。
【0014】そこで、以上の不具合を解決する1つの方
策として、標本Sの封入に圧力を加えることにより、ス
ライドガラス51と標本Sとの間の隙間を埋めることが
考えられるが、この場合には標本S自体に存在する核5
4などが破壊されてしまう恐れがあり、ひいては標本S
を高精度に観察できない問題がある。
【0015】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、高い合焦速度を維持しつつ、標本に対して確実にピ
ント合わせを可能とする顕微鏡用オートフォーカスシス
テムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る顕微鏡用オートフォーカスシステム
は、光反射膜を施したスライドガラスまたはカバーガラ
スと、これらスライドガラスとカバーガラスとの間に封
入された観察体を載置するステージと、このステージに
載置された観察体と対峙するように配置された対物レン
ズと、測距光または投影光を投光し、前記スライドガラ
スまたはカバーガラスに施した反射膜および前記観察体
に関する光学像を発生させる投光手段と、前記ステージ
と前記対物レンズの少なくとも一方を上下動させる駆動
手段をもった顕微鏡に対し、前記対物レンズを介して得
られる前記反射膜に関する光学像を受光するアクティブ
AF受光系と、前記対物レンズを介して得られる前記観
察体に関する光学像であるコントラスト情報を受光する
パッシブAF受光系と、前記アクティブAF受光系の出
力に基づいて前記駆動手段を駆動し、前記反射膜に対す
る合焦制御を行うアクティブAF制御手段と、前記パッ
シブAF受光系の出力に基づいて前記駆動手段を駆動
し、前記観察体に対する合焦制御を行うパッシブAF制
御手段と、前記アクティブAF受光系の出力および前記
パッシブAF受光系の出力に基づき、前記アクティブA
F制御手段と前記パッシブAF制御手段の何れかに切換
えるAF制御切換手段とを備えた構成である。
【0017】本発明は、以上のような構成としたことに
より、アクティブAF制御手段では、アクティブAF受
光系にて取込んだスライドガラスまたはカバーガラスの
反射膜に関する光学像の受光出力から高速度に反射膜に
ピント合わせ可能であり、一方、パッシブAF制御手段
では、パッシブAF受光系にて取込んだ標本に関するコ
ントラスト情報から精度良く標本にピント合わせ可能で
あるので、AF制御切換手段では、適宜な合焦切換条件
のもとにアクティブAF制御手段とパッシブAF制御手
段とを切換えてAF制御を行えば、高速度、かつ、高精
度に標本にピント合わせ可能である。
【0018】なお、AF制御切換手段の合焦切換条件と
しては、次の中から1つの条件を用いて切換えことが望
ましい。
【0019】(1) パッシブAF制御手段の合焦制御
による前記反射膜に対するピント合わせ完了。
【0020】(2) 対物レンズの倍率。
【0021】(3) アクティブAF制御手段による合
焦制御中の前記ステージの駆動方向。
【0022】さらに、オートフォーカス制御切換手段
は、オートフォーカス追従時には、観察体に関する光学
像であるコントラスト情報を合焦切換条件として、前記
アクティブオートフォーカス制御手段と前記パッシブオ
ートフォーカス制御手段との切換えを行ってもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0024】(第1の実施の形態)図1は本発明に係る
顕微鏡用AFシステムの一実施の形態を示す構成図であ
る。
【0025】このAFシステムは、システム基台となる
ベース1上にアーム2が立設され、そのうちベース1の
後部側には観察体である標本Sを下方から照明するため
の光源3が配置され、またアーム2の一側部には載置さ
れる標本Sを所要の高さ位置に位置決めするために上下
方向に移動可能なステージ4が設けられている。
【0026】前記ベース1側には、光の強さを減少させ
るNDフィルタ5、結像性能上から視野を限定する視野
絞り6、反射ミラー7およびコンデンサレンズ8等の光
学系が配列され、光源3からの照明光がNDフィルタ
5,視野絞り6、反射ミラー7、コンデンサレンズ8を
介してステージ4上の標本Sに入射する構成となってい
る。
【0027】この光源3および光学系を含む投光手段
は、標本Sに対して投映像を投光する例であるが、その
他傾斜照明法や垂直照明法を用いた投光手段であっても
よい。
【0028】前記アーム2端部側には標本Sからの光学
像となる光束を取り込む対物レンズ11が配置され、ま
たアーム2上には本発明システムの重要構成部分となる
AFユニット12が設けられ、標本Sからの光束が対物
レンズ11およびAFユニット12を通過し、その一部
が接眼レンズ13に導かれ、他の一部が例えばTVカメ
ラ,写真撮影装置などの結像装置14に入射するように
なっている。
【0029】15は入力信号に基づいて所要の処理を実
行するCPUで構成された制御処理部である。この制御
処理部15は、AFユニット12から出力される信号に
基づいてステージ駆動装置16およびモータ17を介し
てステージ14を上下方向に移動させることにより、標
本Sと対物レンズ11との相対距離を変化させる合焦調
節を行ったり、ユーザが操作する外部コントローラ18
からの指示に基づいてAFユニット12に切換え指令を
通知したり、現在光路中に挿入されている対物レンズ1
1の倍率情報を取得したり、その他ユーザが要求する種
々の処理を実行する機能をもっている。
【0030】前記ステージ駆動装置16は、半自動式と
し、外部から人手によりステージ調節可能な構成として
もよい。
【0031】図2は図1に示す投光手段を含むAFユニ
ット12の一詳細例を示す構成図である。
【0032】このAFユニット12は投光手段を含むア
クティブAF受光系20と同じく投光手段を含むパッシ
ブAF受光系40とからなり、投光手段を含むアクティ
ブAF受光系20は、例えばレーザ光源21から発光さ
れるP偏光のレーザ光を平行光束に変換するコリメート
レンズ22、このレンズ22からの平行光束の半分を遮
断する遮蔽板23、この遮蔽板23で遮断されなかった
光束のうち、P偏光成分を90°反射させ、S偏光成分
を透過させる特性をもつ偏向ビームスプリッタ24の
他、この偏向ビームスプリッタ24から結像系レンズ2
5を介して入力されるレーザ光を楕円偏光とする1/4
波長板26、この1/4波長板26を通ってくるレーザ
光の波長のみを反射させて対物レンズ11を介して標本
Sに入射するとともに、この標本Sから反射されてくる
レーザ光を反射させて1/4波長板26、結像系レンズ
25および偏光ビームスプリッタ24に導くダイクロイ
ックミラー27等が配置されている。
【0033】さらに、アクティブAF受光系20には、
標本Sから反射され偏光ビームスプリッタ24を透過し
てくるS偏光成分のみの反射光像を結像させるための結
像レンズ29およびこの結像レンズ系29を通ってくる
反射光像を結像するアクティブ2分割ディテクタ30が
設けられている。
【0034】これら光学要素24〜27、29および3
0は同一光軸上に設置され、またダイクロイックミラー
27は対物レンズ11の光軸上に設置されている。
【0035】なお、図中において右下がり斜線のハッチ
ング経路は標本Sへのレーザ光入射経路を示し、また左
下がり斜線のハッチング経路は標本Sからのレーザ光反
射経路を示している。
【0036】また、観察対象となる標本Sは、図3に示
すようにスライドガラス31とカバーガラス32との間
に封入され、そのうちスライドガラス31にはレーザ光
の波長を反射する反射膜33が蒸着されている。
【0037】よって、アクティブAF受光系20は、以
上のような構成としたので、レーザ光源21から発光さ
れたP偏光のレーザ光は、コリメートレンズ22にて平
行光束とされ、さらに遮蔽板23で遮断された半分が偏
光ビームスプリッタ24に入射される。この偏光ビーム
スプリッタ24は、入射されてくる光束を90°で反射
するようにP偏光成分を反射し、S偏光成分を透過す
る。
【0038】この偏光ビームスプリッタ24で反射され
たレーザ光は、結像系レンズ25を介して1/4波長板
26を通過し、楕円偏光となってダイクロイックミラー
27に入射される。ここで、ダイクロイックミラー27
は、レーザ光の波長のみを反射し、対物レンズ11を介
して標本Sに入射するとともに、図3に示すスライドガ
ラス31の反射膜33である図示(ア)の面で反射され
てくるレーザ光のみの波長を反射し、1/4波長板26
および結像系レンズ25を介して偏光ビームスプリッタ
24に導く。
【0039】この偏光ビームスプリッタ24は、レーザ
光成分のS偏光成分を透過し、結像レンズ系29を介し
て2分割ディテクタ30に入射する。
【0040】一方、パッシブAF受光系40は、ダイク
ロイックミラー27を透過してくる標本Sからの反射光
像を分割し、その一方を接眼レンズ13へ、他方をパッ
シブ観察系に導くハーフミラー41と、このハーフミラ
ー41の出力光束を集光する結像レンズ42と、この結
像レンズ42から得られる標本Sの反射光像を結像する
パッシブAF用センサ43とによって構成されている。
【0041】そして、前記アクティブ2分割ディテクタ
30およびパッシブAF用センサ43の出力側にはそれ
ぞれ個別にアクティブAF信号生成部46およびパッシ
ブAF信号生成部47が接続され、さらにこれらの生成
部46,47を切換えるAF信号切換部48が設けられ
ている。
【0042】前記アクティブAF信号生成部46は、2
分割ディテクタ30からの2つの出力信号PD−A、P
D−Bを処理し、2つの信号の大きさおよび差分に基づ
いてデフォーカス量およびデフォーカス方向を示すアク
ティブAF信号を生成する。
【0043】前記パッシブAF信号生成部47は、パッ
シブAF用センサ43からの出力信号を処理し、標本S
の反射光像のコントラストに基づいて算出されるデフォ
ーカス量を示すパッシブAF信号を生成する。
【0044】前記AF信号切換部48は、制御処理部1
5からの指示に基づいて、アクティブAF信号とパッシ
ブAF信号との何れかを切換えて制御処理部15に出力
する。
【0045】次に、制御処理部15によるAF切換制御
の動作について図4を参照して説明する。
【0046】制御処理部15は、AFが開始されると
(S1)、パッシブAFセンサ43の出力から標本Sの
コントラストが所定量検出されたか否かを判断する(S
2)。コントラストは次の演算式から算出する。
【0047】 コントラストC=Σ|D−D(k−1)| ……(1) 但し、上式においてDは画素出力信号を意味する。
【0048】ステップS2においてコントラストが所定
量検出されていると判断された場合には後述するステッ
プS11に移行するが、所定量検出されていないと判断
された場合にはアクティブAF受光系20側に切換え
(S3)、アクティブAF制御手段を実行する。
【0049】ここで、制御処理部15におけるアクティ
ブAF制御手段は、アクティブAF受光系20の出力で
ある反射レーザ光の出力,つまり2分割ディテクタ30
の出力信号の和が所定量に達するまでステージ駆動装置
16およびモータ17を介してステージ4を駆動制御す
る(S4,S5)。ディテクタ出力の和が所定量に達し
たとき、2分割ディテクタ30の各出力信号PD−A,
PD−Bが等しくなるように、同様に駆動装置16,モ
ータ17にてステージ4を駆動することにより、アクテ
ィブAF制御手段による合焦制御を実行する(S6,S
7)。
【0050】以上のような一連の処理により、スライド
ガラス31の反射膜33面に対するピント合わせを完了
させることができる。
【0051】引き続き、制御処理部15は、スライドガ
ラス表面にピント合わせが完了した後、パッシブAF受
光系40側に切換え(S8)、前述同様にパッシブAF
制御手段による合焦制御を行う。すなわち、パッシブA
F制御手段は、パッシブAFセンサ43の出力から標本
Sのコントラストが所定量検出したか否かを判断し(S
9)、所定量検出されていない場合には、標本Sが封入
されている方向,すなわちステージ4を降下させる方向
に駆動する(S10)。
【0052】一方、標本Sのコントラストが所定量検出
された場合には、当該標本Sのコントラストが最大とな
るようにステージ4を駆動する,いわゆる山登りAFサ
ーボを実行し、図9に示す標本Sの下面にピント合わせ
るといったパッシブAF制御手段による合焦の探索制御
を行う(S11,S12)。そして、コントラストの最
大値検出により、AF制御を終了する(S13)。
【0053】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、アクティブAF受光系を含むアクティブAF制御手
段を用いて、標本Sの大まかな合焦位置検出をスライド
ガラス面にピント合わせする高速ピント合わせ制御を行
い、一方、高精度な合焦位置検出をパッシブAF受光系
を含むパッシブAF制御手段で行うので、標本Sがスラ
イドガラス31から離れている場合でも、高速、かつ、
的確に標本Sにピント合わせを行うことが可能である。
【0054】しかも、パッシブAF制御手段によるステ
ージ駆動制御は、ステージ4を下降させる方向であって
既知と言えるので、従来までのパッシブAF手段のみに
よるAFよりも更に高速制御が可能となる。
【0055】よって、本システムにおいては、不定形状
の標本Sにピント合わせをするに際し、従来困難とされ
ていた高速性と高精度化の両方を両立させつつ標本Sに
自動的、かつ、高精度にピント合わせできる。
【0056】なお、上記実施の形態は、アクティブAF
受光系20を含むアクティブAF制御手段およびパッシ
ブAF受光系40を含むパッシブAF制御手段による合
焦探索に際し、それぞれ図2に示す瞳分割方式、山登り
サーボ方式を用いたが、スライドガラス31にピント合
わせを行った後、標本Sのコントラストによる制御を行
う構成であることから、例えば三角測量・像投影方式や
像瞳分割方式・光路差方式その他従来周知の各種探索方
式を適宜選択して使用可能である。
【0057】また、本実施の形態では、アクティブAF
信号とパッシブAF信号の信号生成部46,47をそれ
ぞれ独立して設けた例を示したが、アクティブAFとパ
ッシブAFの処理をどこで切り分けるかは適宜選択する
ことが出来る。例えば2分割ディテクタ30とパッシブ
AF用センサ43からの各出力信号を共通に処理する信
号処理部を設け、その内部処理によってどちらかのAF
信号を用いるかを選択するようにしても良い。
【0058】(第2の実施の形態)この顕微鏡用AFシ
ステムは、前記第1の実施の形態と同様な構成(図1お
よび図2)であるので、ここではその構成の説明は省略
し、以下、同一構成部分については図1,図2で付した
符号を用いて説明する。
【0059】この実施の形態は、対物レンズの倍率に応
じたAF制御を行う例である。
【0060】先ず、対物レンズ11の倍率に応じたAF
制御を必要とする理由について述べる。一般に、AF制
御は、対物レンズ11の合焦範囲である,いわゆる焦点
深度と密接不可分の関係にある。
【0061】今、被写体位置における対物レンズ11の
焦点深度は次の(2)式で表すことができる。
【0062】 λ/(NA)2 …(2) 但し、λは波長、NAは対物レンズの開口数である。
【0063】一方、対物レンズ11の倍率、NAおよび
焦点深度は下記の第1表に示すような値になる(但し、
波長λ=550[nm]の場合)。
【0064】
【表1】
【0065】従って、表1から明らかなように、例えば
対物レンズ11の倍率が1.25倍のとき焦点深度は3
44(μm)となり、同様に倍率が10倍のとき焦点深
度は8.8となる。これらの倍率から言えることは、低
倍率の場合には多少の合焦精度を落としても問題はない
が、高倍率の場合には焦点深度が小さいので、合焦精度
を高める必要がある。
【0066】そこで、本実施の形態におけるシステムで
は、低倍率対物レンズ11の使用時にはアクティブAF
制御手段を用いて必要な精度を確保しつつ高速度にAF
制御を実施し、高倍率対物レンズ使用時には第1の実施
の形態で用いたアクティブAF制御手段とパッシブAF
制御手段とを切換えることによって高速、かつ、高精度
なAF制御を行うことにある。
【0067】次に、以上のようなAF制御切換機能をも
つシステムの動作について図5を参照して説明する。
【0068】制御処理部15は、AFが開始されると
(S20)、光路中に挿入されている対物レンズ11の
倍率が予め定める所定倍率(例えば5倍)以下であるか
否かを判断し(S21)、対物レンズ倍率が所定倍率以
下であるとき、アクティブ受光系20側に切換え(S2
2)、アクティブAF制御手段を実行する。
【0069】すなわち、アクティブAF制御手段は、ア
クティブAF受光系20の出力である2分割ディテクタ
30の出力信号の和が所定量に達するまでステージ駆動
装置16およびモータ17を介してステージ4を駆動制
御する(S23,S24)。そして、ディテクタ出力の
和が所定量に達したとき、2分割ディテクタ30の各出
力信号PD−A,PD−Bが等しくなるように、同様に
駆動装置16,モータ17にてステージ4を駆動するこ
とにより、アクティブAF制御手段による合焦制御を行
う(S25,S26)。よって、以上のような一連の処
理により、スライドガラス31の反射膜33面に対する
ピント合わせが完了し、ここでアクティブAF制御手段
によるAF制御を終了する(S27)。
【0070】一方、光路中の対物レンズ11の倍率が所
定倍率以上であるとき、第1の実施の形態で説明した図
4のステップS2〜S12と同様な処理を実行するの
で、図4の説明に譲り、ここではその説明は省略する。
【0071】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、対物レンズ11の倍率に応じ、例えば低倍率時には
自動的にアクティブAF受光系20を選択すれば、アク
ティブAF制御手段は合焦制御の精度を落とさずに最高
速AF制御を実現でき、高倍率時のみだけ第1の実施の
形態におけるAF制御の選択方式とすれば、第1の実施
の形態よりも更に高速性を図ることができ、不定形状の
標本であっても高精度にピント合せを行うことができ
る。
【0072】なお、この実施の形態では、対物レンズ1
1の倍率に応じたAF制御の切換えタイミングを説明し
たが、例えば顕微鏡の検鏡法に応じたAF制御の切換え
も併用すれば、より最適なAF制御を実現できる。
【0073】(第3の実施の形態)この顕微鏡用AFシ
ステムは、前記第1の実施の形態と同様な構成(図1お
よび図2)であるので、ここではその構成の説明は省略
し、以下、同一構成部分については図1,図2で付した
符号を用いて説明する。
【0074】この実施の形態は、ステージ駆動方向に基
づいてアクティブAF受光系20とパッシブAF受光系
40とを切換えてAF制御を行う例である。
【0075】通常、スライドガラス31の反射膜33面
に対するAF制御のステージ駆動方向は、図示A矢印の
ように対物レンズ11とステージ4とが近づく方向と、
図示B矢印のように遠ざかる方向との2通りが存在す
る。
【0076】ここで、スライドガラス反射膜面に対し
て、ステージ駆動方向Aと標本Sとは同一方向であり、
ステージ駆動方向Bと標本Sとは反対方向に位置する。
よって、アクティブAF制御手段によるスライドガラス
31への合焦制御時において、予めパッシブAF制御手
段による標本Sの合焦位置の方向は予測可能であるの
で、ステージ駆動方向に基づき、アクティブAF受光系
20を含むアクティブAF制御手段とパッシブAF受光
系40を含むパッシブAF制御手段との切換えを可変さ
せ、パッシブAF制御手段のコントラスト検出駆動時間
を短縮させることにある。
【0077】すなわち、本実施の形態は、アクティブA
F制御手段においてステージ駆動方向が図示A矢印の方
向であれば、アクティブAF制御においてスライドガラ
ス31のピント位置を通過時点と判断でき、図示B矢印
の方向であれば、スライドガラス31のピント位置に到
達する直前をもって切換えタイミングとし、パッシブ受
光系40を含むパッシブAF制御手段に切換えれば、標
本Sへの合焦時間が短縮可能である。
【0078】次に、以上のようなAF制御切換機能をも
つシステムの動作について図7を参照して説明する。
【0079】制御処理部15は、AFが開始されると
(S30)、パッシブAFセンサ43の出力から標本S
のコントラストが所定量であるか否かを判断する(S3
1)。
【0080】ステップS31においてコントラストが所
定量検出されている場合には後述するステップS45に
移行するが、所定量検出されない場合にはアクティブA
F受光系20側に切換え(S32)、アクティブAF制
御手段を実行する。
【0081】ここで、制御処理部15のアクティブAF
制御手段は、アクティブAF受光系20の出力である反
射レーザ光の出力,つまり2分割ディテクタ30の出力
信号の和が所定量検出されるまでステージ駆動装置16
およびモータ17を介してステージ4を駆動制御する
(S33,S34)。ディテクタ出力の和が所定量検出
された場合、以後のAF制御については、パッシブAF
受光系40に切換わるまでの間、ステージ4の駆動方向
によって分岐する(S35)。
【0082】すなわち、ステージ4が対物レンズ11と
接近する駆動方向であるとき、スライドガラス31のピ
ント位置となる直前のデフォーカス条件となるまで駆動
し(S36,S37)、パッシブAF受光系40に切換
え(S42)、パッシブAF制御手段を実行する。
【0083】一方、ステージ4が対物レンズ11と遠ざ
かる駆動方向であるとき、スライドガラス31のピント
位置を通り過ぎるまで駆動し(S38,S39)、さら
にデフォーカス条件となるまで駆動し(S40,S4
1)、パッシブAF受光系40に切換え(S42)、パ
ッシブAF制御手段を実行する。
【0084】パッシブAF制御手段に切換わった後は、
第1の実施の形態を説明する図4に示すステップS9〜
S12と同様の制御となり(S43,S44)、標本S
のコントラストが最大となるようにステージ4を駆動す
る,例えば山登りAFサーボを実施し(S45,S4
6)、AF制御を終了する。
【0085】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、アクティブAF受光系20およびアクティブAF制
御手段によるスライドガラス31に対する合焦制御にあ
って、ステージ駆動方向とデフォーカス条件とに基づい
て切換えタイミングを決定しパッシブAF制御手段に切
換えので、標本Sに対して、常に高精度、かつ、高速度
にAF制御が可能である。
【0086】なお、この実施の形態は、スライドガラス
31に反射膜33を蒸着した例で説明したが、例えばカ
バーガラス32の標本封入面側に反射膜33を蒸着した
場合でも、ステージ駆動方向が反対となるだけで、本実
施の形態と同様の効果が得られるものである。
【0087】(第4の実施の形態)この顕微鏡用AFシ
ステムは、前記第1の実施の形態と同様な構成(図1お
よび図2)であるので、ここではその構成の説明は省略
し、以下、同一構成部分については図1,図2で付した
符号を用いて説明する。
【0088】この実施の形態は、標本にピントが合うよ
うにAF追従制御を実施する例である。
【0089】次に、制御処理部15によるAF追従制御
の動作について図8を参照して説明する。
【0090】この追従モードは標本Sのデフォーカスを
検出すると、標本Sに合焦させるようにステージ駆動制
御を実施し、常に標本Sにピントが合うようにステージ
4を駆動するモードである。
【0091】制御処理部15は、具体的には、ステップ
S50の追従中においてパッシブAFセンサ43の出力
から標本Sのコントラストが所定量以上か否かを判断す
る(S51)。コントラストが所定量以上の場合には、
ステージ4を標本Sのピント位置とするように制御する
(S52,S53)。一方、ステップS51においてコ
ントラストが所定量以下の場合には、アクティブAF受
光系20に切換え(S54)、アクティブAF制御手段
を実行する。
【0092】このアクティブAF制御手段では、標本S
からの反射レーザ光出力が所定量以上であるか否かを判
断し(S55)、所定量以下の場合にはパッシブAF制
御手段に戻り(S56)、コントラストが所定量検出さ
れるまで待機する(S57)。反射レーザ光の出力が所
定量以上の場合には、アクティブAF制御手段による合
焦制御を行う(S58,S59)。
【0093】ここで、アクティブAF制御手段による合
焦が完了すると、パッシブAF受光系40に切換え(S
60)、パッシブAF制御手段を実行する。このパッシ
ブAF制御手段は、標本Sのコントラストが所定量検出
されるまでステージ4を駆動する(S61,S62)。
コントラストが所定量検出されると、ステップS51に
移行しパッシブAF制御手段による追従制御に移行す
る。
【0094】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、アクティブAF制御手段による標本Sの追従範囲が
大きくなり、使い勝手の良好なAF制御機能を構築でき
る。
【0095】なお、本実施の形態を含む上述する各実施
の形態では、図2のようなダイクロイックミラー27と
ハーフミラー41とを別々に設置したが、これらのミラ
ーに代えて例えばダイクロイックミラー27とハーフミ
ラー41の特性をもつプリズムと可視波長領域に反射
し、かつ、赤外波長領域を透過するプリズムとを用いて
同様の特性を出力するようにしても、同様の効果を奏す
るものであり、またシステムの小型化に貢献する。
【0096】その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施できる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
クティブAF受光系およびパッシブAF受光系を併設
し、これら受光系出力に基づいてAF制御切換手段がス
ライドガラスまたはカバーガラスにピント合せするアク
ティブAF制御手段と標本にピント合わせするパッシブ
AF制御手段を切換えてAF制御を行うので、高い合焦
速度を維持しつつ、標本に対して確実にピント合わせで
き、高速、かつ、高精度なAF制御を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る顕微鏡用オートフォーカスシス
テムの一実施の形態を示す構成図。
【図2】 図1に示すAFユニットの光学受光系の一構
成例図。
【図3】 スライドガラス標本の断面構成図。
【図4】 本発明システムにおける第1の実施の形態に
関する処理動作を説明するフローチャート。
【図5】 本発明システムにおける第2の実施の形態に
関する処理動作を説明するフローチャート。
【図6】 AF制御におけるステージ駆動方向を説明す
る図。
【図7】 本発明システムにおける第3の実施の形態に
関する処理動作を説明するフローチャート。
【図8】 本発明システムにおける第4の実施の形態に
関する処理動作を説明するフローチャート。
【図9】 標本に対する従来の顕微鏡アクティブAFを
説明する図。
【図10】 標本に対する従来の別の顕微鏡アクティブ
AFを説明する図。
【符号の説明】
3…光源 4…ステージ 11…対物レンズ 12…AFユニット 14…撮像装置 15…制御処理部 16…ステージ駆動装置 20…アクティブAF受光系 30…アクティブ2分割ディテクタ 31…スライドガラス 32…カバーガラス 33…反射膜 S…標本 40…パッシブAF受光系

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光反射膜を施したスライドガラスまたは
    カバーガラスと、これらスライドガラスとカバーガラス
    との間に封入された観察体を載置するステージと、この
    ステージに載置された観察体と対峙するように配置され
    た対物レンズと、測距光または投影光を投光し、前記ス
    ライドガラスまたはカバーガラスに施した反射膜および
    前記観察体に関する光学像を発生させる投光手段と、前
    記ステージと前記対物レンズの少なくとも一方を上下動
    させる駆動手段をもった顕微鏡において、 前記対物レンズを介して得られる前記反射膜に関する光
    学像を受光するアクティブオートフォーカス受光系と、 前記対物レンズを介して得られる前記観察体に関する光
    学像であるコントラスト情報を受光するパッシブオート
    フォーカス受光系と、 前記アクティブオートフォーカス受光系の出力に基づい
    て前記駆動手段を駆動し、前記反射膜に対する合焦制御
    を行うアクティブオートフォーカス制御手段と、 前記パッシブオートフォーカス受光系の出力に基づいて
    前記駆動手段を駆動し、前記観察体に対する合焦制御を
    行うパッシブオートフォーカス制御手段と、 前記アクティブオートフォーカス受光系の出力および前
    記パッシブオートフォーカス受光系の出力に基づき、前
    記アクティブオートフォーカス制御手段と前記パッシブ
    オートフォーカス制御手段の何れかに切換えるオートフ
    ォーカス制御切換手段とを備えたことを特徴とする顕微
    鏡用オートフォーカスシステム。
  2. 【請求項2】 前記オートフォーカス制御切換手段は、
    前記パッシブオートフォーカス制御手段の合焦制御によ
    る前記反射膜に対するピント合わせ完了後、前記対物レ
    ンズの倍率および前記アクティブオートフォーカス制御
    手段による合焦制御中の前記ステージの駆動方向の何れ
    か1つを合焦切換条件としたことを特徴とする請求項1
    記載の顕微鏡用オートフォーカスシステム。
  3. 【請求項3】 前記オートフォーカス制御切換手段は、
    オートフォーカス追従時、前記観察体に関する光学像で
    あるコントラスト情報を合焦切換条件として、前記アク
    ティブオートフォーカス制御手段と前記パッシブオート
    フォーカス制御手段との切換えを行うことを特徴とする
    請求項1記載の顕微鏡用オートフォーカスシステム。
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