JP2000231129A - ブレ補正装置 - Google Patents

ブレ補正装置

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JP2000231129A JP11217247A JP21724799A JP2000231129A JP 2000231129 A JP2000231129 A JP 2000231129A JP 11217247 A JP11217247 A JP 11217247A JP 21724799 A JP21724799 A JP 21724799A JP 2000231129 A JP2000231129 A JP 2000231129A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減して、小形化を図ることを可
能にする。 【解決手段】 ブレを補正するように動作するブレ補正
レンズ11と、ブレ補正レンズ11を電磁的に駆動する
ブレ補正駆動部(31,32,13)とを備え、ブレ補
正駆動部は、1つのリング状マグネット31を含み、リ
ング状マグネット31は、一方の面をブレ補正用に使用
し、他方の面をブレ補正レンズ11のロック用に使用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ、交換レン
ズ、ビデオ、双眼鏡などの光学装置でレンズの一部又は
全部を移動させることにより、ブレを補正するブレ補正
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラのブレを防止するために、
カメラのブレを検知して、そのブレに沿って、レンズの
一部を移動させることにより、フィルム面上の像ブレを
補正する技術が確立されつつある。
【0003】図15は、カメラのブレ補正装置の従来例
を示す概念図である。カメラのブレは、6自由度を有し
ており、3自由度の回転運動であるピッチング・ヨーイ
ング・ローリング運動と、3自由度の並進運動であるX
・Y・Z方向の運動である。通常、ブレ補正は、ピッチ
ング・ヨーイングの2自由度の運動に対して行ってい
る。
【0004】ブレ補正装置200は、角速度センサ20
1と、CPU202と、VCM駆動ドライバー203
と、VCM204と、位置検出部205などとを備えて
いる。なお、このブレ補正装置200は、ピッチング・
ヨーイングの2系統の制御系を備えているが、同様な構
成であるので、図15には、p,yの添え字を付して、
共通した説明を行う。
【0005】角速度センサ201は、カメラのブレ運動
をモニタするセンサであり、通常、回転により生じるコ
リオリ力を検出する圧電振動式の角速度計を用いてお
り、ピッチングブレ検出用の角速度計201pと、ヨー
イングブレ検出用の角速度計201yの2個を使用して
いる。
【0006】CPU202は、角速度センサ201の量
子化された出力を、ブレ補正レンズ206の目標位置情
報に変換する処理を行う部分である。この目標位置情報
は、VCM駆動ドライバー203を用いて、ブレ補正ユ
ニットの電磁駆動部であるVCM204に入力し、ブレ
の補正を行うように、ブレ補正レンズ206を移動す
る。このブレ補正ユニットは、例えば、本出願人による
特開平10−3102号のようなものを使用できるの
で、ここでは、詳しく説明は省略する。
【0007】位置検出部205は、ブレ補正レンズ20
6の位置をモニタする部分であり、その出力は、CPU
202に入力され、ブレ補正レンズ206の駆動制御に
用いられる。
【0008】ブレ補正レンズ206の駆動は、通常、カ
メラの撮影準備動作(レリーズボタンの半押し動作、以
下、単に半押しという)信号に同期して開始し、半押し
タイマーOFF信号に同期して終了する。また、ブレ補
正制御を行うか否かを決定するために、レンズ鏡筒の外
部には、ブレ補正スイッチを設け、このスイッチの状態
に基づいて、撮影者は、ブレ補正制御の動作、非動作の
選択を行うのが通常である。
【0009】一方、ブレ補正レンズの駆動を行わない場
合には、ブレ補正レンズの光軸を撮像光学系の光軸中心
に一致するような位置でロックする必要がある。ブレ補
正制御を行わずに撮影する場合に、ブレ補正レンズがロ
ックされていないと、ブレ補正レンズが撮影中に動いて
しまい、ファインダ像の揺れや、撮影した写真を悪化さ
せてしまう可能性がある。ブレ補正レンズのロック機構
としては、特開平9−80561号のようなものが提案
されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のブレ補正装置では、マグネットを有する電磁駆動部が
用いられていた。この電磁駆動部は、高い効率が要求さ
れるので、高価なマグネットを2個も用いるのが一般的
であった。このために、部品点数が増え、組立の工数を
増やしてしまう、という問題があった。
【0011】また、ブレ補正レンズ206をロックする
ために、駆動機構として、新たにステッピングモータや
ラッチソレノイド(特開平9−80561号)等の電磁
駆動部を設ける必要があり、ブレ補正ユニットを更に大
きくしてしまうという問題があった。
【0012】一方、従来のロック機構は、レンズ鏡筒に
不用意に加わった衝撃に対して弱く、大きな衝撃を受け
るとロック解除してしまう可能性があった。ロック解除
してしまったレンズ鏡筒を、カメラに装着して撮影を行
うと、撮影中に、ブレ補正レンズが動いてしまい、画像
の劣化を招いてしまう恐れがあった。また、ブレ補正ス
イッチのオフに連動して、機械的にブレ補正レンズのロ
ック補助を行う方法も提案されているが、ロック連動の
ためのスペースを要することや、部品点数が増える等の
問題があった。
【0013】本発明の目的は、部品点数を削減して、小
形化を図ることを可能にするブレ補正装置を提供するこ
とである。本発明の他の目的は、大きな衝撃を受けても
ロック解除する恐れがなく、信頼性が高く、誤作動が起
こりにくいと共に、部品点数が少なく、省スペースが可
能なロック機構を有するブレ補正装置を提供することで
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、ブレを補正するように動作する
ブレ補正光学系(11)と、前記ブレ補正光学系を電磁
的に駆動するブレ補正駆動部(31,32,13)とを
備え、前記ブレ補正駆動部は、永久磁石(31)を含
み、前記永久磁石は、一方の面を前記ブレ補正駆動部に
使用し、他方の面を電磁的に駆動する他の駆動部(4)
に使用すること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0015】請求項2の発明は、ブレを補正するように
動作するブレ補正光学系と、前記ブレ補正光学系(1
1)を電磁的に駆動するブレ補正駆動部(31,32,
13)とを備え、前記ブレ補正駆動部は、永久磁石を含
み、前記永久磁石は、1つのリング状の磁石(31)又
は複数の円弧状の磁石(131a〜131d)により構
成させていること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0016】請求項3の発明は、請求項2に記載のブレ
補正装置において、前記永久磁石は、少なくとも面内2
極に分極着磁され、分極点近傍に、電磁的に駆動する他
の駆動部に用いられるコイルを配置したこと、を特徴と
するブレ補正装置である。
【0017】請求項4の発明は、請求項1に記載のブレ
補正装置において、撮影光学系をさらに備え、前記他の
駆動部は、前記撮影光学系の光軸回りに回転して作動す
る駆動部であること、を特徴とするブレ補正装置であ
る。
【0018】請求項5の発明は、請求項1に記載のブレ
補正装置において、前記ブレ補正駆動部は、前記永久磁
石(31)と、前記永久磁石に固定され、その永久磁石
に沿って所定間隔を隔てて形成された突起部(32c)
を有するヨーク(32)と、前記永久磁石と前記突起部
とに跨がり、所定間隔を隔てて配置され、前記ブレ補正
光学系(11)と連結された4個のコイル(13a,1
3b,13c,13s)と、を備えたことを特徴とする
ブレ補正装置である。
【0019】請求項6の発明は、請求項5に記載のブレ
補正装置において、前記ブレ補正光学系は、4本の弾性
を有する線状部材(16a,16b,16c,16d)
によって支持されており、前記線状部材は、少なくとも
2本(16a,16c)が前記分極点付近に設けられて
いること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0020】請求項7の発明は、請求項4に記載のブレ
補正装置において、前記ロック駆動部は、前記ブレ補正
光学系の保持枠に設けられた固定用突起部(12a,1
2b,12c)と、前記固定用突起部よりも、少なくと
も前記ブレ補正光学系の可動範囲分だけ大きな切り欠き
部(42a,42b,42c,43a,43b,43
c)をそれぞれ有し、光軸回りに回転する第1及び第2
の固定用回転部材(42,43)と、前記第1及び第2
の固定用回転部材を互いに反対方向に回転させる回転連
動部材(45)と、前記第1又は第2の固定用回転部材
に設けられた前記コイル(41a,41b)とを備え、
前記第1又は第2の固定用回転部材が反対方向に回転し
て、それぞれの前記切り欠き部が回転方向に相対移動す
ることにより、前記突起部をロック又はロック解除する
こと、を特徴とするブレ補正装置である。
【0021】請求項8の発明は、ブレを補正するように
動作するブレ補正光学系(111)と、前記ブレ補正光
学系の動きを制限するロック部材(142,143,1
45)とを備え、前記ロック部材は、前記ブレ補正光学
系の光軸と交差する面内及び光軸方向に動作すること、
を特徴とするブレ補正装置である。
【0022】請求項9の発明は、請求項8に記載のブレ
補正装置において、前記ロック部材は、前記ブレ補正光
学系の光軸中心に回転する動作と、光軸方向に移動する
動作を行うこと、を特徴とするブレ補正装置である。
【0023】請求項10の発明は、請求項9に記載のブ
レ補正装置において、前記ロック部材を駆動するロック
駆動部(131,141)と、前記ロック部材を光軸方
向に付勢するロック付勢部(146)とを備え、前記ロ
ック駆動部により前記ロック部材を前記ロック付勢部の
付勢力に対抗して光軸方向に駆動し、前記ロック駆動部
により前記ロック部材を前記光軸中心に回転させること
により、前記ブレ補正光学系のロック又はロック解除を
行うこと、を特徴とするブレ補正装置である。
【0024】請求項11の発明は、請求項10に記載の
ブレ補正装置において、前記ロック駆動部は、少なくと
も面内2極に分極着磁された円弧状の永久磁石(13
1)と、前記永久磁石に対向して、その磁極の切り替わ
り位置の近傍に配置されたロックコイル(141)とを
備え、前記ロックコイルに通電することにより、前記永
久磁石に対して回転方向の駆動力を発生すると共に、前
記ロックコイルの中心位置が前記磁極の切り替わり位置
を境にして、光軸方向の駆動力の向きを変化させるこ
と、を特徴とするブレ補正装置である。
【0025】請求項12の発明は、請求項11に記載の
ブレ補正装置において、前記ロック駆動部は、前記ブレ
補正光学系の保持枠に設けられた固定用突起部と、前記
固定用突起部よりも、少なくとも前記ブレ補正光学系の
可動範囲分だけ大きな切り欠き部をそれぞれ有し、光軸
回りに回転する第1及び第2の固定用回転部材(14
2,143)と、前記第1及び第2の固定用回転部材を
互いに反対方向に回転させる回転連動部材(145)
と、前記第1又は第2の固定用回転部材に設けられた前
記ロックコイル(141a,141b)とを備え、前記
第1又は第2の固定用回転部材が反対方向に回転して、
それぞれの前記切り欠き部が回転方向に相対移動するこ
とにより、前記突起部をロック又はロック解除するこ
と、を特徴とするブレ補正装置である。請求項13の発
明は、ブレを補正するように動作するブレ補正光学系
(111)と、前記ブレ補正光学系を電磁的に駆動する
ブレ補正駆動部(131,1323,113)とを備
え、前記ブレ補正駆動部は、4個のコイル(113a〜
113d)を含み、前記4個のコイルは、前記ブレ補正
光学系の周囲に均等に配置されていること、を特徴とす
るブレ補正装置である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、実施
形態をあげて、詳しく説明する。 [第1実施形態] (ブレ補正ユニット)図1は、本発明によるブレ補正装
置の第1実施形態のブレ補正ユニットの概略を示す展開
図である。このブレ補正装置は、可動ユニット1と、基
準ユニット2と、磁気回路ユニット3と、ロックユニッ
ト4等とを備えている。
【0027】可動ユニット1は、ブレを補正するように
作動するブレ補正レンズ11と、ブレ補正レンズ11を
支えるレンズ室12と、ブレ補正のための電磁駆動部を
構成する駆動コイル13a〜13dと、これらの駆動コ
イル13a〜13dを固定するコイル固定用基板14
と、コイル固定用基板14に取り付けられた位置検出パ
ターン15x、15y等とを備えている。この可動ユニ
ット1は、バネ性を有する細い4本のりん青銅の線材1
6a〜16dによって、基準ユニット2に位置決めして
取り付けられている。
【0028】4本の線材16a〜16dは、駆動コイル
13a〜13dとは、45度ずれた位置に配置されてお
り、スペース効率をよくすると共に、駆動の均一化を図
っている。また、後述するリング状マグネット31は、
45度方向で磁極が切り替わるように、面内2極に分極
着磁されているので、2本の線材16a,16cは、こ
の分極点付近に配置される。
【0029】基準ユニット2は、鏡筒取り付け部21
と、鏡筒取り付け部21に固定された円環型電気基板2
2等とを備えている。鏡筒取り付け部21は、不図示の
カムピンがねじ込まれており、このカムピンによって、
ブレ補正ユニットをレンズ鏡筒に取り付ける構造となっ
ている。
【0030】また、円環型電気基板22は、スルーホー
ル22a〜22dが4箇所に設けられており、前述した
りん青銅の線材16a〜16dがそれぞれ半田付けによ
って固定できるようになっている。また、円環型電気基
板22の裏側には、後述するフォトリフレクタ24(図
2参照)が取り付けられ、可動ユニット1に設けられた
位置検出パターン15x、15yにより、ブレ補正レン
ズ11の位置が検出される構造となっている。なお、図
示されてはいないが、この円環型電気基板22に、ブレ
補正レンズ11の駆動ドライバやフォトリフレクタ24
の出力処理アンプ等を搭載してもよい。この基準ユニッ
ト2には、磁気回路ユニット3もビス等(不図示)によ
って固定されている。
【0031】磁気回路ユニット3は、永久磁石であるリ
ング状マグネット31と、このリング状マグネット31
を固定したヨーク32等とを備えている。リング状マグ
ネット31は、45度方向で磁極が切り替わるように、
面内2極に分極着磁されたマグネットである。また、ヨ
ーク32は、マグネット31の磁極の切り替わり付近が
切り欠部32a,32bとなっており、後述するロック
ユニット4のコイルが、この切り欠部32a,32bに
収まる構造となっている。このヨーク32は、内周側
に、光軸前方に突出する環状の突起部32cが形成され
ている。そして、この突起部32cとリング状マグネッ
ト31とを跨がるように、前述した駆動コイル13a〜
13dが対向配置されている。
【0032】ロックユニット4は、ロック駆動コイル4
1a,41bと、ロック駆動コイル41a,41bを接
着によって固定し、光軸中心に回転自在に支持されたロ
ック回転円盤42と、同じく光軸中心に回転自在に支持
されたロック回転円盤43と、これらの回転円盤42,
43を保持するロック基板44等とを備えいてる。ロッ
ク基板44は、磁気回路ユニット3のヨーク32に固定
され、ロックユニット4を保持する構造となっている
(図2参照)。
【0033】(ブレ補正レンズの駆動部)図2,図3
は、本実施形態に係るブレ補正装置のブレ補正レンズの
駆動部を示す断面図であって、図2は、図1のII-II 断
面図、図3は、図1のIII-III 断面図である。ここで
は、ブレ補正ユニットのX方向への駆動機構部のみを示
している。図2において、ブレ補正レンズ11は、レン
ズ室12に嵌合され、押さえ環17によって固定されて
いる。レンズ室12には、コイル固定用基板14が熱カ
シメ(不図示)等で固定され、コイル固定用基板14上
に、駆動コイル13a,13cが半田付けされている。
【0034】リング状マグネット31は、駆動コイル1
3a、13cと一定のギャップを隔てて配置されてい
る。このリング状マグネット31は、その磁力によって
ヨーク32に吸着固定され、磁気回路を形成している。
リング状マグネット31は、N極からヨーク32の突起
部32cに向かって磁力線が飛ぶために、図2の矢印に
示されるような磁気回路を形成することになる。従っ
て、駆動コイル13a,13cに電流を流すと、図中上
下方向(X方向)に力を発生することになる。
【0035】駆動コイル13a,13cは、直列に接続
されており、同方向の力を発生するようにコイルが接続
されている。駆動コイル13a,13cへの給電は、図
3に示すように、バネ性を有するりん青銅の線材16a
〜16dを通して行われる。そして、円環基板22か
ら、その円環基板22のスルーホール部22a〜22
d、りん青銅の線材16a〜16d、コイル固定用基板
14(図2も併せて参照)を通して、駆動コイル13
a,13cに電流を供給する。駆動コイル13a,13
cは、X方向への駆動コイルとして直列に接続され、同
様に、駆動コイル13b,13dは、Y方向への駆動コ
イルとして直列に接続されている。
【0036】このように、ブレ補正レンズ11の駆動コ
イルを、X方向用として2個、Y方向用として2個用い
ることにより、駆動力を2分させ、駆動コイルを小さく
することが可能となる。また、駆動コイルの小型化によ
り、ブレ補正ユニット全体の外径を小さくすることが可
能となる。
【0037】(ブレ補正レンズの位置検出方法)ブレ補
正レンズ11の位置は、図2に示すように、円環基板2
2の裏面に半田付けされたフォトリフレクタ24により
モニタされる。フォトリフレクタ24は、IREDとフ
ォト・トランジスタとを備えており、IREDから発光
された赤外光が反射板15に当たって反射しフォト・ト
ランジスタに入射する。反射板15は、図1に示すよう
に、検出方向(駆動方向)に沿って反射光が変化するよ
うに、濃淡のパターンを有している。このために、反射
板15の位置によって、フォト・トランジスタの出力が
変化し、フォト・トランジスタの出力をモニタすること
によって、ブレ補正レンズ11の位置を検出することが
可能となる。
【0038】(ブレ補正レンズのロックユニット部)本
実施形態に係るブレ補正装置は、特に、一眼レフ用の交
換レンズに用いる場合に、ロックユニット部が必要であ
る。この理由は、ロックユニット部がない場合には、ブ
レ補正装置を作動させないときに、ブレ補正レンズ11
が不用意に動いてしまい、ファインダ上での像が見にく
くなってしまう。また、ロックユニット部がない場合に
は、光軸中心にブレ補正レンズ11を保持することが困
難であるために、画像の劣化を生ずる可能性がある。
【0039】図4は、本実施形態に係るブレ補正装置の
ロックユニット部を詳細に示す図であって、図4(A)
は、アンロック状態を、図4(B)は、ロック状態をそ
れぞれ示す図である。図5は、図4のロックユニット部
のロック駆動コイルを示す図である。ロックユニット4
は、ロック駆動コイル41a,41bと、ロック回転基
板42,43と、ロック基板44と、回転板45等とを
備えている。
【0040】前述したように、ロック駆動コイル41
a,41bは、リング状マグネット31の磁極切り替わ
り付近(図5のA)で、ヨーク32の切り欠部32a,
32bに納まる構造となっている。そして、ロック駆動
コイル41a,41bに電流を流すと(図5のB)、光
軸回りの回転方向に力を発生する(図5のC)。このロ
ック駆動コイル41a,41bは、電流を流したとき
に、同方向に力を発生するように直列に接続されてい
る。ロック駆動コイルは、本実施形態では、2個とした
が、駆動力が十分であれば1個でもよい。
【0041】ロック駆動コイル41a,41bが光軸回
りの反時計方向に力を発生すると、ロック駆動コイル4
1a,41bを取り付けたロック回転基板42が反時計
方向に回転する。ロック回転基板42には、切り欠部4
2dが設けられ、回転板(回転連動部材)45のピン4
5aが嵌合されている。ロック回転基板42が反時計方
向に回転することにより、回転板45が時計方向に回転
し、回転板45のもう一方のピン45bが嵌合されてい
るロック回転基板43の切り欠部43dにより、ロック
回転基板43は、時計方向に回転する。
【0042】また、レンズ室12には、3個の突起部1
2a,12b,12cが設けられており、それらの突起
部12a,12b,12cに対応して、ロック回転基板
42,43には、それぞれに3個づつ切り欠部42a,
42b,42c,43a,43b,43cが、設けられ
ている。アンロック状態の場合には、突起部12a,1
2b,12cの周囲には、図4(A)に示すように、切
り欠部42a,42b,42c等との間に、十分な可動
スペースが確保されている。
【0043】しかし、ロック回転基板42,43の回転
に伴って、ロック回転基板42,43の各切り欠部42
a,42b,42c,43a,43b,43cにより、
レンズ室12の突起部12a,12b,12cを挟み込
みレンズ室12を抑える構造となっている。本実施形態
では、レンズ室の突起を3個とし、3個の突起を抑える
構造としたが、2個でも問題ない。ロック回転基板4
2,43の切り欠部によって、レンズ室12の突起部を
両側から挟み込んで固定するので、レンズ室12を線材
16a〜16dで支持していても、捩じれることはな
い。
【0044】また、ロック基板44は、ロック状態を維
持するために、くの字型のバネ44aが突き出ており、
ロック回転基板42の突起部42eを抑える構造となっ
ている。このバネ44aによって、ロック駆動コイル4
1a,41bへの通電を止めても、ロック状態を維持す
ることが可能となる。
【0045】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、ブレ補正レンズ駆動用のマグネットを、ロック駆動
用にも兼用することにしたので、ブレ補正ユニットの光
軸方向の厚さを減らし、構成部品を少なくすることが可
能となる。また、ブレ補正レンズの駆動マグネットを、
1個のリング状マグネットに減らし、部品点数を削減す
ることができる。
【0046】[第2実施形態] (ブレ補正ユニット)図6は、本発明によるブレ補正装
置の第2実施形態のブレ補正ユニットの概略を示す展開
図である。第2実施形態のブレ補正装置は、可動ユニッ
ト101と、基台102と、磁気回路ユニット103
と、ロックユニット104と、環状メイン基板105等
とを備えている。
【0047】(可動ユニット)可動ユニット101は、
ブレ補正レンズ111を保持し、光軸と垂直な平面内を
2次元的に可動できる支持部と駆動部とからなってい
る。
【0048】図7は、第2実施形態による可動ユニット
の詳細を示す展開図である。駆動コイル113(113
a〜113d)は、ブレ補正レンズ111を電磁的に駆
動するコイルである。駆動コイル113は、耐熱性の高
いプラスチックの中子113a−3に、銅線を整列に巻
いてあり、そのコイル端末113a−4,113a−5
が引き出されている。この中子113a−3には、金属
の端子113a−1,113a−2がインサートされて
いる。
【0049】可動基板114は、円環状の電気基板であ
る。可動基板114には、電気パターンを有する孔11
4a−1,114a−2が設けられている。駆動コイル
113a〜113dは、その端子113a−1を可動基
板114の孔114a−1に、端子113a−2を孔1
14a−2にそれぞれ挿入し、コイル端末113a−4
を端子113a−1に、また、コイル端末113a−5
を端子113a−2にそれぞれ絡めて半田付けを行う。
これにより、駆動コイル113と可動基板114との導
通が確保される。
【0050】可動基板114には、コイル取付用の孔が
全部で8ヶ所に設けられており、駆動コイル113a〜
113dを均等な位置に取り付けられるようになってい
る。なお、駆動コイルの線材は、丸線ではなく、リボン
線を用いてもよい。その場合には、治具により、可動基
板114とコイルとの位置決めを行い、可動基板114
のパターン上に、直接半田付けによって、コイルの固定
を行えばよい。
【0051】銅板116(116a〜116d)は、4
WSのワイヤを取り付けるための銅板であり、導電性の
ある金属、例えば、りん青銅等の板材を曲げたものであ
る。この銅板116a〜116dは、同じ形状であるの
で、銅板116bを例に説明すると、その底中央に、後
述する4WSワイヤを通して、半田付けするための直径
0.3mm程度の孔116b−3があけられている。ま
た、この銅板116には、上述した可動基板114の孔
114b−1及び114b−2に半田付けにより固定で
きるように、端子部116b−1,116b−2が設け
られている。
【0052】可動基板114には、銅板固定用の孔が、
全部で8ヶ所設けられており、銅板116a〜116d
を光軸を中心として均等な角度で4ヶ所取り付けられる
ようになっている。また、この銅板固定用孔にも、電気
的パターンが設けられ、前述したコイル取付用の孔部の
パターンと導通が取れる構造となっている。
【0053】レンズ室112は、ブレ補正レンズ111
を保持する部材である。このレンズ室112には、フラ
ンジ112aが4ヶ所(1ヶ所は不図示)設けられてい
る。可動基板114は、このフランジ112aの上部に
嵌合し、フランジ部112aで接着により固定される。
【0054】なお、レンズ室112には、後述するロッ
クに用いるための半円状の突起112bが2ヶ所(1ヶ
所は不図示)光軸に対して対称な位置に設けられてい
る。また、可動基板114には、後述する位置検出用の
パターンを有した板材115x,115yが取り付けら
れている。
【0055】図6に戻り、可動ユニット101の説明を
行う。前述した可動ユニット101は、直径0.1mm
程度のバネ性を有したベリリウム銅等の線材4本(4W
Sワイヤ)により保持されている。この線材は、前述し
た銅板116の孔部116−3に半田付けされ、可動基
板114の孔114cを通り、円環状メイン基板105
のスルーホール105aに半田付けされる。この線材に
より、ブレ補正レンズ111は、光軸と直交する平面内
を2次元的に動くことが可能となる。また、ブレ補正レ
ンズ111は、この円環状メイン基板105から、その
4WSワイヤを通して、コイルに電流を流すことが可能
となる。
【0056】4WSワイヤを用いてブレ補正レンズ11
1を支持する場合に、可動部の重心位置をブレ補正レン
ズ111のレンズ中心、更に、駆動力中心と一致させる
ようにすることが重要である。もし、重心位置がづれて
いると、ブレ補正レンズ11を駆動したときに、可動ユ
ニット101にねじれを生じ、ブレ補正レンズ111の
位置を正確に制御することが難しくなってしまうからで
ある。
【0057】本実施形態では、駆動コイル113a〜1
13dを、ブレ補正レンズ111の周囲に均等な角度で
4個配置することにより、可動ユニット101の重心
を、ブレ補正レンズ111の中心に、また、駆動中心に
位置させることを可能にしている。
【0058】(基台と円環状メイン基板)円環状メイン
基板105は、その背面にフォトリフレクタ(不図示)
が取り付けられており、可動基板114に設けられたパ
ターン115x,115yに対して、赤外光を投光し、
その反射光を受光するようになっている。パターン11
5x,115yには、濃淡が設けられており、可動ユニ
ット101が動いたときに、それらのパターン115
x,115yも動くので、フォトリフレクタから見た反
射率が変化する。フォトリフレクタは、この反射率の違
いを検知して、ブレ補正レンズ111の位置を検出でき
るようになっている。
【0059】円環状メイン基板105には、切り欠き1
05cと孔105bとが設けられており、基台102の
ピン102a及び102bと嵌合して、位置決めされ
る。更に、ビス151により、基台102に固定される
構造となっている。基台102には、不図示のレンズ鏡
筒に取り付けるためのビス孔102dが3ヶ所設けられ
ている。これらビス孔102dを用いて、このブレ補正
ユニットを、レンズ鏡筒に取り付ける構造となってい
る。
【0060】基台102の背面には、可動ユニット10
1が入り込み、さらに、磁気回路ユニット103が、可
動ユニット101の動きを阻害しないように取り付けら
れている。
【0061】(磁気ユニット)磁気ユニット103は、
2個の円弧状マグネット131と、この円弧状マグネッ
ト131を固定した2個のヨーク132とから構成され
ている。円弧状マグネット131は、その中心位置で磁
極が切り替わるように、面内2極に分極着磁されたマグ
ネットである。リング状のマグネットを用いずに、円弧
状のマグネットとすることにより、マグネットの重量が
減るだけでなく、マグネット間の隙間に他機能を入れる
ことが可能となる。更に、リング状マグネットでは、磁
極の切り替わり位置を正確に見つけることは難しいが、
円弧状とすることにより、磁極の切り替わり位置を気に
せずに組み立てることが可能となる。
【0062】上述した円弧状マグネットを着磁切り替わ
り付近で2個に分割し、4個の円弧状マグネットを用い
て、上述した磁気回路と同様なものを構成しても構わな
い。この場合に、マグネットの数は増えるが、面内で分
極着磁する必要がなくなるので、着磁の切り替わり付近
の磁束の低下を減らし、後で述べるロックの駆動効率を
上げることができる、という効果がある。
【0063】また、ヨーク132は、マグネットの磁極
切り替わり付近で分割された構造となっており、後述す
るロックユニット104のコイル141a及び141b
が、このヨークのない部分に入り込むような構造となっ
ている。
【0064】(ロックユニット)ロックユニット104
は、ブレ補正を行わないときに、ブレ補正レンズ111
の動きを規正して、ロックするためのユニットである。
ロックユニット104は、ビス140によりヨーク切り
欠き部132aを通して、基台102に固定される。ま
た、基台102の背部には、位置決め用のピン(不図
示)により、磁気回路ユニット103及びロックユニッ
ト104の位置決めを行うような構造となっている。
【0065】(ブレ補正駆動原理)次に、ブレ補正レン
ズの駆動原理について説明を行う。図8は、駆動コイル
113と磁気回路ユニット103を取り出した図であ
る。図9は、図8中のH平面で切断した断面図である。
コイル113には、紙面表裏方向(D)に電流が流れて
いる。マグネット131のN極よりヨーク132の突起
部に磁束が飛び(E1,E2)、ヨーク132の下面を
通ってマグネット131のS極に戻ってくる(E3,E
4,E5)。このとき、コイル113には、図中矢印の
方向(E1,E2)に磁束が横切ることになる。コイル
113に電流を流すと、フレミング左手の法則より、紙
面左右方向(F)に駆動力を発生することになる。
【0066】(ロックユニットの詳細)次に、図10に
沿って、ロックユニットの詳細な説明を行う。図10
は、本実施形態によるロックユニットを示す展開図であ
る。ロック基台144は、ロックユニット104を支持
する部材であり、その内側には、嵌合部が設けられてい
る。ロック円盤143は、その外周がロック基台144
の嵌合部に嵌合することにより、ロック基台144に対
して、回転及び光軸方向に動作可能に保持されている。
また、ロック円盤142も、同様に、その外周でロック
基台144に嵌合しており、回転及び光軸方向に動作可
能に保持されている。ロック円盤142には、ロックコ
イル141a及び141bが接着により固定されてい
る。
【0067】反転板145は、ロック円盤142の動き
に対して、ロック円盤153を反対方向に回転させるた
めのものである。反転板145は、表面に2本のピン
を、裏面に1本のピン(不図示)を有し、裏面のピン
は、ロック基台144に設けられた嵌合孔(不図示)に
嵌まっている。反転板145は、一方のピン145aが
ロック円盤142の切り欠き部142aに嵌合し、他方
のピン145bがロック円盤143の切り欠き部143
aに嵌合している。これにより、ロック円盤142がロ
ック動作時に時計方向に回転すると、反転板145によ
り、ロック円盤143は、反時計方向に回転することに
なる。
【0068】ロック基台144の背面には、円環板バネ
146がビス147により固定されている。円環板バネ
146には、ピン146a〜146cが設けられてお
り、各ピン146は、ロック基台144の孔部144a
に嵌合し、その頭部でロック円盤142を光軸方向に付
勢し、3本のピン146で支える構造となっている。
【0069】ラッチピン保持部材148には、ラッチピ
ン149が圧入され、基台144にビス149Aにより
固定されている。ラッチピン149は、ロック円盤14
2に設けられた2ヶ所の切り欠き142b又は切り欠き
142cに嵌合可能な構造となっている。
【0070】(ロック駆動原理)次に、本発明のロック
駆動原理について説明する。図11は、ロック駆動に必
要な構成要素を抜き出した斜視図である。図12は、図
11中G1平面での断面模式図であり、図13は、図1
1中G2平面での断面模式図である。図11に示すよう
に、ロック開始前の状態では、マグネット磁極切り替わ
り位置とロックコイル中心位置とは、ずれている。
【0071】図12に示すように、N極からS極に磁束
が流れるために(J1,J2,J3,J4)、図中
(I)で示す方向にコイルに電流を流すと、図中Z方向
に駆動力(K)を発生する。この駆動力の方向(K1,
K2)は、コイルの回転位置角度(θ)によって変化す
る。
【0072】図13に示すように、コイル長手方向の断
面で見ると、θ方向とZ方向の駆動力を発生する。つま
り、コイルの辺によって、駆動力方向が異なる。
【0073】図14は、コイルの回転位置θに対するZ
方向の駆動力とθ方向の駆動力を示すグラフである。図
14に示すように、コイル回転位置θにより、回転方向
駆動力(L)は変化しないが、光軸方向駆動力(M)
は、大きく変化し、コイル回転位置がロック位置とアン
ロック位置とでは逆転することが判る。
【0074】次に、図10に沿って、順を追って説明を
行う。アンロック状態では、ラッチピン149は、ロッ
ク円盤142の切り欠き部142bに嵌まり、ロック付
勢ピン146a〜146cは、円環状板バネ146によ
って、図中左方向にロック円盤142を付勢しているた
めに、アンロック状態が保持される。
【0075】次に、ロックコイルに通電すると、ロック
コイル141a及び141bには、時計回りの力が発生
すると共に、光軸方向に、付勢ピン146a〜146c
を押し下げる力を発生する。このときに、ラッチピン1
49が切り欠き142bから抜けない限り、ロック円盤
142は、時計方向に回転することができない。
【0076】ラッチピン149が切り欠き142bから
抜けると、ロック円盤142は、時計方向(P)回転す
る。このときに、ロック円盤143は、反転板145に
より、反時計方向(Q)に回転を始める。ロック円盤1
42の回転により、ロックコイルの回転位置が変化する
と、光軸方向の力は逆転し、図中左方向に力を発生する
(図13のK1,K2参照)。ラッチピン149が切り
欠き142cに嵌まると、ロック円盤142及びロック
円盤143の回転は止まり、ロック動作は完了する。ロ
ック状態では、ロック付勢ピン146a〜146cと、
円環状板バネ146によって、図中左方向にロック円盤
142を付勢しているので、ロック状態が保持される。
【0077】また、ロック円盤142には、くぼみ14
2d及び142eが、また、ロック円盤143には、く
ぼみ143b及び143cがあり、ロック状態のとき
は、くぼみ142dと143b、142eと143cに
より、レンズ室112に設けられた突起(不図示)を挟
み込み、レンズ室112の動きを制限ロックする。アン
ロックする場合は、ロックコイルにロック時と逆方向に
通電することにより、ロック時と逆の動きを行い、アン
ロック状態に移ることが可能である。
【0078】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、光軸方向への動きと、回転方向への動きとを、別々
に行うことにより、ロック及びアンロックを行うので、
ブレ補正ユニットに外乱が入った場合でも、アンロック
状態のときにはロック状態に、また、ロック状態のとき
にはアンロック状態に、移ってしまう可能性が低くする
ことができ、ロック時の保持精度がよく、より信頼性の
高い、ロック機構を提供することができる。
【0079】[変形形態]以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。 (1) ブレ補正ユニットの側に、シャッタ又は電磁絞
りがある場合にも、前述したロック用の回転駆動機構を
用いて駆動することが可能である。また、回転駆動用の
4個のマグネットの内、2個をブレ補正レンズロック用
に、残りの2個をシャッタ又は電磁絞りに用いることも
可能である。
【0080】(2) 前述した実施形態では、リング状
マグネット31を面内2極に分極着磁し、ロック駆動コ
イルを、分極点2箇所に配置する構造としたが、回転駆
動力が不足している場合には、面内4極に分極着磁した
リング状マグネットを用いて、磁極の切り替わり4箇所
に、4個の回転駆動コイルを用いてもよい。その場合に
は、ブレ補正レンズの駆動コイルの駆動力発生方向が逆
になるために、2個のX方向駆動コイル及び2個のY方
向駆動コイル、それぞれのコイルの接続方向が逆にな
る。
【0081】(3) リング状マグネットは、1つのリ
ング状の例で説明したが、2つ又はそれ以上に分割した
ものでもよい。 (4) 第2実施形態において、ラッチピン149が切
り欠き142b又は142cに嵌合する例で説明した
が、光軸方向の移動で押圧される摩擦部材を配置して、
摩擦力でロックするようにしてもよい。 (5) 第2実施形態において、光軸方向と光軸回りの
2つの動作でロック、アンロックの動作を行ったが、光
軸を中心にした回転ではなく、光軸と直交する面内で直
線的に動くような動作でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるブレ補正装置の実施形態のブレ補
正ユニットの概略を示す展開図である。
【図2】本実施形態に係るブレ補正装置のブレ補正レン
ズの駆動部を示す断面図(図1のII-II 断面図)であ
る。
【図3】本実施形態に係るブレ補正装置のブレ補正レン
ズの駆動部を示す断面図(図1のIII-III 断面図)であ
る。
【図4】本実施形態に係るブレ補正装置のロックユニッ
ト部を詳細に示す図であって、図4(A)は、アンロッ
ク状態を、図4(B)は、ロック状態をそれぞれ示す図
である。
【図5】図4のロックユニット部のロック駆動コイルを
示す図である。
【図6】本発明によるブレ補正装置の第2実施形態のブ
レ補正ユニットの概略を示す展開図である。
【図7】第2実施形態による可動ユニットの詳細を示す
展開図である。
【図8】第2実施形態による駆動コイルと磁気回路ユニ
ットを取り出した図である。
【図9】図8中のH平面で切断した断面図である。
【図10】第2実施形態によるロックユニットを示す展
開図である。
【図11】ロック駆動に必要な構成要素を抜き出した斜
視図である。
【図12】図11中G1平面で破断して示す断面模式図
である。
【図13】図11中G2平面で破断して示す断面模式図
である。
【図14】コイルの回転位置θに対するZ方向の駆動力
とθ方向の駆動力を示すグラフである。
【図15】カメラのブレ補正装置の従来例を示す概念図
である。
【符号の説明】
1,101 可動ユニット 11,111 ブレ補正レンズ 12,112 レンズ室 13a〜13d,113a〜113d 駆動コイル 14,114 コイル固定用基板 15x,15y,115x,115y 位置検出パター
ン 16a〜16d 線材 2 基準ユニット 21 鏡筒取り付け部 22 円環型電気基板 24 フォトリフレクタ 102 基台 105 環状メイン基板 3,103 磁気回路ユニット 31,131 リング状マグネット 32,132 ヨーク 4,104 ロックユニット 41a,41b,141a,141b ロック駆動コイ
ル 42,43,142,143 ロック回転円盤 44,144 ロック基板

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレを補正するように動作するブレ補正
    光学系と、 前記ブレ補正光学系を電磁的に駆動するブレ補正駆動部
    とを備え、 前記ブレ補正駆動部は、永久磁石を含み、 前記永久磁石は、一方の面を前記ブレ補正駆動部に使用
    し、他方の面を電磁的に駆動する他の駆動部に使用する
    こと、を特徴とするブレ補正装置。
  2. 【請求項2】 ブレを補正するように動作するブレ補正
    光学系と、 前記ブレ補正光学系を電磁的に駆動するブレ補正駆動部
    とを備え、 前記ブレ補正駆動部は、永久磁石を含み、 前記永久磁石は、1つのリング状の磁石又は複数の円弧
    状の磁石により構成させていること、を特徴とするブレ
    補正装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のブレ補正装置におい
    て、 前記永久磁石は、少なくとも面内2極に分極着磁され、 分極点近傍に、電磁的に駆動する他の駆動部に用いられ
    るコイルを配置したこと、を特徴とするブレ補正装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のブレ補正装置におい
    て、 撮影光学系をさらに備え、 前記他の駆動部は、前記撮影光学系の光軸回りに回転し
    て作動する駆動部であること、を特徴とするブレ補正装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のブレ補正装置におい
    て、 前記ブレ補正駆動部は、 前記永久磁石と、 前記永久磁石に固定され、その永久磁石に沿って所定間
    隔を隔てて形成された突起部を有するヨークと、 前記永久磁石と前記突起部とに跨がり、所定間隔を隔て
    て配置され、前記ブレ補正光学系と連結された4個のコ
    イルと、を備えたことを特徴とするブレ補正装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のブレ補正装置におい
    て、 前記ブレ補正光学系は、4本の弾性を有する線状部材に
    よって支持されており、 前記線状部材は、少なくとも2本が前記分極点付近に設
    けられていること、を特徴とするブレ補正装置。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のブレ補正装置におい
    て、 前記他の駆動部は、前記ブレ補正光学系の動きを制限さ
    せるように駆動するロック駆動部であり、 前記ロック駆動部は、 前記ブレ補正光学系の保持枠に設けられた固定用突起部
    と、 前記固定用突起部よりも、少なくとも前記ブレ補正光学
    系の可動範囲分だけ大きな切り欠き部をそれぞれ有し、
    光軸回りに回転する第1及び第2の固定用回転部材と、 前記第1及び第2の固定用回転部材を互いに反対方向に
    回転させる回転連動部材と、 前記第1又は第2の固定用回転部材に設けられた前記コ
    イルとを備え、 前記第1又は第2の固定用回転部材が反対方向に回転し
    て、それぞれの前記切り欠き部が回転方向に相対移動す
    ることにより、前記突起部をロック又はロック解除する
    こと、を特徴とするブレ補正装置。
  8. 【請求項8】 ブレを補正するように動作するブレ補正
    光学系と、 前記ブレ補正光学系の動きを制限するロック部材とを備
    え、 前記ロック部材は、前記ブレ補正光学系の光軸と交差す
    る面内及び光軸方向に動作すること、を特徴とするブレ
    補正装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のブレ補正装置におい
    て、 前記ロック部材は、前記ブレ補正光学系の光軸中心に回
    転する動作と、光軸方向に移動する動作を行うこと、を
    特徴とするブレ補正装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のブレ補正装置におい
    て、 前記ロック部材を駆動するロック駆動部と、 前記ロック部材を光軸方向に付勢するロック付勢部とを
    備え、 前記ロック駆動部により前記ロック部材を前記ロック付
    勢部の付勢力に対抗して光軸方向に駆動し、前記ロック
    駆動部により前記ロック部材を前記光軸中心に回転させ
    ることにより、前記ブレ補正光学系のロック又はロック
    解除を行うこと、を特徴とするブレ補正装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のブレ補正装置にお
    いて、 前記ロック駆動部は、 少なくとも面内2極に分極着磁された円弧状の永久磁石
    と、 前記永久磁石に対向して、その磁極の切り替わり位置の
    近傍に配置されたロックコイルとを備え、 前記ロックコイルに通電することにより、前記永久磁石
    に対して回転方向の駆動力を発生すると共に、前記ロッ
    クコイルの中心位置が前記磁極の切り替わり位置を境に
    して、光軸方向の駆動力の向きを変化させること、を特
    徴とするブレ補正装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のブレ補正装置にお
    いて、 前記ロック駆動部は、 前記ブレ補正光学系の保持枠に設けられた固定用突起部
    と、 前記固定用突起部よりも、少なくとも前記ブレ補正光学
    系の可動範囲分だけ大きな切り欠き部をそれぞれ有し、
    光軸回りに回転する第1及び第2の固定用回転部材と、 前記第1及び第2の固定用回転部材を互いに反対方向に
    回転させる回転連動部材と、 前記第1又は第2の固定用回転部材に設けられた前記ロ
    ックコイルとを備え、 前記第1又は第2の固定用回転部材が反対方向に回転し
    て、それぞれの前記切り欠き部が回転方向に相対移動す
    ることにより、前記突起部をロック又はロック解除する
    こと、を特徴とするブレ補正装置。
  13. 【請求項13】 ブレを補正するように動作するブレ補
    正光学系と、 前記ブレ補正光学系を電磁的に駆動するブレ補正駆動部
    とを備え、 前記ブレ補正駆動部は、4個のコイルを含み、 前記4個のコイルは、前記ブレ補正光学系の周囲に均等
    に配置されていること、を特徴とするブレ補正装置。
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