JP2009169292A - 光学防振装置及び光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学防振装置の消費電力を低減しつつ、ロック部材のロック位置及びロック解除位置での安定的な保持を可能とする。
【解決手段】光学防振装置12は、防振素子L5,31のシフトを制限するロック位置と該防振素子のシフトを許容するロック解除位置とに回転可能なロック部材45と、該ロック部材をロック位置及びロック解除位置に回転させるアクチュエータ49,48a,48bとを有する。また、該装置は、ロック位置に回転したロック部材を該ロック位置の方向に、ロック解除位置に回転したロック部材を該ロック解除位置の方向にそれぞれ機械的に付勢する付勢機構52,53,45g,45hを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ及び交換レンズ等の光学機器に関し、レンズ等の防振素子をシフトさせて光学的な防振を行う光学防振装置を備えた光学機器に関する。
光学機器には、手振れ等の振れに起因して称する像振れを低減するために、レンズを光学系の光軸に対してシフトさせる光学防振装置が搭載されている場合が多い。
このような光学防振装置は、例えば、光学機器のピッチ方向及びヨー方向の振れを検出する振れセンサと、該振れセンサからの出力に応じてレンズを光軸に対してシフトさせるアクチュエータとを有する。さらに、光学防振装置には、防振動作を行わない場合にレンズが光学系の光軸に対して不用意にシフトしないように、該レンズのシフトを制限する(ロックする)ロック機構が設けられている場合が多い。
ロック機構の一例が特許文献1にて開示されている。このロック機構では、回転可能なロック部材をバネ力によって常時ロック位置の方向に付勢している。そして、防振動作を行うときには、アクチュエータ(モータ)によってロック部材をロック解除位置に回転させ、電磁石によってロック解除位置に吸着保持する。
また、特許文献2には、回転可能なロック部材をステッピングモータによって駆動するロック機構が開示されている。
特許第3618798号公報 特開平10−142647号公報
しかしながら、特許文献1にて開示されたロック機構では、防振動作を許容するためには、電磁石に通電してロック部材をロック解除位置にて吸着保持しておく必要がある。このため、防振動作中に電磁石への通電を継続しなければならず、消費電力が増加する。
一方、特許文献2にて開示されたロック機構では、無通電状態のステッピングモータに発生するコギング力(自己保持力)を利用して、ロック部材をロック解除位置に保持することができ、この結果、電力消費を抑えることが可能である。しかしながら、衝撃等の外乱によってコギング力を超える回転力がロック部材に作用すると、ロック部材がロック解除位置から回転し、防振動作を続行できなくなる可能性がある。
本発明は、消費電力を低減しつつ、ロック部材のロック位置及びロック解除位置での安定的な保持を可能とした光学防振装置及びこれを備えた光学機器を提供する。
本発明の一側面としての光学防振装置は、防振素子のシフトを制限するロック位置と該防振素子のシフトを許容するロック解除位置とに回転可能なロック部材と、該ロック部材をロック位置及びロック解除位置に回転させるアクチュエータとを有する。さらに、ロック位置に回転したロック部材を該ロック位置の方向に、かつロック解除位置に回転したロック部材を該ロック解除位置の方向にそれぞれ機械的に付勢する付勢機構とを有することを特徴とする。
また、上記光学防振装置を備えた光学機器も、本発明の他の一側面を構成する。
本発明によれば、ロック部材をロック位置の方向及びロック解除位置の方向に機械的に付勢する付勢機構を設けることで、消費電力を低減しつつ、ロック部材をロック位置及びロック解除位置で安定的に保持することができる。したがって、光学機器の省電力化が可能であるとともに、衝撃等の外乱が生じても像振れが少ない撮像を続行可能な光学機器を実現することができる。
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例である光学機器としてのレンズ装置の構成を示している。このレンズ装置は、一眼レフカメラ用の交換レンズ(ズームレンズ)であり、図中の中心線より上側は広角端での構成を、中心線より下側は望遠端での構成をそれぞれ示している。なお、以下の説明において、物体側を前側とし、像側を後側とする。
L1〜L6はそれぞれ、撮像光学系を構成する第1〜第6レンズユニットである。1はズーム操作環であり、該ズーム操作環1の回転操作によって、第1〜第6レンズユニットL1〜L6が光軸方向に移動し、撮像光学系の焦点距離を変更する。ズーム操作環1の外周には、操作をし易くするためにゴムリング1aが取り付けられている。また、ズーム操作環1の前端部には、遮光フードを取り付けるための爪部1bが設けられている。
レンズ装置の後端部には、フォーカス操作環2及びズーム操作調節リング3が配置されている。フォーカス操作環2の回転操作によって第2レンズユニットL2が光軸方向に移動し、焦点調節を行うことができる。また、ズーム操作調節リング3の回転操作によって、ズーム調節リング3とその内側に配置された固定筒4との間の摩擦の大きさが変化し、ズーム操作環1の操作の重さを調節することができる。
5は直進筒であり、ズーム操作環1及び第1レンズユニットL1を保持する第1鏡筒13とともに光軸方向に移動する。直進筒5にはカム5aが設けられている。6はズームカム環であり、該ズームカム環6には、直進筒5のカム5aに係合するカムフォロア(図示せず)が設けられている。カム環6の回転により、第1レンズユニットL1及び第1鏡筒13が光軸方向に移動する。また、ズームカム環6は、回転しながら光軸方向に移動する。
ここで、ズームカム環6の光軸方向の移動量は、第5レンズユニットL5を含む後述する防振ユニット(光学防振装置)12の光軸方向の移動量と同じである。
防振ユニット12は、第5移動筒11に固定されている。第5移動筒11に設けられたフォロア(図示せず)は、ズームカム環6に周方向に延びるように形成された溝部(図示せず)に係合している。このため、防振ユニット12(第5レンズユニットL5)は、回転することなくズームカム環6とともに光軸方向に移動する。
7はレンズ装置の固定部を構成する案内筒であり、その後部には、振動型モータと、該モータの回転及びフォーカス操作環2の回転をフォーカスキー16に伝達する伝達機構とを含むフォーカスユニット8が保持されている。また、案内筒7の後端部には、固定筒4及びマウント9がビスによって固定されている。
10は防滴ゴムであり、マウント9が不図示のカメラのマウントに装着された状態で、該マウント結合部への水滴の浸入を防止する。
14は第2レンズユニットL2を保持する第2鏡筒である。また、15は第2鏡筒14の外周に配置されたフォーカスカム環である。フォーカスカム環15には、ズームカム環6に光軸方向に延びるように形成された案内溝部(図示せず)と第5移動筒11に形成されたカム溝部11aに係合するカムフォロア(図示せず)が設けられている。このため、ズームカム環6が回転すると、フォーカスカム環15が回転しながら光軸方向に移動し、これとともに第2鏡筒14(第2レンズユニットL2)が回転せずに光軸方向に移動する。
前述したフォーカスキー16の回転は、第2鏡筒14に伝達される。第2鏡筒14がフォーカスカム環15に対して回転することで、フォーカスカム環15の内周に形成されたフォーカスカム15aによって第2鏡筒14が焦点調節のために光軸方向に移動する。なお、本実施例の撮像光学系は、焦点距離によって焦点調節のための第2レンズユニットL2の移動量が異なる光学系である。このため、焦点距離の変化に応じてフォーカスカム環15を回転させ、第2鏡筒14を光軸方向に移動させるためのフォーカスカム15aの使用領域を変化させることで、第2鏡筒14の移動量を変化させる。
18は第3レンズユニットL3を保持する第3鏡筒であり、該第3鏡筒18の前部(第3レンズユニットL3よりも前側)には、絞りユニット17が固定されている。第3鏡筒18には、ズームカム環6に形成されたカム溝部6aと、第5移動筒11に形成された直進溝部(図示せず)とに係合するカムフォロア(図示せず)が設けられている。このため、ズームカム環6が回転することによって、第3鏡筒18(第3レンズユニットL3)及び絞りユニット17が光軸方向に移動する。
19は第4レンズユニットL4を保持する第4鏡筒である。第4鏡筒19には、ズームカム環6に形成されたカム溝部6bと、第5移動筒11に形成された直進溝部(図示せず)とに係合するカムフォロア(図示せず)が設けられている。このため、ズームカム環6が回転することによって、第4鏡筒19(第4レンズユニットL4)が光軸方向に移動する。
20は第6レンズユニットL6を保持する第6鏡筒である。第6鏡筒20には、ズームカム環6に形成されたカム溝部6cと、案内筒7に形成された直進溝部(図示せず)とに係合するカムフォロア(図示せず)が設けられている。このため、ズームカム環6が回転することによって、第4鏡筒19(第4レンズユニットL4)が光軸方向に移動する。
21は三脚座であり、レンズ装置を三脚に固定するためのネジ部21aが設けられている。
23はレンズ装置の制御回路であり、案内筒7の外周を囲むように配置されている。レンズ装置の振れを検出する振動ジャイロ等の振れセンサ(角速度センサ)は、制御回路23に半田付けされ、案内筒7にゴムを介して固定されている。
また、22は制御回路23、フォーカスユニット8、防振ユニット12及び絞りユニット17とカメラとを電気的に接続するための接点である。
次に、防振ユニット12の構成を、図2〜図7を用いて説明する。図2は防振ユニット12を分解して斜め前側から見たときの図、図3は防振ユニット12を分解して斜め後側から見たときの図である。図4は防振ユニット12の背面図、図5,図6及び図7はそれぞれ、防振ユニット12を図4におけるA−A線、B−B線及びC−C線で切断したときの断面を示している。
これらの図において、30はベース部材としての地板であり、該地板30の外周には、図2及び図3に示すように、コロ座30a(実際には3箇所に設けられているが、図には1箇所のみ示している)が形成されている。該コロ座30aには、コロ(図示せず)がビス止めされる。該コロが第5移動筒11に設けられた穴部に係合することで、防振ユニット12が第5移動筒11により保持される。
32は磁性体により形成された第1ヨークであり、4箇所に形成された穴32aを貫通する4本のビス34によって地板30の穴30bにビス止めされる。また、第1ヨーク32の前面には、4つののネオジウムマグネット等からなる永久磁石(シフトマグネット)33aが2対吸着されて固定されている。
第5レンズユニットL5は、防振素子としての防振レンズである。第5レンズユニットL5は、シフト枠31によって保持されている。シフト枠31の前面には、2対のシフトマグネット33aに対向するよう、2つのシフトコイル35が接着により固定されている。シフト枠31は、地板30に対して、第5レンズユニットL5の光軸、つまりは撮像光学系の光軸に直交するピッチ方向及びヨー方向に(すなわち、該光軸に対して)シフト可能である。
また、シフト枠31の後面には、2つのiRED等の投光素子36が接着により固定されている。各投光素子36からの光束は、シフト枠31に形成されたスリット31aを通して、シフト基板40に固定されたPSD等の受光素子(以下、シフト位置検出素子という)40bに入射する。シフト位置検出素子40bは、2つの投光素子36に対応して2つ設けられている。これにより、シフト枠31のピッチ方向及びヨー方向での位置を検出することができる。
また、各シフトコイル35のコイル線の端部及び投光素子36は、シフトFPC35aに半田付けされている。
シフト枠31の外周3箇所には、突起31bが形成されている。また、地板30における該3つの突起31bに対応する3箇所にも、突起30cが形成されている。そして、各突起31bと各突起30cには、図7に示すように、シフトスプリング37の両端37aが掛けられている。これにより、シフト枠31は、常に地板30側に付勢される。
なお、第1ヨーク32とシフト枠31との間には、地板30に対するシフト枠31のシフトに伴って転動可能なボール38が3つ配置されている。3つのボール38は、3つのシフトスプリング37と同位相の位置に配置されており、これによりシフト枠31がシフトする際の負荷が軽減される。
44は非磁性のステンレス材により形成されたL字状のガイド軸である。ガイド軸44の一端はシフト枠31によって保持され、他端は地板30に形成された不図示の軸受部によって支持されている。これにより、シフト枠31の地板30に対する光軸に直交する面内での移動は許容されるが、光軸回りでの回転は阻止される。
39は第2ヨークである。第2ヨーク39の前面には、シフト位置検出素子40b、不図示の出力増幅用IC及び接続用コネクタ40cが実装されたシフト基板40が当接している。シフト基板40は、2箇所の位置決め穴40aに地板30に設けられた位置決めダボ30dが挿入されることで位置決めされ、第2ヨーク39に対して2本のビス41aによって固定される。また、シフト基板40は、2本のビス41bによって地板30と結合される。
42は絶縁シートであり、シフト基板40と第2ヨーク39との間の不要な電気的導通を阻止する。
第2ヨーク39の後面には、第1ヨーク32に固定された2対のシフトマグネット33aと同じ形状を有する2対のシフトマグネット33bが吸着により固定されている。
第1ヨーク32、シフトマグネット33a,33b及び第2ヨーク39によって閉じた磁気回路が形成され、その磁気回路内でシフトコイル35に通電することで、シフト枠31がピッチ方向及びヨー方向にシフト駆動される。
第1ヨーク32、シフトマグネット33a,33b、第2ヨーク39及びシフトコイル35によって、シフト枠31をピッチ方向及びヨー方向にシフトさせるアクチュエータが構成される。
なお、本実施例では、シフト枠31にシフトコイル35を設け、地板30(第1及び第2ヨーク32,39)にシフトマグネット33a,33bを設けた、いわゆるムービングコイル型の防振ユニットについて説明する。ただし、本発明は、シフト枠31にシフトマグネットを設け、地板30にシフトコイルを設けた、いわゆるムービングマグネット型の防振ユニットを用いる場合にも適用することができる。すなわち、シフト枠31と地板30のうち一方にコイルを設け、他方にマグネットを設ければよい。
前述した振れセンサからの角速度信号は、制御回路23において積分される。これにより、角変位信号が生成される。そして、制御回路23は、角変位信号に基づいて、該角変位により本来像面で生ずる被写体像の変位方向及び変位量に対して、逆方向に同じ量だけ被写体像を変位させる位置を、シフト枠31の目標シフト位置として設定する。制御回路23は、該目標シフト位置とシフト位置検出素子40bにより得られたシフト枠31の位置との差が小さくなるようにシフトコイル35への通電方向及び通電量を決定し、シフトコイル35への通電を行う。このようにして、シフト枠31(第5レンズユニットL5)のフィードバック位置制御を行うことで、像振れが低減される。
シフトFPC35aの接続部35cは、シフト基板40に実装されたコネクタ40cに接続される。これにより、シフト基板40からのシフトFPC35aに半田付けされた投光素子36とシフトコイル35への通電が行われる。シフトFPC35aのうち接続部35cと投光素子36に半田付けされた部分との間には、複数の折り曲げ部が形成されており、折り曲げ部の弾性によってシフト枠31がシフトしてもシフトFPC35aが突っ張らないようになっている。
地板30には、不図示の第1ロックヨークがビスによって固定されており、該第1ロックヨークには、ロックマグネット48aが吸着して固定されている。
45はロック部材としてのロックリングであり、地板30の内周部によって光軸回りで回転可能に保持されている。ロックリング45の内周部の4箇所には、ロックカム部45aが形成されている。シフト枠31に形成された第5レンズユニットL5を保持する円筒部分の外周面のうち、ロックリング45が後述するアンロック位置に回転した状態でロックカム部45aと同位相となる4箇所には、突起部31cが形成されている。
ロックリング45のロックカム部45aの位相がシフト枠31の突起部31cの位相に対してずれている状態では、突起部31cがロックリング45の内周面45fに当接(係合)又は近接する。このため、シフト枠31のピッチ及びヨー方向へのシフトが制限される。この状態をロック状態といい、この状態でのロックリング45の回転位置をロック位置という。
また、ロックリング45のロックカム部45aの位相がシフト枠31の突起部31cの位相に一致している状態では、突起部31cがロックカム部45aの内側に、ロックカム部45aに対して所定の間隔をあけて位置する。このため、シフト枠31のピッチ及びヨー方向へのシフトが許容される。この状態をアンロック状態といい、この状態でのロックリング45の回転位置をアンロック位置(ロック解除位置)という。
ロックリング45の平面部45cの後面には、ロックコイル49が接着により固定されている。ロックコイル49のコイル線の端部は、ロックリング45の外周に貼り付けられたロックFPC46の露出部46bに半田付けされている。
ロックFPC46には、ロックリング45の回転位置を検出するための検出器であるフォトインタラプタ46aが実装されている。フォトインタラプタ46aは、ロックリング45に形成された遮光部45bが、該フォトインタラプタ46aの投光部と受光部の間を通過して遮光状態から受光状態に切り換わることで、ロックリング45の回転位置(ロック位置及びアンロック位置)を検出する。
本実施例では、ロック位置とアンロック位置とでフォトインタラプタ46aから出力される信号はいずれも明信号(受光部が受光しているときの信号)である。このため、制御回路23は、シフト枠31のシフト位置を検出するシフト位置検出素子40bからの信号を参照して、ロック位置かアンロック位置かを判定する。例えば、フォトインタラプタ46aから明信号が出力されている状態でシフト枠31の位置が撮像光学系の光軸付近の位置を示す場合はロック位置と判定し、シフト枠31の位置が撮像光学系の光軸から離れた位置である場合はアンロック位置と判定する。
なお、ロックFPC46には、ロックリング45の回転に伴って弾性変形可能なUターン部46dが形成されており、これによりロックFPC46の突っ張りが防止される。
51はロックゴム(弾性部材)であり、ロックリング45のロック位置を超える回転及びアンロック位置を超える回転を阻止する。ロックゴム51の地板30への取り付け方法については後述する。
第2ロックヨーク47の前面には、ロックマグネット48bが吸着して固定されている。第1ロックヨーク、ロックマグネット48a、第2ロックヨーク47及びロックマグネット48bにより閉じた磁気回路が形成される。この磁気回路の中でロックコイル49に通電することで、ロックリング45をロック位置とアンロック位置との間で回転させることができる。
第1ロックヨーク、ロックマグネット48a、第2ロックヨーク47、ロックマグネット48b及びロックコイル49により、ロックリング45を回転させるアクチュエータが構成される。
図4に示すように、地板30の周方向3箇所(図4には、2箇所のみ示す)に形成された凹部内には、滑り性を有する樹脂で形成されたロックスライダ53が、地板30の径方向に移動可能に保持されている。各ロックスライダ53は、該凹部内に配置された付勢部材としてのロックスプリング52によって、地板30の径方向内方(つまりは、ロックリング45の回転中心)に向けて付勢されている。一方、ロックリング45の外周面における3箇所には、ロックスライダ53が当接可能な斜面であるカム面45h,45gが形成されている。
図4及び図9に示すように、ロックリング45がロック位置又はそれに近接する位置に回転した状態では、ロックスライダ53はカム面45gに当接する。カム面45gは、ロックスライダ53から受ける径方向内方(ロックリング45の回転中心)に向かう付勢力を、ロックリング45のロック位置の方向(図中の反時計回り方向)への回転力に変換する。このため、ロックリング45は、ロックコイル49への通電がカットされた状態で、ロック位置に安定的に保持される。すなわち、ロック状態においてレンズ装置に衝撃等の外乱が加わることでロックリング45が多少、アンロック位置の方向に回転しても、ロック位置の方向への付勢力によって、ロックリング45はロック位置に戻される。
また、図10に示すように、ロックリング45がアンロック位置又はそれに近接する位置に回転した状態では、ロックスライダ53はカム面45hに当接する。カム面45hは、ロックスライダ53から受ける径方向内方に向かう付勢力をロックリング45のアンロック位置の方向(図中の時計回り方向)への回転力に変換する。このため、ロックリング45は、ロックコイル49への通電がカットされた状態でも、アンロック位置に安定的に保持される。すなわち、アンロック状態においてレンズ装置に衝撃等の外乱が加わることでロックリング45が多少、ロック位置の方向に回転しても、アンロック位置の方向への付勢力によって、ロックリング45はアンロック位置に戻される。
したがって、防振ユニット12による防振動作(シフト枠31のシフト中)に、外乱によってロックリング45がロック位置側に回転してそのまま停止することがなくなり、適正な防振動作を続行することができる。
このような構成により、ロックリング45のロック位置の方向への付勢とアンロック位置の方向への付勢を、同一のロックスプリング52を用いて行うことができる。ロックスライダ53、ロックスプリング52及びカム面45h,45gにより、付勢機構が構成される。
なお、ロックリング45と地板30の間にはある程度のガタがあるが、ロックリング45が周方向3箇所にて付勢機構により付勢されているため、ロックリング45のがたつきが抑えられる。
次に、ロックリング45、ロックスプリング52、ロックスライダ53及びロックゴム51の地板30に対する組み付け手順について、図8を用いて説明する。
まず、ロックスプリング52とロックスライダ53を、地板30に形成された凹部内に配置する。次に、ロックリング45の外周部の5箇所に形成された凹部45dを地板30の内周部の5箇所に形成された突起30hに対して位相を合わせ、ロックリング45を地板30に押し込む。このとき、ロックスライダ53の先端がロックリング45の外周面に当接する。しかし、ロックスライダ53の先端は半球形状に形成されており、ロックリング45におけるロックスライダ53の当接箇所は曲面であるため、無理なくロックリング45を地板30に組み込むことができる。
その後、ロックリング45をアンロック位置の方向(図8における時計回り方向)に回転させて、地板30に対してバヨネット結合させる。これにより、ロックリング45は、地板30に対して光軸方向において拘束された状態で、光軸回りで回転可能に保持される。
そして、ロックゴム51の一端を地板30に設けられた穴30eに挿入する。これにより、ロックリング45が反時計回り方向に回転してロックリング45の凹部45dの位相が地板30の突起30hと同位相になったときに、バヨネット結合が外れ、ロックリング45が地板30から脱落することを防止できる。
また、ロックゴム51は、地板30における穴30eのほぼ半周部分を囲むように形成された壁部に接着される。これにより、ロックゴム51の倒れが防止される。そして、第2ロックヨーク47を地板30に2本のビス50で固定する際に、ロックゴム51の他端が第2ロックヨーク47の凹部47aに入り込み、ロックゴム51が地板30と第2ロックヨーク47との間で光軸方向に若干チャージされるように挟み込まれる。これにより、ロックゴム51の抜けが防止される。
このようにして取り付けられたロックゴム51には、図9に示すロック位置において、ロックリング45に形成された突起45iが当接し、ロックリング45のさらにロック位置方向への回転が阻止される。また、ロックゴム51には、図10に示すアンロック位置において、ロックリング45に形成された突起45jが当接し、ロックリング45のさらにアンロック位置方向への回転が阻止される。
ロックコイル49への通電によって回転駆動されたロックリング45の突起45i,45jがロックゴム51に衝突しても、ロックゴム51が弾性部材(ゴム)によって形成されているため、ほとんど衝突音は発生しない。
また、ロックリング45がロック位置とアンロック位置との間で回転している状態(以下、回転途中状態という)では、ロックリング45の遮光部45bがフォトインタラプタ46aの投光部と受光部の間に位置し、投光部から受光部に向かう光を遮る。外乱等によってロックリング45が回転途中状態で停止したことがフォトインタラプタ46aによって検出された場合、制御回路23は、ロックリング45を該停止直前までの回転方向と同じ方向に再度回転させるように、ロックコイル49への通電を行う。停止直前までの回転方向は、制御回路23内のメモリに記憶するようにすればよい。
また、不具合防止の観点から、回転途中状態で停止した場合は、停止直前までの回転方向にかかわらず、ロックリング45をロック位置に再度回転させるようにしてもよい。
以上説明したように、本実施例によれば、ロックリング45をロック位置の方向及びアンロック位置の方向に機械的に付勢する付勢機構を設けたので、消費電力を低減しつつ、ロックリング45をロック位置及びアンロック位置にて安定的に保持することができる。このため、レンズ装置の省電力化が可能であるとともに、衝撃等の外乱が生じても像振れが少ない撮像を続行可能なレンズ装置を実現することができる。
また、本実施例の付勢機構は、ロックリング45のロック位置方向の付勢及びアンロック位置方向への付勢を同一のロックスプリング52及びロックスライダ53を用いて行うので、少ない部品点数により簡単かつコンパクトに構成することができる。このため、防振ユニット12及びこれを備えたレンズ装置を小型化することができる。
また、付勢機構の一部を構成するロックスライダ53は滑り性を有する樹脂で形成され、さらにロックリング45のロック位置及びアンロック位置を超える回転を阻止するロックゴム51はゴム(弾性部材)により形成されている。このため、異音の発生が少ない防振ユニット12及びこれを備えたレンズ装置を実現できる。
また、付勢機構は、ロックリング45の回転中心に向かうロックスプリング52の付勢力を、ロックリング45に形成したカム面45h,45gによって回転方向の付勢力に変換する。このため、付勢機構の構成をよりコンパクトにすることができるとともに、地板30に対するロックリング45のがたつきを低減し、ロックリング45をスムーズに回転付勢することができる。
さらに、ロックリング45が回転途中状態で停止した場合には、これを検出してロックリング45を再度回転させるようアクチュエータ(ロックコイル49への通電)を制御する。このため、衝撃等の外乱によってロックリング45が回転途中状態で停止しても、速やかにロックリング45をロック位置又はアンロック位置に回転させることができる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
例えば、上記実施例では、付勢機構をロックリング45の周方向3箇所に設けた場合について説明したが、少なくとも周方向1箇所に付勢機構を設ければよい。また、ロックスプリング52の代わりに、ゴムや板バネ等の他の付勢部材を使用してもよい。
さらに、上記実施例では、交換レンズに搭載される防振ユニットついて説明したが、本発明は、レンズ一体型のデジタルスチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置(光学機器)に搭載される光学防振装置にも適用することができる。
また、上記実施例では、防振素子としてレンズを用いる場合について説明したが、本発明は、防振素子としてCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子を用い、撮像素子を撮像光学系の光軸に対してシフトさせて像振れを低減する場合にも適用できる。
本発明の実施例であるレンズ装置の断面図。 図1のレンズ装置に搭載される防振ユニットの分解斜視図。 図2の反対側から見た防振ユニットの分解斜視図。 実施例の防振ユニットの背面図。 実施例の防振ユニットの図4におけるA−A線での断面図。 実施例の防振ユニットの図4におけるB−B線での断面図。 実施例の防振ユニットの図4のC−C線での断面図。 実施例の防振ユニットに対するロックリングの組み込み状態を示す背面図。 実施例の防振ユニットにおけるロック状態を示す背面図。 実施例の防振ユニットにおけるアンロック状態を示す背面図。
符号の説明
12 防振ユニット
17 絞りユニット
30 地板
31 シフト枠
37 シフトスプリング
45 ロックリング
45g,45h カム面
48a,48b ロックマグネット
49 ロックコイル
51 ロックゴム
52 ロックスプリング
53 ロックスライダ

Claims (7)

  1. 防振素子を光学系の光軸に対してシフトさせて像振れを低減する光学防振装置であって、
    前記防振素子のシフトを制限するロック位置と該防振素子のシフトを許容するロック解除位置とに回転可能なロック部材と、
    該ロック部材を前記ロック位置及び前記ロック解除位置に回転させるアクチュエータと、
    前記ロック位置に回転した前記ロック部材を該ロック位置の方向に、かつ前記ロック解除位置に回転した前記ロック部材を該ロック解除位置の方向にそれぞれ機械的に付勢する付勢機構とを有することを特徴とする光学防振装置。
  2. 前記付勢機構は、前記ロック部材の前記ロック位置の方向への付勢と前記ロック解除位置の方向への付勢とを同一の付勢部材を用いて行うことを特徴とする請求項1に記載の光学防振装置。
  3. 前記付勢部材は、前記ロック部材の回転中心に向かって付勢力を発生し、
    前記ロック部材は、前記付勢部材からの付勢力を、前記ロック位置の方向への付勢力と前記ロック解除位置の方向への付勢力とに変換するカム面が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の光学防振装置。
  4. 前記アクチュエータは、前記ロック部材及び該ロック部材を回転可能に保持するベース部材のうち一方に設けられたコイルと、他方に設けられたマグネットとにより構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の光学防振装置。
  5. 前記ロック部材の回転を、前記ロック位置及び前記ロック解除位置でそれぞれ阻止する弾性部材を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の光学防振装置。
  6. 前記ロック部材の回転位置を検出する検出器を有し、
    前記検出器により前記ロック部材が前記ロック位置と前記ロック解除位置との間で停止したことが検出された場合に、前記アクチュエータにより前記ロック部材を再度回転させることを特徴とする光学防振装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載の光学防振装置を有することを特徴とする光学機器。
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