JP3928435B2 - ブレ補正装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影装置等において像のブレを補正するブレ補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の装置では、光軸に略直交する方向に移動してブレを補正するブレ補正光学系を可動部材に設け、可動部材ごとブレ補正光学系を移動させることが行われている。この場合、駆動制御を円滑に行うためには、可動部材の駆動抵抗が少ないほど有利であり、そのために、例えば、特開平9−80563号公報には、弾性支持部材(ワイヤ)により可動部材を支持する手法が開示されている。
また、これらの装置では、ブレ補正制御を行わない場合に可動部材の可動範囲をブレ補正駆動部によるブレ補正制御範囲よりも狭いロック範囲に制限するロック部材が設けられ、ブレ補正光学系の位置が不定となることを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来の装置では、寸法公差等を許容する必要があり、可動部材とロック部材との間に隙間が生じる。したがって、撮影装置のわずかな機械的振動等(例えば、一眼レフカメラにおけるミラー及びシャッタ等のショック)が伝わり、ロック状態であっても、ロック範囲内で可動部材が移動してしまうという問題があった。
従来の装置では、水平にレンズを向けた撮影では、可動部材の自重で可動部材が下に移動してロック部材に接触するので可動部材が機械的振動等により移動することは少ないが、レンズを上方又は下方に向けて撮影する場合は、可動部材とロック部材とが接触しないため、機械的振動等によって可動部材が動きやすかった。
また、可動部の制御性を高めるために上述のように可動部材の駆動抵抗を下げると、さらに機械的振動等によって可動部材が移動しやすくなるという問題があった。
このように可動部材が移動すると、ブレ補正光学系が移動することになるので、像が劣化してしまうという問題があった。
【0004】
本発明の課題は、可動部材を確実にロックすることができるブレ補正装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。すなわち、請求項1の発明は、光軸に略直交する方向に移動してブレを補正するブレ補正光学系(2)と、前記ブレ補正光学系を含み前記ブレ補正光学系とともに移動する可動部材(11)と、前記可動部材を駆動するブレ補正駆動部(12x,12y〜15X,15Y)と、前記可動部材の可動範囲を前記ブレ補正駆動部によるブレ補正制御範囲よりも狭いロック範囲に制限するロック位置と前記ロック範囲への制限を行わないロック解除位置との間を移動可能なロック部材(31)と、一端側が前記ロック部材に固定され、他端側が前記可動部材を前記ブレ補正光学系の光軸方向に略沿う方向に加圧する第1の板ばね部(41x,42b)と、前記第1の板ばね部と略直交する方向に設けられ、一端側が前記ロック部材に固定され、他端側が前記可動部材を前記ブレ補正光学系の光軸方向に略沿う方向に加圧する第2の板ばね部(41y,42c)とを有する加圧部材と、を備え、前記加圧部材は、前記ロック部材がロック位置にあるときは、前記可動部材を加圧し、前記ロック部材がロック解除位置にあるときは、前記可動部材を加圧しないこと、を特徴とするブレ補正装置である。
【0007】
請求項の発明は、請求項に記載のブレ補正装置において、前記可動部(11)材は、前記ロック部材(31)がロック位置にあるときは、前記加圧部材(41x,41y,42)が当接し、前記ロック部材がロック解除位置にあるときは、前記加圧部材が当接しない被加圧部(11a,11b)を有すること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0008】
請求項の発明は、請求項1または請求項2に記載のブレ補正装置において、前記可動部材(11)は、複数の線材(20)により支持されており、前記加圧部材(41x,41y,42)は、前記線材を引っ張る方向に前記可動部材を加圧すること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0009】
請求項の発明は、請求項1または請求項2に記載のブレ補正装置において、前記可動部材(100,200)は、複数の摺動部(201,202)又は複数の球(101)により支持されており、前記加圧部材は、前記摺動部又は前記球を加圧する方向に前記可動部材を加圧すること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0010】
請求項の発明は、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、前記加圧部材(41x,41y,42)は、前記可動部材(11)との接触部に生じる摩擦力から受ける力によっては、光軸方向に略直交する面内では、ほぼ変形しない剛性を有すること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0012】
請求項の発明は、請求項から請求項までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、前記加圧部材(42)は、前記可動部材(11)に接触する接触部(42a)を有し、前記第1の板ばね部(42b)の他端と前記第2の板ばね部(42c)とが前記接触部につながっている1つの板ばね部材であること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照しながら、本発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明によるブレ補正装置の第1実施形態の断面図である。
図2は、本実施形態における可動部材11に設けられている部材を示す図である。
本実施形態におけるブレ補正装置は、撮影装置に使用するレンズ鏡筒に内蔵された装置であり、ブレ補正レンズ2,可動部材11,ピッチ及びヨー方向に駆動力を発生させるブレ補正ボイスコイルモータ(以下、VCM),可動部材11の変位を検出する変位検出装置,可動部材11をロックするロック機構等を備えている。
なお、ブレ補正VCM及び変位検出装置は、光軸に直交し、かつ、互いに直交する2方向(X方向,Y方向)に対応して2組設けられているが、作用する方向が異なるのみであるので、これらの説明はまとめて行う。
【0014】
ブレ補正レンズ2は、光軸に略直交する方向に移動してブレを補正するブレ補正光学系であり、可動部材11に固定されている。
可動部材11は、ブレ補正レンズ2とともに移動する部材であり、コイル14X,14Y,スリット16X,16Yを有している。また、可動部材11には、突起部11a〜11dが形成されている。さらに、可動部材11は、4本の線材であるワイヤ20が接続されており、ワイヤ20を介して不図示の枠部材に支持されている。
ブレ補正VCMは、コイル14Y(14X),マグネット12Y(12X),第1のヨーク13Y(13X),第2のヨーク15Y(15X)を有し、可動部材11をY方向(X方向)に駆動するブレ補正駆動部である。マグネット12Y(12X)、第1のヨーク13Y(13X),第2のヨーク15Y(15X)は、不図示の枠部材に固定されている。
変位検出装置は、LED17Y(17X),スリット16Y(16X)及びPSD18Y(18X)からなり、可動部材11のY方向(X方向)の変位を検出するセンサである。LED17Y(17X),PSD18Y(18X)は、不図示の枠部材に固定されている。
【0015】
図3は、本実施形態におけるロック機構を説明する図である。図3(a)は、ロック解除状態を示し、図3(b)は、ロック状態を示している。
本実施形態におけるロック機構は、ロックリング31,ロック用VCM(32,33,34,35,36),錘37,ラッチばね38,付勢ばね41X,41Y等を備えている。
ロックリング31は、可動範囲制限部31a〜31d,段差31e,31fが形成された略円環状の部材であり、光軸まわりに回転可能に設けられているロック部材である。
ロック用VCMは、第1のマグネット32,第1のヨーク33,コイル34,第2のヨーク35,第2のマグネット36を有し、ロックリング31を駆動するアクチュエータである。
第1のマグネット32,第2のマグネット36及び第1のヨーク33,第2のヨーク35は、不図示の枠部材に固定され、コイル34は、ロックリング31に固定されている。
【0016】
コイル34に通電を行うと、ロック用VCMに駆動力が生じ、通電方向に応じてロックリング31がロック位置とロック解除位置との間を正逆回転移動して、ロック状態とロック解除状態とを切り替える。
ロック状態では、可動範囲制限部31a〜31dが突起部11a〜11dと接近することにより、可動部材11の可動範囲をブレ補正VCMによるブレ補正制御範囲よりも狭い範囲に制限する。一方、ロック解除状態では、可動範囲制限部31a〜31dが突起部11a〜11dから離れるので、ロック状態における制限を行わず、可動部材11は、ブレ補正制御範囲でブレ補正VCMにより駆動可能となる。なお、ロック状態及びロック解除状態の回転角度制限は、ロックリング31と不図示の枠部材との間で行われる。
また、ロックリング31の2カ所の段差31e,31fには、不図示の枠部材に固定されたラッチばね38が係合し、ロックリング31の角度位置(ロック状態又はロック解除状態)を保持するようになっている。そのため、ロック位置又はロック解除位置でコイル34への通電を遮断してもその位置を保持することができる。
【0017】
錘37は、ロックリング31上であって、コイル34に対してロックリング31の回転中心を軸として反対側に固定されている。この錘37は、ロックリング31の重心を回転中心に近づけることを目的として設けられており、この錘37によって、レンズ鏡筒に衝撃が加わった場合にロック状態又はロック解除状態の保持位置からロックリング31が移動してしまうことを防止できる。
【0018】
付勢ばね41X,41Yは、それぞれ略帯状の板ばねであって、板ばねの長手方向が略直交するように配置されている加圧部材である。
付勢ばね41X,41Yは、図3(a)に示すロック解除状態では、可動部材11とは接触せず、可動部材11に対して何も影響を与えない。一方、図1(a)及び図3(b)に示すロック状態では、付勢ばね41X,41Yは、突起部11a,11bを被加圧部として可動部材11に接触しており、可動部材11の可動方向に摩擦力を発生することができ、可動部材11の振動を防止することができる。
【0019】
ロックリング31は、ロック状態にあるときに可動部材11の可動範囲をブレ補正制御範囲よりも狭いロック範囲に制限することができる。しかし、ロックリング31及び可動部材11の寸法公差を許容する必要があり、また、可動部材11(ブレ補正レンズ2)をセンタリング制御するときに制御誤差もあるため、ロック状態であっても、ロックリング31と可動部材11との間には、隙間が生じている。そこで、本実施形態では、付勢ばね41X,41Yにより可動部材11を加圧することにより、シャッタなどの振動が加わったときに可動部材11が振動しようとする場合に、可動部材11と付勢ばね41X,41Yとの接触部に生じる摩擦力を利用し、可動部材の微小な振動を防止し、ロックをより確実に行うようにしている。
【0020】
ここで、仮に、付勢ばねを1本のみとした場合、例えば、付勢ばね41Xのみを用いたとすると、図3中のX方向の振動に対しては、付勢ばね41Xの長手方向がX方向になるのでX方向の剛性が高く、可動部材11がX方向に移動しようとしたときに付勢ばね41と可動部材11の突起部11aとの接触部分に摩擦力が生じて付勢ばね41Xに対してX方向の力が作用しても、付勢ばね41Xが撓むことなく有効に振動を防止することができる。しかし、Y方向の振動が生じた場合に、付勢ばね41X自体のY方向剛性が不足しているので、付勢ばね41Xが撓んでしまい、可動部材11の振動を防止することができない。そこで、本実施形態では、付勢ばね41X,41Yを長手方向が略直交するように配置して光軸方向に略直交する面内で変形しない剛性を2つの付勢ばねにより有することとし、いずれの方向の振動であっても、可動部材11の振動を防止することができるようにしている。
【0021】
また、本実施形態では、付勢ばね41X,41Yは、可動部材11を光軸方向、すなわち、可動部材11の可動する面に直交する方向に加圧することとしたので、付勢ばね41X,41Yの必要なストローク(撓み量)を短くすることができ、設計の自由度を高くすることができる。
【0022】
さらに、本実施形態では、付勢ばね41X,41Yは、加圧力がワイヤ20を引っ張る方向になるように配置されている。本実施形態のように、可動部材11がワイヤ20により支持されている場合は、ワイヤ20の圧縮方向に加圧するとワイヤ20が撓んでブレ補正レンズ2の位置が光軸方向にずれてしまうおそれがあるので、ワイヤ20の引っ張り方向に加圧する方が望ましい。
【0023】
本実施形態によれば、可動部材11を確実にロックすることができ、撮影装置のシャッタ等の振動があっても、像の劣化を防止できる。また、付勢ばね41X,41Yを略帯状の板ばねで形成したので、付勢ばねの製造を簡単にすることができる。
【0024】
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態におけるロック機構を説明する図である。図4(a)は、ロック解除状態を示し、図4(b)は、ロック状態を示している。
本実施形態は、第1実施形態における付勢ばね41X,41Yの代わりに、1つの付勢ばね42を設けた点のみが異なるので、他の共通する部分の説明は、省略する。
付勢ばね42は、ロック状態において可動部材11の突起部11dに接触する接触部42aと、一端がロックリング31に固定され、他端が接触部42aにつながっており、板ばねとして作用する第1の腕部42bと、一端がロックリング31に固定され、他端が接触部42aにつながっており、板ばねとして作用し、第1の腕部42bと略直交する方向に設けられた第2の腕部42cとからなる1つの板ばね部材である。
第1の腕部42bと第2の腕部42cとが、互いに略直交する方向に設けられているので、突起部11dから接触部42aがいずれの方向に力を受けても、付勢ばね42が撓んでしまうことなく、可動部材11の振動を防止することができる。
【0025】
本実施形態によれば、1つの付勢ばね42によって、可動部材11の振動を防止することができ、部品点数の削減、組立工数の削減をすることができる。
【0026】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、各実施形態において、可動部材11をワイヤ20で支持する例を示したが、これに限らず、例えば、図5に示すように球101により支持されていてもよい。この場合、球101を加圧する方向に付勢ばねにより付勢する方が、球101の転がり抵抗が増え可動部材100が動きにくくなるので、望ましい。
また、図6に示すように、可動部材200を摺動部201,202で支持していてもよい。この場合は、摺動部201,202を加圧する方向に付勢ばねにより付勢する方が、摺動部201,202での摩擦が増え可動部材200が動きにくくなるので、望ましい。
【0027】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、請求項1の発明によれば、可動部材をブレ補正光学系の光軸方向に略沿う方向に加圧する部材であって、光軸に略直交する面内方向の移動により可動部材を加圧する状態と加圧しない状態とを切換える加圧部材を備えるので、可動部材を確実にロックすることができ、撮影装置のシャッタ等の振動があっても、像の劣化を防止できる。
【0028】
請求項2の発明によれば、加圧部材は、ロック部材がロック位置にあるときは、可動部材を加圧し、ロック部材がロック解除位置にあるときは、可動部材を加圧しないので、可動部材の移動を妨げることなく、加圧部材により可動部材をロックすることができる。
【0029】
請求項3の発明によれば、加圧部材は、ロック部材に固定され、ロック部材の移動とともに移動する部材であり、可動部材は、被加圧部を有するので、ロック部材の駆動を利用して可動部材を加圧する状態と加圧しない状態とを切換えることができる。
【0030】
請求項4の発明によれば、加圧部材は、線材を引っ張る方向に可動部材を加圧するので、線材が撓むことなく加圧を行うことができる。
【0031】
請求項5の発明によれば、加圧部材は、摺動部又は球を加圧する方向に可動部材を加圧するので、可動部材の移動抵抗を増すことができ、加圧部材によるロックをより確実にすることができる。
【0032】
請求項6の発明によれば、加圧部材は、可動部材との接触部に生じる摩擦力から受ける力によっては、光軸方向に略直交する面内では、ほぼ変形しない剛性を有するので、可動部材の移動により加圧部材が変形することなく、可動部材を確実にロックすることができる。
【0033】
請求項7の発明によれば、加圧部材は、略帯状の板ばねが少なくとも2つ設けられており、加圧部材である板ばねの長手方向が略直交するように配置されているので、簡単な形状の加圧部材であっても、可動部材を確実にロックすることができる。
【0034】
請求項8の発明によれば、加圧部材は、可動部材に接触する接触部と、第1の腕部と、第1の腕部と略直交する方向に設けられた第2の腕部と、からなる1つの板ばね部材であるので、単一の加圧部材であっても、可動部材を確実にロックすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるブレ補正装置の第1実施形態の断面図である。
【図2】本実施形態における可動部材11に設けられている部材を示す図である。
【図3】本実施形態におけるロック機構を説明する図である。
【図4】第2実施形態におけるロック機構を説明する図である。
【図5】可動部材を球で支持した変形形態を示す図である。
【図6】可動部材を摺動部で支持した変形形態を示す図である。
【符号の説明】
2 ブレ補正レンズ
11 可動部材
11a〜11d 突起部
12X,12Y マグネット
13X,13Y 第1のヨーク
14X,14Y コイル,
15X,15Y 第2のヨーク
16X,16Y スリット
17X,17Y LED
18X,18Y PSD
20 ワイヤ
31 ロックリング
32 第1のマグネット
33 第1のヨーク
34 コイル
35 第2のヨーク
36 第2のマグネット
37 錘
38 ラッチばね
41X,41Y,42 付勢ばね

Claims (6)

  1. 光軸に略直交する方向に移動してブレを補正するブレ補正光学系と、
    前記ブレ補正光学系を含み前記ブレ補正光学系とともに移動する可動部材と、
    前記可動部材を駆動するブレ補正駆動部と、
    前記可動部材の可動範囲を前記ブレ補正駆動部によるブレ補正制御範囲よりも狭いロック範囲に制限するロック位置と前記ロック範囲への制限を行わないロック解除位置との間を移動可能なロック部材と、
    一端側が前記ロック部材に固定され、他端側が前記可動部材を前記ブレ補正光学系の光軸方向に略沿う方向に加圧する第1の板ばね部と、前記第1の板ばね部と略直交する方向に設けられ、一端側が前記ロック部材に固定され、他端側が前記可動部材を前記ブレ補正光学系の光軸方向に略沿う方向に加圧する第2の板ばね部とを有する加圧部材と、
    を備え、
    前記加圧部材は、前記ロック部材がロック位置にあるときは、前記可動部材を加圧し、前記ロック部材がロック解除位置にあるときは、前記可動部材を加圧しないこと、
    を特徴とするブレ補正装置。
  2. 請求項に記載のブレ補正装置において、
    前記可動部材は、前記ロック部材がロック位置にあるときは、前記加圧部材が当接し、前記ロック部材がロック解除位置にあるときは、前記加圧部材が当接しない被加圧部を有すること、
    を特徴とするブレ補正装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のブレ補正装置において、
    前記可動部材は、複数の線材により支持されており、
    前記加圧部材は、前記線材を引っ張る方向に前記可動部材を加圧すること、
    を特徴とするブレ補正装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載のブレ補正装置において、
    前記可動部材は、複数の摺動部又は複数の球により支持されており、
    前記加圧部材は、前記摺動部又は前記球を加圧する方向に前記可動部材を加圧すること、
    を特徴とするブレ補正装置。
  5. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、
    前記加圧部材は、前記可動部材との接触部に生じる摩擦力から受ける力によっては、光軸方向に略直交する面内では、ほぼ変形しない剛性を有すること、
    を特徴とするブレ補正装置。
  6. 請求項から請求項までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、
    前記加圧部材は、前記可動部材に接触する接触部を有し、前記第1の板ばね部の他端と前記第2の板ばね部とが前記接触部につながっている1つの板ばね部材であること、
    を特徴とするブレ補正装置。
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