JPH11174512A - 像振れ補正装置、像振れ補正機能付きレンズ装置、及び、像振れ補正機能付きカメラ - Google Patents

像振れ補正装置、像振れ補正機能付きレンズ装置、及び、像振れ補正機能付きカメラ

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JPH11174512A
JPH11174512A JP36332997A JP36332997A JPH11174512A JP H11174512 A JPH11174512 A JP H11174512A JP 36332997 A JP36332997 A JP 36332997A JP 36332997 A JP36332997 A JP 36332997A JP H11174512 A JPH11174512 A JP H11174512A
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Yasuhiro Tamekuni
靖宏 為国
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストのロック手段を実現するとともに、
ロック手段を駆動する為の第1の駆動手段とその他の駆
動を行う第2の駆動手段との同時駆動による誤動作を防
止する。 【解決手段】 像振れを補正する為の補正手段31と、
該補正手段を所定の位置にロックするロック手段28
と、前記補正手段をロックする状態とロック解除する状
態にする為に前記ロック手段を駆動する第1の駆動手段
27とを有し、前記第1の駆動手段は該第1の駆動手段
以外の第2の駆動手段19,20と同一の電源により作
動するものにおいて、前記第1の駆動手段によって前記
ロック手段が駆動されている最中に、前記第2の駆動手
段の駆動要求が発生した場合は、前記第1の駆動手段に
よるロック手段の駆動を一旦停止し、前記第2の駆動手
段の駆動要求が終了した時点で、前記第1の駆動手段に
よるロック手段の駆動を再開させる動作制御手段14を
有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像振れを補正する
像振れ補正装置、像振れ補正機能付きレンズ装置、及
び、像振れ補正機能付きカメラの改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラ等の像振れ補正装置のロッ
ク機構としては、例えば特開平9−33975号にその
内容が開示されている。
【0003】図6に従来の像振れ補正装置の斜視図の一
例を示す。図6において、地板71は不図示の鏡筒に固
定され、該地板71に磁性体である第2ヨーク72がネ
ジ止めされる。また、第2ヨーク72には永久磁石73
が磁気的に吸着されている。シフトレンズ74が固定さ
れた支持枠75にはコイル76P,76Y(シフト用コ
イル)が接着され、またIRED等の投光素子77P,
77Yも支持枠75の背面に接着され、スリット75
P,75Yを通してその射出光が基板715に実装され
ているPSD等の位置検出素子78P,78Yに入射す
る。また、第1のヨーク712と基板715の間には絶
縁シート714が配置される。
【0004】シフト用コイル76P(又は76Y)に通
電すると、シフトレンズ74がピッチ(またはヨー)方
向に駆動される。駆動されたシフトレンズ74の位置は
位置検出素子78P,78Yにより検出され、不図示の
振れ検出センサの出力に基づいてその位置制御、つまり
補正動作が為される。
【0005】また、ロックリング719にはロック用コ
イル720が接着されている。又地板71及びロックヨ
ーク727にはロック用マグネット718が取り付けら
れ、閉磁路が形成されている。
【0006】次に、図7を用いてロック機構について説
明する。
【0007】図7は組立後の状態を、図6の背面から見
た平面図であり、同図において、ロックリング719の
外径切欠部719c(3カ所)を地板71の内径突起7
1j(3ケ所)に合わせて、該ロックリング719を地
板71に押し込み、その後ロックリング719を時計方
向に回して抜け止めを行う公知のバヨネット結合によ
り、該ロックリング719は地板71に取り付いてい
る。従って、ロックリング719は地板71に対し、光
軸まわりに回転可能である。
【0008】ロックリング719のフック719eと地
板71のフック71m間にはロックバネ728が掛けら
れており、ロックリング719を時計まわりに付勢して
いる。吸着ヨーク729には吸着コイル730が差し込
まれ、地板71の孔729aによりネジ結合される。
【0009】図8(a),(b)は、前記ロックリング
719と支持枠75の動作の関係を示す平面図である。
【0010】図8(a)は、支持枠75の凸部75f
(3か所)がロックリング719の内径に当接している
為に、支持枠75(シフトレンズ74)はロックされた
状態を示しており、この状態からコイル720に通電す
ると、ロックリング719に反時計まわりのトルクが発
生するよう、該コイル720の巻き方向が設定されてい
る為、ロックリング719はロックバネ728のバネ力
に逆らって反時計方向に回転する。尚、ロックリング7
19は、コイル720に通電前はロックバネ728の力
によりロックゴム726に当接して安定している。
【0011】ロックリング719が所定量反時計まわり
に回転すると、アマーチュア724が吸着ヨーク729
に当接してアマーチュアバネ723を縮め、吸着ヨーク
729とアマーチュア724の位置関係をイコライズし
てロックリング719の回転を止める。これにより図8
(b)の様に、支持枠75の凸部75fがロックリング
719の内径に設けられた凹部719f(3か所)に対
向した位置に来る為、支持枠75(シフトレンズ74)
は光軸と垂直な平面内において、振れ補正駆動に従って
自在に動く事が可能な状態(ロック解除状態)となる。
【0012】又コイル720に通電すると同時に吸着マ
グネット730にも通電する。その為、吸着ヨーク72
9にアマーチュア724が当接し、イコライズされた時
点でアマーチュア724は吸着ヨーク729に吸着され
る。
【0013】次に、コイル720への通電を止めると、
ロックリング719はロックバネ728の力で時計まわ
りに回転しようとするが、アマーチュア724が吸着ヨ
ーク729に吸着されている為にその回転は規制され、
ロックが解除されたままとなる。
【0014】一方、吸着コイル730への通電を止める
と、吸着ヨーク729によるアマーチュア724の吸着
力がなくなり、ロックリング719はロックバネにより
時計回りに回転され、再びロック状態となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の構成においては、補正系(支持枠75,シフトレ
ンズ74)のロック,ロック解除機構が複雑であり、部
品点数が多く、また組み立て工程数が多いため、コスト
が高くなるといった問題点を有している。
【0016】この問題点に鑑み、モータ等を用いたロッ
ク機構を構成することが考えられるが、消費電流の関係
上、絞り等の他のアクチュエータと同時駆動が為される
と電源電圧が低下し、システムにリセットがかかった
り、保護回路が働きシステムを動作不能状態にしてしま
うという弊害が予測される。
【0017】(発明の目的)本発明の目的は、低コスト
のロック手段を実現するとともに、ロック手段を駆動す
る為の第1の駆動手段とその他の駆動を行う第2の駆動
手段との同時駆動による誤動作を防止することのできる
像振れ補正装置、像振れ補正機能付きレンズ装置、及
び、像振れ補正機能付きカメラを提供しようとするもの
である。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1及び2記載の本発明は、像振れを補正する
為の補正手段と、該補正手段を所定の位置にロックする
ロック手段と、前記補正手段をロックする状態とロック
解除する状態にする為に前記ロック手段を駆動する第1
の駆動手段とを有し、前記第1の駆動手段は該第1の駆
動手段以外の第2の駆動手段と同一の電源により作動す
る像振れ補正装置において、前記第1の駆動手段によっ
て前記ロック手段が駆動されている最中に、前記第2の
駆動手段の駆動要求が発生した場合は、前記第1の駆動
手段によるロック手段の駆動を一旦停止し、前記第2の
駆動手段の駆動要求が終了した時点で、前記第1の駆動
手段によるロック手段の駆動を再開させる動作制御手段
を有した像振れ補正装置とするものである。
【0019】同じく上記第目的を達成するために、請求
項3〜5記載の本発明は、像振れを補正する為の補正手
段と、該補正手段を所定の位置にロックするロック手段
と、前記補正手段をロックする状態とロック解除する状
態にする為に前記ロック手段を駆動する第1の駆動手段
と、該第1の駆動手段以外の第2の駆動手段とを有する
像振れ補正機能付きレンズ装置において、前記第1の駆
動手段によって前記ロック手段が駆動されている最中
に、前記第2の駆動手段の駆動要求が発生した場合は、
前記第1の駆動手段によるロック手段の駆動を一旦停止
し、前記第2の駆動手段の駆動要求が終了した時点で、
前記第1の駆動手段によるロック手段の駆動を再開させ
る動作制御手段を有した像振れ補正機能付きレンズ装置
とするものである。
【0020】同じく上記目的を達成するために、請求項
6〜8記載の本発明は、像振れを補正する為の補正手段
と、該補正手段を所定の位置にロックするロック手段
と、前記補正手段をロックする状態とロック解除する状
態にする為に前記ロック手段を駆動する第1の駆動手段
と、該第1の駆動手段以外の第2の駆動手段とを有する
像振れ補正機能付きカメラにおいて、前記第1の駆動手
段によって前記ロック手段が駆動されている最中に、前
記第2の駆動手段の駆動要求が発生した場合は、前記第
1の駆動手段によるロック手段の駆動を一旦停止し、前
記第2の駆動手段の駆動要求が終了した時点で、前記第
1の駆動手段によるロック手段の駆動を再開させる動作
制御手段を有した像振れ補正機能付きカメラとするもの
である。
【0021】上記構成においては、第1の駆動手段と第
2の駆動手段が同時に駆動されると、電源が急激な低下
を招き、各種手段の正常な動作を損なう恐れがあり、
又、この様な場合は第2の駆動手段の駆動を優先させる
事が、像振れ補正機能を備えた装置の本来の機能を損な
う事がない(カメラであれば、撮影動作はそのまま継続
させる事が出来る)ことから、第1の駆動手段によって
ロック手段が駆動されている最中に、第2の駆動手段の
駆動要求が発生した場合は、第1の駆動手段によるロッ
ク手段の駆動を一旦停止し、前記第2の駆動手段の駆動
要求が終了した時点で、前記第1の駆動手段によるロッ
ク手段の駆動を再開させるようにしている。
【0022】また、第1の駆動手段をモータとし、ロッ
ク手段の部品点数の低減化、組立て作業性の向上を図る
ようにしている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0024】図1は本発明の実施の一形態に係る像振れ
補正装置を備えたカメラの概略構成を示すブロック図で
ある。
【0025】図1において、1はカメラ本体、2は交換
可能なレンズであり、これらは不図示のマウント構造に
よって接続される。
【0026】カメラCPU3は、カメラ本体1のシーケ
ンス処理と、カメラ通信部4を通してレンズ2への命令
を送信するとともに、レンズ2とのデータの送受信制御
処理を行う。
【0027】カメラ本体1のシーケンス処理としては、
レンズ2内の光学系を通って入射する光の量を測定する
測光部11、被写体までの距離を測定する為の測距部1
0、フィルムを適当な時間露光するためのシャッタ制御
部9、フィルムの巻上げ及び巻戻しを行う為の給送部
8、絞りを設定された状態まで絞り込みを行わせる為の
操作スイッチである絞込みスイッチ12、メインスイッ
チ24、レリーズボタン25等の、制御及び状態検知が
ある。
【0028】カメラCPU3は、撮影者の操作に応じて
上記処理を行うとともに、オートフォーカス、絞り動作
を行う為に、フォーカス駆動命令、絞り駆動命令等をカ
メラ通信部4を通してレンズ2側に送信する。また、必
要に応じてカメラCPU3はカメラ通信部4を通してレ
ンズ2が保有するレンズに関するデータを入手したり、
或いはレンズの現在の状態(例えば、ズームの位置、オ
ートフォーカスモードかマニュアルモードか等)を知る
為に、これらデータのレンズ2側への送信要求を行う。
これらの通信は、接点13−1,13−2,13−3を
通して行われる。
【0029】また、カメラ本体1には電源として電池7
が搭載されており、該電池7から電源は制御系電源生成
部6に電源供給が為され(VBAT)、該制御系電源生
成部6にてカメラの電気回路を動作させる為の電圧(V
DD)が生成される。そして、この制御系電源生成部6
で生成された電圧は、レンズ2側の各種の回路動作用と
して、例えば接点13−4,13−5を通してレンズ2
側にも供給される。また、電池7の電圧(VBAT)
は、接点13−6,13−7を通して、主にモ−タ系の
駆動電源用としてレンズ2側に供給される。
【0030】前記電池7の電圧状態は、電源電圧検出部
5にて複数段のうちのどの電圧レベルにあるかの判定が
行われ、その判定結果がカメラCPU3に送られる。
尚、電源電圧検出部5は電池7の電圧をカメラCPU3
のA/D変換ポートに出力(場合によっては分圧して入
力しても良い。)のみで、A/D変換されたディジタル
データよりカメラCPU3が前記電池7の電圧状態を判
定するような構成であっても良い。
【0031】レンズ2内には、レンズCPU14が備わ
っており、該レンズ2内の主な処理を行う。具体的に
は、レンズCPU14は、レンズ通信部15を通してカ
メラ本体1からレンズに対する各種命令やデータを受信
することにより、その命令に応じた処理を行う。例え
ば、フォーカス駆動命令を受信した場合は、フォーカス
モータ駆動部17を制御し、フォーカスモータ20を駆
動せしめることにより撮影レンズ22を移動し、焦点合
わせを行う。絞り駆動命令を受信した場合は、レンズC
PU14が絞り駆動部18を制御し、絞り駆動モータ1
9を駆動せしめることにより、絞り21を所定量動作さ
せる。
【0032】また、レンズCPU14は、レンズの状
態、例えばフォーカスのオート/マニュアル切換えスイ
ッチ23がオートになっているかマニュアルになってい
るか、絞りが開放になっているか否かといった情報をカ
メラの要求に応じてカメラ本体1側に送信する。さら
に、カメラ本体1からの要求により、CPU14内部、
あるいは不図示のCPU外部のデータ記憶手段に記憶し
てあるレンズに関する各種データをカメラ1側に送信す
る。
【0033】防振スイッチ(以下、IS_SWとも記
す)32は、像振れ補正システムを動作させるか否かを
切り換える為のスイッチであり、カメラのメインスイッ
チ24がONされ、レリーズボタン25の第1段までの
押し込みが為される(SW1=ON)た状態時に、この
IS_SW32がONしたことを検知すると、レンズC
PU14は、ロック駆動部24を制御してステッピング
モータ等のロック用アクチュエータ27を駆動させ、ロ
ック機構28を解除し、シフトレンズ31(補正光学
系)のロックを解除する。また、振れ検出部30が動作
し、振動ジャイロ等で構成される振れセンサが振れを検
出し、振れ信号がレンズCPU14に取り込まれる。又
レンズCPU14はシフトレンズ31の位置を検出する
位置検出部29の信号も取り込む。
【0034】そして、レンズCPU14は、前記振れ検
出部30と前記位置検出部29からの信号ん基づいて補
正系駆動部16を制御し、シフトレンズ31をヨー方向
に駆動するヨー駆動アクチュエータ25と、ピッチ方向
に駆動するピッチ駆動アクチュエータ26を駆動するこ
とにより、像振れ補正動作を行う。
【0035】図2は、補正系及びロック系の詳細を示す
斜視図である。
【0036】図2において、201は補正レンズ202
を保持するレンズ保持枠であり、スラスト方向規制部材
としてピン203を、ローリング方向規制部材としてロ
ーリング止め204を、それぞれ用いており、光軸に直
交する平面内において矢印P(ピッチ),Y(ヨー)の
何れの方向にも動作可能となっている。
【0037】これ以降説明する機構は、P,Y方向とも
同様な構成の為、P方向のみについて説明する。
【0038】まず、レンズ保持枠201の駆動力発生機
構について簡単に説明すると、レンズ保持枠201には
ヨーク205Pと永久磁石206Pで構成される磁気回
路が固定されており、地板207にはコイル208Pが
取り付けられている。従って、コイル208Pに通電す
ることにより、レンズ保持枠201はピッチ方向に駆動
されることになる。
【0039】次に、レンズ保持枠201の変位検出機構
について簡単に説明すると、レンズ保持枠201にはタ
ーゲット209Pが設けられており、前記ターゲットと
対向したシフト基板210上にはフォトリフレクタ(P
R)211Pが設備されている。該フォトリフレクタ2
11Pから投射された近赤外光は、ターゲット209P
上に描かれている任意のパターン上に投射される。この
ターゲット209Pのパターンは、光の入射位置により
反射率が異なるように描かれているので、その反射光量
に応じた信号を出力することにより、レンズ保持枠20
1の変位を検出することができる。ここで、フォトリフ
レクタ211Pの出力を増幅器で増幅し、駆動回路を通
してコイル208Pに入力すると、レンズ保持枠201
が駆動されてフォトリフレクタ211Pの出力が変化す
る。これは閉じた系を形成する事になり、フォトリフレ
クタ211Pの出力がゼロになる点(中立点)で安定す
る。この様な系に振れ量に値する振れセンサ(不図示)
の出力が加算されると、レンズ保持枠201は振れ量を
中立点として極めて精度よく追従していき、像振れを補
正するように補正レンズ202が駆動される。
【0040】ここで、そのロック機構について簡単に説
明する。
【0041】地板207にはロック駆動用のステッピン
グモータ212が取り付けられており、このステッピン
グモータ212によりロックリング213をロック方向
に駆動させる。これにより、レンズ保持枠201に設け
られた凸部214がロックリングに設けられた凹部21
5以外の部位に嵌合する。これにより、レンズ保持枠2
01にピッチ,ヨー方向の動きを規制し、ロック状態と
なる。ロックを解除する際は、ロックとは逆の方向にロ
ックリング213を駆動すれば良い。これにより、レン
ズ保持枠201に設けられた凸部214がロックリング
213に設けられた凹部215の対向位置に移動し、ロ
ック時の状態が解かれるので、補正レンズ202は光軸
と直交する面内を自在に駆動可能なロック解除(アンロ
ック)状態となる。
【0042】上記の動作を実現する為のカメラCPU3
の動作について、図3のフローチャートを用いて説明す
る。
【0043】まず、ステップ#501においては、カメ
ラのメインスイッチ24がONになっているか否かを判
別し、OFFならばONするまで待機する。その後、メ
インスイッチ24がONしたことを判別するとステップ
#502に進み、通信によりレンズCPU14に対して
レンズの状態を示すデータの送信を要求し、レンズCP
U14からのデータを受信することにより、レンズのオ
ート/マニュアル切り換え用のスイッチ23等の状態を
確認する。
【0044】次のステップ#503においては、カメラ
の絞込みスイッチ12がONされたか否かを判別し、O
FFであればステップ#507へ進む。また、ONにな
っていればステップ#504へ進み、レンズCPU14
へ絞り駆動命令を送信する。次のステップ#505にお
いては、前記絞込みスイッチ12がOFFされたか否か
を判別し、OFFされていなければこのステップで留ま
り、その後ONされることによりステップ#506へ進
み、絞り開放駆動命令を送信し、ステップ#507へ進
む。
【0045】ステップ#507においては、レリーズボ
タンの第1段までの押圧操作によりスイッチSW1がO
Nしたか否かを判別し、OFFであればステップ#50
1へ戻るが、ONされていた場合はステップ#508へ
進み、測光部11を駆動して測光情報を得る。次にステ
ップ#509において、測距部10を駆動して測距情報
を得る。続くステップ#510においては、上記の測距
結果に応じたフォーカス駆動命令をレンズCPU14へ
送信する。そして、次のステップ#511において、レ
リーズボタンの第2段目までの押圧操作が為されてスイ
ッチSW2がONしているかの判別を行う。この結果、
ONされていなければステップ#512へ進み、ここで
はスイッチSW1の状態を調べ、OFFであればステツ
プ#501へ戻り、ONであればスイッチSW2の状態
を判別するステップ#511へ戻る。
【0046】ステップ#511において、スイッチSW
2がONしたことを判別するとステップ#513へ進
み、レンズCPU14へ絞り駆動命令を送信する。そし
て、次のステップ#514において、シャッタ制御部9
を駆動して不図示のシャッタの開閉制御を行い、露光動
作を行う。そして、次のステップ#515において、レ
ンズCPU14へ絞り開放命令を送信し、ステップ#5
16において、給送部8を駆動してフィルムの1駒給送
を行う。次のステップ#517においては、フィルム残
数をチェックし、未だフィルムが残っていればステップ
#501に戻り、次の撮影に備える。一方、フィルムが
残っていなければステップ#518へ進み、給送部8を
介してフィルムの巻戻しを行う。
【0047】次に、図4のフローチャートを用いて、レ
ンズCPU14側の動作について説明する。
【0048】まず、ステップ#601においては、各種
のフラグ等の初期設定を行う。そして、次のステップ#
602において、カメラのメインスイッチがONしてい
るか否かを判別し、ONしていればステップ#603へ
進み、ここではスイッチSW1がONしているか否かを
判別する。該スイッチSW1がONならばステップ#6
04へ進み、ここではIS_SW32の状態を調べる。
この結果、該IS_SW32がONしていればステップ
#605へ進み、前述した様にして、補正系のロック解
除を行い、像振れ補正動作を可能な状態にする。
【0049】また、上記ステップ#602にてメインス
イッチ24がOFFであった場合や、上記ステップ#6
03にてスイッチSW1がOFFであった場合や、上記
ステップ#604にてIS_SW32がOFFであった
場合には、何れもステップ#606へ進み、補正系のロ
ックが完了しているかを判別する。もしロックが完了し
ていればステップ#609へ進み、補正系をロックする
為のロック用アクチュエータの駆動を停止する。一方、
ロックが完了していなければステップ#607へ進み、
補正系のロック停止フラグがセットされているか否かを
判別し、該フラグがセットされていれば前述したステッ
プ#609へ進み、該フラグがセットされていなければ
ステップ#608へ進む。そして、このステップ#60
8においては、補正系をロックする為にロック用アクチ
ュエータを駆動する。
【0050】上記処理によれば、カメラのメインスイッ
チ24やSW1、IS_SW32の全てがONのときは
補正系のロックを解除し、何れかのスイッチがOFFの
時は補正系にロックをするように動作することになる。
【0051】なお、上記処理中に、通信割り込み、像振
れ補正制御割り込みが受け付けられるよう構成されてい
る。像振れ補正制御割り込みを受け付けた場合は、公知
の像振れ補正処理を行う。通信割り込みの処理について
は、図5のフローチャートを用いて以下に説明する。ま
た、像振れ補正制御割り込みを受け付けた場合は、公知
の像振れ補正処理を行う。
【0052】図5のフローチャートにより、通信割り込
み時の処理について説明する。
【0053】まず、ステップ#701においては、カメ
ラCPU3から送信されてくる命令が絞り駆動命令であ
るか否かの判別を行い、そうであればステップ#702
へ進み、補正系のロック用アクチュエータをロック駆動
中か否かを判別する。ロック駆動中であればステップ#
703へ進み、ロック駆動中でなければステップ#70
5へ進む。ステップ#703においては、補正系のロッ
ク用アクチュエータの駆動を停止させる為のロック停止
フラグをセットし、次のステップ#704において、補
正系のロック用アクチュエータの駆動を一旦停止する。
そして、ステップ#705へ進み、絞りの絞り込み駆動
を行いステップ#701へ戻る。
【0054】また、上記ステップ#701にて絞り駆動
命令でないと判別した場合にはステップ#706へ進
み、ここでは絞り開放駆動命令か否かの判別を行う。そ
して、絞り開放駆動命令であればステップ#707へ進
み、絞りを開放駆動する。続くステップ#708におい
ては、絞りの通電を終了し、次のステップ#709にお
いて、補正系のロック用アクチュエータの駆動を停止さ
せる為のロック停止フラグをクリアし、ステップ#70
1へ戻る。
【0055】また、上記ステップ#706にて絞り開放
駆動命令でないと判別した場合にはステップ#710へ
進み、ここではフォーカス駆動命令か否かの判別を行
う。そして、フォーカス駆動命令であればステップ#7
11へ進み、フォーカスレンズを駆動し、ステップ#7
01へ戻る。
【0056】また、上記ステップ#710にて絞り開放
駆動命令でないと判別した場合にはステップ#712へ
進み、その他の命令の処理を行い、次のステップ#71
3において、その他の命令を実行してステップ#710
へ戻る。
【0057】以上の処理によると、カメラの絞込みスイ
ッチ12がONすると、カメラCPU3からレンズCP
U14に対して絞り駆動要求が為され、レンズCPU1
4は補正系のロック用アクチュエータを駆動中であれ
ば、一旦補正系のロック用アクチュエータの駆動を停止
し、絞りの駆動を行う。
【0058】また、カメラの絞込みスイッチ12がOF
Fになると、カメラCPU3から絞り開放駆動要求が為
され、レンズCPU14は絞りを開放駆動後、絞りへの
通電を停止し、補正系のロック用アクチュエータの一旦
停止を解除する為にロック停止フラグをクリアする。
【0059】補正系のロック駆動を一旦停止後、ロック
フラグ停止フラグがクリアされると、再び補正系のロッ
ク動作を再開し、ロックが完了した時点でロック用アク
チュエータの通電を停止することになる。
【0060】上記処理は、例えばIS_SW32のON
状態で、スイッチSW1がONされ、像振れ補正操作が
行われている状態から、前記スイッチSW1がOFFさ
れ、補正系のロック動作中に絞込みスイッチ12がON
される場合等に発生する。
【0061】以上の実施の形態によれば、補正系のロッ
ク用アクチュエータの駆動中に、絞込み駆動要求が発生
した場合は、補正系のロック用アクチュエータの駆動を
一旦停止し、絞込み駆動終了後、補正系のロック用アク
チュエータの駆動を再開するように構成している為、補
正系のロック用アクチュエータとして消費電力が高くと
も、低価格のアクチュエータの使用することができる。
また、絞込み駆動を優先させるので、撮影動作にタイム
ラグを生じる事はない。
【0062】また、補正系のロック手段をステッピング
モータにより構成している為、補正系のロック機構が簡
易となり、組立工数も減少する為に低価格のロック機構
が実現出来る。
【0063】(変形例)上記実施の形態では、補正系の
ロック用アクチュエータとして、ステッピングモータを
例にしているが、DCモータを使用しても良い。
【0064】また、上記実施の形態では、ロック動作駆
動中に絞り駆動要求が発生した場合の例を説明してきた
が、フォーカスモータ駆動、或いはオートズームの駆動
等の要求であっても同様に処理されるものである。
【0065】また、本発明は、補正系として、光軸に垂
直な面内で光学部材を動かすシスト光学系を想定してい
るが、可変頂角プリズム等の光束変更部や、光軸に垂直
な画面内で撮影面を動かすもの、更には画像処理により
振れを補正するもの等、振れが防止できるものであれば
どのようなものであっても良い。
【0066】また、本発明は、一眼レフカメラのレンズ
側に適用した例を述べているが、一体型のカメラやカメ
ラ以外の光学機器やその他の装置、更にはそれらカメラ
や光学機器やその他の装置に適用される装置、又はこれ
らを構成する要素に対しても適用できるものである。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
低コストのロック手段を実現するとともに、ロック手段
を駆動する為の第1の駆動手段とその他の駆動を行う第
2の駆動手段との同時駆動による誤動作を防止すること
ができる像振れ補正装置、像振れ補正機能付きレンズ装
置、及び、像振れ補正機能付きカメラを提供できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る像振れ補正機能を
備えた一眼レフカメラの電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の実施の一形態に係る像振れ補正システ
ムの分解斜視図である。
【図3】図1の一眼レフカメラのカメラCPUでの動作
を示すフローチャートである。
【図4】図1の一眼レフカメラのレンズCPUでの動作
を示すフローチャートである。
【図5】図1の一眼レフカメラにおいてカメラ側より通
信割り込み命令が為された際のレンズCPUでの動作を
示すフローチャートである。
【図6】従来の像振れ補正装置の分解斜視図である。
【図7】図6の背面から見た平面図である。
【図8】補正系のロック時及びロック解除時を示す構成
図である。
【符号の説明】
3 カメラCPU 7 電池 14 レンズCPU 18 絞り駆動部 19 絞り駆動モータ 20 フォーカスモータ 21 絞り 25 ヨー駆動用アクチュエータ 26 ピッチ駆動用アクチュエータ 27 ロック用アクチュエータ 28 ロック機構 30 振れ検出部 31 シフトレンズ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像振れを補正する為の補正手段と、該補
    正手段を所定の位置にロックするロック手段と、前記補
    正手段をロックする状態とロック解除する状態にする為
    に前記ロック手段を駆動する第1の駆動手段とを有し、
    前記第1の駆動手段は該第1の駆動手段以外の第2の駆
    動手段と同一の電源により作動する像振れ補正装置にお
    いて、 前記第1の駆動手段によって前記ロック手段が駆動され
    ている最中に、前記第2の駆動手段の駆動要求が発生し
    た場合は、前記第1の駆動手段によるロック手段の駆動
    を一旦停止し、前記第2の駆動手段の駆動要求が終了し
    た時点で、前記第1の駆動手段による前記ロック手段の
    動作を再開させる動作制御手段を有したことを特徴とす
    る像振れ補正装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の駆動手段はモータであること
    を特徴とする請求項1記載の像振れ補正装置。
  3. 【請求項3】 像振れを補正する為の補正手段と、該補
    正手段を所定の位置にロックするロック手段と、前記補
    正手段をロックする状態とロック解除する状態にする為
    に前記ロック手段を駆動する第1の駆動手段と、該第1
    の駆動手段以外の第2の駆動手段とを有する像振れ補正
    機能付きレンズ装置において、 前記第1の駆動手段によって前記ロック手段が駆動され
    ている最中に、前記第2の駆動手段の駆動要求が発生し
    た場合は、前記第1の駆動手段によるロック手段の駆動
    を一旦停止し、前記第2の駆動手段の駆動要求が終了し
    た時点で、前記第1の駆動手段によるロック手段の駆動
    を再開させる動作制御手段を有したことを特徴とする像
    振れ補正機能付きレンズ装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の駆動手段は、露出を所定の量
    に制御する為の絞り駆動手段であることを特徴とする請
    求項3記載の像振れ補正機能付きレンズ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の駆動手段はモータであること
    を特徴とする請求項3記載の像振れ補正機能付きレンズ
    装置。
  6. 【請求項6】 像振れを補正する為の補正手段と、該補
    正手段を所定の位置にロックするロック手段と、前記補
    正手段をロックする状態とロック解除する状態にする為
    に前記ロック手段を駆動する第1の駆動手段と、該第1
    の駆動手段以外の第2の駆動手段とを有する像振れ補正
    機能付きカメラにおいて、 前記第1の駆動手段によって前記ロック手段が駆動され
    ている最中に、前記第2の駆動手段の駆動要求が発生し
    た場合は、前記第1の駆動手段によるロック手段の駆動
    を一旦停止し、前記第2の駆動手段の駆動要求が終了し
    た時点で、前記第1の駆動手段によるロック手段の駆動
    を再開させる動作制御手段を有したことを特徴とする像
    振れ補正機能付きカメラ。
  7. 【請求項7】 前記第2の駆動手段は、露出を所定の量
    に制御する為の絞り駆動手段であることを特徴とする請
    求項6記載の像振れ補正機能付きカメラ。
  8. 【請求項8】 前記第1の駆動手段はモータであること
    を特徴とする請求項6記載の像振れ補正機能付きカメ
    ラ。
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