JP3618798B2 - 像振れ補正装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、装置に加わる振れに起因する像振れを補正する為の補正光学系を、移動可能な状態(アンロック状態)と移動不可能な状態(ロック状態)とに移動させる手段を備えた像振れ補正装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明の対象となる従来技術をカメラの場合を例にして、以下に説明する。
【0003】
現代のカメラは自動化が進み、カメラ操作に未熟な人でも撮影失敗を起す可能性は非常に少なくなっているが、カメラ振れによる撮影失敗だけは自動的に防ぐ事が困難とされていた。
【0004】
そこで、近年では撮影者の手振れによる撮影失敗を防止する目的のカメラについて研究開発が意欲的に進められている。
【0005】
撮影者の手振れを抑制する方法としては、手振れによる振動を検出し、その検出値に応じて補正レンズを変位させ、像の光学的変化を補正する手法がある。更に詳述すると、振れ振動を加速度計,角速度計などの振動センサで検出し、センサ信号から電気的あるいは機械的に角速度を検出し、この検出情報に基づき、撮影光学系の一部あるいは全部である補正光学系を光軸と直角の方向に平行偏心させたり、補正光学系を傾けるなど、光軸方向とは別の方向に変位させるように構成されていた。
【0006】
補正光学系の駆動方法として、光軸と直角の方向に平行偏心させる場合には、撮影装置の固定部に、光軸と直角な1つの方向(例えば上下方向)に移動自由になるように連結部材を保持し、その連結部材に対して光軸と直角な別の方向(例えば左右方向)に移動自由に補正レンズの固着された補正レンズ枠を保持させる事によって、固定部に対して光軸と直角なあらゆる方向に補正光学系を移動させる事が出来る。
【0007】
また、補正レンズを駆動する為のアクチュエータとしては、補正レンズ枠に前述の光軸と直角な2つの方向に対応した2つの電磁コイルを取付け、固定部には2つのコイルに対応させて一対のヨーク及び永久磁石を取付ける事で、2つの方向成分を各々独立的に制御可能なムービングコイル方式のアクチュエータを構成している。
【0008】
さらに、補正レンズの位置検出を行い、その位置情報をフィードバックさせることにより、補正レンズの高精度な駆動制御を実現している。
【0009】
以上のように、補正光学系を用いた振れ補正について説明してきたが、撮影を終了させた後には、補正光学系を所定の位置で保持する必要がある。特に、ムービングコイル方式のように電源を切る事によって、補正光学系が自重のためにいずれの方向にも移動してしまう場合には、特別にロック機構が必要になる。また、振れ補正無しで撮影する事を考慮すると、最も光学性能の優れた位置という点で、補正光学系の光軸と撮影光学系全体の光軸を一致させた位置で保持する事が望ましい。
【0010】
このような目的で構成されていたロック機構の従来例としては、
1)補正光学系を中立位置で保持する為のロック部材を有し、バネによってロック部材をロックする方向に付勢しておく。そして、振れ補正時には、ソレノイドによってロック部材をバネの付勢力に抗してロック位置より退避させ、補正レンズが移動可能な状態を保つ。振れ補正終了時には、ソレノイドへの通電を切る事により、バネの付勢力でロック部材をロック位置まで駆動し、補正光学系は再び中立位置に保持される。
【0011】
2)補正光学系を中立位置に保持する為のロック部材をモータによってロック位置より退避させる事によって、振れ補正可能な状態とし、モータを逆転(または、更に回転)させることによって、ロック部材をロック位置まで駆動する。
【0012】
3)同様なロック部材をバネによってロックする方向に付勢しておき、振れ補正時には、モータでロック部材をロック位置から退避させたままフックによってロック部材を係止し、補正光学系が移動可能な状態を保つ。そして、振れ補正終了後には、モータを僅かに逆転させ、フックの係止を解除することにより、バネでロック部材をロック位置まで駆動する。
【0013】
この場合、振れ補正中に電源を突然切られるような事があっても、バックアップ電源によって、モータを僅かに逆転させるだけで、ロック可能となる。
【0014】
4)双安定型のプランジャを有し、振れ補正を行わない時は、通常の振れ補正用のアクチュエータで補正レンズを中立位置まで駆動し、その状態でプランジャによって固定部に設けられた突起を補正レンズ枠に設けた穴に嵌入し、補正レンズをロックするように構成されていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では次のような問題点があった。
【0016】
上記1)の従来例では、ロック部材をソレノイドによって振れ補正可能な状態まで駆動する為にはソレノイドに膨大な消費電力を必要とし、消費電力を少なくしようとすると、振れ補正範囲(補正角)を狭くしなければならない。
【0017】
上記2)及び4)の従来例では、振れ補正中に電源を突然切られた場合には、補正光学系をロックする事が出来ず、以後の撮影が不能になるばかりでなく、ロックされていない補正光学系が装置の移動によりふらつき、装置の破損に至る危険性さえあった。
【0018】
上記3)の従来例では、電源が突然消失した場合にも補正光学系をロックすることは可能であるが、バックアップ電源としてのコンデンサは、特にカメラやレンズ鏡筒内に配置する為には形状的に大型であり、装置のコンパクト化を阻害するものである。
【0019】
(発明の目的)本発明の目的は、補正光学系の状態変化とアンロック状態の保持を効率的に行うことのできる像振れ補正装置を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の本発明は、装置に加わる振れに起因する像振れを補正する為の補正光学系を備え、該補正光学系を光軸方向以外の方向に移動させることにより前記像振れを補正する像振れ補正装置において、前記補正光学系を所定の位置まで移動させて移動不能にする為のロック部材と、該ロック部材を前記補正光学系が前記移動不能となる方向に付勢する弾性部材と、該弾性部材による付勢力に抗して前記ロック部材を移動させることにより前記補正光学系を前記移動不能な状態から移動可能な状態に設定する駆動手段と、該駆動手段とは異なる手段であって、前記補正光学系の前記移動可能な状態を保つように前記ロック部材を電気的に保持する保持手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0022】
また、上記目的を達成するために、請求項3記載の本発明は、請求項1記載の像振れ補正装置において、前記駆動手段が、モータと該モータの回転を伝達するギア列とを有し且つ該ギア列の出力ギアの回転に応じて前記ロック部材が移動するように構成されており、前記保持手段が、通電により前記ロック部材を保持する為のマグネットを有し、該マグネットに通電して前記ロック部材を保持した後で前記モータの通電を切るようにしたことを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するために、請求項4記載の本発明は、装置に加わる振れに起因する像振れを補正する為の補正光学系を備え、該補正光学系を光軸方向以外の方向に移動させることにより前記像振れを補正する像振れ補正装置において、前記補正光学系を所定の位置まで移動させて移動不能にする為のロック部材と、該ロック部材を前記補正光学系が前記移動不能となる方向に付勢する弾性部材と、該弾性部材による付勢力に抗して前記ロック部材を移動させることにより前記補正光学系を前記移動不能な状態から移動可能な状態に設定する駆動手段と、該駆動手段とは異なる手段であって、前記補正光学系の前記移動可能な状態を保つように通電により前記ロック部材を保持すると共に、前記通電を切ることにより前記弾性部材の作用で前記補正光学系を前記移動可能な状態から前記移動不能な状態に設定する保持手段とを設け、該保持手段に通電して前記ロック部材を保持した後で前記駆動手段の通電を切るようにしたことを特徴とするものである。
【0023】
【実施例】
以下、本発明を図示の実施例にしたがって詳細に説明する。
【0024】
図1及び図2は本発明の第1の実施例に係る図であり、図1は本発明を実施したズームレンズ鏡筒の断面図、図2は図1のレンズ鏡筒内に組込まれた振れ補正ユニットの分解斜視図である。
【0025】
図1において、1は固定筒であり、前方に大径部、後方に小径部を有している。2は固定筒1の外側に位置し、レンズの光軸まわりに回転可能に保持されたカム筒を示し、後方内周面に形成した周溝2aと固定筒1に設けた突出部1aが係合するようにバヨネット結合する事で定位置回転可能に保持されている。
【0026】
3は直進筒であり、後端内周部には3箇所等分でキー3aが段ビス3bにより固定されている。前記キー3aは固定筒1に設けた直進溝1bとカム筒2に形成した第1群カム溝2bに同時に係合しているため、直進筒3が光軸方向に移動するとカム筒2が回転する。
【0027】
なお、図1はワイド状態を示しており、テレ状態となるに従って直進筒3は前方へ繰出されていく。
【0028】
前記直進筒3の前方外周部にはオスヘリコイド3cが形成され、第1群レンズL1の固着された第1群鏡筒4の内周部に形成されたメスヘリコイド4aと係合している。すなわち、第1群鏡筒4を回転させる事によって、ヘリコイド機構により第1群鏡筒4と共に第1群レンズL1が光軸方向に移動する。
【0029】
本実施例においては、第1群鏡筒4を光軸方向に移動させることによって第1群レンズL1が直進筒3と一体的に大きく移動してズーミングが行われ、第1群鏡筒4を回転させることによって第1群レンズL1が光軸方向に少量移動することによって焦点調節が行われる。
【0030】
本構成は、いわゆるマニュアルフォーカスのワンリングタイプの直進ズームであり、第1群鏡筒4の光軸方向への直進移動によりカム筒2を回転させ、ズーミング動作を実現している。
【0031】
5は後述する振れ補正ユニットであり、該振れ補正ユニット本体51から後方に突出させた足部51cに取付けられたコロ51aが固定筒1に設けられた取付穴1cに係合することにより固定されている。L2は第2群レンズであり、ズーミングにおいて光軸方向の移動は行われず、振れ補正のため、振れ補正ユニット5に対して光軸と直角方向にのみ移動可能に保持されている。
【0032】
6は第3群鏡筒であり、第3群レンズL3を固着すると共に、公知の電磁絞りユニット7をビスにより固定保持している。そして、該第3群鏡筒6は周方向に3つのコロ6aを有しており、このコロ6aは固定筒1に設けた直進溝1dとカム筒2に設けた第3群カム溝2cに同時に係合している。
【0033】
8は第4群鏡筒であり、ズーミングで移動しない第4群レンズL4を固着し、固定筒の小径部にビスによって固定されている。9は第5群鏡筒であり、第5群レンズL5を保持すると共に、前方のフランジ部外周には3つのコロ9aを有している。
【0034】
前記コロ9aは固定筒1に設けた第3群レンズL3と共通の直進溝1d及びカム筒2に形成した第5群カム溝2dに同時に係合している。従って、カム筒2を回転する事により、第1群,第3群,第5群レンズL1,L3,L5が同時に光軸方向に移動し、ズーミング動作を行うように構成している。
【0035】
15は外装環であり、固定筒1と後端でビス15aにより固着されている。さらに、外装環15には、図示しないカメラ本体に装着するためのマウント16がビス16aにより固着されている。
【0036】
17は裏蓋であり、マウント16に弾性を利用して固定され、鏡筒内部の見えを防止し、迷光を遮断する働きがある。
【0037】
18は前述の絞りユニット7及び振れ補正ユニット5を駆動制御する為のフレキシブルプリント基板から成る実装部品であり、多角形状の基板保持台18aに両面テープで張付けられ、固定筒1の小径部の外周にビスにより固定されている。この実装部品18の後方には接続部18bが伸張され、カメラ本体との通信を行うための接点部品19と電気接続されている。また、絞りユニット7及び振れ補正ユニット5の駆動と制御回路の電力も、接点部品19と接続部18bを介して給電される。
【0038】
7aは絞りユニット7と実装部品18を電気接続するフレキシブルプリント基板であり、前方をU字状に曲げて配置することにより、絞りユニット7がズーミングにより光軸方向に移動しても安定した電気接続を行っており、後端は実装部品18内のコネクタ18dに接続されている。
【0039】
52は振れ補正ユニット5と実装部品を電気接続するフレキシブルプリント基板であり、前端は、振れ補正を行う第2群レンズL2の駆動手段と該第2群レンズL2の位置検出手段に接続され、後端は実装部品18内のコネクタ18eに接続されている。
【0040】
20は振れ補正を行うか行わないかを切替える為のスイッチであり、外部から操作できるように外装環15に取付けられている。該スイッチ20は実装部品18から伸張された接続部18cにより制御回路との通信を行っている。
【0041】
21は手振れ等のカメラ振れを検出する為の振動センサであり、本実施例では振動ジャイロを用いて角速度を検出している。該振動センサ21はレンズ鏡筒をカメラ本体に装着した際、カメラの縦方向(ピッチ方向)の回転振れ、及び、横方向(ヨー方向)の回転振れを検出出来るように実装部品18上の上面と側面に各々1個ずつ固着されている。
【0042】
各々の振動センサは実装部品18の防振制御回路と電気的に接続されており、このセンサ出力は防振制御回路にて角変位に変換され、さらに焦点距離情報、被写体距離情報等を加えられて補正レンズの偏心量に変換され、駆動制御に供される。
【0043】
次に、振れ補正ユニット5の構成について、図2を用いて説明する。
【0044】
図2において、51は振れ補正ユニット5のユニット本体であり、外周に3箇所等分でコロ51aが固定されている。このコロ51aは固定筒1の取付穴1c(図1参照)に係合し、振れ補正ユニット5全体を保持している。
【0045】
53は連結アームであり、ピン54aに対し左右方向(以下、X方向と記す)に移動可能に支持されている。該連結アーム53には上下方向(以下、Y方向と記す)の向きにピン54bが固定されており、そのピン54bに対して、Y方向に移動可能に偏心枠55が保持されている。
【0046】
従って、上記ピン54aをユニット本体51の穴51bに固定することによって、偏心枠55はユニット本体51に対してX方向,Y方向とも移動可能に保持された事になる。
【0047】
さらに、偏心枠55が光軸方向に移動しないように、偏心枠55の前面と後面に突起55cを設け、該突起55cがユニット本体51の前面と後述する遮光板62の後面に当接して、光軸方向への移動を防止するようにしている。
【0048】
前記偏心枠55にはボイスコイル56a,56bが各々X,Y方向への駆動用として接着固定されている。また、前記ユニット本体51にはボイスコイル56a,56bに対応する位置にマグネット57が接着されたヨーク58a,58bがビスによって固定されている。
【0049】
前記偏心枠55の偏心位置検出手段として、投光素子として一対のIRED59a,59bをスリット60a,60bと共に偏心枠55の穴55a,55bに嵌入固定し、又ユニット本体51に受光素子として一対のPSD61a,61bを固定している。
【0050】
62は遮光板であり、ユニット本体51の前端にビスによって固定され、前面には遮光線が形成されている。この遮光板62は、振れ補正の際、補正レンズの偏心量検出時のPSD61a,61bへの迷光を防止し、レンズ前面から入射する光束を制限する働きがある。
【0051】
次に、補正レンズである第2群レンズL2を中立位置において保持する為のロックユニット80について、図3及び図4を用いて説明する。なお、図3は第2群レンズL2を中立位置で固定した状態を示し、図4は第2群レンズL2がシフト方向に移動可能な状態を示している。
【0052】
これらの図において、81はベース部材であり、樹脂材料によって一体成形されている。82はロックリングであり、ベース部材81に設けた4ケ所(1ケ所は不図示)のバヨネット爪81aによって光軸回りに回転自在に保持されている。83はモータであり、ベース部材81にビス83aにより固着されている。84はギア列であり、ベース部材81に一体成形されたギア軸81bに回転可能に保持されており、前記モータ83のトルクを伝達し、最終段の出力ギア85に噛合している。
【0053】
前記ギア列84及び出力ギア85は、図1に示すギア押え86によって光軸方向の位置規制をされ、ギア軸81bから抜け落ちるのを防止している。ギア押え86はビス86aによってベース部材81の支柱81cに固着されている。
【0054】
87はコイルバネであり、一端はロックリング82のフック部82aに係止され、他端はベース部材81のフック部81dに係止されている。これによって、ロックリング82は、図3及び図4に示した矢印A方向回りに常に付勢されている。
【0055】
前述した出力ギア85にはピン85aが一体成形されており、ピン85aにはロックリング82に設けた腕部82bの端面82cが常にコイルバネ87によって当接している。従って、モータ83によって出力ギア85が回転させられると、出力ピン85aによってロックリング82がA方向とは逆方向に回転させられる。
【0056】
88はマグネットであり、ヨーク88aとコイル88bで構成され、ベース部材81にビス88cによって固着されている。89はアマーチャであり、ピン89aがカシメによって一体的に固着されている。このピン89aはロックリング82のアマーチャ取付部82dに設けた穴(不図示)に挿通されており、バネ89bにより前記アマーチャ89は取付部82dから遠ざける方に付勢されている。該バネ89bを使用することにより、モータ83によるロックリング82のオーバーチャージの吸収及びアマーチャ89の密着性を良くする働きがある。
【0057】
90はスイッチであり、ビス90aによりベース部材81に固着されている。このスイッチ90は出力ギア85に設けたカム85bによって接点部90bが移動し、電気的にON−OFF動作が行われる構造となっている。
【0058】
ロックユニット80はビス80aによって前述の振れ補正ユニット5に固着される。
【0059】
次に、ロックユニット80の作動について説明する。
【0060】
レンズ鏡筒の像振れ補正開始用のスイッチ20をONさせた状態でカメラのシャッタボタンを半押しにすると、第2群レンズL2をシフト可能な状態にする為に、アンロック動作を行う。
【0061】
まず、モータ83によりギア列84を介して出力ギア85を図3,図4中の矢印B方向に回転させる。すると、出力ギア85に設けたピン85aに押されてロックリング82が図中A方向とは逆の方向に回転させられる。すると、振れ補正ユニット5内の偏心枠55(図2参照)に突設された4本のピン70がロックリング82の内周に設けた4ケ所の嵌合部82eから外れて、偏心枠55はシフト可能な状態となる。この時、ロックリング82をA方向とは逆方向に最大に回転させたところの僅かに手前で、前記出力ギア85のカム85bにより前記スイッチ90がONする(図4参照)。そして、このスイッチ90のONと同時にマグネット88に通電を行うことにより、アマーチャ89がマグネット88に吸着し、図4の様にロックリング82が保持される。
【0062】
その後、更にモータ83を回転させると、出力ギア85のピン85aはロックリング82の腕部82bから離れ、端面82cから最も離れた状態(図3の状態)に至る。この時、スイッチ90がOFFとなり、前記モータ83の通電が停止される。
【0063】
以上にてアンロック動作が終了し、補正レンズである第2群レンズL2をシフトさせての像振れ補正が可能となる。
【0064】
次に、ロック動作について説明する。
【0065】
撮影を終了させたり、カメラのシャッタボタンの半押しを解除すると、第2群レンズL2を中立位置に保持する為にロック動作を行う。これは、マグネット88への通電を切ることによって行われる。
【0066】
マグネット88への通電を切ると、アマーチャ89はマグネット88から離れ、コイルバネ87の付勢力によってロックリング82が矢印A方向に回転させられる。すると、偏心枠55に設けたピン70はシフト可能な如何なる位置にあってもロックリング82の斜面82fによって中立位置(本実施例においては、補正レンズである第2群レンズL2と他のレンズの光軸が一致する位置)に移動させられ、その後、該ピン70、つまり偏心枠55は4ケ所の嵌合部82eでシフト不能な状態で保持され、ロック動作が完了する(図3の状態)。
【0067】
(第2の実施例)
図5及び図6は本発明の第2の実施例に係わる図であり、それぞれ補正レンズである第2群レンズを中立位置へ移動させ保持する為のロックユニット80の正面図である。
【0068】
この第2の実施例において、ロックユニット80は第1の実施例と同様な目的で設置されたものであり、他のレンズ鏡筒,第2群レンズ等は第1の実施例と同じであるので省略する。また、第1の実施例と同じ部分動作を行う部分は同一符号を付してある。
【0069】
図5は補正レンズL2を中立位置でロックした状態を示している。
【0070】
図5において、101は金属のプレス部品から成るフックであり、ベース部材81から突出したフック軸81hに嵌合し、該フック軸81h回りに回動可能に保持されている。前記フック101にはアマーチャ89が第1の実施例同様に取り付けられている。
【0071】
102はトーションバネであり、片側はフック101の折曲部に、もう一方はベース部材81の突起81iに当接しており、前記フック101を介して前記アマーチャ89がマグネット88に近づく方へ付勢している。82hはロックリング82に設けたレバーであり、ベース部材81の穴81jを挿通するように配置されている。そして、フック101はトーションバネ102によって、その端面101aがレバー82hに常に接するように構成されている。
【0072】
図6は補正レンズである第2群レンズL2が移動可能なアンロック状態を示している。
【0073】
第1の実施例同様、モータ83によってロックリング82が回転させられると、レバー82hはフック101の端面101a上を摺動する。その後、端面101aを外れると、トーションバネ102によってフック101が回転し、図6に示す様に斜面101bがレバー82hに引っ掛かる。この時、出力ギア85によってスイッチ90がONとなり、マグネット88に通電されると、アマーチャ89が吸着される。その後、モータ83は同方向に更に回転し続け、出力ギア85が図6の位置まで来た時に、前記スイッチ90がOFFとなり、モータ83が停止される。この間もマグネット88への通電は継続され、該マグネット88の吸着力によりフック101が図6の状態に保持される。
【0074】
この第2の実施例において、コイルバネ87は、ロックリング82を回転させ、第2群レンズL2を中立位置まで移動させるだけの吸着力を持つ比較的強いバネであるのに対し、トーションバネ102は、フック101を回転させるだけの弱いバネである。従って、図6の様にフック101によってロックリング82が係止されている状態であっても、マグネット88の吸着力無しではコイルバネ87の付勢力によって簡単にその係止が外れるように、トーションバネ102のバネ力と斜面101bの角度及びフック軸81hの位置を設定している。
【0075】
すなわち、像振れ補正中にはマグネット88へ常時通電し続ける必要があるが、第1の実施例の様に、ロックリング82をマグネット88で直接保持するよりも、本実施例の様に、ロックリング82をフック101で係止し、そのフック101の係止状態をマグネット88で保持した方が、消費電力をより低減させられるものである。
【0076】
(第3の実施例)
図7〜図10は本発明の第3の実施例に係わる図であり、その他の構成は第1と同様であるので省略する。また、第1実施例と同じ部分動作を行う部分は同一符号を付してある。
【0077】
図7は補正レンズである第2群レンズL2をロックした状態を示している。
【0078】
図7において、201はフックであり、第2の実施例のフック101と同様の動きをする。このフック201はベース部材81に軸ビス201aによって回動可能に保持されている。202はフック201の端面201bに常に当接し他スイッチであり、そのバネ力でフック202の端面201cが、ロックリング82のレバー82hに押しつけられるように付勢している。第2群レンズL2がロック状態の時は図7の様にスイッチ202は接片202aがもう一方の接片202bと接触しており、ON状態となっている。
【0079】
図8は第2群レンズL2がロック状態から移動可能な状態になった状態を示している。
【0080】
図8において、ロックリング82はモータ83の駆動力によって図8の位置まで回転させられる。モータ83のトルクはギア列84によって最終段のギア203に伝達される。ギア203は、図9にも示す様に、扇状の突起203aを有している。ギア203の内周は出力リング204が回転自由に嵌合している。出力リング204にはピン204aが設けられており、該ピン204aにロックリング82の腕部82bの端面82cがコイルバネ87の付勢力により常に当接するように構成されている。
【0081】
次に、本実施例の作動について説明する。
【0082】
まず、第2群レンズL2をロック状態から移動可能な状態にするには、モータ83を回転させ、ギア203を図7に示す矢印C方向に回転させる。すると、初め出力リング204はロックリング82に押えられ、空回りするが、やがてギア203の突起203aが出力リング204の張出部204bに当接し、一体となって回転するようになる。
【0083】そして、ロックリング82が回転させられ、図8の状態まで来た時に、ロックリング82のレバー82hがフック201の端面201cから外れ、フック201はスイッチ202のバネ力によってロックリング82を係止する。この時、スイッチ202はONからOFF状態となり、この信号を検出してマグネット88に通電が行われる。すると、アマーチャ89が吸着され、フック201によるロックリング82の係止状態が保持される。
【0084】
この係止が完了された後もモータ83は回転し続け、出力リング204のピン204aが図10の様にロックリング82の回転範囲のほぼ中間の位置に来た時に、該モータ83は停止される(所定時間を計測するタイマの出力により行われる)。
【0085】
次に、ロック状態にするには、第1,第2の実施例同様、マグネット88の通電を解除することによって行う。これは、第2の実施例と同様で、マグネット88の吸引力がなくなると、コイルバネ87によりフック201の係止が外され、ロックリング82が図8の時計方向に回転する。この時、ロックリング82の腕部82cは出力リング204のピン204aに当接する。そして、出力リング204は空回りして図7の位置まで回転し、ロック動作が完了する。
【0086】
出力ギア203と出力ギア204を分割したのは、モータ83の停止精度を比較的ラフにとることができるからである。すなわち、ピン204aと出力ギア203を一体的に回転させた場合には、ピン204aを必ず図7の位置に止める必要がある。そのためには、ギア203の回転位置を検出する為のセンサが必要である。それでもモータ83の印加電圧の強弱やギアのバックラッシュ等でギア203を精度よく止めるのは困難である。そこで、本実施例では、ギア203と出力リング204を分割し、空回りさせることによって、出力ピン204aを図8の位置から図7の位置まで約180°の間のいずれかに止めれば良く、スイッチ202のON−OFF信号程度で制御可能としている。
【0087】
本実施例においても、第2の実施例同様、フック201を介してロックリング82を係止しているので、消費電力を小さくできるものである。また、出力ギア203と出力リング204を分割したことで、モータ83の停止精度を低め、電源電圧の高低に左右されず、作動条件を緩めることができ、誤動作を少なくすることができる。更に、フック201の付勢力をスイッチ202の接片を利用することで、トーションバネを必要とせず、簡単な構造で確実に作動し、そして安価なロック機構を実現したものである。
【0088】
上記の各実施例によれば、補正レンズ(第2群レンズL2)をロックさせる場合には、マグネット88への通電を断ち、その後はコイルバネ87の付勢力によってロックリング82を回転させて補正レンズをロックする様な構成にしている為、電源として電池を使用した場合などの電圧低下時、あるいは、電池交換や不慮の電池外れによって、撮影者の意志の有無にかかわらず電源が消失したような場合にも、前記補正レンズを確実にロックすることができ、該補正レンズのがたつきによる不快な音や、該装置の破損を防止することができる。
【0089】
更に、突然電源が消失した場合に、電力を供するする為のバックアップ電源も不要な為、制御回路の簡略化、該装置のコンパクト化を達成できる。
【0090】
また、補正レンズをアンロック位置へ移動させるのに、モータ83やギア列84によって行い、その後この位置(アンロック位置)に保持するのはマグネット88に分担させる構造にしている為、別言すれば、マグネット88のみによってもこれらを行うことができるが、このような分担構造にしている為、省電化を達成することができる。
【0091】
更に、第2及び第3の実施例の様に、フック101,201を具備し、これによっても補正レンズのアンロック位置を保持させる構造にしている為、マグネット88の保持力を軽減し、消費電力を低減させることができる。
【0092】
(発明と実施例の対応)
本実施例において、第2群レンズL2が本発明の補正光学系に相当し、モータ83,ギア列84が本発明の駆動手段に相当し、ロックリング82が本発明のロック部材に相当し、コイルバネ87が本発明の弾性部材に相当する。
【0093】
また、マグネット88,アマーチャ89や、更にはフック101,201が本発明の保持手段に相当する。又、フック101,201が第1の手段に相当し、マグネット88,アマーチャ89が本発明の第2の手段に相当する。
【0094】
以上が実施例の各構成と本発明の各構成の対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成に限定されるものではなく、請求項で示した機能、又は実施例がもつ機能が達成できる構成であればどのようなものであってもよいことは言うまでもない。
【0095】
(変形例)
本発明は、上記実施例の構成に限定されるものでは無く、多種の電気的ロック,アンロック機構と手動ロック機構を組合せであっても良い。
【0096】
また、本発明は、一眼レフカメラ,レンズシャッタカメラ,ビデオカメラ等のカメラに適用した場合を述べているが、その他の光学機器や他の装置、更には構成ユニットとしても適用することができるものである。
【0097】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、補正光学系の状態変化とアンロック状態の保持を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を施したズームレンズ鏡筒を示す断面図である。
【図2】図1のレンズ鏡筒内に組込まれた振れ補正ユニットを示す分解斜視図である。
【図3】図2の第2群レンズL2を中立位置で固定した状態を示す平面図である。
【図4】図2の第2群レンズL2がシフト方向に移動自在な状態を示す平面図である。
【図5】本発明の第2の実施例において第2群レンズL2を中立位置で固定した状態を示す平面図である。
【図6】本発明の第2の実施例において第2群レンズL2がシフト方向に移動自在な状態を示す平面図である。
【図7】本発明の第3の実施例において第2群レンズL2を中立位置で固定した状態を示す平面図である。
【図8】本発明の第3の実施例において第2群レンズL2がシフト方向に移動自在な状態を示す平面図である。
【図9】図7の出力ギア203と出力リング204の構造を示す斜視図である。
【図10】図7の出力ギア203と出力リング204の構造を示す平面図である。
【符号の説明】
80 ロックユニット
81 ベース部材
82 ロックリング
83 モータ
84 ギア列
87 コイルバネ
88 マグネット
90,202 スイッチ
101,201 フック
L2 第2群レンズ
Claims (4)
- 装置に加わる振れに起因する像振れを補正する為の補正光学系を備え、該補正光学系を光軸方向以外の方向に移動させることにより前記像振れを補正する像振れ補正装置において、
前記補正光学系を所定の位置まで移動させて移動不能にする為のロック部材と、
該ロック部材を前記補正光学系が前記移動不能となる方向に付勢する弾性部材と、
該弾性部材による付勢力に抗して前記ロック部材を移動させることにより前記補正光学系を前記移動不能な状態から移動可能な状態に設定する駆動手段と、
該駆動手段とは異なる手段であって、前記補正光学系の前記移動可能な状態を保つように前記ロック部材を電気的に保持する保持手段とを設けたことを特徴とする像振れ補正装置。 - 前記保持手段は、前記ロック部材を機械的に係止する第1の手段と、該係止状態を電気的に保持する第2の手段とより構成されることを特徴とする請求項1記載の像振れ補正装置。
- 前記駆動手段は、モータと該モータの回転を伝達するギア列とを有し且つ該ギア列の出力ギアの回転に応じて前記ロック部材が移動するように構成されており、
前記保持手段は、通電により前記ロック部材を保持する為のマグネットを有し、
該マグネットに通電して前記ロック部材を保持した後で前記モータの通電を切るようにしたことを特徴とする請求項1記載の像振れ補正装置。 - 装置に加わる振れに起因する像振れを補正する為の補正光学系を備え、該補正光学系を光軸方向以外の方向に移動させることにより前記像振れを補正する像振れ補正装置において、
前記補正光学系を所定の位置まで移動させて移動不能にする為のロック部材と、
該ロック部材を前記補正光学系が前記移動不能となる方向に付勢する弾性部材と、
該弾性部材による付勢力に抗して前記ロック部材を移動させることにより前記補正光学系を前記移動不能な状態から移動可能な状態に設定する駆動手段と、
該駆動手段とは異なる手段であって、前記補正光学系の前記移動可能な状態を保つように通電により前記ロック部材を保持すると共に、前記通電を切ることにより前記弾性部材の作用で前記補正光学系を前記移動可能な状態から前記移動不能な状態に設定する保持手段とを設け、
該保持手段に通電して前記ロック部材を保持した後で前記駆動手段の通電を切るようにしたことを特徴とする像振れ補正装置。
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