JP2003241059A - レンズ鏡筒 - Google Patents

レンズ鏡筒

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JP2003241059A
JP2003241059A JP2002042643A JP2002042643A JP2003241059A JP 2003241059 A JP2003241059 A JP 2003241059A JP 2002042643 A JP2002042643 A JP 2002042643A JP 2002042643 A JP2002042643 A JP 2002042643A JP 2003241059 A JP2003241059 A JP 2003241059A
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lock
optical system
lens barrel
optical axis
shake correction
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JP2002042643A
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Kentaro Terao
健太郎 寺尾
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B5/00Adjustment of optical system relative to image or object surface other than for focusing
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
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    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/023Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses permitting adjustment
    • GPHYSICS
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペースを多く占有することなく、非常に短
時間かつ小電力で、単純な構成により、ブレ補正光学系
のロック動作及びロック解除動作を確実に行うことが可
能なレンズ鏡筒を提供する。 【解決手段】 光軸に略直交する方向に移動することに
よりブレを補正するブレ補正レンズ3を、ブレ補正動作
を行わないときにロックピン30を動作させて固定する
ロック機構のラッチソレノイド33を、光軸に略直交す
る面上にあって光軸を中心とする円の接線方向に長手方
向が配置されるようにする。また、ラッチソレノイド3
3とロックピン30との駆動力伝達に、三角ロックレバ
ー35を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等の光学機
器に用いられ、被写体像のブレを補正するブレ補正動作
を行うことができるレンズ鏡筒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としてブレ補正光学
系を光軸に略垂直な面内に、VCM等のアクチュエータ
でシフト移動させることによって、像のブレを補正する
ものが知られている。このようなブレ補正装置では、ブ
レ補正機能を使用しない場合に、ブレ補正光学系を特定
位置に保持するためのロック装置が取り付けられている
ものが知られている。例えば、特開平08−21143
6号公報、及び、特開平08−87046号公報には、
回転するリング状部材を用いたロック機構が提案されて
いる。しかし、回転するリング状部材を用いたロック機
構は、リング状部材の慣性モーメントが大きく、短時間
の間にロック動作及びロック解除動作をさせるには、ロ
ック用アクチュエータが多くの電力を消費し、構造自体
も複雑で、大きくなるという欠点があった。
【0003】また、特開平06−67274号公報に
は、ピンをラッチソレノイドにより打ち込む、ロック機
構が提案されている。図7及び図8は、ピンをラッチソ
レノイドにより打ち込む従来のロック機構の一例を示す
図である。従来のロック機構は、ロックピン30,ロッ
クバネ31,ロックレバー32及びラッチソレノイド3
3により構成されている。
【0004】ロックピン30は、ケーシング部材8と係
合部8a,8bで係合しており、図7中の光軸Iに略平
行な方向X1,X2に移動可能である。ロックピン30
は、ロックピンつば部30aを有しており、ケーシング
部材8とロックピンつば部30aの間に設けられたロッ
クバネ31により、X2方向、すなわちロック解除の方
向に付勢されている。ラッチソレノイド33は、ケーシ
ング部材8に固定されており、プランジャー33aは、
X1,X2方向に、電流を流すことにより移動可能であ
る。ロックレバー32は、ケーシング部材8に回転中心
8gを中心として回転自在に取り付けられており、片側
端部32bは、ロックピンつば部30aと係合してお
り、もう一方の端部32aは、プランジャー33aと係
合している。
【0005】ロック動作時は、ラッチソレノイド33に
通電することにより、プランジャー33aがX2方向に
引き込まれ、ロックレバー32を介してロックピン30
をX1方向に突出させることができ、レンズ枠6に開け
られたロック穴6fにロックピン30が打ち込まれ、ブ
レ補正レンズ3を特定位置に保持する。ロック解除動作
時は、ラッチソレノイド33にロック動作時とは逆に通
電することにより、プランジャー33aがX2方向に引
き込まれる力が弱められ、ロックバネ31がロックピン
30をX2の方向に移動させて、ブレ補正レンズ3のロ
ックを解除する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ピンをラッチ
ソレノイドで打ち込むロック機構は、ロック動作及びロ
ック解除動作は、非常に短時間で可能であり、小電力
で、構造も単純であるが、スペース、特に光軸方向のス
ペースを多く占有するという問題があった。さらに、ズ
ーム及びフォーカス時において、光学系に対し移動量の
制限が生じるおそれがあった。
【0007】本発明の課題は、スペースを多く占有する
ことなく、非常に短時間かつ小電力で、単純な構成によ
り、ブレ補正光学系のロック動作及びロック解除動作を
確実に行うことが可能なレンズ鏡筒を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。すな
わち、請求項1の発明は、撮影光学系(51〜56)
と、前記撮影光学系の少なくとも一部であって、光軸
(I)に略直交する方向に移動することによりブレを補
正するブレ補正光学系(3,6)と、ブレ補正動作を行
わないときに前記ブレ補正光学系を固定するロック機構
(30,31,35)と、前記光軸に略直交する面上に
あって前記光軸を中心とする円の接線方向に長手方向が
配置され、前記ロック機構の駆動力を発生するロックア
クチュエータ(33)と、を備えるレンズ鏡筒(2)で
ある。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載のレン
ズ鏡筒において、前記ブレ補正光学系を駆動するブレ補
正アクチュエータ(12,16)と、前記ブレ補正光学
系(3)と、前記ロック機構(30,31,35)と、
前記ロックアクチュエータ(33)とは、外周形状が略
円筒面であるベース部材(7,8)に設けられており、
前記ロックアクチュエータは、ラッチソレノイドであっ
て、前記ブレ補正光学系の有効光路を蹴らない位置、か
つ、前記ベース部材の前記外周形状から突出しない位置
に配置されていること、を特徴とするレンズ鏡筒であ
る。
【0010】請求項3の発明は、請求項2に記載のレン
ズ鏡筒において、前記ロック機構(30,31,35)
は、前記光軸方向に略平行な方向に移動して前記ブレ補
正光学系(3,6)に設けられた係合孔(6f)と係合
するロックピン(30)と、前記ロックアクチュエータ
からの駆動力を前記ロックピンに伝える伝達部材(3
5)と、を有し、前記伝達部材は、前記ロックアクチュ
エータの駆動方向及び/又は駆動位置を変更して前記ロ
ックピンに伝えること、を特徴とするレンズ鏡筒であ
る。
【0011】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、前記
ロックアクチュエータ(33)は、前記ベース部材
(7,8)の外周及び/又は内周の一部を切り欠いて配
置されていること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照しながら、本
発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。図6
は、本発明の実施形態によるブレ補正装置が内蔵された
カメラシステム(カメラ1とレンズ鏡筒2)を示す断面
図である。カメラ1は、レンズ鏡筒2が着脱可能であ
る。レンズ鏡筒2は、第一のレンズ群51、第二のレン
ズ群52、第三のレンズ群53、第四のレンズ群54、
第五のレンズ群55、第六のレンズ群56、及び、絞り
57を含む6群構成のズームレンズである。
【0013】このレンズ鏡筒2は、変倍時において、第
一のレンズ群51、第三のレンズ群53、第五のレンズ
群55、第六のレンズ群56及び絞り57が、光軸Iと
同じ方向(矢印Xの方向)に移動することによって変倍
を行う。第一のレンズ群51は、光軸Iと同じ方向(矢
印Xの方向)に移動することによって、像面1aに被写
体の像を結ぶ焦点調節レンズ群である。第二のレンズ群
52及び第四のレンズ群54は、変倍時及び焦点調節時
に、矢印Xの方向への移動は行わない。第二のレンズ群
52は、ブレ補正レンズ3及び非ブレ補正レンズ4,5
からなる。ブレ補正レンズ3は、光軸Iと垂直な方向
(矢印Yの方向)と紙面に垂直な方向に駆動することに
よって像のブレを補正するブレ補正光学系である。
【0014】図1〜4は、本実施形態におけるレンズ鏡
筒のブレ補正装置を示す図である。なお、図1,図3に
示す断面図は、説明のために模式的に示した概念図であ
り、理解を容易にするために、同様な形態,機能を有す
る部品の符号を併記して示している。ブレ補正レンズ3
は、レンズ枠6に固定されている。レンズ枠6は、ヴォ
イスコイルモータ(VCM)40、41によって図2,
4におけるByの方向及びBxの方向に駆動される。こ
のレンズ枠6には、2つのコイル12、16が固定され
ている。
【0015】ヴォイスコイルモータ40は、図3に示す
ように、ヨーク13、コイル12、永久磁石14及びヨ
ーク15により構成されているアクチュエータである。
ヨーク13は、ケーシング部材8に固定されている。ヨ
ーク15は、ベース部材7に固定されており、永久磁石
14は、ヨーク15上に固定されている。コイル12
は、ヨーク13と永久磁石14の間に配置されている。
よって、コイル12に電流を流すことにより、コイル1
2は、図2,4におけるBxの方向に力を受けて、ブレ
補正レンズ3を駆動する。
【0016】同様に、ヴォイスコイルモータ41は、ヨ
ーク17、コイル16、永久磁石18、ヨーク19によ
り構成されている。ヨーク17は、ケーシング部材8に
固定されている。ヨーク19は、ベース部材7に固定さ
れており、永久磁石18は、ヨーク19上に固定されて
いる。コイル16は、ヨーク17と永久磁石18の間に
配置されている。よって、コイル16に電流を流すこと
により、コイル16は、図2,4におけるByの方向に
力を受けて、ブレ補正レンズ3を駆動する。
【0017】ブレ補正レンズ3の位置を検出するための
位置センサは、図3,図4に示すスリットが設けられて
いるスリット部材24,25とLED20,22及びP
SD21,23により構成されている。スリット部材2
4,25は、レンズ枠6に固定されている。LED2
0,22は、ケーシング8に固定されている。PSD2
1,23は、ベース部材7に固定されている。LED2
0,22から発せられる光は、スリット部材24,25
に設けられているスリットを通り、PSD21,23に
達する。したがって、ブレ補正レンズ3の移動した位置
により、PSD21,23に達する光の位置が移動し、
PSD21,23の出力信号が変化する。この信号によ
りブレ補正レンズ3のBy,Bx方向の位置を検出する
ことができる。
【0018】レンズ枠6は、図1,図4に示すように、
ガイド軸9にフック部6d、6eで係合しており、レン
ズ枠6は、ガイド軸9に対して、ガイド軸9の長手方向
に移動自在である。このガイド軸9は、ガイドアーム1
0に回転自在に固定されている。ガイドアーム10は、
図1に示すように、ベース部材7に固定された軸11
に、その軸回りに回転自在に取り付けられている。した
がって、レンズ枠6は、ガイド軸9により光軸I回りの
回転が規制されているが、ガイド軸9の長手方向に移動
可能であり、しかも、ガイド軸9がその長手方向と略直
角方向に変位可能であるので、By方向とBx方向の両
方向に、移動可能である。このように、ブレ補正レンズ
3,レンズ枠6,コイル12,16,LED20,22
等により可動ユニットが形成されている。
【0019】ベース部材7は、ケーシング部材8に対す
る係合部7hを備えている。同様に、ケーシング部材8
は、ベース部材7に対する係合部8hを備えている。そ
して、ベース部材7は、その係合部7hにケーシング部
材8の係合部8hが係合しており、固定用ビス45,4
6,47によりスラスト方向から固定されている。ケー
シング部材8がベース部材7に対して係合した状態で、
ブレ補正レンズ3及び前述したブレ補正レンズ3を駆動
する駆動機構は、ベース部材7及びケーシング部材8に
よりケーシングされた状態となる。本実施形態では、ベ
ース部材7とケーシング部材8との2つの部材に分かれ
ている例を示しているが、これらの部材は、いずれも請
求項におけるベース部材を形成する部材である。ベース
部材7,ケーシング部材8等により、固定ユニットが形
成されている。なお、図示していないが、ベース部材7
は、非ブレ補正レンズ5を固定支持している。また、非
ブレ補正レンズ4は、ケーシング部材8に固定されてい
る。
【0020】ブレ補正レンズ3を保持するための保持機
構は、図1,図4に示す摺動受け材101,102,1
03と、摺動コマ201,202,203及びバネ30
1,302,303により構成されている。摺動受け材
101〜103は、ブレ補正レンズ3の周りのベース部
材7に固定されている。摺動コマ201〜203は、レ
ンズ枠6の摺動受け材101〜103それぞれに相対す
る位置に固定されている。摺動受け材101〜103及
び摺動コマ201〜203は、それぞれ接触し、摺動部
を構成している。
【0021】また、レンズ枠6は、レンズ枠6のバネ掛
け部6a,6b,6cとベース部材7のバネ掛け部7
a,7b,7cとの間に掛け渡されたバネ301〜30
3によって摺動受け材101〜103に摺動コマ201
〜203が当接する方向に支持されている。したがって
レンズ枠6は、低負荷でしかもなめらかに移動可能な状
態で、光軸I方向に浮くことなく、ベース部材7に保持
されている。
【0022】ここで、本実施形態に係るレンズ鏡筒にお
けるブレ補正装置のロック機構について、図1,図2及
び図5を用いて説明する。図5は、図2におけるラッチ
ソレノイド33を矢印A方向から見た図である。ブレ補
正レンズ3を特定の位置でロックするためのロック機構
は、ロックピン30,ロックバネ31,三角ロックレバ
ー35及びラッチソレノイド33を備えている。
【0023】ロックピン30は、ケーシング部材8と係
合部8a,8bで係合しており、図1の光軸Iに略平行
な方向X1,X2に移動可能である。ロックピン30
は、ロックピンつば部30aを有しており、ケーシング
部材8とロックピンつば部30aの間に設けられたロッ
クバネ31で、X2方向、すなわちロック解除の方向に
付勢されている。
【0024】ラッチソレノイド33は、双安定状態をも
つロックアクチュエータであり、動作させる瞬間だけ通
電すれば、その後通電を止めても、ロック解除状態、ロ
ック状態の2状態のいずれかを保持するようになってお
り、プランジャー33aは、Y1,Y2方向に、電流を
流すことにより移動可能である。ラッチソレノイド33
は、光軸Iに直交する面上において、光軸Iを中心とす
る円の接線方向に長手方向が向くように、ケーシング部
材8に固定されており、内側(光軸I側)は、ブレ補正
レンズ3の有効光路を蹴らない位置であり、外側は、ケ
ーシング部材8の外周形状から突出しない範囲で最大限
外側に配置されている。ラッチソレノイド33を上述の
ように配置することにより、限られた配置スペースを有
効に利用することができる。
【0025】三角ロックレバー35は、ケーシング部材
8に回転中心8gを中心として回転自在に取り付けられ
ている伝達部材であり、三角レバー突起35bは、ロッ
クピンつば部30aと係合しており、もう一方の三角レ
バー突起35aは、プランジャー33aと係合してい
る。三角ロックレバー35は、ラッチソレノイド33の
駆動方向と、駆動位置を変更してロックピン30へ伝え
る。
【0026】ロック動作時は、ソレノイド33に通電す
ることにより、プランジャー33aがY1の方向に引き
込まれ、三角ロックレバー35を介してロックピン30
を図1のX1の方向に突出させることができ、レンズ枠
6に開けられたロック穴6f(係合孔)にロックピン3
0が打ち込まれる。したがって、ブレ補正レンズ3を特
定位置に保持する。ロック解除動作時は、ソレノイド3
3にロック動作時とは逆に通電することにより、プラン
ジャー33aがY1の方向に引き込まれる力が弱めら
れ、ロックバネ31がロックピン30をX2の方向に移
動させて、ブレ補正レンズ3のロックを解除する。
【0027】本実施形態によれば、ラッチソレノイド3
3を従来通り光軸方向に配置した場合と同等な動作を、
光軸方向のスペースを必要とせずに行うことができる。
これによりズーム駆動やフォーカス駆動の際にブレ補正
装置に接近する第三のレンズ群53および絞り57の移
動量を増やすことができる。したがって、レンズ鏡筒全
体の小型化、光学性能の改善、最短撮影距離短縮やズー
ム高倍率化が可能となる。
【0028】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。例えば、本実施形
態において、ラッチソレノイド33は、外側は、ケーシ
ング部材8の外周形状から突出しない範囲で最大限外側
に配置されている例を示したが、これに限らず、例え
ば、ラッチソレノイド33がベース部材7,ケーシング
部材8等に囲まれているような場合には、ベース部材
7,ケーシング部材8等の外周や内周の一部を切り欠い
て配置するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1の
発明によれば、光軸に略直交する面上にあって光軸を中
心とする円の接線方向に長手方向が配置され、ロック機
構の駆動力を発生するロックアクチュエータを備えるの
で、光軸方向において小型なレンズ鏡筒とすることがで
きる。
【0030】請求項2の発明によれば、ロックアクチュ
エータは、ラッチソレノイドであって、ブレ補正光学系
の有効光路を蹴らない位置、かつ、ベース部材の外周形
状から突出しない位置に配置されているので、非常に短
時間かつ小電力であるとともに、スペースを多く占有す
ることなく、スペースを有効に利用した配置とすること
ができ、外径を小さくすることができる。
【0031】請求項3の発明によれば、伝達部材は、ロ
ックアクチュエータの駆動方向及び/又は駆動位置を変
更してロックピンに伝えるので、ロックピン及びロック
アクチュエータの配置の自由度が増し、更に小型のレン
ズ鏡筒とするとともに、ロック動作及びロック解除動作
を確実に行うことができる。
【0032】請求項4の発明によれば、ロックアクチュ
エータは、ベース部材の外周及び/又は内周の一部を切
り欠いて配置されているので、ベース部材の形態によら
ずレンズ鏡筒を小型にすることができる。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるレンズ鏡筒のブレ補正装置
を示す断面図である。
【図2】本実施形態におけるレンズ鏡筒のブレ補正装置
を示す正面図である。
【図3】本実施形態におけるレンズ鏡筒のブレ補正装置
を示す断面図である。
【図4】本実施形態におけるレンズ鏡筒のブレ補正装置
を示す正面図である。
【図5】図2におけるラッチソレノイド33を矢印A方
向から見た図である。
【図6】本発明の実施形態によるブレ補正装置が内蔵さ
れたカメラシステム(カメラ1とレンズ鏡筒2)を示す
断面図である。
【図7】ピンをラッチソレノイドにより打ち込む従来の
ロック機構の一例を示す図である。
【図8】ピンをラッチソレノイドにより打ち込む従来の
ロック機構の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 カメラ 1a 像面 2 レンズ鏡筒 3 ブレ補正レンズ 4,5 非ブレ補正レンズ 6 レンズ枠 6a〜6c バネ掛け部 6d,6e フック部 7 ベース部材 7a〜7c バネ掛け部 7h 係合部 8 ケーシング部材 8h 係合部 9 ガイド軸 10 ガイドアーム 11 ベース軸 12,16 コイル 13,15,17,19 ヨーク 14,18 永久磁石 20,22 LED 21,23 PSD 24,25 スリット部材 30 ロックピン 30a ロックピンつば 31 ロックバネ 33 ラッチソレノイド 33a ラッチソレノイドつば 35 三角ロックレバー 35a,b 三角レバー突起 40,41 ヴォイスコイルモータ(VCM) 45〜47 固定用ビス 51 第一のレンズ群 52 第二のレンズ群 53 第三のレンズ群 54 第四のレンズ群 55 第五のレンズ群 56 第六のレンズ群 57 絞り 101〜103 摺動受け材 201〜203 摺動コマ 301〜303 バネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系と、 前記撮影光学系の少なくとも一部であって、光軸に略直
    交する方向に移動することによりブレを補正するブレ補
    正光学系と、 ブレ補正動作を行わないときに前記ブレ補正光学系を固
    定するロック機構と、 前記光軸に略直交する面上にあって前記光軸を中心とす
    る円の接線方向に長手方向が配置され、前記ロック機構
    の駆動力を発生するロックアクチュエータと、 を備えるレンズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のレンズ鏡筒において、 前記ブレ補正光学系を駆動するブレ補正アクチュエータ
    と、前記ブレ補正光学系と、前記ロック機構と、前記ロ
    ックアクチュエータとは、外周形状が略円筒面であるベ
    ース部材に設けられており、 前記ロックアクチュエータは、ラッチソレノイドであっ
    て、前記ブレ補正光学系の有効光路を蹴らない位置、か
    つ、前記ベース部材の前記外周形状から突出しない位置
    に配置されていること、 を特徴とするレンズ鏡筒。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のレンズ鏡筒において、 前記ロック機構は、前記光軸方向に略平行な方向に移動
    して前記ブレ補正光学系に設けられた係合孔と係合する
    ロックピンと、 前記ロックアクチュエータからの駆動力を前記ロックピ
    ンに伝える伝達部材と、 を有し、 前記伝達部材は、前記ロックアクチュエータの駆動方向
    及び/又は駆動位置を変更して前記ロックピンに伝える
    こと、 を特徴とするレンズ鏡筒。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載のレンズ鏡筒において、 前記ロックアクチュエータは、前記ベース部材の外周及
    び/又は内周の一部を切り欠いて配置されていること、 を特徴とするレンズ鏡筒。
JP2002042643A 2002-02-20 2002-02-20 レンズ鏡筒 Pending JP2003241059A (ja)

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