JP2010271607A - 光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズユニットを移動させるアクチュエータの無通電状態において、該レンズユニットの光学機器内での移動を制限する。
【解決手段】光学機器は、光軸方向に移動可能な第1のレンズユニット4と、該第1のレンズユニットを移動させる第1のアクチュエータ16a,17aと、光軸方向とは異なる方向に移動可能な第2のレンズユニット51と、該第2のレンズユニットを移動させる第2のアクチュエータと、第1及び第2のレンズユニットの移動を制限する第1の位置と該制限を解除する第2の位置とに移動可能な制限部材21と、該制限部材を移動させる第3のアクチュエータ56a,59aと、第1及び第2のアクチュエータの無通電時に、制限部材を第2の位置から第1の位置に移動させるように第3のアクチュエータ20aを制御する制御手段40とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、交換レンズ等の光学機器に関する。
上記のような光学機器には、変倍レンズユニットやフォーカスレンズユニット等の光軸方向に移動可能なレンズユニットと、像振れ補正レンズユニット等の光軸方向とは異なる方向に移動可能なレンズユニットとを搭載したものがある(特許文献1参照)。
また、光軸方向に移動可能なレンズユニットを移動させるために、従来の回転式のモータに代えて、像振れ補正レンズユニットを移動させるアクチュエータとしても用いられているボイスコイルモータを用いた光学機器も提案されている(特許文献2参照)。
特許第3229899号公報
しかしながら、ボイスコイルモータは、無通電時において自己保持機能を持たない。このため、光学機器の電源が遮断された状態で光学機器が揺すられると、レンズユニットが光学機器内で移動して、メカニカル端や他のレンズユニットに衝突するおそれがある。このような衝突は、衝突音の発生やレンズユニットの破損につながるおそれがあり、好ましくない。
本発明は、レンズユニットを移動させるアクチュエータの無通電状態において、該レンズユニットの光学機器内での移動を制限できるようにした光学機器を提供する。
本発明の一側面としての光学機器は、光軸方向に移動可能な第1のレンズユニットと、 該第1のレンズユニットを移動させる第1のアクチュエータと、光軸方向とは異なる方向に移動可能な第2のレンズユニットと、該第2のレンズユニットを移動させる第2のアクチュエータと、第1及び第2のレンズユニットの移動を制限する第1の位置と該制限を解除する第2の位置とに移動可能な制限部材と、該制限部材を移動させる第3のアクチュエータと、第1及び第2のアクチュエータの無通電時に、制限部材を第2の位置から第1の位置に移動させるように第3のアクチュエータを制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、第1及び第2のアクチュエータの無通電時に、制限部材によって第1及び第2のレンズユニットの移動を制限するので、各レンズユニットが光学機器内で移動してメカニカル端や他のレンズユニットに衝突するおそれを回避することができる。
本発明の実施例であるビデオカメラの構成を示す分解斜視図。 実施例における像振れ補正ユニットの構成を示す分解斜視図。 実施例におけるロック機構の構成を示す分解斜視図。 実施例におけるロック機構の構成を示す斜視図。 実施例におけるロック機構の構成を示す正面図。 実施例におけるロック機構の制御の流れを示すフローチャート。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例である光学機器としてのビデオカメラの構成を示している。
図1において、1は第1レンズを保持する第1鏡筒、2は第1鏡筒1を保持する固定鏡筒である。7は後部鏡筒であり、その後端部には、CCDセンサやCMOSセンサ等に構成される撮像素子30が取り付けられる。
3は第2鏡筒であり、変倍レンズとしての第2レンズを保持している。第2鏡筒3は、両端が固定鏡筒2と後部鏡筒7とにより保持されたガイドバー4aと、両端が固定鏡筒2と後部鏡筒7に取り付けられたガイドバー受け6とにより保持されたガイドバー4bとによって、光軸方向に移動可能に支持されている。ガイドバー4aは、第2鏡筒3を光軸方向にガイドし、ガイドバー4bは第2鏡筒3のガイドバー4a回りでの回転を阻止する。
8は絞りユニットであり、電磁アクチュエータによって不図示の絞り羽根を移動させることで開口径を変化させ、該絞りユニット8を通過する光量を調節する。絞りユニット8は、固定鏡筒2と後部鏡筒7とによって挟持されている。
9は像振れ補正ユニットであり、手振れ等のカメラ振れに応じて、補正レンズである第3レンズを保持するシフト枠を光軸方向に直交する方向(光軸方向とは異なる方向)に移動させることで、像振れを低減する。像振れ補正ユニット9は、後部鏡筒7により保持される。第3レンズとシフト枠とにより、第2のレンズユニットとしての像振れ補正レンズユニットが構成される。
像振れ補正ユニット9は、シフト枠を光軸方向に直交する方向に移動させるアクチュエータとしてボイスコイルモータ(第2のアクチュエータ:以下、シフトボイスコイルモータという)を有する。像振れ補正ユニット9の詳しい構成については後述する。
10は第4鏡筒であり、フォーカスレンズとしての第4レンズを保持している。第4鏡筒10は、両端が振れ補正ユニット9の固定枠と後部鏡筒7とにより保持された2本のガイドバー11a,11bによって光軸方向へ移動可能に支持されている。ガイドバー11aは第4鏡筒10を光軸方向にガイドし、ガイドバー11bは第4鏡筒10のガイドバー11a回りでの回転を阻止する。第4レンズと第4鏡筒10とにより、第1のレンズユニットとしてのフォーカスレンズユニットが構成される。
12はズームモータであり、支持板を介して固定鏡筒2に固定されている。第2鏡筒3にはラック13が取り付けられており、該ラック13は、ズームモータ12のリードスクリュー部に噛み合う。ズームモータ12によってリードスクリュー部が回転すると、該リードスクリュー部とラック13との噛み合い作用によって第2鏡筒3は光軸方向に移動される。本実施例では、ズームモータ12として、ステッピングモータを使用している。
14はラックバネであり、ラック13をリードスクリュー部に噛み合う方向と第2鏡筒3に光軸方向に押し付ける方向とに付勢する。これにより、ラック13のリードスクリュー部に対する噛み合いガタと第2鏡筒3に対する光軸方向でのガタとが除去される。
15はフォトインタラプタであり、固定鏡筒2に取り付けられている。フォトインタラプタ15の発光部と受光部との間に、第2鏡筒3に形成された遮光部(図示せず)が入り込むことで、第2鏡筒3が光軸方向における基準位置に位置したことが検出される。この基準位置から、ズームモータ12に入力されるパルス信号のパルス数をカウントすることで、第2鏡筒3の位置(つまりは、ズーム位置)を検出することができる。
16a,16bは第4鏡筒10を光軸方向に移動させるリニアアクチュエータとしてのボイスコイルモータ(第1のアクチュエータ:以下、フォーカスボイスコイルモータという)の一部を構成する駆動マグネットであり、後部鏡筒7に固定されている。17a,17bはフォーカスボイスコイルモータの他の一部を構成するコイルであり、第4鏡筒10に固定されている。
コイル17a,17bに電流を流すと、コイル17a,17bと駆動マグネット16a,16bとの間の磁気的作用によって、コイル17a,17bに光軸方向への推力が作用する。このため、コイル17a,17bとともに第4鏡筒10が光軸方向に移動する。
15はMRセンサやフォトリフレクタ等により構成されるフォーカス位置センサであり、後部鏡筒7に保持されている。フォーカス位置センサ15は、第4鏡筒10の光軸方向での位置を検出する。
20はロックモータユニットであり、後部鏡筒7に固定されている。該ロックモータユニット20は、DCモータ(第3のアクチュエータ)を含む。ロックモータユニット20の詳しい構成については後述する。
40は制御回路(制御手段)であり、マイクロコンピュータやメモリ等を含む。制御回路40は、シフトボイスコイルモータ、フォーカスボイスコイルモータ(コイル17a,17b)、及びロックモータユニット20のDCモータの通電を制御する。
上記各レンズ及び絞りユニット8により構成される撮影光学系は、被写体像を形成する。撮像素子30は、該被写体像を光電変換して電気信号を出力する。制御回路40は、不図示の画像処理回路を制御して、撮像素子30からの出力に基づく画像データを生成させる。
図2には、像振れ補正ユニット9の構成を示している。50は像振れ補正ユニット9のベース部材としての固定枠であり、固定鏡筒2と後部鏡筒7とにより挟持されている。51は第3レンズを保持するシフト枠である。
52は固定枠50に対して、光軸回りでの回転が阻止された状態で光軸方向に直交するピッチ方向(垂直方向)に移動可能に取り付けられたロール防止枠である。シフト枠51は、ロール防止枠52に対して、光軸回りでの回転が阻止された状態で光軸方向に直交するヨー方向(水平方向)に移動可能に取り付けられている。このような構成により、シフト枠51は、固定枠50によって、光軸回りでの回転が阻止された状態でピッチ方向及びヨー方向に移動可能に支持される。
53a,53b,53cは固定枠50とシフト枠51との間に配置されたボールであり、光軸回りの3箇所に配置されている。54はシフトスプリングである。55は固定枠50に取り付けられたスプリングホルダーである。シフトスプリング54は、スプリングホルダー55とシフト枠51との間に配置され、シフト枠51を固定枠50の方向(前方)に付勢する。このような構成により、シフト枠51は、固定枠50との間に配置されたボール53a,53b,53cによって光軸方向に直交する面内でガイドされる。
次に、シフト枠51を駆動するアクチュエータであるボイスコイルモータについて説明する。56a,56bはマグネットである。マグネット56a,56bは、その内径側部分と外径側部分とが互いに反対の磁極を形成するように着磁されている。また、マグネット56a,56bは、光軸方向における前側部分と後側部分とが互いに反対の磁極を形成するように着磁されている。
57a,57bはマグネット56a,56bの前側の磁束を閉じるための前ヨークであり、58はマグネットカバーである。前ヨーク57a,57bはマグネット56a,56bにそれぞれ吸着されており、かつマグネットカバー58を介して固定枠50により保持されている。
59a,59bはシフト枠51に固定されたコイルである。60はマグネット56a,56bの後側の磁束を閉じるための後ヨークである。後ヨーク60は、コイル59a,59bを挟んでマグネット56a,56bとは反対側に配置され、固定枠50により保持されている。
これらマグネット56a,56b、前ヨーク57a,57b、後ヨーク60及びコイル59a,59bにより磁気回路が形成されている。コイル59a,59bに電流を流すと、マグネット56a,56bの着磁境界に直交する方向に、マグネット56a,56bとコイル59a,59bに発生する磁力の相互作用によるローレンツ力(推力)が発生する。該推力によって、シフト枠51は、固定枠50に対してピッチ方向及びヨー方向に移動する。
次に、シフト枠51の位置検出について説明する。61a,61bは発光素子であり、シフト枠51により保持される。62a,62bは受光素子であり、センサーホルダー63を介して固定枠50に固定されている。シフト枠51とともにピッチ方向及びヨー方向に移動する発光素子61a,61bから発せられた光の受光素子62a,62b上での入射位置が移動することで、受光素子62a,62bから該光の入射位置に応じた信号が出力される。これにより、シフト枠51の位置を検出する位置センサが構成される。
上述したフォーカスボイスコイルモータとシフトボイスコイルモータはいずれも、コイルに通電していない状態(無通電時)での自己保持力を有さない。したがって、フォーカスボイスコイルモータとシフトボイスコイルモータの無通電時には、第4鏡筒10及びシフト枠51はそれぞれの可動方向に自由に移動できる。
しかし、本実施例では、このような第4鏡筒10及びシフト枠51の自由な移動を制限するために、以下のロック機構を有する。
図1、図3、図4及び図5には、ロック機構の構成をそれぞれ別々の方向から見て示している。
前述したロックモータユニット20は、後部鏡筒7内に撮像素子側から挿入され、ビス止め部20e,20fにおいて後部鏡筒7にビスにより固定される。ロックモータユニット20は、ロックアクチュエータとしてのDCモータ20aと、ギヤボックス20bとを有する。ギヤボックス20b内には、DCモータ20aの回転を減速して不図示の出力ギヤに伝達するギヤ列が収容されている。出力ギヤは、制限部材としてのロックシャフト21に形成されたギヤ部21bに噛み合う。
ロックシャフト21の後端部21aの穴には、ロックモータユニット20に形成された軸部20cが挿入される。また、ロックシャフト21の前端部の穴には、像振れ補正ユニット9の固定枠50に設けられた軸部9aが挿入される。これにより、ロックシャフト21は、軸部20c,9aを中心として回転可能に保持される。
DCモータ20aが回転すると、その回転が、出力ギヤ及びギヤ部21bを介してロックシャフト21に伝達され、ロックシャフト21が軸部20c,9aを中心として回転される。ロックシャフト21は、図4及び図5に示すロック位置(第1の位置)と、該ロック位置から回転した位置であるアンロック位置(第2の位置)との間で回転される。
図1、図4及び図5に示す22a,22bはロックシャフト21の回転位置を検出するための回転センサである。回転センサ22a,22bは、フォトインタラプタにより構成されている。回転センサ22aの発光部と受光部との間にロックシャフト21に形成された遮光部21e(図3及び図5参照)が入り込むことで、ロックシャフト21がアンロック位置に回転したことが検出される。また、回転センサ22bの発光部と受光部との間に遮光部21eが入り込むことで、ロックシャフト21がロック位置に回転したことが検出される。
51dはシフト枠51に形成された受け部であり、図5に示すようにロック位置に回転したロックシャフト21のシフトロック部(第1の制限部)21dの当接を受ける。シフトロック部21dは凸円弧形状を有し、受け部51dは、該シフトロック部21dと同心の凹円弧形状を有する。シフトロック部21dが受け部51dに当接することで、シフト枠51のピッチ方向及びヨー方向への自由な移動が制限(阻止又はわずかな移動のみが許容)される。このとき、シフト枠51は、その可動範囲における受け部51dとは反対側の端に押さえ込まれた状態で移動が制限される。
また、ロックシャフト21は、シフトロック部21dとの間に空間を挟んで形成されたフォーカスロック部(第2の制限部)21cを有する。図4に示すように、ロック位置に回転したロックシャフト21のシフトロック部21dとフォーカスロック部21cとの間に、第4鏡筒10に形成された爪部(第1のレンズユニットの一部)10aが入り込む。これにより、第4鏡筒10の光軸方向への自由な移動が制限(阻止又はわずかな移動のみが許容)される。
このように爪部10aがシフトロック部21dとフォーカスロック部21cとの間に入り込むことが可能な第4鏡筒10の光軸方向位置を、以下の説明において、第4鏡筒10の被ロック位置という。
また、このように、本実施例では、シフト枠51のピッチ方向及びヨー方向への移動を制限するためのシフトロック部21dを、第4鏡筒10の光軸方向への移動を制限するためにも用いる。これにより、1つのロックシャフト21によってシフト枠51と第4鏡筒10の双方の移動を制限することができるとともに、ロック機構をコンパクトに構成することができ、ビデオカメラ(レンズ鏡筒部)の大型化を回避することができる。
ロックシャフト21がロック位置からアンロック位置に回転すると、シフト枠51及び第4鏡筒10の移動制限が解除される。
図6のフローチャートには、制御回路40によるロック機構(DCモータ20a)の制御の流れを示している。ここでは、ビデオカメラの電源がON状態であり、かつロックシャフト21がアンロック位置にある状態からロック機構の制御が開始される。
ステップS101では、制御回路40は、ビデオカメラの不図示の電源スイッチがOFF操作されたか否かを判定する。電源スイッチがOFF操作されていなければステップS101を繰り返し、電源スイッチがOFF操作された場合は、ステップS102に進む。
ステップS102では、制御回路40は、第4鏡筒(フォーカスレンズ)10を、上述した被ロック位置に移動させるようフォーカスボイスコイルモータのコイル17a,17bに通電する。第4鏡筒10が被ロック位置に到達すると、制御回路40は、DCモータ(ロックアクチュエータ)20aに通電して、ロックシャフト21をアンロック位置からロック位置に回転させる。
ステップS103では、制御回路40は、回転センサ22bを通じて、ロックシャフト21がロック位置に到達したか否かを判定する。まだロック位置に到達していない場合は、再度このステップを繰り返し、ロック位置に到達した場合はステップS104に進む。
ステップS104では、制御回路40は、DCモータ20aへの通電を遮断する。そして、ビデオカメラにおける他のシャットダウン処理が完了した後、ビデオカメラの電源を遮断する。
なお、ビデオカメラの電源投入時には、制御回路40は、DCモータ20aに通電して、ロックシャフト21をロック位置からアンロック位置に回転させる。
以上説明したように、本実施例では、フォーカス及びシフトボイスコイルモータの無通電時に、ロックシャフト21によって第4鏡筒10とシフト枠51の移動を制限する。これにより、第4鏡筒10やシフト枠51が、レンズ鏡筒内で移動してメカニカル端や他の鏡筒に衝突するおそれを回避することができる。
以上説明した実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
例えば、上記実施例では、ロック機構のアクチュエータとしてDCモータを用い、回転センサによりロック位置とアンロック位置への回転を制御する場合について説明した。しかし、ロック機構のアクチュエータとしてステッピングモータを用い、パルス数カウントによってロック位置とアンロック位置への回転を制御するようにしてもよい。
また、上記実施例では、第1のレンズユニットがフォーカスレンズユニットであり、第2のレンズユニットが像振れ補正レンズユニットである場合について説明した。しかし、第2のレンズユニットは、フォーカスレンズユニット以外のレンズユニットであってもよい。
さらに、上記実施例では、第1及び第2のアクチュエータがいずれもボイスコイルモータである場合について説明したが、第1及び第2のアクチュエータはボイスコイルモータ以外のアクチュエータであってもよい。
また、上記実施例では、第2のレンズユニットとしての像振れ補正レンズユニットが光軸方向に直交する方向に移動する場合について説明した。しかし、本発明では、第2のレンズユニットが必ずしも光軸方向に直交する方向に移動する必要はなく、光軸方向とは異なる方向に移動すればよい。
レンズユニットを移動させるアクチュエータの無通電状態において、該レンズユニットの光学機器内での移動を制限できる光学機器を実現できる。
1 第1鏡筒
2 固定鏡筒
3 第2鏡筒
7 後部鏡筒
8 絞りユニット
9 像振れ補正ユニット
10 第4鏡筒
16a,16b 駆動マグネット
17a,17b コイル
20 DCモータ
21 ロックシャフト
40 制御回路
50 固定枠
51 可動枠
56a,56b マグネット
59a,59b コイル

Claims (2)

  1. 光軸方向に移動可能な第1のレンズユニットと、
    該第1のレンズユニットを移動させる第1のアクチュエータと、
    前記光軸方向とは異なる方向に移動可能な第2のレンズユニットと、
    該第2のレンズユニットを移動させる第2のアクチュエータと、
    前記第1及び第2のレンズユニットの移動を制限する第1の位置と該制限を解除する第2の位置とに移動可能な制限部材と、
    該制限部材を移動させる第3のアクチュエータと、
    前記第1及び第2のアクチュエータの無通電時に、前記制限部材を前記第2の位置から前記第1の位置に移動させるように前記第3のアクチュエータを制御する制御手段とを有することを特徴とする光学機器。
  2. 前記制限部材は、前記第1の位置において前記第2のレンズユニットの移動を制限する第1の制限部と、該第1の制限部との間に前記第1のレンズユニットの一部を入り込ませて該第1のレンズユニットの移動を制限する第2の制限部とを有することを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
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