JP2010176101A - 防振装置、レンズ鏡筒及びカメラ - Google Patents
防振装置、レンズ鏡筒及びカメラ Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】防振対象物となる補正光学系を保持するVR可動ユニット50と、このVR可動ユニット50が挿入される開口部45を有し、この開口部45に挿入されたVR可動ユニット50を防振対象物の中心軸と直交する面内で移動可能に支持するVR本体ユニット40と、このVR本体ユニット40の開口部45の側壁に設けられ、所定電圧の印加により伸縮変形してVR可動ユニット50を固定状態または固定解除状態とする高分子アクチュエータ46とを備える。
【選択図】図1
Description
請求項1に記載の発明は、防振対象物(L3)を保持する可動ユニット(50)と、前記可動ユニットが挿入される開口部(45)を有し、当該開口部に挿入された前記可動ユニットを前記防振対象物の中心軸と直交する面内で移動可能に支持する本体ユニット(40)と、前記本体ユニットの開口部の側壁に設けられ、所定電圧の印加により伸縮変形して前記可動ユニットを固定状態または固定解除状態とする圧電素子とを備えることを特徴とする防振装置(130)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の防振装置であって、前記圧電素子は、前記本体ユニット(40)の開口部(45)において、前記防振対象物の中心軸と直交する面に対し均等又は略均等な間隔で少なくとも3箇所に設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の防振装置であって、前記可動ユニット(50)は、前記圧電素子と接する位置に切り欠き部(48)が形成され、所定電圧の印加により前記圧電素子が伸び変形したときに、当該圧電素子と前記切り欠き部とが係合することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の防振装置であって、前記圧電素子は、第1電圧が印加されたときは伸び変形して前記可動ユニット(50)を固定状態とし、第2電圧が印加されたときは縮み変形して前記可動ユニットを固定解除状態とする高分子アクチュエータ(46,47,49)であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の防振装置(130)と、前記防振装置の防振対象物として、入射した被写体光を屈折させて射出側の受光面に被写体像を形成する光学部材(L1〜L4)と、前記光学部材が収納される筒体(3)とを備えることを特徴とするレンズ鏡筒(120)である。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のレンズ鏡筒(120)と、前記レンズ鏡筒の前記光学部材(L1〜L4)により形成された被写体像を受光面において撮像する撮像部(1,1a)とを備えることを特徴とするカメラ(100)である。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
ホール素子31は、後述のホール素子用マグネット51が発生する磁気の変化を検出して、可動VRユニット50のY軸方向の位置を検出するセンサである。ホール素子31は、VR本体ユニット40に設けられた穴40aに挿入されて固定されている。
ホール素子32は、後述のホール素子用マグネット52が発生する磁気の変化を検出して、可動VRユニット50のX軸方向の位置を検出するセンサである。ホール素子32は、ホール素子31と同様に、VR本体ユニット40に設けられた穴40bに挿入されて固定されている。
(実施形態1)
(実施形態2)
(実施形態3)
(1)防振対象物を保持した可動VRユニット50を、VR本体ユニット40の開口部45に設けた圧電素子を変形させて固定するようにしたので、先に説明した従来例のように、ロック部材を複数の機械部品からなるアクチュエータにより駆動する方式に比べて装置の構造を簡単なものとすることができる。これによれば、装置を小型化することでき、重量増も最小限に抑えることができる。また、少ない部品点数で構成できるため、コスト増を回避することができる。したがって、簡単な構造により補正光学系を光軸位置で固定することができる防振装置、レンズ鏡筒及びカメラを提供することができる。
(2)可動VRユニット50を押圧する圧電素子は、可動VRユニット50の中心軸である光軸Oと直交する平面に対し均等、又は略均等な間隔で少なくとも3箇所に設ければよいため、圧電素子の部品数を必要最小限に抑えることができる。
(3)圧電素子として高分子アクチュエータを用いているため、可動VRユニット50の固定状態、固定解除状態それぞれの動作を高速にすることができ、また作動音を小さくすることができる。
(4)実施形態3のように、可動VRユニット50に切り欠き部48a,48bを形成し、伸び変形した高分子アクチュエータ49a,49bと係合させるようにした場合は、少なくとも2つの高分子アクチュエータにより可動VRユニット50を固定状態とすることができる。したがって、実施形態1,2よりも装置の重量を減らすことができ、コストもさらに抑えることができる。
(変形形態)
(1)3つ以上の高分子アクチュエータを設けたVR本体ユニット50に対して、可動VRユニット40の対応する位置にそれぞれ切り欠き部を設けるようにしてもよい。このような構成とすることにより、可動VRユニット40をより確実に固定することができる。
(2)上記実施形態では、本発明に係わる防振装置をレンズ鏡筒のシャッタVRユニット130に適用した例について示したが、この例に限らず、カメラ100の撮像部を構成する撮像素子1及びローパスフィルタ1aに適用することもできる。
(3)上記実施形態では、本発明に係わる防振装置を内蔵したレンズ鏡筒120、このレンズ鏡筒120を備えたカメラ100を例として説明したが、これに限らず、ビデオカメラ、カメラ付携帯電話などの防振装置を備えた光学機器全般に適用することができる。
Claims (6)
- 防振対象物を保持する可動ユニットと、
前記可動ユニットが挿入される開口部を有し、当該開口部に挿入された前記可動ユニットを前記防振対象物の中心軸と直交する面内で移動可能に支持する本体ユニットと、
前記本体ユニットの開口部の側壁に設けられ、所定電圧の印加により伸縮変形して前記可動ユニットを固定状態または固定解除状態とする圧電素子と、
を備えることを特徴とする防振装置。 - 請求項1に記載の防振装置であって、
前記圧電素子は、前記本体ユニットの開口部において、前記防振対象物の中心軸と直交する面に対し均等又は略均等な間隔で少なくとも3箇所に設けられていること、
を特徴とする防振装置。 - 請求項1又は2に記載の防振装置であって、
前記可動ユニットは、前記圧電素子と接する位置に切り欠き部が形成され、所定電圧の印加により前記圧電素子が伸び変形したときに、当該圧電素子と前記切り欠き部とが係合すること、
を特徴とする防振装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の防振装置であって、
前記圧電素子は、第1電圧が印加されたときは伸び変形して前記可動ユニットを固定状態とし、第2電圧が印加されたときは縮み変形して前記可動ユニットを固定解除状態とする高分子アクチュエータであること、
を特徴とする防振装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の防振装置と、
前記防振装置の防振対象物として、入射した被写体光を屈折させて射出側の受光面に被写体像を形成する光学部材と、
前記光学部材が収納される筒体と、
を備えることを特徴とするレンズ鏡筒。 - 請求項5に記載のレンズ鏡筒と、
前記レンズ鏡筒の前記光学部材により形成された被写体像を受光面において撮像する撮像部と、
を備えることを特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
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JP2009021901A JP2010176101A (ja) | 2009-02-02 | 2009-02-02 | 防振装置、レンズ鏡筒及びカメラ |
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Cited By (2)
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2009
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