JPH11337995A - 像振れ補正光学装置 - Google Patents

像振れ補正光学装置

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JPH11337995A
JPH11337995A JP10162824A JP16282498A JPH11337995A JP H11337995 A JPH11337995 A JP H11337995A JP 10162824 A JP10162824 A JP 10162824A JP 16282498 A JP16282498 A JP 16282498A JP H11337995 A JPH11337995 A JP H11337995A
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locking
correction optical
optical system
image blur
locking mechanism
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Akira Kosaka
明 小坂
Junichi Tanii
純一 谷井
Yoshihiro Hara
吉宏 原
Yoshiharu Tanaka
義治 田中
Shoichi Minato
祥一 湊
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補正レンズ鏡筒の係止機構に小型軽量な係止
機構を使用した像振れ補正光学装置を提供する。 【解決手段】 補正レンズL3 の保持枠11の外側に、
内側に3本の係止ア−ム16aが形成された形状記憶合
金で形成された環状の係止部材16が配置され、コイル
ばね17により、係止ア−ム16aの先端の係止接触部
16bを環状の係止部材の中心に向けて付勢する。形状
記憶合金の係止部材16には予め係止ア−ム16aが退
避位置をとるように所定の形状が記憶されており、非加
熱状態では係止ア−ムの係止接触部16bはコイルばね
17の付勢力により補正レンズL3の保持枠11に外側
から圧接し、保持枠11を係止保持する。また、加熱状
態では係止ア−ム16aは退避位置に移動し、保持枠1
1の係止は解除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、像振れ補正光学
装置に関し、特に、光学装置の振れにより生じる像の振
れを補正する補正光学系を所定の位置に係止することが
できる像振れ補正光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、カメラなどの分野では、撮影
の際に生じる手振れによる結像面の像振れを補正する手
段として、撮影レンズの背後に補正レンズを配置し、補
正レンズを光軸に対して直交する平面内で偏心駆動させ
る補正光学系が知られている。この補正光学系を備えた
レンズ装置では、補正レンズを所定方向に駆動する専用
のアクチエ−タがレンズ装置に組み込まれており、カメ
ラの振れを角速度センサなどの手振れセンサで検出し、
その検出信号に基づいて補正レンズを駆動するように構
成されている(一例として、特開平8−43872号公
報参照)。
【0003】このような補正光学系を駆動するアクチエ
−タとしては、補正レンズの保持枠に、光軸に対して直
交する平面内に2つの電磁コイルを設け、レンズ鏡筒の
固定枠には2つの電磁コイルに対応させてヨ−クと永久
磁石を配置したム−ビングコイル方式のアクチエ−タが
提案されている(一例として、特開平8−87046号
公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記したム−ビングコ
イル方式のアクチエ−タは制御性がよいので、像振れを
補正する補正レンズの駆動機構には適しているが、電磁
コイルへの電力の供給を遮断すると、その位置にレンズ
を保持することができない。このため、従来は補正レン
ズを所定の位置に保持し固定するために、別にソレノイ
ドでプランジヤを駆動するなどの電磁的な手段による固
定機構を設けていた。
【0005】しかしながら、このような電磁的な手段に
よる固定機構は大型で、重量も大きいから、光学装置全
体を大型にするばかりでなく、価格を高いものとしてい
た。
【0006】また、電磁的な手段によるときは、所定の
位置に固定した補正レンズの係止の解除が一気に行なわ
れるため、係止解除時に補正レンズが不用意に動くこと
があり、カメラ使用者が画面の動きに違和感を感じるこ
とがあつた。この発明は上記した課題を解決することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するもので、請求項1の発明は、光軸を偏心させる補
正光学系と、該補正光学系を駆動し、像振れ補正動作を
行う手振れ補正駆動機構と、該補正光学系を所定の位置
に係止する係止機構を備えた像振れ補正光学装置におい
て、形状記憶合金を使用した作用部材を有する作動機構
を備え、前記係止機構は前記作動機構により前記補正光
学系を係止及び係止解除するように駆動されることを特
徴とする像振れ補正光学装置である。
【0008】そして、前記補正光学系が係止される所定
の位置は、補正光学系の光軸と撮影光学系の光軸とが略
一致する位置である。
【0009】また、前記作動機構は、前記形状記憶合金
の作用部材が記憶された形状に復元する復元力に抗する
方向に弾性力を有する弾性部材を備え、前記係止機構を
係止位置と非係止位置との2つの位置に設定できるよう
に作動させる。
【0010】また、前記作動機構は、更に作動機構によ
り係止位置に設定された前記係止機構を、その係止位置
に保持する第2の係止機構を備えてもよい。
【0011】また、前記作動機構は、更に作動機構によ
り非係止位置に設定された前記係止機構をその非係止位
置に保持する第2の係止機構を備えてもよい。
【0012】そして、前記第2の係止機構は、更に形状
記憶合金を使用した係止解除機構とする。
【0013】請求項7の発明は、光軸を偏心させる補正
光学系と、該補正光学系を駆動し、像振れ補正動作を行
う手振れ補正駆動機構と、該補正光学系を所定の位置に
係止する係止機構を備えた像振れ補正光学装置におい
て、形状記憶合金を使用した作用部材と該作用部材を係
止方向に付勢する弾性部材とを有する作動機構とを備
え、前記係止機構は前記作動機構により係止位置と非係
止位置との2つの位置に設定され、前記補正光学系を係
止及び係止解除することを特徴とする像振れ補正光学装
置である。
【0014】そして、前記補正光学系が係止される所定
の位置は、補正光学系の光軸と撮影光学系の光軸とが略
一致する位置である。
【0015】また、前記作動機構は、更に作動機構によ
り係止位置に設定された前記係止機構をその係止位置に
保持する第2の係止機構を備えてもよい。
【0016】また、前記作動機構は、更に作動機構によ
り非係止位置に設定された前記係止機構をその非係止位
置に保持する第2の係止機構を備えてもよい。
【0017】さらに、前記第2の係止機構は、更に形状
記憶合金を使用した係止解除機構とする。
【0018】請求項12の発明は、光軸を偏心させる補
正光学系と、該補正光学系を駆動し、像振れ補正動作を
行う手振れ補正駆動機構と、該補正光学系を所定の位置
に係止する係止機構を備えた像振れ補正光学装置におい
て、前記係止機構は形状記憶合金からなり、前記補正光
学系を係止及び係止解除するように駆動されることを特
徴とする像振れ補正光学装置である。
【0019】そして、前記補正光学系が係止される所定
の位置は、補正光学系の光軸と撮影光学系の光軸とが略
一致する位置である。
【0020】また、前記係止機構は、前記形状記憶合金
が記憶された形状に復元する復元力に抗する方向に弾性
力を有する弾性部材を備え、係止機構を係止位置と非係
止位置との2つの位置に設置できるように作動させると
よい。
【0021】また、前記係止機構は、係止位置に設定さ
れた係止機構を、その係止位置に保持する第2の係止機
構を備えてもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を説
明する。
【0023】[第1の実施の形態]図1乃至図6は、第
1の実施の形態の像振れ補正光学装置を説明する図で、
図1は像振れ補正光学装置を組み込んだレンズ装置の断
面図、図2は補正レンズ駆動機構を構成要素に分解して
示した斜視図、図3は補正レンズ係止機構を正面からみ
た断面図で係止状態を示し、図4は図3のY−Y線に沿
つた断面図である。図5は補正レンズ係止機構を正面か
らみた断面図で係止解除状態を示し、図6は図5のY−
Y線に沿つた断面図を示す。
【0024】図1は、像振れ補正光学装置を組み込んだ
カメラの撮影レンズ装置の一例であり、レンズ装置10
0は、レンズ鏡筒101と、その左端に保持枠102に
保持された第1レンズL1 、その右端に保持枠103に
保持された第2レンズL2 、及び、保持枠11に保持さ
れた補正レンズL3 から構成され、補正レンズL3 の保
持枠11は、以下説明する補正レンズ駆動機構10によ
り光軸に垂直な平面内で自由に移動させることができる
ように構成されている。
【0025】この撮影レンズ装置を装着したカメラが手
振れにより振動すると、図示しない手振れセンサ(角速
度センサなどが使用できる)により振動の方向及び大き
さが検出され、その検出信号に基づいて前記補正レンズ
駆動機構10を作動させ、結像面における像振れを補正
する方向に保持枠11に取り付けられた補正レンズL3
を移動させる。これにより、カメラが手振れにより振動
しても結像面において像振れの発生を補正することがで
きる。
【0026】次に、補正レンズの駆動機構10を説明す
る。この駆動機構はム−ビングコイル(以下、単にコイ
ルという)方式の駆動機構である。
【0027】図2乃至図6において、補正レンズL3 の
保持枠11のフランジ部11aには、X軸に平行に配置
されたコイル12a及びY軸に平行に配置されたコイル
12bが取り付けられている。コイル12a及び12b
の光軸方向前方には固定枠18に固定されたヨ−ク13
が配置され、コイル12a及び12bの光軸方向後方に
は固定枠18に固定されたヨ−ク15が配置される。ヨ
−ク15には、X軸に平行に配置されたコイル12aに
対向して永久磁石14a及びY軸に平行に配置されたコ
イル12bに対向して永久磁石14bが取り付けられて
いる。
【0028】以上の構成により、コイル12aに通電す
るときはコイルに発生するY軸方向の力により補正レン
ズL3 の保持枠11をY軸方向に移動させることがで
き、コイル12bに通電するときはコイルに発生するX
軸方向の力により補正レンズL3 の保持枠11をX軸方
向に移動させることができる。
【0029】次に、補正レンズ係止機構を説明する。補
正レンズL3 の保持枠11の外側には、ヨ−ク15の光
軸方向後方に形状記憶合金で形成された環状の係止部材
16が配置されている。係止部材16はその内側に3本
の係止ア−ム16aが形成され、その先端部は係止接触
部16bが形成されている。
【0030】係止部材16は、レンズ鏡筒内に設けられ
た環状の固定枠18の内側に嵌合して配置される。固定
枠18には係止ア−ム16aの先端の係止接触部16b
に対応する位置にコイルばね17が装着されており、係
止接触部16bを環状の係止部材の中心に向けて付勢し
ている。なお、コイルばね17は、コイルばねに代えて
板ばねその他の弾性部材で構成することもできる。
【0031】さらに、環状の固定枠18の内側に嵌合し
て配置された形状記憶合金の係止部材16に接近して、
ニクロム線などから構成されるヒ−タ19が配置されて
おり、図示しない電源から電力の供給を受けると発熱
し、形状記憶合金の係止部材16を加熱するように構成
されている。
【0032】形状記憶合金の係止部材16には予め係止
ア−ム16aが退避位置をとるように所定の形状が記憶
されている。常温の状態、即ち非加熱の状態では、係止
ア−ム16aの先端の係止接触部16bはコイルばね1
7の付勢力により補正レンズL3 の保持枠11に外側か
ら圧接し、保持枠11を係止保持するように構成されて
いる。
【0033】形状記憶合金の係止部材16がヒ−タ19
により所定温度に加熱されると、係止ア−ム16aはコ
イルばね17の付勢力に抗して記憶された形状に復元し
て先端の係止接触部16bが保持枠11から離れるの
で、保持枠11の係止保持状態が解除される。
【0034】図7は、補正レンズ駆動機構及び補正レン
ズ係止機構を駆動制御する制御回路の構成を示すブロツ
ク図である。制御回路20はCPU21により構成さ
れ、CPU21の入力ポ−トには、手振れセンサ22、
補正レンズのX軸方向及びY軸方向の位置を検出する位
置検出センサ23及び位置検出センサ24が接続され、
さらに、カメラの露出制御機構25からの制御信号が入
力される。また、CPU21の出力ポ−トには、コイル
12a及び12bを駆動するコイル駆動部26及び2
7、ヒ−タ19を駆動する加熱駆動部28が接続されて
いる。
【0035】次に、CPU21で実行される補正レンズ
駆動機構の制御動作を図8のフロ−チヤ−トにより説明
する。まず、カメラの露出制御機構25から出力される
シヤツタボタンの第1段階の押下げ(半押し)による撮
影準備開始を示すスイツチS1 のオンを示す信号を待ち
(ステツプP1)、スイツチS1 のオン信号が入力され
たときは、手振れ補正を行うか否かを選択する手振れ補
正スイツチのオンを判定する(ステツプP2)。
【0036】手振れ補正スイツチがオンであれば、像振
れ補正動作を開始する。即ち、手振れセンサ22により
カメラ、即ちレンズ装置のX軸方向及びY軸方向の振れ
の大きさAx、Ayが検出されると、CPU21はコイ
ル12a及び12bを駆動する信号Dx、Dyをコイル
駆動部26、27に出力してコイル12a、12bを駆
動し、補正レンズL3 を像振れを補正する方向に移動さ
せる(ステツプP3)。これと同時にヒ−タ駆動部28
を介してヒ−タ19に通電し、形状記憶合金の係止部材
16を加熱し、係止ア−ムによる保持枠11の係止保持
状態を解除する(ステツプP4)。
【0037】補正レンズのX軸方向及びY軸方向の位置
Lx、Lyは位置検出センサ23及び24により検出さ
れてCPU21によりフイ−ドバック制御され、補正レ
ンズL3 を像振れを補正する位置に移動する動作が継続
される。
【0038】像振れ補正動作が開始されたので、撮影開
始スイツチS2 のオンを待つ(ステツプP5)。撮影開
始スイツチS2 のオンを示す信号が入力されたときは露
出制御を実行し(ステツプP6)、スイツチS1 、S2
のオフ信号の出力を待ち(ステツプP7)、オフ信号が
出力されたときは撮影の終了と判断して判定してヒ−タ
19への通電を遮断し、コイル12a及び12bの駆動
を停止して(ステツプP8)、処理を終了する。
【0039】ステツプP2の判定で、手振れ補正スイツ
チがオンでない場合は、通常の撮影シ−ケンスを実行し
(ステツプP10)、処理を終了する。
【0040】以上の構成では、形状記憶合金の係止部材
の加熱に別体のヒ−タを使用しているが、これに代えて
形状記憶合金の係止部材自体に通電し、それ自体の抵抗
により発熱させて所定温度に加熱するように構成しても
よい。
【0041】また、以上の構成では、形状記憶合金の加
熱により記憶形状に復元させて補正レンズ保持枠の係止
を解除するように構成されているが、これを逆に、形状
記憶合金の加熱により記憶形状に復元させて補正レンズ
保持枠を係止保持するように構成することもできる。
【0042】[第2の実施の形態]次に、第2の実施の
形態を説明する。第2の実施の形態も第1の実施の形態
のものと同じく補正レンズの駆動機構はム−ビングコイ
ル方式の駆動機構であるから、図示及び説明を省き、補
正レンズの保持枠を係止保持する機構について説明す
る。
【0043】図9及び図10は第2の実施の形態の補正
レンズ保持枠を係止保持する機構を説明する正面図で、
図9は補正レンズ保持枠の係止解除状態を示し、図10
は係止状態を示す。第1の実施の形態と同一部材には同
一符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0044】図9及び図10において、レンズ鏡筒内に
設けられた環状の固定枠31には、90°間隔を隔てて
配置されたばね受け32a、32b、32c、32dが
設けられており、ばね受け32a、32b、32c、3
2dにはそれぞれコイルばね33a、33b、33c、
33dが嵌挿されている。さらに、ばね受け32a、3
2b、32c、32dの外側には形状記憶合金のワイヤ
34がばね受けを外側から巻くように配置され、ワイヤ
34とコイルばね33a、33b、33c、33dの端
部とは接触している。また、ワイヤ34の両端部は固定
枠31上に設けられた端子35、36に結合され、図示
しない電源に接続されている。
【0045】一方、補正レンズL3 の保持枠11には、
その保持枠外側に90°間隔を隔てて光軸方向に延びた
突起37a、37b、37c、37dが形成されてお
り、突起37aはばね受け32aと32bとの中間に、
突起37bはばね受け32bと32cとの中間に、突起
37cはばね受け32cと32dとの中間に、突起37
dはばね受け32dと32aとの中間に、それぞれ位置
するように配置されており、突起37a、37b、37
c、37dがワイヤ34に対向している。
【0046】形状記憶合金のワイヤ34には予め所定の
縮み形状が記憶されており、所定の温度に加熱される
と、記憶されている形状に復元する。
【0047】以上の構成において、形状記憶合金のワイ
ヤ34が非加熱の状態では、図9に示すように、ワイヤ
34はコイルばね33a、33b、33c、33dの端
部と接触して付勢されて外側に向けて押し出されている
から、保持枠11の外側に形成された突起37a、37
b、37c、37dとワイヤ34とは接触しておらず、
保持枠11は係止が解除された状態にある。
【0048】次に、保持枠11を係止するために、形状
記憶合金のワイヤ34に通電して加熱して所定温度に達
すると、ワイヤ34はコイルばね33a、33b、33
c、33dの付勢力に抗して記憶形状に縮む。図10は
この状態を示している。この状態では、ワイヤ34は保
持枠11の外側に配置された突起37a、37b、37
c、37dと接触し、保持枠11はワイヤ34により係
止される。
【0049】以上の構成では、形状記憶合金のワイヤを
加熱して記憶形状に復元させると、補正レンズの保持枠
を係止保持するように構成されているが、これを、形状
記憶合金のワイヤを加熱して記憶形状に復元させると補
正レンズの保持枠の係止が解除されるように構成しても
よい。
【0050】なお、補正レンズ駆動機構及び補正レンズ
係止機構を駆動制御する制御回路、及び駆動制御の動作
は、先に説明した第1の実施の形態と同様で、図7の構
成において、加熱制御部28に接続されたヒ−タ19
を、形状記憶合金のワイヤ34に置き換えたものに相当
するから、ここでは説明を省略する。
【0051】[第3の実施の形態]次に、第3の実施の
形態を説明する。第3の実施の形態も第1の実施の形態
と同じく補正レンズの駆動機構はム−ビングコイル方式
の駆動機構である。
【0052】図11は、補正レンズ及びその駆動機構を
構成要素に分解して示した斜視図、図12及び図13は
補正レンズ係止機構を正面からみた断面図で、図12は
補正レンズを係止状態を示し、図13は係止が解除され
た状態を示している。第1の実施の形態と同一部材には
同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0053】図11において、補正レンズL3 の保持枠
11のフランジ部11aには、X軸に平行に配置された
コイル12a及びY軸に平行に配置されたコイル12b
が取り付けられている。コイル12a及び12bの光軸
方向前方には固定枠18に固定されたヨ−ク13が配置
され、コイル12a及び12bの光軸方向後方には固定
枠18に固定されたヨ−ク15が配置され、ヨ−ク15
には、X軸に平行に配置されたコイル12aに対向して
永久磁石14a及びY軸に平行に配置されたコイル12
bに対向して永久磁石14bが取り付けられている。
【0054】以上の構成は第1の実施の形態と同じであ
り、その動作も変わらない。即ち、コイル12aに通電
するときはコイルに発生するY軸方向の力により保持枠
11をY軸方向に移動させることができ、コイル12b
に通電するときはコイルに発生するX軸方向の力により
保持枠11をX軸方向に移動させることができる。
【0055】図12及び図13、及び図11を参照して
補正レンズ係止機構を説明する。補正レンズ保持枠11
の外側に位置するレンズ鏡筒内に設けられた環状の固定
枠41上には環状の支承部材43が取り付けられてお
り、支承部材43の環の内側には、環状の係止部材42
が配置され、支承部材43により回転自在に支承されて
いる。支承部材43には環の内側に複数の突起43aが
形成されており、係止部材42を突起43aで支承する
ことにより、係止部材42を軽く回転するように支承し
ている。また、固定枠41上にはピン41a及び41b
が設けられている。なお、図11では環状の支承部材4
3は図示を省略した。
【0056】環状の係止部材42には、環の内側に12
0°間隔で3個の凹部42a、42b、42cが形成さ
れていると共に、環の外側には突出部42dが形成され
ており、突出部42dにはピン42e及び42fが設け
られている。
【0057】固定枠41上の支承部材43の外側には、
形状記憶合金のワイヤ44が支承部材43を巻くように
配置され、ワイヤ44の一端は固定枠41上にはピン4
1aに固定され、ワイヤ44の他端は係止部材42の突
出部42dのピン42eに固定されている。
【0058】なお、固定枠41上の支承部材43は、そ
の外側に形状記憶合金のワイヤ44が巻き付けられるの
で、少なくともワイヤ44が巻き付けられる部分には、
ワイヤ44が支承部材43から外れないように保持する
溝、その他の形状の保持構造を形成しておくとよい。
【0059】さらに、係止部材42の突出部42dの、
ピン42fと固定枠41上のピン41bとの間にはコイ
ルばね45が架設され、係止部材42を時計方向(矢印
aと反対方向)に回転するように付勢している。
【0060】一方、補正レンズ保持枠11には、その保
持枠外側に120°間隔を隔てて光軸方向に延びた突起
47a、47b、47cが形成されており、係止部材4
2の内側に形成されている3個の凹部42a、42b、
42cに対向している。
【0061】形状記憶合金のワイヤ44には予め所定の
縮み形状が記憶されており、所定の温度に加熱される
と、記憶されている形状に復元する。
【0062】以上の構成において、形状記憶合金のワイ
ヤ44が非加熱の状態では、図12に示すように、係止
部材42はコイルばね45により時計方向に回転するよ
うに付勢されているから、補正レンズ保持枠11の突起
47a、47b、47cは係止部材42の3個の凹部4
2a、42b、42cの位置からずれ、環状部(非凹
部)に圧接する。これにより、補正レンズ保持枠は係止
される。
【0063】次に、保持枠11の係止を解除するため
に、形状記憶合金のワイヤ44に通電して加熱して所定
温度に達すると、ワイヤ44はコイルばね45の付勢力
に抗して記憶形状に縮み、係止部材42を反時計方向
(矢印a方向)に回転させる。係止部材42が反時計方
向に回転すると、補正レンズ保持枠11の突起47a、
47b、47cは係止部材42の3個の凹部42a、4
2b、42cに対向する位置にくるので、突起47a、
47b、47cは係止部材42と非接触の状態となり、
補正レンズ保持枠の係止は解除される。図13はこの状
態を示している。
【0064】なお、補正レンズ駆動及び補正レンズ係止
機構を駆動制御する制御回路、及び駆動制御の動作は、
先に説明した第1の実施の形態と同様で、図7の構成に
おいて、加熱制御部28に接続されたヒ−タ19を形状
記憶合金のワイヤ44に置き換えたものに相当するか
ら、ここでは説明を省略する。
【0065】以上の構成では、係止解除状態を維持する
には、形状記憶合金のワイヤに通電し続けなければなら
ないが、駆動部材の径を変更するなどして駆動部材の熱
容量を適切に定めることにより、形状記憶合金が記憶形
状に復元するまでの時間を調節し、間欠的に通電するだ
けで係止解除状態を維持することも可能である。
【0066】また、係止解除状態を保つ他の方法として
は、係止解除状態を保つ第2の係止手段を設ける方法も
考えられる。
【0067】[第4の実施の形態]第4の実施の形態を
説明する。第4の実施の形態は、前記した第3の実施の
形態のものに係止解除状態を保つ第2の係止機構を設け
たものである。
【0068】図14及び図15は前記した第3の実施の
形態の補正レンズ係止機構を正面からみた断面図で、図
12及び図13に対応する図である。図12及び図13
と同一部材には同一符号を付して詳細な説明は省略し、
第2の係止機構についてのみ説明する。
【0069】固定枠41の上には、軸52の回りに回転
自在に支持された第2の係止部材51が設けられ、その
先端は環状の係止部材42の突出部42dに係合するよ
うに、通常は弾性部材53、例えばばねにより付勢され
ている。また、第2の係止部材51と固定枠41との間
には、所定の縮み形状が記憶された形状記憶合金のワイ
ヤ54が架設されている。
【0070】以上の構成において、係止部材42が補正
レンズの保持枠11を係止していない係止解除位置にあ
るときは、第2の係止部材51は弾性部材53により付
勢されて係止部材42の突出部42dに係合する位置に
回動して係止部材42をその位置に係止しているから、
形状記憶合金のワイヤ44への通電を遮断しても、係止
部材42による補正レンズの保持枠11の係止は持続さ
れる。図14はこの状態を示している。
【0071】次に、第2の係止部材51による係止部材
42の係止を解除するときは、形状記憶合金のワイヤ5
4に通電して所定温度に加熱すると、ワイヤ54は弾性
部材53の付勢力に抗して記憶された形状に復元し、第
2の係止部材51を係止部材42の突出部42dとの係
合から離脱させるので、係止部材42の係止が解除され
る。図15はこの状態を示している。
【0072】この位置では、先に第3の実施の形態で説
明したとおり、形状記憶合金のワイヤ44が非加熱の状
態では、係止部材42はコイルばね45により時計方向
に回転するように付勢されているから、補正レンズ保持
枠11の突起47a、47b、47cは係止部材42の
3個の凹部42a、42b、42cの位置からずれ、環
状部(非凹部)に圧接して補正レンズ保持枠は係止され
る。
【0073】以上の説明では、第2の係止部材51の駆
動に形状記憶合金のワイヤを使用しているが、この他、
プランジャその他のアクチエ−タを使用することができ
る。また、以上の説明では、形状記憶合金のワイヤ54
に通電したとき係止部材42の係止を解除するように構
成しているが、通電したとき係止部材42を係止し、通
電を遮断したとき係止部材42の係止を解除するように
構成してもよい。
【0074】以上、この発明の実施の形態を説明した
が、補正レンズ係止機構に形状記憶合金を使用した係止
機構を使用することで、係止解除時の衝撃が少なく、補
正レンズの不用意な動きを抑えることができる。また、
係止解除と補正レンズ駆動機構による駆動を同時に行う
ことで、補正レンズの不用意な動きをさらに抑えること
ができる。
【0075】また、以上の説明では、像振れ補正光学装
置をカメラのレンズ装置に適用した例で説明したが、こ
の発明の像振れ補正光学装置は、カメラ以外のレンズ装
置にも適用できることは言うまでもない。
【0076】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の像振れ
補正光学装置は、像振れを補正する補正レンズを所定の
位置に保持固定するために、形状記憶合金を使用した係
止機構を使用したので、従来の装置のようにソレノイド
などの電磁的機構を使用した係止機構に比較して、小型
軽量で、しかも低価格で提供することができる。
【0077】また、形状記憶合金を使用した係止機構の
変位が比較的緩やかであるため、係止機構による係止解
除時の補正レンズの不用意な動きを抑えることができ、
使用者にとつて使いやすいものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】像振れ補正光学装置を組み込んだレンズ装置の
断面図。
【図2】第1の実施の形態の補正レンズ駆動機構及び補
正レンズ係止機構を構成要素に分解した斜視図。
【図3】第1の実施の形態の補正レンズ係止機構を正面
からみた断面図。
【図4】図3のY−Y線に沿つた断面図。
【図5】第1の実施の形態の補正レンズ係止機構を正面
からみた断面図。
【図6】図5のY−Y線に沿つた断面図。
【図7】補正レンズ駆動及び補正レンズ係止機構の制御
回路のブロツク図。
【図8】制御回路で実行される制御動作を説明するフロ
−チヤ−ト。
【図9】第2の実施の形態の補正レンズ係止機構を正面
からみた断面図。
【図10】第2の実施の形態の補正レンズ係止機構を正
面からみた断面図。
【図11】第3の実施の形態の補正レンズ駆動機構及び
補正レンズ係止機構を構成要素に分解した斜視図。
【図12】第3の実施の形態の補正レンズ係止機構を正
面からみた断面図。
【図13】第3の実施の形態の補正レンズ係止機構を正
面からみた断面図。
【図14】第4の実施の形態の補正レンズ係止機構を正
面からみた断面図。
【図15】第4の実施の形態の補正レンズ係止機構を正
面からみた断面図。
【符号の説明】
11 補正レンズ保持枠 12a、12b コイル 13、15 ヨ−ク 14a、14b 永久磁石 16 形状記憶合金の係止部材 16a 形状記憶合金の係止ア−ム 16b 係止接触部 17 コイルばね 18 固定枠 19 ヒ−タ 32a、32b、32c、32d ばね受け 33a、33b、33c、33d コイルばね 34 形状記憶合金のワイヤ 37a、37b、37c、37d 突起 41 固定枠 42 係止部材 42a、42b、42c 凹部 42d 突出部 43 支承部材 43a 突起 44 形状記憶合金のワイヤ 45 コイルばね 47a、47b、47c 突起 51 第2の係止部材 52 軸 53 弾性部材 54 形状記憶合金のワイヤ
フロントページの続き (72)発明者 原 吉宏 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 田中 義治 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 湊 祥一 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸を偏心させる補正光学系と、該補正
    光学系を駆動し、像振れ補正動作を行う手振れ補正駆動
    機構と、該補正光学系を所定の位置に係止する係止機構
    を備えた像振れ補正光学装置において、 形状記憶合金を使用した作用部材を有する作動機構を備
    え、 前記係止機構は前記作動機構により前記補正光学系を係
    止及び係止解除するように駆動されることを特徴とする
    像振れ補正光学装置。
  2. 【請求項2】 前記補正光学系が係止される所定の位置
    は、補正光学系の光軸と撮影光学系の光軸とが略一致す
    る位置であることを特徴とする請求項1に記載の像振れ
    補正光学装置。
  3. 【請求項3】 前記作動機構は、前記形状記憶合金の作
    用部材が記憶された形状に復元する復元力に抗する方向
    に弾性力を有する弾性部材を備え、前記係止機構を係止
    位置と非係止位置との2つの位置に設定できるように作
    動させることを特徴とする請求項1に記載の像振れ補正
    光学装置。
  4. 【請求項4】 前記作動機構は、更に作動機構により係
    止位置に設定された前記係止機構を、その係止位置に保
    持する第2の係止機構を備えることを特徴とする請求項
    3に記載の像振れ補正光学装置。
  5. 【請求項5】 前記作動機構は、更に作動機構により非
    係止位置に設定された前記係止機構をその非係止位置に
    保持する第2の係止機構を備えることを特徴とする請求
    項3に記載の像振れ補正光学装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の係止機構は、更に形状記憶合
    金を使用した係止解除機構を備えることを特徴とする請
    求項4又は請求項5に記載の像振れ補正光学装置。
  7. 【請求項7】 光軸を偏心させる補正光学系と、該補正
    光学系を駆動し、像振れ補正動作を行う手振れ補正駆動
    機構と、該補正光学系を所定の位置に係止する係止機構
    を備えた像振れ補正光学装置において、 形状記憶合金を使用した作用部材と該作用部材を係止方
    向に付勢する弾性部材とを有する作動機構とを備え、 前記係止機構は前記作動機構により係止位置と非係止位
    置との2つの位置に設定され、前記補正光学系を係止及
    び係止解除することを特徴とする像振れ補正光学装置。
  8. 【請求項8】 前記補正光学系が係止される所定の位置
    は、補正光学系の光軸と撮影光学系の光軸とが略一致す
    る位置であることを特徴とする請求項1に記載の像振れ
    補正光学装置。
  9. 【請求項9】 前記作動機構は、更に作動機構により係
    止位置に設定された前記係止機構をその係止位置に保持
    する第2の係止機構を備えることを特徴とする請求項7
    に記載の像振れ補正光学装置。
  10. 【請求項10】 前記作動機構は、更に作動機構により
    非係止位置に設定された前記係止機構をその非係止位置
    に保持する第2の係止機構を備えることを特徴とする請
    求項7に記載の像振れ補正光学装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の係止機構は、更に形状記憶
    合金を使用した係止解除機構を備えることを特徴とする
    請求項9又は請求項11に記載の像振れ補正光学装置。
  12. 【請求項12】 光軸を偏心させる補正光学系と、該補
    正光学系を駆動し、像振れ補正動作を行う手振れ補正駆
    動機構と、該補正光学系を所定の位置に係止する係止機
    構を備えた像振れ補正光学装置において、 前記係止機構は形状記憶合金からなり、前記補正光学系
    を係止及び係止解除するように駆動されることを特徴と
    する像振れ補正光学装置。
  13. 【請求項13】 前記補正光学系が係止される所定の位
    置は、補正光学系の光軸と撮影光学系の光軸とが略一致
    する位置であることを特徴とする請求項12に記載の像
    振れ補正光学装置。
  14. 【請求項14】 前記係止機構は、前記形状記憶合金が
    記憶された形状に復元する復元力に抗する方向に弾性力
    を有する弾性部材を備え、係止機構を係止位置と非係止
    位置との2つの位置に設置できるように作動させること
    を特徴とする請求項12又は請求項13に記載の像振れ
    補正光学装置。
  15. 【請求項15】 前記係止機構は、係止位置に設定され
    た係止機構を、その係止位置に保持する第2の係止機構
    を備えることを特徴とする請求項14に記載の像振れ補
    正光学装置。
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