JP2005157056A - ブレ補正装置 - Google Patents

ブレ補正装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005157056A
JP2005157056A JP2003397121A JP2003397121A JP2005157056A JP 2005157056 A JP2005157056 A JP 2005157056A JP 2003397121 A JP2003397121 A JP 2003397121A JP 2003397121 A JP2003397121 A JP 2003397121A JP 2005157056 A JP2005157056 A JP 2005157056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blur correction
optical member
optical axis
optical
blur
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003397121A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4529425B2 (ja
Inventor
Kentaro Terao
健太郎 寺尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2003397121A priority Critical patent/JP4529425B2/ja
Publication of JP2005157056A publication Critical patent/JP2005157056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4529425B2 publication Critical patent/JP4529425B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Abstract

【課題】ロック時の光学性能を悪化させることなく、ロック動作及びロック解除動作を確実に行うブレ補正装置を提供する。
【解決手段】ブレ補正装置は、光軸Iと略平行な回転軸を略中心として回転可能であって、回転軸との距離が異なるように傾斜した傾斜面100a1,100b1,100c1と回転軸との距離が略一定である面100a2,100b2,100c2とを有するカム100a,100b,100cを備えたロックリング100と、ロックリング100の回転に伴い、傾斜面100a1,100b1,100c1と当接した後、又は、直接、面100a2,100b2,100c2と近接又は当接することにより、ブレ補正レンズ3の中心を光軸Iに近付けるロック係合部6f,6g,6hと、ブレ補正レンズ3の中心が光軸Iに近付けられた状態で、光軸Iと略直交する平面内を移動して、ブレ補正レンズ3を係止するロックピン110と、を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、カメラ、レンズ、ビデオ、双眼鏡等の光学装置でレンズの一部又は全部を動かすことにより像ブレを補正するブレ補正装置に関するものである。
従来、ブレ補正装置としては、例えば、撮影光学系の光軸と略直交する平面内で、ブレ補正光学系を、アクチュエータ(VCM等)によりシフト移動させることによって、像のブレを補正するものが知られている。
このようなブレ補正装置は、ブレ補正を行わないときに、ブレ補正光学系を特定位置に保持するためのロック機構を備えており、例えば、回転するリング状部材(ロックリング)を用いたロック機構が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、上述したロック機構を備えたブレ補正装置では、以下のような課題があった。
ブレ補正光学系の可動群とロックリングの係合部のガタをOにすると、ロックリングの回転運動が可動群に伝わり、可動群のベース部材に対する回転を防止している回転止め部に負荷がかかり、この回転止め部を破損する可能性がある。
この問題を解決するために、可動群とロックリングの係合部にガタを設けた場合には、ブレ補正光学系をロックした状態(ロック時)であっても、姿勢差により、ブレ補正光学系の光軸に略直交する方向の位置が変動して、光学性能を悪化させることがあった。
また、ロックリングに設けられた係合部が、可動群に対して光軸方向の力を与え、ブレ補正光学系の光軸方向の位置が変動して、光学性能を悪化させることがあった。
特開平09−105969号公報
本発明の課題は、ロック時の光学性能を悪化させることなく、ロック動作及びロック解除動作を確実に行うことができるブレ補正装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。すなわち、請求項1の発明は、撮影光学系の光軸(I)と略直交する平面内を移動して、ブレを補正するブレ補正光学部材(3)と、前記光軸(I)と略平行な回転軸を有し、前記回転軸を略中心として回転可能であって、前記回転軸との距離が異なるように傾斜した第1面(100a1,100b1,100c1)と、前記第1面(100a1,100b1,100c1)よりも傾斜が緩やかな第2面(100a2,100b2,100c2)とを有する第1カム部(100a,100b,100c)を備えた回転部材(100)と、前記回転部材(100)の回転に伴い、前記第1面(100a1,100b1,100c1)と当接した後、又は、直接、前記第2面(100a2,100b2,100c2)と近接又は当接することにより、前記ブレ補正光学部材(3)の移動範囲を所定範囲内に制限する保持部(6f,6g,6h)と、前記保持部(6f,6g,6h)により、前記ブレ補正光学部材(3)の移動範囲が所定範囲内に制限された状態で、前記光軸(I)と略直交する方向に移動して、前記ブレ補正光学部材(3)と当接することにより、前記ブレ補正光学部材(3)を係止する係止部(110)と、を備えたブレ補正装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のブレ補正装置において、前記第2面(100a2,100b2,100c2)は、前記回転軸との距離が略一定であること、を特徴とするブレ補正装置である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のブレ補正装置において、前記回転部材(100)は、前記回転軸との距離が異なるように傾斜した第3面(100d1)を有する第2カム部(100d)を備え、前記係止部(110)は、前記ブレ補正光学部材(3)の移動範囲が所定範囲内に制限された状態で、前記回転部材(100)の回転に伴い、前記第2カム部(100d)の前記第3面(100d1)に当接しながら移動することにより、前記ブレ補正光学部材(3)と当接して、前記ブレ補正光学部材(3)を係止すること、を特徴とするブレ補正装置である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、前記係止部(110)は、弾性部材(111)を有し、前記弾性部材(111)を介して前記ブレ補正光学部材(3)と当接すること、を特徴とするブレ補正装置である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、前記ブレ補正光学部材(3)の移動を規制する軸(9,11)を有する規制部(9,10,11)をさらに備え、前記係止部(110)は、前記軸(9,11)の長手方向と略平行に移動可能であること、
を特徴とするブレ補正装置である。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、前記係止部(110)が前記ブレ補正光学部材(3)を係止したときに、前記ブレ補正光学部材(3)の光軸は、前記ブレ補正光学部材(3)を除く前記撮影光学系の光軸(I)と略一致すること、を特徴とするブレ補正装置である。
請求項7の発明は、請求項3から請求項6までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、前記第1カム部(100a,100b,100c)及び前記第2カム部(100d)の位置を検出する位置検出部(73)をさらに備えたこと、を特徴とするブレ補正装置である。
請求項8の発明は、請求項7に記載のブレ補正装置において、前記位置検出部(73)は、ブラシ(72)とエンコーダ(71)とを備えたこと、を特徴とするブレ補正装置である。
請求項9の発明は、撮影光学系の光軸(I)と略直交する平面内を移動して、ブレを補正するブレ補正光学部材(3)と、前記光軸(I)と略平行な回転軸を有し、前記回転軸を略中心として回転可能であって、前記回転軸との距離が異なるように傾斜した第1面(100a1,100b1,100c1)と、前記第1面(100a1,100b1,100c1)よりも傾斜が緩やかな第2面(100a2,100b2,100c2)とを有するカム部(100a,100b,100c)を備えた回転部材(100)と、前記回転部材(100)の回転に伴い、前記第1面(100a1,100b1,100c1)と当接した後、又は、直接、前記第2面(100a2,100b2,100c2)と近接又は当接することにより、前記ブレ補正光学部材(3)の移動範囲を所定範囲内に制限する保持部(6f,6g,6h)と、を備え、前記カム部(100a,100b,100c)は、前記光軸(I)の方向に対して傾斜した勾配面(100a3,100b3,100c3)を有すること、を特徴とするブレ補正装置である。
請求項10の発明は、請求項9に記載のブレ補正装置において、前記ブレ補正光学部材(3)を支持するベース部材(7)と、前記ブレ補正光学部材(3)を前記ベース部材(7)に引寄せる付勢部材(37,38,39)と、をさらに備え、前記勾配面(100a3,100b3,100c3)は、前記ブレ補正光学部材(3)を前記ベース部材(7)に引寄せる力を大きくする方向に傾斜していること、を特徴とするブレ補正装置である。
本発明のブレ補正装置は、(1)撮影光学系の光軸と略平行な回転軸を有し、回転軸を略中心として回転可能であって、回転軸との距離が異なるように傾斜した第1面と、第1面よりも傾斜が緩やかな第2面とを有する第1カム部を備えた回転部材と、この回転部材の回転に伴い、第1面と当接した後、又は、直接、第2面と近接又は当接することにより、ブレ補正光学部材の移動範囲を所定範囲内に制限する保持部と、ブレ補正光学部材の移動範囲が所定範囲内に制限された状態で、光軸と略直交する方向に移動して、ブレ補正光学部材と当接することにより、ブレ補正光学部材を係止する係止部とを備えるようにしたので、ロック時の光学性能を悪化させることなく、ロック動作及びロック解除動作を確実に行うことができる。
(2)第2面は、回転軸との距離が略一定であるので、回転部材の回転に伴い、ブレ補正光学部材の移動範囲を所定範囲内に制限することができる。
(3)回転部材は、回転軸との距離が異なるように傾斜した第3面を有する第2カム部を備え、係止部は、ブレ補正光学部材の移動範囲が所定範囲内に制限された状態で、回転部材の回転に伴い、第2カム部の第3面に当接しながら移動することにより、ブレ補正光学部材と当接して、ブレ補正光学部材を係止するので、回転部材の回転に伴って、ロック動作を確実に行うことができる。
(4)係止部は、弾性部材を有し、弾性部材を介してブレ補正光学部材と当接するので、ロック時に、弾性部材が弾性変形して、ロック動作を確実に行うことができる。
(5)ブレ補正光学部材の移動を規制する軸を有する規制部をさらに備え、係止部は、軸の長手方向と略平行に移動可能であるので、係止部が移動するときに、規制部に過大な負荷をかけることがない。
(6)係止部がブレ補正光学部材を係止したときに、ブレ補正光学部材の光軸は、ブレ補正光学部材を除く撮影光学系の光軸と略一致するので、ロック時の光学性能を悪化させることがない。
(7)第1カム部及び第2カム部の位置を検出する位置検出部を備えたので、回転部材の回転に伴うカム部の位置を検出することができる。
(8)位置検出部は、ブラシとエンコーダとを備えたので、回転部材の回転角に基づいて、カム部の位置を検出することができる。
(9)撮影光学系の光軸と略平行な回転軸を有し、回転軸を略中心として回転可能であって、回転軸との距離が異なるように傾斜した第1面と、第1面よりも傾斜が緩やかな第2面とを有する第1カム部を備えた回転部材と、この回転部材の回転に伴い、第1面と当接した後、又は、直接、第2面と近接又は当接することにより、ブレ補正光学部材の移動範囲を所定範囲内に制限する保持部と、を備え、カム部は、光軸の方向に対して傾斜した勾配面を有するので、ブレ補正光学部材を、光軸方向に対して安定させることができる。
(10)ブレ補正光学部材を支持するベース部材と、ブレ補正光学部材をベース部材に引寄せる付勢部材と、をさらに備え、勾配面は、ブレ補正光学部材をベース部材に引寄せる力を大きくする方向に傾斜しているので、ブレ補正光学部材をベース部材に引寄せる付勢部材の付勢力を逃がさず、ブレ補正光学部材をベース部材に対して安定させることができる。
以下に図面等を参照して、発明を実施するための最良の形態を、実施例を挙げて説明する。
図1は、本発明によるブレ補正装置を備えたカメラシステムを示す概略図である。
カメラシステム70は、レンズ鏡筒2と、レンズ鏡筒2が装着されるカメラボディ1等とを備えている。レンズ鏡筒2は、例えば、6群構成のズームレンズであって、第一のレンズ群51、第二のレンズ群52、第三のレンズ群53、第四のレンズ群54、第五のレンズ群55、第六のレンズ群56及び絞り57等を備えている。
レンズ鏡筒2は、変倍時に、第一のレンズ群51、第三のレンズ群53、第五のレンズ群55、第六のレンズ群56が光軸Iと同じ方向(矢印X1−X2の方向、以下、光軸I方向という)に移動することによって変倍を行う。
第一のレンズ群51は、光軸I方向に移動することによって、像面1aに被写体の像を結ぶ焦点調節レンズ群である。
第二のレンズ群52及び第四のレンズ群54は、変倍時及び焦点調節時に、光軸I方向への移動は行わない。第二のレンズ群52は、ブレ補正レンズ3及び非ブレ補正レンズ4,5を備えている。
ブレ補正レンズ3は、駆動機構(後述)により、光軸I方向と略直交する平面内を駆動され(Bx,By方向:図2参照)、さらに、保持機構(後述)により保持された後、ロック機構(後述)により係止されることによって、像のブレを補正するブレ補正光学系である。
図2は、本実施例によるブレ補正装置の駆動機構、保持機構及びロック機構を示す図である。
図3は、本実施例によるブレ補正装置のA−A断面図である。
図4は、本実施例によるブレ補正装置のB−B断面図である。
図5は、本実施例によるブレ補正装置のC−C断面図である。
まず、本実施例によるブレ補正装置の駆動機構について、主に、図4、図5を用いて説明する。
ブレ補正レンズ3は、レンズ枠6に固定されている。レンズ枠6は、ヴォイスコイルモータ(以下、VCMという)40,41によって、図2におけるBy方向及びBx方向に駆動される。このレンズ枠6には、2つのコイル12,16が固定されている。VCM40は、図5に示すように、ヨーク13、コイル12、永久磁石14及びヨーク15等を備えている。ヨーク13は、ベース部材7に固定されている。
ヨーク15は、ケーシング部材8に固定されており、永久磁石14は、ヨーク13上に固定されている。コイル12は、ヨーク15と永久磁石14の間に配置されている。よって、コイル12に電流を流すことにより、コイル12は、図2におけるBy方向に力を受けて、ブレ補正レンズ3をBy方向に駆動する。
同様に、VCM41は、ヨーク17、コイル16、永久磁石18及びヨーク19等を備えている。
ヨーク17は、ベース部材7に固定されている。ヨーク19は、ケーシング部材8に固定されており、永久磁石18は、ヨーク17上に固定されている。コイル16は、ヨーク19と永久磁石18の間に配置されている。よって、コイル16に電流を流すことにより、コイル16は、図2におけるBx方向に力を受けて、ブレ補正レンズ3をBx方向に駆動する。
ブレ補正レンズ3の位置を検出するための位置センサは、図2,図5に示すスリットが設けられているスリット部材24,25と、LED20,22及びPSD21,23等を備えている。
スリット部材24,25及びLED20,22は、レンズ枠6に固定されている。PSD21,23は、ベース部材7に固定されている。LED20,22から発せられる光は、スリット部材24,25に設けられているスリットを通り、PSD21,23に達する。
したがって、ブレ補正レンズ3の移動した位置により、PSD21,23に達する光の位置が移動し、PSD21,23の出力信号が変化する。この信号により、ブレ補正レンズ3のBx,By方向の位置を検出することができる。
レンズ枠6は、図2,図4に示すように、ガイド軸9にフック部6d,6eで係合しており、レンズ枠6は、ガイド軸9に対して、ガイド軸9の長手方向に移動自在である。
このガイド軸9は、ガイドアーム10に回転自在に固定されている。ガイドアーム10は、図4に示すように、ベース部材7に固定された軸11に、その軸回りに回転自在に固定されている。
したがって、レンズ枠6は、ガイド軸9により光軸I回りの回転が規制されているが、ガイド軸9の長手方向に移動可能であり、しかも、ガイド軸9がその長手方向と略直交する方向に変位可能であるので、By方向とBx方向の両方向に、移動可能である。
つぎに、本実施例によるブレ補正装置の保持機構について、主に、図3、図4を用いて説明する。
ブレ補正レンズ3を保持するための保持機構は、図3,図4に示すように、摺動受け材31,32,33と、摺動コマ34,35,36及び付勢バネ37,38,39等を備えている。また、ベース部材7とケーシング部材8は、固定用ビス45,46,47によりスラスト方向から固定されている。
摺動受け材31,32,33は、ブレ補正レンズ3の回りにベース部材7に固定されている。摺動コマ34,35,36は、レンズ枠6に摺動受け材31,32,33のそれぞれに相対する位置に固定されている。摺動受け材31,32,33及び摺動コマ34,35,36は、それぞれ接触して、摺動部を形成している。
また、レンズ枠6は、レンズ枠6のバネ掛け部6a,6b,6cとベース部材7のバネ掛け部7a,7b,7cとの間に掛け渡された付勢バネ37,38,39によって、摺動受け材31,32,33に摺動コマ34,35,36が当接するように付勢されている。
したがって、レンズ枠6は、上述した摺動部(ここでは、3箇所)により、低負荷でしかもなめらかに可動可能な状態で、X1方向に付勢されており、光軸I方向に浮くことなく、ベース部材7に保持されている。
つぎに、本実施例によるブレ補正装置のロック機構について、主に、図2,図3を用いて説明する。
ブレ補正レンズ3を特定の位置でロックするためのロック機構は、図2,図3に示すように、ロックリング100、ロックピン110、ロックピンゴム111、ロックピンバネ112及びロックピンカラー113等を備えている。
ロックリング100は、ベース部材7及びケーシング部材8に対して回転可能に支持されており、さらに、光軸Iと略平行な回転軸(不図示)を有している。ロックリング100には、カム100a,100b,100cと、ピン用カム100dとが設けられている。カム100a,100b,100cは、図示のように、回転軸との距離が異なるように傾斜した傾斜面100a1,100b1,100c1と、この傾斜面100a1,100b1,100c1に連続した面であって、例えば、回転軸との距離が略一定な面100a2,100b2,100c2とを有する。なお、面100a2,100b2,100c2は、円周面、傾斜面100a1,100b1,100c1よりも傾斜が緩やかな平面等であってもよい。
したがって、ロックリング100が適宜の外部操作等により反時計回り(図2における「LOCK」方向)に回転し、ロック動作が開始されると、カム100a,100b,100cは、レンズ枠6に設けられたロック係合部6f,6g,6hと係合する。なお、ロック動作の詳細については、後述する(図6参照)。
ロックピン110は、ベース部材7のロックピン支持部7d,7eで支持されており、光軸I方向に略直交する方向であって、光軸Iに近付く方向(図1におけるY1方向)及び光軸Iから離れる方向(図1におけるY2方向)に移動可能である。ロックピン110の内周側(ここでは、Y1方向側)には、弾性部材であるロックピンゴム111が設けられている。
ロックピン110には、ロックピンカラー113が取り付けられており、ロックピンバネ112により、Y2方向に付勢されている。ロックピン110のY2方向側は、図2,図3に示すように、ロックリング100に設けられたピン用カム100dと係合している。また、ピン用カム100dは、上述したカム100a,100b,100cの傾斜面100a1,100b1,100c1と傾斜角の異なる傾斜面100d1と、この傾斜面100d1に連続した面であって、例えば、回転軸との距離が略一定な面100d2とを有する。なお、面100d2は、円周面、傾斜面100d1よりも傾斜が緩やかな平面等であってもよい。
図6は、ロックリング100の回転に伴うロック機構のロック動作を詳細に示す図である。なお、横軸は、ロックリング100の回転角であり、縦軸は、クリアランスをそれぞれ示している。ここで、クリアランスには、ロックピン110のY1方向側の端部であるロックピンゴム111とブレ補正レンズ3との距離である第1クリアランス(図中、一点鎖線)と、レンズ枠6に設けられたロック係合部6f,6g,6hとカム100a,100b,100cの面100a2,100b2,100c2との距離のうち最も大きい(離れた)値である第2クリアランス(図中、実線)とがある。なお、クリアランスは、By方向及びBx方向に移動可能であるレンズ枠6が上述した駆動機構によって、センターに保持されていることを想定している。
ロックリング100は、回転角0〜θ4の範囲で回転可能であって、例えば、不図示の回転規制部により回転を規制されている。また、ブレ補正装置は、ロックリング100の回転角に応じて、カム100a,100b,100c及びピン用カム100dの位置を検出するためのカム位置検出部73を備えている。
カム位置検出部73は、例えば、ロックリング100に設けられたブラシ72と、固定部材に設けられたエンコーダ71とを備え、ロックリング100の回転に応じて変化するブラシ72とエンコーダ71との相対位置により、所望のパルス信号を発生させることにより、カム100a,100b,100c及びピン用カム100dの位置を検出する。
以下、ロックリング100の回転角に応じたロック動作について説明する。
(ロック解除時について)
ロック解除時(回転角0)では、第1クリアランス及び第2クリアランスは、共にd1である。なお、d1は、例えば、カム100a,100b,100c及びピン用カム100dの回転軸と直交する方向の高さであって、上述したレンズ枠6とベース部材7との間隔によって規定されている。
ロック係合部6f,6g,6hは、傾斜面100a1,100b1,100c1の近傍に位置しており、傾斜面100a1,100b1,100c1に当接していない状態である。
同様に、ロックピン110のY2方向側の端部は、傾斜面100d1の近傍に位置しており、傾斜面100d1に当接していない状態である。さらに、この状態では、ロックピン110に設けられたロックピンカラー113が、ロックピンバネ112の付勢力によって、ベース部材7に設けられたロックピン支持部7eに当接しているために、ロックピン110は、ロックリング100と所定間隔(この間隔は、ロックピンカラー113の取付け位置によって規定される)を隔てた位置にある。
(ロック動作時:ロック状態への移行について)
まず、ロック動作の開始時(回転角0〜θ1)では、ロック係合部6f,6g,6hのうち1つ又は2つは、ロックリング100の回転に応じて、斜面100a1,100b1,100c1に当接しながら移動して、第2クリアランスをd1から小さくすると共に、ブレ補正レンズ3の移動範囲を制限する。
また、ロックピン110については、ロックピン110のY2方向側の端部と傾斜面100d1とは当接していない状態なので、ロックピン110のY1方向側に設けられたロックピンゴム111とブレ補正レンズ3との第1クリアランスは、d1のまま変化しない。
つぎに、ロック動作の第1移行時(回転角θ1〜θ2)では、ロック動作の開始時と同様に、ロック係合部6f,6g,6hのうち1つ又は2つは、ロックリング100の回転に応じて、傾斜面100a1,100b1,100c1に当接しながらさらに移動して、ブレ補正レンズ3の中心を光軸Iに近付ける。また、第2クリアランスは、図示のように、d2(後述)まで小さくなる。
一方、ロックピン110については、ロックピン110のY2方向側の端部は、回転角θ1で傾斜面100d1と当接した後、傾斜面100d1に当接しながらY1方向に移動するので、ロックピンゴム111とブレ補正レンズ3との第1クリアランスは、ロックリング100の回転に伴って小さくなる。
したがって、ロックピン110は、ロック係合部6f,6g,6hに対して、遅れたタイミングでクリアランスを小さくしていることになる。このタイミングの調整は、傾斜面100a1,100b1,100c1の傾斜角と、ピン用カム100dの傾斜面100d1の傾斜角とを異なるように形成することで行うことができる。具体的には、傾斜面100d1の傾斜角が傾斜面100a1,100b1,100c1の傾斜角よりも小さくなればなるほど、上述したタイミングを遅らせることができる。
これにより、ロックピン110は、ロック係合部6f,6g,6hが斜面100a1,100b1,100c1に当接して、ロックリング100が所定角度(θ1)回転した後に、第1クリアランスを小さくすることができる。
つぎに、ロック動作の第2移行時(回転角θ2〜θ3)では、ロック係合部6f,6g,6hのうち1つは、傾斜面100a1,100b1,100c1に連続した面100a2,100b2,100c2とd2を隔てた位置に到達している。したがって、ロック係合部6f,6g,6hと、傾斜面100a1,100b1,100c1とは、近接している。
この場合には、ブレ補正レンズ3の移動範囲は、ロック係合部6f,6g,6hと傾斜面100a1,100b1,100c1との近接により規定される所定範囲内に制限されている。ここで、d2は、レンズ枠6とロックリング100との食いつき(嵌め合いがきつくなる等)を防止すると共に、ロック解除動作を確実に行うための隙間である。すなわち、第2クリアランスは、図示のように、d2のまま変化しない。
一方、ロックピン110については、ロックピン110のY2方向側の端部は、回転角θ1で傾斜面100d1と当接した後、そのまま回転角θ3まで斜面100d1に当接しながらY1方向に移動する。これにより、第1クリアランスは小さくなり、ロックピン110のY2方向側の端部は、回転角θ3で面100d2に到達し、ロックピンゴム111は、ブレ補正レンズ3と当接する(ここでは、第1クリアランスは0となる)。
したがって、ロックピン110は、ロック係合部6f,6g,6hが面100a2,100b2,100c2とd2を隔てた位置に到達した後であっても、Y1方向にさらに移動する。
(ロック時:ロック状態について)
ロック時(回転角θ3〜θ4)では、ロック係合部6f,6g,6hは、上述したように、面100a2,100b2,100c2とd2を隔てた位置にあり変化しない。
一方、ロックピン110については、上述したように、ロックピン110のY2方向側の端部は、面100d2に到達しており、この面100d2と当接している。また、ロックピンゴム111は、ブレ補正レンズ3に当接して、弾性変形している。このため、ロックピン110は、ロック時に、ブレ補正レンズ3を係止することができる。
また、ブレ補正レンズ3がロックピン110により係止されることにより、レンズ枠6は、ロックピン110を介してロックリング100にガタがない状態で保持され、さらに、ロック係合部6f,6g,6hのうちいずれかは、面100a2,100b2,100c2とそれぞれ当接することになる(図3参照)。
また、ロックピン110のY2方向側の端部が面100d2に当接すると共に、ロックピンゴム111がブレ補正レンズ3に当接して弾性変形する(すなわち、ロックピン110がブレ補正レンズ3を係止する)ことにより、ロック係合部6f,6g,6hによって光軸Iに近付けられたブレ補正レンズ3の中心(光軸)を、光軸Iと略一致させ、さらに、非ブレ補正レンズ4,5の中心(光軸)とも略一致させることができる。
さらに、ロックピン110の移動方向は、ガイド軸9及びガイドアーム10の長手方向に略平行であるので、ロックピンゴム111からレンズ枠6に対して荷重がかかる場合であっても、ガイド軸9及びガイドアーム10を変形させることがない。
なお、上述したロック時の動作において、回転解除時(回転角0)に、ブレ補正レンズ3の中心が既に光軸Iの近傍にあった場合には、ロック係合部6f,6g,6hは、カム100a,100b,100cの傾斜面100a1,100b1,100c1とは当接せずに、直接、面100a2,100b2,100c2とd2を隔てて近接する。この場合には、ロック時(回転角θ3〜θ4)において、ロックピン110がブレ補正レンズ3を係止することにより、ブレ補正レンズ3の中心(光軸)を、光軸I及び非ブレ補正レンズ4,5の中心(光軸)に略一致させることができる。
また、ロック解除動作については、ロックリング100を逆回転(回転角θ4〜θ3〜θ2〜θ1〜0)させればよく、上述したロック時の動作と逆の動作が実行される点が異なり、特に、回転角θ4〜θ3〜θ2の間に、第2クリアランスがd2のまま変化しないことにより、ブレ補正装置は、ロックリング100の逆回転に伴い、ロック解除動作を確実に行うことができる。
図7は、本実施例によるブレ補正装置の保持機構の一部を示す拡大図である。
カム100a,100b,100cには、図示のように、光軸I方向に対して傾斜した勾配面100a3,100b3,100c3が設けられている。この勾配面100a3,100b3,100c3の傾斜方向は、X1方向側に向かって傾斜しており(ここでは、傾斜角α)、ブレ補正レンズ3をベース部材7に引寄せる付勢バネ37,38,39の付勢力が逃げないように傾斜している。
このため、ロック動作の第2移行時(回転角θ2〜θ3)及びロック時(回転角θ3〜θ4)において、上述したように、第2クリアランスがd2である場合であっても、レンズ枠6に対してX2方向に力を与えることはない。したがって、レンズ枠6がベース部材7に対して不安定になってしまう(浮く)ことはなく、さらに、ブレ補正レンズ3が光軸I方向に対して浮いてしまうこともない。
本実施例によれば、(1)ロックリング100の回転に伴い、ブレ補正レンズ3の移動範囲を制限した後、ロックピン110によりブレ補正レンズ3の中心と光軸Iとを略一致するようにしたので、ロック時の光学性能を悪化させることがない。
(2)ロック時であっても第2クリアランスが一定(d2)であるので、レンズ枠6とロックリング100との食いつきを防止することができ、ロック解除動作を確実に行うことができる。
(3)ロックピン110の移動方向は、ガイド軸9及びガイドアーム10の長手方向に略平行であるので、ロックピンゴム111からレンズ枠6に対して荷重がかかる場合に、ガイド軸9及びガイドアーム10が変形してしまうことを防止できる。
(4)第2クリアランスが一定(d2)になった後も、第1クリアランスはさらに小さくなり、0となるまで進み、その後、ロックピンゴム111が弾性変形し、レンズ枠6を固定保持するので、ロックリング100の回転力がレンズ枠6に伝達される時間を小さくすることができ、その結果、ロックリング100の回転力により、ガイド軸9及びガイドアーム10等の各部材が変形してしまうことを防止し、さらに、ロックリング100を高速回転した場合であっても、上述したロック動作は、誤動作を生じることがない。
(5)カム100a,100b,100cに勾配面100a3,100b3,100c3を設けたので、ブレ補正レンズ3をベース部材7に引寄せる付勢バネ37,38,39の付勢力がロックリング100の回転に伴って不安定になってしまうことを防止できると共に、ブレ補正レンズ3が光軸I方向に対して浮いてしまうことも防止できる。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲である。
(1)ロックピン110のロック係合部6f,6g,6hに対するタイミングの遅れ(回転角0〜θ1)は、傾斜面100a1,100b1,100c1,100d1の傾斜角度により調整したが、例えば、カム100a,100b,100cに対するピン用カム100dの相対位置を変化させるようにして、タイミングの遅れを調整してもよいし、また、上述したロックピンカラー113の取付け位置を変更することにより、調整するようにしてもよい。
(2)ロック係合部6f,6g,6hは、ブレ補正レンズ3の回りのレンズ枠6に3つ設けられたが、ロックリング100の回転に伴って、ブレ補正レンズ3の中心を光軸Iに近づけることができるのであれば、適宜の数設けるようにしてもよい。
(3)ブレ補正レンズ3は、ガイド軸9、ガイドアーム10及び軸11等によりベース部材7に片側支持され、弾性部材である付勢バネ37,38,39等によって、光軸I方向に付勢されていたが、ブレ補正レンズ3を光軸I方向に付勢できる(引寄せられる)のであれば、付勢バネに限らず、適宜の弾性部材を用いてもよい。
(4)カム位置検出部73は、エンコーダ71とブラシ72とを備えているが、カム100a,b,c及びピン用カム100dの位置を、ロックリング100の回転角に基づいて検出できるのであれば、フォトインタラプタ等による適宜のセンサを用いてもよい。
本発明によるブレ補正装置を備えたカメラシステムを示す概略図である。 本実施例によるブレ補正装置の駆動機構、保持機構及びロック機構を示す図である。 本実施例によるブレ補正装置のA−A断面図である。 本実施例によるブレ補正装置のB−B断面図である。 本実施例によるブレ補正装置のC−C断面図である。 ロックリング100の回転に伴うロック機構のロック動作を詳細に示す図である。 本実施例によるブレ補正装置の保持機構の一部を示す拡大図である。
符号の説明
1 カメラボディ
2 レンズ鏡筒
3 ブレ補正レンズ
6 レンズ枠
6f,g,h ロック係合部
7 ベース部材
7a,b,c バネ掛け部
7d,7e ロックピン支持部
9 ガイド軸
10 ガイドアーム
11 軸
21,23 PSD
31〜33 摺動受け材
34〜36 摺動コマ
37〜39 付勢バネ
40,41 VCM
70 カメラシステム
71 エンコーダ
72 ブラシ
73 カム位置検出部
1OO ロックリング
100a,b,c カム
100a1,b1,c1 傾斜面
100a2,b2,c2 面
100d ピン用カム
110 ロックピン
111 ロックピンゴム

Claims (10)

  1. 撮影光学系の光軸と略直交する平面内を移動して、ブレを補正するブレ補正光学部材と、
    前記光軸と略平行な回転軸を有し、前記回転軸を略中心として回転可能であって、前記回転軸との距離が異なるように傾斜した第1面と、前記第1面よりも傾斜が緩やかな第2面とを有する第1カム部を備えた回転部材と、
    前記回転部材の回転に伴い、前記第1面と当接した後、又は、直接、前記第2面と近接又は当接することにより、前記ブレ補正光学部材の移動範囲を所定範囲内に制限する保持部と、
    前記保持部により、前記ブレ補正光学部材の移動範囲が所定範囲内に制限された状態で、前記光軸と略直交する方向に移動して、前記ブレ補正光学部材と当接することにより、前記ブレ補正光学部材を係止する係止部と、
    を備えたブレ補正装置。
  2. 請求項1に記載のブレ補正装置において、
    前記第2面は、前記回転軸との距離が略一定であること、
    を特徴とするブレ補正装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のブレ補正装置において、
    前記回転部材は、前記回転軸との距離が異なるように傾斜した第3面を有する第2カム部を備え、
    前記係止部は、
    前記ブレ補正光学部材の移動範囲が所定範囲内に制限された状態で、前記回転部材の回転に伴い、前記第2カム部の前記第3面に当接しながら移動することにより、前記ブレ補正光学部材と当接して、前記ブレ補正光学部材を係止すること、
    を特徴とするブレ補正装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、
    前記係止部は、弾性部材を有し、
    前記弾性部材を介して前記ブレ補正光学部材と当接すること、
    を特徴とするブレ補正装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、
    前記ブレ補正光学部材の移動を規制する軸を有する規制部をさらに備え、
    前記係止部は、前記軸の長手方向と略平行に移動可能であること、
    を特徴とするブレ補正装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、
    前記係止部が前記ブレ補正光学部材を係止したときに、前記ブレ補正光学部材の光軸は、前記ブレ補正光学部材を除く前記撮影光学系の光軸と略一致すること、
    を特徴とするブレ補正装置。
  7. 請求項3から請求項6までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、
    前記第1カム部及び前記第2カム部の位置を検出する位置検出部をさらに備えたこと、
    を特徴とするブレ補正装置。
  8. 請求項7に記載のブレ補正装置において、
    前記位置検出部は、ブラシとエンコーダとを備えたこと、
    を特徴とするブレ補正装置。
  9. 撮影光学系の光軸と略直交する平面内を移動して、ブレを補正するブレ補正光学部材と、
    前記光軸と略平行な回転軸を有し、前記回転軸を略中心として回転可能であって、前記回転軸との距離が異なるように傾斜した第1面と、前記第1面よりも傾斜が緩やかな第2面とを有するカム部を備えた回転部材と、
    前記回転部材の回転に伴い、前記第1面と当接した後、又は、直接、前記第2面と近接又は当接することにより、前記ブレ補正光学部材の移動範囲を所定範囲内に制限する保持部と、
    を備え、
    前記カム部は、前記光軸の方向に対して傾斜した勾配面を有すること、
    を特徴とするブレ補正装置。
  10. 請求項9に記載のブレ補正装置において、
    前記ブレ補正光学部材を支持するベース部材と、
    前記ブレ補正光学部材を前記ベース部材に引寄せる付勢部材と、
    をさらに備え、
    前記勾配面は、前記ブレ補正光学部材を前記ベース部材に引寄せる力を大きくする方向に傾斜していること、
    を特徴とするブレ補正装置。
JP2003397121A 2003-11-27 2003-11-27 ブレ補正装置 Expired - Fee Related JP4529425B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003397121A JP4529425B2 (ja) 2003-11-27 2003-11-27 ブレ補正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003397121A JP4529425B2 (ja) 2003-11-27 2003-11-27 ブレ補正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005157056A true JP2005157056A (ja) 2005-06-16
JP4529425B2 JP4529425B2 (ja) 2010-08-25

Family

ID=34722362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003397121A Expired - Fee Related JP4529425B2 (ja) 2003-11-27 2003-11-27 ブレ補正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4529425B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007163998A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Pentax Corp ステージ装置のロック機構
WO2023032808A1 (ja) * 2021-08-31 2023-03-09 株式会社ニコン 撮像装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10221726A (ja) * 1997-02-06 1998-08-21 Nikon Corp ブレ補正装置
JPH10254016A (ja) * 1997-03-14 1998-09-25 Nikon Corp ブレ補正装置
JPH11316399A (ja) * 1998-05-02 1999-11-16 Canon Inc 像振れ補正装置及びそれを用いた光学機器
JPH11337995A (ja) * 1998-05-28 1999-12-10 Minolta Co Ltd 像振れ補正光学装置
JP2000002901A (ja) * 1998-06-12 2000-01-07 Fuji Photo Optical Co Ltd カメラの防振レンズのロック機構
JP2000162660A (ja) * 1990-05-31 2000-06-16 Canon Inc 光学装置
JP2001166350A (ja) * 1999-12-06 2001-06-22 Canon Inc 防振機能付き装置
JP2001174857A (ja) * 1999-12-17 2001-06-29 Minolta Co Ltd 駆動装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000162660A (ja) * 1990-05-31 2000-06-16 Canon Inc 光学装置
JPH10221726A (ja) * 1997-02-06 1998-08-21 Nikon Corp ブレ補正装置
JPH10254016A (ja) * 1997-03-14 1998-09-25 Nikon Corp ブレ補正装置
JPH11316399A (ja) * 1998-05-02 1999-11-16 Canon Inc 像振れ補正装置及びそれを用いた光学機器
JPH11337995A (ja) * 1998-05-28 1999-12-10 Minolta Co Ltd 像振れ補正光学装置
JP2000002901A (ja) * 1998-06-12 2000-01-07 Fuji Photo Optical Co Ltd カメラの防振レンズのロック機構
JP2001166350A (ja) * 1999-12-06 2001-06-22 Canon Inc 防振機能付き装置
JP2001174857A (ja) * 1999-12-17 2001-06-29 Minolta Co Ltd 駆動装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007163998A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Pentax Corp ステージ装置のロック機構
WO2023032808A1 (ja) * 2021-08-31 2023-03-09 株式会社ニコン 撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4529425B2 (ja) 2010-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7283315B2 (en) Lens apparatus and camera
US7949243B2 (en) Optical apparatus
US8248709B2 (en) Zoom lens barrel that attains a higher photographing magnification
JP4835095B2 (ja) レンズ鏡筒
US20150153584A1 (en) Image stabilizing apparatus, lens barrel, and image pickup apparatus
JP2012203319A (ja) 像ブレ補正装置および撮像装置
US10735657B2 (en) Image stabilization apparatus, lens apparatus, and camera system
JP4694851B2 (ja) 沈胴式レンズ鏡筒
JP2012133040A (ja) 補正光学装置
US6816674B2 (en) Blur correcting device and lens barrel
CN110161647B (zh) 透镜镜筒和摄像装置
US9798158B2 (en) Optical apparatus capable of retracting optical element from optical path
US9400369B2 (en) Optical apparatus
JP5999186B2 (ja) レンズ鏡胴
JP4529425B2 (ja) ブレ補正装置
JP4228715B2 (ja) ブレ補正装置、及びレンズ鏡筒
JP2005352125A (ja) ブレ補正装置
JP2010186192A5 (ja)
JP2006106249A (ja) ブレ補正撮像装置及びカメラ
JP2009251265A (ja) レンズ鏡筒及びこれを用いた撮像装置
JP2019095627A (ja) 防振レンズ鏡筒
JP4552439B2 (ja) 像ブレ補正装置
JP2005292466A (ja) 光学素子保持機構、レンズユニット及び光学機器
JP2009169102A (ja) リードスクリューを用いた鏡枠移動装置
JP2011150086A (ja) 振れ補正装置、及びそれを用いた光学機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091013

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100518

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4529425

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees