JP2005070113A - ブレ補正装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造が容易であって、非ブレ補正時に精度よくブレ補正光学系をロックすることができ、良好な光学特性を得ることができるブレ補正装置を提供する。
【解決手段】ブレ補正レンズ3とともに移動する補正レンズ保持枠6の可動範囲をブレ補正制御範囲よりも狭いロック範囲に制限するロック位置とロック範囲への制限を行わないロック解除位置との間を回転移動するロックリング部材14と、これを回転可能に支持するロックリング保持部材8とを備えたブレ補正装置において、ロックリング部材14のロックリング保持部材8に支持される部分は、ロックリング部材14の外周に設けられた円筒面の係合部1402であって、ロックリング保持部材8は、このロックリング部材14の係合部1402を複数の平面部により支持するようにする。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影装置等において像のブレを補正するブレ補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
撮影光学系の一部であるブレ補正光学系を、光軸に対して略直交する方向にシフト移動させることにより、撮像装置に加わる振動に起因する像の振動を防止し、いわゆる手ブレ写真に代表される被写体像のブレを補正するブレ補正装置が製造されている。
ブレ補正装置では一般的に、VCM(Voice Coil Motor)等に代表される電磁アクチュエータにより、ブレ補正光学系が駆動されるものが公知とされている。このようなブレ補正装置では、アクチュエータとして電磁アクチュエータを用いていることから、ブレ補正光学系を駆動するためには電力が必要であるが、消費電力の観点から常に電磁アクチュエータに通電することは好ましくない。
【0003】
しかし、像ブレの補正を行う必要がない場合など、電磁アクチュエータに通電しない場合、電磁アクチュエータに駆動力が発生しないので、ブレ補正光学系は、その可動範囲において重力方向に落下してしまう。この場合、ブレ補正光学系は、ブレ補正光学系以外の撮影光学系により形成される光軸に対して偏芯した状態となり、撮影光学系により得られる最良の光学性能を得ることができない。
【0004】
そのため、電磁アクチュエータ非通電時において、ブレ補正光学系の光軸がブレ補正光学系以外の撮影光学系により形成される光軸に対して、略一致する位置(以下、光軸中心とする)にブレ補正光学系を保持する必要がある。
そこで、従来から、ブレ補正装置において、ブレ補正光学系を光軸中心に保持する機構、すなわちブレ補正光学系のロック機構が提案されている。
例えば、特許文献1には、ロックリングと呼ばれる部品を光軸まわりで回転可能に配置し、ロック位置とロック解除位置との範囲でロックリングを回転させ、ブレ補正光学系を含む支持枠(可動部材)の可動範囲をロックリングにより制限(ロック)している例が示されている。
【0005】
このようなロック機構を備えたブレ補正装置では、ロックリングは、それを回転可能に支持している支持部材に対して精度良く、かつ、ロックリングが回転することから回転可能に保持されていなければならない。
また、ロックリングは、支持部材に対して回転可能に保持されるために、ロックリングと支持部材との間には、予め隙間(ガタ)を設ける必要がある。
しかし、この隙間が大きすぎると、非ブレ補正時におけるブレ補正光学系の偏芯の原因となってしまう。したがって、この隙間は、ロックリングを回転可能な最小限の値におさめる必要がある。
この場合、ロックリングが回転するので、支持部材に対するロックリングの係合部は、円筒形状となり、支持部材のロックリング部材に対する係合部も円筒形状の穴として、その互いの係合部を精度よく製作することが本来であれば望ましい。
【0006】
【特許文献1】
特開平9―61877号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
近年のカメラ、交換レンズ等では、いわゆるプラスティックモールドと呼ばれる樹脂の成型部品は、部品が安価かつ大量に製作できることから、広く一般的に用いられている。しかし、成型後の部品冷却時における樹脂収縮の影響等により、精度のよい円筒形状の部品を作ることが比較的困難である。これらの要因により、金属部品等の旋盤加工では所望の精度が出し易い円筒形状の穴に円筒を嵌め込んだ時の嵌め合い部に生じる隙間(ガタ)の寸法精度が、成型部品では管理することが困難な場合が一般に多い。
また、成型部品の製造に当って、所望の精度を得るために上述の収縮による寸法変化を考慮して、成型金型を修正することが広く一般的に行われているが、円筒形状の部品の場合、修正すべき面が曲面であるため金型を修正することが困難である。
【0008】
したがって、上述のロック機構を備えたブレ補正装置の部材をプラスティックモールドで製作する場合、ロックリングの係合部の円筒形状と、支持部材のロックリングに対する係合部の円筒形状の穴を精度良く製作し、さらに、これらの部材の係合により発生する隙間を、精度よく管理することは非常に困難であるという問題があった。
【0009】
本発明の課題は、製造が容易であって、非ブレ補正時に精度よくブレ補正光学系をロックすることができ、良好な光学特性を得ることができるブレ補正装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。すなわち、請求項1の発明は、撮影光学系(200)と、前記撮影光学系の一部であって、前記撮影光学系の光軸に略直交する方向に移動してブレを補正するブレ補正光学系(203b,3,2001)と、前記ブレ補正光学系を含み前記ブレ補正光学系とともに移動する可動部材(6,2002)と、前記可動部材を駆動するブレ補正駆動部(40,41)と、前記可動部材の可動範囲を前記ブレ補正駆動部によるブレ補正制御範囲よりも狭いロック範囲に制限するロック位置と前記ロック範囲への制限を行わないロック解除位置との間を回転移動するロック部材(14,2003)と、前記ロック部材を回転可能に支持する支持部材(8,2004)と、を備えたブレ補正装置であって、前記ロック部材の前記支持部材に支持される部位(1402)は、前記ロック部材の外周に設けられた円筒面であって、前記支持部材は、前記ロック部材を複数の平面部により支持すること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1に記載のブレ補正装置において、前記平面部の少なくとも一部は、前記撮影光学系(200)を介して撮影される像の画面枠(A)の辺に対して略平行に設けられており、該略平行な平面部で前記ロック部材は位置規制されていること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照しながら、本発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明の実施形態によるブレ補正装置が内蔵された、カメラ1とレンズ鏡筒2からなるカメラシステムを示す断面図である。
なお、図1を含め、以下に示す各図において、レンズ鏡筒の光軸に沿った方向をZ方向、これに直交する方向としてX方向、Y方向として説明を行う。
カメラ1は、レンズ鏡筒2が着脱可能である。
レンズ鏡筒2は、不図示の被写体の像を像面101上に結ぶ撮影光学系200を有した交換レンズである。
ここで、被写体像は、像面101上に結ばれるが、像面101には、いわゆる銀塩フィルムやCCD等、被写体像が得られるものであれば、何を用いても構わない。
【0013】
レンズ鏡筒2に内蔵されている撮影光学系200は、第一のレンズ群201,第二のレンズ群202,第三のレンズ群203,第四のレンズ群204、及び、絞り205からなる、4群構成のズームレンズである。
レンズ鏡筒2は、変倍時において、第一のレンズ群201,第二のレンズ群202,第三のレンズ群203,第四のレンズ群204、及び、絞り205を光軸100と同方向(Z方向)に不図示のカム機構によって、移動及び各レンズ群間の相対位置を変えさせることにより、撮影光学系200の変倍を行う。
また、第二のレンズ群202は、光軸100と同方向(Z方向)に移動することによって、像面101に被写体の像を結ぶ焦点調節レンズ群として機能する。
【0014】
図2は、本実施形態における第三のレンズ群203のロックリング駆動用VCM50付近を主に説明する断面図である。
図3は、本実施形態における第三のレンズ群203の補正レンズ位置検出センサ20,21、VCM40,41付近を主に説明する断面図である。
第三のレンズ群203は、3−1レンズ群203a,3−2レンズ群203b,及び3−3レンズ群203cにより構成されている。ここで、3−2レンズ群203bは、光軸100と直交する方向(矢印Yの方向)と紙面に直交する方向(Xの方向)に駆動することによって像面上の像ブレを補正するブレ補正光学系として機能するので、これを特に、ブレ補正レンズ3と呼ぶことにする。
【0015】
図4は、本実施形態における第三のレンズ群203を被写体側から示した分解斜視図である。
図5は、本実施形態における第三のレンズ群203をカメラ側から示した分解斜視図である。
本実施形態における第三のレンズ群203は、ベース部材7,補正レンズ保持枠6,ロックリング保持部材8,ロックリング部材14,補正レンズガイド部材9,ケーシング部材10等を有している。
【0016】
第三のレンズ群203において、3−1レンズ群203aは、ケーシング部材10に保持され、3−2レンズ群203bは、補正レンズ保持枠6に保持され、3−3レンズ群203cは、ベース部材7に保持されている。
また、ブレ補正装置は、ブレ補正レンズ3を駆動する駆動力を発生させるアクチュエータ、ブレ補正レンズ3の位置を検出する補正レンズ位置検出センサ、ブレ補正レンズ3を光軸に略直交する平面内のみ移動可能にガイドするガイド機構、及び、ブレ補正レンズ3を非ブレ補正時にブレ補正レンズ3の光軸と撮影光学系200の光軸100と一致するように保持する補正レンズロック機構等を有している。
【0017】
(アクチュエータ)
まず、ブレ補正レンズ3を駆動する駆動力を発生させるアクチュエータ(ブレ補正駆動部)について説明する。
ブレ補正レンズ3は、補正レンズ保持枠6に固定されている。
補正レンズ保持枠6は、電磁アクチュエータであるVCM(Voice Coil Motor)40,41によりX方向及びY方向に駆動され、ブレ補正レンズ3とともに移動する可動部材である。
【0018】
VCM40は、コイル401,永久磁石402,上ヨーク403,下ヨーク404等を有している。
一方、VCM41は、コイル411,永久磁石412,上ヨーク413,及び下ヨーク414等を有している。
永久磁石402,412は、それぞれ、N及びS極に分極された極を2極もつ面内2極着磁されたものである。したがって、永久磁石402,上ヨーク403,下ヨーク404により磁束ループが一巡する磁気回路を構成している。同様に、永久磁石412,上ヨーク413,下ヨーク414により磁束ループが一巡する磁気回路を構成している。
【0019】
上ヨーク403,413は、ロックリング保持部材8に固定されている。
補正レンズ保持枠6には、コイル401,411が固定されている。
下ヨーク404,414は、ベース部材7に固定されており、永久磁石402,412は、それぞれ下ヨーク404,414上に固定されている。
コイル401は、上ヨーク403と永久磁石402との間に配置されている。
コイル411は、上ヨーク413と永久磁石412との間に配置されている。
【0020】
以上説明したVCM40において、磁気回路中のコイル401に電流を流すことにより、コイル401は、X方向にローレンツ力を受けて、ブレ補正レンズ3をX方向に駆動する。
同様に、VCM41においては、磁気回路中のコイル411に電流を流すことにより、コイル411は、Y方向にローレンツ力を受けて、ブレ補正レンズ3をY方向に駆動する。
よって、VCM40,41による駆動力により、ブレ補正レンズ3を光軸100に対して略直交する平面内で、駆動させることができる。
【0021】
(補正レンズ位置検出センサ)
次に、ブレ補正レンズ3の位置を検出する、補正レンズ位置検出センサ20,21について説明する。
補正レンズ位置検出センサ20は、X方向の補正レンズの位置を検出し、補正レンズ位置検出センサ21は、Y方向の、補正レンズの位置を検出する。
補正レンズ位置検出センサ20は、スリットが設けられているスリット部材201,LED202,PSD(Position Sensitive Detector)203等を有している。
同様に、補正レンズ位置検出センサ21は、スリットが設けられているスリット部材211,LED212,PSD213等を有している。
【0022】
スリット部材201,211は、補正レンズ保持枠6に固定されている。
LED202,212は、ロックリング保持部材8に固定されている。
PSD203,213は、電気基板2001に固定され、電気基板2001は、ねじによりベース部材7に固定されている。
補正レンズ位置検出センサ20において、LED202から発せられる光は、スリット部材201に設けられているスリットを通り、PSD203に達する。したがって、スリット部材201とブレ補正レンズとは、一体で動くことから、ブレ補正レンズ3の移動した位置により、PSD203に達する光の位置が移動し、PSD203の出力信号が変化する。この信号によりブレ補正レンズ3のX方向の位置を検出することができる。
【0023】
同様に、補正レンズ位置検出センサ21において、LED212から発せられる光は、スリット部材211に設けられているスリットを通り、PSD213に達する。したがって、スリット部材211とブレ補正レンズ3は一体で動くことから、ブレ補正レンズ3の移動した位置により、PSD213に達する光の位置が移動し、PSD213の出力信号が変化する。この信号によりブレ補正レンズ3のY方向の位置を検出することができる。
よって、PSD203,213の出力信号から、ブレ補正レンズ3が光軸100に対して略直交する平面内のどの位置にあるか、検出することができる。
【0024】
(ガイド機構)
次に、ガイド機構について説明する。
ガイド機構は、ブレ補正レンズ3を、ベース部材7上の光軸100に略直交する平面内において、光軸100まわりに回転することなく、かつ光軸100方向へ浮くことなく、X方向及びY方向に滑らかに移動可能にガイドを行う。
【0025】
ガイド機構は、ベース部材7、鋼球502,512,522,引っ張りばね503,513,523,補正レンズ保持枠6,補正レンズガイド部材9,ガイド部材保持板11,12,ケーシング部材10等を有している。
ガイド機構は、ブレ補正レンズ3の光軸100まわりの回転を規制し、X方向及びY方向へ自由度を持たせてガイドする機能と、補正レンズ3を光軸100方向へ浮かせることなく、滑らかに光軸100に略直交する平面内に滑らかに移動可能にする機能とに分けることができる。
以下、前者をガイドする機能、後者を移動可能にする機能と称して、各機能について説明する。
【0026】
(ガイド機構のガイドする機能)
まずガイドする機能については、以下に述べる構成をとることにより、その機能を達成している。
補正レンズ保持枠6にはガイド溝604,614が設けてある。
補正レンズガイド部材9には、下側ガイド軸901,911及び、上側ガイド軸902,912,922,932が設けてある。また、補正レンズガイド部材9には、摺動用突起903,913,923,933が設けてある。
ケーシング部材10には、ガイド用長穴1001,1011,1021,1031が設けてある。
【0027】
ガイド用長穴1001,1011,1021,1031の長手方向と、ガイド溝604,614の溝の長手方向は、略直交するように形成されている。
ケーシング部材10には、補正レンズガイド部材9用の摺動面1002,1012,1022,1032と、ガイド部材保持板11,12用の摺動用突起1003,1013,1023,1033とが設けてある。
上側ガイド軸902,912,922,932は、それぞれガイド用長穴1001,1011,1021,1031に貫通し、嵌合している。
【0028】
この場合、上側ガイド軸902,912,922,932は、最低2本がガイド用長穴1001,1011,1021,1031に嵌合していればよく、他の上側ガイド軸は、ガタついていても構わない。
また、上側ガイド軸902,912,922,932の先端は、それぞれ、ガイド部材保持板11,12に設けてある穴1101,1111,1201,1211に係合し固定されている。よって、ケーシング部材10は、補正レンズガイド部材9、及び、ガイド部材保持板11により挟みこまれている状態となっている。
したがって、補正レンズガイド部材9は、ケーシング部材10に対して、光軸100方向にガタつくことなく、ガイド用長穴1001,1011,1021,1031の長手方向にのみ自由度をもち、その可動方向をガイドされる。
【0029】
このとき、ケーシング部材10上に設けてある摺動用突起1003,1013,1023,1033は、ガイド部材保持板11,12上の摺動面1102,1112,1202,1212にそれぞれ当接している。
一方、補正レンズガイド部材9上に設けてある、摺動用突起903,913,923,933は、ケーシング部材10上の摺動面1002,1012,1022,1032にそれぞれ当接している。
また、補正レンズガイド部材9に設けてある、下側ガイド軸901,911は、補正レンズ保持枠6に設けてあるガイド溝604,614に対して、その先端が嵌合している。
よって、補正レンズ保持枠6は、補正レンズガイド部材9に対して、ガイド溝604,614の長手方向にのみ自由度をもち、その可動方向をガイドされる。
【0030】
先に述べたように、ガイド溝604,614の長手方向と、ガイド用長穴1001,1011,1021,1031の長手方向とは、略直交しているため、固定部材であるケーシング部材10に対して、補正レンズ保持枠6を光軸100まわりに回転することなく、X及びY方向へ自由度を持たせガイドさせることができる。
【0031】
(ガイド機構の移動可能にする機能)
一方、移動可能にする機能については、以下に述べる構成をとることにより、その機能を達成している。
鋼球502,512,522は、ベース部材7上に設けられている凹み部701,711,721の内に納められている。
また、補正レンズ保持枠6上には、鋼球用摺動面602,612,622が設けてある。
補正レンズ保持枠6は、鋼球502,512,522を介して、ベース部材7上に載せられているため、鋼球502,512,522は、凹み部701,711,721の底面と、鋼球用摺動面602,612,622に挟みこまれている。
【0032】
さらに、補正レンズ保持枠6には、ばね掛け603,613,623が設けられており、ベース部材7にも同様に、ばね掛け702,712,722が設けられている。
引っ張りばね503,513,523は、その一端がそれぞれ、ばね掛け603,613,623に引っ掛けられており、もう一端がそれぞれ、ばね掛け702,712,722に引っ掛けられている。
そのため、補正レンズ保持枠6は、鋼球502,512,522を介在させて、ベース部材7に対して、引っ張りばね503,513,523の弾性力により付勢され、光軸100方向に浮くことはない。
また、鋼球502,512,522を介在させているため、補正レンズ保持枠6の光軸100に対して略直交する平面内の摺動は、転がり摩擦となり、補正レンズ保持枠6は、非常に滑らか、かつ低負荷で移動を行うことができる。
【0033】
なお、図2に示すように、凹み部の周囲には壁702,712,722が設けてあり、鋼球502,512,522が容易に飛び出さないようになっている。
したがって補正レンズ保持枠6は、上述のガイド機構により、低負荷でしかも滑らかに移動可能で、光軸100方向に浮くことなく、かつ、光軸100まわりに回転することなく、ベース部材7上で光軸100に略直交する平面内に保持されている。
【0034】
(補正レンズロック機構)
次に、ブレ補正レンズ3を非ブレ補正時に、ブレ補正レンズ3の光軸と撮影光学系200の光軸100とが略一致するように保持する補正レンズロック機構について説明する。
図6は、補正レンズロック機構をZ方向から見た図である。
図7は、補正レンズ保持枠6,ロックリング保持部材8,ロックリング部材14を拡大して被写体側から示した分解斜視図である。
図8は、補正レンズ保持枠6,ロックリング保持部材8,ロックリング部材14を拡大してカメラ側から示した分解斜視図である。
【0035】
ロックリング部材14は、ロックリング部材14上に設けてある円筒形状(円筒面)の係合部1402と、ロックリング保持部材8上に設けてある、多角形状の穴である係合部801が係合することにより、ロックリング保持部材8に係合されているロック部材である。
ロックリング保持部材8は、上述のように、複数の平面部からなる多角形形状の穴である係合部801を有し、この複数の平面部によりロックリング部材14を回転可能に支持する支持部材である。
【0036】
円筒形状の係合部1402と、多角形状の穴である係合部801との間は、適度な隙間(ガタ)(以下、支持部隙間)を設けることにより、ロックリング部材14は、ロッリング保持部材8に対して、光軸100まわりに回転可能に保持されている。よって、ロックリング部材14は、補正レンズ保持枠6の可動範囲をブレ補正制御範囲よりも狭いロック範囲に制限するロック位置と前記ロック範囲への制限を行わないロック解除位置との間を回転移動することができる。
【0037】
ロックリング部材14は、電磁アクチュエータであるロックリング駆動用VCM50により光軸100まわりの方向に回転駆動される。
ロックリング駆動用VCM50は、コイル5001,上側永久磁石5002,下側永久磁石5012,上ヨーク5003,下ヨーク5013等を有している。
【0038】
上ヨーク5003は、ケーシング部材10に固定されており、上側永久磁石5002は、上ヨーク5003に磁石の吸引力により固定されている。
一方、下ヨーク5013は、ロックリング保持部材8に固定されており、下側永久磁石5012は、下ヨーク5013に磁石の吸引力により固定されている。
なお、上側永久磁石5002と下側永久磁石5012との間には、空隙が設けてある。
【0039】
ここで上側永久磁石5002,下側永久磁石5012は、それぞれ、N及びS極に分極された極を2極もつ面内2極着磁されている。
そのため、上側永久磁石5002と、下側永久磁石5012とを互いに異なる極を向かい合わせることにより、空隙を介して、上側永久磁石5002,下側永久磁石5012,上ヨーク5003,下ヨーク5013によって磁束ループが一巡する磁気回路が形成される。
ロックリング部材14には、コイル5001が固定されている。
コイル5001は、先に述べた空隙である上側永久磁石5002と下側永久磁石5012との間に配置されている。
【0040】
以上のように配置されたロックリング駆動用VCM50において、磁気回路中のコイル5001に電流を流すことにより、コイル5001は、光軸100まわりの方向、すなわち図7,8におけるθ方向にローレンツ力を受けて、ロックリング部材14をθ方向に回転駆動することができる。
なお、コイル5001に流す電流の向きを変えることにより、ロックリング部材14の回転方向を変えることができる。
【0041】
補正レンズ保持枠6には、ロック用突起601,611,621,631が設けてある。
一方、ロックリング部材14には、ロック用突出部1401,1411,1421,1431が設けてある。
ここで、ロック用突起601,611,621,631とロック用突出部1401,1411,1421,1431とが係合する位置で、ロックリング部材14を停止させることにより、補正レンズ保持枠6は、ロック用突起601,611,621,631とロック用突出部1401,1411,1421,1431との間の隙間(ガタ)(以下、ロック部隙間)分しか動くことができず、ブレ補正レンズ3が非駆動時に重力方向に落下しても、ブレ補正レンズ3を光軸100と略一致させて保持、すなわちロックさせることができる。
【0042】
一方、ロックリング部材14を上述したロック方向とは逆の方向に、ロックリング駆動用VCM50によって駆動させることにより、ロック用突起601,611,621,631とロック用突出部1401,1411,1421,1431との係合を外すことができる。
この場合、ロックリング部材14により、ブレ補正レンズ3の位置を規制することはないので、ロックを解除することができる。
なお、ロックリング部材14を、ロック状態、又は、ロック解除状態で止めるために、ロックリング停止ゴム171,172が設けてある。
【0043】
ロック及びロック解除の動作時は、ロックリング停止ゴム171,172にロックリング部材14が当るまで、コイル5001に電流を流すことにより、所望のロック、又は、ロック解除の状態にすることができる。
このとき、ロックリング部材14は、ロックリング停止ゴム171,172に当るので、動作時に発生する衝撃音は小さく、静粛なロック、及び、ロック解除の動作が可能となる。
【0044】
本実施形態におけるブレ補正装置において、ロックリング部材14は、ロックリング保持部材8に対して回転可能に保持されるため、ロックリング部材14〜ロックリング保持部材8の間には、先に述べたように、予め支持部隙間が設けられている。
ただし、この支持部隙間が大きすぎると、非ブレ補正時、すなわちブレ補正レンズ3が自重で落下するとき、ロック部隙間に加えて、この支持部隙間分だけブレ補正レンズ3がロック時に自重で落下するため、結果としてブレ補正レンズの偏芯増加の原因となってしまう。
したがって、この支持部隙間を、ロックリング部材14が回転可能な最小限の値に、精度良く設ける必要がある。
【0045】
本実施形態では、先に述べたように、ロックリング部材14上の円筒形状の係合部1402と係合するロックリング保持部材8上の係合部801は、多角形状の穴として、支持部隙間を樹脂成型において必要最小限の大きさで精度良く設けることができるようにしている。具体的には、係合部801は、12個の辺(平面部)を有した12角形を基本とした形状となっている。
なお、図6に示すように、実際には、正確な12角形ではなく、切り欠きが存在しているが、この切り欠きは、多角形の角に相当する部分に設けられており、係合部801の機能上は支障がない。
したがって、支持部隙間、すなわち係合部801の各辺に直交する、円筒形状の係合部1402における法線方向の隙間を、必要最小限で精度良く作製することができる。
【0046】
このように、本実施形態では、係合部801の多角形の辺により円筒形状の係合部1402を回転可能に支持することとしたので、オス側である係合部1402の円筒形状部分の直径に合わせて、係合部801の多角形の平面間の距離を型の修正により寸法を追い込むことにより、支持部隙間を高精度に管理して形成することができる。
【0047】
しかし、ロックリング部材14が重力により、係合部801の多角形の辺に対して略直角の方向から当る場合は、支持部隙間の偏芯で済むが、多角形の穴の辺に対してある角度をもって当る場合偏芯は、支持部隙間の値よりも大きくなってしまう。
図9は、ロックリング部材14の移動方向の違いによる偏芯の違いを示す図である。
【0048】
ロックリング部材14が例えば重力により、係合部801の多角形の穴の辺に対して略直角に当る場合〔図9(b)〕は、支持部隙間dと同量だけロックリング部材14は偏芯する(偏芯量a=d)だけで済む。しかし、係合部801の多角形の穴の辺に対してある角度をもって当る場合〔図9(a)〕、ロックリング部材14の偏芯量は、支持部隙間dの値よりも大きくなり(偏芯量b>d)、結果として非ブレ補正時のブレ補正レンズ3(3−2レンズ群203b)の偏芯量が大きくなり、光学性能の劣化を引き起こしてしまう。
【0049】
そこで、本実施形態では、撮影時において使用頻度の高いカメラの姿勢において、ロックリング部材14上の円筒形状の係合部1402が、係合部801の多角形の辺に対して直角に当るようにして、上述の支持部隙間による偏芯の影響を最小限にすることとしている。
具体的には、本実施形態では、係合部801の多角形の辺の内4つが、図6中に二点鎖線の四角形で示した画面枠Aの各辺に対して平行に設けられている。
すなわち、図6に示すように、カメラ1を横の構図で構えた時の重力方向gh、又は、カメラ1を縦の構図で構えた時の重力方向gvに対して、係合部801の多角形の辺が略直交する位置にくるように、係合部801の辺が配置されている。
このようにすることにより、撮影の構図において最も多いとされている、カメラ1を横、及び、縦に構えた時に、円筒形状の係合部1402が、係合部801の多角形の辺に対して、重力により直角に当るようできる。
【0050】
本実施形態によれば、係合部801の多角形の辺により円筒形状の係合部1402を回転可能に支持することとしたので、部品を増やすことなく、かつ、製造も容易であって、支持部隙間を高精度に管理して形成することができる。
また、係合部801の多角形の辺を画面枠の辺と平行に設けたので、撮影の構図において最も頻度の高い状態において、支持部隙間を少なくすることができ、撮影光学系の性能を最大限に発揮した高画質な映像を撮影することができる。
【0051】
(第2実施形態)
図10は、本発明の第2実施形態を示す図である。
本実施形態は、第1実施形態における3−2レンズ群203b(ブレ補正レンズ3),補正レンズ保持枠6,ロックリング部材14,ロックリング保持部材8,係合部801にそれぞれ相当するブレ補正レンズ2001,補正レンズ保持枠2002,ロックリング部材2003,ロックリング保持部材2004,係合部2005等を有している。
なお、本実施形態は、第1実施形態における係合部801の形状を変更した形態であり、他の部分については、第1実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。また、図10では、簡単のため、各部の形状を簡略化して模式的に示している。
【0052】
本実施形態における係合部2005は、8個の辺(平面部)を有した8角形形状により、ロックリング部材2003を回転可能に保持している。
第1実施形態では、係合部801の多角形の辺の内4つが、図6中に四角形で示した画面枠Aの各辺に対して平行に設けられていたが、本実施形態では、第1実施形態において画面枠Aの各辺に対して平行に設けられていた辺が存在していた位置に、係合部2005の多角形の角の内4つが配置されている(図10中に示したX軸、Y軸上に係合部905の多角形の角の内4つが配置されている)。すなわち、カメラ1を横の構図で構えた時の重力方向gh、又は、カメラ1を縦の構図で構えた時の重力方向gvに補正レンズ保持枠2002が落下する位置に、係合部2005の多角形の角が配置されている。
【0053】
このように配置することにより、非ブレ補正時、すなわちブレ補正レンズ2001,補正レンズ保持枠2002が自重で落下した後のブレ補正レンズ2001の位置を安定させることができる。
したがって、本実施形態におけるブレ補正装置では、非ブレ補正時にカメラ1が多少傾いたり移動したりしても、ブレ補正レンズ2001が移動してしまうことを防止することができ、非ブレ補正時の撮影をより安定して行うことができる。
【0054】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、各実施形態において、ブレ補正装置は、交換レンズに内蔵されている例を示したが、これに限らず、例えば、レンズ非交換式のカメラに用いてもよい。
また、各実施形態において、係合部801、2005の多角形形状は、角が尖っている例を示したが、これに限らず、例えば、この角部分にRが設ける等して、部品の強度、成型性等を向上してもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)ロック部材の支持部材に支持される部位は、ロック部材の外周に設けられた円筒面であって、支持部材は、ロック部材を複数の平面部により支持するので、新たに部品を追加することなく、また、従来通りの加工方法で加工可能であり、さらに、製造コストを増加させることなく、非ブレ補正時におけるブレ補正レンズの重力による偏芯を抑えることができ、良好な光学性能を得ることができる。
【0056】
(2)平面部の少なくとも一部は、撮影光学系を介して撮影される像の画面枠の辺に対して略平行に設けられているので、使用頻度の高い所謂横位置、及び、縦位置での撮影時のブレ補正光学系の偏芯量を少なくすることができ、良好な光学性能下で撮影を行うことができる確率を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるブレ補正装置が内蔵された、カメラ1とレンズ鏡筒2からなるカメラシステムを示す断面図である。
【図2】本実施形態における第三のレンズ群203のロックリング駆動用VCM50付近を主に説明する断面図である。
【図3】本実施形態における第三のレンズ群203の補正レンズ位置検出センサ20,21、VCM40,41付近を主に説明する断面図である。
【図4】本実施形態における第三のレンズ群203を被写体側から示した分解斜視図である。
【図5】本実施形態における第三のレンズ群203をカメラ側から示した分解斜視図である。
【図6】補正レンズロック機構をZ方向から見た図である。
【図7】補正レンズ保持枠6,ロックリング保持部材8,ロックリング部材14を拡大して被写体側から示した分解斜視図である。
【図8】補正レンズ保持枠6,ロックリング保持部材8,ロックリング部材14を拡大してカメラ側から示した分解斜視図である。
【図9】ロックリング部材14の移動方向の違いによる偏芯の違いを示す図である。
【図10】本発明の第2実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1 カメラ
2 レンズ鏡筒
3,2001 ブレ補正レンズ
6,2002 補正レンズ保持枠
7 ベース部材
8,2004 ロックリング保持部材
801,2005 係合部
9 補正レンズガイド部材
10 ケーシング部材
14,2003 ロックリング部材
1402 係合部
40,41 VCM
200 撮影光学系
A 画面枠

Claims (2)

  1. 撮影光学系と、
    前記撮影光学系の一部であって、前記撮影光学系の光軸に略直交する方向に移動してブレを補正するブレ補正光学系と、
    前記ブレ補正光学系を含み前記ブレ補正光学系とともに移動する可動部材と、
    前記可動部材を駆動するブレ補正駆動部と、
    前記可動部材の可動範囲を前記ブレ補正駆動部によるブレ補正制御範囲よりも狭いロック範囲に制限するロック位置と前記ロック範囲への制限を行わないロック解除位置との間を回転移動するロック部材と、
    前記ロック部材を回転可能に支持する支持部材と、
    を備えたブレ補正装置であって、
    前記ロック部材の前記支持部材に支持される部位は、前記ロック部材の外周に設けられた円筒面であって、
    前記支持部材は、前記ロック部材を複数の平面部により支持すること、
    を特徴とするブレ補正装置。
  2. 請求項1に記載のブレ補正装置において、
    前記平面部の少なくとも一部は、前記撮影光学系を介して撮影される像の画面枠の辺に対して略平行に設けられており、該略平行な平面部で前記ロック部材は位置規制されていること、
    を特徴とするブレ補正装置。
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