JP2000122106A - 光学機器及びカメラ - Google Patents

光学機器及びカメラ

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JP2000122106A JP31394598A JP31394598A JP2000122106A JP 2000122106 A JP2000122106 A JP 2000122106A JP 31394598 A JP31394598 A JP 31394598A JP 31394598 A JP31394598 A JP 31394598A JP 2000122106 A JP2000122106 A JP 2000122106A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支持状態の検知を使用者の意志に沿って最適
なタイミングで行うと共に、支持状態検知に用いる振れ
以外の振動の出力による誤検知を防止する。 【解決手段】 振れの状態を検出する振れ検出手段と、
該振れ検出手段の検出結果に基づいて光学機器の支持状
態を検知する支持状態検知手段とを有し、前記支持状態
検知手段を、所定の操作部材の操作に応答して、該光学
機器の支持状態の検知を開始する構成(#15〜#2
3)にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支持状態検知を振
れ検出出力に基づいて行う光学機器及びカメラの改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在のカメラは露出決定やピント合わせ
等の撮影にとって重要な作業は全て自動化されているた
め、カメラ操作に未熟な人でも撮影失敗を起こす可能性
は非常に少なくなっている。
【0003】また、最近では、カメラに加わる手振れを
防ぐシステムも研究されており、撮影者の撮影ミスを誘
発する要因は殆ど無くなってきている。
【0004】ここで、手振れを防ぐ像振れ補正装置につ
いて簡単に説明する。
【0005】撮影時のカメラの手振れは、周波数として
通常1〜12Hzの振動であるが、シャッタのレリーズ
時点においてこのような手振れを起こしていても像振れ
の無い写真を撮影可能とするための基本的考えとして、
上記手振れによるカメラの振動を検出し、その検出値に
応じて補正レンズを変位させてやらなければならない。
従って、カメラの振れが生じても像振れを生じない写真
を撮影できることを達成するためには、第1に、カメラ
の振動を正確に検出し、第2に、手振れによる光軸変位
を補正することが必要となる。
【0006】この振動(カメラ振れ)の検出は、原理的
にいえば、角加速度,角速度,角変位等を検出する振れ
センサと該振れセンサの出力信号を電気的あるいは機械
的に積分して角変位を出力するカメラ振れ検出回路とよ
り成る振れ検出装置をカメラに搭載することによって行
うことができる。そして、この検出情報に基づき撮影光
軸を偏心させる補正光学装置を駆動させて像振れ抑制が
行われる。
【0007】ここで、振れセンサを有する防振システム
について、図6を用いてその概要を説明する。図5の例
は、図示矢印81方向のカメラ縦振れ81p及びカメラ
横振れ81yに起因する像振れを抑制する像振れ補正装
置の概略図であり、該装置を一眼レフカメラの交換レン
ズに設けた場合の図である、同図中、82はレンズ鏡
筒、83p,83yは各々カメラ縦振れ振動、カメラ横
振れ振動を検出する振れ検出装置であり、それぞれの振
動検出方向を84p,84yで示してある。85は補正
光学装置(86p,86yは各々補正光学系85に推力
を与えるコイル、87p,87yは補正光学装置85の
位置を検出する位置検出素子)であり、該補正光学装置
85には位置制御ループが形成されており、振れ検出装
置83p,83yからの出力を目標値として駆動され、
像面88での安定を確保する。
【0008】図7は前述の補正光学装置85の構造の一
例を示す分解斜視図であり、これについて説明をする。
【0009】地板71の背面突出耳71aは不図示の鏡
筒に嵌合し、公知の鏡筒コロ等が孔71bにネジ止めさ
れ鏡筒に固定される。磁性体である第2ヨーク72は、
その孔72aを貫通するネジで前記地板71の孔71c
にネジ止めされ、該第2ヨーク72にはネオジウムマグ
ネット等の永久磁石73(シフトマグネット)が磁気的
に吸着されている。補正レンズ74がCリング等で固定
された支持枠75には、コイル76p,76y(シフト
コイル)が嵌め込まれている。第1ヨーク712は位置
決め孔712aと地板71のピンによって嵌合され、受
け面にて該第1ヨーク712は永久磁石73の磁力によ
って地板71に対し磁気的に結合する。
【0010】支持枠75の軸受部75dにはL字形の軸
711が装入され、この軸711の他端は地板71に形
成された軸受部71dに装入されている。また、この軸
711は支持枠75が地板71に対し矢印713p,7
13y方向にのみ摺動可能に支持していることになり、
これにより支持枠75の地板71に対する光軸回りの相
対的回転(ローリング)を規制している。
【0011】コイル76p,76yは永久磁石73,第
1のヨーク712,第2のヨーク72で形成される閉磁
路内に位置し、コイル76pに電流を流すことで支持枠
75は矢印713p方向に駆動され、コイル76yに電
流を流すことで支持枠75は矢印713y方向に駆動さ
れる。
【0012】前記支持枠75が光軸と垂直な平面内で移
動すると、投光素子77p,77yから射出され、スリ
ット75ap,75ayを通過した光の、位置検出素子
78p,78y上での入射位置が変化する。一般に前記
位置検出素子78p,78yの出力をIC731p,7
31yで増幅し、その出力でコイル76p,76yを駆
動すると、支持枠75が駆動されて該位置検出素子78
p,78yの出力が変化する構成となる。ここで、コイ
ル76p,76yの駆動方向(極性)を位置検出素子7
8p,78yの出力が小さくなる方向に設定すると(負
帰還)、コイル76p,76yの駆動力により位置検出
素子78p,78yの出力がほぼゼロになる位置で支持
枠75は安定する。
【0013】このように位置検出出力を負帰還して駆動
を行う方法を位置制御手法といい、例えば外部から目標
値(例えば手振れ角度信号)をIC731p,731y
に混合させると、支持枠75は目標値に従って極めて忠
実に駆動される。
【0014】実際には差動アンプ731cp,731c
yの出力はフレキシブル基板716を経由して不図示の
メイン基板に送られ、そこでA/D変換が行われ、不図
示のマイコンに取り込まれる。
【0015】マイコン内では適宜目標値(手振れ角度信
号)と比較増幅され、公知のデジタルフィルタ手法によ
る位相進み補償(位置制御をより安定させるため)が行
われた後、再びフレキシブル基板716を通り、IC7
32(コイル76p,76y駆動用)に入力する。IC
732は入力される信号を基にコイル76p,76yを
公知のPWM(パルス幅変調)駆動を行い、支持枠75
を駆動する。
【0016】また、補正光学装置を動作させないとき
は、支持枠75を固定(ロック)しておく必要がある。
支持枠75の背面には3ケ所の突起部(不図示)が設け
てあり、その先端がロックリング719の内周面に嵌合
することで支持枠75が固定される。具体的には、コイ
ル720とロックマグネット718との磁気回路によっ
てコイル720に通電すると、ロックリング719がロ
ックバネ728に逆らって回転し、吸着ヨーク729に
アマーチャ724が当接し、吸着コイル730に通電す
ることでアマーチャ724は吸着ヨーク729に吸着さ
れる。ここで、コイル720への通電を止めると、ロッ
クリング719はロックバネ728の力で元に戻ろうと
するが、アマーチャ724が吸着コイル729に吸着さ
れているために回転は規制され、ロック解除状態とな
る。ロック状態に戻す場合は、吸着コイル730への通
電を止めることでロックバネ728の力でロックリング
719が回転し、支持枠75の突起部とロックリング7
19の内周面に嵌合しロック状態となる。
【0017】図8は、上記の像振れ補正装置の電気的な
概略構成を示すブロック図である。
【0018】像振れ検出装置2の出力は、増幅,ハイパ
スフィルタ,ローパスフィルタ等を行う信号処理回路3
で処理され、マイコン1内のA/D変換部4でデジタル
信号に変換され、オフセット除去,ハイパスフィルタ,
積分などのデータ処理がデータ処理部5にて行われる。
また、補正レンズの位置検出を行う位置検出装置6の出
力は、ローパスフィルタ等を行う信号処理回路7で処理
され、マイコン1内のA/D変換部8によってデジタル
信号に変換され、増幅等のデータ処理がデータ処理部9
にて行われる。そして、これら二つの信号をフィードバ
ック演算部10にて演算し、増幅及び公知の位相進み補
償を位相進み補償部11にて行い、補正レンズの駆動信
号をマイコン1のポートに出力し、補正レンズ駆動装置
12によって補正レンズを駆動して像振れ補正を行う。
【0019】また、像振れ補正を行わないときには補正
レンズをロック(係止)状態に、像振れ補正を行うとき
はアンロック状態にするが、ロック・アンロック駆動装
置13はその駆動を行うためのものである。
【0020】そして、像振れ補正は、撮影者が手持ちで
撮影する場合、三脚に取り付て撮影する場合など様々な
状況に応じた最適な特性がある。例えば、一眼レフカメ
ラの場合、撮影者が手持ちで撮影をする際には、手振れ
による低周波の振れまで補正するように特性を設定すれ
ば良いが、カメラを三脚に取り付けて撮影をする場合
は、低周波の手振れが無いのでカメラのクイックリター
ンミラーやシャッタによる高周波の振動のみを補正する
ように像振れ補正特性を設定する方が良い。これは、低
周波を効かせてしまうと振れセンサのドリフトにより撮
影結果が悪化してしまうからである。この点に鑑み、カ
メラの支持状態を検知し、その支持状態に応じた像振れ
補正特性を設定することが提案されている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】カメラの支持状態を検
知する方法の一つとして、振れセンサの信号レベルによ
って検知を行う方法があり、これは、ある所定時間内の
振れセンサの信号レベルが所定値より小さければ、三脚
取り付け状態と判定するものである。しかしながら、こ
の際、三脚検知開始のタイミングを撮影者の撮影意志に
同期するように設定しないと、誤検知してしまう可能性
があった。
【0022】例えば、カメラを三脚に取り付けた状態で
構図変更を行った場合、その時の振れで手持ちと判定さ
れたり、三脚取り付け時にカメラを正位置から縦位置に
変更したときにその振れで手持ちと判定されたりしてし
まう可能性があった。
【0023】また、像振れ補正装置にはロック機構が搭
載されており、ロック解除時に多少の振動が発生し、そ
の振動を振れセンサが検出し、誤検知してしまう可能性
もあった。
【0024】(発明の目的)本発明の第1の目的は、支
持状態の検知を使用者の意志に沿って最適なタイミング
で行うことができると共に、支持状態検知に用いる振れ
以外の振動の出力による誤検知を防止することのできる
光学機器及びカメラを提供しようとするものである。
【0025】本発明の第2の目的は、像振れ補正手段の
ロック解除時の機械的な衝撃を振れを支持状態検知に用
いる振れと検出してしまい、支持状態を誤検知してしま
うといった事を防止することのできる光学機器及びカメ
ラを提供しようとするものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1記載の本発明は、振れの状態を検出
する振れ検出手段と、該振れ検出手段の検出結果に基づ
いて光学機器の支持状態を検知する支持状態検知手段と
を有し、前記支持状態検知手段を、所定の操作部材の操
作に応答して、該光学機器の支持状態の検知を開始する
光学機器とするものである。
【0027】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項2記載の本発明は、振れ状態を検出する振れ検出
手段と、該振れ検出手段の検出結果に基づいて前記振れ
に起因する像振れを補正する像振れ補正手段と、前記振
れ検出手段の検出結果に基づいてこの光学機器の支持状
態を検知する支持状態検知手段を有する光学機器におい
て、前記支持状態検知手段を、前記像振れ補正手段の動
作開始から所定時間後に、該光学機器の支持状態の検知
を開始する光学機器とするものである。
【0028】また、上記第1の目的を達成するために、
請求項3記載の本発明は、カメラに加わる振れの状態を
検出する振れ検出手段と、該振れ検出手段の検出結果に
基づいてカメラの支持状態を検知する支持状態検知手段
とを有し、前記支持状態検知手段を、所定の操作部材の
操作に応答して、カメラの支持状態の検知を開始するカ
メラとするものである。
【0029】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項5記載の本発明は、カメラに加わる振れ状態を検
出する振れ検出手段と、該振れ検出手段の検出結果に基
づいて前記振れに起因する像振れを補正する像振れ補正
手段と、前記振れ検出手段の検出結果に基づいてカメラ
の支持状態を検知する支持状態検知手段を有するカメラ
において、前記支持状態検知手段を、前記像振れ補正手
段の動作開始から所定時間後に、該カメラの支持状態の
検知を開始するカメラとするものである。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施例に基
づいて詳細に説明する。
【0031】図1は本発明の実施の第1の形態に係る光
学機器の概略構成を示すブロック図であり、この実施の
形態では、光学機器の一例として、一眼レフカメラの交
換レンズに適用した場合を想定している。
【0032】図1において、31はレンズMPUであ
り、カメラとの通信によって、レンズ側の制御を行って
いる。32は振れを検出する振れセンサであり、ここか
らの出力信号はハイパスフィルタによりDC成分をカッ
トし、増幅・ノイズ除去のローパスフィルタ(HPF・
増幅・LPF回路)33を行ってMPU31のA/D変
換端子に入力される。また、補正レンズの位置検出を行
うレンズ位置検出装置34の出力は、信号処理回路35
でフィルタなどの処理が行われ、MPU31のA/D変
換入力端子に入力される。これら二つの振れ信号と位置
検出信号がMPU31でフィードバック演算され、コイ
ルドライバー36を介して補正レンズを駆動し、像振れ
は補正される。
【0033】また、像振れ補正を行わない時は補正レン
ズをロックし、像振れ補正を行う時はアンロック(ロッ
ク解除)するが、その構成は従来例で示した構成と同様
とし、モータドライバー37を介して、ロック・アンロ
ック動作が行われる。
【0034】また、MPU31は上記のような像振れ補
正制御の他に、ズーム・フォーカス位置検出装置38
や、モータドライバー39,40を介してフォーカスレ
ンズの駆動,絞り駆動を行っている。
【0035】41は像振れ補正(Image Stabilizer)を行
うかどうかの動作選択スイッチ(ISSW)、42はオ
ートフォーカスかマニュアルフォーカスかを選択するス
イッチ(A/MSW)である。
【0036】上記レンズMPU31は、カメラMPU4
3とカメラレンズ通信を行い、カメラ・レンズそれぞれ
のステータス(焦点距離,スイッチの状態等)の確認や
フォーカス,絞り等の駆動命令を送信したりする。
【0037】44はレリーズ釦であり、一般的には2段
ストロークスイッチとなっており、該レリーズ釦44の
第1ストローク(半押し)でスイッチSW1がONし、
第2ストロークでレリーズスイッチSW2がONになる
ように構成されている。
【0038】次に、上記レンズMPU31の具体的動作
について、図2のフローチャートを用いて説明する。な
お、この実施の第1の形態では、上記スイッチSW1の
ONによって、三脚検知を開始する例を想定している。
【0039】レンズをカメラに装着すると、カメラMP
U43からレンズMPU31へシリアル通信がなされ、
レンズMPU31はステップ#1から動作を開始する。
【0040】まず、ステップ#1において、レンズ制
御,像振れ補正制御のための初期設定を行い、次のステ
ップ#2においては、ISSW41,A/MSW42の
状態検出やズーム・フォーカス位置検出装置38よりレ
ンズのズーム,フォーカスの状態を検出する。そして、
次のステップ#3において、カメラMPU43からフォ
ーカス駆動要求通信があったかどうかを判定する。もし
フォーカス駆動要求があればステップ#4へ進み、カメ
ラMPU43からフォーカスレンズの駆動量が指令され
るので、それに応じてモータドライバー39を駆動して
フォーカス駆動制御を行う。
【0041】また、上記ステップ#3にてフォーカス駆
動要求がなければステップ#5へ進み、ここではカメラ
MPU43からの通信,ISSW41の状態に応じて、
モータドライバー37を駆動してロック・アンロックの
制御をすると共に像振れ補正開始フラグIS_STAR
Tの設定を行う。そして、次のステップ#6において、
カメラMPU43から全駆動停止(レンズ内のアクチュ
エータの全駆動を停止する)命令を受信したかどうかの
判定を行う。カメラ側で何も操作がなされないと、暫く
してからカメラMPU43からこの全駆動停止命令が送
信される。するとステップ#7へ進み、全駆動停止制御
を行う。ここでは全アクチュエータ駆動を停止し、レン
ズMPU31をスリープ(停止)状態にする。そして、
像振れ補正装置への給電も停止する。その後、カメラ側
で何か操作が行われると、カメラMPU43はレンズM
PU31に通信を送り、スリープ状態を解除する。
【0042】これらの動作の間に、カメラからの通信に
よるシリアル通信割込み、像振れ補正制御割込みの要求
があれば、それらの割込み処理を行う。
【0043】シリアル通信割込み処理は、通信データの
デコード,絞り駆動などのレンズ処理を行う。そして、
通信データのデコードによって、スイッチSW1のO
N,スイッチSW2のON,シャッタ秒時,カメラの機
種等が判別できる。つまり、カメラの所定の操作部材の
操作をこの処理で検知し、三脚検知開始することができ
る。
【0044】また、像振れ補正割込みは,一定周期毎
(例えば500μsec )に発生するタイマー割り込みで
ある。そして、ピッチ方向(縦方向)制御とヨー方向
(横方向)制御を交互に行うので、この場合の片方向の
サンプリング周期は1msecとなる。また、制御方法は両
方向とも同様である部分が多いのでプログラムは1系統
のみ作成する。制御方法(演算係数等)は同じでも演算
などの結果は当然ピッチ方向とヨー方向で別々のデータ
となるので、ピッチとヨーでそれぞれ基準アドレスを設
定し、演算結果などのデータをRAMの間接アドレスで
指定し、基準アドレスをピッチ制御時とヨー制御時で切
り換えることによって演算を行っている。
【0045】カメラのメイン動作中に像振れ補正割り込
みが発生すると、レンズMPU31は、図3に示すフロ
ーチャートのステップ#11から像振れ補正の制御を開
始する。三脚検知動作もこの像振れ補正割り込みの中で
行う。
【0046】まず、ステップ#11において、振れセン
サ32である角速度センサの出力をA/D変換する。次
のステップ#12においては、像振れ補正開始フラグI
S_STARTの状態の判定を行い、像振れ補正開始フ
ラグがクリアされているならばステップ#13へ進み、
像振れ補正を行わないのでハイパス、積分演算の初期化
を行い、図4のステップ#25へ進む。
【0047】一方、像振れ補正開始フラグがセットされ
ているならばステップ#14へ進み、像振れ補正を動作
するためにハイパスフィルタ演算を行う。また、像振れ
補正の開始から2〜3秒は時定数切り換えを行い、立ち
上がりの像揺れを緩和することも行う。又三脚支持か手
持ちかによって時定数を変更している。
【0048】次のステップ#15においては、スイッチ
SW1がONされたかどうかの判定を行い、スイッチS
W1がONされていれば三脚検知を開始する為にステッ
プ#16へ進み、ハイパスフィルタ演算を行う。ここで
は上記ステップ#14のハイパスフィルタ演算よりもカ
ットオフ周波数が高いハイパスフィルタ演算を行う。こ
れは振れセンサ32のドリフトをなるべく除去するため
である。そして、次のステップ#17において、ローパ
スフィルタ演算を行う。これは、ノイズ成分を除去する
ためである。続くステップ#18においては、上記ステ
ップ#17での演算結果が前回サンプリングまでの最大
値・最小値を超えていないかを比較し、超えていれば最
大値もしくは最小値を更新する。
【0049】次のステップ#19においては、三脚検知
を開始してから所定時間(例えば1秒)経過したかどう
かの判定を行う。所定時間経過していれば、ステップ#
20へ進み、三脚かどうかの判定を行い、経過していな
ければ、ステップ#22へ進む。
【0050】ステップ#20においては、最大値と最小
値の差が所定値Dより大きいかどうかの判定を行い、所
定値より大きければステップ#21へ進み、最大値と最
小値の差が所定値Dより大きいので、三脚支持と判定す
る(S_KYAKUフラグ=1)。また、最大値と最小
値の差が所定値Dより小さければステップ#22からス
テップ22へ進み、ここでは最大値と最小値の差が所定
値Dより小さいので、手持ちと判定する(S_KYAK
Uフラグ=0)。
【0051】上記ステップ#15にてスイッチSW1が
ONしていなければステップ#23へ進み、ここでは三
脚検知用のハイパス・ローパス・最大値最小値の初期化
を行い、前述したステップ#22へ進む。
【0052】ステップ#24においては、設定された特
性の積分演算を行う。この結果は角変位データθにな
る。パンニングされた場合は、振れ角変位に応じて積分
のカットオフ周波数を切り換えることも行っている。次
の図4のステップ#25においては、ズーム・フォーカ
スの位置によって振れ角変位に対する補正レンズの偏心
量(敏感度)が変化するので、その調整を行う。具体的
には、ズーム及びフォーカスの位置をそれぞれいくつか
のゾーンに分割し、各ゾーンにおける平均的な防振敏感
度(deg/mm)をテーブルデータから読み出し、補正レン
ズ駆動データに変換する。その演算結果は、レンズMP
U31内のSFTDRVで設定されるRAM領域に格納
する。
【0053】次のステップ#26においては、補正レン
ズの位置検出を行うレンズ位置検出装置34の出力をA
/D変換し、A/D結果をレンズMPU31内のSFT
PSTで設定されるRAM領域に格納する。そして、ス
テップ#27において、フィードバック演算(SFTD
RV−SFTPST)を行い、次のステップ#28にお
いて、ループゲインと上記ステップ#26の演算結果を
乗算し、続くステップ#29において、安定な制御系に
するために位相補償演算を行う。最後にステップ#30
において、上記ステップ#29の結果をPWMとしてレ
ンズMPU31のポートに出力し、割込みを終了する。
【0054】前記レンズMPU31のポート出力はコイ
ルドライバ36に入力し、ムービングマグネットによっ
て補正レンズが駆動され、像振れが補正が行われる。
【0055】以上のように、ステップ#15において、
カメラのスイッチSW1のONに応じて三脚検知を開始
しているので、撮影者の撮影意志に沿った三脚検知を行
うことができる。
【0056】また、三脚に取り付けて構図変更された場
合でも、構図変更後に再度スイッチSW1をONする頻
度が高いので、構図変更の振れによる誤検知も少なくな
る。
【0057】(実施の第2の形態)本発明の実施の第2
の形態においては、像振れ補正動作開始から所定時間後
に支持状態検知手段の動作を開始する例を説明する。所
定時間経過後に支持状態検知手段を開始するのは、従来
例のロック機構の動作説明でロック解除時に吸着ヨーク
729がアマーチャ724と衝突すると説明したよう
に、その衝撃を振れセンサが検出してしまい、三脚支持
にもかかわらず手持ちと判断されないように、ロック解
除後に支持状態検出を行うためである。構成は図1と同
様とするので、その説明は省略する。
【0058】この構成における本発明の実施の第5の形
態に係る一眼レフカメラの交換レンズにおける動作の一
部を、図5のフローチャート(上記実施の第1の形態の
図3のフローチャートに対応する部分)を用いて説明す
る。
【0059】上記実施の第1の形態の図3のフローチャ
ートと同様な部分は同一のステップ番号を付すと共に、
その説明は省略し、ここで本実施の形態特有の動作を行
う、ステップ#51のみ説明する。
【0060】ステップ#51においては、像振れ補正動
作開始から、つまりIS_START=1となってから
の時間を計測しており、所定時間経過したら支持状態検
知手段の動作を開始している。ここで、この所定時間は
ロック解除時間より長く設定されている。
【0061】以上のように動作することで、ロック解除
時に吸着ヨーク729がアマーチャ724に衝突する衝
撃で支持状態検知手段が誤動作することを防止すること
ができる。
【0062】上記の実施の各形態によれば、カメラの支
持状態検出動作開始を、カメラの所定操作部材が操作さ
れる(スイッチSW1のON等)タイミングに設定して
いるため、撮影者の撮影意志に同期した最適な検知タイ
ミングで支持状態検知が行えるとともに、構図変更など
の手振れ以外の振動による誤検知を防止することができ
る。
【0063】また、ロック解除後にカメラの支持状態検
出動作を開始することで、ロック解除時のメカ的衝撃を
振れセンサが検出しても、その後に支持状態の検出を行
うので誤動作することはなくなる。
【0064】(発明と実施の形態の対応)上記実施の第
1の形態において、レンズMPU31の図3のステップ
#15〜#22の動作を実行する部分が本発明の支持状
態検知手段に相当する。また、上記実施の第2の形態に
おいて、レンズMPU31の図5のステップ#51,#
16〜#22の動作を実行する部分が本発明の支持状態
検知手段に相当する。また、レリーズ釦44、詳しくは
この第1ストローク(半押し)でONするスイッチSW
1が本発明の所定の操作部材に相当する。
【0065】(変形例)上記の実施の各形態では、デジ
タル制御で行う例を示したが、アナログ制御で行っても
良い。
【0066】また、像振れ補正装置は交換レンズに組み
込んだ例を示したが、像振れ補正装置が交換レンズ内に
なく、交換レンズの前方に取り付けるコンバージョン・
レンズのどの中に入る付属品としての形態をとっても良
い。
【0067】また、レンズシャッタカメラ,ビデオカメ
ラなどのカメラに適用しても良く、更には、その他の光
学機器や他の装置、構成ユニットとしても適用すること
ができる。
【0068】また、上記実施の形態では、振れセンサと
して角速度センサを例にしているが、角加速度センサ,
加速度センサ,速度センサ,角変位センサ,変位セン
サ、更には画像振れ自体を検出する方法など、振れが検
出できるものであればどのようなものであってもよい。
【0069】また、支持状態検出方法として、振れ角速
度の最大値・最小値の差を求める方法を示したが、振れ
加速度・変位でも良く、最大値・最小値の差ではなく最
大値の大きさだけでも良く、支持状態が検出できればど
のような方法でも良い。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
支持状態の検知を使用者の意志に沿って最適なタイミン
グで行うことができると共に、支持状態検知に用いる振
れ以外の振動の出力による誤検知を防止することができ
る光学機器及びカメラを提供できるものである。
【0071】また、本発明によれば、像振れ補正手段の
ロック解除時の機械的な衝撃を支持状態検知に用いる振
れとして検出してしまい、支持状態を誤検出してしまう
といった事を防止することができる光学機器及びカメラ
を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係る一眼レフカメ
ラ用の交換レンズの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のレンズMPUでのメイン動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の実施の第1の形態に係る像振れ補正制
御動作の一部を示すフローチャートである。
【図4】図3の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明の実施の第2の形態に係る像振れ補正制
御動作の一部を示すフローチャートである。
【図6】従来の像振れ補正装置の構成を説明する為の斜
視図である。
【図7】従来の像振れ補正装置の構成の一例を示す分解
斜視図である。
【図8】従来の像振れ補正装置の電気的構成の一例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
31 レンズMPU 32 振れセンサ 34 レンズ位置検出装置 36 振れ補正駆動用ドライバー 37 ロック用モータドライバー 41 像振れ補正選択スイッチ(ISSW) 44 レリーズ釦 SW1 スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振れの状態を検出する振れ検出手段と、
    該振れ検出手段の検出結果に基づいて光学機器の支持状
    態を検知する支持状態検知手段とを有し、前記支持状態
    検知手段は、所定の操作部材の操作に応答して、該光学
    機器の支持状態の検知を開始することを特徴とする光学
    機器。
  2. 【請求項2】 振れ状態を検出する振れ検出手段と、該
    振れ検出手段の検出結果に基づいて前記振れに起因する
    像振れを補正する像振れ補正手段と、前記振れ検出手段
    の検出結果に基づいて光学機器の支持状態を検知する支
    持状態検知手段を有する光学機器において、 前記支持状態検知手段は、前記像振れ補正手段の動作開
    始から所定時間後に、該光学機器の支持状態の検知を開
    始することを特徴とする光学機器。
  3. 【請求項3】 カメラに加わる振れの状態を検出する振
    れ検出手段と、該振れ検出手段の検出結果に基づいてカ
    メラの支持状態を検知する支持状態検知手段とを有し、
    前記支持状態検知手段は、所定の操作部材の操作に応答
    して、カメラの支持状態の検知を開始することを特徴と
    するカメラ。
  4. 【請求項4】 前記所定の操作部材は、レリーズ釦であ
    り、該レリーズ釦の半押しにより前記支持状態検知手段
    は支持状態の検知を開始することを特徴とする請求項3
    記載の像振れ補正機能付き光学機器。
  5. 【請求項5】 カメラに加わる振れ状態を検出する振れ
    検出手段と、該振れ検出手段の検出結果に基づいて前記
    振れに起因する像振れを補正する像振れ補正手段と、前
    記振れ検出手段の検出結果に基づいてカメラの支持状態
    を検知する支持状態検知手段を有するカメラにおいて、 前記支持状態検知手段は、前記像振れ補正手段の動作開
    始から所定時間後に、該カメラの支持状態の検知を開始
    することを特徴とするカメラ。
  6. 【請求項6】 前記支持状態検知手段は、該カメラが三
    脚に固定されているか否かを検知する手段であることを
    特徴とする請求項3又は5に記載のカメラ。
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