JP5430074B2 - 光学機器およびそれを備えた撮像装置 - Google Patents

光学機器およびそれを備えた撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5430074B2
JP5430074B2 JP2008096903A JP2008096903A JP5430074B2 JP 5430074 B2 JP5430074 B2 JP 5430074B2 JP 2008096903 A JP2008096903 A JP 2008096903A JP 2008096903 A JP2008096903 A JP 2008096903A JP 5430074 B2 JP5430074 B2 JP 5430074B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actuator
optical axis
lens
actuators
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008096903A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009251149A (ja
Inventor
伸嘉 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2008096903A priority Critical patent/JP5430074B2/ja
Priority to US12/415,368 priority patent/US8159746B2/en
Priority to CN200910133339.8A priority patent/CN101551506B/zh
Publication of JP2009251149A publication Critical patent/JP2009251149A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5430074B2 publication Critical patent/JP5430074B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B5/00Adjustment of optical system relative to image or object surface other than for focusing
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/64Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image
    • G02B27/646Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image compensating for small deviations, e.g. due to vibration or shake
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2205/00Adjustment of optical system relative to image or object surface other than for focusing
    • G03B2205/0007Movement of one or more optical elements for control of motion blur
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2205/00Adjustment of optical system relative to image or object surface other than for focusing
    • G03B2205/0053Driving means for the movement of one or more optical element
    • G03B2205/0069Driving means for the movement of one or more optical element using electromagnetic actuators, e.g. voice coils
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/005Blur detection

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Description

本発明は、防振レンズと可動レンズをそれぞれ駆動するアクチュエータを有する光学機器およびそれを備えた撮像装置に関する。
撮像装置や交換レンズ等の光学機器には、変倍や焦点調節を行うために光学系の光軸に沿って移動可能な可動レンズ及びこれを移動させるアクチュエータが設けられている。また、このような光学機器には、いわゆる手振れによる像振れを低減するために、光学系の光軸に対してシフト可能な防振レンズ及びこれをピッチ方向及びヨー方向にシフトさせる2つのアクチュエータにより構成される防振機構が設けられている場合が多い。
防振レンズをシフトさせるアクチュエータとしては、一般に、コイルとマグネットにより構成されるアクチュエータが使用される。一方、可動レンズを移動させるアクチュエータとしては、回転タイプのモータの他、コイルとマグネットにより構成されるリニアアクチュエータ(ボイスコイルモータ)が使用される場合がある。
特許文献1には、可動レンズを移動させる移動用アクチュエータを、光軸方向視において、防振レンズをシフトさせる2つの防振用アクチュエータのうち一方と光軸位置に関して対称となる位置に配置した光学機器が開示されている。このような配置により、光学機器の径方向及び光軸方向での小型化を図ることが可能である。
特開2003−295249号公報
しかしながら、特許文献1にて開示された光学機器では、移動用アクチュエータと一方の防振用アクチュエータとの間の距離が、該移動用アクチュエータと他方の防振アクチュエータとの間の距離に比べて大幅に短い。そして、該距離が短い方の防振用アクチュエータと移動用アクチュエータが互いに磁気的に干渉し、それぞれの動作に影響を与える可能性がある。
また、上記距離が短いと、各レンズの位置を検出するためにホールセンサやMRセンサ等の磁気センサを使用する場合に、移動レンズ用又は防振レンズ用の磁気センサに対して防振用又は移動用アクチュエータからの漏れ磁束が影響するおそれがある。この場合、磁気センサによる位置検出精度が低下する可能性がある。
本発明は、移動レンズ用及び防振レンズ用のアクチュエータ間での磁気的干渉や、磁気センサに対するアクチュエータによる磁気的影響を緩和することができるようにした光学機器を提供する。
本発明の一側面としての光学機器は、光学系の光軸に対してシフト可能な像ぶれ補正レンズと、該光軸に沿って移動可能な可動レンズと、それぞれマグネットとコイルにより構成され、像ぶれ補正レンズを互いに異なる方向にシフトさせる第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータと、マグネットおよびコイルにより構成され、可動レンズを移動させる第3のアクチュエータとを、光軸方向視において略円形となる鏡筒内に有する。そして、第3のアクチュエータのマグネットが光軸に対向するように配置され、光軸とマグネットの間には第3のアクチュエータのコイルが配設されているとともに、光軸方向視において、第3のアクチュエータは撮像装置が正位置で使用されるときに、鏡筒の上部領域に配置され、第1及び第2のアクチュエータは、光軸を挟んで鏡筒の下部領域に配置され、かつ光軸及び第3のアクチュエータを通る直線を挟んで互いに反対側の領域に配置され、像ぶれ補正レンズが中立位置にある状態で、光軸方向視において、第3のアクチュエータと第1のアクチュエータとの間の距離と、第3のアクチュエータと第2のアクチュエータとの間の距離とが互いに等しことを特徴とする。
本発明の他の一側面としての光学機器は、光学系の光軸に対してシフト可能な像ぶれ補正レンズと、光軸に沿って移動可能な可動レンズと、それぞれマグネットとコイルにより構成され、像ぶれ補正レンズを互いに異なる方向にシフトさせる第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータと、マグネットおよびコイルにより構成され、可動レンズを移動させる第3のアクチュエータとを、光軸方向視において略円形となる鏡筒内に有する。そして、第3のアクチュエータのマグネットが光軸に対向するように配置され、光軸とマグネットの間には第3のアクチュエータのコイルが配設されるとともに、光軸方向視において、第3のアクチュエータは撮像装置が正位置で使用されるときに、鏡筒の上部領域に配置され、第1及び第2のアクチュエータはともに鏡筒の下部領域のうち光軸及び第3のアクチュエータを通る直線を挟んで互いに反対側の領域に配置され、第3のアクチュエータは光軸から第1の距離の位置に配置され、第1及び第2のアクチュエータはともに第3のアクチュエータから第1の距離よりも長い第2の距離の位置に配置されることを特徴とする。
本発明の他の一側面としての光学機器は、光学系の光軸に対してシフト可能な防振レンズと、前記光軸に沿って移動可能な可動レンズと、それぞれマグネットとコイルにより構成され、前記防振レンズを互いに異なる方向にシフトさせる第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータと、マグネットとコイルにより構成され、前記可動レンズを移動させる第3のアクチュエータとを有し、光軸方向視において、前記第1及び第2のアクチュエータは、前記光軸を挟んで前記第3のアクチュエータが配置された領域とは反対側の領域に配置され、かつ前記光軸及び前記第3のアクチュエータを通る直線を挟んで互いに反対側の領域に配置され、前記光学系の動作に応じて前記第1及び第2のアクチュエータと前記第3のアクチュエータとの間の光軸方向での距離が変化し、前記第1及び第2のアクチュエータもしくは前記第3のアクチュエータを制御する制御手段を有しており、前記制御手段は、前記光軸方向での距離に応じて、前記第1及び第2のアクチュエータを制御するためのパラメータもしくは前記第3のアクチュエータを制御するためのパラメータを変更することを特徴とする。
本発明の他の一側面としての光学機器は、光学系の光軸に対してシフト可能な防振レンズと、前記光軸に沿って移動可能な可動レンズと、それぞれマグネットとコイルにより構成され、前記防振レンズを互いに異なる方向にシフトさせる第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータと、マグネットとコイルにより構成され、前記可動レンズを移動させる第3のアクチュエータと、前記第1及び第2のアクチュエータを制御するためのパラメータもしくは前記第3のアクチュエータを制御するためのパラメータを変更する制御手段とを有し、光軸方向視において、前記第3のアクチュエータは前記光軸から第1の距離の位置に配置され、前記第1及び第2のアクチュエータはともに前記第3のアクチュエータから前記第1の距離よりも長い第2の距離の位置に配置され、前記光学系の動作に応じて前記第1及び第2のアクチュエータと前記第3のアクチュエータとの間の光軸方向での距離が変化し、前記光軸方向での距離に応じて、前記第1及び第2のアクチュエータを制御するためのパラメータもしくは前記第3のアクチュエータを制御するためのパラメータを変更する制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、第1及び第2のアクチュエータを第3のアクチュエータから十分に遠ざけて配置することができるので、第1及び第2のアクチュエータと第3のアクチュエータとの間での磁気的干渉を緩和することができる。また、可動レンズ又は防振レンズの位置を検出するために磁気センサが用いられているような場合には、該磁気センサに対する第1及び第2のアクチュエータ又は第3のアクチュエータによる磁気的影響を低減することができる。
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
図1〜図6には、本発明の実施例である光学機器としての撮像装置(デジタルスチルカメラ又はビデオカメラ)のレンズ鏡筒部の構成を示している。図1はレンズ鏡筒部の沈胴位置での側面断面図であり、図2は沈胴位置での上面断面図である。図3はレンズ鏡筒部のWIDE位置での側面断面図であり、図4はWIDE位置での上面断面図である。図5はレンズ鏡筒部のTELE位置での側面断面図であり、図6はTELE位置での上面断面図である。
レンズ鏡筒部には、物体側から順に、第1レンズユニットL1、第2レンズユニットL2、第3レンズユニット(防振レンズである補正レンズ)L3及び第4レンズユニット(可動レンズであるフォーカスレンズ)L4により構成された光学系が収容されている。AXLは、該光学系の光軸である。
1は第1レンズユニットL1を保持する第1鏡筒である。第1鏡筒1の内周面における周方向3箇所にはカムピン1aが取り付けられており、該カムピン1aは、カム筒8の外周面に形成された3本のカム溝8aにそれぞれ係合している。また、第1鏡筒1の内周面における周方向3箇所には、光軸方向に延びる直進溝(図示せず)が形成されており、該直進溝には、固定筒7の外周面に形成された直進キー(図示せず)が係合している。
2は第2レンズユニットL2を保持する第2鏡筒である。第2鏡筒2の外周面における周方向3箇所には、カムピン2aが取り付けられている。該カムピン2aは、カム筒8の内周面に形成された3本のカム溝8bにそれぞれ係合している。また、カムピン2aは、固定筒7に光軸方向に延びるように形成された直進溝(図示せず)に係合している。
固定筒7は、第1鏡筒1と第2鏡筒2を回転しないように保持する。固定筒7の外周面における周方向3箇所には、カムピン(図示せず)が取り付けられており、該カムピンは、カム筒8の内周面に形成された3本のカム溝8eにそれぞれ係合している。
5は絞りユニットである。絞りユニット5の外周面に設けられたカムピン5aは、カム筒8の内周面に形成されたカム溝8dに係合している。絞りユニット5には、スリーブ部5bと不図示の回転止め部が形成されており、これらは第2鏡筒2と後述する撮像素子地板9とによって支持されたガイドバー21,22に光軸方向に移動可能に係合している。51は絞りユニット5における不図示の絞り羽根を開閉駆動する絞り用アクチュエータであり、例えばステッピングモータが用いられる。また、絞りユニット5は、静止画撮影においては、シャッタとしても機能する。
3は補正レンズL3を保持する第3保持枠である。補正レンズL3及び第3保持枠3は、防振ユニットの一部である。第3保持枠3は、防振ユニットのセンサ保持枠32によって光軸AXLに対して直交する方向(以下、光軸直交方向)にシフト可能に保持されている。31はセンサ保持枠32とともに防振ユニットのベース部を構成するコイル保持枠である。
センサ保持枠32の外周面にはカムピン3aが設けられており、該カムピン3aは、カム筒8の内周面に形成されたカム溝8cに係合している。また、センサ保持枠32には、図9及び図10に示すように、スリーブ部3bと回転止め部3cが形成されている。スリーブ部3bと回転止め部3cはそれぞれ、第2鏡筒2及び撮像素子地板9とによって支持されたガイドバー21,22に係合している。
第2鏡筒2によって支持されたガイドバー21,22は、前述したように、絞りユニット5と防振ユニットが回転しないようにこれらを光軸方向に移動可能に保持している。
4はフォーカスレンズL4を保持する第4保持枠であり、図7及び図8に示すように、スリーブ部4aと回転止め部4bを有する。スリーブ部4aと回転止め部4bはそれぞれ、フォーカスベース部材6と撮像素子地板9とによって支持されているガイドバー65,66に光軸方向に移動可能に係合している。
カム筒8の外周面には不図示のギア部が形成されており、不図示のズームモータ(ステッピングモータ等)からギア列を介して回転力が該ギヤ部に伝達される。これにより、カム筒8が回転駆動される。カム筒8が回転すると、カム筒8に形成されたカム溝8eと固定筒7のカムピン7cとの係合によって、カム筒8は回転しながら光軸方向に移動する。
第1鏡筒1は、該第1鏡筒1に設けられたカムピン1aとカム筒8に形成されたカム溝8aとの係合及び該第1鏡筒1に形成された直進溝1bと固定筒7に設けられた直進キー7aとの係合によって、回転することなく光軸方向に移動する。
第2鏡筒2は、該第2鏡筒2に設けられたカムピン2aとカム筒8に形成されたカム溝8b及び固定筒7に形成された直進溝7bとの係合により、回転することなく光軸方向に移動する。第1鏡筒1及び第2鏡筒2、すなわち第1レンズユニットL1及び第2レンズユニットL2が光軸方向に移動することで、変倍が行われる。
絞りユニット5は、該絞りユニット5に設けられたカムピン5aとカム筒8に形成されたカム溝8dとの係合及びスリーブ部5bと回転止め部5cがガイドバー21,22によってガイドされることにより、回転することなく光軸方向に移動する。
第3保持枠3は、該第3保持枠3に設けられたカムピン3aとカム筒8に形成されたカム溝8cとの係合及びスリーブ部3bと回転止め部3cがガイドバー21,22によってガイドされることにより、回転することなく光軸方向に移動する。
撮像素子地板9は、CCDセンサやCMOSセンサにより構成される撮像素子11と、赤外カット/ローパスフィルタ10を保持している。撮像素子地板9には、不図示のビスによって、固定筒7とフォーカスベース部材6が固定されている。
次に、フォーカスレンズL4を保持する第4保持枠4を駆動するフォーカス駆動機構について、図7及び図8を用いて説明する。図7はフォーカス駆動機構の分解斜視図、図8はフォーカス駆動機構の組み立て途中状態を示す斜視図である。
第4保持枠4には、角筒形状を有する空芯コイル41が固定される。コイル41の空芯部分は、光軸方向に向かって開口している。該コイル41には、フレキシブル基板42が接続されている。
また、フォーカスベース部材6には、ヨーク61,62及びマグネット63が固定される。ヨーク61はU字形状に形成されて、上下面が光軸方向に延びるように配置される。ヨーク61の内側には、マグネット63が保持される。ヨーク61は、空芯コイル41の内側に挿入される。コイル41とヨーク61及びマグネット63とは、所定の間隔を空けて配置されている。
マグネット63は、光軸方向を長手方向として延び、光軸直交方向に磁化されている。ヨーク61のU字の開放端には、H形状に形成されたヨーク62が組み付けられる。コイル41、ヨーク61,62及びマグネット63により、第3のアクチュエータに相当するフォーカス用アクチュエータとしてのリニアアクチュエータ(ボイスコイルモータ)が構成される。
コイル41に通電すると、ヨーク61,62及びマグネット63により形成される磁気回路の作用によって、第4保持枠4(つまりはフォーカスレンズL4)が光軸方向に、すなわち光軸に沿って移動する。
第4保持枠4には、光軸方向に延びるエンコーダマグネット43が取り付けられている。エンコーダマグネット43に対向する位置には、フォーカスベース部材6に固定された磁気センサとしてのMRセンサ67が配置されている。第4保持枠4とともにエンコーダマグネット43がMRセンサ67に対して移動することにより、MRセンサ67に作用する磁気が変化し、MRセンサ67からの出力も変化する。この出力変化に基づいて、図13に示すCPU(制御手段)100は、第4保持枠4の位置を検出することができる。CPU100は、MRセンサ67を通じて検出された第4保持枠4の位置情報を参照しながらコイル41に通電する電流を制御して、フォーカスレンズL4を目標位置(合焦位置)に移動させる。
次に、防振ユニットの構成について、図9及び図10を用いて説明する。図9は防振ユニットの分解斜視図、図10は防振ユニットの組み立て完了状態を示す斜視図である。
第3保持枠3には、マグネット33a,33bが固定される。マグネット33a,33bはそれぞれ、互いに直交するX方向及びY方向に対して平行に配置される。X方向及びY方向は、光軸直交方向のうち互いに異なる方向である。
第3保持枠3は、3つのコイルバネ35を介してセンサ保持枠32により光軸直交方向にシフト可能に保持される。コイルバネ35は、第3保持枠3をセンサ保持枠32に向けて付勢する役割も有する。第3保持枠3の周方向3箇所に形成された不図示の平面部とセンサ保持枠32の周方向3箇所に形成された凹部3eとの間には、ボール36が配置される。コイルバネ35による付勢力によって上記平面部と凹部3eとの間にボール36が狭み付けられる。これにより、第3保持枠3は、光軸に対して傾くことなく光軸直交方向にシフトすることができる。
コイル保持枠31における上記マグネット33a,33bに対向する位置にはそれぞれ、コイル34a,34bが固定される。コイル保持枠31は、不図示のビスによってセンサ保持枠32に固定されている。
マグネット33aとコイル34aによって第3保持枠3をX方向にシフトさせる第1の防振用アクチュエータが、マグネット33bとコイル34bによって第3保持枠3をY方向にシフトさせる第2の防振用アクチュエータがそれぞれ構成される。第1の防振用アクチュエータは第1のアクチュエータに、第2の防振用アクチュエータは第2のアクチュエータに相当する。
コイル34a,34bに電流を流すと、コイル34a,34bに発生した磁気とマグネット33a,33bの磁気との作用によって第3保持枠3がX方向及びY方向にシフト駆動される。
37a,37bは磁気センサとしてのホールセンサであり、センサ保持部材32に保持される。ホールセンサ37a,37bは、マグネット33a,33bに対向する位置に、磁気変化を検出するのに必要な所定の間隔をあけて配置される。第3保持枠3とともにマグネット33a,33bがホールセンサ37a,37bに対して移動(シフト)することにより、ホールセンサ37a,37bに作用する磁気が変化し、ホールセンサ37a,37bからの出力も変化する。図13に示すCPU100は、該ホールセンサ37a,37bからの出力に基づいて第3保持枠3(補正レンズL3)の位置を検出することができる。
CPU100は、図13に示した振れセンサ101からの出力とホールセンサ37a,37bを通じて得られる第3保持枠3の位置情報とに基づいてコイル34a,34bに通電する電流を制御し、像振れを低減するための位置に補正レンズL3をシフトさせる。これにより、防振動作が行われる。
次に、前述したフォーカス用アクチュエータとしてのボイスコイルモータと第1及び第2の防振用アクチュエータの配置について、図11を用いて説明する。図11は、防振ユニットを光軸AXLの方向から見た(光軸方向視の)図である。なお、ここでは、防振動作が行われていない状態、すなわち第3保持枠3(補正レンズL3)が中立位置にあって、補正レンズL3の光軸が光学系の光軸AXLに一致しているものとして説明する。
図11において、光軸AXLの位置を通って左右方向に延びる直線Hを境として、上側の領域をA領域とし、下側の領域をB領域とする。また、光軸AXLの位置及びフォーカス用アクチュエータ(の中心O3)を通って上下方向に延びる直線Vを境として、左側の領域をB1領域とし、右側の領域をB2領域とする。
A領域には、ボイスコイルモータ(41,61,63)が配置されている。光軸AXLを挟んでA領域とは反対側のB領域には、第1の防振用アクチュエータ(33a,34a)及び第2の防振用アクチュエータ(33b,34b)が配置されている。
ここで、「B領域に第1の防振用アクチュエータ及び第2の防振用アクチュエータが配置されている」には、図に示すようにそれらの全体がB領域に含まれている場合だけでなく、少なくともそれらの中心O1,O2がB領域に配置されている場合を含めてもよい。この場合、防振用アクチュエータの上部がA領域に若干はみ出している場合でも、その中心O1又はO2がB領域内に位置すれば、該防振用アクチュエータはB領域に配置されていると言うことができる。このことは、防振動作によって防振用アクチュエータの上部がA領域に若干突出した場合についても同じである。
なお、第1及び第2の防振用アクチュエータの中心O1,O2は、厳密な中心の1点である必要はなく、中心付近の範囲(中心部)としてもよい。また、中心O1,O2を、光軸方向視における防振用アクチュエータの形状的又は面積的な重心位置としたり、磁気的な中心又は重心としたりしてもよい。
また、第1の防振用アクチュエータはB1領域に、第2の防振用アクチュエータはB2領域にそれぞれ配置されている。「第1の防振用アクチュエータはB1領域に、第2の防振用アクチュエータはB2領域にそれぞれ配置されている」には、それぞれの全体がB1,B2領域に含まれている場合を含む。ただし、少なくともそれらの中心O1,O2がB1,B2領域に位置する場合を含めてもよい。
このように、本実施例では、光軸方向視において、第1及び第2の防振用アクチュエータが、光軸AXLを挟んでフォーカス用アクチュエータが配置されたA領域とは反対側のB領域に配置されている。しかも、第1及び第2の防振用アクチュエータが、光軸AXL及びフォーカス用アクチュエータを通る直線を挟んで互いに反対側のB1領域及びB2領域にそれぞれ配置されている。
さらに、光軸方向視において、第3保持枠3が中立位置にある状態で、フォーカス用アクチュエータと第1の防振用アクチュエータとの間の距離LXと、フォーカス用アクチュエータと第2の防振用アクチュエータとの間の距離LYとが互いに等しい。ここでの距離は、フォーカス用アクチュエータの中心(又は中心部)O3と防振用アクチュエータの中心(又は中心部)O1,O2との間の距離である。
言い換えれば、本実施例では、光軸方向視において、第1の防振用アクチュエータと第2の防振用アクチュエータとが、光軸AXLの位置とフォーカス用アクチュエータの中心(又は中心部)O3を通る直線Vに対して対称となる位置に配置されている。
第3保持枠3を互いに直交するX方向及びY方向にシフトさせる第1及び第2の防振用アクチュエータは、光軸方向視において互いに90°位相が異なる位置に配置されている。このため、第1の防振用アクチュエータと第2の防振用アクチュエータとが、それらの中心(又は中心部)O1,O2と光軸AXLの位置とを結んだ直線が直線Vに対してなす角度が45°になるように配置されていると言うこともできる。
なお、距離LXと距離LYは、厳密に一致する必要はなく、一致しているとみなせる程度に差を有していてもよい。対称や45°についても、厳密にそうである必要はなく、そうであるとみなせる程度の範囲にあればよい。
さらに、本実施例では、光軸方向視において、第3のアクチュエータとしてのフォーカス用アクチュエータは光軸AXLから第1の距離LAにある位置(O3)に配置されている。また、第1及び第2の防振用アクチュエータはともにフォーカス用アクチュエータの中心O3から第1の距離よりも長い第2の距離にある位置(O1,O2)に配置されている。
なお、前述したように、第1及び第2の防振用アクチュエータがB領域(B1,B2領域)に配置されていれば、必ずしも距離LXと距離LYとが互いに等しかったり、上述した対称又は45°の配置となっていたりする必要はない。
以上のように第1及び第2の防振用アクチュエータを配置することで、これらを両方ともフォーカス用アクチュエータから遠ざけることができる。特許文献1にて開示されたように2つの防振用アクチュエータを配置する場合に比べて、フォーカス用アクチュエータから一方の防振用アクチュエータまでの距離は多少短くなるが、他方の防振用アクチュエータまでの距離を大幅に長くすることができる。したがって、フォーカス用アクチュエータと両防振用アクチュエータとの間での磁気的干渉を緩和することができる。また、MRセンサ67に対して両防振用アクチュエータからの漏れ磁束が影響したり、ホールセンサ37a,37bに対してフォーカス用アクチュエータからの漏れ磁束が影響したりすることを回避できる。
また、本実施例では、光軸方向視において、フォーカス用アクチュエータと2つの防振用アクチュエータが配置されない領域には、絞り用アクチュエータ51が配置されている。
また、本実施例では、フォーカス用アクチュエータの両側面に、磁気シールド板64を配置することにより、フォーカス用アクチュエータからの漏れ磁束を低減している。これによれば、前述したフォーカス用アクチュエータに対する防振用アクチュエータの配置と相まって、これらのアクチュエータ間での磁気的干渉をより軽減することができる。
さらに本実施例では、フォーカス用アクチュエータが光軸方向に長い。このため、フォーカス用アクチュエータにて反射した光によってゴーストやフレアが発生しないように、撮像装置が通常の正位置で使用される場合にフォーカス用アクチュエータがレンズ鏡筒部の上部に位置するように該フォーカス用アクチュエータを配置している。この場合、2つの防振用アクチュエータは、レンズ鏡筒部の下部に位置する。
図13には、前述したCPU100と、振れセンサ101と、第1及び第2の防振アクチュエータ(X,Y)と、ホールセンサ37a,37bと、フォーカス用アクチュエータと、MRセンサ67とを含む電気回路の構成を示している。振れセンサ101は、角速度センサや加速度センサ等により構成され、撮像装置の振れに応じた信号を出力する。CPU100は、振れセンサ101からの信号を増幅し、さらにこれを積分して振れ変位信号を生成し、該振れ変位信号に基づいて、第3保持枠3(補正レンズL3)をシフトさせるべき目標位置を算出する。
CPU100は、該算出した目標位置と、ホールセンサ37a,37bからの信号により検出される第3保持枠3の位置との差に応じた電流を第1及び第2の防振アクチュエータのコイル34a,34bに通電する。このようにして、CPU100は、第1及び第2の防振用アクチュエータをフィードバック制御して、補正レンズL3を目標位置にシフトさせる。
本実施例では、図1〜図6及び図12に示すように、光学系のWIDE位置とTELE位置間での変倍(ズーム)動作によって防振ユニットが光軸方向に移動する。このため、2つの防振用アクチュエータとフォーカス用アクチュエータとの間の光軸方向での相対的な位置が変化する。したがって、2つの防振用アクチュエータとフォーカス用アクチュエータとの間の光軸方向での距離が変化する。これにより、変倍状態(ズーム位置)によって防振用アクチュエータとフォーカス用アクチュエータとの間での磁気的干渉の度合が変化する。光軸方向での距離が短いとこれらのアクチュエータ間に反発力又は吸引力が作用する。この結果、防振ユニットでは、補正レンズL3の駆動応答性が低下する可能性がある。本実施例では、図12に示すように、WIDEの状態とTELEの状態で、第1及び第2の防振用アクチュエータとフォーカス用アクチュエータとが光軸方向に相対的に移動可能である。そして、第1及び第2の防振用アクチュエータは、TELE状態においてフォーカス用アクチュエータよりも被写体側に移動可能である。すなわち、フォーカス用アクチュエータの磁束を受けない領域に第1及び第2の防振用アクチュエータが移動可能である。したがって、互いの磁束を受ける領域と受けない領域とに出入りするため、磁気的干渉の度合が変化する。
そこで、本実施例では、変倍状態に応じて、つまりは防振用アクチュエータとフォーカス用アクチュエータとの間の光軸方向での距離に応じて、CPU100にて用いられる第1及び第2の防振用アクチュエータを制御するためのパラメータを変更する。パラメータとしては、例えば、ホールセンサ37a,37bからの信号を用いるフィードバックループでの積分ゲインや、振れセンサ101からの信号を増幅するときのゲインがある。ただし、これら以外のパラメータを変更するようにしてもよい。
図14のフローチャートには、CPU100が、ズーム位置に応じてゲインを変更する場合の動作例を示している。この動作は、CPU100内に格納されたコンピュータプログラムに従って実行される。ここでは、フローチャートの上に示すように、WIDE位置とTELE位置間の全ズーム領域を3つのズーム領域Z1,Z2,Z3に分割し、該ズーム領域ごとに、上記フィードバックループでの積分ゲインを変更する場合について説明する。
ステップS101では、CPU100は、現在のズーム位置を検出する。ズーム位置は、WIDE位置を基準とした前述したズームモータやカム筒8の回転量を検出したり、第2鏡筒2の光軸方向位置を検出したりすることで得られる。
ステップS102では、CPU100は、検出された現在のズーム位置がズーム領域Z1,Z2,Z3のうちいずれに含まれるかを判別する。ズーム領域Z1に含まれる場合は、ステップS103に進み、積分ゲインをG1に設定する。ズーム領域Z2に含まれる場合は、ステップS104に進み、積分ゲインをG2に設定する。ズーム領域Z3に含まれる場合は、ステップS105に進み、積分ゲインをG3に設定する。ここで、G1,G2,G3は、例えばG1<G2<G3の関係にある。
そして、ステップS106では、CPU100は振れセンサ101からの信号を用いて振れ量を検出(振れ変位信号を生成)し、次にステップS107では、前述したように第3保持枠3の目標位置を算出して、第1及び第2の防振アクチュエータの駆動を行う。このときステップS108では、ホールセンサ37a,37bからの信号により第3保持枠3の位置を検出し、目標位置と検出位置との差に応じた電流を第1及び第2の防振アクチュエータのコイル34a,34bに通電する。
実施例1では、防振用アクチュエータとフォーカス用アクチュエータとの間の光軸方向での距離に応じて、CPU100にて用いられる第1及び第2の防振用アクチュエータを制御するためのパラメータを変更した。本発明の実施例2では、これに代えて又はこれに加えて、ズーム位置(防振用アクチュエータとフォーカス用アクチュエータとの間の光軸方向での距離)に応じて、CPU100にて用いられるフォーカス用アクチュエータを制御するためのパラメータを変更してもよい。パラメータとしては、例えば、MRセンサ67からの信号を用いるフィードバックループでの積分ゲインがある。ただし、これ以外のパラメータを変更するようにしてもよい。なお、本実施例の撮像装置の基本的な構成は実施例1と同じである。本実施例において、実施例1と共通する(又は同様の機能を有する)構成要素には実施例1と同符号を付す。
図15のフローチャートには、CPU100が、ズーム位置に応じて上記積分ゲインを変更する場合の動作例を示している。この動作は、CPU100内に格納されたコンピュータプログラムに従って実行される。ここでは、フローチャートの上に示すように、WIDE位置とTELE位置間の全ズーム領域を3つのズーム領域Z1,Z2,Z3に分割し、該ズーム領域ごとに、上記フィードバックループでの積分ゲインを変更する場合について説明する。
ステップS201では、CPU100は、現在のズーム位置を検出する。ズーム位置は、WIDE位置を基準とした前述したズームモータやカム筒8の回転量を検出したり、第2鏡筒2の光軸方向位置を検出したりすることで得られる。
ステップS202では、CPU100は、検出された現在のズーム位置がズーム領域Z1,Z2,Z3のうちいずれに含まれるかを判別する。ズーム領域Z1に含まれる場合は、ステップS203に進み、積分ゲインをG1に設定する。ズーム領域Z2に含まれる場合は、ステップS204に進み、積分ゲインをG2に設定する。ズーム領域Z3に含まれる場合は、ステップS205に進み、積分ゲインをG3に設定する。ここで、G1,G2,G3は、例えばG1<G2<G3の関係にある。
そして、ステップS206では、CPU100は、第4保持枠4の目標位置を算出して、フォーカス用アクチュエータの駆動を行う。このときステップS207では、CPU100は、MRセンサ67からの信号により第4保持枠4の位置を検出し、目標位置と検出位置との差に応じた電流をフォーカス用アクチュエータのコイル41に通電する。
以上説明した実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、上記実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
例えば、上記実施例では、補正レンズL3やフォーカスレンズL4の位置を検出するために磁気センサを用いた場合について説明したが、これに代えて、光学センサを使用してもよい。
また、上記実施例では、撮像装置について説明したが、本発明は交換レンズ(光学機器)にも適用することができる。
本発明の実施例1である撮像装置のレンズ鏡筒部(沈胴位置)の構成を示す側面断面図。 実施例1のレンズ鏡筒部(沈胴位置)の構成を示す上面断面図。 上記レンズ鏡筒部(WIDE位置)の構成を示す側面断面図。 上記レンズ鏡筒部(WIDE位置)の構成を示す上面断面図。 上記レンズ鏡筒部(TELE位置)の構成を示す側面断面図。 上記レンズ鏡筒部(TELE位置)の構成を示す上面断面図。 上記レンズ鏡筒部におけるフォーカス駆動機構の構成を示す分解斜視図。 上記フォーカス駆動機構の一部の構成を示す斜視図。 上記レンズ鏡筒部における防振ユニットの構成を示す分解斜視図。 上記防振ユニットの組み立て完了状態を示す斜視図。 上記フォーカス駆動機構(フォーカス用アクチュエータ)と防振ユニット(第1及び第2の防振用アクチュエータ)の配置を示す正面図。 上記フォーカス駆動機構(フォーカス用アクチュエータ)と防振ユニット(第1及び第2の防振用アクチュエータ)の配置を示す側面図。 上記撮像装置の電気回路を示すブロック図。 上記防振ユニットの制御フローチャート。 本発明の実施例2である撮像装置におけるフォーカス用アクチュエータの制御フローチャート。
符号の説明
L1 第1レンズユニット
L2 第2レンズユニット
L3 第3レンズユニット(防振レンズ、補正レンズ)
L4 第4レンズユニット(可動レンズ、フォーカスレンズ)
1 第1鏡筒
2 第2鏡筒
3 第3保持枠
31 コイル保持枠
32 センサ保持枠
33a,33b マグネット
34a,34b コイル
37a,37b ホールセンサ
4 第4保持枠
41 空芯コイル
5 絞りユニット
6 フォーカスベース部材
61,62 ヨーク
63 マグネット
64 磁気シールド板

Claims (7)

  1. 光学系の光軸に対してシフト可能な像ぶれ補正レンズと、
    前記光軸に沿って移動可能な可動レンズと、
    それぞれマグネットとコイルにより構成され、前記像ぶれ補正レンズを互いに異なる方向にシフトさせる第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータと、
    マグネットおよびコイルにより構成され、前記可動レンズを移動させる第3のアクチュエータとを、光軸方向視において略円形となる鏡筒内に有し、
    前記第3のアクチュエータのマグネットが前記光軸に対向するように配置され、前記光軸と前記マグネットの間には前記第3のアクチュエータのコイルが配設されているとともに、光軸方向視において、前記第3のアクチュエータは撮像装置が正位置で使用されるときに、前記鏡筒の上部領域に配置され、前記第1及び第2のアクチュエータは、前記光軸を挟んで前記鏡筒の下部領域に配置され、かつ前記光軸及び前記第3のアクチュエータを通る直線を挟んで互いに反対側の領域に配置され、
    前記像ぶれ補正レンズが中立位置にある状態で、光軸方向視において、前記第3のアクチュエータと前記第1のアクチュエータとの間の距離と、前記第3のアクチュエータと前記第2のアクチュエータとの間の距離とが互いに等しいことを特徴とする光学機器。
  2. 光学系の光軸に対してシフト可能な像ぶれ補正レンズと、
    前記光軸に沿って移動可能な可動レンズと、
    それぞれマグネットとコイルにより構成され、前記像ぶれ補正レンズを互いに異なる方向にシフトさせる第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータと、
    マグネットおよびコイルにより構成され、前記可動レンズを移動させる第3のアクチュエータとを、光軸方向視において略円形となる鏡筒内に有し、
    前記第3のアクチュエータのマグネットが前記光軸に対向するように配置され、前記光軸と前記マグネットの間には前記第3のアクチュエータのコイルが配設されるとともに、光軸方向視において、前記第3のアクチュエータは撮像装置が正位置で使用されるときに、前記鏡筒の上部領域に配置され、前記第1及び第2のアクチュエータはともに前記鏡筒の下部領域のうち前記光軸及び前記第3のアクチュエータを通る直線を挟んで互いに反対側の領域に配置され
    前記第3のアクチュエータは前記光軸から第1の距離の位置に配置され、前記第1及び第2のアクチュエータはともに前記第3のアクチュエータから前記第1の距離よりも長い第2の距離の位置に配置されることを特徴とする光学機器。
  3. 前記第1及び第2のアクチュエータと前記第3のアクチュエータとは、光軸方向に相対的に移動可能であり、前記第1及び第2のアクチュエータは、前記光軸方向の相対的な移動により前記第3のアクチュエータよりも被写体側に移動可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の光学機器。
  4. 前記第3のアクチュエータの前記光軸に対向する面の両側面に、磁気シールド部材を配置することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の光学機器。
  5. 光学系の光軸に対してシフト可能な防振レンズと、
    前記光軸に沿って移動可能な可動レンズと、
    それぞれマグネットとコイルにより構成され、前記防振レンズを互いに異なる方向にシフトさせる第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータと、
    マグネットとコイルにより構成され、前記可動レンズを移動させる第3のアクチュエータとを有し、
    光軸方向視において、前記第1及び第2のアクチュエータは、前記光軸を挟んで前記第3のアクチュエータが配置された領域とは反対側の領域に配置され、かつ前記光軸及び前記第3のアクチュエータを通る直線を挟んで互いに反対側の領域に配置され、
    前記光学系の動作に応じて前記第1及び第2のアクチュエータと前記第3のアクチュエータとの間の光軸方向での距離が変化し、
    前記第1及び第2のアクチュエータもしくは前記第3のアクチュエータを制御する制御手段を有しており、
    前記制御手段は、前記光軸方向での距離に応じて、前記第1及び第2のアクチュエータを制御するためのパラメータもしくは前記第3のアクチュエータを制御するためのパラメータを変更することを特徴とする光学機器。
  6. 光学系の光軸に対してシフト可能な防振レンズと、
    前記光軸に沿って移動可能な可動レンズと、
    それぞれマグネットとコイルにより構成され、前記防振レンズを互いに異なる方向にシフトさせる第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータと、
    マグネットとコイルにより構成され、前記可動レンズを移動させる第3のアクチュエータと、
    前記第1及び第2のアクチュエータを制御するためのパラメータもしくは前記第3のアクチュエータを制御するためのパラメータを変更する制御手段とを有し、
    光軸方向視において、前記第3のアクチュエータは前記光軸から第1の距離の位置に配置され、前記第1及び第2のアクチュエータはともに前記第3のアクチュエータから前記第1の距離よりも長い第2の距離の位置に配置され、
    前記光学系の動作に応じて前記第1及び第2のアクチュエータと前記第3のアクチュエータとの間の光軸方向での距離が変化し、前記光軸方向での距離に応じて、前記第1及び第2のアクチュエータを制御するためのパラメータもしくは前記第3のアクチュエータを制御するためのパラメータを変更する制御手段を有することを特徴とする光学機器。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載の光学機器を備えた撮像装置。
JP2008096903A 2008-04-03 2008-04-03 光学機器およびそれを備えた撮像装置 Expired - Fee Related JP5430074B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008096903A JP5430074B2 (ja) 2008-04-03 2008-04-03 光学機器およびそれを備えた撮像装置
US12/415,368 US8159746B2 (en) 2008-04-03 2009-03-31 Optical apparatus with image stabilizing and movable lenses and actuators for shifting and/or moving the lenses
CN200910133339.8A CN101551506B (zh) 2008-04-03 2009-04-02 光学设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008096903A JP5430074B2 (ja) 2008-04-03 2008-04-03 光学機器およびそれを備えた撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009251149A JP2009251149A (ja) 2009-10-29
JP5430074B2 true JP5430074B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=41133004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008096903A Expired - Fee Related JP5430074B2 (ja) 2008-04-03 2008-04-03 光学機器およびそれを備えた撮像装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8159746B2 (ja)
JP (1) JP5430074B2 (ja)
CN (1) CN101551506B (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4857363B2 (ja) * 2009-06-11 2012-01-18 キヤノン株式会社 像振れ補正装置および撮像装置
JP2011118259A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Canon Inc 鏡筒ユニット及び撮像装置
CN101819314B (zh) * 2009-12-23 2012-12-12 香港应用科技研究院有限公司 透镜控制装置
JP5867994B2 (ja) * 2010-11-08 2016-02-24 キヤノン株式会社 レンズ鏡筒及び光学機器
JP6322884B2 (ja) * 2012-08-27 2018-05-16 株式会社ニコン 可変焦点距離レンズ、撮像装置、可変焦点距離レンズの調整方法
JP6009897B2 (ja) * 2012-10-10 2016-10-19 日本電産コパル株式会社 レンズ駆動装置
JP6157239B2 (ja) * 2013-06-26 2017-07-05 キヤノン株式会社 レンズ鏡筒、及び撮像装置
JP6271974B2 (ja) 2013-12-02 2018-01-31 キヤノン株式会社 像振れ補正装置、レンズ鏡筒、および撮像装置
KR102504846B1 (ko) * 2015-01-22 2023-03-02 엘지이노텍 주식회사 렌즈 구동장치 및 이를 구비한 카메라 모듈
US9659700B2 (en) 2015-09-21 2017-05-23 Microsoft Technology Licensing, Llc Neutralizing external magnetic forces on an OIS module
US10382698B2 (en) 2015-09-30 2019-08-13 Apple Inc. Mobile zoom using multiple optical image stabilization cameras
JP6632301B2 (ja) * 2015-10-02 2020-01-22 キヤノン株式会社 レンズ鏡筒及び撮像装置
CN109073855B (zh) * 2016-04-28 2021-03-09 富士胶片株式会社 光学装置及摄像装置
JP6643720B2 (ja) * 2016-06-24 2020-02-12 ミツミ電機株式会社 レンズ駆動装置、カメラモジュール及びカメラ搭載装置
JP6789733B2 (ja) * 2016-09-06 2020-11-25 キヤノン株式会社 像ブレ補正装置、レンズ鏡筒、および、撮像装置
KR101894589B1 (ko) * 2017-02-15 2018-09-04 주식회사 오토닉스 비전 센서
JP2018072856A (ja) * 2017-12-25 2018-05-10 株式会社ニコン 可変焦点距離レンズ、撮像装置、可変焦点距離レンズの調整方法
US11586006B2 (en) * 2018-12-27 2023-02-21 Tdk Taiwan Corp. Reflective element driving module
JP7414481B2 (ja) * 2019-11-18 2024-01-16 キヤノン株式会社 モータ駆動装置
CN111580324B (zh) * 2020-06-08 2022-02-22 昆山联滔电子有限公司 一种音圈马达

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3864483B2 (ja) * 1997-03-11 2006-12-27 株式会社ニコン レンズ鏡筒
JP2000193875A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Canon Inc レンズ鏡筒及び該レンズ鏡筒を有する光学機器
JP4006178B2 (ja) * 2000-12-25 2007-11-14 キヤノン株式会社 レンズ鏡筒、撮影装置および観察装置
JP2003075880A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Canon Inc 光学装置
JP4143318B2 (ja) 2002-03-29 2008-09-03 キヤノン株式会社 レンズ鏡筒およびこれを用いた光学機器
JP2005107008A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Sony Corp レンズ鏡筒及び撮像装置
JP2005275269A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Toshiba Corp レンズ鏡筒および撮像装置
JP2005321696A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Canon Inc レンズ鏡筒およびそれを有する光学機器
CN1773320A (zh) 2004-11-11 2006-05-17 精工电子有限公司 镜筒驱动装置、透镜驱动模块及相机模块
WO2006100804A1 (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 撮像装置
JP2007025164A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Canon Inc 像振れ補正装置および光学機器
JP2007171299A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Fujinon Corp レンズ鏡胴

Also Published As

Publication number Publication date
CN101551506A (zh) 2009-10-07
US8159746B2 (en) 2012-04-17
CN101551506B (zh) 2012-02-15
US20090251777A1 (en) 2009-10-08
JP2009251149A (ja) 2009-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5430074B2 (ja) 光学機器およびそれを備えた撮像装置
JP5202202B2 (ja) 光学機器
JP5463583B2 (ja) 防振アクチュエータ、及びそれを備えたレンズユニット、カメラ
US8830583B2 (en) Position controller for removable optical element
JP4888129B2 (ja) レンズ鏡筒およびデジタルカメラ
JP5159090B2 (ja) 光学機器
JP2003295249A (ja) レンズ鏡筒およびこれを用いた光学機器
JP2007240736A (ja) ブレ補正装置及びカメラ
JP2008257106A (ja) ブレ補正装置及び光学機器
US8830604B2 (en) Optical element driving apparatus and optical apparatus
JP5012085B2 (ja) ブレ補正装置及び光学装置
JP6789734B2 (ja) 像ブレ補正装置、レンズ装置、および、撮像装置
JP5464938B2 (ja) 光学防振ユニットおよび光学機器
JP5820667B2 (ja) 光学式像振れ補正機構
JP2011039103A5 (ja)
JP2010204157A (ja) 振れ補正装置および光学機器
JP2009169232A (ja) カメラのレンズ鏡筒
JP5448629B2 (ja) 光学ユニットおよび光学機器
JP2010276842A (ja) 像振れ補正装置
JP6564007B2 (ja) 像振れ補正装置及びレンズ駆動装置
JP2010039083A (ja) 光学防振装置及び光学機器
JP6157239B2 (ja) レンズ鏡筒、及び撮像装置
JP2016057386A (ja) 像ぶれ補正装置およびこれを有する光学機器
JP2016133371A (ja) 磁気式位置検出装置、駆動装置および光学機器
JP2019095627A (ja) 防振レンズ鏡筒

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120814

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131203

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5430074

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees