JP5544900B2 - 光学装置及び光学機器 - Google Patents

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Description

本発明は、光学装置及び光学機器に関するものである。
従来、例えばレンズ鏡筒等の光学装置において、ブレ補正機構を備えるものがある。このようなブレ補正機構は、固定部と、ブレ補正レンズを有するとともに、その固定部に対して光軸と垂直な面内で移動する移動部とを備える。そして、固定部と移動部との間にはボールが配置され、両者の間の滑らかな移動が確保されている。また、固定部と移動部との間はバネにより付勢されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2009−169359号公報
しかし、レンズ鏡筒に何らかの衝撃が加わったとき、バネがその衝撃により延び、固定部と移動部とに設けられたボールが、ボール受け部から外れる可能性がある。
本発明の課題は、好適な光学特性が得られる光学装置及び光学機器を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、光学部材を有し前記光学部材の光軸と交差する方向に第1部材に対して相対移動可能な第2部材と、カム筒のカム溝に挿入されるカムフォロア部と、前記カムフォロア部とは反対側に備えられ前記第2部材の前記光軸方向の移動を制限する突起部とを有し、前記第1部材に備えられたフォロアピンとを含み、前記第1部材と前記第2部材との間に、前記第1部材に対して前記第2部材を前記光軸と直交する方向に滑動させるための複数の球体を備え、前記フォロアピンは前記球体の近傍に設けられていること、を特徴とする光学装置である。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の光学装置であって、前記第1部材と前記第2部材との間の光軸方向の移動を制限するバネ部材を備え、前記フォロアピンは、前記バネ部材よりも前記球体の近傍に設けられていること、を特徴とする光学装置である。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の光学装置であって、前記複数の球体のうちの、前記フォロアピンの近傍に備えられた第1球体は、前記フォロアピンの前記突起部により光軸方向の移動が規制され、前記複数の球体のうちの、前記第1球体と異なる第2球体は、前記第1部材の位置を検出する位置検出部材の近傍に備えられていること、を特徴とする光学装置である。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の光学装置であって、前記第2部材を第1方向に駆動する第1駆動部材と、前記第1方向と直交する第2方向に駆動する第2駆動部材と、を備え、前記フォロアピンは、前記第1駆動部材と前記第2駆動部材との間に取り付けられていること、を特徴とする光学装置である。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の光学装置であって、前記第1部材は筒状の側面を有し、前記フォロアピンは、該側面に取り付けられていること、を特徴とする光学装置である。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の光学装置であって、前記フォロアピンは、円周方向に複数備えられ、前記複数のフォロアピンのうちの一つが、前記カムフォロア部と前記突起部とを有していること、を特徴とする光学装置である。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の光学装置を備える光学機器である
本発明によれば、好適な光学特性が得られる光学装置及び光学機器を提供することができる。
レンズユニットの沈胴状態における外観斜視図である。 レンズユニットが沈胴状態にあるカメラのY軸に沿った縦断面を概念的に示す図である。 図2からレンズ鏡筒が伸長した状態を示す図である。 ブレ補正光学系ユニットの外観斜視図である。 ブレ補正光学系ユニットの分解斜視図である。 ブレ補正光学系ユニットを前面側から見た図である。 図6に示す状態から可動フレームを外して固定フレームを前面側から見た図である。 図6のA−A拡大断面図である。 図6のB−B拡大断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態としてのレンズユニット100の沈胴状態における外観斜視図である。図2は、レンズユニット100が沈胴状態にあるカメラ1のY軸に沿った縦断面を概念的に示す図である。図3は、図2からレンズ鏡筒10が伸長した状態を示す図である。図4は、レンズユニット100におけるブレ補正光学系ユニット20の外観斜視図である。
なお、各図には、説明と理解を容易にするために、XYZ直交座標系を設けた。この座標系では、撮影者が光軸OAを水平として横長の画像を撮影する場合のカメラ1の位置(以下、正位置という)において撮影者から見て左側に向かう方向をX軸プラス方向、正位置において上側に向かう方向をY軸プラス方向、正位置において被写体に向かう方向をZ軸プラス方向とする。
また、以下の説明では、特に言及しない限り、撮影光学系における固定光学系の光軸OAと平行な方向の移動を「直進」、光軸OA周りの移動を「回転」と称する。さらに、撮影光学系の光軸OAと平行な方向を「前後」とし、被写体側を「前面側」、他端側を「背面側」とそれぞれ称する。
図2および図3に示すカメラ1は、光学的な被写体像を電気信号に変換する撮像素子210を備えたデジタルカメラである。なお、本発明は、デジタルカメラに限定されるものではなく、たとえばフィルムを用いるスチルカメラにも適用可能である。
カメラ1は、ボディ部1Aの内部に、レンズユニット100と、図示しない制御電子基板やバッテリー等を収容して構成されている。また、図示しないが、ボディ部1Aの外面には、レリーズスイッチ等の操作スイッチ類および液晶パネル等の表示装置が配設されている。
レンズユニット100は、3組のレンズ群(第1レンズ群L1,第2レンズ群L2および第3レンズ群L3)を備えるレンズ鏡筒10と、CCD等の撮像素子210を備えるセンサユニット200と、によって構成されている。
レンズ鏡筒10は、いわゆる沈胴式のズームレンズを構成している。すなわち、不使用時には図2に示すようにボディ部1Aの内部に配設されたユニット筐体110に収縮して格納され(以下、この状態を沈胴状態と呼ぶ)、使用時にはユニット筐体110(すなわちボディ部1A)から所定量伸長突出して撮影可能な状態(撮影待機状態)となり、この撮影待機状態から焦点距離が変化(ズーミング)するようになっている。
本実施形態における撮影待機状態では、レンズ鏡筒10はズーム範囲において最も広角側(焦点距離が短い側の端)であって、この状態からレンズ群L1,L2,L3が光軸OA方向に移動して望遠側へズーミングするようになっている。レンズ鏡筒10における沈胴状態から撮影待機状態およびその後のズーミング駆動は、ユニット筐体110に設けられた伸縮ズームモータ101によって行われる。なお、図3は、レンズ鏡筒10が望遠側に伸長した状態を示している。
第2レンズ群L2は、レンズ鏡筒10に作用した振動に応じて光軸OAと略直交する面内で変位し、結像面における像ブレを低減させるように機能するブレ補正光学系を構成している。
第3レンズ群L3は、フォーカスレンズ群であって、光軸OA方向に移動して結像位置を変化させる。この第3レンズ群L3の前後駆動は、ユニット筐体110に設けられた合焦モータ102によって行われる。
カメラ1は、電源が投入されるとレンズ鏡筒10を沈胴状態から撮影待機状態とする。そして、撮影者による図示しないレリーズボタンの押圧操作によって、レンズユニット100が備えるレンズ群(L1,L2,L3)が被写体像光を撮像素子210の受光面に結像させ、撮像素子210が電気信号に変換した被写体の画像情報を、図示しない記憶装置に記録(撮影)する。これら撮影を含むカメラ1における全ての動作制御は、ボディ部1Aの内部に設けられた図示しない制御装置によって行われる。
つぎに、レンズユニット100について詳細に説明する。
レンズユニット100は、ユニット筐体110に、レンズ鏡筒10とセンサユニット200とを備えて構成されている。
ユニット筐体110は、レンズ鏡筒10における後述する固定筒11と、機構収容部111とを一体として形成されている。機構収容部111は、固定筒11の背面側端部の側方に突出している。
ユニット筐体110の背面側は開放しており、この開放部は当該ユニット筐体110にネジで締着された背面板120によって閉塞されている。
背面板120は、板状であって、ユニット筐体110の背面側開放部と対応する形状に形成されている。背面板120における光軸OAと対応する部位には、センサユニット200が装着されている。
センサユニット200は、撮像素子210がセンサ台220に装着されて構成されており、センサ台220を介して背面板120に固定されている。
レンズ鏡筒10は、ユニット筐体110の一部を成す固定筒11の内部に、回転筒12と、直進筒13と、1群直進筒14と、バリア筒15とを、順次小径化する多段式に備えている。バリア筒15の内周側には第1レンズ群L1を保持する1群レンズ室16が嵌合し、1群レンズ室16の内周側にカム筒17が配設されている。カム筒17の内周側には、前述したブレ補正光学系を構成する第2レンズ群L2を備えるブレ補正光学系ユニット20が配設されている。
また、ブレ補正光学系ユニット20の背面側に、第3レンズ群L3を保持する3群レンズ枠30が配設されている。
バリア筒15の前面側には、開閉するバリア羽根61を有するバリア機構60が設けられている。
以下、レンズ鏡筒10における各構成要素を、順を追って説明する。
固定筒11は、光軸OA方向に所定長さの円筒状であって、ユニット筐体110の一部を形成している。
固定筒11の内周面には、図示しないが、回転筒12を移動駆動する回転筒駆動ヘリコイド溝と、直進筒13の移動を案内する直進溝とが形成されている。
固定筒11の内周側には、回転筒12が配設されている。
回転筒12は、固定筒11の内周に摺動移動可能に嵌合する円筒状であって、光軸OA方向に所定長さに形成されている。回転筒12の背面側端部の外周には、駆動入力ギア12Bと、固定筒11の回転筒駆動ヘリコイド溝に摺動移動可能に嵌合する図示しない駆動ピンが設けられている。
回転筒12は、駆動入力ギア12Bを介して伸縮ズームモータ101によって回転駆動されるようになっている。そして、回転筒12は、回転駆動されると、駆動ピンを介して固定筒11の回転筒駆動ヘリコイド溝によって直進操作され、回転しつつ直進移動するようになっている。
回転筒12の内周側には、直進筒13が配設されている。
直進筒13は、回転筒12の内周に摺動移動可能に嵌合する円筒状であって、光軸OA方向に所定長さに形成され、回転筒12に対して相対回転可能且つ直進方向には相対移動不能に構成されている。
直進筒13は、回転筒12が回転しつつ直進移動するのに伴って、回転することなく回転筒12と共に直進移動するようになっている。
直進筒13の内周側には、1群直進筒14が配設されている。
1群直進筒14は、直進筒13の内周に摺動移動可能に嵌合する円筒状であって、光軸OA方向に所定長さに形成されている。1群直進筒14の内周には、後述するバリア筒15の外周に突設されたガイド突起15Aが摺動移動可能に嵌合する直進ガイド溝14Bが、光軸OAと平行に形成されている。
1群直進筒14は、後述するカム筒17に対して相対回転可能且つ光軸OA方向には移動不能に設けられており、カム筒17と共に回転することなく直進移動するようになっている。
1群直進筒14の内周には、バリア筒15が配設されている。
バリア筒15は、1群直進筒14の内周に摺動移動可能に嵌合する円筒状であって、光軸OA方向に所定長さに形成されている。
バリア筒15は、外周にガイド突起15Aを備えると共に、内周の背面側端部近傍に被駆動キー15Cを備えている。ガイド突起15Aは1群直進筒14の直進ガイド溝14Bに嵌合しており、被駆動キー15Cは後述するカム筒17のバリア筒ヘリコイド溝17Bに嵌合している。これにより、バリア筒15は、カム筒17の回転に伴って、回転することなく直進移動するようになっている。バリア筒15の前面側に設けられた、バリア機構60は、バリア羽根61を備え、バリア羽根61の開閉を行う。
バリア筒15の内周側には、1群レンズ室16が配設されている。1群レンズ室16は、第1レンズ群L1を保持している。1群レンズ室16は、カム筒17の回転に伴って、回転することなく直進移動するようになっている。
1群レンズ室16の内周側には、カム筒17が配設されている。
カム筒17は、1群レンズ室16の内周に摺動移動可能に嵌合する略円筒状である。
カム筒17は、図示しないフォロアピンを介して、回転筒12によって回転操作されると共に直進筒13によって直進操作されるように構成されている。つまり、カム筒17は、回転筒12の回転に伴って回転しつつ直進移動するようになっている。
カム筒17の外周には、バリア筒ヘリコイド溝17Bと、レンズ室駆動カム溝17Cとが形成されている。バリア筒ヘリコイド溝17Bにはバリア筒15の被駆動キー15Cが摺動移動可能に嵌合し、レンズ室駆動カム溝17Cには1群レンズ室16のカムフォロア16Cが摺動移動可能に嵌合している。これにより、カム筒17は、その回転・直進移動によって、バリア筒15と1群レンズ室16とを移動操作するようになっている。
また、カム筒17の内周には、光軸OAに対して所定の角度を有して変位する形状の2群駆動カム溝17Dが形成されている。2群駆動カム溝17Dは、周方向に等間隔で3条設けられている。この2群駆動カム溝17Dには、後述するブレ補正光学系ユニット20の外周に突設された2群カムフォロア部20Aが摺動移動可能に嵌合している。これにより、カム筒17は、その回転・直進移動によって、ブレ補正光学系ユニット20(第2レンズ群L2)を移動操作するようになっている。
カム筒17の内周側には、第2レンズ群L2を保持するブレ補正光学系ユニット20が配設されている。
ブレ補正光学系ユニット20は、固定フレーム21と、この固定フレーム21に対して光軸OAと直交する面内において移動可能な可動フレーム22とを備え、カム筒17の内周に摺動移動可能に嵌合する光軸OA方向に略円盤状に構成されている。ブレ補正光学系ユニット20は、その可動フレーム22に第2レンズ群L2を保持している。
ブレ補正光学系ユニット20の外周(固定フレーム21の外周)には、2群カムフォロア部18Aが周方向等間隔3箇所に突設されている。この2群カムフォロア部18Aは、カム筒17の2群駆動カム溝17Dに摺動移動可能に嵌合している。
また、固定フレーム21の外周には、直進案内溝20B(図4に示す)が形成されている。この直進案内溝20Bには、カム筒17の背面側端部に回転可能且つ光軸OA方向には移動不能に配設された直進キー18が摺動移動可能に嵌合している。
ブレ補正光学系ユニット20は、2群カムフォロア部20Aがカム筒17の2群駆動カム溝17Dによって操作され、直進キー18に案内されて回転することなくカム筒17の回転に伴って直進移動する。すなわち、ブレ補正光学系ユニット20は、伸縮ズームモータ101によって回転駆動される回転筒12によって回転しつつ直進移動駆動されるカム筒17の内部を、カム筒17の回転に伴って回転することなく光軸OA方向に移動するようになっている。
なお、このブレ補正光学系ユニット20の構成については、後に詳述する。
ブレ補正光学系ユニット20の背面側には、3群レンズ枠30が配設されている。
3群レンズ枠30は、第3レンズ群L3を保持し、合焦モータ102によって光軸OA方向に移動駆動されるようになっている。
つぎに、図4に加えて図5〜図9を参照して、本実施形態において特徴的なブレ補正光学系ユニット20について詳細に説明する。
図5は、ブレ補正光学系ユニット20の分解斜視図である。図6は、ブレ補正光学系ユニット20を前面側から見た図である。図7は、図6に示す状態から可動フレーム22を外して固定フレーム21を前面側から見た図である。図8は、図6のA−A拡大断面図である。図9は、図6のB−B拡大断面図である。
ブレ補正光学系ユニット20は、図4および図5に示すように、固定フレーム21と、可動フレーム22と、固定フレーム21に対して可動フレーム22を移動駆動するアクチュエータとしての一対(2組)のボイスコイルモータ23(23X,23Y)と、一対(2組)の位置検出装置24(24X,24Y)等を備えている。なお、ボイスコイルモータは、以下、VCMと略記する。
固定フレーム21は、中央に所定径の貫通孔を有する円盤状の基板部21Aの周囲に、側面部21Bが形成されて、概略短筒状を呈している。固定フレーム21の外径は、カム筒17(図1および図2参照)の内周に移動可能に嵌合するように設定されている。
基板部21Aの前面には、後述するボール27を収容するボール収容部21Cが形成されている。ボール収容部21Cは、ボール27が移動可能な円形領域を所定高さの凸条で縁取って形成されており、後述するボール27が配設される部位の3箇所に形成されている。
固定フレーム21における側面部21Bの外周面には、前述したように、2群カムフォロア部20Aが突設されると共に、直進案内溝20Bが形成されている。
2群カムフォロア部20Aは、側面部21Bに植設されたフォロアピン25の先端に形成されている。2群カムフォロア部20Aの光軸OA方向における位置は、固定フレーム21の前面端近傍に設定されており、周方向には等間隔で3箇所(すなわち120°間隔で)配設されている。この2群カムフォロア部20A(フォロアピン25)の配設位置等については、後に詳述する。
また、固定フレーム21の前面側には、後述する位置検出装置24におけるホール素子24hを支持するセンサ固定板28が固定されている。
センサ固定板28は、図4〜図6に示すように、前面側から見て、Xマイナス、Yマイナス側に弧状に設けられている。センサ固定板28は、係合爪と固定ネジ21Sとによって固定フレーム21に基板部21Aと平行な姿勢で固定されており、後述する可動フレーム22の前面側に配設されている。
可動フレーム22は、円筒状のレンズ枠22Aの周囲に、一対(2組)の駆動マグネット保持部22Bと、一対(2組)の位置検出マグネット保持部22Cとを備えている。駆動マグネット保持部22Bと位置検出マグネット保持部22Cは、それぞれレンズ枠22Aの周囲に外周側に向けて突設されている。可動フレーム22は、駆動マグネット保持部22Bおよび位置検出マグネット保持部22Cを含めて全体が、固定フレーム21の側面部21Bの内部に、光軸OAと直交する方向(固定フレーム21の基板部21Aと平行方向)に所定量移動可能に収容されるようになっている。
レンズ枠22Aには、第2レンズ群L2がその前面側に配設された略円環状の絞り板29と共に固定されている。
駆動マグネット保持部22Bには、後述するVCM23における駆動用マグネット23mとヨーク23yが固定されている。
位置検出マグネット保持部22Cには、後述する位置検出装置24における位置検出用マグネット24mとヨーク24yが固定されている。
そして、可動フレーム22は、2組の引張バネ26と、3個のボール27と、を介して固定フレーム21に支持されている。
引張バネ26は、コイル状の引っ張りばねであって両端にフックが形成されており、一方の端のフックが固定フレーム21に形成された係合部21Fに係合すると共に、他方の端のフックが可動フレーム22に形成された係合部22Fに係合している。これにより、引張バネ26は、その伸縮軸方向を光軸OAと平行として、固定フレーム21と可動フレーム22との間に掛け渡されている。引張バネ26は、同一円周上に略等間隔で2箇所(すなわち180°間隔で)配置されている。引張バネ26は、その弾性復帰力で可動フレーム22を固定フレーム21に近接する側に付勢している。この引張バネ26の配設位置については、後に詳述する。
ボール27は、所定径の球状の部材であって、固定フレーム21の基板部21Aに形成された3箇所のボール収容部21Cの内部にそれぞれ配置されている。
ボール27は、固定フレーム21(ボール収容部21Cの内面)と、可動フレーム22の対向面との間に介在し、両者の間隔を規定すると共に、転動することで可動フレーム22の固定フレーム21に対する平行方向(光軸OAと直交する方向)への相対移動を許容するように作用する。3個のボール27の配設位置については、後に詳述する。
上記のような支持構成により、可動フレーム22(第2レンズ群L2)は、固定フレーム21に対する光軸OA方向の移動は引張バネ26の付勢力によって規制され、光軸OAと直交する方向にはボール27の転動によって円滑に移動可能となっている。つまり、可動フレーム22は、固定フレーム21に対して、光軸OA方向にはボール27によって規定される一定の距離を保ちつつ光軸OAと直交する面内において移動可能となっている。以下、このボール27によって規定された固定フレーム21に対する可動フレーム22の間隔を、設定間隔と称する。
VCM23は、固定フレーム21に設けられたコイル23cと、これと対向する可動フレーム22の駆動マグネット保持部22Bに設けられた駆動用マグネット23mおよびヨーク23yと、により構成されている。このVCM23は、コイル23cに電流を流すことにより、駆動用マグネット23mおよびヨーク23yが固定された可動フレーム22(第2レンズ群L2)を、光軸OAと直交する面内で移動駆動する。
図6に示すように、一対のVCM23X,23Yの内、一方のVCM23Xは、光軸OAのX軸プラス側に、その駆動方向をX軸方向として設けられている。また、他方のVCM23Yは、光軸OAのY軸プラス側に、駆動方向をY軸方向として設けられている。
このようなVCM23X,23Yの配置により、両者の駆動を組み合わせることで可動フレーム22(第2レンズ群L2)を光軸OAと直交する平面内における任意の方向に移動駆動することができるようになっている。
位置検出装置24は、固定フレーム21に固定されたセンサ固定板28に設けられたホール素子24hと、可動フレーム22の位置検出マグネット保持部22Cに設けられた位置検出用マグネット24mおよびヨーク24yと、により構成されている。
ホール素子24hは、フレキシブルプリント基板24fに実装されており、このフレキシブルプリント基板24fを介してセンサ固定板28の所定位置に装着されている。フレキシブルプリント基板24fは、センサ固定板28の前面に、接着とセンサ固定板28を固定フレーム21に固定する固定ネジ21Sによって固定されている。
位置検出装置24は、ホール素子24hに対する位置検出用マグネット24mの位置が変化するとその磁界の変化によってホール素子24hからの出力が変化し、これによって位置検出用マグネット24mの位置を検出する。
位置検出装置24X,24Yは、それぞれVCM23X,23Yに対して光軸OAを挟む対称位置に設けられている。すなわち、位置検出装置24Xはマイナス側のX軸上に検出方向をX軸方向として配設され、位置検出装置24Yはマイナス側のY軸上に検出方向Y軸方向として配設されている。前述したセンサ固定板28は、この位置検出装置24X,24Yの配設部位と対応する形状となっている。
位置検出装置24(24X,24Y)による検出情報は、カメラ1を統括制御する図示しない制御装置に入力されて、VCM23(23X,23Y)の駆動制御に供される。
上記のように構成されたブレ補正光学系ユニット20は、当該カメラ1を統括制御する図示しない制御装置が、図示しない加速度センサによって検出された撮影者の手ブレ等に起因する被写体像の像ブレ情報と、位置検出装置24(24X,24Y)によって検知された第2レンズ群L2(可動フレーム22)の位置情報とに基づいて、VCM23(23X,23Y)を制御駆動し、第2レンズ群L2を光軸OAと直交する平面内における任意の位置に移動駆動する。これにより、第2レンズ群L2を、撮像素子12Aに対して撮影者の手ブレ等に起因する被写体像の像ブレを打ち消す方向に移動させて、像ブレを補正することができる。
つぎに、2群カムフォロア部20Aを構成するフォロアピン25と、引張バネ26およびボール27の配置等について詳細に説明する。
2群カムフォロア部20Aは、カム筒17における2群駆動カム溝17Dの断面形状と対応する略円錐状であって、フォロアピン25の先端に形成されている。そして、2群カムフォロア部20Aは、フォロアピン25が固定フレーム21の側面部21Bに圧入固定されることで、固定フレーム21の外周面に設けられている。
2群カムフォロア部20Aは、前述したように、周方向に等間隔(120°間隔)で3箇所配設されている。
すなわち、図7に示すように、2群カムフォロア部20Aは、前面側から見て、光軸OAを中心としてプラス側X軸(0°)から時計回りに45°の位置(この位置はVCM23XとVCM23Yの中間に対応する)と、165°の位置と、285°の位置と、にそれぞれ配設されている。なお、以下の説明では、符号の後に[角度]を付して各々の2群カムフォロア部20Aを区別する。この区別方法は、ボール27および引張バネ26についても同様とする。
ボール27は、45°の位置と、180°の位置と、270°の位置と、にそれぞれ配設されている。ボール27[45°]は、2群カムフォロア部20A[45°]の配設位置と対応(一致)している。また、ボール27[180°]とボール27[270°]とは、光軸OAを中心とする同一円周上に配置されている。
本実施形態でボール27は、各ボール27の中心を結ぶ二等辺三角形T(図7に示す)を形成するように配置されているが、ボール27の配置は、このような二等辺三角形を成す配置に限らず、正三角形を成す配置であっても良い。そして、ボール27とフォロアピン25とは、近傍に配置されている。
引張バネ26は、135°の位置と、315°の位置における、ボール27が形成する二等辺三角形Tより外側に、それぞれ配設されている。また、フォロアピン25はこの引張バネ26よりもボール27の近傍に配置されている。
上記のようなボール27および引張バネ26の配置構成により、3個のボール27と2組の引張バネ26とによって、可動フレーム22を固定フレーム21に対して安定的に支持することができる。そして、ボール27とフォロアピン25とは、近傍に配置されている。
ここで、3箇所の2群カムフォロア部20Aの内、VCM23XとVCM23Yの間に対応するフォロアピン25[45°]と、固定フレーム21に固定されたセンサ固定板28とは、それぞれ、衝撃力等が作用した際に可動フレーム22が固定フレーム21から過剰に離間することを防ぐ離間防止構造を構成している。
まず、フォロアピン25[45°]による離間防止構造を説明する。
フォロアピン25[45°]は、図5および図8に示すように、固定フレーム21に圧入固定される軸部25Aの先端に2群カムフォロア部20A、他端に突起部25Bを備えている。
突起部25Bは、軸部25Aより小径で、軸部25Aの軸端から所定長さに延設されている。
上記のように形成されたフォロアピン25[45°]は、その軸中心が光軸OAと直交する姿勢で、軸部25Aが固定フレーム21の側面部21Bに圧入固定されている。突起部25Bは、側面部21Bの内周側に突出し、その先端は可動フレーム22の前面側に重なって位置している。
一方、可動フレーム22における、フォロアピン25[45°]と対応する部位には、被規制部22Dが形成されている。
被規制部22Dは、2組の駆動マグネット保持部22Bの間を連結する板状の部位に形成されている。そして、可動フレーム22が固定フレーム21に対して設定間隔である状態において、被規制部22Dの前面側の面と、フォロアピン25における突起部25Bの周面との間に、所定の許容間隔Dが設定されている。
上記のようなフォロアピン25[45°]による離間防止構造では、可動フレーム22が固定フレーム21に対して許容間隔D以上に離間(図8中矢印M方向に移動)しようとすると、被規制部22Dがフォロアピン25の突起部25Bに当接し、許容間隔D以上の離間を防ぐ。
ここで、許容間隔Dは、可動フレーム22が引張バネ26の付勢力に抗して固定フレーム21から離間しても、ボール27がボール収容部21Cから脱落することのない間隔に設定される。
センサ固定板28による離間防止構造は、図9に示すように、センサ固定板28の背面側に突設された移動規制座28Aと、この移動規制座28Aと対応して可動フレーム22に突設された当接座22Eとによって構成されている。なお、図9では、フレキシブルプリント基板24fおよびホール素子24hは省略してある。
可動フレーム22における当接座22Eは、位置検出マグネット保持部22Cの上面に突出形成されている。当接座22Eは、図6に示すように2組の位置検出マグネット保持部22Cの周方向両側にそれぞれ設けられており、従って、4箇所に配設されている。
センサ固定板28が備える移動規制座28Aは、可動フレーム22における当接座22Eと対応する位置に形成されている。
センサ固定板28における移動規制座28Aの上面と、可動フレーム22における当接座22Eの上面とは、それぞれ平坦に形成されており、可動フレーム22が固定フレーム21に対して設定間隔である状態において、所定の許容間隔Dを有するように設定されている。
上記のようなセンサ固定板28による離間防止構造では、固定フレーム21に対して可動フレーム22が許容間隔D以上に離間(図9中矢印M方向に移動)しようとすると、可動フレーム22における当接座22Eがセンサ固定板28における移動規制座28Aに当接し、これによって許容間隔D以上に離間することを防ぐ。
上記のように構成された、フォロアピン25[45°]による離間防止構造と、固定フレーム21に固定されたセンサ固定板28による離間防止構造とは、共動作用することで、可動フレーム22の傾きを防ぎつつ固定フレーム21からの許容間隔D以上の離間を防ぐ。
すなわち、センサ固定板28は、当接座22Eが配置されたマイナス側のX軸近傍とマイナス側のY軸近傍とにおいて離間防止作用する。また、フォロアピン25[45°]は、センサ固定板28が離間防止作用する位置に対して光軸OAを挟む対称位置において離間防止作用する。つまり、光軸OAを中心として三角形を成す位置においてそれぞれ離間防止作用することとなり、可動フレーム22の傾きを防いで固定フレーム21からの許容間隔D以上の離間を規制することができる。これにより、可動フレーム22が傾くことによる許容間隔D以上に離間する部位の発生を抑制でき、あらゆる方向の衝撃力に対して安定的に作用して、ボール27のボール収容部21Cからの脱落を防ぐことができる。
また、離間防止作用する位置は、ボール27の配設位置と略一致している。すなわち、センサ固定板28における離間防止作用位置はボール27[180°]とボール27[270°]の配設位置と略一致し、フォロアピン25[45°]における離間防止作用位置はボール27[45°]の配設位置に一致している。これにより、ボール27近傍において可動フレーム22の固定フレーム21からの離間を厳密かつ強固に規制することができ、強い衝撃力が作用した場合等においてもボール27のボール収容部21Cからの脱落を防ぐことができる。
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)レンズユニット100におけるブレ補正光学系ユニット20は、移動操作される2群カムフォロア部20Aを形成するフォロアピン25の突起部25Bが、固定フレーム21の側面部21Bの内周側に突出して可動フレーム22の被規制部22Dの前面側に位置し、可動フレーム22の固定フレーム21からの離間を規制するように構成されている。これにより、衝撃力が作用した場合でも、フォロアピン25が可動フレーム22の固定フレーム21からの離間を防ぎ、可動フレーム22の固定フレーム21からの離間に起因するボール27のボール収容部21Cからの脱落を防ぐことができる。その結果、耐衝撃性が高く安定して機能するブレ補正光学系ユニット20とすることができる。
また、フォロアピン25の突起部25Bによって可動フレーム22の固定フレーム21からの離間を規制するものであるため、可動フレーム22の移動を規制するために専用の別部材を設ける必要が無く、簡素でコンパクト且つ低コストに構成できる。
(2)レンズユニット100におけるブレ補正光学系ユニット20は、フォロアピン25の突起部25Bが、ボール27の配設位置と略一致した位置に配設されて、可動フレーム22の固定フレーム21からの離間を規制するように構成されている。これにより、可動フレーム22の固定フレーム21からの離間を高い精度で強固に規制することができ、強い衝撃力が作用した場合等においてもボール27のボール収容部21Cからの脱落を防ぐことができる。
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態は、3箇所に設けられた2群カムフォロア部20Aの内の、1つを形成するフォロアピン25(フォロアピン25[45°])が、可動フレーム22の固定フレーム21からの離間を規制するように構成されている。しかし、これに限らず、他の2群カムフォロア部20Aに同様な構成を適用しても良い。
(2)本実施形態では、可動フレーム22は、引張バネ26によってボール27を介して固定フレーム21に付勢されて支持されている。しかし、離間防止構造における許容間隔Dを極めて微少に設定し、この許容間隔D部位において可動フレーム22を光軸OAと直交する方向に移動可能に支持し、引張バネ26を省略した構成としても良い。
(3)上記実施形態は、本願発明をデジタルスチルカメラに適用した例である。本願発明における光学機器は、これに限らず、フィルムを用いるいわゆる銀塩スチルカメラ、ビデオカメラ、撮影機能付きの携帯電話等であっても良い。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
1:カメラ、10:レンズ鏡筒、20:ブレ補正光学系ユニット、20A:2群カムフォロア部、21:固定フレーム、22:可動フレーム、22D:被規制部、22E:当接座、23(23X,23Y):ボイスコイルモータ、24(24X,24Y):位置検出装置、25:フォロアピン、25A:軸部、25B:突起部、26:引張バネ、27:ボール、28:センサ固定板、28A:移動規制座、100:レンズユニット、110:ユニット筐体、200:センサユニット、210:撮像素子、D:許容間隔、OA:光軸、L2:第2レンズ群

Claims (7)

  1. 光学部材を有し前記光学部材の光軸と交差する方向に第1部材に対して相対移動可能な第2部材と、
    カム筒のカム溝に挿入されるカムフォロア部と、前記カムフォロア部とは反対側に備えられ前記第2部材の前記光軸方向の移動を制限する突起部とを有し、前記第1部材に備えられたフォロアピンとを含み、
    前記第1部材と前記第2部材との間に、前記第1部材に対して前記第2部材を前記光軸と直交する方向に滑動させるための複数の球体を備え、
    前記フォロアピンは前記球体の近傍に設けられていること、
    を特徴とする光学装置。
  2. 請求項に記載の光学装置であって、
    前記第1部材と前記第2部材との間の光軸方向の移動を制限するバネ部材を備え、
    前記フォロアピンは、前記バネ部材よりも前記球体の近傍に設けられていること、
    を特徴とする光学装置。
  3. 請求項1に記載の光学装置であって、
    前記複数の球体のうちの、前記フォロアピンの近傍に備えられた第1球体は、前記フォロアピンの前記突起部により光軸方向の移動が規制され、
    前記複数の球体のうちの、前記第1球体と異なる第2球体は、前記第1部材の位置を検出する位置検出部材の近傍に備えられていること、
    を特徴とする光学装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の光学装置であって、
    前記第2部材を第1方向に駆動する第1駆動部材と、前記第1方向と直交する第2方向に駆動する第2駆動部材と、を備え、
    前記フォロアピンは、前記第1駆動部材と前記第2駆動部材との間に取り付けられていること、
    を特徴とする光学装置。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の光学装置であって、
    前記第2部材は筒状の側面を有し、
    前記フォロアピンは、該側面に取り付けられていること、
    を特徴とする光学装置。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の光学装置であって、
    前記フォロアピンは、円周方向に複数備えられ、前記複数のフォロアピンのうちの一つが、前記カムフォロア部と前記突起部とを有していること、
    を特徴とする光学装置。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の光学装置を備える光学機器。
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