JP2009169292A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 防振素子を光学系の光軸に対してシフトさせて像振れを低減する光学防振装置であって、
   前記防振素子のシフトを制限するロック位置と該防振素子のシフトを許容するロック解除位置とに回転可能なロック部材と、
   該ロック部材を前記ロック位置及び前記ロック解除位置に回転させるアクチュエータと、
   前記ロック部材に対して、機械的に付勢力を発生する付勢機構と、
   前記ロック部材に設けられ、前記付勢機構からの付勢力を前記ロック部材の回転方向への付勢力に変換するカムと、
   前記付勢機構と前記カムとによる前記ロック部材の回転を、前記ロック位置及び前記ロック解除位置でそれぞれ阻止する阻止部材と、を有することを特徴とする光学防振装置。
2. 前記付勢機構は、前記カムと当接する付勢部材を有し、
   前記付勢機構と前記カムとによって、前記ロック部材を前記ロック位置の方向と前記ロック解除位置の方向とに回転させ、前記回転を同一の前記付勢部材を用いて行うことを特徴とする請求項１に記載の光学防振装置。
3. 前記付勢機構は、前記ロック部材の回転中心に向かって付勢力を発生することを特徴とする請求項１または２に記載の光学防振装置。
4. 前記アクチュエータは、前記ロック部材及び該ロック部材を回転可能に保持するベース部材のうち一方に設けられたコイルと、他方に設けられたマグネットとにより構成されていることを特徴とする請求項１から３のいずれか１つに記載の光学防振装置。
5. 前記阻止部材は、弾性部材と、前記ロック部材に設けられた突起とを含み、前記突起が前記弾性部材に当接することで、前記ロック部材の回転を阻止することを特徴とする請求項１から４のいずれか１つに記載の光学防振装置。
6. 前記ロック部材の回転位置を検出する検出器を有し、
   前記検出器により前記ロック部材が前記ロック位置と前記ロック解除位置との間で停止したことが検出された場合に、前記アクチュエータにより前記ロック部材を再度回転させることを特徴とする請求項１から５のいずれか１つに記載の光学防振装置。
7. 請求項１から６のいずれか１つに記載の光学防振装置を有することを特徴とする光学機器。