JP5658071B2 - 像振れ補正装置 - Google Patents
像振れ補正装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5658071B2 JP5658071B2 JP2011078992A JP2011078992A JP5658071B2 JP 5658071 B2 JP5658071 B2 JP 5658071B2 JP 2011078992 A JP2011078992 A JP 2011078992A JP 2011078992 A JP2011078992 A JP 2011078992A JP 5658071 B2 JP5658071 B2 JP 5658071B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable member
- fixed
- pair
- optical axis
- image blur
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Description
一方、重力や外部からの衝撃力に十分対抗し得るような磁気的保持力を得るために、復帰磁石及び駆動磁石を大きくすると、装置の大型化を招くと共に、可動部材が重くなるため、円滑な像触れ補正が困難になり、又、消費電力の増加等を招くことになる。
この構成によれば、可動部材は、支持機構により移動自在に支持された状態で、駆動手段の駆動力により、固定部材に対して待機位置(開口部の中心軸とレンズの光軸が一致しかつ可動部材がフリーな状態)から光軸に垂直な平面内で二次元的に移動させられ、手振れ等による像振れを高精度に補正することができる。
また、像振れ補正を行わない休止状態においては、回転駆動機構により可動部材を待機位置から光軸回りに回転させて所定の回転位置まで回転させ、係合停止機構により可動部材を固定部材の一部に係合させて停止させることにより、外部から衝撃等を受けてもガタツキを生じることなく可動部材を休止位置(回転位置)に確実に保持することができる。
特に、保持手段として、可動部材を回転させて係合及び停止させる(ロックする)回転駆動機構及び係合停止機構を採用したことにより、構造の簡素化、装置の小型化、消費電力の低減等を達成することができる。
ここでは、係合停止機構が、可動部材が回転位置に位置する状態で、固定部材及び可動部材の一方に固定された永久磁石と磁気的吸引力を及ぼすと共に一方と当接して相対的な回転移動を規制するべく固定部材及び可動部材の他方に固定された磁性部材を含むため、可動部材が待機位置から回転位置(休止位置)に達した状態で、永久磁石と磁性部材との間に磁気的吸引力が生じつつ磁性部材が一方と直接当接して相対的な回転が規制されるため、可動部材を回転位置(休止位置)により確実に保持することができる。
この構成によれば、像振れ補正を行う際に可動部材を駆動する駆動手段を、回転駆動機構として兼用することにより、構造の簡素化、部品点数の削減、装置の小型化、低コスト化等を達成することができる。
この構成によれば、回転駆動機構により、可動部材が待機位置から光軸回りに回転させられると、可動部材の筒部に形成された係合部が、固定部材の開口部に形成された被係合部と係合して、可動部材は所定の休止位置(回転位置)に停止した状態で保持される。
このように、係合停止機構として、可動部材のレンズを保持する筒部と固定部材の開口部の領域とに係合部及び被係合部を設けたことにより、可動部材の中で質量が集中する中心領域を係合させて保持するため、可動部材をより確実に休止位置(回転位置)に保持することができる。
この構成によれば、回転駆動機構により、可動部材が待機位置から光軸回りに回転させられると、可動部材の筒部から離れた平板部に形成された係合部が、固定部材の開口部から離れた外側領域に形成された被係合部と係合して、可動部材は所定の休止位置(回転位置)に停止した状態で保持される。
このように、係合停止機構として、可動部材の平板部と固定部材の開口部から離れた外側領域とに係合部及び被係合部を設けたことにより、可動部材の筒部が開口部内に入り込まないような構成あるいは可動部材の筒部が平板部と一体的な平板状をなしその一部においてレンズを保持するような構成において、可動部材をより確実に休止位置(回転位置)に保持することができる。
この構成によれば、一対のコイルの一方に正通電及び他方に逆通電を行うことにより、可動部材を光軸回りの一方向に回転させる磁気的な回転駆動力が発生して、可動部材は待機位置から所定の回転位置(休止位置)まで回転させられ係合停止機構によりロック状態に保持され、一方、一対のコイルの一方に逆通電及び他方に正通電を行うことにより、可動部材を光軸回りの逆方向に回転させる磁気的な回転駆動力が発生して、可動部材は所定の回転位置(休止位置)から待機位置まで逆向きに回転させられてロック状態が解除され、像振れ補正を行える状態となる。このように、コイルへの通電を切り替えるという簡単な制御により、可動部材のロック及びロックの解除を行うことができる。
この構成によれば、第1駆動機構(第1永久磁石、第1コイル)と第2駆動機構(第2永久磁石、第2コイル)により、可動部材を待機位置から光軸に垂直な平面内で移動させて、像振れ補正を行うことができ、又、第1永久磁石及び第2永久磁石と第1コイル及び第2コイルとがそれぞれ点対称に配置された一対の永久磁石及び一対のコイルからなるため、固定部材に対する可動部材のバランスを均等に(平行度を)維持しつつ、可動部材をより円滑に駆動して素早く像振れ補正を行うことができ、さらに、第1駆動機構及び第2駆動機構の少なくとも一方が回転駆動機構を兼ねるため、別々に機構を設ける場合に比べて、構造の簡素化、部品点数の削減等を達成することができる。
この像振れ補正装置Mを組み込んだカメラユニットUは、図1に示すように、撮像素子等を配置するカメラ本体1、カメラ本体1に連結された撮像レンズユニットとしてのレンズ鏡筒2等を備えている。そして、レンズ鏡筒2には、光軸方向に往復動する複数のレンズ群うちの一つとして像触れ補正装置Mが組み込まれている。
被係合部10bは、可動部材30が像触れ補正のために駆動される範囲内においては可動部材30と非接触となるように形成されると共に、可動部材30が待機位置から所定角度だけ回転した回転位置(休止位置)に至る際に可動部材30の係合部32と係合するように形成されている。
そして、3つの球体20は、可動部材30に設けられた3つの当接部34にそれぞれ当接して、可動部材30を光軸Lに垂直な平面内で移動自在に支持するようになっている。
4つの係合部32は、筒部31の外周から径方向に突出すると共に周方向に所定の長さをなすようにかつベース10の被係合部10bと対向する側に傾斜面32aを画定するように形成されている。
そして、4つの係合部32は、可動部材30が像触れ補正のために駆動される範囲内においてはベース10の開口部10a及び被係合部10bと非接触となり、可動部材30が待機位置から所定角度だけ回転した回転位置(休止位置)に至る際にベース10の被係合部10bに係合するようになっている。
2つの平板部33は、光軸Lに垂直な平面と平行な方向に伸長しかつ光軸L方向において扁平となるように形成されている。
このように、3つの当接部34が3つの球体20に当接するように形成されているため、少ない個数の球体20を用いつつ、球体20に加わる負荷をバランス良く配置することができ、可動部材30は、光軸Lに垂直な平面内において円滑に移動するように支持される。
4つの固定部35は、第1永久磁石51(一対の永久磁石51a,51b)及び第2永久磁石61(一対の永久磁石61a,61b)を、光軸L方向においてそれらの両端面を露出させると共にそれらの側面を嵌合させて保持する嵌合孔として形成されている。
第1永久磁石51は、光軸Lを中心として点対称となる位置において、可動部材30の固定部35に固定された一対の永久磁石51a,51bにより形成されている。
第1コイル52は、光軸L方向において一対の永久磁石51a,51bと対向する位置において、ベース10のコイル固定部11に固定された一対のコイル52a,52bにより形成されている。
第1永久磁石51(一対の永久磁石51a,51b)は、図5に示すように、X´軸と平行な面を境にN極とS極とに着磁されかつ光軸L方向においてもN極とS極に着磁された矩形形状に形成されている。
第1コイル52(一対のコイル52a,52b)は、図2、図4、図6に示すように、光軸L方向から視て、X軸方向に長軸及びY軸方向に短軸をもつ長円環状をなすように形成されている。
そして、第1駆動機構50は、第1コイル52(一対のコイル52a,52b)に対する通電をオン/オフすることにより、光軸Lに垂直な第1方向すなわちY軸方向に電磁駆動力を発生するようになっている。
第2永久磁石61は、光軸Lを中心として点対称となる位置において、可動部材30の固定部35に固定された一対の永久磁石61a,61bにより形成されている。
第2コイル62は、光軸L方向において一対の永久磁石61a,61bと対向する位置において、ベース10のコイル固定部11に固定された一対のコイル62a,62bにより形成されている。
第2永久磁石61(一対の永久磁石61a,61b)は、図5に示すように、Y´軸と平行な面を境にN極とS極とに着磁されかつ光軸L方向においてもN極とS極に着磁された矩形形状に形成されている。
第2コイル62(一対のコイル62a,62b)は、図2、図4、図6に示すように、光軸L方向から視て、Y軸方向に長軸及びX軸方向に短軸をもつ長円環状をなすように形成されている。
そして、第2駆動機構60は、第2コイル62(一対のコイル62a,62b)に対する通電をオン/オフすることにより、光軸Lに垂直な第2方向すなわちX軸方向に電磁駆動力を発生するようになっている。
また、像振れ補正を行う際に可動部材30を駆動する駆動手段としての第1駆動機構50を、回転駆動機構MRとして兼用しているため、構造の簡素化、部品点数の削減、装置の小型化、低コスト化等を達成することができる。
ここで、係合部32と被係合部10bとの係合関係は、可動部材30が所定の休止位置(回転位置)まで回転したとき、互いに密接してガタツキを生じない状態に形成されている。
一対のヨーク70は、ベース10のヨーク固定部14に固定されており、図7に示すように可動部材30が休止位置(回転位置)まで回転させられたとき可動部材30の外縁部に当接し、一対の永久磁石61a,61bとそれぞれ磁気的吸引力を及ぼすように配置され、かつ、待機位置から像触れ補正が行われる場合は、可動部材30と非接触となるように配置されている。
一方、回転駆動機構MRにより、可動部材30が休止位置から光軸L回りの逆方向(図7中の反時計回り)に回転させられると、係合部32が被係合部10bから離脱しつつ可動部材30は待機位置に至り、係合停止機構MSによるロック状態(係合状態)が解除される。
尚、係合部32と被係合部10bとの係合関係を、互いに食い付き合うように若干固めに嵌合し合う状態に設定することも可能である。
この場合、ヨーク70を設けなくても、可動部材30を休止位置(回転位置)に確実に保持することができる。
そして、4つのヨーク80は、図3及び図6に示すように、可動部材30が図6に示す待機位置(光軸Lと中心軸Sとが一致する位置)において、それぞれ光軸L方向において、永久磁石51a及びコイル52aと重なる位置、永久磁石51b及びコイル52bと重なる位置、永久磁石61a及びコイル62aと重なる位置、永久磁石61b及びコイル62bと重なる位置に配置されており、球体20を挟み込んだ状態で可動部材30がベース10から離れないような磁気的吸引力を及ぼすと共に可動部材30が待機位置からずれた際に待機位置に復帰させる磁気的復帰力を生じるようなっている。
第1位置センサ91及び第2位置センサ92は、例えば磁束密度の変化を検出して電気信号として出力するホール素子等であり、図2に示すように、カバー部材40のセンサ固定部41にそれぞれ嵌合されて固定されている。
また、第2位置センサ92は、可動部材30に固定された第2永久磁石61(永久磁石61a)との間で磁気回路を形成し、可動部材30がベース10及びカバー部材40に対して相対的に移動することによって生じる磁束密度の変化を検出することで、可動部材30の位置を検出するようになっている。
このように、フレキシブル配線板100は、光軸Lに垂直な平面方向に移動しないカバー部材40(固定部材)に固定されているため、光軸Lに垂直な平面方向に移動させる必要がなく、すなわち撓ませて配置する必要がなく、それ故に、フレキシブル配線板100の配置スペースを狭くでき、装置を小型化でき、耐久性を向上させることができる。
先ず、休止状態において、可動部材30は、図7に示すように、回転駆動機構MR及び係合停止機構MSにより休止位置(回転位置)に位置決めされて保持されている。
この休止状態から、回転駆動機構MRの一対のコイル52a,52bの一方のコイル52aに逆通電及び他方のコイル52bに正通電を行うことにより、可動部材30は、図7に示す休止位置から光軸L回りの逆方向(図7中の反時計回り)に回転させられて図6に示す待機位置に至ると共に係合停止機構MS(係合部32及び被係合部10b)による係合状態(ロック状態)が解除されて、像振れ補正を行えるフリーの状態となる。
特に、保持手段として、可動部材30を回転させて係合及び停止させる(ロックする)回転駆動機構MR(一対の永久磁石51a,51b、一対のコイル52a,52b)及び係合停止機構MS(係合部32、被係合部10b)を採用したことにより、構造の簡素化、装置の小型化、消費電力の低減等を達成することができる。
すなわち、この実施形態において、係合停止機構MSは、可動部材30´の平板部33の一部に設けられた係合部32´と、ベース10´において開口部10aから外れた外側領域に設けられ被係合部16´とを含む構成となっている。
そして、回転駆動機構MRにより、可動部材30が図10に示す待機位置から光軸L回りに回転させられると、可動部材30´の筒部31から離れた平板部33に形成された係合部32´が、ベース10´の開口部10aから離れた外側領域に形成された被係合部16´と係合して、可動部材30´は図11に示す所定の休止位置(回転位置)に停止した状態で保持される。
上記実施形態においては、可動部材30,30´に永久磁石51a,51b,61a,61bを固定し、ベース10,10´にコイル52,52b,62a,62bを固定した場合を示したが、これに限定されるものではなく、逆に、ベースに永久磁石51a,51b,61a,61bを固定し、可動部材にコイル52,52b,62a,62bを固定した構成を採用してもよい。
上記実施形態においては、位置センサとして、第1永久磁石51の一方の永久磁石51bとの間で作用する第1位置センサ91及び第2永久磁石61の一方の永久磁石61aとの間で作用する第2位置センサ92を採用した場合を示したが、これに限定されるものではなく、4つの永久磁石51a,51b,61a,61bとの間で作用する4つの位置センサを採用してもよい。
これによれば、撮像用の複数のレンズが光軸方向に配置された構成において、上記の像振れ補正装置を含むことで、可動部材に保持される補正用のレンズGが適宜駆動されて、手振れ等による像振れを円滑にかつ高精度に補正することができる。すなわち、撮像用の複数のレンズに加えて、上記の像振れ補正機能を追加した撮像レンズユニットを提供することができる。
Y軸(第1方向)
X軸(第2方向)
U カメラユニット
1 カメラ本体
2 レンズ鏡筒
M 像振れ補正装置
MR 回転駆動機構(保持手段)
MS 係合停止機構(保持手段)
B ネジ
10,10´ ベース(固定部材)
10a 開口部
S 中心軸
10b 被係合部(係合停止機構)
11 コイル固定部
12 ヨーク固定部
13 凹部
14 ヨーク固定部
15 ネジ穴
16´ 被係合部(係合停止機構)
20 球体(支持機構)
30,30´ 可動部材
31 筒部
32,32´ 係合部(係合停止機構)
32a 傾斜面
33 平板部
34 当接部
A 接触領域
35 固定部
40 カバー部材(固定部材)
40a 開口部
41 センサ固定部
42 ネジ孔
50 第1駆動機構(駆動手段、回転駆動機構)
51 第1永久磁石
51a,51b 一対の永久磁石(回転駆動機構)
52 第1コイル
52a,52b 一対のコイル(回転駆動機構)
60 第2駆動機構(駆動手段)
61 第2永久磁石
61a,61b 一対の永久磁石
62 第2コイル
62a,62b 一対のコイル
70 ヨーク(磁性部材)
80 ヨーク
90 位置センサ
91 第1位置センサ
92 第2位置センサ
100 フレキシブル回線板
Claims (6)
- 所定の中心軸を画定する開口部を有する固定部材と、レンズを保持すると共に前記固定部材に対して可動な可動部材と、前記可動部材をレンズの光軸に垂直な平面内で移動自在に支持する支持機構と、前記可動部材を前記平面内で駆動する駆動手段と、前記可動部材を所定の休止位置に位置決めして保持する保持手段を備えた像振れ補正装置であって、
前記保持手段は、前記可動部材を像振れ補正前の待機位置から前記光軸回りに回転させる回転駆動機構と、前記可動部材を所定の回転位置において前記固定部材の一部に係合させて停止させる係合停止機構を含み、
前記係合停止機構は、前記可動部材が前記回転位置に位置する状態で、前記固定部材及び可動部材の一方に固定された永久磁石と磁気的吸引力を及ぼすと共に前記一方と当接して相対的な回転移動を規制するべく前記固定部材及び可動部材の他方に固定された磁性部材を含む、
ことを特徴とする像振れ補正装置。 - 前記駆動手段は、前記回転駆動機構を兼ねる、
ことを特徴とする請求項1に記載の像振れ補正装置。 - 前記可動部材は、前記レンズを保持して前記開口部内に配置される筒部と、前記筒部から前記平面と平行な方向に伸長する平板部を含み、
前記係合停止機構は、前記筒部の外周に設けられた係合部と、前記固定部材において前記開口部の領域に設けられ前記可動部材が前記回転位置に至る際に前記係合部が係合する被係合部を含む、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の像振れ補正装置。 - 前記可動部材は、前記レンズを保持すると共に前記開口部に対向して配置される筒部と、前記筒部から前記平面と平行な方向に伸長する平板部を含み、
前記係合停止機構は、前記平板部の一部に設けられた係合部と、前記固定部材において前記開口部から外れた外側領域に設けられ前記可動部材が前記回転位置に至る際に前記係合部が係合する被係合部を含む、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の像振れ補正装置。 - 前記回転駆動機構は、前記光軸又は前記中心軸を中心として点対称となる位置において前記固定部材及び可動部材の一方に配置された一対の永久磁石と、前記光軸方向において前記一対の永久磁石と対向するように前記固定部材及び可動部材の他方に配置された一対のコイルを含み、前記一対のコイルの一方に正通電及び他方に逆通電を行うことにより前記可動部材を前記回転位置に回転させる回転駆動力を発生し、前記一対のコイルの一方に逆通電及び他方に正通電を行うことにより前記可動部材を前記回転位置から逆向きに回転させて係合状態を解除するように形成されている、
ことを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載の像振れ補正装置。 - 前記駆動手段は、前記可動部材を前記平面内の第1方向に駆動する第1駆動機構と、前記可動部材を前記平面内の第2方向に駆動する第2駆動機構を含み、
前記第1駆動機構は、前記固定部材及び可動部材の一方に固定された第1永久磁石と、前記光軸方向において前記第1永久磁石に対向する位置において前記固定部材及び可動部材の他方に固定された第1コイルを含み、
前記第2駆動機構は、前記固定部材及び可動部材の一方に固定された第2永久磁石と、前記光軸方向において前記第2永久磁石に対向する位置において前記固定部材及び可動部材の他方に固定された第2コイルを含み、
前記第1永久磁石及び第2永久磁石は、それぞれ、前記光軸又は前記中心軸を中心として点対称となる位置に配置された一対の永久磁石からなり、
前記第1コイル及び第2コイルは、それぞれ、前記光軸方向において前記一対の永久磁石と対向するように配置された一対のコイルからなり、
前記第1駆動機構及び第2駆動機構の少なくとも一方は、前記回転駆動機構を兼ねる、
ことを特徴とする請求項5に記載の像振れ補正装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011078992A JP5658071B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | 像振れ補正装置 |
TW101110407A TW201239512A (en) | 2011-03-31 | 2012-03-26 | Image blur correcting device |
CN201210089083.7A CN102736358B (zh) | 2011-03-31 | 2012-03-28 | 图像抖动修正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011078992A JP5658071B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | 像振れ補正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012215605A JP2012215605A (ja) | 2012-11-08 |
JP5658071B2 true JP5658071B2 (ja) | 2015-01-21 |
Family
ID=46992105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011078992A Active JP5658071B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | 像振れ補正装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5658071B2 (ja) |
CN (1) | CN102736358B (ja) |
TW (1) | TW201239512A (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6053535B2 (ja) * | 2013-01-25 | 2016-12-27 | キヤノン株式会社 | 補正光学装置、画像振れ補正装置、及び撮像装置 |
TWI544723B (zh) * | 2013-11-29 | 2016-08-01 | 台灣東電化股份有限公司 | 電磁驅動模組及應用該電磁驅動模組之鏡頭裝置 |
JP6488161B2 (ja) * | 2015-03-13 | 2019-03-20 | オリンパス株式会社 | ブレ補正装置 |
JP6079974B2 (ja) * | 2015-04-23 | 2017-02-15 | Tdk株式会社 | レンズ駆動装置 |
US9989779B2 (en) | 2015-04-23 | 2018-06-05 | Tdk Corporation | Lens driving device |
CN107102494A (zh) * | 2017-04-10 | 2017-08-29 | 佛山市瞳光学科技有限公司 | 一种摄像装置 |
JP6883468B2 (ja) * | 2017-05-08 | 2021-06-09 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニット |
JP7034616B2 (ja) | 2017-07-12 | 2022-03-14 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニット |
JP6959777B2 (ja) * | 2017-07-12 | 2021-11-05 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニット |
JP6728122B2 (ja) * | 2017-11-20 | 2020-07-22 | 株式会社タムロン | アクチュエータ、及びそれを備えたレンズユニット、カメラ |
JP7161346B2 (ja) * | 2018-08-30 | 2022-10-26 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正装置並びに振れ補正機能付き光学ユニット及びその製造方法 |
JP7186047B2 (ja) | 2018-09-27 | 2022-12-08 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正機能付きユニット |
WO2020243859A1 (zh) * | 2019-06-01 | 2020-12-10 | 瑞声光学解决方案私人有限公司 | 自动对焦镜头组件及其自动对焦方法 |
JP7270473B2 (ja) * | 2019-06-14 | 2023-05-10 | ニデックインスツルメンツ株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニット |
WO2021199472A1 (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-07 | 日本電産株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニット、及び振れ補正機能付き光学ユニットの製造方法 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4403609B2 (ja) * | 1998-12-11 | 2010-01-27 | 株式会社ニコン | ブレ補正装置及び光学装置 |
JP2001166350A (ja) * | 1999-12-06 | 2001-06-22 | Canon Inc | 防振機能付き装置 |
JP2002214661A (ja) * | 2001-01-16 | 2002-07-31 | Canon Inc | 補正光学装置 |
JP4539043B2 (ja) * | 2003-08-26 | 2010-09-08 | 株式会社ニコン | ブレ補正装置及びカメラシステム |
JP4011576B2 (ja) * | 2004-10-20 | 2007-11-21 | 株式会社タムロン | アクチュエータ及びそれを備えたレンズユニット及びカメラ |
JP2008065073A (ja) * | 2006-09-07 | 2008-03-21 | Tamron Co Ltd | アクチュエータ、及びそれを備えたレンズユニット、カメラ |
JP2008070613A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Tamron Co Ltd | アクチュエータ、及びそれを備えたレンズユニット、カメラ |
JP2008122530A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Sony Corp | 像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒及び撮像装置 |
WO2008155906A1 (ja) * | 2007-06-20 | 2008-12-24 | Panasonic Corporation | 像振れ補正装置およびカメラ |
JP2009116033A (ja) * | 2007-11-06 | 2009-05-28 | Nikon Corp | ブレ補正装置および光学機器 |
JP5258309B2 (ja) * | 2008-01-18 | 2013-08-07 | キヤノン株式会社 | 光学防振装置及び光学機器 |
JP5117348B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2013-01-16 | 日本電産コパル株式会社 | 像振れ補正装置、撮像レンズユニット、及びカメラユニット |
JP5604246B2 (ja) * | 2010-09-28 | 2014-10-08 | 日本電産コパル株式会社 | カメラ用羽根駆動装置 |
JP5725841B2 (ja) * | 2010-12-20 | 2015-05-27 | キヤノン株式会社 | 補正光学装置 |
-
2011
- 2011-03-31 JP JP2011078992A patent/JP5658071B2/ja active Active
-
2012
- 2012-03-26 TW TW101110407A patent/TW201239512A/zh unknown
- 2012-03-28 CN CN201210089083.7A patent/CN102736358B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012215605A (ja) | 2012-11-08 |
TW201239512A (en) | 2012-10-01 |
CN102736358A (zh) | 2012-10-17 |
CN102736358B (zh) | 2016-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5658071B2 (ja) | 像振れ補正装置 | |
US9348150B2 (en) | Correcting optical device and image pickup apparatus | |
JP5769712B2 (ja) | 傾き補正ユニット | |
JP6257187B2 (ja) | 像振れ補正装置、レンズ鏡筒、光学機器、および撮像装置 | |
KR101404843B1 (ko) | 위치 결정 장치, 떨림 보정 장치 및 전자 기기 | |
JP5117359B2 (ja) | 像振れ補正装置、撮像レンズユニット、及びカメラユニット | |
JP5394727B2 (ja) | 光学補正ユニット、レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
WO2010038685A1 (ja) | 像振れ補正装置、撮像レンズユニット、及びカメラユニット | |
JP6444748B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
US8442393B2 (en) | Shake correction apparatus in digital camera | |
JP5955609B2 (ja) | レンズ駆動装置 | |
JP7411450B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP5266091B2 (ja) | 光学補正ユニット、レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
JP2009205042A (ja) | レンズ駆動装置 | |
JP2015084035A (ja) | 防振アクチュエータ、及びそれを備えたレンズユニット、カメラ | |
JP5254052B2 (ja) | 像振れ補正装置、撮像レンズユニット、及びカメラユニット | |
CN111665607A (zh) | 光学部件支撑装置、驱动装置、照相装置及电子设备 | |
JP5117360B2 (ja) | 像振れ補正装置、撮像レンズユニット、及びカメラユニット | |
JP2010185893A (ja) | 光学補正ユニット、レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
JP5117450B2 (ja) | 像振れ補正装置、撮像レンズユニット、及びカメラユニット | |
JP2008015349A (ja) | アクチュエータ、及びそれを備えたレンズユニット、カメラ | |
JP2008076646A (ja) | ブレ補正装置およびこれを備えた機器 | |
JP2008070613A (ja) | アクチュエータ、及びそれを備えたレンズユニット、カメラ | |
JP2010128390A (ja) | 像振れ補正装置、撮像レンズユニット、及びカメラユニット | |
JP4336698B2 (ja) | アクチュエータ、及びそれを備えたレンズユニット、カメラ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140618 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140715 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140912 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141127 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5658071 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |