JP5181542B2 - ブレ補正装置、電子機器 - Google Patents

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本発明は、位置決め装置、ブレ補正装置及び電子機器に関するものである。
駆動装置と位置検出装置とを用いた位置決め装置は、例えば、カメラ等に備えられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−196382号公報
この従来の位置決め装置は、駆動装置に備えられたマグネットと位置検出装置に備えられたマグネットとの間に発生する回転モーメントによって位置決めが困難になるといった問題があった。
本発明の課題は、位置決め精度が向上した位置決め装置、ブレ補正装置及び電子機器を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。ここでは、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
請求項1の発明は、第1軸(D3)に沿って配置された第1マグネット(61L)及び前記第1軸と交差する第2軸(D4)に沿って配置された第2マグネット(61R)と、第1駆動マグネット(551L)及び第2駆動マグネット(551R)とを有する第1部材と、前記第1マグネットの磁気を用いて前記第1軸方向に関する前記第1部材との相対移動を検出する第1検出部(62L)及び前記第2マグネットの磁気を用いて前記第2軸方向に関する前記第1部材との相対移動を検出する第2検出部(62R)と、前記第1駆動マグネットに対向して備えられた第1駆動コイル(552L)及び前記第2駆動マグネットに対向して備えられた第2駆動コイル(552R)と、前記第1駆動マグネットの磁束を通す第1ヨーク(553L)及び前記第2駆動マグネットの磁束を通す第2ヨーク(553R)とを有し、前記第1部材に対向して備えられた第2部材と、前記第1の部材及び前記第2の部材の一方に備えられたブレ補正光学系とを含み、前記第1駆動マグネットにより磁化された前記第1ヨークの磁力と前記第1マグネットの磁力とにより生じる第1回転モーメントの方向は、前記第2駆動マグネットにより磁化された前記第2ヨークの磁力と前記第2マグネットの磁力とにより生じる第2回転モーメントの方向とは逆方向であることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項2の発明は、第1軸(D3)に沿って配置された第1マグネット(61L)及び前記第1軸と交差する第2軸(D4)に沿って配置された第2マグネット(61R)と、第1駆動マグネット(551L)及び第2駆動マグネット(551R)とを有する第1部材と、前記第1マグネットの磁気を用いて前記第1軸方向に関する前記第1部材との相対移動を検出する第1検出部(62L)及び前記第2マグネットの磁気を用いて前記第2軸方向に関する前記第1部材との相対移動を検出する第2検出部(62R)と、前記第1駆動マグネットに対向して備えられた第1駆動コイル(552L)及び前記第2駆動マグネットに対向して備えられた第2駆動コイル(552R)と、前記第1駆動マグネットの磁束を通す第1ヨーク(553L)及び前記第2駆動マグネットの磁束を通す第2ヨーク(553R)とを有し、前記第1部材に対向して備えられた第2部材と、前記第1の部材及び前記第2の部材の一方に備えられた撮像素子とを含み、前記第1駆動マグネットにより磁化された前記第1ヨークの磁力と前記第1マグネットの磁力とにより生じる第1回転モーメントは、前記第2駆動マグネットにより磁化された前記第2ヨークの磁力と前記第2マグネットの磁力とにより生じる第2回転モーメントとは逆方向であることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項3の発明は、請求項1に記載されたブレ補正装置(10)を備えたことを特徴とする電子機器(100)である。
請求項4の発明は、請求項2に記載されたブレ補正装置を備えたことを特徴とする電子機器である。
本発明によれば、位置決め精度が向上した位置決め装置、ブレ補正装置及び電子機器を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態をあげて、さらに詳しく説明する。なお、以下の実施形態は、電子機器としてデジタルカメラを例にとって説明する。
<第1、第2実施形態>
図1は、第1及び第2実施形態に係るデジタルカメラを示す斜視図である。
図2(a)及び図2(b)は、図1に示すデジタルカメラに備えられたブレ補正装置を示す図であり、図2(a)は、ブレ補正装置の平面図、図2(b)は、図2(a)のIIB-IIB部矢視断面図をそれぞれ示している。
デジタルカメラ100(以下、カメラ100という)は、レンズ非交換式のカメラであり、ボディ110及びレンズ鏡筒120を備えている。
ボディ110は、例えば、合成樹脂材料やアルミニウム合金等の金属材料によって略直方体状に形成されるとともに、内部に空間を備えた箱型の容器である。
レンズ鏡筒120は、ボディ110の内部に設けられた空間に収容され、第1レンズ群1、プリズム2、CCD(Charge Coupled Device)3、及び、ブレ補正装置10を備えている。スイッチSWは、例えば、シャッターリレーズ操作、ブレ補正装置の制御等に用いられるスイッチである。スイッチSWは、ボディ110のうち第1レンズ群1とは反対側に備えられている。スイッチVRSWは、ブレ補正装置を動作させるか、停止させるかについての操作に用いられるスイッチである。スイッチVRSWは、ボディ110のうち第1レンズ群1とは反対側に備えられている。
第1レンズ群1は、レンズ鏡筒120に収容された撮像光学系のうち最も被写体側に設けられたものである。この第1レンズ群1は、ボディ110の面部のうち撮影時に被写体に面する面部にその入射面が露出した状態で配置されている。
プリズム2は、ボディ110の内部であって、第1レンズ群1の射出側に配置されており、第1レンズ群1から射出した光を全反射させてその進行方向を、例えば、90°屈曲させる直角プリズムである。
以下、カメラ100の撮像光学系において、プリズム2の入射側の光軸、射出側の光軸にそれぞれ符号A1,A2を付して説明する。
CCD3は、第1レンズ群1を含むカメラ100の撮像光学系が取得した被写体像光を電気信号に変換する光−電気変換素子である。このCCD3は、プリズム2の射出側であって、カメラ100の通常撮影位置においてプリズム2の鉛直方向下方に配置されている。なお、カメラ100は、例えば、CMOS(ComplementaryMetal Oxide Semiconductor)等を撮像素子として使用することができる。
ここで、本明細書において、カメラ100の通常撮影位置とは、光軸A1を略水平とし、横長の画像を撮影する際のカメラ100の姿勢を指すものとする。
CCD3は、その撮像面が、カメラ100を通常撮影位置とした状態において、略水平となっている。
なお、図1において省略されているが、レンズ鏡筒120は、第1レンズ群1とプリズム2との間、及び、プリズム2とCCD3との間にズームレンズやフォーカスレンズを含む複数のレンズ群を備えている。
ブレ補正装置10は、プリズム2とCCD3との間であって、光軸A2上に配置されている。
ブレ補正装置10は、図2(a)及び図2(b)に示すように、固定部20、移動部30、ブレ補正レンズ40、ボイスコイルモータ50(以下、VCM50とも言う。)、位置検出部60、及び、鋼球70を備えている。
ここで、以下説明するブレ補正装置10に備えられた各要素の配置は、移動部30が固定部20に対してセンタリングされた状態を基準として説明する。また、移動部30がセンタリングされた状態とは、ブレ補正レンズ40の光軸が光軸A2と実質的に一致した状態を指すものとする。
このブレ補正装置10は、図1に示すボディ110の内部に固定されたジャイロセンサ4によってカメラ100の傾き角を検出し、この傾き角に応じてVCM50が固定部20に対して移動部30を光軸A2に垂直な面内で駆動し、ブレ補正レンズ40を移動させることによって撮影時の手振れ等の影響を低減するものである。VCM50の駆動は、図1に示す制御装置5によって制御される。
固定部20は、レンズ鏡筒120に固定されたブレ補正装置10の基部である。
移動部30は、固定部20に対して光軸A2に直交する面内で移動可能に支持されている。移動部30は、固定部20よりもプリズム2側に配置されている。
これらの固定部20及び移動部30は、図2に示すように、光軸A2方向から見た場合に、光軸A1と平行な方向の寸法(図2(a)において上下方向)よりも、光軸A1及び光軸A2に直交する方向(図2(a)において左右方向。以下、長手方向とも言う。)の寸法が大きい略矩形の板状に形成されている。
ブレ補正レンズ40は、移動部30の長手方向の略中央部における撮影者側の領域に装着されている。
ボイスコイルモータ50は、移動部30を固定部20に対して光軸A2と直交する面内において駆動する電磁アクチュエータである。
VCM50は、固定部20及び移動部30の長手方向に離間して一組、ブレ補正レンズ40を挟んで配置されている。
以下、このVCM50及び後述する位置検出部60、並びに、これらに含まれる各要素を示す符号に対し、カメラ100の通常撮影位置において撮影者側から見て光軸A2よりも右側に配置されたものに記号Rを、左側に配置されたものに記号Lを付して説明する。
VCM50L、VCM50Rによる移動部30の駆動方向(推力方向)D1、D2はそれぞれ固定部20及び移動部30の長手方向に対して、例えば、45°傾斜している。傾斜角を45°にすることで三角関数に関係する演算が簡素化されるといった効果がある。ただし、必ずしも45°にする必要はない。
ここで、VCM50Lを通りかつ駆動方向D1に平行な軸線を駆動軸線DL、VCM50Rを通りかつ駆動方向D2に平行な軸線を駆動軸線DRとすると、駆動軸線DLと駆動軸線DRとの交点は、光軸A1及び光軸A2を含む平面上であって光軸A2よりも被写体側の領域に配置されている。
VCM50Lは、図2(b)に示すように磁石51L、コイル52L、及び、ヨーク53Lを備えている。
磁石51Lは、移動部30に対向した状態で固定部20に固定された永久磁石である。この磁石51L(並びに磁石51R)の磁極の配置については、後に詳しく説明する。
コイル52Lは、磁石51Lに対向した状態で移動部30に固定された電気子巻線である。
ヨーク53Lは、例えば鉄系の金属材料等によってプレート状に形成された磁性体である。このヨーク53Lは、コイル52Lの磁石51Lに対向する面とは反対側の面に対向した状態で移動部30に固定されている。
VCM50Rも上述したVCM50Lと同様の構造を備えている。
位置検出部60は、光軸A2と直交する面内における移動部30の固定部20に対する位置を検出する位置センサである。
位置検出部60は、VCM50と同様に固定部20及び移動部30の長手方向に離間して一組、光軸A1と光軸A2とを含む平面を挟んで配置されている。これらの位置検出部60L、60Rは、それぞれVCM50L、50Rの駆動軸線DL、DR上であって、ブレ補正装置10の被写体側の領域に配置されている。
位置検出部60Lは、VCM50Lに隣接して配置されており、その検出軸の軸線方向D3は、VCM50Rの駆動方向D2と平行になっている。
これに対し、位置検出部60Rは、VCM50Rに隣接して配置されており、その検出軸の軸線方向D4は、VCM50Lの駆動方向D1と平行になっている。
また、位置検出部60L、60Rは、その検出軸がブレ補正レンズ40の光軸上において交差するように配置されている。
位置検出部60Lは、磁石61L及びホール素子62Lを備えている。
磁石61Lは、固定部20に対向した状態で移動部30に固定された永久磁石である。この磁石61L(並びに磁石61R)の磁極の配置については、後に詳しく説明する。
ホール素子62Lは、磁石61Lに対向した状態で固定部20に固定された磁気センサである。このホール素子62Lは、移動部30の固定部20に対する変位に応じた磁石61Lの磁界の変化を検出するものである。
なお、位置検出部60Rも上述した位置検出部60Lと同様の構造を備えている。
鋼球70は、移動部30を固定部20に対して光軸A2と直交する面内において移動可能に支持する転動体である。
鋼球70は、固定部20の移動部30と対向する面部に形成された凹部21に収容され、凹部21の底面とこれに対向する移動部30の面との間に挟持されている。
鋼球70は、図2(a)に示すように、例えば、3つ設けられている。鋼球70のうち1つは、ブレ補正装置10の被写体側の端部であって、固定部20の長手方向の略中央部に配置されている。また、鋼球70のうち他の2つは、ブレ補正装置10の撮影者側の端部であって、固定部20の長手方向の左右の端部近傍にそれぞれ配置されている。
なお、移動部30は、固定部20に固定された磁石51L,51Rが、これらに対向する移動部30側に固定されたヨーク53L,53Rを磁気的に吸引するので、固定部20から脱落しないようになっている。
次に、VCM50に備えられた磁石51の磁極の配置、及び、位置検出部60に備えられた磁石61の磁極の配置について説明する。
図3(a)及び図3(b)は、VCM50に備えられた磁石51の磁極の配置、及び、位置検出部60に備えられた磁石61の磁極の配置を示す図であり、図3(a)はブレ補正装置10を光軸A2方向から見た平面図、図3(b)は磁石51,61のみを示す斜視図である。
なお、この図3(a)において、磁石51の磁極の配置は、固定部20をプリズム2側から見たものを示しており、磁石61の磁極の配置は、移動部30をCCD3側から見たものを示している。
VCM50Lの磁石51Lは、直方体状に形成された多極磁石である。
この磁石51Lは、図2及び図3に示すように、S極とN極とがVCM50Lの駆動方向D1に沿って互いに反対の方向に配列された2枚の平板型の磁石を光軸A2方向に重ねたように形成されている。
また、磁石51Lは、位置検出部60Lの磁石61Lに対し最も近接する部分にS極が配置されている。
位置検出部60Lの磁石61Lも、VCM50Lの磁石51Lと同様に直方体状に形成された多極磁石である。
この磁石61Lは、S極とN極とが位置検出部60Lの検出軸の軸線方向D3に沿って互いに反対方向に配列された2枚の平板型の磁石を光軸A2方向に重ねたように形成されている。
また、磁石61Lは、VCM50Lの磁石51Lに対し最も近接する部分において、N極がブレ補正レンズ40に近接して配置されている(図3(a),図3(b)参照)。
VCM50Rの磁石51R、位置検出部60Rの磁石61Rは、それぞれ、磁石51L、磁石61Lと同様の構成をしており、その磁極の配置は、光軸A1及び光軸A2を含む面を基準面とする面対称に配置されている。
次に、第1実施形態のブレ補正装置10の効果について、比較形態と対比して説明する。
なお、以下説明する比較形態及びその他の実施形態において、上述した第1及び第2実施形態と同様な機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に統一した符号を付して、重複する説明や図面を適宜省略する。
図3(a)に示すように、磁石61Lは、最も磁石51Lに接近した部分において、N極がS極よりもブレ補正装置10の中央側に配置され、磁石51Lは、最も磁石61Lに接近した部分にS極が配置されている。
したがって、磁石51Lと磁石61Lとの間に発生する引力及び斥力によって、磁石51Lと磁石61Lとの間には、ブレ補正装置10をプリズム2側から見た場合に、移動部30を固定部20に対して時計回りに回転させる回転モーメントが発生する(図3(a)の矢印XL参照)。
これに対し、同図に示すように、磁石61Rは、最も磁石51Rに接近した部分において、N極がS極よりもブレ補正装置10の中央側に配置され、磁石51Rは、最も磁石61Rに接近した部分にS極が配置されている。
したがって、磁石51Rと磁石61Rとの間には、移動部30を固定部20に対して反時計回りに回転させる回転モーメントが発生する(図3(a)の矢印XR参照)。
このように、第1実施形態のブレ補正装置10において、磁石51Lと磁石61Lとの間に発生する回転モーメントの方向は、磁石51Rと磁石61Rとの間に発生する回転モーメントの方向と逆となる。
ここで、第1実施形態のブレ補正装置10の比較形態として、例えば、第1実施形態のブレ補正装置10に対し、磁石61の磁極の配置が逆であるブレ補正装置を考える。
図4(a)及び図4(b)は、比較形態のブレ補正装置における磁石の磁極の配置を示す図であり、それぞれ第1比較形態、第2比較形態のブレ補正装置を示している。
図4(a)に示す第1比較形態のブレ補正装置210は、第1実施形態の磁石61Lに代えて、S極、N極の配置が逆となった磁石261Lを備えている。
この第1比較形態のブレ補正装置210において、磁石51Rと磁石61Rとの間に発生する回転モーメント(図4(a)の矢印XR参照)は、第1実施形態と同様に反時計回りである。
これに対し、磁石261Lは、S極がN極よりもブレ補正装置10の中央側に配置されているので、磁石51Lと磁石261Lとの間には、磁石51Rと磁石61Rとの間に発生する回転モーメントと同じ反時計回りの回転モーメントが発生する(図4(a)の矢印XL参照)。
第2比較形態のブレ補正装置310は、第1実施形態の磁石61Rに代えて、S極、N極の配置が逆となった磁石361Rを備えている。
この第2比較形態のブレ補正装置10も、第1比較形態と同様に、近接して配置された2つの磁石の間に発生する回転モーメントの方向が、それぞれ同じとなる(図4(b)の矢印XL,XR参照)。
以上説明した第1及び第2比較形態のブレ補正装置210、310は、近接する磁石間に発生する回転モーメントの方向が同じであるので、これらの回転モーメントが合成されることによって移動部30を固定部20に対して回転させる回転モーメントが発生する。
図5(a)〜図5(d)は、磁石の磁極の配置と移動部に作用する回転モーメントの方向との関係を示す図である。この図5(a)〜図5(d)における左図は磁極の配置を示し、右図は移動部の状態を示している。
図5(a)は、第1実施形態のブレ補正装置10を示している。
このブレ補正装置10は、各磁石間に発生する回転モーメントの方向が逆であるので、これらの回転モーメントが相殺されることによって、移動部30に作用する回転モーメントが低減される。この第1実施形態のブレ補正装置10において、移動部30は、固定部20に対して撮影者側に光軸A1と略平行に移動する。
図5(b)は、第1比較形態のブレ補正装置210を示している。
このブレ補正装置210は、各磁石間に発生する回転モーメントの方向が同じであり、かつ、その方向がともに反時計回りなので、移動部30は、固定部20に対し反時計回りに回転するような回転モーメントが作用する。
また、この回転モーメントの回転中心は、光軸A2上とならないので、ブレ補正レンズ40の光軸は光軸A2から外れる。
図5(c)は、第2比較形態のブレ補正装置310を示している。
このブレ補正装置310は、移動部30に時計回りの回転モーメントが作用するので、移動部30は固定部20に対して時計回りに回転し、第1比較形態と同様にブレ補正レンズ40の光軸が光軸A2から外れる。
図5(d)は、第2実施形態のブレ補正装置410であって、第1実施形態と同様に、各磁石間に発生する回転モーメントの方向が逆とされたブレ補正装置410を示している。ただし、各磁石間に発生する回転モーメントの方向は、第1実施形態のものとはそれぞれ逆になっている。
このブレ補正装置410は、第1実施形態のブレ補正装置10と同様、移動部30に作用する回転モーメントが相殺され、移動部30は固定部20に対して被写体側に光軸A1と略平行に移動する。
ここで、ブレ補正装置の位置検出部60は、第1比較形態及び第2比較形態のように移動部30に対して回転モーメントが作用した状態では、移動部30の固定部20に対する位置の検出を正確に行うことが困難になる。
また、第1比較形態及び第2比較形態において、移動部30の回転量が大きい場合には、磁石61とホール素子62とが離間し、位置検出部60による位置検出が不可能になる可能性がある。
これに対し、第1実施形態のブレ補正装置10及び第2実施形態のブレ補正装置410は、移動部30が光軸A1に沿って略平行に移動するので、位置検出部60の出力を容易に補正することが可能であり、移動部30の位置検出を確実に行うことができる。
また、移動部30の固定部20に対する回転を低減できるので、回転止め等を設ける必要がなく、または、小さな回転負荷に対応した小型の回転止めを用いることができ、ブレ補正装置10,410を小型化できる。
<第3実施形態>
次に電子機器の第3実施形態であるデジタルカメラについて説明する。
図6は、第3実施形態のデジタルカメラに備えられたブレ補正装置510を示す図であり、第1実施形態のブレ補正装置10を示す図2(b)に対応する図である。
第3実施形態のデジタルカメラは、第1実施形態のブレ補正装置10に比べ、磁石51、コイル52、ヨーク53の配置が異なったブレ補正装置510を備えている。
ブレ補正装置510のVCM550L(D1方向の駆動に用いるVCM)は、磁石551L、コイル552L、ヨーク553Lを備えている。
磁石551Lは、固定部20に対向した状態で移動部30に固定されている。
コイル552Lは、磁石551Lに対向した状態でヨーク553Lを介して固定部20に固定されている。
ヨーク553Lは、コイル552Lの磁石551Lに対向する面とは反対側の面に対向した状態で固定部20に固定されている。
磁石551Lは、第1実施形態の磁石51と同様な多極磁石であり、ヨーク553Lに対向する部分において、位置検出部60Lの磁石61Lに近接した部分にN極が配置されている。
ここで、このブレ補正装置510において、ヨーク553Lは、磁石551Lによって磁化される。これによって、ヨーク553Lは、位置検出部60Lの磁石61Lに最も近接する部分にS極が配置された磁石、すなわち、第1実施形態の磁石51Lと同様に機能する。
また、図示しないVCM550R(D2方向の駆動に用いるVCM)に備えられる図示しないヨーク553Rも、同様にVCM550Rの磁石551Rに磁化され、第1実施形態の磁石51Rと同様に機能する。
このように、第3実施形態のブレ補正装置510は、第1実施形態のブレ補正装置10と同様に、各磁石間に発生する回転モーメントが相殺されるように磁石551、磁石61を配置することによって、移動部30が固定部20に対して回転することを防止できる。これによって、ブレ補正装置510は、移動部30の位置検出を確実に行うことができる。
しかも、第3実施形態のブレ補正装置510は、コイル552が固定部20に設けられているので、コイル52を移動部30側に設けた第1実施形態に比較して、配線等の取り廻しが容易になり、また移動部30の移動がより円滑になる。
<製造方法の実施形態>
ところで、実施形態のブレ補正装置では、磁石51L,51Rおよび磁石61L,61Rの磁極の配置方向が重要であり、磁極方向を誤ると実施形態の効果が発揮できない。このため、各磁石51L,51R,61L,61Rには磁極が識別できるマークMが付与されている。
図3(b)に示す磁石61Lを例に挙げて説明する。図9(a)は磁石61Lを示す斜視図であり、既述したとおり直方体状に形成された多極磁石であって、2枚の平板状の磁石を重ねて貼り合わせたものである。本例の磁石61Lはフェライトなどの磁性体を鋳造または焼結したのち所望の形状に加工し、S極及びN極に着磁させる。また、着磁後に酸化防止や傷付き防止を目的としてニッケルなどのメッキ処理が行われる。
そして、2枚の平板状の磁石を重ねて貼り合わせ、こうして得られた磁石61Lの六面の何れかの一面に、図9(a)に示すようにインクなどによって磁極識別マークMを付与する。
磁極識別マークMの付与に際しては、図9(c)に示すように、複数の磁石61Lを磁極の向きが同じ方向になるように積層し、一度にマーキングすると短時間でマークMを付与することができる。
なお、図9(a),図9(b)に示す直方体状の磁石61Lの場合は、六面の何れか一面に磁極識別マークMを付与すれば磁石61Lの磁極の向きが識別できる。しかし、直方体状の磁石61Lの2以上の面にマークMを付与してもよい。
また、マークMは、直方体状の磁石61Lの面の中心に付与してもよいし、中心から外れた部分に付与してもよい。また、マークMは、例えば、磁石61Lの表面色とは異なる色のインク、塗料でもよいし、突起、溝などであってもよい。また、マークMは、線、点、三角形、四角形、丸などの図形でもよく、付与されるマークMの個数は2以上でもよい。
図9(a)に示すように磁極識別マークMが付された磁石61Lを、移動部30に組み付ける作業において、磁極の配置に応じた移動部30に対する磁極識別マークMの位置を作業標準として決めておく。他の磁石61R,51L,51Rについても同様の磁極識別マークMが付されている。
次に、図10を参照して本実施形態の位置決め装置の製造方法を説明する。本実施形態の位置決め装置の製造方法では、まず図11に示すように磁石61L,61R,51L,51Rに磁極識別マークMが形成される。次に、作業者または自動組み立て機などにより磁極識別マークMが識別される。次に、磁極識別マークMを用いて固定部20(図2(a)参照)と移動部30(図2(a)参照)とが組み立てられる。この磁極識別マークMにより、磁石の磁極の向きが識別できるので、磁極の向きの誤組み付けが防止できる。
<変形形態>
本発明は、以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも技術的範囲内に含まれる。
(1)本発明の位置決め装置、ブレ補正装置、電子機器の構成は、実施形態のものに限定されることなく、適宜変更が可能である。例えば、実施形態の電子機器は、デジタルカメラであったが、電子機器は、これに限らず、例えば、フィルムカメラ、ビデオカメラ、携帯電話、ブレ補正装置を含む交換レンズ鏡筒、カメラと一体に取り付けられる非交換レンズ鏡筒であってもよい。
また、実施形態のブレ補正装置は、ブレ補正レンズを光軸に垂直な平面内で駆動するレンズシフト式のものであったが、これに限らず、移動部にCCD等の撮像素子を装着し、この撮像素子をシフトさせる方式のものであってもよい。
(2)実施形態のブレ補正装置に備えられた磁石の磁極の配置は、近接する磁石間に発生する回転モーメントを相殺できるものであれば、実施形態のものに限られない。
図7(a)〜図7(d)及び図8(a)〜図8(d)は、実施形態及び変形形態のブレ補正装置を示す図である。
図7(a)は、第1実施形態のブレ補正装置10を示すものである。
図7(b)のブレ補正装置600は、図7(a)に示す第1実施形態のブレ補正装置10における磁石61L、61Rに代えて、S極、N極の配置がこれらとそれぞれ逆になった磁石61L−0、61R−0を備えている。
図7(c)のブレ補正装置610は、図7(a)に示す第1実施形態のブレ補正装置10における磁石51L、51Rに代えて、S極、N極の配置がこれらとそれぞれ逆になった磁石51L−1、51R−1を備えている。
図7(d)のブレ補正装置620は、図7(a)に示す第1実施形態のブレ補正装置10における磁石51L、51R、及び、磁石61L、61Rに代えて、S極、N極の配置がこれらとそれぞれ逆になった磁石51L−2、51R−2、及び、磁石61L−2、61R−2を備えている。
図7(a)から図7(d)に示すように、ブレ補正装置10、600、610、620は、VCM50の磁石51と位置検出部60の磁石61とが、それぞれ光軸A1及び光軸A2を含む面を基準面として面対称にS極、N極が配置されたものである。
図8(a)のブレ補正装置630は、図7(a)に示す第1実施形態のブレ補正装置10における磁石51L及び磁石61Lに代えて、S極、N極の配置がそれぞれ逆になった磁石51L−3、61L−3を備えている。
図8(b)のブレ補正装置640は、図7(a)に示す第1実施形態のブレ補正装置10における磁石51R及び磁石61Rに代えて、S極、N極の配置がそれぞれ逆になった磁石51R−4、61R−4を備えている。
図8(c)のブレ補正装置650は、図7(a)に示す第1実施形態のブレ補正装置10における磁石51L及び磁石61Rに代えて、S極、N極の配置がそれぞれ逆になった磁石51L−5、61R−5を備えている。
図8(d)のブレ補正装置660は、図7(a)に示す第1実施形態のブレ補正装置10における磁石51R及び磁石61Lに代えて、S極、N極の配置がそれぞれ逆になった磁石51R−6、61L−6を備えている。
以上説明した図7(a)〜図7(d)、図8(a)〜図8(d)に示す各ブレ補正装置は、近接する磁石間に発生する回転モーメントの方向が逆となるので、実施形態のブレ補正装置と同様な効果を得ることができる。
(3)第1実施形態は、VCMの磁石が固定部に、位置検出部の磁石が移動部に配置されていたが、これらの磁石の配置は、これに限らず、上記の場合とは逆に、VCMの磁石が移動部に、位置検出部の磁石が固定部に配置されていてもよい。
また、第3実施形態の磁石は、VCM、位置検出部のものが共に移動部に配置されていたが、これらの磁石の配置は、これに限らず、上記の場合とは逆に、固定部に配置されていてもよい。
第1実施形態に係るデジタルカメラを示す斜視図である。 図1に示すデジタルカメラに備えられたブレ補正装置を示す図である。 図2のブレ補正装置のVCMに備えられた磁石の磁極の配置、及び、位置検出部に備えられた磁石の磁極の配置を示す図である。 比較形態のブレ補正装置における磁石の磁極の配置を示す図である。 実施形態及び比較形態のブレ補正装置に備えられた磁石の磁極の配置と移動部に作用する回転モーメントとの関係を示す図である。 第3実施形態に係るブレ補正装置を示す図である。 実施形態及び変形形態のブレ補正装置を示す図である。 実施形態及び変形形態のブレ補正装置を示す図である。 実施形態の磁石を示す斜視図及び磁石にマークを付する実施形態を示す斜視図である。 実施形態の製造方法を示すフローチャートである。 図2のブレ補正装置のVCMに備えられた磁石の磁極の配置、及び位置検出部に備えられた磁石の磁極の配置とマークとの位置関係を示す図である。
符号の説明
10:ブレ補正装置 20:固定部 30:移動部 40:ブレ補正レンズ
50:VCM 51:磁石 52:コイル 53:ヨーク
60:位置検出部 61:磁石 100:デジタルカメラ
A1,A2:光軸 M:マーク

Claims (4)

  1. 第1軸に沿って配置された第1マグネット及び前記第1軸と交差する第2軸に沿って配置された第2マグネットと、第1駆動マグネット及び第2駆動マグネットとを有する第1部材と、
    前記第1マグネットの磁気を用いて前記第1軸方向に関する前記第1部材との相対移動を検出する第1検出部及び前記第2マグネットの磁気を用いて前記第2軸方向に関する前記第1部材との相対移動を検出する第2検出部と、前記第1駆動マグネットに対向して備えられた第1駆動コイル及び前記第2駆動マグネットに対向して備えられた第2駆動コイルと、前記第1駆動マグネットの磁束を通す第1ヨーク及び前記第2駆動マグネットの磁束を通す第2ヨークとを有し、前記第1部材に対向して備えられた第2部材と、
    前記第1の部材及び前記第2の部材の一方に備えられたブレ補正光学系とを含み、
    前記第1駆動マグネットにより磁化された前記第1ヨークの磁力と前記第1マグネットの磁力とにより生じる第1回転モーメントの方向は、前記第2駆動マグネットにより磁化された前記第2ヨークの磁力と前記第2マグネットの磁力とにより生じる第2回転モーメントの方向とは逆方向であることを特徴とするブレ補正装置。
  2. 第1軸に沿って配置された第1マグネット及び前記第1軸と交差する第2軸に沿って配置された第2マグネットと、第1駆動マグネット及び第2駆動マグネットとを有する第1部材と、
    前記第1マグネットの磁気を用いて前記第1軸方向に関する前記第1部材との相対移動を検出する第1検出部及び前記第2マグネットの磁気を用いて前記第2軸方向に関する前記第1部材との相対移動を検出する第2検出部と、前記第1駆動マグネットに対向して備えられた第1駆動コイル及び前記第2駆動マグネットに対向して備えられた第2駆動コイルと、前記第1駆動マグネットの磁束を通す第1ヨーク及び前記第2駆動マグネットの磁束を通す第2ヨークとを有し、前記第1部材に対向して備えられた第2部材と、
    前記第1の部材及び前記第2の部材の一方に備えられた撮像素子とを含み、
    前記第1駆動マグネットにより磁化された前記第1ヨークの磁力と前記第1マグネットの磁力とにより生じる第1回転モーメントは、前記第2駆動マグネットにより磁化された前記第2ヨークの磁力と前記第2マグネットの磁力とにより生じる第2回転モーメントとは逆方向であることを特徴とするブレ補正装置。
  3. 請求項1に記載されたブレ補正装置を備えたことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項2に記載されたブレ補正装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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