JP6728122B2 - アクチュエータ、及びそれを備えたレンズユニット、カメラ - Google Patents

アクチュエータ、及びそれを備えたレンズユニット、カメラ Download PDF

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Description

本発明は、アクチュエータに関し、特に、像振れ補正用レンズをその光軸に直交する平面内で移動させ、像振れを補正するアクチュエータ、及びそれを備えたレンズユニット、カメラに関する。
特開2016−170339号公報(特許文献1)には、撮像素子を所定の平面内で駆動するブレ補正装置が記載されている。このブレ補正装置は、複数のコイルが配置された固定部と、複数のコイルに対向して配置された複数の磁石と撮像素子とを備えた可動部と、固定部に対して可動部を撮像素子に入射する光の光軸と垂直な面に沿って移動可能に支持した支持部材と、を備えている。さらに、ブレ補正装置には、可動部の位置を検出する検出手段と、検出手段の出力に基づいて、複数のコイルに流す電流を制御する制御手段が備えられている。複数のコイルは、光軸と垂直な面に沿って互いに対向して配置された2つのコイルを1つのコイル群として、3つのコイル群を為しており、各コイル群において、これを構成する2つのコイルが発生する駆動力が互いに異なるように構成されている。
特開2016−170339号公報
特許文献1に記載されたブレ補正装置においては、3群からなる合計6つの駆動用のコイルを備えているため、撮像素子を駆動するための大きな駆動力を容易に得ることができる。しかしながら、特許文献1に記載されたブレ補正装置では、撮像素子の背面側を埋め尽くすように各駆動用のコイル、及びこれらに対向して設けられた各駆動用の磁石が配置されている。一方、像振れ補正用レンズを駆動して撮像画像の振れを補正するアクチュエータでは、駆動用のコイルや磁石が像振れ補正用レンズの周囲に配置されることとなる。このため、特許文献1に記載されたブレ補正装置のように駆動用のコイルや磁石を配置してしまうと、像振れ補正用レンズを配置するスペースがない。或いは、特許文献1に記載のブレ補正装置において、各駆動用のコイル中央に像振れ補正用レンズを配置するスペースを空けると、像振れ補正用レンズの周囲にコイルを配置するための大きなスペースが必要となり、レンズ鏡筒が大型化するという問題がある。
従って、本発明は、レンズ鏡筒の外径を大型化することなく、大きな駆動力を発生することができるアクチュエータ、及びそれを備えたレンズユニット、カメラを提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、像振れ補正用レンズをその光軸に直交する平面内で移動させ、像振れを補正するためのアクチュエータであって、固定部と、像振れ補正用レンズが取り付けられた可動部と、この可動部を、固定部に対し、像振れ補正用レンズの光軸に直交する平面上で移動できるように支持する可動部支持手段と、固定部又は可動部の何れか一方に、光軸の周囲に配置された3つ以上の駆動用コイルアセンブリと、固定部又は可動部の他方に、各駆動用コイルアセンブリに夫々対向するように設けられ、各駆動用コイルアセンブリとの間で夫々駆動力を発生させる3つ以上の駆動用磁石アセンブリと、を有し、各駆動用コイルアセンブリは、夫々、隣接して並べられた3つ以上のコイルから構成され、これらのコイルのうち、両側の端部に配置されたコイルの中心点は、中央部に配置されたコイルの中心点を通り、且つ光軸を中心とする円に接する直線である中心接線に対し、光軸に近い側に位置していることを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、光軸の周囲に配置された3つ以上の駆動用コイルアセンブリを有し、各駆動用コイルアセンブリは夫々、隣接して並べられた3つ以上のコイルから構成され、これらのコイルのうち、両側の端部に配置されたコイルの中心点は、中心接線に対して、光軸に近い側に位置している。このため、本発明のアクチュエータでは、像振れ補正用レンズ周囲の限られたスペースに多くのコイルを無駄なく配置することができ、レンズ鏡筒の外径を大型化することなく、大きな駆動力を得ることができる。
本発明のアクチュエータ、及びそれを備えたレンズユニット、カメラによれば、レンズ鏡筒の外径を大型化することなく、大きな駆動力を発生することができる。
本発明の第1実施形態によるカメラの断面図である。 本発明の第2実施形態のカメラに備えられているアクチュエータの側面断面図である。 本発明の第1実施形態のカメラに備えられているアクチュエータの移動枠の正面図である。 本発明の第1実施形態のカメラに備えられているアクチュエータの固定板の正面図である。 本発明の第1実施形態の変形例におけるアクチュエータの移動枠の正面図である。 本発明の第2実施形態のカメラに備えられているアクチュエータの移動枠の正面図である。 本発明の変形例におけるアクチュエータの移動枠の正面図である。 本発明の第3実施形態のカメラに備えられているアクチュエータの移動枠の正面図である。
(第1実施形態)
次に、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。まず、図1乃至図4を参照して、本発明の実施形態によるカメラを説明する。図1は本発明の実施形態によるカメラの断面図である。
<カメラの構成>
図1に示すように、本発明の実施形態のカメラ1は、レンズユニット2と、カメラ本体4と、を有する。レンズユニット2は、レンズ鏡筒6と、このレンズ鏡筒の中に配置された複数のレンズ8と、像振れ補正用レンズ16を、その光軸に直交する平面内で移動させる像振れ補正用のアクチュエータ10と、レンズ鏡筒6の振動を検出する振動検出手段であるジャイロ34と、を有する。
本発明の実施形態のカメラ1は、ジャイロ34によって振動を検出し、検出された振動に基づいてアクチュエータ10を作動させて像振れ補正用レンズ16を移動させ、カメラ本体4内の撮像素子面4aに合焦される画像を安定化させている。本実施形態においては、ジャイロ34として、圧電振動ジャイロを使用している。なお、本実施形態においては、像振れ補正用レンズ16は、1枚のレンズによって構成されているが、画像を安定させるためのレンズは、複数枚のレンズ群であっても良い。本明細書において、像振れ補正用レンズとは、画像を安定させるための1枚のレンズ及びレンズ群を含むものとする。
レンズユニット2は、カメラ本体4に取り付けられ、入射した光を撮像素子面4aに結像させるように構成されている。概ね円筒形のレンズ鏡筒6は、内部に複数のレンズ8を保持しており、一部のレンズ8を移動させることによりピント調整を可能としている。
<アクチュエータの構成>
次に、図2乃至図4を参照して、本発明の実施形態による像振れ補正用のアクチュエータ10を説明する。図2はアクチュエータ10の側面断面図である。図3はアクチュエータ10の移動枠の正面図であり、図4はアクチュエータ10の固定板の正面図である。
図2乃至図4に示すように、アクチュエータ10は、レンズ鏡筒6内に固定された固定部である固定板12と、この固定板12に対して並進移動及び回転移動可能に支持された可動部である移動枠14と、この移動枠14を固定板12に対して支持する可動部支持手段である3つのスチールボール18と、を有する。移動枠14の中央には、像振れ補正用レンズ16が取り付けられ、その周囲に3つのスチールボール18が配置されている。
図2及び図4に示すように、3つのスチールボール18は、固定板12と移動枠14の間に挟持され、光軸Aを中心とする円の円周上に、夫々中心角120゜の間隔を隔てて配置されている。各スチールボール18は、固定板12の、各スチールボール18に対応する位置に形成された凹部30の中に配置され、脱落が防止される。これにより、移動枠14は固定板12に平行に、光軸Aに直交する平面上に支持され、各スチールボール18が挟持されながら転がることによって、移動枠14の固定板12に対する任意の方向の並進運動及び回転運動が許容される。
また、本実施形態においては、スチールボール18として鋼製の球体を使用しているが、例えば、樹脂製の球体で移動枠14を固定板12に対して支持することもできる。また、移動枠は、スチールボールを使用せず、滑らかに摺動可能な摺動面によって支持することもでき、固定板に対して、移動枠を光軸に直交する平面内で移動可能に支持する任意の可動部支持手段を使用することができる。
さらに、図2及び図3に示すように、アクチュエータ10は、移動枠14に取り付けられた第1駆動用コイルアセンブリ20、第2駆動用コイルアセンブリ21、及び第3駆動用コイルアセンブリ22を有する。これら第1、第2、第3駆動用コイルアセンブリには、第1磁気センサ26a、第2磁気センサ26b、第3磁気センサ26cが夫々設けられている。また、図2及び図4に示すように、アクチュエータ10は、固定板12に取り付けられた第1駆動用磁石アセンブリ23、第2駆動用磁石アセンブリ24及び第3駆動用磁石アセンブリ25を有する。
さらに、図1に示すように、アクチュエータ10は、ジャイロ34によって検出された振動と、第1、第2、第3磁気センサ26a、26b、26cによって検出された移動枠14の位置情報に基づいて、第1、第2、第3駆動用コイルアセンブリ20、21、22に流す電流を制御する制御部であるコントローラ36を有する。
また、コントローラ36はアクチュエータ10を制御して、レンズ鏡筒6に固定された固定板12に対し、移動枠14を、撮像素子面4aに平行な平面内で並進移動させる。これにより移動枠14に取り付けられた像振れ補正用レンズ16が移動され、レンズ鏡筒6が振動した場合にも撮像素子面4aに結像される像の振れが抑制される。
次に、図2及び図3に示すように、移動枠14は、概ねドーナツ板状の平板部14aと、その中央に形成された円筒部14bを有し、固定板12と平行に重なるように配置されている。円筒部14bの内側には、像振れ補正用レンズ16が取り付けられている。
図3に示すように、平板部14aの光軸Aを中心とする円の円周上には、第1、第2、第3駆動用コイルアセンブリ20、21、22が取り付けられている。これら第1、第2、第3駆動用コイルアセンブリ20、21、22は、固定板12に取り付けられた第1、第2、第3駆動用磁石アセンブリ23、24、25と対向するように、各駆動用磁石アセンブリに夫々対応する位置に取り付けられている。即ち、本実施形態においては、第1、第2、第3駆動用コイルアセンブリ20、21、22は、光軸Aを中心とする円の円周上に等間隔に配置され、第1駆動用コイルアセンブリ20が光軸Aの鉛直上方に位置するように配置されている。
また、第1、第2、第3駆動用コイルアセンブリ20、21、22は、夫々、隣接して並べられた3つのコイルから構成されている。即ち、第1駆動用コイルアセンブリ20は、その中央部に配置されたコイルであるセンターコイル20aと、その両側に夫々隣接して配置された2つのサイドコイル20b、20cから構成されている。同様に、第2駆動用コイルアセンブリ21は、センターコイル21aと2つのサイドコイル21b、21cから構成され、第3駆動用コイルアセンブリ22は、センターコイル22aと2つのサイドコイル22b、22cから構成されている。なお、センターコイルの両側の各サイドコイルは、夫々同一の構成を有する。また、第1乃至第3駆動用コイルアセンブリは、移動枠14上に配置されている方向を除き、同一の構成を有するので、以下では主として第1駆動用コイルアセンブリ20の構成を説明する。
第1駆動用コイルアセンブリ20を構成するセンターコイル20a及びサイドコイル20b、20cは、その導線が角の丸い概ね長方形状に巻かれた扁平なコイルである。センターコイル20aは、その短辺を横切る中心線が、光軸Aを中心とする円の半径方向に向けられるように配置されている。同様に、第2、第3駆動用コイルアセンブリのセンターコイル21a、22aも、それらの短辺が、光軸Aを中心とする円の接線方向に向くように配置されている。また、センターコイル20aの内側には第1磁気センサ26aが配置され、同様に、センターコイル21aの内側には第2磁気センサ26bが、センターコイル22aの内側には第3磁気センサ26cが配置されている。
また、第1駆動用コイルアセンブリ20を構成するサイドコイル20b、20cは、夫々、センターコイル20aの両側に隣接するように配置されている。即ち、センターコイル20aの一方の側(辺)は、サイドコイル20bの一方の側(辺)と平行に隣接するように配置され、センターコイル20aの他方の側(辺)は、サイドコイル20cの一方の側(辺)と平行に隣接するように配置されている。
さらに、センターコイル20aの中心点S1は、光軸Aを中心とする円C上に位置している。また、サイドコイル20b、20cの各中心点S2、S3も、センターコイル20aの中心点S1と同様に円C上に位置している。このため、サイドコイル20b、20cの各中心点S2、S3は、中心点S1を通り円Cに接する直線である中心接線Tに対して、光軸Aに近い側に位置している。なお、第2、第3駆動用コイルアセンブリにおいても、センターコイル及び各サイドコイルは、同様の位置関係で配置されている。
また、センターコイル20aは各サイドコイル20b、20cよりも外形が大きく、縦長に(光軸を中心とする円の半径方向に長く)形成されている。即ち、各サイドコイル20b、20cは、センターコイル20aよりも、中心接線Tに直角な方向の幅が狭く形成されている。換言すれば、センターコイル20aは、その中心接線Tに直角な方向の長さを中心接線T方向の長さで除した値である縦横比が、両側に配置された各サイドコイル20b、20cよりも大きく形成されている。
さらに、各サイドコイル20b、20cは、センターコイル20aよりも導線の巻き数が多く形成されると共に、これらの内径(コイルの内側の幅)は、センターコイル20aの内径よりも小さく形成されている。
次に、図4に示すように、固定板12は概ねドーナツ板状の形状を有し、その中に第1、第2、第3駆動用磁石アセンブリ23、24、25が夫々埋め込まれている。これら第1、第2、第3駆動用磁石アセンブリ23、24、25は、第1乃至第3駆動用コイルアセンブリと夫々対向するように、光軸Aを中心とする円Cの円周上に、中心角120゜ずつ間隔をあけて、等間隔に配置されている。本実施形態においては、第1駆動用コイルアセンブリ20と対向する第1駆動用磁石アセンブリ23は、光軸Aの鉛直上方に配置されている。
また、第1駆動用磁石アセンブリ23は、隣接して並べられた4つの駆動用磁石23a、23b、23c、23dから構成されている。同様に、第2駆動用磁石アセンブリ24は4つの駆動用磁石24a、24b、24c、24dから構成され、第3駆動用磁石アセンブリ25は4つの駆動用磁石25a、25b、25c、25dから構成されている。また、第1乃至第3駆動用磁石アセンブリは、固定板12上に配置されている方向を除き、同一の構成を有するので、以下では主として第1駆動用磁石アセンブリ23の構成を説明する。
第1駆動用磁石アセンブリ23を構成する4つの駆動用磁石23a、23b、23c、23dは、各々長方形板状に形成されている。これらの駆動用磁石23a、23b、23c、23dは、光軸Aを中心とする円Cの半径方向に向けられた軸線Qの両側に、対称に2つずつ配置され、各駆動用磁石の長辺が対称軸線Qと夫々平行になるように向けられている。
さらに、第1駆動用磁石アセンブリ23の中央部に配置された2つの駆動用磁石23b、23cの各中心点Sb、Scは、光軸Aを中心とする円Cと対称軸線Qの交点を通り、円Cと接する中心接線T上に位置している。これに対して、第1駆動用磁石アセンブリ23の両側の端部に配置された2つの駆動用磁石23a、23dの各中心点Sa、Sdは、中心接線Tに対し、光軸Aに近い側に位置している。
また、図2に示すように、第1駆動用磁石アセンブリ23を構成する各駆動用磁石は、表面と裏面で異なる磁極を有するように着磁されている。図4に示すように、本実施形態においては、4つの駆動用磁石23a、23b、23c、23dは、表面(駆動用コイルアセンブリに対向する面)が順に、N極、S極、N極、S極となるように着磁されている。
さらに、図3に想像線で示すように、第1駆動用磁石アセンブリ23を構成する1つの駆動用磁石23cは、第1駆動用コイルアセンブリ20を構成するセンターコイル20aの一方の側(辺)、及びこれに隣接するサイドコイル20bの一方の側(辺)と対向するように配置されている。また、駆動用磁石23bは、センターコイル20aの他方の側(辺)、及びこれに隣接するサイドコイル20cの一方の側(辺)と対向するように配置されている。一方、第1駆動用磁石アセンブリ23の端部に配置された駆動用磁石23aはサイドコイル20cの1つの側(辺)のみと対向し、駆動用磁石23dはサイドコイル20bの1つの側(辺)のみと対向している。
また、第1駆動用コイルアセンブリ20は、そのセンターコイル20aの一方の側(辺)と、これに隣接するサイドコイル20cの一方の側(辺)に、常に同一方向の電流が流れるように構成されている。同様に、センターコイル20aの他方の側(辺)と、これに隣接するサイドコイル20bの一方の側(辺)にも、常に同一方向の電流が流れるように構成されている。即ち、本実施形態においては、第1駆動用コイルアセンブリ20は1本の導線から形成され、センターコイル20aと、これに隣接するサイドコイル20b、20cでは反対回りに導線が巻回されている。例えば、センターコイル20aが時計回りに導線が巻回されている場合には、サイドコイル20b、20cは反時計回りに巻回され、これらのコイルの導線は一続きにされている。
第1駆動用コイルアセンブリ20には、このような方向に電流が流れ、これに対向する第1駆動用磁石アセンブリ23の各駆動用磁石の磁極が上記のように配向されている。これにより、第1駆動用コイルアセンブリ20に電流が流されたとき、第1駆動用コイルアセンブリ20と第1駆動用磁石アセンブリ23の間には、中心接線Tに平行な方向の駆動力が発生する。同様に、第2駆動用コイルアセンブリ21と第2駆動用磁石アセンブリ24の間、第3駆動用コイルアセンブリ22と第1駆動用磁石アセンブリ25の間にも、夫々の中心接線Tに平行な方向の駆動力が発生する。
また、図4に示すように、第1、第2、第3駆動用磁石アセンブリの背面側にはバックヨーク32が夫々設けられ、第1、第2、第3駆動用コイルアセンブリの背面側には閉磁ヨーク33が夫々設けられている(図4には、第1駆動用磁石アセンブリ23の背面側のバックヨーク32、及び第1駆動用コイルアセンブリ20背面側の閉磁ヨーク33のみ図示)。これらのバックヨーク32及び閉磁ヨーク33は、鉄、ステンレス、電磁鋼板等の強磁性体で構成され、これにより、駆動用磁石の磁束が効率的に駆動用コイルの方に差し向けられ、閉磁路が形成される。
<アクチュエータの作用>
次に、図1を参照して、本発明の実施形態によるカメラ1の作用を説明する。まず、カメラ1の像振れ補正機能の起動スイッチ(図示せず)をONにすることにより、レンズユニット2に備えられたアクチュエータ10が作動される。レンズユニット2に取り付けられたジャイロ34は、所定周波数帯域の振動を時々刻々検出し、コントローラ36に出力する。ジャイロ34により検出された角速度の信号に基づいてレンズ位置指令信号が生成される。このレンズ位置指令信号によって指令される位置に、像振れ補正用レンズ16を時々刻々移動させることによって、カメラ本体4の撮像素子面4aに合焦される像が安定化される。
像振れ補正用レンズ16が取り付けられた移動枠14の位置は、各磁気センサ26a、26b、26cが、各駆動用磁石アセンブリによって形成された磁束を夫々検出することによって特定される。検出された移動枠14の位置がレンズ位置指令信号により指定された位置に到達すると、各駆動用コイルアセンブリの各コイルに流れる電流は0にされ、駆動力も0になる。
また、外乱、又は、レンズ位置指令信号の変化等により、移動枠14がレンズ位置指令信号により指定された位置から外れると、再び各駆動用コイルアセンブリのセンターコイル及びサイドコイルに電流が流される。各コイルに電流が流れると、各駆動用コイルアセンブリに対向して配置された駆動用磁石アセンブリとの間で夫々中心接線T(図3)方向の駆動力が発生し、移動枠14はレンズ位置指令信号により指定された位置に戻される。以上の作用が時々刻々繰り返されることにより、移動枠14に取り付けられた像振れ防止用レンズ16が、レンズ位置指令信号に追従するように移動される。これにより、カメラ本体4の撮像素子面4aに合焦される像が安定化される。
<アクチュエータの効果>
本発明の実施形態のアクチュエータ10によれば、光軸Aの周囲に配置された3つの駆動用コイルアセンブリ20、21、22を有し、各駆動用コイルアセンブリ20、21、22は夫々、隣接して並べられたセンターコイル21a及びサイドコイル21b、21cから構成されている(図3)。このため、駆動用コイルアセンブリ20、21、22と、対向して配置された駆動用磁石アセンブリ23、24、25との間に大きな駆動力を発生させることができる。また、駆動用コイルアセンブリ20のコイルのうち、両側の端部に配置されたサイドコイル20b、20cの中心点S2、S3は、センターコイル20aの中心点S1を通る中心接線Tに対して、光軸Aに近い側に位置している。このため、本実施形態のアクチュエータ10では、像振れ補正用レンズ16周囲の限られたスペースに多くのコイルを無駄なく配置することができ、レンズ鏡筒6の外径を大型化することなく、大きな駆動力を得ることができる。
本実施形態のアクチュエータ10によれば、上記のような構成を採用することにより、従来のアクチュエータ(駆動用コイルアセンブリが1つのコイルからなる)に対し、外形を大型化することなく駆動力を倍増することに成功している。
また、変形例として、本発明によれば、所定の駆動力を維持したまま、アクチュエータの外形を小型化することもできる。即ち、各駆動用コイルが夫々1つのコイルからなる従来のアクチュエータにおいては、所要の駆動力を得るために図5に破線で示す外形寸法を要していた。これに対し、図5に示すように、本発明を適用して、各駆動用コイルを夫々小型の3つのコイルからなる第1、第2、第3駆動用コイルアセンブリ20’、21’、22’とし、各駆動用磁石を夫々小型の4つの駆動用磁石からなる第1、第2、第3駆動用磁石アセンブリ23’、24’、25’とした。このように、図5に破線で示す外形を必要としていた従来のアクチュエータに対し、本発明を適用して、各駆動用コイルを複数のコイルからなるコイルアセンブリとすることにより同一の駆動力を維持したまま、実線で示すように小型化することに成功している。
また、本実施形態のアクチュエータ10によれば、駆動用コイルアセンブリ20を構成するコイルのうち、両側の端部に配置されたサイドコイル20b、20cは、中央部に配置されたセンターコイル20aよりも、中心接線Tに直角な方向の幅が狭く形成されている。このため、像振れ補正用レンズ16周囲のドーナツ型のスペースに効率良く、多くのコイルを配置することができる。
さらに、本実施形態のアクチュエータ10によれば、駆動用コイルアセンブリ20を構成する各コイルは概ね長方形に形成され、これらのコイルのうち、中央部に配置されたセンターコイル20aは、その中心接線Tに直角な方向の長さを中心接線T方向の長さで除した値である縦横比が、両側の端部に配置されたサイドコイル20b、20cよりも大きく形成されている。このため、像振れ補正用レンズ16周囲のドーナツ型のスペースに効率良く、多くのコイルを配置することができる。
また、本実施形態のアクチュエータ10によれば、駆動用コイルアセンブリ20を構成するコイルのうち、両側の端部に配置されたサイドコイル20b、20cは、中央部に配置されたセンターコイル20aよりも、その導線の巻き数が多く形成されている。このため、センターコイル20aよりも、中心接線Tに直角な方向の幅が狭いサイドコイル20b、20cによっても、十分に大きな駆動力を得ることができる。
さらに、本実施形態のアクチュエータ10によれば、駆動用コイルアセンブリ20を構成するコイルのうち、両側の端部に配置されたサイドコイル20b、20cの内径は、中央部に配置されたセンターコイル20aの内径よりも小さく形成されている。このため、中心接線Tに直角な方向の幅が狭いサイドコイル20b、20cにおいても、厚さを増大させることなく導線の巻き数を増やすことができ、十分に大きな駆動力を得ることができる。
なお、本発明の上述した実施形態では、各サイドコイルにはセンターコイルよりも外形の小さいコイルを使用しているが、本発明に係るアクチュエータはこれに限定されるものではない。例えば、本発明に係るアクチュエータは、駆動用コイルアセンブリのセンターコイルと各サイドコイルの外形を同一とすることもできる。この場合においても、センターコイルの中心点を通る中心接線に対し、各サイドコイルの中心点を光軸に近い側に配置することにより、レンズ鏡筒の外形を大型化することなく、大きな駆動力を得ることができる。
また、本実施形態のアクチュエータ10によれば、磁気センサ26aは、駆動用コイルアセンブリ20を構成するコイルのうちの、中央部に配置されたセンターコイル20aの内側に配置されている。このようにコイルの内側に磁気センサを配置したので、追加のスペースを確保することなく、移動枠14上に磁気センサ26aを配置することができる。また、磁気センサ26aがセンターコイル20aの内側に配置されているので、対向する駆動用磁石アセンブリ23の磁気が左右対称に作用し、精度良く移動枠14の移動量を検出することができる。
さらに、本実施形態のアクチュエータ10によれば、駆動用コイルアセンブリ20と、これに対向して配置された駆動用磁石アセンブリ23は、夫々、中心接線Tに平行な方向の駆動力が発生するように構成されている。このため、光軸を中心とする円の接線方向に複数のコイルを隣接して並べることにより、構造を複雑化することなく、駆動力を増加させることができる。
また、本実施形態のアクチュエータ10によれば、駆動用磁石アセンブリ23を構成する1つの駆動用磁石23cが、3つのコイルのうちの中央に配置されたセンターコイル20aの一方の側、及びこれに隣接するサイドコイル20bの一方の側と対向するように配置されている。このため、駆動用コイルアセンブリが多くのコイルを備えた場合でも、これに対向する駆動用磁石アセンブリにおける磁石の数を減じることができ、構造をシンプルにすることができる。
(第2実施形態)
次に、図6を参照して、本発明の第2実施形態によるカメラを説明する。本実施形態のカメラは、内蔵しているアクチュエータの構成が上述した第1実施形態とは異なっている。従って、ここでは、本実施形態の、第1実施形態とは異なる点のみを説明し、同様の構成、作用、効果については説明を省略する。
<アクチュエータの構成>
図6は、本発明の第2実施形態によるカメラに備えられているアクチュエータの移動枠の正面図である。図6に示すように、本実施形態におけるアクチュエータ100には、3つの駆動用コイルアセンブリ、及び3つの駆動用磁石アセンブリが備えられており、各駆動用コイルアセンブリが夫々4つのコイルから構成されている点が第1実施形態とは異なっている。
即ち、アクチュエータ100は、可動部である移動枠114と、これに取り付けられた像振れ補正用レンズ116、及び第1駆動用コイルアセンブリ120、第2駆動用コイルアセンブリ121、及び第3駆動用コイルアセンブリ122を有する。さらに、図6に想像線で示すように、アクチュエータ100の固定板(図示せず)には、第1乃至第3駆動用コイルアセンブリに夫々対向して配置された第1駆動用磁石アセンブリ123、第2駆動用磁石アセンブリ124、及び第3駆動用磁石アセンブリ125と、が備えられている。
まず、図6に示すように、第1、第2、第3駆動用コイルアセンブリ120、121、122は、光軸Aを中心とする円の円周上に等間隔に配置され、第1駆動用コイルアセンブリ120が光軸Aの鉛直上方に位置するように配置されている。
また、第1、第2、第3駆動用コイルアセンブリ120、121、122は、夫々、隣接して並べられた4つのコイルから構成されている。即ち、第1駆動用コイルアセンブリ120は、その中央部に配置されたコイルである2つのセンターコイル120a、120bと、それらの両側に夫々隣接して配置された2つのサイドコイル120c、120dから構成されている。同様に、第2駆動用コイルアセンブリ121は、2つのセンターコイル121a、121bと2つのサイドコイル121c、121dから構成され、第3駆動用コイルアセンブリ122は、2つのセンターコイル122a、122bと2つのサイドコイル122c、122dから構成されている。なお、2つのセンターコイル、及びその両側の各サイドコイルは、夫々同一の構成を有する。また、第1乃至第3駆動用コイルアセンブリは、移動枠114上に配置されている方向を除き、同一の構成を有するので、以下では主として第1駆動用コイルアセンブリ120の構成を説明する。
第1駆動用コイルアセンブリ120を構成する各コイルは、その導線が角の丸い概ね長方形状に巻かれた扁平なコイルである。2つのセンターコイル120a、120bは、光軸Aを中心とする円の半径方向の直線の両側に夫々隣接して配置され、それらの長辺が半径方向の直線と平行に向けられている。同様に、第2、第3駆動用コイルアセンブリの各センターコイルも、半径方向の直線の両側に夫々隣接して配置され、それらの長辺が半径方向の直線と平行に向けられている。また、各コイルアセンブリにおいて、センターコイルのうちの一方の内側に、第1乃至第3磁気センサ(図示せず)が夫々配置されている。
また、第1駆動用コイルアセンブリ120を構成するサイドコイル120c、120dは、夫々、2つのセンターコイルの両側に隣接するように配置されている。即ち、センターコイル120aの一方の側(辺)は、サイドコイル120cの一方の側(辺)と平行に隣接するように配置され、センターコイル120bの、センターコイル120aの反対側(辺)は、サイドコイル20dの一方の側(辺)と平行に隣接するように配置されている。なお、2つのセンターコイル120a、120bの間には僅かな隙間が設けられているのに対し、センターコイル120aとサイドコイル120c、及びセンターコイル120bとサイドコイル120dは接している。
さらに、図6に示すように、センターコイル120a、120bの中心点S11、S12は、光軸Aを中心とする円Cに接する直線である中心接線T上に位置している。一方、サイドコイル120c、120dの各中心点S13、S14は、中心接線Tに対して、光軸Aに近い側に位置している。なお、第2、第3駆動用コイルアセンブリにおいても、各センターコイル及び各サイドコイルは、同様の位置関係で配置されている。
また、各センターコイル120a、120bは各サイドコイル120c、120dよりも外形が大きく、縦長に(光軸を中心とする円の半径方向に長く)形成されている。即ち、各サイドコイル120c、120dは、センターコイル120a、120bよりも、中心接線Tに直角な方向の幅が狭く形成されている。換言すれば、センターコイル120a、120bは、その中心接線Tに直角な方向の長さを中心接線T方向の長さで除した値である縦横比が、両側に配置された各サイドコイル120c、120dよりも大きく形成されている。
さらに、各サイドコイル120c、120dは、センターコイル120a、120bよりも導線の巻き数が多く形成されると共に、これらの内径(コイルの内側の幅)は、各センターコイルの内径よりも小さく形成されている。
一方、固定板(図示せず)には、図6に想像線で示す第1、第2、第3駆動用磁石アセンブリ123、124、125が夫々埋め込まれている。これら第1、第2、第3駆動用磁石アセンブリ123、124、125は、第1乃至第3駆動用コイルアセンブリと夫々対向するように、光軸Aを中心とする円Cの円周上に、中心角120゜ずつ間隔をあけて、等間隔に配置されている。本実施形態においては、第1駆動用コイルアセンブリ120と対向する第1駆動用磁石アセンブリ123は、光軸Aの鉛直上方に配置されている。
また、第1駆動用磁石アセンブリ123は、隣接して並べられた6つの駆動用磁石123a、123b、123c、123d、123e、123fから構成されている。同様に、第2駆動用磁石アセンブリ124、第3駆動用磁石アセンブリ125も6つの駆動用磁石から構成されている。また、第1乃至第3駆動用磁石アセンブリは、固定板上に配置されている方向を除き、同一の構成を有するので、以下では主として第1駆動用磁石アセンブリ123の構成を説明する。
第1駆動用磁石アセンブリ123を構成する6つの駆動用磁石123a乃至123fは、各々長方形板状に形成されている。これらの駆動用磁石123a乃至123fは、光軸Aを中心とする円Cの半径方向に向けられた対称軸線の両側に、対称に3つずつ配置され、各駆動用磁石の長辺が対称軸線と夫々平行になるように向けられている。
さらに、第1駆動用磁石アセンブリ123の中央部に配置された4つの駆動用磁石123b乃至123eの各中心点は、光軸Aを中心とする円Cと接する中心接線T上に位置している。これに対して、第1駆動用磁石アセンブリ123の両側の端部に配置された2つの駆動用磁石123a、123fの各中心点は、中心接線Tに対し、光軸Aに近い側に位置している。
また、第1駆動用磁石アセンブリ123を構成する各駆動用磁石は、表面と裏面で異なる磁極を有するように着磁されている。本実施形態においては、6つの駆動用磁石123a乃至123fは、表面(駆動用コイルアセンブリに対向する面)が順に、N極、S極、N極、S極、N極、S極となるように着磁されている。
さらに、図6に想像線で示すように、第1駆動用磁石アセンブリ123を構成する駆動用磁石123bは、第1駆動用コイルアセンブリ120を構成するセンターコイル120aの一方の側(辺)、及びこれに隣接するサイドコイル120cの一方の側(辺)と対向するように配置されている。同様に、駆動用磁石123eは、センターコイル120bの一方の側(辺)、及びこれに隣接するサイドコイル120dの一方の側(辺)と対向するように配置されている。一方、第1駆動用磁石アセンブリ123の中央部に配置された駆動用磁石123cはセンターコイル120aの1つの側(辺)のみと対向し、駆動用磁石123dはセンターコイル120bの1つの側(辺)のみと対向している。さらに、第1駆動用磁石アセンブリ123の端部に配置された駆動用磁石123aはサイドコイル120cの1つの側(辺)のみと対向し、駆動用磁石123fはサイドコイル120dの1つの側(辺)のみと対向している。
また、第1駆動用コイルアセンブリ120は、各コイルの一方の側(辺)と、これに隣接するコイルの一方の側(辺)に、常に同一方向の電流が流れるように構成されている。
第1駆動用コイルアセンブリ120には、このような方向に電流が流れ、これに対向する第1駆動用磁石アセンブリ123の各駆動用磁石の磁極が上記のように配向されている。これにより、第1駆動用コイルアセンブリ120に電流が流されたとき、第1駆動用コイルアセンブリ120と第1駆動用磁石アセンブリ123の間には、中心接線Tに平行な方向の駆動力が発生する。同様に、第2駆動用コイルアセンブリ121と第2駆動用磁石アセンブリ124の間、第3駆動用コイルアセンブリ122と第1駆動用磁石アセンブリ125の間にも、夫々の中心接線Tに平行な方向の駆動力が発生する。
<アクチュエータの効果>
本実施形態におけるアクチュエータ100によれば、光軸Aの周囲に配置された3つの駆動用コイルアセンブリ120、121、122を有し、各駆動用コイルアセンブリ120、121、122は夫々、隣接して並べられた2つのセンターコイル121a、121b及びサイドコイル121c、121dから構成されている(図6)。このため、駆動用コイルアセンブリ120、121、122と、対向して配置された駆動用磁石アセンブリ123、124、125との間に大きな駆動力を発生させることができる。また、駆動用コイルアセンブリ120のコイルのうち、両側の端部に配置されたサイドコイル120c、120dの中心点S13、S14は、各センターコイル120a、120bの中心点S11、S12を通る中心接線Tに対して、光軸Aに近い側に位置している。このため、本実施形態のアクチュエータ10では、像振れ補正用レンズ116周囲の限られたスペースに多くのコイルを無駄なく配置することができ、レンズ鏡筒の外径を大型化することなく、大きな駆動力を得ることができる。
<変形例>
また、上述した本発明の実施形態において、アクチュエータには、像振れ補正用レンズの周囲に駆動用コイルアセンブリ及び駆動用磁石アセンブリが夫々3つずつ設けられていたが、変形例として、これらを4つ以上設けることもできる。図7に示す変形例においては、アクチュエータの移動枠に取り付けられた像振れ補正用レンズ216の周囲に4つの駆動用コイルアセンブリ220、221、222、223が配置されている。また、図7に想像線で示すように、アクチュエータの固定板には各駆動用コイルアセンブリに対向するように4つの駆動用磁石アセンブリ224、225、226、227が配置されている。本変形例によれば、像振れ補正用レンズ216周囲の狭い空間に効率的に駆動用コイル及び駆動用磁石を配置することができるので、アクチュエータの外形を大型化することなく駆動用コイルアセンブリ及び駆動用磁石アセンブリの数を増やすことができ、大きな駆動力を得ることができる。
(第3実施形態)
次に、図8を参照して、本発明の第3実施形態によるカメラを説明する。本実施形態のカメラは、内蔵しているアクチュエータの構成が上述した第1実施形態とは異なっている。従って、ここでは、本実施形態の、第1実施形態とは異なる点のみを説明し、同様の構成、作用、効果については説明を省略する。
<アクチュエータの構成>
図8は、本発明の第3実施形態によるカメラに備えられているアクチュエータの移動枠の正面図である。図8に示すように、本実施形態におけるアクチュエータ300には、3つの駆動用コイルアセンブリ、及び3つの駆動用磁石アセンブリが備えられている。
即ち、アクチュエータ300は、可動部である移動枠314と、これに取り付けられた像振れ補正用レンズ316、及び第1駆動用コイルアセンブリ320、第2駆動用コイルアセンブリ321、及び第3駆動用コイルアセンブリ322を有する。さらに、図8に想像線で示すように、アクチュエータ300の固定板(図示せず)には、第1乃至第3駆動用コイルアセンブリに夫々対向して配置された第1駆動用磁石アセンブリ323、第2駆動用磁石アセンブリ324、及び第3駆動用磁石アセンブリ325と、が備えられている。
まず、図8に示すように、第1、第2、第3駆動用コイルアセンブリ320、321、322は、光軸Aを中心とする円の円周上に等間隔に配置され、第1駆動用コイルアセンブリ320が光軸Aの鉛直上方に位置するように配置されている。
また、第1、第2、第3駆動用コイルアセンブリ320、321、322は、夫々、隣接して並べられた4つのコイルから構成されている。即ち、第1駆動用コイルアセンブリ320は、その中央部に配置されたコイルである2つのセンターコイル320a、320bと、それらの両側に夫々隣接して配置された2つのサイドコイル320c、320dから構成されている。同様に、第2駆動用コイルアセンブリ321は、2つのセンターコイル321a、321bと2つのサイドコイル321c、321dから構成され、第3駆動用コイルアセンブリ322は、2つのセンターコイル322a、322bと2つのサイドコイル322c、322dから構成されている。なお、2つのセンターコイル、及びその両側の各サイドコイルは、夫々同一の構成を有する。また、第1乃至第3駆動用コイルアセンブリは、移動枠314上に配置されている方向を除き、同一の構成を有する。
また、第1乃至第3駆動用コイルアセンブリの構成及び配置は、上述した第2実施形態における第1乃至第3駆動用コイルアセンブリの構成及び配置と同一であるので説明を省略する。
さらに、第1駆動用コイルアセンブリ320の2つのセンターコイル320a、320bの内側には、磁気センサ326a、326bが夫々配置されている。同様に、第2、第3駆動用コイルアセンブリの2つのセンターコイルの内側にも磁気センサが夫々配置されている。
一方、固定板(図示せず)には、図8に想像線で示す第1、第2、第3駆動用磁石アセンブリ323、324、325が夫々埋め込まれている。これら第1、第2、第3駆動用磁石アセンブリ323、324、325は、第1乃至第3駆動用コイルアセンブリと夫々対向するように、光軸Aを中心とする円Cの円周上に、中心角120゜ずつ間隔をあけて、等間隔に配置されている。本実施形態においては、第1駆動用コイルアセンブリ320と対向する第1駆動用磁石アセンブリ323は、光軸Aの鉛直上方に配置されている。
また、第1駆動用磁石アセンブリ323は、隣接して並べられた5つの駆動用磁石323a、323b、323c、323d、323eから構成されている。同様に、第2駆動用磁石アセンブリ324、第3駆動用磁石アセンブリ325も5つの駆動用磁石から構成されている。また、第1乃至第3駆動用磁石アセンブリは、固定板上に配置されている方向を除き、同一の構成を有するので、以下では主として第1駆動用磁石アセンブリ323の構成を説明する。
第1駆動用磁石アセンブリ323を構成する5つの駆動用磁石323a乃至323eは、各々長方形板状に形成されている。これらの駆動用磁石のうちの中央に配置された駆動用磁石323cは他の駆動用磁石よりも幅が広く、横長の長方形に形成されており、その中心軸線が、光軸Aを中心とする円Cの半径方向に向けられている。また、他の4つの駆動用磁石は縦長の長方形に形成され、中央の駆動用磁石323cの両側に2つずつ、それらの長辺が互いに平行になるように隣接して配置されている。
さらに、第1駆動用磁石アセンブリ323の中央部に配置された3つの駆動用磁石323b乃至323dの各中心点は、光軸Aを中心とする円Cと接する中心接線T上に位置している。これに対して、第1駆動用磁石アセンブリ323の両側の端部に配置された2つの駆動用磁石323a、323eの各中心点は、中心接線Tに対し、光軸Aに近い側に位置している。
また、第1駆動用磁石アセンブリ323を構成する各駆動用磁石は、表面と裏面で異なる磁極を有するように着磁されている。本実施形態においては、5つの駆動用磁石323a乃至323eは、表面(駆動用コイルアセンブリに対向する面)が順に、N極、S極、N極、S極、N極となるように着磁されている。
さらに、図8に想像線で示すように、第1駆動用磁石アセンブリ323を構成する駆動用磁石323bは、第1駆動用コイルアセンブリ320を構成するセンターコイル320aの一方の側(辺)、及びこれに隣接するサイドコイル320cの一方の側(辺)と対向するように配置されている。同様に、駆動用磁石323dは、センターコイル320bの一方の側(辺)、及びこれに隣接するサイドコイル320dの一方の側(辺)と対向するように配置されている。一方、第1駆動用磁石アセンブリ323の中央部に配置された駆動用磁石323cはセンターコイル320aの中央側(辺)及びセンターコイル320bの中央側(辺)と対向している。さらに、第1駆動用磁石アセンブリ323の端部に配置された駆動用磁石323aはサイドコイル320cの1つの側(辺)のみと対向し、駆動用磁石323eはサイドコイル320dの1つの側(辺)のみと対向している。
このように、本実施形態においては、2つのセンターコイル320a、320bの内側の辺に対向する駆動用磁石が、中央に配置された1つの駆動用磁石323cで兼用にされている。
また、第1駆動用コイルアセンブリ320は、各コイルの一方の側(辺)と、これに隣接するコイルの一方の側(辺)に、常に同一方向の電流が流れるように構成されている。
第1駆動用コイルアセンブリ320には、このような方向に電流が流れ、これに対向する第1駆動用磁石アセンブリ323の各駆動用磁石の磁極が上記のように配向されている。これにより、第1駆動用コイルアセンブリ320に電流が流されたとき、第1駆動用コイルアセンブリ320と第1駆動用磁石アセンブリ323の間には、中心接線Tに平行な方向の駆動力が発生する。同様に、第2駆動用コイルアセンブリ321と第2駆動用磁石アセンブリ324の間、第3駆動用コイルアセンブリ322と第1駆動用磁石アセンブリ325の間にも、夫々の中心接線Tに平行な方向の駆動力が発生する。
また、一方のセンターコイル320aの内側に配置された磁気センサ326aは、駆動用磁石323bと、これとは反対の磁極に配置された駆動用磁石323cの磁気を検知する。これにより、磁気センサ326aは、中心接線Tに平行な方向の、第1駆動用磁石アセンブリ325に対する第1駆動用コイルアセンブリ320の移動量を検知することができる。同様に、センターコイル320bの内側に配置された磁気センサ326bは、駆動用磁石323cと、これとは反対の磁極に配置された駆動用磁石323dの磁気を検知し、中心接線Tに平行な方向の、第1駆動用コイルアセンブリ320の移動量を検知することができる。
<アクチュエータの効果>
本実施形態におけるアクチュエータ300によれば、光軸Aの周囲に配置された3つの駆動用コイルアセンブリ320、321、322を有し、各駆動用コイルアセンブリ320、321、322は夫々、隣接して並べられた2つのセンターコイル321a、321b及びサイドコイル321c、321dから構成されている(図8)。このため、駆動用コイルアセンブリ320、321、322と、対向して配置された駆動用磁石アセンブリ323、324、325との間に大きな駆動力を発生させることができる。また、駆動用コイルアセンブリ320のコイルのうち、両側の端部に配置されたサイドコイル320c、320dの各中心点は、センターコイル320a、320bの各中心点を通る中心接線Tに対して、光軸Aに近い側に位置している。このため、本実施形態のアクチュエータ300では、像振れ補正用レンズ316周囲の限られたスペースに多くのコイルを無駄なく配置することができ、レンズ鏡筒の外径を大型化することなく、大きな駆動力を得ることができる。
<変形例>
また、上述した本発明の第3実施形態においては、各駆動用コイルアセンブリの2つのセンターコイル各々の内側に1つずつ磁気センサが配置されていたが、変形例として、2つのセンターコイルの間に2つの磁気センサを配置して、移動枠の位置を検出するように本発明を構成することもできる。さらに、別の変形例として、各駆動用コイルアセンブリの2つのセンターコイルのうちの一方のみに磁気センサを1つ配置して、移動枠の位置を検出するように本発明を構成することもできる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の変更を加えることができる。特に、上述した実施形態においては、駆動用コイルアセンブリは3個又は4個のコイルから構成されていたが、駆動用コイルアセンブリは、3個以上の任意個数のコイルから構成することができる。また、上述した実施形態においては、可動部側に駆動用コイルが取り付けられ、固定部側に駆動用磁石が取り付けられていたが、可動部側に駆動用磁石アセンブリ、固定部側に駆動用コイルアセンブリを取り付けたタイプのアクチュエータにも本発明を適用することができる。
1 カメラ
2 レンズユニット
4 カメラ本体
4a 撮像素子面
6 レンズ鏡筒
8 レンズ
10 アクチュエータ
12 固定板(固定部)
14 移動枠(可動部)
16 像振れ補正用レンズ
18 スチールボール(可動部支持手段)
20 第1駆動用コイルアセンブリ
20a センターコイル
20b、20c サイドコイル
21 第2駆動用コイルアセンブリ
21a センターコイル
21b、21c サイドコイル
22 第3駆動用コイルアセンブリ
22a センターコイル
22b、22c サイドコイル
23 第1駆動用磁石アセンブリ
23a、23b、23c、23d 駆動用磁石
24 第2駆動用磁石アセンブリ
24a、24b、24c、24d 駆動用磁石
25 第3駆動用磁石アセンブリ
25a、25b、25c、25d 駆動用磁石
26a 第1磁気センサ
26b 第2磁気センサ
26c 第3磁気センサ
32 バックヨーク
33 閉磁ヨーク
34 ジャイロ
36 コントローラ
100 アクチュエータ
114 移動枠(可動部)
116 像振れ補正用レンズ
120 第1駆動用コイルアセンブリ
120a、120b センターコイル
120c、120d サイドコイル
121 第2駆動用コイルアセンブリ
121a、121b センターコイル
121c、121d サイドコイル
122 第3駆動用コイルアセンブリ
122a、122b センターコイル
122c、122d サイドコイル
123 第1駆動用磁石アセンブリ
123a、123b、123c、123d、123e、123f 駆動用磁石
124 第2駆動用磁石アセンブリ
125 第3駆動用磁石アセンブリ
216 像振れ補正用レンズ
220、221、222、223 駆動用コイルアセンブリ
224、225、226、227 駆動用磁石アセンブリ
300 アクチュエータ
314 移動枠(可動部)
316 像振れ補正用レンズ
320 第1駆動用コイルアセンブリ
320a、320b センターコイル
320c、320d サイドコイル
321 第2駆動用コイルアセンブリ
322 第3駆動用コイルアセンブリ
323 第1駆動用磁石アセンブリ
323a、323b、323c、323d、323e 駆動用磁石
324 第2駆動用磁石アセンブリ
325 第3駆動用磁石アセンブリ
326a、326b 磁気センサ

Claims (10)

  1. 像振れ補正用レンズをその光軸に直交する平面内で移動させ、像振れを補正するためのアクチュエータであって、
    固定部と、
    上記像振れ補正用レンズが取り付けられた可動部と、
    上記可動部を、上記固定部に対し、上記像振れ補正用レンズの光軸に直交する平面上で移動できるように支持する可動部支持手段と、
    上記固定部又は上記可動部の何れか一方に、上記光軸の周囲に配置された3つ以上の駆動用コイルアセンブリと、
    上記固定部又は上記可動部の他方に、上記各駆動用コイルアセンブリに夫々対向するように設けられ、上記各駆動用コイルアセンブリとの間で夫々駆動力を発生させる3つ以上の駆動用磁石アセンブリと、を有し、
    上記各駆動用コイルアセンブリは、夫々、隣接して並べられた3つ以上のコイルから構成され、これらのコイルのうち、両側の端部に配置されたコイルの中心点は、中央部に配置されたコイルの中心点を通り、且つ上記光軸を中心とする円に接する直線である中心接線に対して、光軸に近い側に位置していることを特徴とするアクチュエータ。
  2. 上記各駆動用コイルアセンブリを構成するコイルのうち、両側の端部に配置されたコイルは、中央部に配置されたコイルよりも、上記中心接線に直角な方向の幅が狭く形成されている請求項1記載のアクチュエータ。
  3. 上記各駆動用コイルアセンブリを構成する各コイルは概ね長方形に形成され、これらのコイルのうち、中央部に配置されたコイルは、その上記中心接線に直角な方向の長さを上記中心接線方向の長さで除した値である縦横比が、両側の端部に配置されたコイルの縦横比よりも大きく形成されている請求項1又は2に記載のアクチュエータ。
  4. 上記各駆動用コイルアセンブリを構成するコイルのうち、両側の端部に配置されたコイルは、中央部に配置されたコイルよりも、その導線の巻き数が多く形成されている請求項1乃至3の何れか1項に記載のアクチュエータ。
  5. 上記各駆動用コイルアセンブリを構成するコイルのうち、両側の端部に配置されたコイルの内径は、中央部に配置されたコイルの内径よりも小さく形成されている請求項1乃至4の何れか1項に記載のアクチュエータ。
  6. さらに、上記駆動用磁石アセンブリの磁気を検知して、上記固定部に対する上記可動部の移動量を検出する磁気センサを有し、この磁気センサは、上記各駆動用コイルアセンブリを構成するコイルのうちの、中央部に配置されたコイルの内側に配置されている請求項1乃至5の何れか1項に記載のアクチュエータ。
  7. 上記駆動用コイルアセンブリと、これに対向して配置された上記駆動用磁石アセンブリは、夫々、上記中心接線に平行な方向の駆動力が発生するように構成されている請求項1乃至6の何れか1項に記載のアクチュエータ。
  8. 上記各駆動用コイルアセンブリは夫々3つのコイルから構成され、上記各駆動用磁石アセンブリは夫々複数の磁石から構成され、上記駆動用磁石アセンブリを構成する1つの駆動用磁石が、上記3つのコイルのうちの中央に配置されたコイルの一方の側、及びこれに隣接するコイルの一方の側と対向するように配置されている請求項1乃至7の何れか1項に記載のアクチュエータ。
  9. 像振れ補正機能を備えたレンズユニットであって、
    レンズ鏡筒と、
    このレンズ鏡筒の内部に収容されたレンズと、
    像振れ補正用レンズをその光軸に直交する平面内で移動させる請求項1乃至8の何れか1項に記載のアクチュエータと、
    を有することを特徴とするレンズユニット。
  10. 像振れ補正機能を備えたカメラであって、
    カメラ本体と、
    請求項9記載のレンズユニットと、
    を有することを特徴とするカメラ。
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