JP2007233214A - 振れ補正装置、レンズ鏡筒および光学機器 - Google Patents

振れ補正装置、レンズ鏡筒および光学機器 Download PDF

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Abstract

【課題】像ぶれ補正の精度を高くすることができる像ぶれ補正装置を提供する。
【解決手段】像ぶれを補正するための補正光学系1110と、補正光学系を保持する保持部材1030を、光軸と垂直な平面内において移動可能に弾性支持する支持手段1020〜1023と、保持部材を光軸と垂直な平面において第1の方向へ移動させる第1駆動手段1050,1060と、保持部材を光軸と垂直な平面において第1の方向とは異なる第2の方向へ移動させる第2駆動手段1051,1061と、像ぶれ補正動作時に保持部材に作用する回転力を打ち消す駆動力を発生する第3駆動手段1052,1062とを有している。
【選択図】図15

Description

本発明は、カメラ等の光学機器において発生する像ぶれを補正する像ぶれ補正装置、該像ぶれ補正装置を具備するレンズ鏡筒および光学機器に関するものである。
現代のカメラでは、露出決定やピント合せ等の撮影にとって重要な作業はすべて自動化されているため、カメラ操作に未熟な人でも撮影の失敗を起こす可能性は非常に少なくなっている。しかし、カメラぶれによる撮影失敗だけは自動的に防ぐことができない。それ故、最近ではカメラぶれに起因する撮影失敗も防止するカメラが研究されている。特に、撮影者の手ぶれによる撮影失敗を防止することのできるカメラについての開発、研究が進められている。
上記の手ぶれは周波数として通常1Hz乃至12Hzの振動である。シャッタのレリーズ時点においてこのような手ぶれを起こしていても像ぶれのない写真を撮影可能とするためには、上記手ぶれによるカメラの振動を検出し、その検出値に応じて補正レンズを変位させてやらなければならない。従って、上記目的(即ち、カメラのぶれが生じても像ぶれを生じない写真を撮影できること)を達成するためには、カメラの振動を正確に検出し、手ぶれによる光軸変化を補正することが必要となる。
前述のカメラぶれの防止は、原理的に言えば、振動センサを含むカメラぶれ検出システムと、光軸を偏芯させる補正光学機構をカメラに搭載することによって行うことができる。
そして、補正光学機構の補正光学系を、偏芯可能にレンズ鏡筒内に保持する方法が各種提案されている。
また、近年、屈曲光学系と呼ばれる、光軸が途中でプリズムやミラーで90度折り曲がった光学系を用いた、薄型で携帯性の良いカメラが公開特許公報により公開されていたり、発売されていたりしている。この薄型なカメラの内部にあるレンズ鏡筒も薄型な形状となっている。
特開平2−66536号公報(特許文献1)には、補正光学系が、光軸と平行に延在する少なくとも3本の互いに等しい長さの可撓性の支持棒によって片持式に支持された構造が提案されている。
また、特開2002−207148号公報(特許文献2)には、光を電気信号に変換する撮像素子と、撮像素子に被写体光を集光する撮影レンズ部材と、撮像素子を搭載する基板とを有する撮影装置が提案されている。そして、一端が撮影レンズ部材に固定され、他の一端が基板に固定された4本の可撓部材によって、撮影レンズ部材が偏芯可能に支持されている。
特開平2−66536号公報 特開2002−207148号公報
最近では、カメラにおける像ぶれを防止する装置に関して、数々の提案がなされている。これらの提案に開示されている像ぶれ補正装置においては、カメラぶれ補償用の補正光学系の構造が複雑であり、特にコンパクトカメラ等には不適であった。即ち、カメラぶれ補償用の補正光学系は光軸に対して直交する方向に移動させなければならないので、補正レンズの保持枠をスライド可能に支持させる必要があるため、構造の複雑化は避けられなかった。しかも、光軸と直交する方向へ該保持枠を精密に動かす為の駆動機構及び駆動制御手段も一般に複雑で且つ高価であるため、公知の像ぶれ補正装置はコンパクトカメラには適していなかった。
そこで、上記の特許文献1には、補正光学系が、光軸と平行に延在する少くとも3本の互いに等しい長さの可撓性の支持棒によって片持式に支持された構造が示されている。
同様に、上記の特許文献2においても、4本のワイヤによって、撮影レンズを保持する保持部を、光軸に垂直な平面内XYで変位可能に支持している。同一形状のワイヤ4本は、光軸周りに対称形に配置され、撮影レンズをX方向に駆動する駆動用マグネットと駆動用コイルによって発生する駆動力は、光軸を通過するように、それらのマグネットとコイルが配置されている。
これら公知例において、補正光学系を支持する複数のワイヤ部材は、光軸中心に均等分割角度で、半径方向には均等距離に配置されている。例えば、引用文献1の図12の3本ワイヤでの支持は、光軸周り120度均等配置になっている。
また、両公知例とも、補正光学系を偏芯させ駆動力ベクトルは、光軸を通過するように、駆動源が配置されている。
このため、補正光学系を支持する部材の形状は、光軸周りに対称形の正三角形や正方形となる。
薄型化が望まれている屈曲光学系を用いたカメラに、像ぶれ補正機構を組み込むためには、補正光学系を支持する部材も長方形状が適切であるが、公知例では、正三角形や正方形状であり、レンズ鏡筒やカメラの薄型化を阻害する可能性があった。
しかしながら、カメラ全体を小型にするためや薄型にするために、安易にこれらの配置を変更すると、駆動手段によって発生する駆動力ベクトルと、ワイヤやバネによって元の位置に戻そうとする復元バネ力ベクトルの位置がずれて回転モーメントが発生する。その結果、像ぶれ補正光学系に、必要な並進運動と共に、不要な回転運動が発生し、像ぶれ補正の精度が低下することが予想される。
(本発明の目的)
本発明の目的は、像ぶれ補正の精度を高くすることのできる像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒および光学機器を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、像ぶれを補正するための補正光学系と、前記補正光学系を保持する保持部材を、光軸と垂直な平面内において移動可能に弾性支持する支持手段と、前記保持部材を光軸と垂直な平面において第1の方向へ移動させる第1駆動手段と、前記保持部材を光軸と垂直な平面において前記第1の方向とは異なる第2の方向へ移動させる第2駆動手段と、像ぶれ補正動作時に前記保持部材に作用する回転力を打ち消す駆動力を発生する第3駆動手段とを有する像ぶれ補正装置とするものである。
同じく上記目的を達成するために、本発明は、像ぶれを補正するための補正光学系と、前記補正光学系を保持する保持部材を、光軸と垂直な平面内において移動可能に弾性支持する支持手段と、前記保持部材を光軸と垂直な平面において第1の方向へ移動させる第1駆動手段と、前記第1駆動手段に対して、前記補正光学系を挟んで対向位置に配置され、前記保持部材を前記光軸と垂直な平面において前記第1の方向とは異なる第2の方向へ移動させる第2駆動手段と、前記第2駆動手段に隣接する位置に配置され、像ぶれ補正動作時に前記保持部材に作用する回転力を打ち消す第3の方向への駆動力を発生する第3駆動手段とを有する像ぶれ補正装置とするものである。
本発明によれば、像ぶれ補正の精度を高くすることができる像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒または光学機器を提供できるものである。
本発明の実施するための最良の形態は、以下の実施例1及び2に示す通りである。
図1〜図20は本発明の実施例1に係わる像ぶれ補正装置を具備するレンズ鏡筒を示す図である。詳しくは、図1はレンズ鏡筒の正面及び側面を示す図、図2はレンズ鏡筒の広角状態を示す正面斜視図、図3はレンズ鏡筒の望遠状態を示す斜視図である。図4は固定筒を省略したレンズ鏡筒の正面及び側面を示す図、図5は固定筒を省略したレンズ鏡筒を示す斜視図である。図6はレンズ鏡筒内のシャッタユニット、第5群枠及び像ぶれ補正装置を示す斜視図、図7は第5群枠と像ぶれ補正装置を示す斜視図である。図8は像ぶれ補正装置を示す斜視図、図9は像ぶれ補正装置の一部を分解して示す上斜視図、図10は像ぶれ補正装置の一部を分解して示す下斜視図である。図11は像ぶれ補正装置の一部を分解して示す上斜視図、図12は像ぶれ補正装置の一部を分解して示す下斜視図である。図13は像ぶれ補正装置を分解して示す上斜視図、図14は像ぶれ補正装置を分解して示す下斜視図、図15は像ぶれ補正装置の一部を省略して示す上面図である。図16は像ぶれ補正装置の上面図で、+Y(後述の第2の方向をいう。)方向に移動した状態を示す図である。図17は像ぶれ補正装置の上面図で、−Y方向(後述の第2の方向と180度反対方向をいう。)に移動した状態を示す図である。図18は像ぶれ補正装置の上面図で、+X方向(後述の第1の方向をいう。)に移動した状態を示す図である。図19は像ぶれ補正装置の上面図で、−X方向(後述の第1の方向と180度反対方向をいう。)に移動した状態を示す図である。また、図20は像ぶれ補正装置の一部を省略して示す上面図である。
先ず、レンズ鏡筒内の光学系の構造について説明する。
本実施例1におけるズームレンズ鏡筒の撮影光学系は、6群構成であり、第1群と第2群の間に光軸を90度に曲げるプリズムが配置された屈曲光学系である。図1(b)の側面図において、紙面左側に撮影する被写体が存在し、その被写体からの光束が、第1群枠1410に内包された第1レンズ群(不図示)を通過する。そして、第1レンズ群の後部に配置されたプリズム1411によって図1(b)の紙面下方に折り曲げられる。その後、光束は、第2群枠1420(図2等参照)に内包されるズーミング用の第2レンズ群(不図示)、コイル保持部材1080(図8等参照)に内包される第3レンズ群1120を通過する。その後は、図5等に示すレンズ保持部材1030に内包される補正光学系である第4レンズ群1110、第5群枠1440に内包されるフォーカシング用の第5レンズ群を通過する。さらには、基部支持部材1010に内包される第6レンズ群1100を通過する。そして、撮像素子保持板1450に保持される撮像素子に、被写体像が結像される。
図4等に示す、第2レンズ群を内包する第2群枠1420は、専用のステッピングモータ1422により光軸方向に進退可能である。光軸方向の初期位置は、第2群枠1420の一部が第2群用PI(フォト・インタラプタ)1421を通過することで該PI1421により検出される。その後の変位量は、ステッピングモータ1422の制御パルス数を積算することで求められ、第2群枠1420の位置検出が可能となっている。
同様に、図4等に示す、第5レンズ群を内包する第5群枠1440は、専用のステッピングモータ1442により光軸方向に進退可能である。光軸方向の初期位置は、第5群枠1440の一部が第5群用PI(フォト・インタラプタ)1441を通過することで該PI1441にて検出される。その後の変位量は、ステッピングモータ1442の制御パルス数を積算することで求められ、第5群枠1440の位置検出が可能となっている。
撮影倍率を変更するズーミング時には、図2から図3への配置変化のように、第2レンズ群を内包する第2群枠1420を、同図の紙面下側の撮像素子板1450側へ移動させる。そして、第5レンズ群を内包する第5群枠1440を紙面上方の第1群枠1410へ移動させる。このことで、広角状態から望遠状態へと被写体像を大きくすることが可能である。また、第2群枠1420と第5群枠1440を逆方向に移動させれば、望遠状態から広角状態へとズーミング可能である。
ある焦点距離、即ちあるズーム状態において、被写体にピントを合わせる合焦時には、第5レンズ群を内包する第5群枠1440をステッピングモータ1442の駆動によって行う。更に図3等の紙面上方の第1群枠1410側に移動する事によって、無限から至近距離までの合焦が可能となる。合焦の判定は、撮像素子で捉えられた被写体像のコントラストが最大になるように、レンズ群を進退させるコントラスト式のAF(オートフォーカス)で行っている。
シャッタユニット1430は、第2群枠1420の図2等の紙面下方である撮像素子側にて、固定筒1400に固定されている。このシャッタユニット1430は、撮影時に、シャッタ羽根の開閉によって、撮像素子に与える光量を適正に制御している。
図8〜図13等を用いて、像ぶれ補正装置の磁石側の組み立て手順を説明する。そのうち、図13は、像ぶれ補正装置を構成する部品を一点ずつ、紙面上下方向の光軸方向に分解した上方分解斜視図である。
図8〜図13等に示す基部支持部材1010は、その中心のレンズ保持部1010eに第6レンズ群1100が組み込まれる。四隅には後述のワイヤを固定する固定部1010a,1010b,1010c,1010dが配置される。そして、各々その中心の穴部に、4本のワイヤ1020,ワイヤ1021,ワイヤ1222,ワイヤ1223の下端が接着固定される。四本のワイヤ1020,1021,1222,1223の上端は、レンズ保持部材1030の四隅に配置されたワイヤ固定部1030a,1030b,1030c,1030dに通し、接着固定される。
実施例1でのワイヤ線径は、ワイヤ1020とワイヤ1021が直径0.2mmで、ワイヤ1222とワイヤ1223が直径0.18mmである。材質は、4本ともステンレス鋼であり、その表面には黒色塗装をして表面反射を低減している。レンズ保持部材1030の中心にあるレンズ固定部1030eには第4レンズ群1110が固定されている。
磁石1050は2極着磁されており、その一部1050aの表面がN極で裏面がS極、残る側1050bの表面がS極で裏側がN極である。同様に、磁石1051も2極着磁石されており、その一部1051aの表面がN極で裏面がS極、残る側1051bの表面がS極で裏側がN極である。レンズ保持部材1030の中心から第1の方向(+X方向)の四角穴1030fに、長方形状の鉄系素材のヨーク1040と磁石1050を嵌め込み、接着固定する。この時の磁石1050の向きは、一部1050aの表面がN極側を、第2の方向(Y方向)に向けて嵌め込む。
また、レンズ保持部材1030の第1の方向と反対の方向(−X方向)の四角穴1030gには、長方形状の鉄系素材のヨーク1041と磁石1051を嵌め込み、接着固定する。この時の磁石1051の向きは、その一部1051bの表面がS極側を、第4レンズ群1110の光軸のある+X方向に向けて嵌め込む。磁石1052も2極着磁されており、その一部1052aの表面がN極で裏面がS極、残る側1052bの表面がS極で裏側がN極である。この磁石1052は、磁石1051の近傍で且つ光軸から離れた位置の四角穴1030hに、長方形状の鉄系素材のヨーク1042と共に嵌め込み、接着固定する。
続いて、図14等を用いて、像ぶれ補正装置のコイル側の組み立て手順を説明する。
コイル1060は、線径0.08mmニクロム線を、長円形に数百回巻いて接着剤で固められたもので、中央には長円形の穴1060aが開いている。ニクロム線の両端1060bと1060cは、不図示の回路に繋がれ、通電方向と量を制御される。
コイル保持部材1080の中心のレンズ受け部1080aには、第3レンズ群1120が固定されている。コイル保持部材1080の長手方向の一方(+X方向)には、長円形のコイル受け穴1080bがあり、穴内部のガイド突起1080cと1080dに、バックヨーク1070の穴1070aと1070bを通しながらバックヨーク1070を接着固定する。そして次に、コイル1060中央の長穴1060aの両端がガイド突起1080cと1080dに嵌り込むように、コイル1060を長円形のコイル受け穴1080bに嵌め込み、接着固定する。同様に、コイル保持部材1080の長手方向の他方(−X方向)に長円形のコイル受け穴1080eがあり、穴内部のガイド突起1080fと1080gに、バックヨーク1071の穴1071aと1071bを通しながらバックヨーク1071を接着固定する。そして次に、コイル1061中央の長穴1061aの両端がガイド突起1080fと1080gに嵌り込むように、コイル1061を長円形のコイル受け穴1080eに嵌め込み、接着固定する。
長円形のコイル受け穴1080eの近傍で且つ光軸から離れた位置に、コイル受け穴1080hがある。そして、穴内部のガイド突起1080iと1080jに、バックヨーク1072の穴1072aと1072bを通しながらバックヨーク1072を接着固定する。そして次に、コイル1062中央の長穴1062aの両端がガイド突起1080iと1080jに嵌り込むように、コイル1062を長円形のコイル受け穴1080hに嵌め込み、接着固定する。
以上の組み立てにより、図9のように、補正光学系となる第4レンズ群1110と磁石1050〜1052を持つレンズ保持部材1030側ユニットと、コイル1060〜1062を持つコイル保持部材1080側ユニットが完成する。
コイル1060〜1062を持つコイル保持部材1080側ユニットは、図3のように、シャッタユニット1430の撮像素子側で固定筒1400に固定される。レンズ保持部材1030側ユニットは、その基部支持部材1010が撮像素子付近の固定筒1400に固定される事で、レンズ鏡筒に組み込まれる。
次に、図15〜図19を用いて、コイル1060〜1062への通電による、レンズ保持部材1030の挙動を説明する。
図15は、像ぶれ補正装置の一部を省略した、光軸上方から見下ろした図である。ここで、説明の為、コイル1060,1061とコイル1062は、透視図となっている。
図15には、光軸に垂直な平面内で変位可能なレンズ保持部材1030が示されている。そして、それに固定されている補正光学系である第4レンズ群1110、磁石1050、磁石1051、磁石1052、ワイヤ1020、ワイヤ1021、ワイヤ1222、ワイヤ1223が示されている。また、コイル保持部材1080(図15では不図示)に固定されているコイル1060、コイル1061とコイル1062も示されている。ここでは、説明を容易にする為、光軸中心で、上記のように、同図の紙面右方向を第1の方向(X方向)、紙面上方向を第2の方向(Y方向)として、中心線を表記している。
今、コイル1060の端子1060bから1060cに150mAの通電を行う。すると、電磁気の原理に基づいて、図16のように、磁石1050上に、+Y方向の駆動力Fyaが発生する。同時に、コイル1062の端子1062bから1062cに150mAの通電を行うと、電磁気の原理に基づいて、図16のように、磁石1052上に、+Y方向の駆動力Fybが発生する。コイル1060に対してコイル1062は外形が小さく、またニクロム線の巻数も少ない。よって、駆動力Fybは駆動力Fyaより小さい力となる。駆動力Fyaと駆動力Fybの合力Fyは、光軸より右寄りである図中の位置に発生する。そして、レンズ保持部材1030に保持されている第4レンズ群1110は+Y方向にδY=0.2mmだけ変位する。
この時、ワイヤ1020の先端がδY=0.2mmだけ撓み、−Y方向(第2の方向と反対方向)にレンズ保持部材1030を戻そうとする反力Saを発生している。同様に、各ワイヤは、ワイヤ反力Sb,Sc,Sdを発生している。ワイヤ1020とワイヤ1021の線径はφ0.29mmと太く、ワイヤ1222とワイヤ1223の線径はφ0.18mmと細い。その為、各ワイヤ先端での変位が同一でも、ワイヤ反力は、ワイヤ1020とワイヤ1021の方が強い。よって、4つのワイヤ反力Sa,Sb,Sc,Sdの総合ワイヤ反力Syのベクトルは、やや第4レンズ群1110寄りの、駆動力Fyの発生点近くを通過する。
この様に、ほぼ総合ワイヤ反力Syの発生点と、駆動力Fyの発生点が一致する為、光軸周りの回転モーメント発生が小さく、レンズ保持部材1030はほとんど回転せずに+Y方向に0.2mm行移動可能となる。よって、第4レンズ群1110もほとんど回転運動をせずに+Y方向に0.2mm行移動可能となる。
図17は、コイル1060とコイル1062に同時に図16とは逆方向に電流を150mA通電した時の変位図である。
レンズ保持部材1030は、発生した−Y方向の総合的電磁力Fyによって、−Y方向へδY=0.2mm変位する。この時、総合ワイヤ反力Syの発生点の近くに、総合的電磁力Fyの発生点がある為、光軸周りの回転モーメント発生が小さく、第4レンズ群1110は、ほとんど回転運動をせずに−Y方向に0.2mm並行移動可能となる。
図18は、コイル1060とコイル1062には通電せず、コイル1061のみに150mA通電した時の変位図である。
レンズ保持部材1030は、発生した+X方向の電磁力Fxによって、+X方向へδX=0.2mm変位する。この時の各ワイヤ反力は、電磁力Fxの発生点に対して、紙面左右対象位置に、ワイヤ反力Sa、ワイヤ反力Scとワイヤ反力Sb、ワイヤ反力Sdが位置する。その為、総合ワイヤ反力Sxのベクトルが、電磁力Fxの発生点を通過する。よって、光軸周りの回転モーメントがほぼ発生せず、第4レンズ群1110は+X方向に0.2mm平行移動可能となる。
図19は、コイル1061に、図18とは逆方向に電流を150mA通電した時の変位図である。
レンズ保持部材1030は、発生した−X方向の電磁力Fxによって、−X方向へδX=0.2mm変位する。この時、総合ワイヤ反力Sxのベクトルは、電磁力Fxの発生点を通過する。この為、光軸周りの回転モーメントがほぼ発生せず、第4レンズ群1110は−X方向に0.2mm平行移動可能となる。
この様に、コイル1060とコイル1062で発生する第2の方向(Y方向)の電磁力Fyの発生点と、総合ワイヤ反力発生点とはほぼ一致する。コイル1061で発生する第1の方向(X方向)の電磁力Fxの発生点は、総合ワイヤ反力ベクトル上にある。また、これを言い換えると、コイル1060,1062によって発生する総合電磁力Fyとコイル1061によって発生する電磁力Fxのほぼ交点上に、総合ワイヤ反力の発生点が位置するともいえる。
実際、像ぶれ補正の為に、第4レンズ群1110は第1の方向(+X方向)と第2の方向(+Y方向)に同時にある量変位させる必要がある。しかし、それはコイル1060、コイル1062とコイル1061の通電量と通電方向を制御することで可能となる。この時も、図16から図19までの組合せから、総合ワイヤ反力SxやSyの発生点と電磁力FxやFyの発生点がほぼ一致する事は容易に推測できる。よって、任意の変位時も、レンズ保持部材1030は、ほとんど回転せずに、並進移動可能となる。このため、第4レンズ群1110もほとんど回転運動をせずにXY平面内で、並進移動可能となる。
以上のように、像ぶれの補正光学系である第4レンズ群1110を挟んで一直線上に、第1の方向(+X方向)に駆動する磁石1051と、第2の方向(+Y方向)に駆動する磁石1050と磁石C1052を並べることが可能である。よって、第2の方向に薄い、像ぶれ補正装置を構成可能になっている。
図7において、レンズ鏡筒では、ズーミングとフォーカシングで光軸に駆動する第5群枠1440の外側の空いた空間に、像ぶれ補正装置の4本のワイヤ1020、ワイヤ1021、ワイヤ1222、ワイヤ1223が配置されている。その為、レンズ鏡筒を大きくする事無く、像ぶれ補正用の補正光学系である第4レンズ群1110を、光軸に垂直な平面内に移動可能に支持することが可能となっている。
図21は本発明の実施例2に係わる像ぶれ補正装置の一部を透視して示した上面図である。ここでは実施例1と異なる点のみ説明する。
上記実施例1では、磁石1052とコイル1062のセットは、磁石1051の近傍で且つ光軸から離れた位置に配置され、電磁力Fybは第2の方向(+Y方向)に向いていた。これに対し、本発明の実施例2では、磁石2052(2052a,2053b)とコイル2062(2062a,2062b)のセットは、第4レンズ群1110の近傍で、且つ発生する電磁力Fybが磁石2052自身と光軸とを結ぶ直線に対して垂直方向(接線方向)に成るように配置されている。
これは、コイル1060のみの通電によって発生する電磁力FyaのみのY方向の駆動で発生する光軸周りの回転を打ち消すために、電磁力Fybの方向を設定している。
上記の実施例1及び2によれば、磁石1052、コイル1062または磁石2052、コイル2062等から成る第3駆動手段を持つようにしている。これにより、第1駆動手段(磁石1050、コイル1060等から成る)と第2駆動手段(磁石1051、コイル1061等から成る)でレンズ保持部材1030を変位させた際に発生する不要な回転運動力を低減できる。よって、レンズ保持部材1030が回転(ローリング)を起こさずに、光軸と垂直な平面内(光軸を法線とする面内)で並進移動が可能となり、光学性能を低下させずに、高精度の像ぶれ補正を行うことができる像ぶれ補正装置とすることができる。
また、実施例1では、補正光学系の近傍一方に第1駆動手段を、光軸を挟んで対向する反対側近傍に第2駆動手段と第3駆動手段を配置している。そのため、レンズ保持部材1030を長方形状に薄型化できる。さらには、第3駆動手段によってレンズ保持部材1030の回転運動力を低減させられるので、レンズ保持部材1030が回転を起こさずに、光軸と垂直な平面内で並進移動が可能となる。よって、光学性能を低下させずに、高精度の像ぶれ補正を行うことができる像ぶれ補正装置とすることができる。
また、第1駆動手段と第2駆動手段の駆動方向が90度を成す。このため、光軸と垂直な平面内で、どの方向に対しても、補正光学系である第4レンズ群1110を容易に移動する基本的駆動力を合成し、発生する不要な回転力を第3駆動手段で打ち消している。よって、駆動電力を節約できる。
また、補正光学系である第4レンズ群1110を挟んだ両脇に、第1の方向に駆動する第1駆動手段と第3駆動手段を配置している。このため、第1の方向に駆動する際は、第1駆動手段と第3駆動手段の発生力を各々制御すれば、不要な回転力が発生せず、レンズ保持部材1030が回転を起こさずに、光軸と垂直な平面内で並進移動が可能となる。よって、光学性能を低下させずに、高精度の像ぶれ補正を行うことができる像ぶれ補正装置とすることができる。
また、補正光学系である第4レンズ群1110の近傍に、接線方向に電磁力を発生するように第3駆動手段を配置している。このため、不要な回転力を効果的に低減させる事ができ、レンズ保持部材1030が回転を起こさずに、光軸と垂直な平面内で並進移動が可能となる。よって、光学性能を低下させずに、高精度の像ぶれ補正を行うことができる像ぶれ補正装置とすることができる。
また、第1駆動手段と第3駆動手段によって発生する第1の方向への合成駆動力点と、支持機構によって発生する復元力点が一致するようにしている。このため、レンズ保持部材1030が回転を起こさずに、光軸と垂直な平面内で並進移動が可能となる。よって、光学性能を低下させずに、高精度の像ぶれ補正を行うことができる像ぶれ補正装置とすることができる。
また、上記の特徴的な構成の像ぶれ補正装置を組み込んだレンズ鏡筒としている。さらに、このようなレンズ鏡筒を一体とする撮像装置等の光学機器とすることもできる。よって、レンズ保持部材1030が回転を起こさずに、光軸と垂直な平面内で並進移動が可能となり、撮像装置であった場合には高画質の写真撮影が可能となる。
なお、本発明の補正光学系は、補正レンズのみならず、光軸に垂直な平面上を移動可能な撮像素子をも含むものである。
本発明の実施例1に係わるレンズ鏡筒の正面及び側面を示す図である。 本発明の実施例1に係わるレンズ鏡筒の広角状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係わるレンズ鏡筒の望遠状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係わるレンズ鏡筒に具備される固定筒を省略した正面及び側面を示す図である。 本発明の実施例1に係わるレンズ鏡筒に具備される固定筒を省略して示す斜視図である。 本発明の実施例1に係わるレンズ鏡筒に具備されるシャッタユニット、第5群枠及び像ぶれ補正装置を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係わるレンズ鏡筒に具備される第5群枠及び像ぶれ補正装置を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係わる像ぶれ補正装置を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係わる像ぶれ補正装置の一部を分解して示す斜視図である。 本発明の実施例1に係わる像ぶれ補正装置の一部を分解して示す斜視図である。 本発明の実施例1に係わる像ぶれ補正装置の一部を分解して示す斜視図である。 本発明の実施例1に係わる像ぶれ補正装置の一部を分解して示す斜視図である。 本発明の実施例1に係わる像ぶれ補正装置を分解して示す斜視図である。 本発明の実施例1に係わる像ぶれ補正装置を分解して示す斜視図である。 本発明の実施例1に係わる像ぶれ補正装置の一部を省略して示す上面図である。 本発明の実施例1に係わる像ぶれ補正装置において+Y方向に移動しようとする状態図である。 本発明の実施例1に係わる像ぶれ補正装置において−Y方向に移動しようとする状態を示す上面図である。 本発明の実施例1に係わる像ぶれ補正装置において+X方向に移動しようとする状態を示す上面図である。 本発明の実施例1に係わる像ぶれ補正装置において−X方向に移動しようとする状態を示す上面図である。 本発明の実施例1に係わる像ぶれ補正装置の一部を省略して示す上面図である。 本発明の実施例2に係わる像ぶれ補正装置の一部を省略して示す上面図である。
符号の説明
1010 基部支持部材
1020,1021,1022,1023 ワイヤ
1030 レンズ保持部材
1040,1041,1042 ヨーク
1050,1051,1052 磁石
1051 磁石
1060,1061,1062 コイル
1070,1071,1072 バックヨーク
1080 コイル保持部材
1100 第6レンズ群
1110 第4レンズ群
1120 第3レンズ群
1400 固定筒
1411 プリズム
1410 第1群枠
1420 第2群枠
1422 ステッピングモータ
1430 シャッタユニット
1440 第5群枠
1442 ステッピングモータ
1450 撮像素子保持板
2052 磁石
2062 コイル

Claims (8)

  1. 像ぶれを補正するための補正光学系と、
    前記補正光学系を保持する保持部材を、光軸と垂直な平面内において移動可能に弾性支持する支持手段と、
    前記保持部材を光軸と垂直な平面において第1の方向へ移動させる第1駆動手段と、
    前記保持部材を光軸と垂直な平面において前記第1の方向とは異なる第2の方向へ移動させる第2駆動手段と、
    像ぶれ補正動作時に前記保持部材に作用する回転力を打ち消す駆動力を発生する第3駆動手段とを有することを特徴とする像ぶれ補正装置。
  2. 像ぶれを補正するための補正光学系と、
    前記補正光学系を保持する保持部材を、光軸と垂直な平面内において移動可能に弾性支持する支持手段と、
    前記保持部材を光軸と垂直な平面において第1の方向へ移動させる第1駆動手段と、
    前記第1駆動手段に対して、前記補正光学系を挟んで対向位置に配置され、前記保持部材を前記光軸と垂直な平面において前記第1の方向とは異なる第2の方向へ移動させる第2駆動手段と、
    前記第2駆動手段に隣接する位置に配置され、像ぶれ補正動作時に前記保持部材に作用する回転力を打ち消す第3の方向への駆動力を発生する第3駆動手段とを有することを特徴とする像ぶれ補正装置。
  3. 前記第1の方向は、前記第1駆動手段と前記光軸を結ぶ方向であり、前記第2の方向は、前記第1の方向に対して直角をなす方向であることを特徴とする請求項1または2に記載の像ぶれ補正装置。
  4. 前記第3の方向は、前記第1の方向と同一の方向であることを特徴とする請求項2または3に記載の像ぶれ補正装置。
  5. 前記第3の方向は、前記第3駆動手段と前記光軸を結ぶ方向に対して垂直方向であることを特徴とする請求項2または4に記載の像ぶれ補正装置。
  6. 前記支持手段は、前記保持部材を弾性的に元の位置に復元する力を発生する機能を有し、
    前記支持手段によって発生する復元力の作用位置と前記第1駆動手段と前記第3駆動手段によって発生する前記第2の方向への合成駆動力の作用位置が一致するように、前記第1駆動手段の駆動力と前記第3駆動手段の駆動力の比率を設定することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の像ぶれ補正装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の像ぶれ補正装置を具備したことを特徴とするレンズ鏡筒。
  8. 請求項7に記載のレンズ鏡筒を具備することを特徴とする光学機器。
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