JP2013183494A - 駆動モーター、像ぶれ補正装置及び撮像装置 - Google Patents

駆動モーター、像ぶれ補正装置及び撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】駆動モータの強度の向上及び駆動力の向上を図る。
【解決手段】第1の取付板45の一方の面に取り付けられたマグネット46と、第2の取付板48の一方の面に取り付けられマグネット46に対向して配置されたコイル52と、第1の固定孔45aに挿入されて第1の取付板45に固定されると共に出力軸50を保持する第1の軸保持部材49と、第2の固定孔48aに挿入されて第2の取付板48に固定されると共に出力軸50を保持する第2の軸保持部材57とを備え、第1の軸保持部材49と第2の軸保持部材57にそれぞれ第1の取付板45と第2の取付板48の各一方の面の内周部を押さえるフランジ部49b,57bと加締め加工によって形成され第1の取付板45と第2の取付板48の各他方の面の内周部を押さえる加締め部49c,57cとが設けられた。
【選択図】図10

Description

本技術は駆動モーター、像ぶれ補正装置及び撮像装置についての技術分野に関する。詳しくは、駆動モーターの出力軸を保持する二つの軸保持部材の各加締め部をマグネットとコイルが配置されていない側に設けて強度の向上及び駆動力の向上を図る技術分野に関する。
電子機器には、例えば、ビデオカメラやスチルカメラ等の撮像装置、記録媒体に対する情報の記録や再生を行う記録媒体駆動装置、画像や映像を表示するテレビジョン等の表示装置、各種の情報を処理するパーソナルコンピューター等の情報処理装置、通信等を行う携帯電話等の通信装置等の各種が存在する。
このような電子機器には、マグネットとコイルを有しコイルに通電されることによりマグネットとの間で発生する推力によって回転される駆動モーターを備えたものがある。
例えば、ビデオカメラやスチルカメラ等の撮像装置には、レンズ等の光学素子を光軸方向に直交する方向へ移動させて像ぶれの補正を行う像ぶれ補正装置に駆動モーターが設けられているものがある。
このような撮像装置に設けられた像ぶれ補正装置には、レンズを有するレンズユニットがレンズの光軸に直交する第1の支点軸の軸回り方向である第1の方向と光軸及び第1の支点軸にともに直交する第2の支点軸の軸回り方向である第2の方向とに回動可能とされたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば、テープ状記録媒体に対する情報の記録や再生を行う記録媒体駆動装置において、ピンチローラーとの間でテープ状記録媒体を送るキャプスタンを回転させるために駆動モーターが用いられているものもある(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2に記載された駆動モーターは、厚みの薄い扁平モーターであり、一対の取付板にそれぞれマグネットとコイルが対向した状態で取り付けられ、出力軸(キャプスタン)を軸方向において保持する一対の軸保持部材がそれぞれ一対の取付板の中央部に固定されている。
軸保持部材は径方向における外側に張り出されたフランジ部を有し、取付板の中心部に挿通されてフランジ部が設けられた側と反対側の端部が加締め加工によって変形されて加締め部として設けられ、フランジ部と加締め部によって取付板の内周部を反対側から押さえた状態で取付板に固定される。
特開平7−274056号公報 特開平8−147812号公報
ところが、上記のような駆動モーターにおいては、マグネットとコイルが各取付板の対向する側の面(内面)に取り付けられており、マグネットの磁力(吸引力)によって二つの取付板が互いに接近する方向への力が発生し、軸保持部材の取付板に対する固定強度が低いと取付板が傾いてしまうおそれがある。
このような取付板の傾きが発生すると、駆動モーターにおける回転動作の円滑化が阻害されたり駆動モーターの駆動力の低下が生じる可能性があり、駆動モーターの動作不良を引き起こすおそれがあった。
そこで、本技術駆動モーター、像ぶれ補正装置及び撮像装置は、上記した問題点を克服し、強度の向上及び駆動力の向上を図ることを課題とする。
第1に、駆動モーターは、上記した課題を解決するために、回転支点として設けられた出力軸と、第1の固定孔を有する第1の取付板と、第2の固定孔を有し前記出力軸の軸方向において前記第1の取付板と離隔して位置された第2の取付板と、前記第1の取付板の一方の面に取り付けられたマグネットと、前記第2の取付板の一方の面に取り付けられ前記マグネットに対向して配置されたコイルと、前記第1の固定孔に挿入されて前記第1の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第1の軸保持部材と、前記第2の固定孔に挿入されて前記第2の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第2の軸保持部材とを備え、前記第1の軸保持部材と前記第2の軸保持部材にそれぞれ前記第1の取付板と前記第2の取付板の前記各一方の面の内周部を押さえるフランジ部と加締め加工によって形成され前記第1の取付板と前記第2の取付板の各他方の面の内周部を押さえる加締め部とが設けられたものである。
従って、駆動モーターにあっては、互いに接近する方向への力が付与される各取付板に対して接近する方向と反対方向に押さえられる力が軸保持部材の各フランジ部から付与される。
第2に、上記した駆動モーターにおいては、前記第1の取付板と前記第2の取付板の少なくとも一方が前記他方の面に接した状態で取り付けられ挿通孔を有する取付面部が設けられ、前記挿通孔に前記加締め部が挿入されて配置されることが望ましい。
第1の取付板と第2の取付板の少なくとも一方が他方の面に接した状態で取り付けられ挿通孔を有する取付面部が設けられ、挿通孔に加締め部が挿入されて配置されることにより、挿通孔が小さくなり挿通孔を通る駆動モーターにおける漏れ磁束が低減される。
第3に、上記した駆動モーターにおいては、前記取付面部がヨークとして設けられることが望ましい。
取付面部がヨークとして設けられることにより、駆動モーターにおける漏れ磁束が低減される。
第4に、上記した駆動モーターにおいては、前記フランジ部に前記軸方向へ突出されたリブが設けられることが望ましい。
フランジ部に軸方向へ突出されたリブが設けられることにより、軸保持部材の取付板に対する固定強度が高くなる。
第5に、上記した駆動モーターにおいては、前記第1の軸保持部材又は前記第2の軸保持部材の少なくとも一方に設けられた前記リブの少なくとも先端部と前記第2の軸保持部材又は前記第1の軸保持部材の一部とが前記軸方向に直交する方向において並んで位置されることが望ましい。
第1の軸保持部材又は第2の軸保持部材の少なくとも一方に設けられたリブの少なくとも先端部と第2の軸保持部材又は第1の軸保持部材の一部とが軸方向に直交する方向において並んで位置されることにより、取付板に対する軸保持部材の固定強度が高くなる。
第6に、上記した駆動モーターにおいては、前記第1の軸保持部材のフランジ部の外径が前記第2の軸保持部材のフランジ部の外径より大きくされることが望ましい。
第1の軸保持部材のフランジ部の外径が第2の軸保持部材のフランジ部の外径より大きくされることにより、第1の軸保持部材の第1の取付板に対する固定強度が第2の軸保持部材の第2の取付板に対する固定強度より高くなる。
第7に、上記した駆動モーターにおいては、前記第1の軸保持部材のフランジ部の外周部と前記コイルの一部とが前記軸方向において並んで位置されることが望ましい。
第8に、上記した駆動モーターにおいては、前記フランジ部の外径が前記加締め部の外径より大きくされることが望ましい。
フランジ部の外径が加締め部の外径より大きくされることにより、互いに接近する方向への力が付与される各取付板に対して接近する方向と反対方向に押さえられる力が大きくなる。
第1の軸保持部材のフランジ部の外周部とコイルの一部とが軸方向において並んで位置されることにより、第1の軸保持部材の第1の取付板に対する固定強度が第2の軸保持部材の第2の取付板に対する固定強度より高くなる。
像ぶれ補正装置は、上記した課題を解決するために、少なくとも一つのレンズを有し外筐に対して前記レンズの光軸に直交し互いに直交する2方向に回動可能とされたレンズユニットと、前記レンズユニットを回動させる駆動モーターとを備え、前記駆動モーターが、回転支点として設けられた出力軸と、第1の固定孔を有する第1の取付板と、第2の固定孔を有し前記出力軸の軸方向において前記第1の取付板と離隔して位置された第2の取付板と、前記第1の取付板の一方の面に取り付けられたマグネットと、前記第2の取付板の一方の面に取り付けられ前記マグネットに対向して配置されたコイルと、前記第1の固定孔に挿入されて前記第1の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第1の軸保持部材と、前記第2の固定孔に挿入されて前記第2の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第2の軸保持部材とを備え、前記第1の軸保持部材と前記第2の軸保持部材にそれぞれ前記第1の取付板と前記第2の取付板の前記各一方の面の内周部を押さえるフランジ部と加締め加工によって形成され前記第1の取付板と前記第2の取付板の各他方の面の内周部を押さえる加締め部とが設けられたものである。
従って、像ぶれ補正装置にあっては、駆動モーターにおいて互いに接近する方向への力が付与される各取付板に対して接近する方向と反対方向に押さえられる力が軸保持部材の各フランジ部から付与される。
撮像装置は、上記した課題を解決するために、少なくとも一つのレンズを有するレンズユニットと前記レンズユニットが内部に配置された外筐とを有し、前記レンズユニットが前記外筐に対して前記レンズの光軸に直交し互いに直交する2方向に回動可能とされて像ぶれを補正し、前記レンズユニットを回動させる駆動モーターを有する像ぶれ補正装置を備え、前記駆動モーターが、回転支点として設けられた出力軸と、第1の固定孔を有する第1の取付板と、第2の固定孔を有し前記出力軸の軸方向において前記第1の取付板と離隔して位置された第2の取付板と、前記第1の取付板の一方の面に取り付けられたマグネットと、前記第2の取付板の一方の面に取り付けられ前記マグネットに対向して配置されたコイルと、前記第1の固定孔に挿入されて前記第1の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第1の軸保持部材と、前記第2の固定孔に挿入されて前記第2の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第2の軸保持部材とを備え、前記第1の軸保持部材と前記第2の軸保持部材にそれぞれ前記第1の取付板と前記第2の取付板の前記各一方の面の内周部を押さえるフランジ部と加締め加工によって形成され前記第1の取付板と前記第2の取付板の各他方の面の内周部を押さえる加締め部とが設けられたものである。
従って、撮像装置にあっては、駆動モーターにおいて互いに接近する方向への力が付与される各取付板に対して接近する方向と反対方向に押さえられる力が軸保持部材の各フランジ部から付与される。
本技術駆動モーターは、回転支点として設けられた出力軸と、第1の固定孔を有する第1の取付板と、第2の固定孔を有し前記出力軸の軸方向において前記第1の取付板と離隔して位置された第2の取付板と、前記第1の取付板の一方の面に取り付けられたマグネットと、前記第2の取付板の一方の面に取り付けられ前記マグネットに対向して配置されたコイルと、前記第1の固定孔に挿入されて前記第1の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第1の軸保持部材と、前記第2の固定孔に挿入されて前記第2の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第2の軸保持部材とを備え、前記第1の軸保持部材と前記第2の軸保持部材にそれぞれ前記第1の取付板と前記第2の取付板の前記各一方の面の内周部を押さえるフランジ部と加締め加工によって形成され前記第1の取付板と前記第2の取付板の各他方の面の内周部を押さえる加締め部とが設けられている。
従って、マグネットの磁力によって発生する第1の取付板と第2の取付板が互いに接近する方向への力に対して反対方向に作用する力が大きくなり、第1の軸保持部材と第2の軸保持部材の強度の向上及び駆動モーターの駆動力の向上を図ることができる。
請求項2に記載した技術にあっては、前記第1の取付板と前記第2の取付板の少なくとも一方が前記他方の面に接した状態で取り付けられ挿通孔を有する取付面部が設けられ、前記挿通孔に前記加締め部が挿入されて配置されている。
従って、挿通孔を最小限の大きさに形成することができ、その分、挿通孔を通る駆動モーターにおける漏れ磁束が低減され、駆動モーターの駆動力の向上を図ることができる。
請求項3に記載した技術にあっては、前記取付面部がヨークとして設けられている。
従って、駆動モーターにおける漏れ磁束が低減され、駆動モーターの駆動力の一層の向上を図ることができる。
また、取付面部がヨークとして設けられるため、第1の取付板又は第2の取付板のみでヨークを構成する場合より第1の取付板と第2の取付板の厚みを薄くすることが可能であり、駆動モーターの小型化を図ることができる。
請求項4に記載した技術にあっては、前記フランジ部に前記軸方向へ突出されたリブが設けられている。
従って、取付板に対する固定強度を高くすることができ、マグネットの磁力に起因する取付板の傾きが防止され、駆動モーターの駆動力の向上を図ることができる。
請求項5に記載した技術にあっては、前記第1の軸保持部材又は前記第2の軸保持部材の少なくとも一方に設けられた前記リブの少なくとも先端部と前記第2の軸保持部材又は前記第1の軸保持部材の一部とが前記軸方向に直交する方向において並んで位置されている。
従って、マグネットの磁力に起因する取付板の傾きが防止され、駆動モーターの駆動力の向上を図ることができる。
また、リブと軸保持部材が軸方向に直交する方向において並んで位置されるため、リブの内側への塵埃の侵入を低減することが可能であり、塵埃の多い環境においても駆動モーターの回転に対して支障を来たし難く、駆動モーターの良好な性能を維持することができる。
請求項6に記載した技術にあっては、前記第1の軸保持部材のフランジ部の外径が前記第2の軸保持部材のフランジ部の外径より大きくされている。
従って、第1の取付板と第2の取付板の間の空間を有効に利用することができ、スペースの有効活用による小型化を確保した上で第1の軸保持部材の強度の向上を図ることができる。
請求項7に記載した技術にあっては、前記第1の軸保持部材のフランジ部の外周部と前記コイルの一部とが前記軸方向において並んで位置されている。
従って、第1の取付板と第2の取付板の間の空間を最大限に利用することができ、スペースの有効活用による小型化を確保した上で第1の軸保持部材と第2の軸保持部材の強度の一層の向上を図ることができる。
請求項8に記載した技術にあっては、前記フランジ部の外径が前記加締め部の外径より大きくされている。
従って、フランジ部の外径が加締め部の外径より大きくされることにより、互いに接近する方向への力が付与される各取付板に対して接近する方向と反対方向に押さえられる力が大きく、第1の軸保持部材と第2の軸保持部材の強度の向上を図ることができる。
本技術像ぶれ補正装置は、少なくとも一つのレンズを有し外筐に対して前記レンズの光軸に直交し互いに直交する2方向に回動可能とされたレンズユニットと、前記レンズユニットを回動させる駆動モーターとを備え、前記駆動モーターが、回転支点として設けられた出力軸と、第1の固定孔を有する第1の取付板と、第2の固定孔を有し前記出力軸の軸方向において前記第1の取付板と離隔して位置された第2の取付板と、前記第1の取付板の一方の面に取り付けられたマグネットと、前記第2の取付板の一方の面に取り付けられ前記マグネットに対向して配置されたコイルと、前記第1の固定孔に挿入されて前記第1の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第1の軸保持部材と、前記第2の固定孔に挿入されて前記第2の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第2の軸保持部材とを備え、前記第1の軸保持部材と前記第2の軸保持部材にそれぞれ前記第1の取付板と前記第2の取付板の前記各一方の面の内周部を押さえるフランジ部と加締め加工によって形成され前記第1の取付板と前記第2の取付板の各他方の面の内周部を押さえる加締め部とが設けられている。
従って、マグネットの磁力によって発生する第1の取付板と第2の取付板が互いに接近する方向への力に対して反対方向に作用する力が大きくなり、第1の軸保持部材と第2の軸保持部材の強度の向上及び駆動モーターの駆動力の向上を図ることができる。
本技術撮像装置は、少なくとも一つのレンズを有するレンズユニットと前記レンズユニットが内部に配置された外筐とを有し、前記レンズユニットが前記外筐に対して前記レンズの光軸に直交し互いに直交する2方向に回動可能とされて像ぶれを補正し、前記レンズユニットを回動させる駆動モーターを有する像ぶれ補正装置を備え、前記駆動モーターが、回転支点として設けられた出力軸と、第1の固定孔を有する第1の取付板と、第2の固定孔を有し前記出力軸の軸方向において前記第1の取付板と離隔して位置された第2の取付板と、前記第1の取付板の一方の面に取り付けられたマグネットと、前記第2の取付板の一方の面に取り付けられ前記マグネットに対向して配置されたコイルと、前記第1の固定孔に挿入されて前記第1の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第1の軸保持部材と、前記第2の固定孔に挿入されて前記第2の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第2の軸保持部材とを備え、前記第1の軸保持部材と前記第2の軸保持部材にそれぞれ前記第1の取付板と前記第2の取付板の前記各一方の面の内周部を押さえるフランジ部と加締め加工によって形成され前記第1の取付板と前記第2の取付板の各他方の面の内周部を押さえる加締め部とが設けられている。
従って、マグネットの磁力によって発生する第1の取付板と第2の取付板が互いに接近する方向への力に対して反対方向に作用する力が大きくなり、第1の軸保持部材と第2の軸保持部材の強度の向上及び駆動モーターの駆動力の向上を図ることができる。
以下に、本技術駆動モーター、像ぶれ補正装置及び撮像装置を実施するための最良の形態を添付図面に従って説明する。
以下に示した最良の形態は、本技術撮像装置をビデオカメラに適用し、本技術像ぶれ補正装置をこのビデオカメラに設けられた像ぶれ補正装置に適用し、本技術駆動モーターをこの像ぶれ補正装置に設けられた駆動モーターに適用したものである。
尚、本技術撮像装置、像ぶれ補正装置及び駆動モーターの適用範囲はそれぞれビデオカメラ、ビデオカメラに設けられた像ぶれ補正装置及び像ぶれ補正装置に設けられた駆動モーターに限られることはない。本技術駆動モーターは二つの取付板にそれぞれマグネットとコイルが対向して配置され出力軸を保持する二つの軸保持部材がそれぞれ取付板に固定された構成を有する各種の駆動モーターに広く適用することができ、撮像装置及び像ぶれ補正装置はこのような駆動モーターが設けられた各種の撮像装置及び像ぶれ補正装置に広く適用することができる。
以下の説明にあっては、ビデオカメラの撮影時において撮影者から見た方向で前後上下左右の方向を示すものとする。従って、被写体側が前方となり、撮影者側が後方となる。
尚、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本技術の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
また、以下に示すレンズは、単一のレンズによって構成されているもの及び複数のレンズによりレンズ群として構成されているものの両者を含む意味である。
[撮像装置の全体構成]
撮像装置1は外筐2の内外に所要の各部が配置されて成る(図1及び図2参照)。外筐2は、例えば、前後方向に長いケース状に形成され、前端部がフロントパネル部3として設けられ、後端部における上端部が後方に開口された収納ケース部4として設けられている。
外筐2の上面2aにはマイクロフォン5、5、インターフェースカバー6及び操作スイッチ7、7が前側から順に配置されている。操作スイッチ7、7は、例えば、ズームレバーと撮影釦である。
外筐2の一方の側面2bには電源釦、画像再生釦等の各種の操作釦8、8、・・・が配置されている。外筐2の一方の側面2bにはメモリーカード9が装着される。
外筐2の後面2cにはモード切替釦や録画釦等の操作釦10、10が配置されている。
外筐2の後面にはバッテリー11が装着され、バッテリー11は一部が外筐2の後面2cより後方へ突出される。
フロントパネル部3の上端部にはフラッシュ12が配置されている。フラッシュ12は夜間撮影時等に用いられ、フラッシュ12からは補助光が前方へ向けて出射される。
外筐2の側面部には表示部13が回動自在かつ回転自在に連結されている。表示部13は前端部が外筐2に連結され、表示面13aを有している。
撮像装置1の後端部にはファインダー14が連結され、ファインダー14は収納ケース部4に対して前後方向へスライド可能及びチルト方向へ回動可能とされている。
ファインダー14は、後端部を除いた部分が収納ケース部4に収納される収納位置と収納ケース部4から引き出される引出位置との間でスライド可能とされている。また、ファインダー14は引出位置において前端部を支点としてチルト方向へ回動可能とされている。
[像ぶれ補正装置の構成]
外筐2の内部には像ぶれ補正装置15が配置されている(図3乃至図8参照)。像ぶれ補正装置15は外フレーム16と内フレーム17と保持フレーム18とレンズユニット19を有している。
外フレーム16は第1の部材20と第2の部材21が結合されて構成されている。
第1の部材20は上下方向を向く取付面部22と左右方向を向く側面部23とから成り、取付面部22の右端部と側面部23の上端部とが連続されている。取付面部22の中央部には挿通孔22aが形成されている。取付面部22は後述する第1の駆動モーターの一部が取り付けられるフレームの一部として機能すると共にヨークとしても機能する。側面部23は前後に位置し略上下に延びる一対の柱部24、24と柱部24、24の各下端部を連結し前後に延びる連設部25とを有している。
第2の部材21は上下方向を向く第1の面状部26と左右方向を向く第2の面状部27とから成り、第1の面状部26の左端部と第2の面状部27の下端部とが連続されている。第1の面状部26の中央部には配置孔26aが形成されている。第2の面状部27の中央部には挿入配置孔27aが形成されている。
第1の部材20における側面部23の下端部と第2の部材21における第1の面状部26の右端部とはネジ止め等によって結合されている。
内フレーム17は外フレーム16の内側に配置され、第1の支持部材28と第2の支持部材29が結合されて構成されている。
第1の支持部材28は上下方向を向く取付面部30と左右方向を向く取付面部31とから成り、取付面部30の右端部と取付面部31の上端部とが連続されている。取付面部30の中央部には挿通孔30aが形成されている。取付面部30は後述する第1の駆動モーターの一部が取り付けられるフレームの一部として機能すると共にヨークとしても機能する。取付面部31の中央部には挿通孔31aが形成されている。取付面部31は後述する第2の駆動モーターの一部が取り付けられるフレームの一部として機能すると共にヨークとしても機能する。
第2の支持部材29は上下方向を向く底面部32と左右方向を向く左側面部33とから成り、底面部32の左端部と左側面部33の下端部とが連続されている。底面部32の中央部には取付孔32aが形成されている。左側面部33の中央部には配置孔33aが形成されている。
第1の支持部材28における取付面部31の下端部と第2の支持部材29における底面部32の右端部とはネジ止め等によって結合され、第1の支持部材28における取付面部30の左端部と第2の支持部材29における左側面部33の上端部とはネジ止め等によって結合されている。
保持フレーム18は内フレーム17の内側に配置され、第1の取付部材34と第2の取付部材35とが結合されて構成されている。
第1の取付部材34は上下方向を向く上面部36と左右方向を向く取付面部37とから成り、上面部36の右端部と取付面部37の上端部とが連続されている。取付面部37の中央部には挿通孔37aが形成されている。取付面部37は後述する第2の駆動モーターの一部が取り付けられるフレームの一部として機能すると共にヨークとしても機能する。
第2の取付部材35は上下方向を向く下面部38と左右方向を向く左横面部39とから成り、下面部38の左端部と左横面部39の下端部とが連続されている。左横面部39の中央部には取付孔39aが形成されている。
第1の取付部材34における取付面部37の下端部と第2の取付部材35における下面部38の右端部とはネジ止め等によって結合され、第1の取付部材34における上面部36の左端部と第2の取付部材35における左横面部39の上端部とはネジ止め等によって結合されている。
レンズユニット19は保持フレーム18の内側に配置され、鏡筒40と鏡筒40の内部において前後に並んで配置された複数のレンズ41、41、・・・と鏡筒40の後端部に取り付けられた撮像ユニット42とを有している。鏡筒40は前後に長い筒状に形成されている。撮像ユニット42はCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の図示しない撮像素子を有している。
鏡筒40の前面には最も前側に位置するレンズ41の外周側にカバー部材43が取り付けられている。カバー部材43は円環状に形成され、前面が前方へ凸の球面状に形成されている。
レンズユニット19の上方には第1の駆動モーター44が配置されている(図4、図6及び図8参照)。
第1の駆動モーター44は、例えば、扁平モーターであり、上下方向において薄型にされ、第1の取付板45とマグネット46とコイル体47と第2の取付板48を有している(図8乃至図10参照)。
第1の取付板45は上下方向を向き略中央部に第1の固定孔45aを有している。第1の取付板45には第1の固定孔45aに挿入された第1の軸保持部材49が固定されている。第1の取付板45はヨークとして機能する。
第1の軸保持部材49は真鍮等の硬度の高い材料によって形成され、軸方向が上下方向にされた略円筒状の軸保持部49aと軸保持部49aの上端部から径方向における外側に張り出されたフランジ部49bと軸保持部49aの下端部から径方向における外側に張り出された加締め部49cとが一体に形成されて成る。フランジ部49bの外径は加締め部49cの外径より大きくされている。
第1の軸保持部材49は加締め部49cが加締め加工によって変形される前の状態において、軸保持部49aが第1の取付板45の第1の固定孔45aに挿入され、下端部が加締め加工によって変形されて加締め部49cとして設けられて第1の取付板45に固定される。第1の軸保持部材49が第1の取付板45に固定された状態においては、フランジ部49bによって第1の取付板45の上面の内周部が押さえられ加締め部49cによって第1の取付板45の下面の内周部が押さえられる。
第1の軸保持部材49においては、フランジ部49bが予め加工されて形成された部分であり加締め部49cが機械的な加締めによって変形されて形成された部分であるため、加締め部49cはフランジ部49bより第1の取付板45に対する固定強度が低い。
また、フランジ部49bは径方向における大きさを大きくすることが可能であるが、加締め部49cは加締めによる変形量に限界があり径方向における大きさが制限されるため、一般に、径方向における大きさがフランジ部49bの径方向における大きさより小さくなる。従って、このような観点においても、第1の取付板45に対する加締め部49cの固定強度がフランジ部49bの第1の取付板45に対する固定強度より低くなる。
第1の軸保持部材49には出力軸50の下端部が固定され、出力軸50は下端部を除く部分が第1の軸保持部材49から上方へ突出されている。出力軸50の上端寄りの位置には周方向に延びる嵌合溝50aが形成されている。
マグネット46は円環状に形成され、第1の取付板45の上面に取り付けられ、周方向に並んでN極とS極の磁極46a、46a、・・・が交互に着磁されている。マグネット46は、例えば、60°の等間隔で6極に着磁されており、磁極46a、46a、・・・の境界が極境46b、46b、・・・として形成されている。
コイル体47は第2の取付板48の下面に取り付けられ、環状に形成された薄板状のベース部51とベース部51の下面に周方向に離隔して配置された複数のコイル52、52、・・・とを有し、コイル52、52、・・・は順に接続され1相に形成されている。
ベース部51の中央部には軸挿通孔51aが形成されている。ベース部51にはコイル52、52、・・・が配置された配置領域53とコイル52、52、・・・が配置されていない無配置領域54とが形成されている。
コイル52、52、・・・はそれぞれ配置領域53に、例えば、60°の間隔で五つが設けられ、周方向に等間隔に離隔して位置されている。コイル52は、緩やかな円弧状に形成された外周部52aと、外周部52aの内側に位置され緩やかな円弧状に形成された内周部52bと、外周部52aの両端部と内周部52bの両端部とをそれぞれ結ぶ推力発生部52c、52cとから成る。
ベース部51の無配置領域54には磁気検出素子55として、例えば、ホール素子が配置されている。
第2の取付板48は上下方向を向き略中央部に第2の固定孔48aを有している。第2の取付板48には第2の固定孔48aに挿入された第2の軸保持部材57が固定されている。第2の取付板48はヨークとして機能する。
第2の軸保持部材57は真鍮等の硬度の高い材料によって形成され、軸方向が上下方向にされた略円筒状の軸保持部57aと軸保持部57aの下端部から径方向における外側に張り出されたフランジ部57bと軸保持部57aの上下方向における中央部から径方向における外側に張り出された加締め部57cと軸保持部57aの上端部から径方向における内側に張り出された突状部57dとが一体に形成されて成る。フランジ部57bの外径は加締め部57cの外径より大きくされている。
第2の軸保持部材57は上側略半分の部分が第2の取付板48から上方へ突出されている。
第2の軸保持部材57は加締め部57cが加締め加工によって変形される前の状態において、軸保持部57aが第2の取付板48の第2の固定孔48aに挿入され、上下方向における中央部が加締め加工によって変形されて加締め部57cとして設けられて第2の取付板48に固定される。第2の軸保持部材57が第2の取付板48に固定された状態においては、フランジ部57bによって第2の取付板48の下面の内周部が押さえられ加締め部57cによって第2の取付板48の上面の内周部が押さえられる。
第2の軸保持部材57においては、フランジ部57bが予め加工されて形成された部分であり加締め部57cが機械的な加締めによって変形されて形成された部分であるため、加締め部57cはフランジ部57bより第2の取付板48に対する固定強度が低い。
また、フランジ部57bは径方向における大きさを大きくすることが可能であるが、加締め部57cは加締めによる変形量に限界があり径方向における大きさが制限されるため、一般に、径方向における大きさがフランジ部57bの径方向における大きさより小さくなる。従って、このような観点においても、第2の取付板48に対する加締め部57cの固定強度がフランジ部57bの第2の取付板48に対する固定強度より低くなる。
第2の軸保持部材57のフランジ部57bの外径より第1の軸保持部材49のフランジ部49bの外径は大きくされている。
第2の軸保持部材57にはそれぞれ円環状の第1の軸受58、58及びスペーサー59が挿入されて配置される。第1の軸受58、58は、例えば、玉軸受(ベアリング)であり、スペーサー59を挟んで上下に位置される。スペーサー59の内部には圧縮コイルバネ60が配置され、圧縮コイルバネ60によって第1の軸受58、58が上下方向において互いに離隔する方向へ付勢される。
第2の軸保持部材57に第1の軸受58、58、スペーサー59及び圧縮コイルバネ60が挿入されて配置された状態において、出力軸50が下方から第1の軸受58、58、スペーサー59及びベース部51の軸挿通孔51aを挿通される。出力軸50は軸方向に離隔して位置された第1の軸受58、58に回転自在に支持され、第1の軸受58、58及びスペーサー59を介して第2の軸保持部材57に保持される。
出力軸50は上端部が第2の軸保持部材57から上方へ突出され、出力軸50の嵌合溝50aに留め具61が突状部57dに接した状態で嵌合されて出力軸50の第2の軸保持部材57からの脱落が防止され第1の駆動モーター44が構成される。
第1の駆動モーター44が構成された状態においては、図8及び図10に示すように、マグネット46とコイル体47のコイル52、52、・・・とは向き合って配置され、マグネット46がコイル52、52、・・・の推力発生部52c、52c、・・・に対向して位置される。従って、マグネット46の外径はコイル52、52、・・・の外径より小さくされ、マグネット46の内径はコイル52、52、・・・の内径より小さくされている。
コイル52、52、・・・の内周部52b、52b、・・・は第1の軸保持部材49のフランジ部49bに対向して位置され、内周部52b、52b、・・・とフランジ部49bの外周部とが上下方向、即ち、出力軸50の軸方向において並んで位置されている。
コイル体47の磁気検出素子55は向かい合うマグネット46の外周より内側に配置され、マグネット46に対向する位置に存在する。
コイル体47のコイル52、52、・・・及び磁気検出素子55には一部がベース部51に取り付けられたフレキシブルプリント配線板56を介して図示しない電流駆動回路から電流が供給される。
レンズユニット19の右方には第2の駆動モーター62が配置されている(図4、図6及び図8参照)。
第2の駆動モーター62は、例えば、扁平モーターであり、左右方向において薄型にされ、第1の取付板63とマグネット64とコイル体65と第2の取付板66を有している(図8、図10及び図11参照)。
第1の取付板63は左右方向を向き略中央部に第1の固定孔63aを有している。第1の取付板63には第1の固定孔63aに挿入された第1の軸保持部材67が固定されている。第1の取付板63はヨークとして機能する。
第1の軸保持部材67は真鍮等の硬度の高い材料によって形成され、軸方向が左右方向にされた略円筒状の軸保持部67aと軸保持部67aの右端部から径方向における外側に張り出されたフランジ部67bと軸保持部67aの左端部から径方向における外側に張り出された加締め部67cとが一体に形成されて成る。フランジ部67bの外径は加締め部67cの外径より大きくされている。
第1の軸保持部材67は加締め部67cが加締め加工によって変形される前の状態において、軸保持部67aが第1の取付板63の第1の固定孔63aに挿入され、左端部が加締め加工によって変形されて加締め部67cとして設けられて第1の取付板63に固定される。第1の軸保持部材67が第1の取付板63に固定された状態においては、フランジ部67bによって第1の取付板63の右側面の内周部が押さえられ加締め部67cによって第1の取付板63の左側面の内周部が押さえられる。
第1の軸保持部材67においては、フランジ部67bが予め加工されて形成された部分であり加締め部67cが機械的な加締めによって変形されて形成された部分であるため、加締め部67cはフランジ部67bより第1の取付板63に対する固定強度が低い。
また、フランジ部67bは径方向における大きさを大きくすることが可能であるが、加締め部67cは加締めによる変形量に限界があり径方向における大きさが制限されるため、一般に、径方向における大きさがフランジ部67bの径方向における大きさより小さくなる。従って、このような観点においても、第1の取付板63に対する加締め部67cの固定強度がフランジ部67bの第1の取付板63に対する固定強度より低くなる。
第1の軸保持部材67には出力軸68の左端部が固定され、出力軸68は左端部を除く部分が第1の軸保持部材67から右方へ突出されている。出力軸68の右端寄りの位置には周方向に延びる嵌合溝68aが形成されている。
マグネット64は円環状に形成され、第1の取付板63の右側面に取り付けられ、周方向に並んでN極とS極の磁極64a、64a、・・・が交互に着磁されている。マグネット64は、例えば、60°の等間隔で6極に着磁されており、磁極64a、64a、・・・の境界が極境64b、64b、・・・として形成されている。
コイル体65は第2の取付板66の左側面に取り付けられ、環状に形成された薄板状のベース部69とベース部69の左側面に周方向に離隔して配置された複数のコイル70、70、・・・とを有し、コイル70、70、・・・は順に接続され1相に形成されている。
ベース部69の中央部には軸挿通孔69aが形成されている。ベース部69にはコイル70、70、・・・が配置された配置領域71とコイル70、70、・・・が配置されていない無配置領域72とが形成されている。
コイル70、70、・・・はそれぞれ配置領域71に、例えば、60°の間隔で五つが設けられ、周方向に等間隔に離隔して位置されている。コイル70は、緩やかな円弧状に形成された外周部70aと、外周部70aの内側に位置され緩やかな円弧状に形成された内周部70bと、外周部70aの両端部と内周部70bの両端部とをそれぞれ結ぶ推力発生部70c、70cとから成る。
ベース部69の無配置領域72には磁気検出素子73として、例えば、ホール素子が配置されている。
第2の取付板66は左右方向を向き略中央部に第2の固定孔66aを有している。第2の取付板66には第2の固定孔66aに挿入された第2の軸保持部材75が固定されている。第2の取付板66はヨークとして機能する。
第2の軸保持部材75は真鍮等の硬度の高い材料によって形成され、軸方向が左右方向にされた略円筒状の軸保持部75aと軸保持部75aの左端部から径方向における外側に張り出されたフランジ部75bと軸保持部75aの左右方向における中央部から径方向における外側に張り出された加締め部75cと軸保持部75aの右端部から径方向における内側に張り出された突状部75dとが一体に形成されて成る。フランジ部75bの外径は加締め部75cの外径より大きくされている。
第2の軸保持部材75は右側略半分の部分が第2の取付板66から右方へ突出されている。
第2の軸保持部材75は加締め部75cが加締め加工によって変形される前の状態において、軸保持部75aが第2の取付板66の第2の固定孔66aに挿入され、左右方向における中央部が加締め加工によって変形されて加締め部75cとして設けられて第2の取付板66に固定される。第2の軸保持部材75が第2の取付板66に固定された状態においては、フランジ部75bによって第2の取付板66の左側面の内周部が押さえられ加締め部75cによって第2の取付板66の右側面の内周部が押さえられる。
第2の軸保持部材75においては、フランジ部75bが予め加工されて形成された部分であり加締め部75cが機械的な加締めによって変形されて形成された部分であるため、加締め部75cはフランジ部75bより第2の取付板66に対する固定強度が低い。
また、フランジ部75bは径方向における大きさを大きくすることが可能であるが、加締め部75cは加締めによる変形量に限界があり径方向における大きさが制限されるため、一般に、径方向における大きさがフランジ部75bの径方向における大きさより小さくなる。従って、このような観点においても、第2の取付板66に対する加締め部75cの固定強度がフランジ部75bの第2の取付板66に対する固定強度より低くなる。
第2の軸保持部材75のフランジ部75bの外径より第1の軸保持部材67のフランジ部67bの外径は大きくされている。
第2の軸保持部材75にはそれぞれ円環状の第1の軸受76、76及びスペーサー77が挿入されて配置される。第1の軸受76、76は、例えば、玉軸受(ベアリング)であり、スペーサー77を挟んで左右に位置される。スペーサー77の内部には圧縮コイルバネ78が配置され、圧縮コイルバネ78によって第1の軸受76、76が左右方向において互いに離隔する方向へ付勢される。
第2の軸保持部材75に第1の軸受76、76、スペーサー77及び圧縮コイルバネ78が挿入されて配置された状態において、出力軸68が左方から第1の軸受76、76、スペーサー77及びベース部69の軸挿通孔69aを挿通される。出力軸68は軸方向に離隔して位置された第1の軸受76、76に回転自在に支持され、第1の軸受76、76及びスペーサー77を介して第2の軸保持部材75に保持される。
出力軸68は右端部が第2の軸保持部材75から右方へ突出され、出力軸68の嵌合溝68aに留め具79が突状部75dに接した状態で嵌合されて出力軸68の第2の軸保持部材75からの脱落が防止され第2の駆動モーター62が構成される。
第2の駆動モーター62が構成された状態においては、図8及び図10に示すように、マグネット64とコイル体65のコイル70、70、・・・とは向き合って配置され、マグネット64がコイル70、70、・・・の推力発生部70c、70c、・・・に対向して位置される。従って、マグネット64の外径はコイル70、70、・・・の外径より小さくされ、マグネット64の内径はコイル70、70、・・・の内径より小さくされている。
コイル70、70、・・・の内周部70b、70b、・・・は第1の軸保持部材67のフランジ部67bに対向して位置され、内周部70b、70b、・・・とフランジ部67bの外周部とが左右方向、即ち、出力軸68の軸方向において並んで位置されている。
コイル体65の磁気検出素子73は向かい合うマグネット64の外周より内側に配置され、マグネット64に対向する位置に存在する。
コイル体65のコイル70、70、・・・及び磁気検出素子73には一部がベース部69に取り付けられたフレキシブルプリント配線板74を介して図示しない電流駆動回路から電流が供給される。
内フレーム17における底面部32の取付孔32aには副軸80が取り付けられている(図8参照)。副軸80は上端部が取付孔32aに取り付けられ、上端部以外の部分が底面部32から下方へ突出されている。
保持フレーム18における左横面部39の取付孔39aには副軸81が取り付けられている。副軸81は右端部が取付孔39aに取り付けられ、右端部以外の部分が左横面部39から左方へ突出されている。
外フレーム16における第1の面状部26の配置孔26aには第2の軸受82が挿入された状態で取り付けられている。第2の軸受82としては、例えば、玉軸受(ベアリング)が用いられている。
内フレーム17における左側面部33の配置孔33aには第2の軸受83が挿入された状態で取り付けられている。第2の軸受83としては、例えば、玉軸受(ベアリング)が用いられている。
[各部間の取付構造]
レンズユニット19の外周面には保持フレーム18がネジ止め等によって取り付けられる(図8及び図12参照)。レンズユニット19に保持フレーム18が取り付けられた状態においては、レンズユニット19の前後両端部がそれぞれ保持フレーム18の前後に突出される。
保持フレーム18における取付面部37の外面には第2の駆動モーター62の第1の取付板63がネジ止め等によって取り付けられ、第2の駆動モーター62が保持フレーム18の右方に配置される。
保持フレーム18の外周側には内フレーム17が配置される(図8、図13及び図14参照)。保持フレーム18の外周側に内フレーム17が配置された状態においては、保持フレーム18の左横面部39に取り付けられた副軸81が内フレーム17の左側面部33に取り付けられた第2の軸受83に回転自在に支持される。
第2の駆動モーター62は第2の取付板66が内フレーム17における取付面部31の内面にネジ止め等によって取り付けられる(図8及び図15参照)。このときコイル体65のベース部69は無配置領域72が上端側に位置する状態とされる。
第2の駆動モーター62の第2の軸保持部材75は内フレーム17の取付面部31に形成された挿通孔31aに挿入されて右方へ突出され、第2の軸保持部材75の加締め部75cが挿通孔31aに挿入されて配置される。このとき第1の取付板63に取り付けられた第1の軸保持部材67の加締め部67cが保持フレーム18の取付面部37に形成された挿通孔37aに挿入されて配置されている。従って、第2の軸保持部材75の右方への突出量が小さくなり、像ぶれ補正装置15の小型化を図ることができる。
内フレーム17における取付面部30の上面には第1の駆動モーター44の第1の取付板45がネジ止め等によって取り付けられ、第1の駆動モーター44が内フレーム17の上方に配置される。
内フレーム17の外周側には外フレーム16が配置される(図3、図5及び図8参照)。このとき第2の駆動モーター62における第2の軸保持部材75の右端部は外フレーム16の側面部23から右方へ突出される。
内フレーム17の外周側に外フレーム16が配置された状態においては、内フレーム17の底面部32に取り付けられた副軸80が外フレーム16の第1の面状部26に取り付けられた第2の軸受82に回転自在に支持される。
第1の駆動モーター44は第2の取付板48が外フレーム16における取付面部22の下面にネジ止め等によって取り付けられる(図8及び図16参照)。このときコイル体47のベース部51は無配置領域54が左端側に位置する状態とされる。
第2の取付板48は左端部が外フレーム16における第2の面状部27の上端部にネジ止め等によって取り付けられる。従って、外フレーム16は取付面部22と第2の面状部27が第1の駆動モーター44の第2の取付板48を挟んで結合される。
第1の駆動モーター44の第2の軸保持部材57は外フレーム16の取付面部22に形成された挿通孔22aに挿入されて上方へ突出され、第2の軸保持部材57の加締め部57cが挿通孔22aに挿入されて配置される。このとき第1の取付板45に取り付けられた第1の軸保持部材49の加締め部49cが内フレーム17の取付面部30に形成された挿通孔30aに挿入されて配置されている。従って、第2の軸保持部材57の上方への突出量が小さくなり、像ぶれ補正装置15の小型化を図ることができる。
また、副軸81は外フレーム16における第2の面状部27の挿入配置孔27aに配置されている。
上記のように構成された像ぶれ補正装置15においては、第1の駆動モーター44の出力軸50の中心軸と副軸80の中心軸とがを結ぶ軸が第1の支点軸84とされ、第2の駆動モーター62の出力軸68の中心軸と副軸81の中心軸とを結ぶ軸が第2の支点軸85とされる(図8参照)。
[像ぶれ補正装置の動作]
以下に、像ぶれ補正装置15におけるぶれ補正動作について説明する(図17乃至図20参照)。
レンズユニット19は第1の支点軸84と第2の支点軸85を支点としてそれぞれ以下のようにヨーイング方向(第1の方向)とピッチング方向(第2の方向)へ回動される。
レンズユニット19のヨーイング方向への回動は、推力発生部52c、52c、・・・にぶれを補正する方向への推力が発生するようにコイル52、52、・・・に電流が供給されることにより行われる。このときレンズユニット19は、第1の取付板45、マグネット46及び出力軸50の回転に伴って第1の支点軸84を支点として外フレーム16に対して内フレーム17及び保持フレーム18と一体になって回動される(図17及び図18参照)。
レンズユニット19のヨーイング方向への回動時には、磁気検出素子55によるマグネット64の回転位置の検出が行われる。マグネット64の回転位置の検出は、マグネット64の回転に伴う磁束の変化が磁気検出素子55によって検出されることにより行われ、マグネット64の回転位置の検出結果に基づいてレンズユニット19のヨーイング方向における回動位置が検出される。コイル52、52、・・・にはマグネット64の回転位置の検出結果に応じて、上記したように、推力発生部52c、52c、・・・にぶれを補正する方向への推力が発生するように電流が供給される。
一方、レンズユニット19のピッチング方向への回動は、推力発生部70c、70c、・・・にぶれを補正する方向への推力が発生するようにコイル70、70、・・・に電流が供給されることにより行われる。このときレンズユニット19は、第1の取付板63、マグネット64及び出力軸68の回転に伴って第2の支点軸85を支点として外フレーム16及び内フレーム17に対して保持フレーム18と一体になって回動される(図19及び図20参照)。
レンズユニット19のピッチング方向への回動時には、磁気検出素子73によるマグネット64の回転位置の検出が行われる。マグネット64の回転位置の検出は、マグネット64の回転に伴う磁束の変化が磁気検出素子73によって検出されることにより行われ、マグネット64の回転位置の検出結果に基づいてレンズユニット19のヨーイング方向における回動位置が検出される。コイル70、70、・・・にはマグネット64の回転位置の検出結果に応じて、上記したように、推力発生部70c、70c、・・・にぶれを補正する方向への推力が発生するように電流が供給される。
尚、上記には、内フレーム17に第2の支点軸85を支点としてレンズユニット19が回動自在に支持され、外フレーム16に第1の支点軸84を支点としてレンズユニット19と内フレーム17が一体になって回動自在に支持された例を示した。
しかしながら、像ぶれ補正装置15にあっては、逆に、内フレーム17に第1の支点軸84を支点としてレンズユニット19が回動自在に支持され、外フレーム16に第2の支点軸85を支点としてレンズユニット19と内フレーム17が一体になって回動自在に支持されていてもよい。
但し、出力軸や副軸に対する負荷を軽減するためには、レンズユニット19が略左右方向へ回動されるヨーイング方向への回動時より略上下方向へ移動するピッチング方向への回動時に回動されるものの重量が小さい方が望ましい。従って、出力軸や副軸に対する負荷を軽減するためには、内フレーム17に第1の支点軸84を支点としてレンズユニット19が回動自在に支持され、外フレーム16に第2の支点軸85を支点としてレンズユニット19と内フレーム17が一体になって回動自在に支持される構成とすることが望ましい。
[軸保持部材の変形例]
以下に、軸保持部材の第1の変形例と第2の変形例について説明する(図21乃至図23参照)。
尚、以下に示す変形例に係る軸保持部材は、第1の駆動モーター44と第2の駆動モーター62の何れにも設けることが可能であるが、以下には、例として、第1の駆動モーター44に設けられた例を示す。
第1の変形例に係る第1の軸保持部材49Aは軸保持部49aとフランジ部86と加締め部49cとが一体に形成されて成る。フランジ部86は径方向における外側に張り出された張出部86aと張出部86aの外周部から上方へ突出されたリブ86bとから成る(図21及び図22参照)。
リブ86bの先端部(上端部)と第2の軸保持部材57のフランジ部57bとは径方向において並んで位置されオーバーラップされている。
上記のように、第1の軸保持部材49Aはフランジ部86にリブ86bが設けられているため、第1の取付板45に対する固定強度を高くすることができ、マグネット46の磁力(吸着力)に起因する第1の取付板45の傾きが防止され、第1の駆動モーター44の駆動力の向上を図ることができる。
また、第1の軸保持部材49Aの固定強度が高くなるため、その分、フランジ部86の厚みを薄くすることが可能であり、フランジ部86の厚みを薄くした分だけ第1の取付板45と第2の取付板48の距離を近付けることができ、第1の駆動モーター44の薄型化を図ることができる。
尚、上記には、第1の軸保持部材49Aにリブ86bを設け第2の軸保持部材57の形状を変更しない例を示したが、逆に、第2の軸保持部材にリブを設け第1の軸保持部材49の形状を変更しないようにすることも可能である。この場合には第2の軸保持部材に設けられたリブと第1の軸保持部材49のフランジ部49bがオーバーラップされる。
第2の変形例に係る第1の軸保持部材49Bは軸保持部49aとフランジ部87と加締め部49cとが一体に形成されて成る。フランジ部87は径方向における外側に張り出された張出部87aと張出部87aから上方へ突出されたリブ87b、87b、・・・とから成る(図23参照)。リブ87b、87b、・・・は径方向に延び周方向に離隔して位置されている。
第2の変形例に係る第2の軸保持部材57Bは軸保持部57aとフランジ部88と加締め部57cとが一体に形成されて成る。フランジ部88は径方向における外側に張り出された張出部88aと張出部88aから下方へ突出されたリブ88b、88b、・・・とから成る。リブ88b、88b、・・・は径方向に延び周方向に離隔して位置されている。
第1の軸保持部材49Bのリブ87b、87b、・・・の先端部(上端部)と第2の軸保持部材57Bのリブ88b、88b、・・・の先端部(下端部)とは径方向において並んで位置されオーバーラップされている。
上記のように、第1の軸保持部材49Bと第2の軸保持部材57Bにはそれぞれフランジ部87とフランジ部88にリブ87b、87b、・・・、88b、88b、・・・が設けられているため、第1の取付板45と第2の取付板48に対する固定強度をそれぞれ高くすることができる。
従って、マグネット46の磁力(吸着力)に起因する第1の取付板45と第2の取付板48の傾きが防止され、第1の駆動モーター44の駆動力の向上を図ることができる。
また、第1の軸保持部材49Bと第2の軸保持部材57Bの固定強度が高くなるため、その分、フランジ部87とフランジ部88の厚みを薄くすることが可能である。
従って、フランジ部87とフランジ部88の厚みを薄くした分だけ第1の取付板45と第2の取付板48の距離を近付けることができ、第1の駆動モーター44の薄型化を図ることができる。
[撮像装置の一実施形態]
図24に、本技術撮像装置の一実施形態によるビデオカメラのブロック図を示す。
撮像装置(ビデオカメラ)100(撮像装置1に相当)は、撮像機能を担うレンズユニット101(レンズユニット19に相当)と、撮影された画像信号のアナログ−デジタル変換等の信号処理を行うカメラ信号処理部102と、画像信号の記録再生処理を行う画像処理部103とを有している。また、撮像装置100は、撮影された画像等を表示する液晶パネル等の画像表示部104(表示部13に相当)と、メモリーカード1000(メモリーカード9に相当)への画像信号の書込及び読出を行うR/W(リーダ/ライタ)105と、撮像装置100の全体を制御するCPU(Central Processing Unit)106と、ユーザーによって所要の操作が行われる各種のスイッチ等から成る入力部107(操作スイッチ7、操作釦8、操作釦10、操作部17に相当)と、レンズユニット101に配置されたレンズの駆動を制御するレンズ駆動制御部108とを備えている。
レンズユニット101は、レンズ群109(レンズユニット19に設けられたレンズ群に相当)を含む光学系や、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の撮像素子110(撮像ユニット42に設けられた撮像素子に相当)等とによって構成されている。
カメラ信号処理部102は、撮像素子110からの出力信号に対するデジタル信号への変換、ノイズ除去、画質補正、輝度・色差信号への変換等の各種の信号処理を行う。
画像処理部103は、所定の画像データーフォーマットに基づく画像信号の圧縮符号化・伸張復号化処理や解像度等のデーター仕様の変換処理等を行う。
画像表示部104はユーザーの入力部107に対する操作状態や撮影した画像等の各種のデーターを表示する機能を有している。
R/W105は、画像処理部103によって符号化された画像データーのメモリーカード1000への書込及びメモリーカード1000に記録された画像データーの読出を行う。
CPU106は、撮像装置100に設けられた各回路ブロックを制御する制御処理部として機能し、入力部107からの指示入力信号等に基づいて各回路ブロックを制御する。
入力部107は、例えば、シャッター操作を行うためのシャッターレリーズボタンや、動作モードを選択するための選択スイッチ等によって構成され、ユーザーによる操作に応じた指示入力信号をCPU106に対して出力する。
レンズ駆動制御部108は、CPU106からの制御信号に基づいてレンズ群109の各レンズを駆動する図示しないモータ等を制御する。
メモリーカード1000は、例えば、R/W105に接続されたスロットに対して着脱可能な半導体メモリーである。
以下に、撮像装置100における動作を説明する。
撮影の待機状態では、CPU106による制御の下で、レンズユニット101において撮影された画像信号が、カメラ信号処理部102を介して画像表示部104に出力され、カメラスルー画像として表示される。また、入力部107からのズーミングのための指示入力信号が入力されると、CPU106がレンズ駆動制御部108に制御信号を出力し、レンズ駆動制御部108の制御に基づいてレンズ群109の所定のレンズが移動される。
入力部107からの指示入力信号によりレンズユニット101の図示しないシャッターが動作されると、撮影された画像信号がカメラ信号処理部102から画像処理部103に出力されて圧縮符号化処理され、所定のデーターフォーマットのデジタルデーターに変換される。変換されたデーターはR/W105に出力され、メモリーカード1000に書き込まれる。
フォーカシングやズーミングは、CPU106からの制御信号に基づいてレンズ駆動制御部108がレンズ群109の所定のレンズを移動させることにより行われる。
メモリーカード1000に記録された画像データーを再生する場合には、入力部107に対する操作に応じて、R/W105によってメモリーカード1000から所定の画像データーが読み出され、画像処理部103によって伸張復号化処理が行われた後に、再生画像信号が画像表示部104に出力されて再生画像が表示される。
[まとめ]
以上に記載した通り、第1の駆動モーター44と第2の駆動モーター62にあっては、第1の軸保持部材49、67のフランジ部49b、67bと第2の軸保持部材57、75のフランジ部57b、75bとがそれぞれ第1の取付板45、63と第2の取付板48、66におけるマグネット46、64とコイル体47、65が配置された側に位置されている。
従って、マグネット46、64の磁力(吸着力)によって発生する第1の取付板45、63と第2の取付板48、66が互いに接近する方向への力に対して反対方向に作用する力が大きくなる。即ち、第1の取付板45、63と第2の取付板48、66をフランジ部49b、67b、57b、75b側から加締め部49c、67c、57c、75c側へ押さえる力が大きくなり、第1の軸保持部材49、67と第2の軸保持部材57、75の強度の向上及び第1の駆動モーター44と第2の駆動モーター62の駆動力の向上を図ることができる。
また、取付面部30、取付面部22、取付面部37及び取付面部31の挿通孔30a、22a、37a、31aにそれぞれ第1の軸保持部材49、第2の軸保持部材57、第1の軸保持部材67及び第2の軸保持部材75の加締め部49c、57c、67c、75cが挿入されて配置されている。
従って、挿通孔30a、22a、37a、31aを最小限の大きさに形成することができ、その分、挿通孔30a、22a、37a、31aを通る第1の駆動モーター44と第2の駆動モーター62における漏れ磁束が低減され、第1の駆動モーター44と第2の駆動モーター62の駆動力の向上を図ることができる。
さらに、取付面部30、取付面部22、取付面部37及び取付面部31がヨークとして機能するため、第1の駆動モーター44と第2の駆動モーター62における漏れ磁束が低減され、第1の駆動モーター44と第2の駆動モーター62の駆動力の一層の向上を図ることができる。
さらにまた、第1の軸保持部材49、67のフランジ部49b、67bの外径がそれぞれ第2の軸保持部材57、75のフランジ部57b、75bの外径より大きくされている。
従って、第1の取付板45、63と第2の取付板48、66の間の空間を有効に利用することができ、スペースの有効活用による小型化を確保した上で第1の軸保持部材49、67の強度の向上を図ることができる。
また、第1の軸保持部材49、67のフランジ部49b、67bの外周部とコイル52、52、・・・、70、70、・・・の内周部52b、52b、・・・、70b、70b、・・・がそれぞれ出力軸50、68の軸方向において並んで位置されている。
従って、第1の取付板45、63と第2の取付板48、66の間の空間を最大限に利用することができ、スペースの有効活用による小型化を確保した上で第1の軸保持部材49、67と第2の軸保持部材57、75の強度の一層の向上を図ることができる。
加えて、第1の軸保持部材49、67及び第2の軸保持部材57、75は、それぞれフランジ部49b、67b、57b、75bの外径が加締め部49c、67c、57c、75cの外径より大きくされている。
従って、互いに接近する方向への力が付与される第1の取付板45、63と第2の取付板48、66に対して接近する方向と反対方向に押さえられる力が大きく、第1の軸保持部材49、67と第2の軸保持部材57、75の強度の向上を図ることができる。
尚、第1の駆動モーター44と第2の駆動モーター62にあっては、第1の軸保持部材のフランジ部の一部と第2の軸保持部材のフランジ部の一部とが径方向及び軸方向において並んで位置され径方向及び軸方向においてオーバーラップされる構成にすることも可能である。
[本技術]
本技術は、以下のような構成にすることができる。
(1)回転支点として設けられた出力軸と、第1の固定孔を有する第1の取付板と、第2の固定孔を有し前記出力軸の軸方向において前記第1の取付板と離隔して位置された第2の取付板と、前記第1の取付板の一方の面に取り付けられたマグネットと、前記第2の取付板の一方の面に取り付けられ前記マグネットに対向して配置されたコイルと、前記第1の固定孔に挿入されて前記第1の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第1の軸保持部材と、前記第2の固定孔に挿入されて前記第2の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第2の軸保持部材とを備え、前記第1の軸保持部材と前記第2の軸保持部材にそれぞれ前記第1の取付板と前記第2の取付板の前記各一方の面の内周部を押さえるフランジ部と加締め加工によって形成され前記第1の取付板と前記第2の取付板の各他方の面の内周部を押さえる加締め部とが設けられた駆動モーター。
(2)前記第1の取付板と前記第2の取付板の少なくとも一方が前記他方の面に接した状態で取り付けられ挿通孔を有する取付面部が設けられ、前記挿通孔に前記加締め部が挿入されて配置された前記(1)に記載の駆動モーター。
(3)前記取付面部がヨークとして設けられた前記(2)に記載の駆動モーター。
(4)前記フランジ部に前記軸方向へ突出されたリブが設けられた前記(1)から前記(3)の何れかに記載の駆動モーター。
(5)前記第1の軸保持部材又は前記第2の軸保持部材の少なくとも一方に設けられた前記リブの少なくとも先端部と前記第2の軸保持部材又は前記第1の軸保持部材の一部とが前記軸方向に直交する方向において並んで位置された前記(4)に記載の駆動モーター。
(6)前記第1の軸保持部材のフランジ部の外径が前記第2の軸保持部材のフランジ部の外径より大きくされた前記(1)から前記(5)の何れかに記載の駆動モーター。
(7)前記第1の軸保持部材のフランジ部の外周部と前記コイルの一部とが前記軸方向において並んで位置された前記(6)に記載の駆動モーター。
(8)前記フランジ部の外径が前記加締め部の外径より大きくされている前記(1)から前記(7)の何れかに記載の駆動モーター。
(9)少なくとも一つのレンズを有し外筐に対して前記レンズの光軸に直交し互いに直交する2方向に回動可能とされたレンズユニットと、前記レンズユニットを回動させる駆動モーターとを備え、前記駆動モーターが、回転支点として設けられた出力軸と、第1の固定孔を有する第1の取付板と、第2の固定孔を有し前記出力軸の軸方向において前記第1の取付板と離隔して位置された第2の取付板と、前記第1の取付板の一方の面に取り付けられたマグネットと、前記第2の取付板の一方の面に取り付けられ前記マグネットに対向して配置されたコイルと、前記第1の固定孔に挿入されて前記第1の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第1の軸保持部材と、前記第2の固定孔に挿入されて前記第2の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第2の軸保持部材とを備え、前記第1の軸保持部材と前記第2の軸保持部材にそれぞれ前記第1の取付板と前記第2の取付板の前記各一方の面の内周部を押さえるフランジ部と加締め加工によって形成され前記第1の取付板と前記第2の取付板の各他方の面の内周部を押さえる加締め部とが設けられた像ぶれ補正装置。
(10)少なくとも一つのレンズを有するレンズユニットと前記レンズユニットが内部に配置された外筐とを有し、前記レンズユニットが前記外筐に対して前記レンズの光軸に直交し互いに直交する2方向に回動可能とされて像ぶれを補正し、前記レンズユニットを回動させる駆動モーターを有する像ぶれ補正装置を備え、前記駆動モーターが、回転支点として設けられた出力軸と、第1の固定孔を有する第1の取付板と、第2の固定孔を有し前記出力軸の軸方向において前記第1の取付板と離隔して位置された第2の取付板と、前記第1の取付板の一方の面に取り付けられたマグネットと、前記第2の取付板の一方の面に取り付けられ前記マグネットに対向して配置されたコイルと、前記第1の固定孔に挿入されて前記第1の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第1の軸保持部材と、前記第2の固定孔に挿入されて前記第2の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第2の軸保持部材とを備え、前記第1の軸保持部材と前記第2の軸保持部材にそれぞれ前記第1の取付板と前記第2の取付板の前記各一方の面の内周部を押さえるフランジ部と加締め加工によって形成され前記第1の取付板と前記第2の取付板の各他方の面の内周部を押さえる加締め部とが設けられた撮像装置。 上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本技術を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本技術の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図24と共に本技術撮像装置を示すものであり、本図は、撮像装置の斜視図である。 図1とは異なる方向から見た状態で示す撮像装置の斜視図である。 像ぶれ補正装置を示す斜視図である。 像ぶれ補正装置の分解斜視図である。 図3とは異なる方向から見た状態で示す像ぶれ補正装置の斜視図である。 図4とは異なる方向から見た状態で示す像ぶれ補正装置の分解斜視図である。 外フレーム、内フレーム、保持フレーム及びレンズユニットを分離して示す像ぶれ補正装置の斜視図である。 像ぶれ補正装置の概略拡大断面図である。 第1の駆動モーターの拡大分解斜視図である。 駆動モーターの拡大断面図である。 第2の駆動モーターの拡大分解斜視図である。 外フレーム、内フレーム及び内フレームに取り付けられた第2の駆動モーターの一部を取り外した状態で示す像ぶれ補正装置の斜視図である。 外フレーム及び外フレームに取り付けられた第1の駆動モーターの一部を取り外した状態で示す像ぶれ補正装置の斜視図である。 外フレーム及び外フレームに取り付けられた第1の駆動モーターの一部を取り外し図13とは異なる方向から見た状態で示す像ぶれ補正装置の斜視図である。 第2の駆動モーターがフレームに取り付けられた状態を示す拡大断面図である。 第1の駆動モーターがフレームに取り付けられた状態を示す拡大断面図である。 図18と共にレンズユニットがヨーイング方向へ回動されている状態を示すものであり、本図は、ヨーイング方向における一方へ回動されている状態を示す概略平面図である。 ヨーイング方向における他方へ回動されている状態を示す概略平面図である。 図20と共にレンズユニットがピッチング方向へ回動されている状態を示すものであり、本図は、ピッチング方向における一方へ回動されている状態を示す概略平面図である。 ピッチング方向における他方へ回動されている状態を示す概略平面図である。 図22と共に軸保持部材の第1の変形例を示すものであり、本図は、拡大断面図である。 拡大斜視図である。 軸保持部材の第2の変形例を示す拡大斜視図である。 撮像装置のブロック図である。
1…撮像装置、2…外筐、15…像ぶれ補正装置、19…レンズユニット、22…取付面部、22a…挿通孔、30…取付面部、30a…挿通孔、31…取付面部、31a…挿通孔、37…取付面部、37a…挿通孔、41…レンズ、44…第1の駆動モーター、45…第1の取付板、45a…第1の固定孔、46…マグネット、48…第2の取付板、48a…第2の固定孔、49…第1の軸保持部材、49b…フランジ部、49c…加締め部、50…出力軸、52…コイル、57…第2の軸保持部材、57b…フランジ部、57c…加締め部、62…第2の駆動モーター、63…第1の取付板、64…マグネット、66…第2の取付板、66a…第2の固定孔、67…第1の軸保持部材、67b…フランジ部、67c…加締め部、68…出力軸、70…コイル、75…第2の軸保持部材、75b…フランジ部、75c…加締め部、49A…第1の軸保持部材、86…フランジ部、86b…リブ、49B…第1の軸保持部材、87…フランジ部、87b…リブ、57B…第1の軸保持部材、88…フランジ部、88b…リブ、100…撮像装置、101…レンズユニット

Claims (10)

  1. 回転支点として設けられた出力軸と、
    第1の固定孔を有する第1の取付板と、
    第2の固定孔を有し前記出力軸の軸方向において前記第1の取付板と離隔して位置された第2の取付板と、
    前記第1の取付板の一方の面に取り付けられたマグネットと、
    前記第2の取付板の一方の面に取り付けられ前記マグネットに対向して配置されたコイルと、
    前記第1の固定孔に挿入されて前記第1の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第1の軸保持部材と、
    前記第2の固定孔に挿入されて前記第2の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第2の軸保持部材とを備え、
    前記第1の軸保持部材と前記第2の軸保持部材にそれぞれ前記第1の取付板と前記第2の取付板の前記各一方の面の内周部を押さえるフランジ部と加締め加工によって形成され前記第1の取付板と前記第2の取付板の各他方の面の内周部を押さえる加締め部とが設けられた
    駆動モーター。
  2. 前記第1の取付板と前記第2の取付板の少なくとも一方が前記他方の面に接した状態で取り付けられ挿通孔を有する取付面部が設けられ、
    前記挿通孔に前記加締め部が挿入されて配置された
    請求項1に記載の駆動モーター。
  3. 前記取付面部がヨークとして設けられた
    請求項2に記載の駆動モーター。
  4. 前記フランジ部に前記軸方向へ突出されたリブが設けられた
    請求項1に記載の駆動モーター。
  5. 前記第1の軸保持部材又は前記第2の軸保持部材の少なくとも一方に設けられた前記リブの少なくとも先端部と前記第2の軸保持部材又は前記第1の軸保持部材の一部とが前記軸方向に直交する方向において並んで位置された
    請求項4に記載の駆動モーター。
  6. 前記第1の軸保持部材のフランジ部の外径が前記第2の軸保持部材のフランジ部の外径より大きくされた
    請求項1に記載の駆動モーター。
  7. 前記第1の軸保持部材のフランジ部の外周部と前記コイルの一部とが前記軸方向において並んで位置された
    請求項6に記載の駆動モーター。
  8. 前記フランジ部の外径が前記加締め部の外径より大きくされた
    請求項1に記載の駆動モーター。
  9. 少なくとも一つのレンズを有し外筐に対して前記レンズの光軸に直交し互いに直交する2方向に回動可能とされたレンズユニットと、
    前記レンズユニットを回動させる駆動モーターとを備え、
    前記駆動モーターが、
    回転支点として設けられた出力軸と、
    第1の固定孔を有する第1の取付板と、
    第2の固定孔を有し前記出力軸の軸方向において前記第1の取付板と離隔して位置された第2の取付板と、
    前記第1の取付板の一方の面に取り付けられたマグネットと、
    前記第2の取付板の一方の面に取り付けられ前記マグネットに対向して配置されたコイルと、
    前記第1の固定孔に挿入されて前記第1の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第1の軸保持部材と、
    前記第2の固定孔に挿入されて前記第2の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第2の軸保持部材とを備え、
    前記第1の軸保持部材と前記第2の軸保持部材にそれぞれ前記第1の取付板と前記第2の取付板の前記各一方の面の内周部を押さえるフランジ部と加締め加工によって形成され前記第1の取付板と前記第2の取付板の各他方の面の内周部を押さえる加締め部とが設けられた
    像ぶれ補正装置。
  10. 少なくとも一つのレンズを有するレンズユニットと前記レンズユニットが内部に配置された外筐とを有し、前記レンズユニットが前記外筐に対して前記レンズの光軸に直交し互いに直交する2方向に回動可能とされて像ぶれを補正し、前記レンズユニットを回動させる駆動モーターを有する像ぶれ補正装置を備え、
    前記駆動モーターが、
    回転支点として設けられた出力軸と、
    第1の固定孔を有する第1の取付板と、
    第2の固定孔を有し前記出力軸の軸方向において前記第1の取付板と離隔して位置された第2の取付板と、
    前記第1の取付板の一方の面に取り付けられたマグネットと、
    前記第2の取付板の一方の面に取り付けられ前記マグネットに対向して配置されたコイルと、
    前記第1の固定孔に挿入されて前記第1の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第1の軸保持部材と、
    前記第2の固定孔に挿入されて前記第2の取付板に固定されると共に前記出力軸を保持する第2の軸保持部材とを備え、
    前記第1の軸保持部材と前記第2の軸保持部材にそれぞれ前記第1の取付板と前記第2の取付板の前記各一方の面の内周部を押さえるフランジ部と加締め加工によって形成され前記第1の取付板と前記第2の取付板の各他方の面の内周部を押さえる加締め部とが設けられた
    撮像装置。
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