WO2013187392A1 - マイクロニードル・シート - Google Patents

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Abstract

 一実施形態に係るマイクロニードル・シートは、シートの主面に略沿って該シートに形成された複数のマイクロニードルを備える。シートが曲げられることでマイクロニードルが主面から立ち上がり、立ち上がった該マイクロニードルが皮膚に刺さる。

Description

マイクロニードル・シート
 本発明の一形態は、マイクロニードルによる活性成分の投与を補助するために用いるマイクロニードル・シートに関する。
 従来から、皮膚を介して活性成分を投与するマイクロニードル、及びそのマイクロニードルを備える装置が知られている。例えば下記特許文献1に記載されている回転可能な微細構造装置は、曲線状の基材と、この基材の第1表面上に貼り付けられた複数の微細要素を含むローラー構造とを具備している。複数の微細要素は、微細構造装置が皮膚の上に置かれて所定の方向に転がるときに皮膚の角質層を貫通するように、所定の大きさ及び形状を有する。
特表2005-503210号公報
 しかしながら、上記特許文献1に記載の微細構造装置ではローラー上で微細要素がむき出しになっているので、マイクロニードルを介して活性成分を皮膚に適用しようとする前に当該ニードルが他の物(例えばユーザの皮膚や衣服など)に当たったり引っ掛かったりしてしまう可能性がある。そこで、マイクロニードルの取扱時の安全性を確保することが要請されている。
 本発明の一形態に係るマイクロニードル・シートは、シートの主面に略沿って該シートに形成された複数のマイクロニードルを備え、シートが曲げられることでマイクロニードルが主面から立ち上がり、立ち上がった該マイクロニードルが皮膚に刺さる。
 このような形態によれば、シートが曲げられるまではマイクロニードルがシートの主面に略沿った状態にある。このことは、マイクロニードルが皮膚に適用されるまでは、マイクロニードルの先端が当該主面上から突き出ていないことを意味する。したがって、マイクロニードル・シートを皮膚に適用しない限り、マイクロニードルが他の物に当たったり引っ掛かったり心配がない。その結果、マイクロニードルの取扱時の安全性を確保することができる。
 別の形態に係るマイクロニードル・シートでは、皮膚に接していないシートの部分が該皮膚に接する時に該シートが曲げられることで、該部分に位置するマイクロニードルが主面から立ち上がってもよい。この場合にはマイクロニードルは皮膚に刺さる直前に主面から立ち上がるので、マイクロニードルの取扱時の安全性を確保することができる。
 さらに別の形態に係るマイクロニードル・シートでは、シートが皮膚へと案内される方向と直交する方向に沿った各列にマイクロニードルが形成され、シートが皮膚へと案内されることで、マイクロニードルが一列ずつ立ち上がってもよい。このようにマイクロニードルを一列ずつ立ち上げることで、シート上の各マイクロニードルを確実に立ち上げて皮膚に穿刺することができる。
 さらに別の形態に係るマイクロニードル・シートでは、主面から立ち上がったマイクロニードルと、シートの曲率中心から該マイクロニードルの根元に至る仮想線との成す最大角度が90度より大きくてもよい。この場合には皮膚に刺さるマイクロニードルの部分の長さが長くなるので、活性成分の皮膚透過性が高くなる。
 さらに別の形態に係るマイクロニードル・シートでは、最大角度が95~130度であってもよい。この場合には皮膚に刺さるマイクロニードルの部分の長さが長くなるので、活性成分の皮膚透過性が高くなる。
 さらに別の形態に係るマイクロニードル・シートでは、シートの曲率半径に対するマイクロニードルの長さの比が0.20より大きくてもよい。シートの曲率半径とマイクロニードルの長さとの関係をこのように設定することで、マイクロニードルを皮膚に確実に穿刺することができる。
 さらに別の形態に係るマイクロニードル・シートでは、立ち上がったマイクロニードルの皮膚に対する穿刺角度が34度以上且つ180度未満であってもよい。
 さらに別の形態に係るマイクロニードル・シートでは、シートが帯状であってもよい。
 さらに別の形態に係るマイクロニードル・シートでは、当該マイクロニードル・シートが他の経皮吸収促進技術と併用可能であり、他の経皮吸収促進技術が、電気、圧力、磁場、および超音波のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
 本発明の一側面によれば、マイクロニードルの取扱時の安全性を確保することができる。
第1実施形態に係る穿刺装置の後方からの斜視図である。 図1に示す曲げ部の拡大斜視図である。 第1実施形態に係るマイクロニードル・シートの平面図である。 穿刺装置にマイクロニードル・シートを装着した状態を示す斜視図である。 皮膚へのマイクロニードル・シートの適用を示す図である。 シートの主面からマイクロニードルが立ち上がった状態を示す拡大斜視図である。 マイクロニードルの立ち上がり及び穿刺を模式的に示す図である。 第2実施形態に係るマイクロニードル・シートの斜視図である。 第2実施形態におけるマイクロニードル・シートの適用を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は側面図である。 実施例における穿刺の態様を模式的に示す図である。 実施例における穿刺後のマイクロニードルの状態を模式的に示す図である。 立ち上がり角度と穿刺長さとの関係を示すグラフである(実施例1)。 ニードル長/曲率半径比と穿刺長さとの関係を示すグラフである(実施例2)。 ニードル長/曲率半径比と穿刺角度との関係を示すグラフである(実施例2)。
 以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
 (第1実施形態)
 図1~3を用いて、第1実施形態に係る穿刺装置10及びマイクロニードル・シート20の構造を説明する。マイクロニードル・シート20は皮膚に刺さる多数のマイクロニードルを有する器具であり、穿刺装置10はそのマイクロニードル・シート20を皮膚に適用するための補助装置である。
 まず、穿刺装置10について説明する。図1に示すように、穿刺装置10は、3枚の細長い板を組み合わせることで作製され、全体として略J字形を成している。具体的には、穿刺装置10は、使用時にマイクロニードル・シート20に接する第1の板(作用部11)と、使用者により把持される第2の板(把持部12)と、第1及び第2の板を接続する第3の板(中間部13)とから成る。本実施形態では把持部12が作用部11及び中間部13の約2倍の長さを有するが、各部分の長さは任意に定めてよい。また、本実施形態では、作用部11と中間部13との成す角度、及び把持部12と中間部13との成す角度が共に鈍角であるが、これらの角度も任意に定めてよい。作用部11、把持部12、及び中間部13は一体成形されてもよい。各板の材質の例としてアクリル等のプラスチックが挙げられるが、その材質は何ら限定されるものでなく、例えば金属や他の種類の樹脂などを用いて穿刺装置10を作製してもよい。
 本明細書では、中間部13が作用部11及び把持部12よりも上に位置するように穿刺装置10を置いた場合に上を向いている側(図1における上側)を穿刺装置10の外側と定義し、その場合に下を向いている側(図1における下側)を穿刺装置10の内側と定義する。穿刺装置10及びマイクロニードル・シート20を用いて活性成分を生体に適用する際には、穿刺装置10の内側が生体の皮膚と向かい合う。
 作用部11の先端は、マイクロニードル・シート20を曲げるための曲げ部14として機能する。図2に示すように、曲げ部14は、先端に向かうにしたがってその内側(第1の面)が外側(第1の面とは反対側の第2の面)に向かって窄むように(すなわちテーパ状)且つ先端が丸みを帯びた形状を成しているが、曲げ部14の形状はこれに限定されない。例えば、先端の丸みの曲率半径r(図7参照)の値は任意に設定してよいし、曲げ部14の一部をテーパ状にしなくてもよいし、先端を丸めなくてもよい。したがって、把持部12の先端のように角を有する曲げ部も採用し得る。
 作用部11、把持部12、及び中間部13の外側には、マイクロニードル・シート20を穿刺装置10の外面に沿って保持しつつ当該シート20を曲げ部14へと案内する複数の案内部15が設けられている。これらの案内部15は、作用部11、把持部12、及び中間部13の長手方向に沿って所定の間隔を置いて配置されている。本実施形態では、各案内部15は、穿刺装置10の幅方向に沿って互いに向き合うように配置された逆L字状の1ペアの部材で形成される。もっとも、案内部15の構造は何ら限定されず、任意の機械的手段又は制御手段により案内部15を構成してよい。
 次に、マイクロニードル・シート20について説明する。図3に示すように、マイクロニードル・シート20は帯状であり、シートの主面21に略沿って該シートに形成された複数のマイクロニードル22を有する。これらのマイクロニードル22はシートの長手方向及び幅方向のそれぞれにおいて整列するように並んでおり、すべてのマイクロニードル22の先端は例外なくシートの一端(図3では左方向)を向いている。
 マイクロニードル・シート20及びマイクロニードル22の材質は限定されない。例えば、ステンレス鋼、ポリエチレンテレフタラート(PET)、他の金属、他の樹脂、生分解性素材、セラミック、又は生体吸収性素材のいずれかによりマイクロニードル・シート20及びマイクロニードル22を作製してもよい。あるいは、これらの材質を組み合わせてマイクロニードル・シート20及びマイクロニードル22を作製してもよい。
 マイクロニードル22はエッチングにより形成することができる。シートが金属であれば薬液でそのシートを打ち抜くことでマイクロニードル22を形成することができるし、シートが非金属であればレーザーでそのシートを打ち抜くことでマイクロニードル22を形成することができる。これらの場合には、マイクロニードル22の周囲に空隙が生ずる。もちろん、エッチング以外の手法によりマイクロニードル22を形成してもよい。図3に示すように本実施形態ではマイクロニードル22は三角形状であるが、マイクロニードルの形状は何ら限定されない。いずれにしても、マイクロニードル22を予めシートの主面21から立ち上げておく必要がないので、マイクロニードル・シート20を容易かつ安価に製造することができる。
 マイクロニードル・シート20の寸法も限定されない。具体的には、厚みの下限は5μmでも20μmでもよく、厚みの上限は1000μmでも300μmでもよい。長さの下限は0.1cmでも1cmでもよく、長さの上限は50cmでも20cmでもよい。幅の下限は0.1cmでも1cmでもよく、幅の上限は60cmでも30cmでもよい。マイクロニードル・シート20の長さ及び幅の下限は活性成分の投与量を考慮して定められ、長さ及び幅の上限は生体の大きさを考慮して定められる。
 マイクロニードル22に関するパラメータも限定されない。具体的には、針の高さの下限は10μmでも100μmでもよく、その高さの上限は10000μmでも1000μmでもよい。針の密度の下限は0.05本/cmでも1本/cmでもよく、その密度の上限は10000本/cmでも5000本/cmでもよい。密度の下限は、1mgの活性成分を投与し得る針の本数及び面積から換算した値であり、密度の上限は、針の形状を考慮した上での限界値である。
 穿刺装置10の寸法は、マイクロニードル・シート20の寸法に合わせて決めればよい。例えば、外面に沿った穿刺装置10の長さ(作用部11、中間部13、及び把持部12の長さの和)をマイクロニードル・シート20の長さ以下としてもよい。
 皮膚に適用する活性成分の準備方法として、マイクロニードル・シート20自体に予め活性成分をコーティングしておく手法と、マイクロニードル22を皮膚に穿刺する前にその皮膚上に活性成分を塗布しておく手法と、マイクロニードル22を皮膚に穿刺した後にその皮膚上に活性成分を塗布する手法とが考えられる。マイクロニードル・シート20に予め活性成分をコーティングするのであれば、所定の粘度のコーティング液をなるべく均一な厚みでシート全体に塗布するのが好ましいが、マイクロニードル22が主面21に沿っているのでそのような塗布を容易に為し得る。コーティングはスクリーン印刷の原理を用いて実施してもよいし、他の方法により実施してもよい。生分解性のシートを用いる場合には、そのシート自体に活性成分を内包させることも可能である。
 次に、図4~7を用いて、第1実施形態における穿刺装置10及びマイクロニードル・シート20の使用方法を説明する。まず、ユーザは、図4に示すようにマイクロニードル・シート20が穿刺装置10の外面に沿って保持されるように、当該シート20を複数の案内部15に通し、そのシート20の一端を曲げ部14の付近まで持ってくる。このとき、ユーザはマイクロニードル22の先端が曲げ部14の方向を向くようにマイクロニードル・シート20を穿刺装置10にセットする。続いて、ユーザは、マイクロニードル・シート20の一端を皮膚に(より具体的には、活性成分を適用しようとする場所の端の辺りに)当てる。
 続いて、図5に示すように、ユーザはマイクロニードル・シート20が鋭角で曲がるように穿刺装置10を皮膚S上で動かして曲げ部14を前に進ませる。この操作によってマイクロニードル・シート20が曲げ部14へと案内され、曲げ部14に到達したマイクロニードル・シート20の部分がその曲げ部14に沿って曲がる。すると、図6に示すように、曲がった部分に位置するマイクロニードル22がシートの主面21から立ち上がり、立ち上がったマイクロニードル22が図5に示すように皮膚Sに刺さる。
 ここで、一度に立ち上がるマイクロニードル22は、マイクロニードル・シート20の幅方向(マイクロニードル・シート20が案内される方向と直交する方向)に沿った一列分である。立ち上がったマイクロニードル22と主面21とが成す角度は当然ながら0度より大きく且つ180度未満である。
 図7に示す、主面21から立ち上がった高さhのマイクロニードル22が皮膚に刺さる際の穿刺角度θ(マイクロニードル22と皮膚Sとが成す角度)も0度より大きく且つ180度未満である。穿刺角度の下限は20度、34度、または40度でもよく、その角度の上限は160度、140度、または100度でもよい。皮膚に刺さったマイクロニードル22は、その直後に穿刺装置10により体内に向けて更に押し込まれる。
 図7における値rは曲げ部14の先端の曲率半径を示している。マイクロニードル・シート20が折り返されることで主面21から立ち上がったマイクロニードル22と、曲率中心Cからそのマイクロニードルの根元に至る仮想線Vとの成す最大角度φは90度より大きい。例えばその最大角度は95~130度の範囲にあってもよいし、95~120度の範囲にあってもよい。
 曲率半径rに対するニードル長hの比(h/r)を0.20より大きくすることで、マイクロニードル22を確実に皮膚Sに刺すことができる。
 ユーザが穿刺装置10を皮膚上で所望の距離だけ動かすことで、その距離の範囲にある複数のマイクロニードル22が皮膚に刺さる。したがって、ユーザはマイクロニードル・シート20の適用面積を調整して所望の量の活性成分を投与することができる。
 以上説明したように、本実施形態によれば、穿刺装置10の曲げ部14によりマイクロニードル・シート20が曲げられるまではマイクロニードル22がシートの主面21に略沿って延びた状態にある。このことは、マイクロニードル22の先端が当該主面21上から突き出ていないことを意味する。したがって、穿刺装置10を用いない限り、マイクロニードル22が他の物(例えばユーザの皮膚や衣服など)に当たったり引っ掛かったりする心配がない。その結果、マイクロニードル22の取扱時の安全性を確保することができる。例えば、ユーザはマイクロニードル・シート20の保管や搬送、使用直前の準備などを安全に行うことができる。
 ここで、マイクロニードル・シート20は薄く且つ柔軟であるので、生体の形状に合わせて当該シート20を皮膚に当てることができ、その結果、活性成分を効率的に投与することができる。
 また、穿刺装置10は、マイクロニードル・シート20に衝撃を加えるのではなく、マイクロニードル22を立ち上げて皮膚に押し込むことで各ニードル22を皮膚に穿刺するので、被投与者に恐怖感を与えずに活性成分を投与することができる。
 本実施形態では、案内部15によりマイクロニードル・シート20を曲げ部14へと案内して少しずつマイクロニードル22を立ち上げることで、皮膚へのマイクロニードル22の適用範囲を調整することができる。また、このようなマイクロニードル・シート20の案内は、皮膚上で曲げ部14を前方に進めるという簡単な操作により実現できる。更に、マイクロニードル22は一列ずつ立ち上がるので、マイクロニードル・シート20上の各マイクロニードル22を確実に立ち上げて皮膚に穿刺することができる。
 本実施形態では、曲げ部14の先端が丸みを帯びているので、マイクロニードル・シート20が曲がる際に、当該シート20の特定の箇所に曲げ部14からの圧力が集中することがない。したがって、適用時におけるマイクロニードル・シートの損傷をより確実に防ぐことができる。また、曲げ部14を上記のようにテーパ状にすることで、ユーザはその曲げ部14を皮膚上において円滑に前方へと進ませることができ、その結果、マイクロニードル・シート20の適用が容易になる。
 (第2実施形態)
 図8,9を用いて、第2実施形態に係るマイクロニードル・シート20を説明する。図8に示すように、本実施形態におけるマイクロニードル・シート20は、適用時に皮膚に接する基材30の貼付面31上に固着され、且つ剥離フィルム40により保護されている。言い換えれば、マイクロニードル・シート20は基材30と剥離フィルム40とにより挟まれている。マイクロニードル・シート20を皮膚に適用する際には、剥離フィルム40は基材30及び当該シート20から剥がされる。
 基材30及び剥離フィルム40の形状及び寸法は同じであり、これら二つの部材の長さ及び幅はそれぞれマイクロニードル・シート20の長さ及び幅より大きい。もっとも、基材30及び剥離フィルム40の形状は任意に決めてよい。また、これらの寸法も任意に定めてよく、例えばマイクロニードル・シート20と同じ長さ及び幅を有する基材30及び剥離フィルム40を用いてもよい。
 図9を用いて、本実施形態におけるマイクロニードル・シート20の使用方法を説明する。まず、ユーザは、剥離フィルム40の一端を剥がして基材30の貼付面31の一部を露出させ、この露出部分を皮膚Sに貼る。続いて、ユーザは、マイクロニードル・シート20が鋭角で曲がるように、剥離フィルム40を徐々に剥がしながら、マイクロニードル・シート20が固着された基材30を皮膚Sに貼っていく。
 すると、マイクロニードル・シート20の曲げられた部分に位置するマイクロニードル22がシートの主面21から一列ずつ立ち上がり、立ち上がったマイクロニードル22が次々に皮膚Sに刺さる。立ち上がったマイクロニードル22と主面21とが成す角度、及びマイクロニードル22が皮膚に刺さる際の穿刺角度は、第1実施形態と同様である。本実施形態でも、ユーザはマイクロニードル・シート20の適用面積を調整して所望の量の活性成分を投与することができる。
 本実施形態でも上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。具体的には、マイクロニードル・シート20がユーザにより直接的に曲げられるまではマイクロニードル22がシートの主面21に略沿って延びた状態にある。したがって、マイクロニードル・シート20を皮膚に適用しない限り、マイクロニードル22が他の物に当たったり引っ掛かったり心配がない。その結果、マイクロニードル22の取扱時の安全性を確保することができる。生体の形状に合わせてマイクロニードル・シート20を皮膚に当てることができたり、マイクロニードル22を一列ずつ立ち上げて確実な穿刺を行うことができたりする点も、第1実施形態と同様である。
 以下、実施例に基づいて本発明を具体的に説明するが、本発明はそれらに何ら限定されるものではない。
 (実施例1)
 皮膚の代替としてジェルシート(gel sheet)を用い、マイクロニードル・シートのマイクロニードルをそのジェルシートに穿刺する実験を行った。具体的には、円柱状の細い棒(以下では「円柱棒」という)Rをマイクロニードル・シート20の幅方向に沿って配置し、その円柱棒Rでマイクロニードル・シート20を折り返すことで三角形のマイクロニードル22を立ち上げ、さらにその円柱棒RをジェルシートGの上面に沿って動かすことでそのマイクロニードル22をジェルシートGに刺した。図10にこの穿刺の態様を模式的に示す。また、図11に穿刺後のマイクロニードル22の状態を模式的に示す。
 本実施例では、立ち上がり角度と穿刺長さとの関係を観察した。立ち上がり角度とは、マイクロニードル・シートが折り返されることでシートの主面から立ち上がったマイクロニードルと、円柱棒の回転中心からそのマイクロニードルの根元に至る仮想線とが成す最大角度である。この立ち上がり角度は図7における角度φと同義であり、図10ではその立ち上がり角度をαで示している。一方、穿刺長さはジェルシート内に入ったマイクロニードルの長さの平均値である。個々のマイクロニードルの穿刺長さは、マイクロニードルの全体長から、露出している部分の長さ(図11において符号Dで示される長さ)を減ずることで得られる。
 マイクロニードル・シートについては、厚みが5μm,10μm,20μmである3種類のものを用意した。これら三つのマイクロニードル・シートの長さは500μmに統一した。一方、円柱棒については、直径が1.2mmのものと2.0mmのものとの二種類を用意した。したがって、マイクロニードル・シートと円柱棒の組合せは6パターンであった。
 その6パターンについて実験を行うことで得られた、立ち上がり角度と穿刺長さとの関係を図12に示す。グラフの横軸は立ち上がり角度(度)であり、縦軸は穿刺長さ(μm)である。このグラフに示すように、いずれの場合でも立ち上がり角度が95度を超えた。また、このグラフは、3種類のマイクロニードル・シートのいずれにおいても、直径が1.2mmである円柱棒を用いる方が(図12におけるグループG2)、直径が2.0mmである円柱棒を用いた場合(同図におけるグループG1)よりも立ち上がり角度が大きくなって、穿刺長さが長くなることを示している。個々のマイクロニードルは三角形なので、穿刺長さが長くなるほど、皮膚表面の切込みも長くなり、その結果、活性成分の皮膚透過性も高くなる。したがって、立ち上がり角度は大きい方が良いといえる。
 (実施例2)
 本実施例では、曲率半径に対するマイクロニードルの長さの比(以下では「ニードル長/曲率半径比」という)と、穿刺角度および穿刺長さとの関係を観察した。実施例1と同様に本実施例でも皮膚の代替としてジェルシートを用いて実験を行った。三角形のマイクロニードルの立ち上げ方および穿刺方法も実施例1と同様であった(図10,11参照)。曲率半径は円柱の直径の1/2である。図10では穿刺角度をβで示している。
 マイクロニードル・シートについては、2種類の厚み(10μm,20μm)と3種類のニードル長(200μm,250μm,500μm)との組合せである6パターンを用意した。円柱棒については、直径が1.2mmのものと2.0mmのものの二種類を用意した。ニードル長/曲率半径比は3種類のニードル長と2種類の曲率半径(0.6mm,1.0mm)の組合せなので、下記の通り合計6パターンある。
 0.5/0.6≒0.83
 0.5/1.0=0.50
 0.25/0.6≒0.42
 0.2/0.6≒0.33
 0.25/1.0=0.25
 0.2/1.0=0.20
 マイクロニードル・シートと円柱棒との組合せのすべて(12パターン)について実験を行うことで得られた、ニードル長/曲率半径比と穿刺長さ(μm)との関係を図13に示す。また、その12パターンについて得られた、ニードル長/曲率半径比と穿刺角度(度)との関係を図14に示す。さらに、これら二つのグラフに示される結果を以下の表1としても示す。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000001
 図13,14および表1に示す結果から、ニードル長/曲率半径比が0.20より大きい場合に穿刺が可能になるといえる。なお、穿刺できた際の穿刺角度は34度以上であった。
 以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
 上記第1実施形態に関連して、曲げ部14に相当する要素を有するのであれば、穿刺装置の形状及び構造は何ら限定されない。例えば、穿刺装置は直線的な一本の棒のような形状を成していてもよい。あるいは、穿刺装置は任意の機械的、電気的、又は電子的な構造又は制御手段を備えてもよい。
 マイクロニードル・シートの形状は帯状に限定されず、例えば長さ及び幅が略同じ矩形であってもよいし、円又は楕円であってもよい。上記第1実施形態に関連して、マイクロニードル・シートの形状によっては、案内部15と同様の機能を有する手段、すなわち、マイクロニードル・シートを曲げ部へと案内する構造又は制御手段を省略してもよい。
 上記第2実施形態に関連して、マイクロニードル・シート20は単体で用いてもよく、したがって、基材30及び剥離フィルム40は必須ではない。
 本発明に係るマイクロニードル・シートは、電気(イオントフォレシス(iontophoresis))、圧力、磁場、超音波(ソノフォレシス(sonophoresis))などのような他の経皮吸収促進技術と併用することができる。マイクロニードル・シートとこれらのような他の技術とを併用することで、薬物吸収量をさらに増加させることができる。
 10…穿刺装置、11…作用部、12…把持部、13…中間部、14…曲げ部、15…案内部、20…マイクロニードル・シート、21…主面、22…マイクロニードル、30…基材、31…貼付面、40…剥離フィルム。
 

Claims (9)

  1.  シートの主面に略沿って該シートに形成された複数のマイクロニードルを備え、
     前記シートが曲げられることで前記マイクロニードルが前記主面から立ち上がり、立ち上がった該マイクロニードルが皮膚に刺さる、
    マイクロニードル・シート。
  2.  前記皮膚に接していない前記シートの部分が該皮膚に接する時に該シートが曲げられることで、該部分に位置する前記マイクロニードルが前記主面から立ち上がる、
    請求項1に記載のマイクロニードル・シート。
  3.  前記シートが前記皮膚へと案内される方向と直交する方向に沿った各列に前記マイクロニードルが形成され、
     前記シートが前記皮膚へと案内されることで、前記マイクロニードルが一列ずつ立ち上がる、
    請求項2に記載のマイクロニードル・シート。
  4.  前記立ち上がったマイクロニードルの前記皮膚に対する穿刺角度が34度以上且つ180度未満である、
    請求項1~3のいずれか一項に記載のマイクロニードル・シート。
  5.  前記主面から立ち上がった前記マイクロニードルと、前記シートの曲率中心から該マイクロニードルの根元に至る仮想線との成す最大角度が90度より大きい、
    請求項1~4のいずれか一項に記載のマイクロニードル・シート。
  6.  前記最大角度が95~130度である、
    請求項5に記載のマイクロニードル・シート。
  7.  前記シートの曲率半径に対する前記マイクロニードルの長さの比が0.20より大きい、
    請求項1~6のいずれか一項に記載のマイクロニードル・シート。
  8.  前記シートが帯状である、
    請求項1~7のいずれか一項に記載のマイクロニードル・シート。
  9.  当該マイクロニードル・シートが他の経皮吸収促進技術と併用可能であり、
     前記他の経皮吸収促進技術が、電気、圧力、磁場、および超音波のうちの少なくとも一つを含む、
    請求項1~8のいずれか一項に記載のマイクロニードル・シート。
     
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