JP2005118428A - 貼付式治療具の貼付器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な作業で容易に貼付式治療具を貼ることができる貼付式治療具の貼付器具を提供すること。また、探知したツボ上に正確に貼付式治療具を貼ることができる貼付式治療具の貼付器具を提供すること。
【解決手段】 貼付式治療具を剥離可能に設けたテープを送り出す送り出し機構と、前記テープの送り出し途中で前記テープから前記貼付式治療具を剥離する剥離機構と、ツボを探知して知らせるツボ探知装置を具備し、前記ツボ探知装置で探知したツボ上に前記剥離機構で前記テープより剥離された前記貼付式治療具を貼付することを特徴とする貼付式治療具の貼付器具。また、貼付式治療具を剥離可能に設けたテープを送り出す送り出し機構と、前記テープの送り出し途中で前記テープから前記貼付式治療具を剥離する剥離機構を具備することを特徴とする貼付式治療具の貼付器具。
【選択図】 図2
【解決手段】 貼付式治療具を剥離可能に設けたテープを送り出す送り出し機構と、前記テープの送り出し途中で前記テープから前記貼付式治療具を剥離する剥離機構と、ツボを探知して知らせるツボ探知装置を具備し、前記ツボ探知装置で探知したツボ上に前記剥離機構で前記テープより剥離された前記貼付式治療具を貼付することを特徴とする貼付式治療具の貼付器具。また、貼付式治療具を剥離可能に設けたテープを送り出す送り出し機構と、前記テープの送り出し途中で前記テープから前記貼付式治療具を剥離する剥離機構を具備することを特徴とする貼付式治療具の貼付器具。
【選択図】 図2
Description
本発明は、貼付式治療具を人体に貼付するための貼付器具に関するものである。本発明で、貼付式治療具は肩凝りや腰痛などの諸症状を緩和させるための湿布薬や磁気治療器など全般を意味する。
肩凝りや腰痛などの諸症状を緩和させるための手段として遠赤外線湿布材や貼付用磁気治療器などの貼付式治療具をツボの上に貼付することが広く知られている(例えば、特許文献1、2。)。
しかし、素人がツボの位置を正確に把握することは比較的困難であるため、ツボを正確に探索して刺激するためのツボ探索刺激装置などがある(例えば、特許文献3。)。
ところが、前記ツボ探索刺激装置はツボに対して一時的な刺激を与えるだけのものであり、前記ツボ探索刺激装置によって探知したツボを持続的に治療するために、貼付式治療具を貼ろうとすると、前記ツボ探索刺激装置を一旦皮膚表面から離して、両手で貼付式治療具の粘着面を覆っているシート等を剥がして貼付式治療具を貼る必要がある。したがって、貼付式治療具を貼るためにせっかく探知したツボの位置から目を離してしまうため、ツボの位置がわからなくなり、ツボからずれた位置に貼付式治療具を貼ってしまうという問題がある。また、探知したツボに印をつけてその上に前記貼付式治療具を貼ることは可能だが面倒である。
尚、上述した内容はツボ上に貼付式治療具を貼る場合であるが、ツボ上に貼る場合でなくても貼付式治療具を貼るために粘着面を覆っているシート等を剥がして貼るという作業は高齢者には困難である場合がある。したがって、高齢者の間では、所望の位置に貼付式治療具を貼るため作業が簡単にできる貼付器具が開発されることを待ち望む声が多い。
特開平6−261954
特開2003−144558
実開平7−33334
そこで、この発明では簡単な作業で容易に貼付式治療具を貼ることができる貼付式治療具の貼付器具を提供することを課題とする。また、探知したツボ上に正確に貼付式治療具を貼ることができる貼付式治療具の貼付器具を提供することを課題とする。
(請求項1記載の発明)
この発明の貼付式治療具の貼付器具は、貼付式治療具を剥離可能に設けたテープを送り出す送り出し機構と、前記テープの送り出し途中で前記テープから前記貼付式治療具を剥離する剥離機構と、ツボを探知して知らせるツボ探知装置を具備し、前記ツボ探知装置で探知したツボ上に前記剥離機構で前記テープより剥離された前記貼付式治療具を貼付することを特徴とする。
この発明の貼付式治療具の貼付器具は、貼付式治療具を剥離可能に設けたテープを送り出す送り出し機構と、前記テープの送り出し途中で前記テープから前記貼付式治療具を剥離する剥離機構と、ツボを探知して知らせるツボ探知装置を具備し、前記ツボ探知装置で探知したツボ上に前記剥離機構で前記テープより剥離された前記貼付式治療具を貼付することを特徴とする。
このように貼付式治療具の貼付器具は、前記送り出し機構、前記剥離機構、前記ツボ探知装置を具備することにより、前記貼付器具のみでツボの探知と貼付式治療具の貼付を行うことができる。従って、前記ツボ探知装置により見つけたツボから目を離すことなく貼付式治療具を貼付することができるので、ツボ上に正確に貼付式治療具を貼付することができる。
(請求項2記載の発明)
この発明の貼付式治療具の貼付器具は、請求項1記載の貼付式治療具の貼付器具において、前記ツボ探知装置がツボ探索部を具備し、前記貼付式治療具が前記剥離機構によって剥離されながら前記ツボ探索部付近に排出されることを特徴とする。
(請求項2記載の発明)
この発明の貼付式治療具の貼付器具は、請求項1記載の貼付式治療具の貼付器具において、前記ツボ探知装置がツボ探索部を具備し、前記貼付式治療具が前記剥離機構によって剥離されながら前記ツボ探索部付近に排出されることを特徴とする。
このように構成すると、前記ツボ探索部によりツボを探知した時の貼付器具の位置を変えることなく、探知したツボ上へ貼付式治療具を排出することができるので、探知したツボを覚えておく必要がない。従って、目が届きづらいためツボの位置が覚えにくい背中や腰などへの貼付も簡単に行うことができる。
(請求項3記載の発明)
この発明の貼付式治療具の貼付器具は、請求項1又は2記載の貼付式治療具の貼付器具において、前記送り出し機構及び前記剥離機構がケース内に収納され、前記ケースが前記ツボ探知装置に着脱可能であることを特徴とする。
(請求項3記載の発明)
この発明の貼付式治療具の貼付器具は、請求項1又は2記載の貼付式治療具の貼付器具において、前記送り出し機構及び前記剥離機構がケース内に収納され、前記ケースが前記ツボ探知装置に着脱可能であることを特徴とする。
このように構成すると、前記ケースごと交換すれば前記送り出し機構及び前記剥離機構を新しいものに交換することができ、他の構成部材を再利用することができる。
(請求項4記載の発明)
この発明の貼付式治療具の貼付器具は、請求項1乃至3のいずれかに記載の貼付式治療具の貼付器具において、前記送り出し機構が前記テープを巻いた供給リールと前記テープを巻き取る巻上リールを具備することを特徴とする。
(請求項4記載の発明)
この発明の貼付式治療具の貼付器具は、請求項1乃至3のいずれかに記載の貼付式治療具の貼付器具において、前記送り出し機構が前記テープを巻いた供給リールと前記テープを巻き取る巻上リールを具備することを特徴とする。
このように構成すると、前記巻上リールを回転させて前記テープを巻き取ると、同時に前記供給リールを回転させることができ、前記供給リールから前記テープを送り出すことができる。
(請求項5記載の発明)
この発明の貼付式治療具の貼付器具は、請求項4記載の貼付式治療具の貼付器具において、前記剥離機構が供給リールと巻上リールの間でテープの方向を高角度で変化させるためのガイドを具備し、一方で前記貼付式治療具が前記テープより低い可撓性を有する素材で形成されており、前記貼付式治療具を設けた前記テープが前記供給リールから送り出されて前記ガイドに沿って高角度で方向が変化させられる時に貼付式治療具は方向が変化させられることなくテープより剥離され、前記巻上リールが前記テープのみを巻き取ることを特徴とする。
(請求項5記載の発明)
この発明の貼付式治療具の貼付器具は、請求項4記載の貼付式治療具の貼付器具において、前記剥離機構が供給リールと巻上リールの間でテープの方向を高角度で変化させるためのガイドを具備し、一方で前記貼付式治療具が前記テープより低い可撓性を有する素材で形成されており、前記貼付式治療具を設けた前記テープが前記供給リールから送り出されて前記ガイドに沿って高角度で方向が変化させられる時に貼付式治療具は方向が変化させられることなくテープより剥離され、前記巻上リールが前記テープのみを巻き取ることを特徴とする。
このように構成すると、前記貼付式治療具は前記テープより低い可撓性を有する素材で形成されるため、前記貼付式治療具を剥離可能に設けた前記テープを折り曲げてもテープのみが折り曲げられ、貼付式治療具が折り曲げられることはない。従って、前記巻上リールを回転させ前記送り出し機構により前記供給リールから前記テープを送り出すと、前記供給リールから送り出されたテープが前記巻上リールに巻上げられる途中で前記ガイドにより折り曲げられるので前記貼付式治療具を確実にテープから剥離することができる。
(請求項6記載の発明)
この発明の貼付式治療具の貼付器具は、請求項4又は5に記載の貼付式治療具の貼付器具において、前記巻上リールが外部から手動操作可能であることを特徴とする。
(請求項6記載の発明)
この発明の貼付式治療具の貼付器具は、請求項4又は5に記載の貼付式治療具の貼付器具において、前記巻上リールが外部から手動操作可能であることを特徴とする。
このように構成すると、前記巻上リールを外部から手などで簡単に操作することができる。
(請求項7記載の発明)
この発明の貼付式治療具の貼付器具は、貼付式治療具を剥離可能に設けたテープを送り出す送り出し機構と、前記テープの送り出し途中で前記テープから前記貼付式治療具を剥離する剥離機構を具備することを特徴とする。
(請求項7記載の発明)
この発明の貼付式治療具の貼付器具は、貼付式治療具を剥離可能に設けたテープを送り出す送り出し機構と、前記テープの送り出し途中で前記テープから前記貼付式治療具を剥離する剥離機構を具備することを特徴とする。
このように構成すると、使用者は貼付式治療具の粘着面を覆っているシート等を手で剥がしてから貼るという作業をする必要がなく、簡単な作業で貼付式治療具を貼ることができる。
(請求項8記載の発明)
この発明の貼付式治療具の貼付器具は、請求項7記載の貼付式治療具の貼付器具において、前記送り出し機構が前記テープを巻いた供給リールと前記テープを巻き取る巻上リールを具備し、前記剥離機構が供給リールと巻上リールの間でテープの方向を高角度で変化させるためのガイドを具備し、一方で前記貼付式治療具が前記テープより低い可撓性を有する素材で形成されており、前記貼付式治療具を設けた前記テープが前記供給リールから送り出されて前記ガイドに沿って高角度で方向が変化させられる時に貼付式治療具は方向が変化させられることなくテープより剥離され、前記巻上リールが前記テープのみを巻き取ることを特徴とする。
(請求項8記載の発明)
この発明の貼付式治療具の貼付器具は、請求項7記載の貼付式治療具の貼付器具において、前記送り出し機構が前記テープを巻いた供給リールと前記テープを巻き取る巻上リールを具備し、前記剥離機構が供給リールと巻上リールの間でテープの方向を高角度で変化させるためのガイドを具備し、一方で前記貼付式治療具が前記テープより低い可撓性を有する素材で形成されており、前記貼付式治療具を設けた前記テープが前記供給リールから送り出されて前記ガイドに沿って高角度で方向が変化させられる時に貼付式治療具は方向が変化させられることなくテープより剥離され、前記巻上リールが前記テープのみを巻き取ることを特徴とする。
このように構成すると、前記巻上リールを回転させて前記テープを巻き取ると、同時に前記供給リールを回転させることができ、前記供給リールから前記テープを送り出すことができる。また、前記貼付式治療具は前記テープより低い可撓性を有する素材で形成されるため、前記貼付式治療具を剥離可能に設けた前記テープの方向を高角度で変化させてもテープのみの方向が変化させられ、貼付式治療具の方向が変化することはない。従って、前記巻上リールを回転させ前記送り出し機構により前記供給リールから前記テープを送り出すと、前記供給リールから送り出されたテープが前記巻上リールに巻上げられる途中で前記ガイドにより高角度で方向が変化させられるので前記貼付式治療具を確実にテープから剥離することができる。
本発明は、下記のような構成であるから次の効果を有する。
発明を実施するための最良の形態の欄に記載した内容から、簡単な作業で容易に貼付式治療具を貼ることができる貼付敷地用具の器具を提供できた。また、探知したツボ上に正確に貼付式治療具を貼ることができる貼付式治療具の貼付器具を提供できた。
この発明の最良の実施形態の貼付式治療具の貼付器具を図面に従って説明する。
図1は、本発明の実施形態の貼付式治療具の貼付器具の斜視図である。図2は、図1に示した貼付式治療具の貼付器具でケースを分離させた状態を示す斜視図である。図3は、図1に示した貼付式治療具の貼付器具を使用している状態を三段階に分けて示す断面図である。図3において使用段階をそれぞれ操作順に第I段階、第II段階、第III段階とする。
この貼付式治療具の貼付器具Aは、図1から図3に示したように開口部10を有し、ツボ探知装置を具備する筐体1と、排出部20と開口部21を有し、送り出し機構及び剥離機構を具備するケース2により構成される。前記筐体1及び前記ケース2は弾性変形する樹脂で形成されており、図2に示すように前記開口部10の内壁側面に凹部11が、前記ケース2の側面の前記凹部11と対応する位置に突起部22が設けてある。前記ケース2は図2に示すように前記凹部11と前記突起部22が弾性変形を利用して嵌め込み可能であるため、前記開口部10を通じて前記筐体1に着脱可能である。前記送り出し機構、前記剥離機構、前記ツボ探知装置はそれぞれ以下のように構成される。
(送り出し機構について)
図1から図3に示したように前記ケース2は内部に、テープ30を巻きつけた供給リール23と、前記テープ30を巻き取る巻上リール24を配する。前記テープ30は少なくとも片面に離型処理を施した基材で形成され、離型処理を施した面に複数個の貼付式治療具3が設けてある。前記貼付式治療具3の前記テープ30と接する面には接着層(図示せず)が形成してある。また、前記貼付式治療具3は、前記テープ30より低い可撓性を有する(曲がりにくい)素材で形成される。前記テープ30を巻いた前記供給リール23と前記巻上リール24は送り出し機構を構成し、前記巻上リール24が前記テープ30を巻き取るのと同時に、前記供給リール23が前記テープ30を送り出す。前記巻上リール24は前記開口部21を通じて外部から指で操作可能である。また前記巻上リール24の外周部には操作時に指が滑らないようにするための複数の溝が設けてある。
(剥離機構について)
前記供給リール23と前記巻上リール24の間には、前記テープ30を導くためのガイド25及びガイド26が設けられている。前記ガイド25はその上面と下面が一方に向かって近づき、それぞれの面が45度で接するよう形成され、剥離機構を構成する。つまり、前記テープ30は前記供給リール23から送り出されてから前記巻上リール24により巻き取られるまでの間に、前記ガイド25に沿って45度に折り曲げられる。一方、前記貼付式治療具3は前記テープ30より低い可撓性を有する素材で形成されているため折り曲げられない。従って、図3のI、II、IIIに示すように前記送り出し機構により前記供給リール23から送り出された前記テープ30が前記巻上リール24に巻き取られる前に、前記貼付式治療具3は前記テープ30が前記ガイド25によって折り曲げられることにより前記テープ30から剥離され、同時に前記排出部20より排出される。
(ツボ探知装置について)
さらに前記筐体1は、ツボを探索するために皮膚表面に沿って移動させる突起状のツボ探索部4と、前記ツボ探索部4がツボを探知したことを使用者に知らせる連絡部(図示せず)と、前記ツボ探索部4及び前記連絡部を制御するための電子制御部(図示せず)を具備する。前記ツボ探索部4と前記連絡部と前記電子制御部はツボ探知装置を構成する。つまり、前記ツボ探索部4は皮膚表面に沿って移動しながら公知の方法でツボを探知し、前記連絡部によりライトを点灯させるか、ブザーを鳴らすなど公知の視覚的あるいは聴覚的方法で使用者にツボの場所を知らせる。また前記電子制御部は公知の方法で前記ツボ探索部4及び前記連絡部を制御する。尚、前記ツボ探索部4は図3に示すように前記排出部20付近に設けてあり、前記排出部20付近には押圧片27が設けてある。
(貼付式治療具の貼付器具Aの使用について)
このように構成された前記貼付器具Aは以下のように使用される。
(送り出し機構について)
図1から図3に示したように前記ケース2は内部に、テープ30を巻きつけた供給リール23と、前記テープ30を巻き取る巻上リール24を配する。前記テープ30は少なくとも片面に離型処理を施した基材で形成され、離型処理を施した面に複数個の貼付式治療具3が設けてある。前記貼付式治療具3の前記テープ30と接する面には接着層(図示せず)が形成してある。また、前記貼付式治療具3は、前記テープ30より低い可撓性を有する(曲がりにくい)素材で形成される。前記テープ30を巻いた前記供給リール23と前記巻上リール24は送り出し機構を構成し、前記巻上リール24が前記テープ30を巻き取るのと同時に、前記供給リール23が前記テープ30を送り出す。前記巻上リール24は前記開口部21を通じて外部から指で操作可能である。また前記巻上リール24の外周部には操作時に指が滑らないようにするための複数の溝が設けてある。
(剥離機構について)
前記供給リール23と前記巻上リール24の間には、前記テープ30を導くためのガイド25及びガイド26が設けられている。前記ガイド25はその上面と下面が一方に向かって近づき、それぞれの面が45度で接するよう形成され、剥離機構を構成する。つまり、前記テープ30は前記供給リール23から送り出されてから前記巻上リール24により巻き取られるまでの間に、前記ガイド25に沿って45度に折り曲げられる。一方、前記貼付式治療具3は前記テープ30より低い可撓性を有する素材で形成されているため折り曲げられない。従って、図3のI、II、IIIに示すように前記送り出し機構により前記供給リール23から送り出された前記テープ30が前記巻上リール24に巻き取られる前に、前記貼付式治療具3は前記テープ30が前記ガイド25によって折り曲げられることにより前記テープ30から剥離され、同時に前記排出部20より排出される。
(ツボ探知装置について)
さらに前記筐体1は、ツボを探索するために皮膚表面に沿って移動させる突起状のツボ探索部4と、前記ツボ探索部4がツボを探知したことを使用者に知らせる連絡部(図示せず)と、前記ツボ探索部4及び前記連絡部を制御するための電子制御部(図示せず)を具備する。前記ツボ探索部4と前記連絡部と前記電子制御部はツボ探知装置を構成する。つまり、前記ツボ探索部4は皮膚表面に沿って移動しながら公知の方法でツボを探知し、前記連絡部によりライトを点灯させるか、ブザーを鳴らすなど公知の視覚的あるいは聴覚的方法で使用者にツボの場所を知らせる。また前記電子制御部は公知の方法で前記ツボ探索部4及び前記連絡部を制御する。尚、前記ツボ探索部4は図3に示すように前記排出部20付近に設けてあり、前記排出部20付近には押圧片27が設けてある。
(貼付式治療具の貼付器具Aの使用について)
このように構成された前記貼付器具Aは以下のように使用される。
まず使用者は前記貼付器具Aの前記ツボ探索部4を皮膚表面に沿って移動させてツボを探知する。図3のIに示すようにツボBが見つかると前記巻上リール24を回転させる。すると前記供給リール23も回転し前記テープ30が送り出され、前記剥離機構により前記貼付式治療具3は前記テープ30より剥離されながら、前記ツボ探索部4付近へ排出され始める(第I段階)。次に図2のIIに示すように前記巻上リール24を引き続き回転させながら、押圧片27を皮膚に沿わせて前記貼付器具Aをゆっくりと引く。すると前記貼付式治療具3は前記テープ30から完全に剥離され、前記ツボ探索部4の付近へ排出される(第II段階)。このようにして外部へ排出された前記貼付式治療具3の上を図3のIIIに示すように、前記押圧片27で押さえながら前記貼付器具Aを引く。すると前記貼付式治療具3はツボB上に正確に貼り付けられ、固定される(第III段階)。
上述したように貼付器具Aは、ツボBの探知と貼付式治療具3の貼付を一連の作業で行うことができ、ツボB上に正確に貼付式治療具3を貼付することができる。従って、目の届きにくい位置にあるツボへの貼付式治療具3の貼付も簡単に行うことができる。
さらに上述したように貼付器具Aは、前記ケース2が交換可能であるため、前記テープ30がなくなったときに前記ケース2ごとを交換すればまた新たに使用することができるが、前記ケース2内のテープ30のみを交換してまた新たに使用できるようにしてもよい。
前記テープ30及び前記貼付式治療具3を形成する素材は前記貼付式治療具3が前記テープ30より可撓性の低い素材で形成されていれば、特に限定されない。
前記ガイド25の上面と下面が接する角度は45度に設定されているがこれに限定されず、前記テープ30の方向を急激に高角度で変化させるためのガイドであればよい。
前記供給リール23は好ましくは摩擦ブレーキなどの回転抑制具を具備し、前記テープ30を送り出す際に必要以上に回転することを防止してあるとよい。
また、前記貼付器具Aは前記ツボ探知装置を具備する前記筐体1と、前記筐体1と着脱可能な前記ケース2を具備することで、前記ケース2が前記ツボ探知装置と着脱可能であったがこれに限定されず、前記筐体1と前記ケース2を一体化して本体を形成し、前記本体内部に送り出し機構及び剥離機構を設けてもよい。この場合前記本体の一部を開閉可能にし、そこから少なくとも前記供給リール23及び前記巻上リール24を交換できるようにするとよい。
前記貼付器具Aの重量は特に限定されないが、前記貼付器具Aを片手で試用できる重量にすることが好ましい。
前記送り出し機構は上述した構成に限定されない。例えば前記貼付器具は、前記ケース内部に前記供給リールと前記巻上リールに加えてさらに、少なくとも一つが回転可能な二つの支止具を、前記テープを両面から挟み込むように設けてもよい。この場合、送り出し機構は前記テープを両面から挟み込むように設けた二つの前記支止具により構成される。つまり、前記回転可能な支止具を回転させることにより前記テープを送り出す。前記回転可能な支止具は前記ケースに設けた前記開口部を通じて外部から手動操作可能であることが好ましい。
また、前記ケース2は上述したように前記送り出し機構及び前記剥離機構を内部に収納しており、前記ケース2単独でも用いることができる。この場合、使用者は貼付式治療具の粘着面を覆っているシート等を剥がしてから貼るという作業をすることなく、簡単な作業で貼付式治療具を貼ることができる。従って、粘着面を覆っているシート等を剥がしにくい高齢者でも簡単な作業で容易に貼付式治療具を貼ることができる。
A 貼付器具
B ツボ
1 筐体
2 ケース
3 貼付式治療具
4 ツボ探索部
10 開口部
11 凹部
20 排出部
21 開口部
22 突起部
23 供給リール
24 巻上リール
25 ガイド
26 ガイド
27 押圧片
30 テープ
B ツボ
1 筐体
2 ケース
3 貼付式治療具
4 ツボ探索部
10 開口部
11 凹部
20 排出部
21 開口部
22 突起部
23 供給リール
24 巻上リール
25 ガイド
26 ガイド
27 押圧片
30 テープ
Claims (8)
- 貼付式治療具を剥離可能に設けたテープを送り出す送り出し機構と、前記テープの送り出し途中で前記テープから前記貼付式治療具を剥離する剥離機構と、ツボを探知して知らせるツボ探知装置を具備し、前記ツボ探知装置で探知したツボ上に前記剥離機構で前記テープより剥離された前記貼付式治療具を貼付することを特徴とする貼付式治療具の貼付器具。
- 前記ツボ探知装置がツボ探索部を具備し、前記貼付式治療具が前記剥離機構によって剥離されながら前記ツボ探索部付近に排出されることを特徴とする請求項1記載の貼付式治療具の貼付器具。
- 前記送り出し機構及び前記剥離機構がケース内に収納され、前記ケースが前記ツボ探知装置に着脱可能であることを特徴とする請求項1又は2記載の貼付式治療具の貼付器具。
- 前記送り出し機構が前記テープを巻いた供給リールと前記テープを巻き取る巻上リールを具備することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の貼付式治療具の貼付器具。
- 前記剥離機構が供給リールと巻上リールの間でテープの方向を高角度で変化させるためのガイドを具備し、一方で前記貼付式治療具が前記テープより低い可撓性を有する素材で形成されており、前記貼付式治療具を設けた前記テープが前記供給リールから送り出されて前記ガイドに沿って高角度で方向が変化させられる時に貼付式治療具は方向が変化させられることなくテープより剥離され、前記巻上リールが前記テープのみを巻き取ることを特徴とする請求項4記載の貼付式治療具の貼付器具。
- 前記巻上リールが外部から手動操作可能であることを特徴とする請求項4又は5に記載の貼付式治療具の貼付器具。
- 貼付式治療具を剥離可能に設けたテープを送り出す送り出し機構と、前記テープの送り出し途中で前記テープから前記貼付式治療具を剥離する剥離機構を具備することを特徴とする貼付式治療具の貼付器具。
- 前記送り出し機構が前記テープを巻いた供給リールと前記テープを巻き取る巻上リールを具備し、前記剥離機構が供給リールと巻上リールの間でテープの方向を高角度で変化させるためのガイドを具備し、一方で前記貼付式治療具が前記テープより低い可撓性を有する素材で形成されており、前記貼付式治療具を設けた前記テープが前記供給リールから送り出されて前記ガイドに沿って高角度で方向が変化させられる時に貼付式治療具は方向が変化させられることなくテープより剥離され、前記巻上リールが前記テープのみを巻き取ることを特徴とする請求項7記載の貼付式治療具の貼付器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003359109A JP2005118428A (ja) | 2003-10-20 | 2003-10-20 | 貼付式治療具の貼付器具 |
Applications Claiming Priority (1)
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-
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