WO2005104298A1 - アンテナモジュール用磁芯部材、アンテナモジュールおよびこれを備えた携帯情報端末 - Google Patents

アンテナモジュール用磁芯部材、アンテナモジュールおよびこれを備えた携帯情報端末 Download PDF

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Abstract

モジュール厚を大きくすることなく通信距離の向上を図ることができるアンテナモジュール用磁芯部材、アンテナモジュールおよびこれを備えた携帯情報端末を提供する。ループ状のアンテナコイルが形成されたアンテナ基板(2)に対し、シート状に形成した磁芯部材(4)が積層されてなるアンテナモジュール(1)において、磁芯部材(4)として、使用周波数における複素透磁率の実部μ’及び虚部μ”で表される損失係数(tanδ=μ”/μ’)の逆数をQとしたときに、μ’×Qで表される性能指数を300以上のものを用いる。

Description

アンテナモジュール用磁芯部材、 アンテナモジュールおよびこれを備え た携帯情報端末 技術分野
本発明は、 R F I D (無線周波数識別: Radio Frequency dent i f i cat i on) 技術を用いた非接触 I Cタグ等に用いて好適なアンテナモジュール用磁 芯部材、アンテナモジュールおよびこれを備えた携帯情報端末に関する。 背景技術
従来、 R F I D技術を用いた非接触 I Cカード及び識別タグ (以下、 これらを総称して 「非接触 I Cタグ」 ともいう。 ) として、 情報を記録 した I Cチップ及び共振用のコンデンサをアンテナコイルに電気的に接 続したものが知られている。 これらは、 リーダーライタの送受信アンテ ナからアンテナコイルへ所定周波数の電波を発信することにより、 非接 触 I Cタグを活性化し、 電波のデータ通信による読出しコマンドに応じ て I Cチップに記録された情報を読み取ることにより、 又は特定周波数 の電波に対して共振するか否かにより識別又は監視するように構成され ている。 これに加えて、 非接触 I Cタグの多くは、 読み取った情報を更 新したり履歴情報などを書込み可能に構成されている。
主に、 識別タグに用いられる従来のアンテナモジュールとして、 平面 内に渦巻き状に巻回されたアンテナコイルに、 このアンテナコイルの平 面と略平行となるように磁芯部材を揷入したものがある(特許文献 1 (特 開 2 0 0 0— 4 8 1 5 2号公報) 参照) 。 このアンテナモジュールにお ける磁芯部材は、 アモルファスシー卜又は電磁鋼板といった高透磁率材 料でなり、 アンテナコイルの平面と略平行となるように磁芯部材を揷入 することによって、 アンテナコイルのインダク夕ンスを大きくし、 通信 距離の向上を図っている。
また、 特許文献 2 (特開 2 0 0 0— 1 1 3 1 42号公報) には、 平面 内で渦巻き状に卷回されたアンテナコイルに対して、 このアンテナコィ ルの平面と平行になるように平板状の磁芯部材を積層した構成のアンテ ナモジュールが開示されている。 特許文献 3 (特開 2 0 0 4— 3 0 43 7 0号公報) には、 磁芯部材として焼結フェライ トを用いる構成が開示 されている。
ところで、 近年広く普及している P D A (Personal Digital
Assistants) や携帯型電話機等の携帯情報端末は、 外出時等にも持ち歩 かれ常にュ一ザ一によつて携帯されるものである。 従って、 非接触 I C タグの機能を携帯情報端末に設けることで、 ユーザーは、 常に携帯して いる携帯情報端末の他に、 例えば非接触 I Cカードを持つ必要がなくな り、 非常に便利である。 なお、 このように非接触 I Cタグの機能を携帯 情報端末に組み込んだ技術が例えば特許文献 4 (特開 2 0 0 3 - 3 7 8 6 1号公報) に開示されているほか、 本出願人により既に提案されてい る (特願 2 0 04— 042 1 4 9 ) 。
携帯情報端末は、 小型である一方、 多機能を有する機器であるため、 小型の筐体内に高密度に金属部品が実装されている。 例えば、 使用する プリント配線基板は、 導体層が多層のものもあり、 多層プリント配線基 板には、電子部品が高密度に実装されている。また、携帯情報端末には、 電源となるバッテリパックが収納され、 このバッテリパックには、 フレ —ム等に金属部品が用いられている。
したがって、 携帯情報端末の筐体内に配設されている非接触 I Cタグ 用のアンテナモジュールは、筐体内に実装されている金属部品の影響で、 筐体内に配設される前のアンテナモジュール単体の状態に比べて通信性 能が劣化し、 例えば、 通信距離が短くなる傾向にある。
アンテナモジュールの通信距離が短くなると、 実使用時にはリーダー ライタにできるだけ近接させる必要性が生じ、 簡易かつ迅速に情報を授 受できる非接触カードシステムの利便性を損なわせる結果となりかねな レ アンテナモジュールを携帯情報端末の筐体内に収容して使用する場 合でも、 少なく とも 1 0 0 mmの通信距離が必要とされている。 これは 現在一部で実施されている鉄道自動改札用非接触 I Cカードシステムの 仕様に準拠している。 発明の開示
アンテナモジュールの通信距離を向上させるために、 従来より、 磁芯 部材として高透磁率磁性粉末が使用されている。 バインダ一中に当該磁 性粉末を混入させてシート状、 又は、 プレート状に形成したものを磁芯 部材として使用する場合には、 磁性粉末の粒子サイズを大きくすること によって磁芯部材全体の透磁率を高めることができる。
ところが、 磁性粉末の粒子サイズを大きくすると、 磁芯部材の渦電流 損失に起因するパヮ一ロスが顕著となり、 I C読出し電圧の低下および 通信距離の減少を招く。 具体的に説明すると、 高周波磁界中で磁性体を 磁化させると、 その周波数に対応する磁束の変化が生じる。 このとき、 電磁誘導の法則により、 その磁束の変化を打ち消す方向の起電力が発生 する。 発生した起電力による誘導電流は磁性体内部におけるジュール熱 に変換される。 これが渦電流損失である。
そこで、 磁芯部材の透磁率を高くしながら渦電流損失を低減するため に、従来では、磁性粉末の粒子サイズの大型化に制限を加えるとともに、 混入する磁性粉末の絶対量 (配合比) を少なくする措置をとる例がほと んどである。
しかしながら、 磁性粉末の絶対量を少なくすることは、 即ち、 必要な 磁気特性を確保するために磁芯部材が厚大化し、 これがアンテナモジュ ールのモジュール厚を大きくする原因となる。 例えば、 上述の従来の磁 芯部材の構成で通信距離 1 0 0 mmを得るのに必要なシート厚は、 磁芯 部材単体で少なくとも 1 mm超の厚さが必要であり、 これに、 アンテナ コイルを支持する基板や、 筐体内部の金属部分の影響を避けるためのシ ールド板を積層すると、 モジュール厚は更に大きくなる。
近年における携帯情報端末に対する小型化、 薄型化の要求は益々高く なっており、 大モジュールサイズあるいは高モジュール厚のアンテナモ ジュールを収納するスペースは、 もはや筐体内に残されていない。 この ように、 携帯情報端末等の小型電子機器に内蔵されるアンテナモジュ一 ルには、 通信距離の更なる向上とモジュール厚の更なる削減という相矛 盾する 2つの要求を同時に応えることが必要とされている。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、 モジュール厚を大きくすること なく通信距離の向上を図ることができるアンテナモジュ一ル用磁芯部材、 アンテナモジュールおよびこれを備えた携帯情報端末を提供することを 課題とする。
以上の課題を解決するに当たり、本発明者らは鋭意検討を重ねた結果、 使用周波数 (例えば 1 3 . 5 6 M H z ) における磁芯部材の損失係数に 着目し、 この損失係数の逆数と複素透磁率の実部との積が所定以上とな る磁芯部材を構成することにより、 モジュール厚を大きくすることなく 通信距離の向上を図れることを見出した。
すなわち本発明は、 バインダー中に磁性粉末を混入させてシート状、 又は、 プレート状に形成されてなり、 ループ状のアンテナコイルに積層 されるアンテナモジュール用磁芯部材であって、 使用周波数における磁 芯部材の複素透磁率の実部^ ' および虚部^ " で表される損失係数 ( t a n (5 = " / ) の逆数を Qとしたときに、 X Qで表される性 能指数が 3 0 0以上であることを特徴とする。
上記性能指数が 3 0 0以上の磁芯部材は、 渦電流損失に起因するアン テナモジュールのパワーロスを低減することが可能となり、 磁芯部材の 層厚を大きくすることなく、 通信距離の向上を図ることができるように なる。
本発明の原理について以下に説明する。 一般に、 高透磁率材料である 軟磁性体 (以下、 単に磁性体という。 ) に高周波磁界を印加すると、 磁 壁の移動あるいは回転磁化といつた磁化機構により、 磁性体が磁化され る。 このとき、 磁化されやすさを示す透磁率は複素透磁率で示され、 次 式 ( 1 ) で表される。
11— — \ · PL 、 1 )
ここで、 は透磁率の実部であり、 外部磁界に追従できる成分を表 す。 一方、 a " は透磁率の虚部であり、 外部磁界に追従できず、 位相が 9 0度遅れた成分を表し、 透磁率の損失項と呼ばれている。 なお、 i は 虚数単位である。
透磁率の実部と虚部との間には密接な関係があり、 透磁率の実部が大 きい材料ほど虚部も大きくなる。 磁性体に高周波磁界を印加して磁化さ せる場合、 高周波数になるほど透磁率が低下することが知られている。 磁性体の使用周波数における損失係数は、次式( 2 )で示されるように、
( 1 ) 式で示した複素透磁率 の実部 /2 ' と虚部; " とで表すことがで さる。
t Ά δ = a " / ιι ' ( 2 )
一方、 磁性体の動的磁化における高周波損失は上記損失係数と等価で あり、 次式 (3 ) で示されるように、 3つのタイプのエネルギー損失の 和として表現される。
t a n 5 = t a n <5 h + t a n (5 e + t a n d r ( 3 ) ここで、 t a n <5 hはヒステリシス損失で、 ヒステリシス曲線で示さ れる磁化変化における仕事量で、 周波数に比例して増加する。 t a n 3 eは渦電流損失で、 導電性磁性体に交流磁界を印加したときに、 磁束の 変化に対応して材料の中に渦電流が誘起されジュール熱として消費され るエネルギー損失である。 なお、 t a n <5 rは残留損失であり、 上記い ずれにも該当しない残りの損失とされている。
1 3. 5 6 MH zの高周波磁界において、 渦電流損失 ( t a η δ e ) は、 次式 (4) で示されるように導電率の影響を受け、 使用周波数に比 例して大きくなる。
t a. η δ e = e 2 · · f · σ 4
ここで、 e 2は係数、 iは透磁率、 ίは使用周波数、 σは磁性粉末の 導電率である。
以上のように、磁性体である磁芯部材の渦電流損失( t a η (5 e )は、 導電率が小さい磁性粉末、 換言すれば、 抵抗率が大きい磁性粉末を使用 することにより小さく抑えることが可能であり、 渦電流損失が小さい磁 性粉末を使用することにより、 磁芯部材の複素透磁率の損失項//" 成分 の減少をもたらし、 損失係数の低減に貢献することがわかる。
磁芯部材の好適な導電率は、使用される磁性粉末の種類や粒子サイズ、 配合比等によって異なり、 特に限定できない。 そこで本発明では、 この 導電率に代わって、 使用周波数における磁芯部材の複素透磁率の実部 ' と虚部^" とで表される損失係数 " / II ' ) の逆数を Qとした場 合、 この Qと ' との積で定義される性能指数を用いている。
性能指数が 3 0 0以上の磁芯部材を具体的に挙げると、センダス ト(F e— S i— A 1系) の磁性粉末の使用例では、 配合比 4 5 [ v o 1 %] で、 ii , = 6 0 [H/m] 、 11 " = 1 2 [H/m] 、 性能指数 3 0 0の 磁芯部材が得られ、 配合比 5 0 [ V o 1 %] で = 7 7 [H/m] 、 IX " = 1 7 [H/m] 、 性能指数 34 9の磁芯部材が得られる。
F e - S i - C r ( 1 0 w t % S i ) 系の磁性粉末の使用例では、 配 合比 5 0 [v o l %] で ' = 4 5 [H/m] 、 " = 1 . 0 [H/m] 、 性能指数 2 0 2 5の磁芯部材が得られる。 また、 これ以外の磁性粉末と して、 F e - S i系アモルファス、 フェライ 卜等が挙げられる。
磁芯部材は、 磁性粉末をバインダーに混入してシート状、 又は、 プレ 一卜状に形成することにより製造することができる。 シート状、 又は、 プレート状の形成には、 例えば射出成形が好適である。 バインダーとし ては、 ナイロン 1 2、 P P S (ポリフエ二レンサルファイ ド) 、 ポリエ チレン等の合成樹脂材料が適用できる。
また、磁芯部材としてフェライ ト粉末の焼結体を用いることができる。 用いられるフェライ ト材料は、 その回転磁気共鳴の共鳴周波数が使用周 波数よりも高周波数側にある材料組成で形成されているのが好ましい。 これにより、 使用周波数帯域におけるフェライ ト材料の自然共鳴による 影響を排除して安定した通信特性を維持することができる。
上記構成の磁芯部材を用いてアンテナモジュールを構成することによ り、 例えば携帯情報端末の筐体内に収容した状態で 1 0 0 mm以上の通 信距離を得るのに磁芯部材の厚さを 1 mm以内に抑えることができ、 ァ ンテナモジュールの薄型化が容易に図れる。 図面の簡単な説明
図 1は、 本発明の実施の形態によるアンテナモジュール 1 0の構成を 示す分解斜視図である。 図 2は、 アンテナモジュール 1 0の要部側断面図である。
図 3は、 アンテナモジュール 1 0を内蔵した携帯情報端末 1の内部の 構成を側方側から見た模式図である。
図 4は、 携帯情報端末 1の部分破断背面図である。
図 5は、 F e— 5 % S iの磁性粉末および F e— 1 0 % S i の磁性粉 末に対してそれぞれ高周波磁界を印加したときの周波数(横軸)と
" (縦軸) の関係を示す図である。
図 6は、 F eに対する S iの添加量 (横軸) と抵抗率 (縦軸) との関 係を示す図である。
図 7は、 フェライ ト材料の透磁率と臨界周波数との関係を概略的に示 す図である。
図 8は、 N i — Z n— C u系フェライ ト材料に関する N i _ Z n— F e 203の三元組成図である。
図 9は、 組成比の異なる三サンプルの N i 一 Z n— C u系フェライ ト バルクにおける透磁率 , 、 " の周波数特性を示す図である。
図 1 0は、 組成比の異なる三サンプルの N i 一 Z n _ C u系フヱライ トを積層したときの透磁率; ' 、 " の周波数特性を示す図である。
図 1 1は、 本発明の第 1実施例による複合材料製磁芯部材の各サン プルの通信距離および性能指数を示す図である。
図 1 2 Αおよび図 1 2 Βは、 本発明の第 2実施例による焼結フェライ ト製磁芯部材の製造方法を説明する工程図である。
図 1 3は、 複合材料性磁芯部材のーサンプルと積層したフェライ ト製 磁芯部材のーサンプルとの通信距離を比較する周波数特性図である。 図 1 4は、 積層したフェライ ト製磁芯部材が適用されるアンテナモジ ユール 2 0の一構成例を示す断面図である。 発明を実施するための最良の形態
以下、 本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図 1および図 2は、 本発明の実施の形態による非接触データ通信用の アンテナモジュール 1 0の構成を示す分解斜視図および側断面図である。 アンテナモジュール 1 0は、 支持体としてのベース基板 1 4と、 磁芯 部材 1 8と、 金属シールド板 1 9との積層構造を有している。 ベース基 板 1 4と磁芯部材 1 8とは両面接着シート 1 3 Aを介して積層され、 磁 芯部材 1 8と金属シールド板 1 9との間は両面接着シ一ト 1 3 Bを介し て積層されている。 なお、 図 2において両面接着シート 1 3 A, 1 3 B の図示は省略している。
ベース基板 1 4は、 例えばポリイミ ドゃポリエチレンテレフタレート ( P E T ) 、 ポリエチレンナフタレート (P E N ) 等のプラスチックフ ィルムでなる絶縁性フレキシブル基板で構成されているが、 ガラスェポ キシ等のリジッ ド性基板で構成されていてもよい。
このべ一ス基板 1 4には、 平面内でループ状に巻回されたアンテナコ ィル 1 5が搭載されている。 アンテナコイル 1 5は、 非接触 I Cタグ機 能のためのアンテナコイルで、 外部のリーダ一ライ夕 (図示略) のアン テナ部と誘導結合され通信を行う。 このアンテナコイル 1 5は、 ベース 基板 1 4の上にパターニングされた銅、 アルミニウム等の金属パターン で形成されている。
本実施の形態において、 アンテナコイル 1 5は、 平面内で巻回された ループ部分と、 後述する信号処理回路部 1 6との電気的接続用の配線部 分とからなるが、 図では、 ループ部分のみを示している。
なお、 このアンテナモジュール 1 0にリーダーライタ機能のための第 2のアンテナコイルを設けることも可能であり、 この場合は、 ベース基 板 1 4上に、例えばアンテナコイル 1 5の内周側に設けることができる。 ベース基板 1 4の磁芯部材 1 8側表面には、 信号処理回路部 1 6が搭 載されている。 この信号処理回路部 1 6は、 アンテナコイル 1 5の内方 側に配置されているとともに、 アンテナコイル 1 5と電気的に接続され ている。
信号処理回路部 1 6は 非接触データ通信に必要な信号処理回路およ び情報を格納した I Cチップ 1 6 aや同調用コンデンサ等の電気 ·電子 部品で構成されている。 信号処理回路部 1 6は、 図 1及び図 2に示した ように複数の部品群で構成されていてもよいし、 図 4に示すように、 単 一の部品 1 6 bで構成されていてもよい。なお、信号処理回路部 1 6は、 ベース基板 1 4に取り付けられる外部接続部 1 7を介して、 後述する携 帯情報端末 1のプリント配線板 1 2 (図 3 ) に接続されている。
次に、 磁芯部材 1 8は、 例えば、 合成樹脂材料やゴム等の絶縁性バイ ンダ一中に、 軟磁性粉末が混入あるいは充填されてシート状またはプレ 一ト状に形成された射出成形体で構成することができる。 軟磁性粉末と しては、 センダスト (F e— A 1 — S i系) 、 パーマロイ (F e— N i 系) 、 アモルファス (F e— S i — B系等) 、 フェライ ト (N i— Z n フェライ ト、 Mn— Z nフェライ ト等) などが適用可能であり、 目的と する通信性能や用途に応じて使い分けられる。
また、 磁芯部材 1 8は、 後に詳述するように、 フェライ ト材料の微粉 末を有機溶剤中に分散させて形成した金属ペーストをシ一ト状に塗工し た後、 有機溶媒の加熱分解を行い、 本焼成した焼結フェライ ト板で構成 することができる。
磁芯部材 1 8は、 アンテナコイル 1 5の磁芯 (コア) として機能する とともに、 ベース基板 1 4と下層の金属シールド板 1 9との間に介装さ れることによって、 アンテナコイル 1 5と金属シールド板 1 9との間の 電磁干渉を回避する。 この磁芯部材 1 8の中央部には、 ベース基板 1 4 に実装された信号処理回路部 1 6を収容するための開口 1 8 aが穿設さ れている。 また、 磁芯部材 1 8の一側方には、 ベース基板 1 4との積層 時に外部接続部 1 7のニゲ部 1 8 bが形成されている。
なお、 磁芯部材 1 8の詳細については、 後述する。
金属シールド板 1 9は、 ステンレス板や銅板、 アルミニウム板等で形 成されている。 本実施の形態のアンテナモジュール 1 0は、 後述するよ うに、 携帯情報端末 1の端末本体 2の内部所定位置に収納されるので、 金属シールド板 1 9は、 端末本体 2内部のプリント配線板 1 2上の金属 部分 (部品、 配線) との電磁干渉からアンテナコイル 1 5を保護するた めに設けられている。
また、 この金属シールド板 1 9は、 アンテナモジュール 1 0の共振周 波数 (本例では、 1 3 . 5 6 M H z ) の粗調整に用いられ、 アンテナモ ジュール 1 0単体のときと、 端末本体 2の内部に組み込んだ状態のとき とで、 アンテナモジュール 1 0の共振周波数に大きな変化を生じさせな いようにするために設けられている。
図 3および図 4は、 上述した構成のアンテナモジュ一ル 1 0が携帯情 報端末 1に組み込まれている様子を示す模式図で、 図 3は端末本体 2の 内部を側方から見た模式図、 図 4は端末本体 2の内部を背面側から見た 部分破断図である。
図示する携帯情報端末 1は、 端末本体 2と、 この端末本体 2に対して 回動可能に取り付けられたパネル部 3とを備えた携帯型電話機として構 成されている。 図 3において、 端末本体 2は合成樹脂材料製の筐体部を 構成しており、 そのパネル部 3側の表面は、 図示せずともテンキー入力 ポタン等が配置された操作面とされている。
端末本体 2の内部には、 携帯情報端末 1の機能あるいは動作を制御す る制御盤としてのプリント配線板 1 2と、 電源を供給するバッテリパッ ク 4が内蔵されている。 ここで、 バッテリパック 4は、 例えばリチウム イオン電池であり、 全体が直方形状をなし、 外筐がアルミニウム等の金 属材料で形成されている。 バッテリパック 4は、 端末本体 2の内部に設 けられたプラスチック製の仕切部材 5の内部に配置されている。
アンテナモジュール 1 0は、 端末本体 2の内部に収納されている。 特 に本実施の形態では、 バッテリパック 4を収容する仕切部材 5の直上位 置であって、 アンテナコイル 1 5が端末本体 2の背面 2 a側に対向する ように、 アンテナモジュール 1 0が収納されている。 なお、 アンテナモ ジュール 1 0の収納位置は、 上述の例に限らない。
したがって、 このアンテナモジュール 1 0を用いて外部のリーダ一ラ イタ (図示略) とデータ通信を行う際には、 携帯情報端末 1の端末本体 2の背面 2 aをリーダーライ夕のアンテナ部に近接させる。 そして、 リ —ダーライタのアンテナ部から発信された電磁波あるいは高周波磁界が アンテナモジュール 1 0のアンテナコイル 1 5内を通過することで、 ァ ンテナコイル 1 5に電磁波あるいは高周波磁界の強さに応じた誘導電流 が発生する。 この誘導電流は信号処理回路部 1 6において整流され、 I Cチップ 1 6 aに記録された情報の読出し電圧に変換される。 読み出さ れた情報は信号処理回路部 1 6において'変調され、 アンテナコイル 1 5 を介してリーダーライタのアンテナ部へ送信される。
次に、 アンテナモジュール 1 0を構成する磁芯部材 1 8の詳細につい て説明する。
磁芯部材 1 8は、 合成樹脂等の絶縁材料 (バインダー) に高透磁率材 料である軟磁性粉末 (以下、 磁性粉末という) を混入あるいは充填した 複合材料のシート状、 又は、 プレート状の射出成形体として構成するこ とができる。
用いる磁性粉末は、 例えば、 センダスト (F e— A 1 — S i系) 、 パ 一マロイ (F e— N i系) 等の結晶質合金、 アモルファス合金 (C o— F e— S i — B系等) 、 フェライ ト (N i — Z nフェライ ト、 Mn— Z nフェライ ト等)などいずれでもよく、 また、粒子形状も扁平状、 針状、 フレーク状など特に限定されない。
本発明では、 バインダー中に磁性粉末を混入してなる磁芯部材 1 8を ひとつの磁性体とみなし、 この磁性体の使用周波数 (本例では 1 3. 5 6 MH z ) における複素比透磁率 (上記 ( 1 ) 式参照) の実部 ' 及び 虚部/ X " で表される損失係数 ( t a n S = /i" /^ ' ) の逆数を Q (u ' / II " ) としたときに、 a , XQで定義される性能指数が 3 0 0以上 となるように、 当該磁芯部材 1 8が構成されている。
アンテナモジュール 1 0の通信距離を向上させるには、 磁芯部材 1 8 で発生する渦電流損失成分を抑制する必要があり、 そのために導電率の 小さい磁性粉末を選択したり、バインダーに対する配合比を調整したり、 更には粒子サイズを小さくする等、 選択操作が多元的となるが、 本発明 によれば、 完成品としての磁芯部材 1 8の上記性能指数を評価すること により、 目標とする通信距離を確保できるかどうかの基準を確立させる ことができる。
性能指数が 3 0 0以上の磁芯部材によれば、 後述の実施例に示すよう に、 アンテナモジュールの通信距離 (携帯情報端末に組み込まれた状態 における通信距離) 1 0 0 mmを確保することができる。 また、 シート 厚を大きくすることなく磁芯部材 1 8の透磁率を高めることが可能とな るので、 薄型 '軽量のアンテナモジュールを構成でき、 筐体内部への設 置スペースの低減が図れるようになる。 例えば、 通信距離 1 0 0mmを 確保するのに従来の磁芯部材では 1 mm超のシート厚を必要としていた のに対し、 本発明によれば 0. 5 mm前後のシート厚で十分とされる。 磁芯部材を構成する磁性粉末は、 例えば、 同じ F e— S i — C r系合 W
14 金でも、 組成比や使用周波数によって ' および/ " が変動する。 囟 5 は、 F e— 5 % S iの磁性粉末および F e - 1 0 % S iの磁性粉末に対 してそれぞれ高周波磁界を印加したときの周波数 (横軸) と!! , , ιι" (縦軸) の関係を示している。 両者を比較すると、 1 3. 5 6 MH zの 周波数帯域においては、 F e— 1 0 % S i の磁性粉末の方が損失 ( " ) が少ないが、 周波数が高くなると、 F e— 1 0 % S i の磁性粉末の方が 損失が高くなる傾向がわかる。
また、 磁芯部材の渦電流損失を低減するために、 その構成磁性粉末と しては、 抵抗率が高い (導電率が小さい) ものが好適である。 この抵抗 率を基準とする場合、磁性粉末の種類で決めることも勿論可能であるが、 磁性粉末の組成比で抵抗率を調整する手法も適用できる。 図 6は、 F e に対する S i の添加量(横軸) と抵抗率(縦軸) との関係を示している。 この図から明らかなように、 S iの添加量が 1 0〜 1 3 w t %で高い抵 抗率を示すことがわかる。
更に、 磁性粉末の導電率を基準とする場合には、 その粒子サイズを小 さくするのが渦電流損失低減に効果的である。 即ち、 導電率の高い磁性 粉末ほど粒子サイズを小さくする必要があり、 導電率が小さい磁性粉末 であれば粒子サイズを大きくすることができる。
一例を挙げると、 導電率が 1. 1 1 E+ 6 ( 1. 1 1 X 1 06 ) 以下 の磁性粉末は 5 0 以下の粒度分布、 導電率が 0. 9 0 9 E+ 6以下 の磁性粉末は 1 0 0 以下の粒度分布、 導電率が 0. 1 E + 6以下の 磁性粉末は 2 0 0 m以下の粒度分布とする。 また、 磁性粉末は、 粒子 形状を扁平形状にする。更に、配合比は 4 0〜 6 0 V o 1 %が好ましい。 一方、 磁芯部材 1 8は、 フェライ ト材料の微粉末を有機溶剤中に分散 させて形成した金属ペーストをシート状に成形した後、 有機溶媒の加熱 分解を行い、本焼成した焼結フェライ トシ一トで構成することができる。 また、 この焼結フェライ トシ一トを絶縁層を介して複数ラミネー卜した 積層構造体とすることもできる。
この場合も同様に、 この磁芯部材の使用周波数における複素比透磁率 の実部^ ' 及び虚部 β " で表される損失係数 ( t a n d = " / II ' ) の逆数を Q ( ' / β " ) としたときに、 X Qで定義される性能指 数が 3 0 0以上となるように、 当該磁芯部材 1 8が構成される。
一般に、 高周波磁性材料は、 初透磁率及びその限界周波数が高いこと が要求されるが、 高周波帯で安定した初透磁率の周波数特性をもつこと も重要である。 しかし、 N i — Ζ η系フェライ トのようなスピネル型フ エライ トの初透磁率の周波数特性は、 図 7に模式的に示すように、 初透 磁率 ' ) が高ければ限界周波数 (; f r ) が低く、 初透磁率が低けれ ば限界周波数が高くなるという関係があり、 それらの限界周波数は、 ス ネークの限界線と呼ばれる直線で近似される。 フェライ 卜の高周波域で の限界周波数は、 その回転磁気共鳴 (自然共鳴) の共鳴周波数によって 決まる。
従って、 1 3 . 5 6 M H zの使用周波数でアンテナモジュール 1 0を 使用する場合、 磁芯部材 1 8の自然共鳴(回転磁気共鳴) は、 当該 1 3 . 5 6 M H zの周波数帯域よりも高周波数側でないと、 この自然共鳴現象 成分の支配的因子となり、 アンテナモジュール 1 0の安定した通 信特性が得られなくなる。 このため、 磁芯部材 1 8をフェライ ト材料で 形成する場合には、 その複素透磁率でいう ' の大きさに制限があり、 これを超える材料を用いることは、 の増大により性能指数が低下す るので、 好ましくない。
フェライ ト材料は、 その構成元素の材料組成によって透磁率 ( , , a が大きく異なる。 図 8は、 N i — Z n— C u系フェライ ト材料 (バ ルク状態) に関して、 C u 0が 9 m o 1 %のときの N i 0— Z n〇一 F e 203の Ξ元系組成図である。 図 8から、 N i — Ζ η— C u系フェライ ト材料は、 N i 0の組成比が高いほど、 a , 及び/ 2 " が小さくなり、 自 然共鳴周波数をアンテナモジュール 1 0の使用周波数 (本例では 1 3. 5 6 MH z ) よりも高周波数側へ位置させることができる。 この場合、 磁性材料の X " 成分は、 渦電流損失が支配的となる。
磁芯部材 1 8を焼結フェライ 卜で形成する場合、 バルク状態のフェラ イ ト材料よりも、 粉末焼結させたシート体の方が、 及び^" が小さ くなる。図 9及び図 1 0に、図 8中の 3つの組成点におけるサンプル A, B, Cのバルク体及び粉末焼結体 (後述する 4層ラミネート体) の ' 及び の周波数特性を示す。
アンテナモジュール 1 0の使用周波数が 1 3. 5 6 MH zである場合、 磁芯部材 1 8として好適な N i 一 Z n— C u系フェライ ト材料は、 F e 2 03を 47. 0〜4 9. 8 m o 1 %、 N i 0を 1 6. 0〜 3 3. 0 m o 1 %、 Z n Oを 1 1. 0〜 2 5. 0mo l %、 C u Oを 7. 0〜 1 2. 0 mo 1 %含むバルク状フェライ トの粉末焼結体とする (図 8において二 点鎖線で示す四角形の範囲) 。 この組成範囲で、 性能指数 3 0 0以上の 磁芯部材 1 8を得ることができる。
ここで、 F e 23が 4 9. 8 m o 1 %を超えると , が低下し、 4 7. O rno 1 %を下回るとキュリー点 (T c :磁気変態点) が低下し、 使用 環境に制限が生じる。 N i C^ 3 3. 0010 1 %を超ぇると , が低下 し、 1 6. 0 mo l %を下回ると (自然共鳴による影響) が増大し 安定した通信特性が得られなくなる。
また、 N i — Z n— C u系フェライ トに、 C o Oを 0. 1〜; L . 0 w t %含有させることにより温度特性を安定化でき、 アンテナモジュール 1 0の使用環境の温度変化に対する通信特性の変動を抑えることができ る。 (実施例 1 )
磁性粉末の種類またはその配合比が異なる複合材料製の磁芯部材のサ ンプルを複数用意して図 1に示した構成のアンテナモジュール 1 0を作 製し、 それらに高周波磁界 ( 1 3. 5 6 MH z ) を印加したときの H ' , !1 " を基に、 損失係数の逆数 Qおよび性能指数 (Q X ' ) を算出し、 通信距離 (携帯情報端末に組み込まれた状態における通信距離) を評価 した。 バインダーは、 「ナイロン 1 2」 (商品名) を用いた。 実験の結 果を図 1 1および表 1に示す。
サンプル- 1 サンプル- 2 サンプル- 3 サンプル- 4 サンプル- 5 サンプル- 6 サンプル- 7
Fe-Si-AI Fe-Si-Cr Fe-Si-AI Fe-Si-AI Fe-Si-Cr アモルファス フェライ卜
M'(H/m) 30 50 60 77 45 50 50 磁
芯 "(H/m) 5 9 12 17 1 1 0.3 材
特 Q 6 5.6 5 4.5 45 50 166.7 性
180 278 300 349 2025 2500 8333 ァ 通信距離 (mm) 92.6 98.2 103.5 104.5 114.2 115 120 ンコイレインダクタンス
ァ 3.6 4.3 4.5 4.4 4.3 4.3 4.3 ナ
コイル抵抗 (Ω)
特 12.7 14.6 15.8 15.8 10.1 10 8.5 性
コイル Q 24 25 24 24 36 37 43 粒子サイズ D50
(麵 30 30 50 80 30 80 300 磁
性 配合比 (vol o/o) 40 50 45 50 50 50 50 粉
特 導電率 (s/m) Ί.25Χ106 1.43X106 1.25X106 Ί.25Χ106 0.91 XI 06 0.71X106 0.05 性
抵抗率 (Ω·ηι) 80ΧΊ 0"8 70X10"8 80X10"8 80X10-8 110X1CT8 140X10'8 20
なお、 図 1 1において、 各サンプルの棒グラフの高さは通信距離を示 し、 折れ線は性能指数を示している。 また、 表 1において 「Qcoil」 は アンテナコイルの Q値であり、 損失係数の逆数としての Qとは区別され るものである。
ここで、 各サンプルに用いられる磁性粉末について以下簡単に説明す る。
サンプル 1 , サンプル 3およびサンプル 4は、 それぞれ同一組成の F e— S i — A 1系磁性粉末 ( 8 5 F e— 9. 5 S i - 5. 5 A 1 (w t %) ) が用いられているが、 その配合比のみが異なり、 サンプル 1は 4 0 V o 1 %、 サンプル 2は 4 5 v o 1 %、 サンプル 3は 5 0 v o 1 %で ある。
サンプル 2およびサンプル 5はともに F e— S i — C r系磁性粉末で あるが、 S iの含有量が異なり、 サンプル 2は 5 w t %、 サンプル 5は 1 0 w t %である。
サンプル 6のアモルファス磁性粉は、 7 0 C o— 5 F e— 1 0 S i — 1 5 B (組成比は w t %) 合金でなるアモルファス磁性粉である。
サンプル 7のフェライ ト磁性粉は、 F e 203 4 9. 3 (m o l %) 、 N i O 2 8. 9 (mo l %)、 Z n O 1 2. 6 (mo l %)、 C u O 9. 2 (mo 1 ) である。
表 1および図 7から明らかなように、 通信距離と性能指数はほぼ比例 関係にあり、 性能指数が高いほど通信距離が大きくなる。 特に、 性能指 数 3 0 0以上で通信距離 1 0 0 mm以上を確保することができる。また、 サンプル 1, 3, 4の結果から、 磁性粉末の配合比を大きくするほど高 い性能指数が得られ、 配合比 4 5 %以上で性能指数 3 0 0以上が得られ ることがわかる。
(実施例 2) N i一 Z n— Cu系フェライ トの材料組成の異なる焼結フェライ ト製 の磁芯部材のサンプルを複数用意して図 1に示したアンテナモジュール 1 0を作製し、 それらに高周波磁界 (1 3. 56MHz) を印加したと きの^, , u" を基に損失係数の逆数 Q及び性能指数 (Q X ' ) を算 出し、 通信距離 (携帯情報端末に組み込まれた状態における通信距離) を評価した。 実験の結果を表 2に示す。
サンプル A サンプル B サンプル C サンプル- 5
フェライ卜 フェライ卜 フェライ卜 Fe-Si-Cr
磁 H, 65 42 20 45
材 17 0.3 0.1 1
性 250 5800 4000 2025
ン 通信距離 (mm) 105.6 122.0 114.5 114.2
丁 コイルインダク夕ンス
ナ L("H) 4.5 4.3 3.5 4.3
性 コイル抵抗 (Ω) 10.7 8,0 6.3 10.1
) ( 2 1 2 サンプル A〜Cは、 図 8に示した N i 一 Z n— C u系フェライ ト材料 の組成図の中の 3点 (48 F e 203— 1 5 N i 〇一 2 8 Z n O— 9 C u O (サンプル A) 、 48 F e 203— 2 2 N i O— 2 1 Z n O— 9 C u O (サンプル B)、 4 8 F e 203- 3 I N i O— 1 2 Z n O- 9 C u O (サ ンプル C) ) とした。
サンプル A〜Cは、 図 1 2 Aに示す工程を経て作製した。 即ち、 各サ ンプル毎に構成材料の秤量を行い、 これらを混合 ·微粉砕、 有機溶剤中 に分散させてペースト状にし、 脱泡処理の後、 P ET (ポリエチレンテ レフ夕レート)フィルム上への塗布によりシート状に成形した。その後、 加熱乾燥処理によりペースト中の溶剤成分を分解除去し、 P E Tフィル ムの定寸切断、 磁芯部材の外形形状に成形後、 焼成した。 次に、 作製し たフェライ ト焼結シートから P ETフィルムを剥離除去し、 ホッ トメル ト樹脂を介して厚さ 0. 1 5 mmの焼結シ一トを 3層又は 4層ラミネ一 トし表面を P E T又は P P Sで被覆した後、 図 1 2 Bに示す大きさに成 形して完成させた。
表 2に示したように、 サンプル Aに関しては、 は大きいものの " も大きく、 性能指数は 2 5 0と小さい。 これは使用周波数 ( 1 3. 5 6 MH z ) が当該フェライ ト磁性粉の限界周波数に接近し、 自然共鳴の 影響により損失係数 ( ' / li " ) が増大したものと推察される。 実験 結果では、 通信距離 1 0 0mmを超えてはいるものの、 安定した通信特 性は得られなかった。
一方、 サンプル B, Cに関しては、 性能指数が非常に大きく通信距離 も大きい。 表 2で比較して示す上記実施例 1のサンプル 5と比較して、 H ' は小さいが、 " もそれ以上に小さい。 このことから、 複合材料製 の磁芯部材よりも、 焼結フェライ ト製の磁芯部材の方が渦電流損失を小 さくできることがわかる。 これは、 アンテナ特性のコイル抵抗を見ても 明らかである。 図 1 3に、 サンプル Bと上記サンプル 5との通信距離を 比較するアンテナ共振周波数特性を示す。 全周波数領域にわたってサン プル 5 (複合材料) よりもサンプル B (焼結フェライ ト) の方が通信距 離が大きいことがわかる。
以上、 本発明の実施の形態について説明したが、 勿論、 本発明はこれ に限定されることなく、 本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可 能である。
例えば以上の実施の形態では、 ベース基板 1 4上にアンテナコイル 1 5とともに信号処理回路部 1 6を搭載したアンテナモジュール 1 0の構 成例について説明したが、 信号処理回路部 1 6は別基板 (例えば携帯情 報端末 1のプリント配線基板 1 2 ) に搭載し、 ベース基板 1 4上にはァ ンテナコイル 1 5のみ搭載する場合にも、 本発明は適用可能である。 また、 磁芯部材に焼結フェライ トを用いる場合、 アンテナモジュール を図 1 4に示すように構成してもよい。 図示するアンテナモジュール 2 0では、 アンテナコイル (及び信号処理回路部) を搭載したベース基板 1 4に焼結フェライ ト製の磁芯部材 1 8を積層後、 全体を合成樹脂材料 でモールドし、 その封止層 2 1の非通信面 (図 1 4において下面側) に 金属シールド板 1 9を貼着している。 この構成により、 割れ易く取り扱 い性の悪い焼結フェライ トを容易に磁芯部材として適用することができ る。 産業上の利用可能性
以上述べたように、 本発明の磁芯部材によれば、 磁芯部材の層厚を大 きくすることなく通信距離の向上を図ることが可能となるので、 アンテ ナモジュールの薄型化および軽量化を図ることができる。 これにより、 携帯情報端末等の筐体内部に対して僅かな設置スペースでアンテナモジ ユールを内装することが可能となるとともに、 筐体内に設置されたアン テナモジュールの通信性能の劣化を抑制し、 所期の通信距離を確保する ことができる。

Claims

請 求 の 範 囲
1. アンテナコイルに積層されるアンテナモジュール用磁芯部材であ つて、
使用周波数における複素透磁率の実部^ ' および虚部//" で表される 損失係数 ( t a n 5 = " ノ; ' ) の逆数を Qとしたときに、
H ' XQで表される性能指数が 3 0 0以上である
ことを特徴とするアンテナモジュール用磁芯部材。
2. 当該磁芯部材は、 バインダー中に軟磁性粉末を混入させた複合磁 性材料でなる
ことを特徴とする請求項 1に記載のアンテナモジュール用磁芯部材。
3. 前記軟磁性粉末は、 F e系の結晶質又は非晶質合金材料である ことを特徴とする請求項 2に記載のアンテナモジュール用磁芯部材。
4. 当該磁芯部材は、 フェライ ト材料でなる
ことを特徴とする請求項 1に記載のアンテナモジュール用磁芯部材。
5. 前記フェライ ト材料は、 その回転磁気共鳴の共鳴周波数が使用周 波数よりも高周波数側にある材料組成で形成されている
ことを特徴とする請求項 4に記載のアンテナモジュール用磁芯部材。
6. 前記フェライ ト材料は、 F e 23を 4 7. 0〜4 9. 8mo l %、 N i Oを 1 6. 0〜 3 3. 0 mo l %、 Z n Oを 1 1. 0〜 2 5. 0 m o l %、 C u〇を 7. 0〜 1 2. 0 mo 1 %含むバルク状フェライ トの 粉末焼結体である
ことを特徴とする請求項 5に記載のアンテナモジュール用磁芯部材。
7. 前記バルク状フェライ トは、 ( 0〇を 0. 1〜 1. 0 w t %含ん でいる
ことを特徴とする請求項 6に記載のアンテナモジュール用磁芯部材。
8. 前記使用周波数は、 1 3. 5 6 MH zである
ことを特徴とする請求項 1に記載のアンテナモジュール用磁芯部材。
9. アンテナコイルが形成された支持体に対して磁芯部材が積層され てなるアンテナモジュールにおいて、
前記磁芯部材は、
使用周波数における複素透磁率の実部 / ' および虚部^" で表される 損失係数 ( t a n δ = μ," / n ' ) の逆数を Qとしたときに、
H ' X Qで表される性能指数が 3 0 0以上である
ことを特徴とするアンテナモジュール。
1 0. 前記磁芯部材の、 前記支持体に面する側とは反対側の面に、 金 属製のシールド板が積層されている
ことを特徴とする請求項 9に記載のアンテナモジュール。
1 1. 前記支持体上には、 前記アンテナコイルの内周側領域に、 前記 アンテナコイルに電気的に接続された信号処理回路部が搭載されている ことを特徴とする請求項 9に記載のアンテナモジュール。
1 2. 前記信号処理回路部は、 前記支持体の磁芯部材側の面に搭載さ れており、 前記磁芯部材には、 前記信号処理回路部を収容するための開 口が設けられている
ことを特徴とする請求項 1 1に記載のアンテナモジュール。
1 3. 前記磁芯部材は、 焼結フェライ トでなり、 合成樹脂材料でモ一 ルドさている
ことを特徴とする請求項 9に記載のアンテナモジュール。
1 4. アンテナコイルを支持する支持体と、 前記アンテナコイルに電 気的に接続され前記アンテナコイルの内周側に配置された信号処理回路 部と、 前記支持体に積層された磁芯部材と、 前記磁芯部材に積層された 金属製のシールド板とが、 筐体内部に組み込まれている携帯情報端末で あって、
前記磁芯部材は、
使用周波数における複素透磁率の実部 ' および虚部 2 " で表される 損失係数 ( t a n 3 = " /^, ) の逆数を Qとしたときに、
11 ' XQで表される性能指数が 3 0 0以上である
ことを特徴とする携帯情報端末。
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