JP6155362B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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Description
第1主面及び前記第1主面の裏面である第2主面と外縁を有する導体板であって、前記外縁又は前記外縁を含むエッジからなる閉路である閉ループエッジと前記閉ループエッジから分離された開口部とを備える導体板と、
前記導体板の前記第2主面と直交する方向に沿って見た場合に前記閉ループエッジの外側から前記開口部の内側まで延びるように設けられた磁性体と、
コイルとを備えるアンテナ装置であって、
前記コイルは、前記導体板の前記第2主面と直交する方向に沿って見た場合に前記コイルによって囲まれた領域と前記導体板の前記閉ループエッジの外部とが少なくとも部分的に重複するように且つ前記コイルによって囲まれた領域と前記導体板の前記開口部とが重複しないように配置されている
アンテナ装置を提供する。
前記導体板には、前記外縁から前記開口部に向かって凹んだ凹部が形成されており、
前記凹部を構成する縁は前記外縁と共に前記閉ループエッジを構成しており、
前記コイルは、前記導体板の前記第2主面と直交する方向に沿って見た場合に、前記凹部内の領域と前記コイルによって囲まれた領域とが少なくとも部分的に重複するように配置されている
アンテナ装置を提供する。
前記導体板には、前記外縁に対してスリットで連結された付加的な開口部が形成されており、
前記スリットの両縁及び前記付加的な開口部を構成する縁は前記外縁と共に前記閉ループエッジを構成しており、
前記コイルは、前記導体板の前記第2主面と直交する方向に沿って見た場合に、前記付加的な開口部内の領域と前記コイルによって囲まれた領域とが少なくとも部分的に重複するように配置されている
アンテナ装置を提供する。
前記コイルは、前記導体板の前記第2主面と直交する方向に沿って見た場合に、前記導体板と重複しないように配置されている
アンテナ装置を提供する。
前記コイルは、少なくとも部分的に前記導体板の前記第2主面と前記磁性体との間に挟まれている
アンテナ装置を提供する。
前記アンテナ装置は、付加的な導体板を更に備えており、
前記導体板と前記付加的な導体板は、前記導体板の前記第2主面と直交する方向に沿って見た場合に、窓又はギャップを構成するように配置されており、
前記コイルは、前記導体板の前記第2主面と直交する方向に沿って見た場合に、前記窓又はギャップと前記コイルによって囲まれた領域とが少なくとも部分的に重複するように配置されている
アンテナ装置を提供する。
前記導体板の前記第2主面と直交する方向に沿って見た場合に、前記磁性体は、前記コイルによって囲まれた領域と部分的に重複している
アンテナ装置を提供する。
前記磁性体は、前記コイルによって囲まれた領域及び前記導体板の前記開口部の少なくとも一方又は両方の内部まで延びている又は内部を貫いている
アンテナ装置を提供する。
第1主面及び前記第1主面の裏面である第2主面と外縁を有する導体板であって、前記外縁又は前記外縁を含むエッジからなる閉路である閉ループエッジと前記閉ループエッジから分離された開口部とを備える導体板と、
コイルと、
前記コイルによって囲まれた領域を通り且つ前記導体板の前記第2主面と直交する方向に沿って見た場合に前記閉ループエッジの外側から前記開口部の内側まで延びるように設けられた磁性体と
を備える
アンテナ装置を提供する。
前記コイルは、前記第2主面と直交する面内における断面が角張ったJ字状となるように平面コイルを折り曲げて形成されたものである
アンテナ装置を提供する。
前記コイルは、前記磁性体を磁心として巻かれたバーアンテナを構成している
アンテナ装置を提供する。
前記アンテナ装置は、相手側となる送信コイルと通信するものであり、
前記送信コイルは前記第1主面側に配置され、前記コイルは前記第2主面側に配置されている
アンテナ装置を提供する。
前記アンテナ装置は、シールド板を更に備えており、
前記磁性体は、少なくとも部分的に、前記導体板の前記第2主面と前記シールド板との間に位置している
アンテナ装置を提供する。
上述した実施の形態において、磁性体60は閉磁路を構成する閉ループ状の断面を有するものであったが、図5及び図6に示される第1変形例のように、アンテナ装置10aは、角張ったU字状の断面を有する磁性体60a(即ち、それ自体では閉磁路を構成しない磁性体60a)を備えていても良い。
図7及び図8に示される第2変形例のように、アンテナ装置10bは、平板状の磁性体60bを備えていても良い。図示された磁性体60bは、上述した実施の形態による磁性体60の下部64と同様の配置をとるものである。即ち、磁性体60bは、第2主面24と直交する方向に沿って見た場合に、凹部32内(即ち、閉ループエッジ30の外側)から開口部40の内側まで延びている。また、磁性体60bは、第2主面24と直交する方向に沿って見た場合に、コイル80によって囲まれた領域全体と磁性体60bの一部が重複するように配置されている。磁性体60bは、第2主面24と直交する方向に沿って見た場合に、コイル80によって囲まれた領域と部分的に重複するように配置されていても良い。
図9及び図10に示される第3変形例のように、アンテナ装置10cは、更に異なる形状の磁性体60cを備えていてもよい。図示された磁性体60cは、平板状の下部64cと、下部64cから開口部40内を貫通するように延びる第1柱部70cと、第1柱部70cの上端から開口部40の縁の上方を超えるように張り出した第1張出部74と、下部64からコイル80によって囲まれた領域内を貫通して凹部32内まで延びる第2柱部72cと、第2柱部72cの上端からコイル80の上方に張り出した第2張出部76とを備えている。
上述した実施の形態において、磁性体60は、コイル80の底面側すべてを覆う形状ではなかったため、底面側からコイル80を確認することができたが、本発明はこれに限定されるわけではない。例えば、図11に示される第4変形例のように、アンテナ装置10dの磁性体60dは、コイル80の底面側のすべてを覆うように面積を拡張された下部64dを有していても良い。この場合、コイル80は、磁性体60dの下部64dに隠れることとなるので、底面側から視認することはできない。
上述した第4変形例においては、単一部材たる磁性体60dの下部64dにより、コイル80の底面側のすべてを覆うこととしていたが、図12に示される第5変形例のように、アンテナ装置10eは、磁性体60と、付加的な磁性体78との2つの部材を有していても良い。磁性体60は、上述した実施の形態によるものと同一形状を有している。付加的な磁性体78は、磁性体60の下部64に近接して設けられ、コイル80の底面側のほぼすべてを覆っている。これにより、磁性体60と付加的な磁性体78の間のわずかな隙間を除き、コイル80を底面側から確認することができなくなっている。
図13及び図14に示される第6変形例のように、アンテナ装置10fは、導体板20、磁性体60及びコイル80に加えて、シールド板90を更に備えていても良い。本変形例によるシールド板90は、磁性体60の下部64の下方に配置されている。即ち、磁性体60の下部64は、導体板20の第2主面24とシールド板90との間に位置している。具体的には、シールド板90は、導体板20の第2主面24と直交する方向に沿って見た場合に、磁性体60の下部64とほぼ同一のサイズを有しており、従って、下部64は、シールド板90により完全に覆われており、視認することができない。シールド板90は、例えば、より大きなサイズを有していてもよい。また、図15に示される第7変形例によるアンテナ装置10gのように、シールド板90gにはスリット92が設けられていてもよいし、スリット92の幅をより大きなものとしてシールド板90gを角張ったC字状に構成することとしても良い。また、図16に示される第8変形例によるアンテナ装置10hのように、シールド板90hを2枚(複数)の導体板で構成し、それらの間にギャップ94を設けるように配することとしても良い。シールド板90,90g,90hに対してスリット92を設けたり、ギャップ94を設けたりすることとすると、コイル80や導体板20の開口部40で構成されるショートループとシールド板90,90g,90hに発生する渦電流との干渉を減らすことができる。
上述した実施の形態においては、導体板20の外縁26に凹部32が設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではない。
上述した実施の形態においては、コイル80によって囲まれた領域が閉ループエッジ30と交差するようにコイル80が設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図19に示される第11変形例のように、第2主面24と直交する方向に沿って見た場合に、コイル80が導体板20と重複しないように配置されていても良い。即ち、コイル80によって囲まれた領域全体が閉ループエッジ30の外側に位置するように、コイル80を配置することとしても良い。但し、コイル80はできるだけ閉ループエッジ30に近い位置に位置していることが好ましい。
上述した実施の形態においては、導体板20が一枚であったが、本発明はこれに限定されるものではない。
上述した実施の形態において、コイル80は、導体板20の第2主面24と直交する方向に沿って見た場合にコイル80によって囲まれた領域と閉ループエッジ30の外部とが少なくとも部分的に重複するように配置されていたが、この点について、例えば、以下に示す第14変形例又は第15変形例によるアンテナ装置のように変更しても良い。
20,20i,20j,20′ 導体板
22 第1主面
24 第2主面
26,26i,26j 外縁
30,30i,30j 閉ループエッジ
32 凹部
34 付加的な開口部
36 スリット
40 開口部
50,50k 付加的な導体板
52 ギャップ
54 窓
60,60a,60b,60c,60d,60l,60m 磁性体
62,62l,62m 上部
64,64b,64c,64d,64l,64m 下部
66,66l,66m 貫通部
68,68l,68m 連結部
70,70c 第1柱部
72,72c 第2柱部
74 第1張出部
76 第2張出部
78 付加的な磁性体
80,80l,80m コイル
90,90g,90h シールド板
92 スリット
94 ギャップ
100 送信コイル
Claims (5)
- 第1主面及び前記第1主面の裏面である第2主面と外縁を有する導体板であって、前記外縁又は前記外縁を含むエッジからなる閉路である閉ループエッジと前記閉ループエッジから分離された開口部とを備える導体板と、
コイルと、
前記コイルによって囲まれた領域を通り且つ前記導体板の前記第2主面と直交する方向に沿って見た場合に前記閉ループエッジの外側から前記開口部の内側まで延びるように設けられた磁性体と
を備える
アンテナ装置であって、
前記磁性体は、前記第1主面の上方に位置する上部と、前記第2主面の下方に位置する下部と、前記開口部を貫通し且つ前記上部と前記下部とを前記開口部内において接続する貫通部とを有している
アンテナ装置。
- 請求項1記載のアンテナ装置であって、
前記コイルは、前記第2主面と直交する面内における断面が角張ったJ字状となるように平面コイルを折り曲げて形成されたものである
アンテナ装置。 - 請求項1記載のアンテナ装置であって、
前記コイルは、前記磁性体を磁心として巻かれたバーアンテナを構成している
アンテナ装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のアンテナ装置であって、
前記アンテナ装置は、相手側となる送信コイルと通信するものであり、
前記送信コイルは前記第1主面側に配置され、前記コイルは前記第2主面側に配置されている
アンテナ装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のアンテナ装置であって、
前記アンテナ装置は、シールド板を更に備えており、
前記磁性体は、少なくとも部分的に、前記導体板の前記第2主面と前記シールド板との間に位置している
アンテナ装置。
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