WO2004018218A1 - 印刷装置、プログラム、及び、印刷方法 - Google Patents

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Abstract

印刷開始位置を適切な位置にするとともに、印刷時間を短縮させる。印刷開始位置から走査方向に沿ってドット列を形成し、被印刷体に印刷を行う印刷装置であって、前記走査方向における前記被印刷体の端部を検出可能なセンサを備え、他の被印刷体の端部の検出結果を記憶し、前記被印刷体を印刷するとき、記憶された前記検出結果を読み出して、その検出結果に基づいて前記印刷開始位置を決定する。

Description

明 細 書
印刷装置、 プログラム、 及び、 印刷方法 技術分野
本発明は、 紙などの被印刷体に印刷を行う 印刷装置、 印刷方法 に関する。 また、 本発明は、 このよ う な印刷装置を制御するプロ グラムに関する。 背景技術
紙、 布、 フ ィ ルム等の各種の被印刷体に画像を印刷する印刷装 置と して、 インクを断続的に吐出して印刷を行うイ ンクジエ ツ ト プリ ンタが知られている。 このよ う なイ ンクジエツ トプリ ンタで は、 紙を搬送方向に移動させて位置決めする工程と、 走査方向に ノ ズルを移動させなが らイ ンク を吐出する工程と を交互に繰り 返し、 印刷を行っている。
このよ う なイ ンク ジエ ツ トプリ ンタでは、 紙の側端をガイ ドに 案内させながら、 紙を搬送方向に移動させている。 しかし、 ガイ ドが設けられる位置は、 製造誤差のため、 プリ ンタ毎に個体差が ある。 そのため、 プリ ンタ毎に、 印刷開始位置が異なるおそれが あった。
そこで、 プリ ンタに紙幅センサを設け、 この紙幅センサの出力 結果に基づいて、 印刷開始位置を決定する こ とが提案されてい る。
この場合、 紙幅センサは、 ノズルを移動させるためのキヤ リ ツ ジに設けられているこ とがある。 そして、 プリ ンタは、 印刷を行 う前に紙幅センサによって紙の両側端を検出し、 その両側端の検 出結果に基づいて、 印刷開始位置を決定していた。
しかし、 このよ う な方法では、 印刷を行う前にキャ リ ッジを走 査方向に移動させ、 紙の両側端を検出する必要がある。 つま り 、 印刷を行 う 前に、 キヤ リ ッジを移動させる動作が必要と なるの で、 印刷時間が長く なって しまっていた。
本発明は、 印刷開始位置を適切な位置にする と と もに、 印刷時 間を短縮させるこ とを目的とする。 発明の開示
主たる発明は、 印刷開始位置から走査方向に沿って ドッ ト列を 形成し、 被印刷体に印刷を行う印刷装置であって、 前記走査方向 における前記被印刷体の端部を検出可能なセンサを備え、 前記印 刷開始位置は、 他の前記被印刷体の前記端部の検出結果に基づい て、 決定されるこ とを特徴とする。
本発明の他の特徴については、 本明細書及び添付図面の記載に よ り 明 らかにする。 図面の簡単な説明
図 1 は、 本実施形態のインクジエ ツ トプリ ンタの全体構成の説明 図である。
図 2は、 本実施形態のイ ンク ジヱ ッ トプリ ンタのキヤ リ ッジ周辺 の概略図である。
図 3 は、 本実施形態のイ ンク ジヱッ トプリ ンタの搬送ュニッ ト周 辺の説明図である。
図 4は、 本実施形態のインク ジヱ ッ トプリ ンタの搬送ュニッ ト周 辺の斜視図である。
図 5 は、 リ ニア式エンコーダの構成の説明図である。
図 6 Aは、 C Rモータ 4 2が正転している と きにおける出力信号 の波形のタイ ミ ングチャー トである。 .
図 6 Bは、 C Rモータ 4 2 が反転している ときにおける出力信号 の波形のタイ ミ ングチヤ一トである。
図 7は、 ノ ズルの配列を示す説明図である。 図 8 は、 紙幅セ ンサの説明図である。
図 9 は、 紙幅センサが走査方向に沿つて複数箇所で計測を してい るこ と を示す説明図である。
図 1 0は、 プリ ンタ全体とガイ ドュ-ッ トの斜視図である。
図 1 1 は、 印刷開始位置について説明するための図である。
図 1 2 Aは、 印刷領域が紙 Sの右側に片寄ったと きの説明図であ る。
図 1 2 Bは、 印刷領域が紙 Sの左側に片寄ったときの説明図であ る。
図 1 3 は、 キャ リ ブレーシ ョ ン動作のフロー図である。
図 1 4 は、 印刷動作のフロー図である。
図 1 5 は、 コンピュータシステムの外観構成を示した説明図であ る。
図 1 6 は、 図 1 5 に示したコ ン ピュータシステムの構成を示すブ ロ ック図である。
図 1 7 は、 ユーザーイ ンターフ ェースを示す説明図である。
図 1 8 は、 印刷データのフォーマツ トの説明図である。
図面に用いた主な符号の凡例を以下に示す。
1 0 紙搬送ユニッ ト、 1 1 A 紙揷入口、 1 1 B ロール紙揷 入口、 1 3 給紙ローラ、 1 4 プラテン、 1 5 紙送り モータ ( P Fモータ) 、 1 6 紙送り モータ ドライ ノく ( P Fモータ ドラ ィパ) 、 1 7 A 紙送り ローラ、 1 7 B 排紙ローラ、 1 8 A、 1 8 B フ リ ーローラ、 2 0 イ ンク吐出ユニッ ト、 2 1 へッ ド 、 2 2 ヘ ッ ド ドライ ノ 、 3 0 ク リ ーニングユ ニ ッ ト 、 3 1 ポンプ装置、 3 2 ポンプモータ、 3 3 ポンプモータ ドラ イ ノ 、 3 5 キヤ ッビング装置、 4 0 キャ リ ッジユニッ ト、 4 1 キャ リ ッジ、 4 2 キャ リ ッジモータ ( C Rモータ) 、 4 3 キャ リ ッジモータ ドライ ノ ( C Rモータ ドライバ) 、 4 4 プー リ 、 4 5 タイ ミ ングベル ト、 4 6 ガイ ドレール、 5 0 計測 4
器群、 5 1 リ エァ式エンコーダ、 5 1 1 リ ニアスケール、 5 1 2 検出部、 5 1 2 A 発光ダイオー ド、 5 1 2 B コ リ メ一 タ レンズ、 5 1 2 C 検出処理部、 5 1 2 D フォ トダイオー ド、 5 1 2 Ε 信号処理回路、 5 1 2 F コ ンノ レータ、 5 2 ロー タ リー式エンコーダ、 5 3 紙検出センサ、 5 4 紙幅センサ、 6 0 制御ユニッ ト、 6 1 C P U、 6 2 タイマ、 6 3 イ ン ターフェース部、 6 4 A S I C、 6 5 メ モ リ 、 6 6 D C コ ン ト ローラ、 6 7 ホス ト コンピュータ 8 0 ガイ ドュニッ ト、 8 1 固定ガイ ド、 8 2 可動ガイ ド、 発明を実施するための最良の形態
本明細書および添付図面の記載によ り 少なく と も、 以下の事 項が明 らかとなる。
印刷開始位置から走査方向に沿って ドッ ト列を形成し、 被印刷 体に印刷を行う 印刷装置であって、 前記走査方向における前記被 印刷体の端部を検出可能なセンサを備え、 前記印刷開始位置は、 他の前記被印刷体の前記端部の検出結果に基づいて、 決定される こ と を特徴とする印刷装置。 このよ う な印刷装置によれば、 印刷 開始位置を適切な位置にすると と もに、 印刷時間を短縮させる こ とができる。
かかる印刷装置であって、 前記他の被印刷体の前記端部の検出 結果を記憶し、 前記被印刷体を印刷する とき、 記憶された前記検 出結果を読み出して、 その検出結果に基づいて前記印刷開始位置 を決定するこ とが望ま しい。 このよ う な印刷装置によれば、 記憶 された情報に基づいて印刷開始位置を決定しているので、 印刷を 行うたぴに端部を検出する必要がなく 、 印刷時間を短縮させるこ とができ る。
かかる印刷装置であって、 前記センサは、 前記走查方向に移動 可能なキャ リ ッジに設けられているこ とが望ま しい。 また、 前記 センサが前記他の被印刷体の前記端部を検出 したと きの前記キ ャ リ ツジの位置に関する情報に基づいて、 前記印刷開始位置を決 定する こ とが好ま しい。 また、 前記キャ リ ッジの位置は、 ェンコ ーダを用いて検出するこ とが好ま しい。 このよ う な印刷装置によ れば、 キャ リ ッジの位置に基づいて、 被印刷体の端部の位置を検 出する こ とができる。 '
かかる印刷装置であって、 前記センサが前記他の被印刷体の前 記端部を検出 したと きの前記キヤ リ ッ ジの位置に関する情報を 記憶し、 前記被印刷体を印刷する と き、 記憶された前記キヤ リ ッ ジの位置に関する情報を読み出 し、 読み出された前記キヤ リ ッジ の位置に関する情報に基づいて、 前記印刷開始位置を決定するこ とが望ま しい。 このよ う な印刷装置によれば、 記憶されたキヤ リ ッジの位置に基づいて印刷開始位置を決定しているので、 印刷を 行う たびに端部の位置を検出する必要がなく 、 印刷時間を短縮さ せる こ とができる。
かかる印刷装置であって、 前記被印刷体の端部と前記印刷開始 位置との相対的な位置関係に関する情報を取得し、 この情報と前 記端部の検出結果とに基づいて、 前記印刷開始位置を決定する こ とが望ま しい。 また、 前記被印刷体の端部と前記印刷開始位置と の相対的な位置関係に関する情報と は、 前記被印刷体に形成され る余白に関する情報であるこ とが好ま しい。
かかる印刷装置であって、 前記被印刷体に関する情報を取得 し、 前記被印刷体に関する情報と前記端部の検出結果と に基づい て、 前記印刷開始位置を決定するこ とが望ま しい。 また、 前記被 印刷体に関する情報とは、 前記被印刷体の幅に関する情報である こ とが好ま しい。
また、 かかる印刷装置であって、 被印刷体の全表面を対象と し て印刷を行い、 前記印刷開始位置は、 前記走査方向において、 被印刷体の端よ り 外側の位置又は端の位置である こ と が好ま し レヽ 0
このよ う な印刷装置によれば、 いわゆる縁な し印刷を行 う 際 に、 印刷開始位置を適切な位置にする と と もに、 印刷時間を短縮 させる こ とができ る。
印刷開始位置から走査方向に沿つて ドッ ト列を形成し、 被印刷 体に印刷を行う印刷装置であって、 前記走査方向における前記被 印刷体の端部を検出可能なセンサを備え、 前記センサは、 前記走 查方向に移動可能なキヤ リ ッジに設けられ、 エンコーダを用いて 前記キヤ リ ッジの位置を検出し、 前記他の被印刷体の前記端部を 検出したと きの前記キヤ リ ッジの位置に関する情報を記憶し、 前 記被印刷体の幅に関する情報又は前記被印刷体に形成される余 白に関する情報の う ちの少なく と も一方の情報を取得し、 前記被 印刷体を印刷する とき、 前記キヤ リ ッジの位置に関する情報を読 み出し、 前記被印刷体の幅に関する情報及び前記余白に関する情 報の う ちの少なく と も一方の情報と、 前記キヤ リ ッジの位置に関 する情報と、 に基づいて、 前記印刷開始位置を決定するこ とを特 徴とする印刷装置。 このよ う な印刷装置によれば、 印刷開始位置 を適切な位置にする と と もに、 印刷時間を短縮させるこ と ができ る。
また、 印刷開始位置から走查方向に沿つて ドッ ト列を形成し、 被印刷体に印刷を行う印刷装置に、 前記走査方向における前記被 印刷体の端部を検出させる機能と、 他の前記被印刷体の前記端部 の検出結果に基づいて、 前記印刷開始位置を決定する機能と、 を 実現させるこ と を特徴とするプロ グラム。 このよ う なプロ グラム によれば、 印刷開始位置を適切な位置にする と と もに、 印刷時間 を短縮させるよ う に印刷装置を制御す.るこ とができる。
また、 印刷開始位置から走査方向に沿って ドッ ト列を形成し、 被印刷体に印刷を行う印刷装置に、 前記走査方向における前記被 印刷体の端部を検出させる機能と、 他の前記被印刷体の前記端部 の検出結果に基づいて、 前記印刷開始位置を決定する機能と、 を 実現させるためのコー ドを有する、 コ ンピュータ読み取り可能な 記録媒体も実現可能である。
また、 被印刷体に印刷を行う印刷方法であって、 走査方向にお ける他の被印刷体の端部を検出するステップと、 他の被印刷体の 端部の検出結果に基づいて、 印刷開始位置を決定するステツプ と、 決定された前記印刷開始位置から走査方向に沿ってイ ンク滴 を吐出して、 前記他の被印刷体とは異なる被印刷体に印刷を行う ステップと、 を有する印刷方法。
また、 コ ンピュータ本体と印刷装置と を備え、 印刷開始位置か ら走查方向に沿って ドッ ト列を形成し、 被印刷体に印刷を行う コ ンピュータシステムであって、 前記走査方向における前記被印刷 体の端部を検出可能なセンサを備え、 前記印刷開始位置は、 他の 前記被印刷体の前記端部の検出結果に基づいて、 決定されるこ と を特徴とする コ ンピュータシステム。 このよ う なコ ンピュータ シ ステムによれば、 印刷開始位置を適切な位置にする と と もに、 印 刷時間を短縮させるこ とができる。
= = =印刷装置 (イ ンク ジエツ トプリ ンタ) の概要- = =
くイ ンク ジエ ツ トプリ ンタの構成について〉
図 1 、 図 2、 図 3および図 4を参照しつつ、 印刷装置と してィ ンク ジエ ツ トプリ ンタ を例にと って、 その概要について説明す る。 なお、 図 1 は、 本実施形態のイ ンクジェ ッ トプリ ンタの全体 構成の説明図である。 また、 図 2は、 本実施形態のイ ンクジエ ツ トプリ ンタのキャ リ ッジ周辺の概略図である。 また、 図 3 は、 本 実施形態のイ ンク ジエ ツ トプリ ンタの搬送ュニッ ト周辺の説明 図である。 また、 図 4 は、 本実施形態のイ ンクジェ ッ トプリ ンタ の搬送ュ-ッ ト周辺の斜視図である。
本実施 '形態のイ ンク ジエツ トプリ ンタは、 紙搬送ュ -ッ ト 1 0 、 イ ンク 吐出ユニッ ト 2 0 、 ク リ ーニングユニッ ト 3 0 、 キヤ リ ッジュニッ ト 4 0 、 計測器群 5 0、 および制御ュニッ ト 6 0 を 有する。
紙搬送ュ-ッ ト 1 0 は、 被印刷体である例えば紙を印刷可能な 位置に送り込み、 印刷時に所定の方向 (図 1 において紙面に垂直 な方向 (以下、 紙搬送方向という) ) に所定の移動量で紙を移動 させるためのものである。 すなわち、 紙搬送ュニッ ト 1 0 は、 紙 を搬送する搬送機構と して機能する。 紙搬送ュ-ッ ト 1 0は、 紙 挿入口 1 1 A及ぴロール紙揷入口 1 1 B と、給紙モータ (不図示) と、 給紙ローラ 1 3 と、 プラテン 1 4 と、 紙送りモータ (以下、 P F モータ とい う) 1 5 と、 紙送りモータ ドライ ノく (以下、 P F モータ ドライ ノくという) 1 6 と、 紙送り ローラ 1 7 Aと排紙ロ ー ラ 1 7 B と、 フ リ ーローラ 1 8 Aとフ リ ーローラ 1 8 B と を有す る。 ただし、 紙搬送ュニッ ト 1 0が搬送機構と して機能するため には、 必ずしも、 これらの構成要素を全て要するというわけでは ない。
紙揷入口 1 1 Aは、 被印刷体である紙を挿入する と こ ろであ る。 ロ ール紙揷入口 1 1 Bは、 ロール紙を揷入する と ころである。 給紙モータ (不図示) は、 紙揷入口 1 1 Aに揷入された紙をプリ ンタ内に搬送するモータであ り、 パルスモータで構成される。 給 紙ローラ 1 3は、 紙揷入口 1 1 に挿入された紙をプリ ンタ内に自 動的に搬送する ローラであ り、 給紙モータ 1 2 によって駆動され る。 給紙ローラ 1 3 は、 略 D形の横断面形状を有している。 給紙 ローラ 1 3 の円周部分の周囲長さは、 P F モータ 1 5 までの搬送 距離よ り も長く 設定されているので、 この円周部分を用いて被印 刷体を P F モータ 1 5 まで搬送できる。 なお、 給紙ローラ 1 3 の 回転駆動力と分離パッ ド (不図示) の摩擦抵抗と によって、 複数 の被印刷体が一度に給紙されるこ とを防いでいる。 被印刷体の搬 送のシーケンスについては、 後で詳述する。
プラテン 1 4 は、印刷中の紙 S を支持する。 P Fモータ 1 5 は、 被印刷体である例えば紙を紙搬送方向に送り 出すモータであり 、 D Cモータで構成される。 P F モータ ドライバ 1 6 は、 P F モー タ 1 5 の駆動を行う ためのものである。 紙送り ローラ 1 7 Aは、 給紙ローラ 1 3 によってプリ ンタ内に搬送された紙 S を印刷可 能な領域まで送り 出すローラであ り 、 P Fモータ 1 5 によって駆 動される。 フ リ ーローラ 1 8 Aは、 紙送り ローラ 1 7 Aと対向す る位置に設けられ、 紙 S を紙送り ローラ 1 7 A との間に挟むこ と によって紙 Sを紙送り ローラ 1 7 Aに向かって押さえる。
排紙ローラ 1 7 Bは、 印刷が終了 した紙 S をプリ ンタの外部に 排出するローラである。 排紙ローラ 1 7 Bは、 不図示の歯車によ り 、 P F モータ 1 5 によって駆動される。 フ リ ーローラ 1 8 Bは、 排紙ローラ 1 7 B と対向する位置に設けられ、 紙 S を排紙ローラ 1 7 B と の間に挟むこ と によって紙 S を排紙ロ ーラ 1 7 B に向 かって押さえる。
■ イ ンク吐出ュ-ッ ト 2 0 は、 被印刷体である例えば紙にイ ンク を吐出するためのものである。 イ ンク吐出ユニッ ト 2 0 は、 へッ ド 2 1 と、 ヘッ ド ドライバ 2 2 とを有する。 ヘッ ド 2 1 は、 イ ン ク吐出部であるノズルを複数有し、 各ノズルから断続的にィ ンク を吐出する。 ヘッ ド ドライ ノく 2 2は、 ヘッ ド 2 1 を駆動して、 へ ッ ドから断続的にィ ンク を吐出させるためのものである。
ク リ ーユングュ-ッ ト 3 0は、 へッ ド 2 1 のノ ズルの目詰ま り を防止するためのものである。 ク リー-ングュニッ ト 3 0 は、 ポ ンプ装置 3 1 と、 キヤ ッ ビング装置 3 5 と を有する。 ポンプ装置 は、 ヘッ ド 2 1 のノ ズルの 目詰ま り を防止するた.め、 ノズルから イ ンクを吸い出すものであ り 、 ポンプモータ 3 2 とポンプモータ ドライバ 3 3 とを有する。 ポンプモータ 3 2 は、 へッ ド 2 1 のノ ズルからイ ンク を吸引する。 ポンプモータ ドライ ノく 3 3 は、 ポン プモータ 3 2 を駆動する。 キヤ ッ ビング装置 3 5は、 へッ ド 2 1 のノ ズルの目詰ま り を防止するため、 印刷を行わないと き (待機 時) に、 ヘッ ド 2 1 のノズルを封止する。
キャ リ ッジユニッ ト 4 0 は、 ヘッ ド 2 1 を所定の方向 (図 1 に おいて紙面の左右方向 (以下、 走査方向とい う) ) に走査移動さ せるためのものである。 キャ リ ッジユニッ ト 4 0 は、 キャ リ ッジ 4 1 と、 キャ リ ッジモータ (以下、 C Rモータ とレヽ う) 4 2 と、 キヤ リ ッジモータ ドライ ノく (以下、 C Rモータ ドライバという) 4 3 と、 プーリ 4 4 と、 タイ ミ ングベル ト 4 5 と、 ガイ ドレール 4 6 と を有する。 キヤ リ ッジ 4 1 は、 走查方向に移動可能であつ て、 ヘッ ド 2 1 を固定している (したがって、 ヘッ ド 2 1 のノ ズ ルは、 走查方向に沿って移動しながら、 断続的にイ ンクを吐出す る) 。 また、 キャ リ ッジ 4 1 は、 イ ンクを収容するイ ンクカー ト リ ッジ 4 8を着脱可能に保持している。 C Rモータ 4 2 は、 キヤ リ ッジを走査方向に移動させるモータであり 、 D Cモータで構成 される。 C Rモータ ドライ ノく 4 3 は、 C Rモータ 4 2 を駆動する ためのものである。 プーリ 4 4は、 C Rモータ 4 2 の回転軸に取 付けられている。 タイ ミ ングベル ト 4 5 は、 プーリ 4 4 によって 駆動される。 ガイ ドレール 4 6 は、 キヤ リ ッジ 4 1 を走査方向に 案内する。
計測器群 5 0 には、 リ ニア式エンコーダ 5 1 と、 ロータ リ ー式 エンコーダ 5 2 と、 紙検出センサ 5 3 と、 紙幅センサ 5 4 とがあ る。 リ ニア式エンコーダ 5 1 は、 キャ リ ッジ 4 1 の位置を検出す るためのものである。 ロータ リー式エンコーダ 5 2 は、 紙送り 口 ーラ 1 7 Aの回転量を検出するためのものである。 なお、 ェンコ ーダの構成等については、 後述する。 紙検出センサ 5 3 は、 印刷 される紙の先端の位置を検出するためのものである。 この紙検出 センサ 5 3は、 給紙ローラ 1 3が紙送り ローラ 1 7 Aに向かって 紙を搬送する途中で、 紙の先端の位置を検出できる位置に設けら れている。 なお、 紙検出センサ 5 3 は、 機械的な機構によって紙 の先端を検出するメカニカルセンサである。 詳しく 言う と、 紙検 出センサ 5 3 は紙搬送方向に回転可能なレバーを有し、 この レバ —は紙の搬送経路内に突出する よ う に配置されている。 そのた め、 紙の先端がレバーに接触し、 レバーが回転させられるので、 紙検出センサ 5 3 は、 こ の レバーの動きを検出する こ と によつ て、 紙の先端の位置を検出する。 紙幅センサ 5 4 は、 キヤ リ ッジ 4 1 に取付けられている。 紙幅センサ 5 4は、 発光部 5 4 1 と受 光部 5 4 3 を有する光学センサであ り 、 紙によって反射された光 を検出するこ とによ り 、 紙幅センサ 5 4の位置における紙の有無 を検出する。 そして、 紙幅センサ 5 4は、 キャ リ ッジ 4 1 によつ て移動しながら紙の端部の位置を検出し、 紙の幅を検出する。 ま た、 紙幅センサ 5 4は、 キャ リ ッジ 4 1 の位置によって、 紙の先 端を検出できる。 紙幅センサ 5 4 は、 光学センサなので、 紙検出 センサ 5 3 よ り も位置検出の精度が高い。
制御ュニッ ト 6 0 は、 プ リ ンタ の制御を行う ためのも のであ る。 制御ュュッ ト 6.0 は、 C P U 6 1 と、 タイマ 6 2 と、 イ ンタ 一フェース部 6 3 と、 A S I C 6 4 と、 メ モリ 6 5 と、 D Cコ ン トローラ 6 6 とを有する。 C P U 6 1 は、 プリ ンタ全体の制御を 行う ためのものであ り 、 D Cコ ン ト ローラ 6 6、 P Fモータ ドラ イ ノく 1 6、 C Rモータ ドライバ 4 3、 ポンプモータ ドライ ノく 3 2 およびヘッ ド ドライ ノ 2 2 に制御指令を与える。 タイマ 6 2は、 C P U 6 1 に対して周期的に割り込み信号を発生する。 イ ンター フェース部 6 3 は、 プリ ンタの外部に設けられたホス ト コ ンピュ ータ 6 7 との間でデータの送受信を行う。 A S I C 6 4 は、 ホス ト コ ンピュータ 6 7 力、らイ ンターフェース部 6 3 を介して送ら れてく る印刷情報に基づいて、 印刷の解像度やへッ ドの駆動波形 等を制御する。 メモ リ 6 5 は、 A S I C 6 4及ぴ C P U 6 1 のプ ロ グラ ムを格納する領域や作業領域等を確保するためのもので あ り 、 R AM、 E E P R OM等の記憶手段を有する。 D Cコ ン ト ローラ 6 6 は、 C P U 6 1 から送られてく る制御指令と計測器群 5 0からの出力に基づいて、 P Fモータ ドライバ 1 6及ぴ C Rモ ータ ドライ ノ 4 3 を制御する。
<エン コーダの構成について >
図 5 は、 リ ニア式エンコーダ 5 1 の説明図である。
リ ニア式エンコーダ 5 1 は、 キヤ リ ッジ 4 1 の位置を検出する ためのも のであ り 、 リ ニアスケール 5 1 1 と検出部 5 1 2 と を有 する。
リ ニアス ケール 5 1 1 は、 所定の間隔 (例えば、 1 / 1 8 0ィ ンチ ( 1 イ ンチ = 2. 5 4 c m) ) 毎にス リ ッ トが設けられてお り 、 プリ ンタ本体側に固定されている。
検出部 5 1 2 は、 リ ニ アスケール 5 1 1 と対向して設けられて おり 、 キャ リ ッジ 4 1側に設けられている。 検出部 5 1 2 は、 発 光ダイオー ド 5 1 2 Aと、 コ リ メータ レンズ 5 1 2 B と、 検出処 理部 5 1 2 C とを有しており、 検出処理部 5 1 2 Cは、 複数 (例 えば、 4個) のフォ ト ダイ オー ド 5 1 2 D と、 信号処理回路 5 1 2 E と、 2個のコ ンノ レータ 5 1 2 F a 、 5 1 2 F b と を備えて いる
発光ダイオー ド 5 1 2 Aは、 両端の抵抗を介して電圧 V c c が 印力 Bされる と光を発し、 こ の光はコ リ メ ータ レンズに入射され る。 コ リ メータ レンズ 5 1 2 Bは、 発光ダイオー ド 5 1 2 A力、ら 発せられた光を平行光と し、 リ ニアスケール 5 1 1 に平行光を照 射する。 リ ニアスケールに設けられたス リ ッ トを通過した平行光 は、 固定ス リ ッ ト (不図示) を通過して、 各フォ トダイオー ド 5 1 2 Dに入射する。 フォ トダイオー ド 5 1 2 Dは、 入射した光を 電気信号に変換する。 各フォ トダイオー ドから出力される電気信 号は、 コ ンパ レータ 5 1 2 F a 、 5 1 2 F b におレヽて比較され、 比較結果がパルス と して出力される。 そして、 コ ンパ レータ 5 1 2 F a 、 5 1 2 F bから出力されるパルス E N C— A及びパルス E N C— Bが、 リ エァ式エ ンコーダ 5 1 の出力となる。 図 6 A及ぴ図 6 Bは、 リ ニア式エンコーダ 5 1 の 2種類の出力 信号の波形を示すタイ ミ ングチャー トであ り、 詳しく は、 図 6 A は、 C Rモータ 4 2が正転している と きにおける出力信号の波形 のタイ ミ ングチャー トであり 、 図 6 Bは、 C Rモータ 4 2 が反転 している と き における出力信号の波形のタイ ミ ングチヤ一 ト で ある。
図 6 A及び図 6 Bに示す通 り 、 C Rモータ 4 2の正転時および 反転時のいずれの場合であっても、 パルス E N C— Aとパルス E N C— B とは、 位相が 9 0度ずれている。 C Rモータ 4 2が正転 している と き、 すなわち、 キヤ リ ッジ 4 1 が主走查方向に移動し ている と きは、 図 6 Aに示す通り 、 パルス E N C— Aは、 パルス E N C— B よ り も 9 0度だけ位相が進んでいる。 一方、 C Rモー タ 4 2が反転している ときは、 図 6 Bに示す通り 、 パルス E N C — Aは、 ノ、。ルス E N C— B よ り も 9 0度だけ位相が遅れている。 各パルス の 1周期 Tは、 キヤ リ ッジ 4 1 力 S リ ニアスケーノレ 5 1 1 のス リ ッ ト の間隔 (例えば、 1 Z 1 8 0イ ンチ ( 1 イ ンチ = 2. 5 4 c m) ) を移動する時間に等しい。
キャ リ ッジ 4 1 の位置の検出は、 以下のよ う に行う。 まず、 ノ ルス E N C— A又は E N C— Bについて、 立ち上が りエッジ又は 立ち下り エッジを検出し、 検出されたエッジの個数をカ ウン トす る。 このカ ウン ト数に基づいて、 キャ リ ッジ 4 1 の位置を演算す る。 カ ウン ト数は、 C Rモータ 4 2が正転している ときに一つの エッジが検出される と 『 + 1 』 を加算し、 C Rモータ 4 2が反転 している と きに一つのエッジが検出される と『一 1 』を加算する。 パルス E N Cの周期は リ ニア ス ケール 5 1 1 のス リ ッ ト間隔に 等しいので、 カ ウン ト数にス リ ッ ト間隔を乗算すれば、 カ ウン ト 数が 『 0』 のときのキヤ リ ッジ 4 1 の位置からの移動量を求める こ とができる。 つま り 、 こ の場合における リ ニァ式エン コーダ 5 1 の解像度は、 リ エアスケール 5 1 1 のス リ ッ ト間隔と なる。 ま た、 パルス E N C— Aとパルス E N C— Bの両方を用いて、 キヤ リ ッジ 4 1 の位置を検出 しても良い。 パルス E N C— Aとパルス E N C— Bの各々 の周期は リ ニア ス ケール 5 1 1 の ス リ ッ ト 間 隔に等しく 、 かつ、 ノ ルス E N C— Aと ノ ルス E N C— B と は位 相が 9 0度ずれている ので、 各パルス の立ち上が り エッジ及ぴ立 ち下が り エ ッジを検出 し、 検出されたエッジの個数をカ ウン トす れば、 カ ウン ト数 『 1』 は、 リ ニアスケール 5 1 1 のス リ ッ ト 間 隔の 1 / 4 に対応する。 よって、 カ ウン ト数にス リ ッ ト間隔の 1 ノ 4 を乗算すれば、 カ ウン ト数が 『 0』 の と きのキャ リ ッジ 4 1 の位置から移動量を求める こ とができ る。 つま り 、 この場合にお ける リ ニア式エンコーダ 5 1 の解像度は、 リ ニアスケール 5 1 1 のス リ ツ ト間隔の 1 Z 4 と なる。
キヤ リ ッ ジ 4 1 の速度 V c の検出は、 以下のよ う に行う。 まず、 パルス E N C— A又は E N C— Bについて、 立ち上が り エッ ジ又 は立ち下 り エッ ジを検出する。 一方、 パルス のエッジ間の時間間 隔をタイマカ ウンタによってカ ウン トする。 このカ ウン ト値力、ら 周期 Τ (Τ = Τ 1 、 Τ 2、 · · · ) が求め られる。 そ して、 リ ニ ァスケール 5 1 1 のス リ ッ ト間隔を ; L とする と、 キヤ リ ッ ジの速 度は、 / Τと して順次求めるこ とができ る。 また、 パルス Ε Ν C— Αとパルス E N C— Βの両方を用いて、 キヤ リ ッジ 4 1 の速 度を検出 しても良い。 各パルスの立ち上が り エッジと立ち下が り エッジを検出する こ と によ り 、 リ ニアス ケール 5 1 1 のス リ ツ ト 間隔の 1 Z 4 に対応するエ ッ ジ間の時間間隔をタイ マカ ウ ンタ によってカ ウン トする。 こ のカ ウン ト値から周期 T ( T = T 1 、 Τ 2、 · · · ) が求められる。 そ して、 リ ニアスケール 5 1 1 の ス リ ッ ト間隔を え とする と、 キャ リ ッジの速度 V c は、 V c 二 え / ( 4 T ) と して順次求める こ とができる。
なお、 ロータ リ ー式エンコーダ 5 2では、 プリ ンタ本体側に設 け られた上記 リ ニアスケール 5 1 1 の代わ り に紙送 り ローラ 1 7 Aの回転に応じて回転する回転円板 5 2 1 を用いる点と、 キヤ リ ッジ 4 1 に設けられた検出部 5 1 2 の代わ り にプリ ンタ本体 側に設けられた検出部 5 2 2 を用いる点が異なるだけャ、 他の構 成はリ ニア式エンコーダ 5 1 とほぼ同様である (図 4参照) 。
なお、 ロータ リー式エンコーダ 5 2 は、 直接的には、 紙送り 口 ーラ 1 7 Aの.回転量を検出するのであって、 紙の搬送量を検出し ていない。 しかし、 紙送り ローラ 1 7 Aが回転して紙を搬送する と き、 紙送り ローラ 1 7 Aと紙との間の滑り によって、 搬送誤差 が生じている。 したがって、 ロータ リ ー式エンコーダ 5 2 は、 直 接的には、 紙の搬送量の搬送誤差を検出できない。 そこで、 ロー タ リ ー式エンコーダ 5 2 が検出 した回転量と搬送誤差と の関係 を表すテーブルを作成し、 そのテーブルを制御ュニッ ト 6 0のメ モリ 6 5に格納している。 そして、 ロータ リ ー式エンコーダの検 出結果に基づいてテーブルを参照し、 搬送誤差を検出するこ とに している。 このテーブルは、 回転量と搬送誤差との関係を表すも のに限られず、 搬送回数等と搬送誤差との関係を表すものであつ ても良い。 また、 紙質に応じて滑り が異なるので、 紙質に応じた 複数のテーブルを作成し、 メモリ 6 5 に格納しても良い。
<ノズルの構成について >
図 7は、 へッ ド 2 1 の下面におけるノ ズルの配列を示す説明図 である。 ヘッ ド 2 1 の下面には、 濃ブラ ックイ ンク ノ ズル群 K D と、 淡ブラ ッ クイ ンク ノ ズル群 K L と 、 濃シアンイ ンク ノ ズル群 C D と、 淡シアンィ ンク ノ ズル群 C L と、 濃マゼンタイ ンク ノ ズ ル群 M D と'、 淡マゼンタノ ズル群 M L と、 イェローイ ンク ノ ズル 群 Y D が形成されている。 各ノ ズル群は、 各色のイ ンクを吐出す るための吐出口であるノ ズルを複数個 (本実施形態では n個) 備 えている。 なお、 各ノズル群を示す符号の最初のアルファべッ ト はイ ンク色を意味してお り 、 また、 添え字の 「 D 」 は濃度が比 較的高いイ ンクであるこ とを意味しており 、また、添え字の「 L 」 は濃度が比較的低いイ ンクであるこ とをそれぞれ意味している。 各ノズル群の複数のノズルは、 紙搬送方向に沿つて、 一定の間 隔 (ノズルピッチ : k · D ) でそれぞれ整列している。 ここで、 Dは、 紙搬送方向における最小の ドッ ト ピッチ (つま り 、 紙 Sに 形成される ドッ トの最高解像度での間隔) である。 また、 kは、 1 以上の整数である。
また、 各ノズル群のノズルは、 下流側のノズルほど若い番号が 付されている ( # 1 〜 # n ) 。 また、 各ノ ズル群のノ ズルは、 紙 搬送方向の位置に関して、 隣のノズル群のノ ズルの間に位置する よ う に設けられてレ、る。 例えば、 淡ブラ ッ クイ ンク ノ ズル群 K L の一番ノ ズル # 1 は、 紙搬送方向の位置に関して、 濃ブラ ックィ ンク ノズル群 K D の一番ノズル # 1 と二番ノズル # 2 との間に設 けられている。 また、 紙幅センサ 5 4は、 紙搬送方向の位置に関 して、 一番下流側にある n番ノ ズル :! Φ n とほぼ同じ位置に設けら れている。 各ノ ズルには、 各ノ ズルを駆動してイ ンク滴を吐出さ せるための駆動素子と してピエゾ素子 (不図示) が設けられてい る。
なお、 印刷時には、 紙 Sが紙搬送ュニッ ト 1 0 によって間欠的 に所定の搬送量で搬送され、 その間欠的な搬送の間にキャ リ ッジ 4 1 が走査方向に移動して各ノズルからイ ンク滴が吐出される。
= = =紙の端部の検出 = = =
本実施形態では、 紙幅センサ 5 4は、 紙までの距離 P Gを検出 し、 距離 P Gに基づいて、 検出位置における紙の有無を検出して いる。 そして、 紙幅センサ 5 4は、 走査方向に沿って紙の有無を 検出するこ と によって紙の両端部を検出し、 紙の幅を検出してい る。
図 8は、 距離 P Gを検出する紙幅センサ 5 4 の説明図である。 なお、 同図から分かる通り 、 紙幅センサ 5 4 は、 ギャ ップセンサ と しての機能を有する。 同図において、 紙幅センサ 5 4 は、 発光部 5 1 と、 2つの受 光部(第 1受光部 5 4 3 A及び第 2受光部 5 4 3 B ) と を有する。 発光部 5 4 1 は、 発光ダイオー ドを有し、 被印刷体である紙 Sに 光を照射する。 第 1 受光部 5 4 3 Aは、 受光した光量に応じた電 気信号を出力する受光素子を有する。 第 2受光部 5 4 3 Bは、 第 1受光部 5 4 3 Aと同様の受光素子を有している。 第 2受光部 5 4 3 Bは、 第 1受光部 5 4 3 Aと比較して、 発光部 5 4 1 から遠 い位置に設けられている。
発光部 5 4 1 から発せられた光は、 紙 Sに入射する。 紙 Sに入 射された光は、 紙によって反射される。 紙 S によって反射された 光は、 受光素子に入射する。 受光素子に入射した光は、 受光素子 によって、 入射した光量に応じた電気信号に変換される。
プラテン 1 4 の上に紙 Sがある場合、 距離 P Gが小さ く なる。 したがって、 紙 S によって反射された光は、 主に第 1 受光部 5 4 3 Aに入射し、 第 2受光部 5 4 3 Bには拡散光しか入射しない。 したがって、 第 1受光部 5 4 3 Aの出力信号は、 第 2受光部 5 4
3 Bの出力信号よ り も大き く なる。
一方、 プラテン 1 4 の上に紙 Sがない場合、 距離 P Gが大き く なる。 したがって、 プラテン 1 4 によって反射された光は、 主に 第 2受光部 5 4 3 B に入射し、 第 1受光部 5 4 3 Aには拡散光し か入射しない。 したがって、 第 2受光部 5 4 3 Bの出力信号は、 第 1 受光部 5 4 3 Aの出力信号よ り も大き く なる。
したがって、 2つの受光部の出力信号の比と距離 P G (又は紙 の有無) との関係を予め求めていれば、 受光部の出力信号の比に 基づいて、 検.出位置における紙の有無を検出するこ とが可能であ る。 この場合、 受光部の出力信号の比と距離 P G (又は紙の有無) と の関係に関する情報をテーブルと してメ モ リ 6 5 に記憶して おく のが良い。
図 9 は、 紙幅センサ 5 4が走査方向に沿って複数の個所で距離 P Gを計測しているこ と を示す説明図である。 同図において、 同 じ構成要素のものは同 じ符号を付しているので、 説明を省略す る。
同図において、 紙幅センサ 5 4 は、 キャ リ ッジ 4 1 に設けられ ている。 したがって、 紙幅センサ 5 4 は、 キャ リ ッジが移動する のに伴って、 走査方向に移動可能である。 そのため、 紙幅センサ 5 4 は、 走查方向に沿って、 複数の個所で距離 P Gを検出するこ とができ る。
一方、 キヤ リ ッジ 4 1 の走査方向の位置は、 前述の通り リ ニア 式エンコーダ 5 1 によって、 検出するこ とができる。 つま り 、 紙 幅センサ 5 4 による距離 P Gの測定位置は、 リ ニア式エンコーダ 5 1 によって検出される。
したがって、 紙幅センサ 5 4が検出した距離 P Gが切 り換わつ たと きのキヤ リ ッジの位置を検出すれば、 紙の端部を検出するこ とができる。 なお、 この紙の両端部を検出すれば、 紙の幅を検出 するこ とが可能である。
= = =カイ ドュニッ ト = = =
図 1 0 は、 プリ ンタ全体とガイ ドュニッ トの斜視図である。 プリ ンタ 1 は、 前述した構成要素のほか、 箧体 3 、 上蓋 5、 操 作部 7及び表示部 9 を有する。 筐体 3 は、 前述の構成要素 (例え ば、 紙搬送ユニッ ト 1 0 、 イ ンク吐出ユエッ ト 2 0 、 タ リ ーユン グユニッ ト 3 0、 キャ リ ッジュュッ ト 4 0、 計測器群 5 0、 制御 ユニッ ト 6 0等) を中に収めるための箱である。 上蓋 5 は、 筐体 3 に設けられた回転軸 (不図示) を中心に開閉方向に回転可能な 羞である。 上蓋 5 を開く と、 筐体 3 の中に収められた例えば紙搬 送ュニッ ト 1 0やキヤ リ ッジュニッ ト 4 0が見える。 上畫 5 は、 例えばカー ト リ ッジ交換時や紙詰ま り 時等に、 開閉される。 操作 部 7 は、 筐体 3に設けられており 、 ボタンを有する。 ユーザーは、 ポタンを操作するこ と によって、 プリ ンタ 1 の各種の設定を行う こ とができ る。 表示部 9 は、 筐体 3 に設けられており 、 ランプを 有する。 ランプの点滅によ り 、 プリ ンタ 1 の動作確認等を行う こ とができ る。 なお、 表示部 9 は、 ランプではなく 、 液晶表示パネ ノレであっても良い。
ガイ ドユニッ ト 8 0 は、 紙揷入口 1 1 Aから紙 S をプリ ンタ内 に供給する際に、 紙の姿勢を維持するためのものである。 ガイ ド ュニッ ト 8 0 は、 固定ガイ ド 8 1 と、 可動ガイ ド 8 2 とを備えて いる。 固定ガイ ド 8 1 は、 プリ ンタ本体と一体的に設けられてお り 、 走査方向と垂直なガイ ド面を有している。 紙 Sが紙揷入口 1 1 Aから給紙されるとき、 固定ガイ ド 8 1 は、 ガイ ド面において 紙の側端と接触し、 紙を搬送する ときに紙 s を搬送方向に案内す る。 可動ガイ ド 8 2は、 プリ ンタ本体に対して走查方向に移動可 能に設けられており、 走査方向と垂直なガイ ド面を有している。 様々な大き さの紙をセッ トできる よ う に、 可動ガイ ド 8 2は走査 方向の位置を変えるこ とができる。 そして、 紙の一端を固定ガイ ドに接触させ、 紙の他端を可動ガイ ド 8 2 に接触させる。 紙の両 側端を固定ガイ ドと可動ガイ ドによって規制するこ とによ り 、 紙 が給紙される と きの紙の傾きを抑制している。
= = =印刷開始位置の決定 = = =
<印刷開始位置について >
図 1 1 は、 印刷開始位置について説明をするための図である。 同図において、 既に説明された構成要素については同じ符号を付 しているので、 説明を省略する。 なお、 同図において、 紙 Sは、 両側端を固定ガイ ド 8 1 と可動ガイ ド 8 3 とによって規制され、 傾きを抑制されながら給紙されている。
同図において、 『待機位置』 とは、 非印刷時にキャ リ ッジ 4 1 が待機している ときのキヤ リ ッジ 4 1 の位置であって、 いわゆる ホームポジショ ンである。 この位置の付近には前述のキヤ ッ ピン グ装 g 3 5が設けられている。 キヤ リ ッジ 4 1 が非印刷時に待機 位置にある とき、 キヤ ッビング装置 3 5がへッ ド 2 1 のノ ズルを 封止し、 ノ ズルの目詰ま り を防止する。 そして、 待機位置のある キヤ リ ッジ 4 1 は、印刷指令を受けたと き、印刷領域に向かって、 走査方向に移動を開始する。
『印刷可能位置』 とは、 へッ ド 2 1 の ノ ズルがイ ンクを吐出す るこ とが可能になる位置である。 しかし、 キャ リ ッジ 4 1 が印刷 可能位置にある と き、 ノ ズルの下には紙がないので、 仮にノ ズル からのイ ンクの吐出が開始される と、 イ ンクはプラテン 1 4 に着 弾し、 プラテンを汚すこ とになる。 キャ リ ッジ 4 1 が印刷可能位 置にある と き、 キャ リ ッジ 4 1 が走查方向に移動する と、 リ ニア 式エンコーダ 5 1 からパルス信号が出力される。 したがって、 キ ャ リ ッジ 4 1 が印刷可能位置よ り も印刷領域側 (同図において、 印刷可能位置よ り も左側) に位置している と き、 制御ュニッ ト 6 0 は、 リ ニア式エンコーダ 5 1 の出力信号に基づいて、 キヤ リ ッ ジ 4 1 の印刷可能位置からの移動量を検出するこ とができる。 な お、 キヤ リ ッジが走査方向に所定の移動量で移動する と リ ニア式 エンコーダ 5 1 からパルス信号が出力される ので、 制御ユニッ ト 6 0 は、 リ ニア式エンコーダ 5 1 からのパルス信号をカ ウン トす るこ と によって、 キヤ リ ッジ 4 1 の走查方向の位置を検出するの である。
『印刷開始位置』 とは、 ヘッ ド 2 1 のノ ズルがイ ンク の吐出を 開始する位置であって、 印刷方式によ り変動する位置である。 同 図では、 紙 S の側端から 3 m mの余白をあけて印刷を行う方式を 示している。 印刷開始位置は、 リ ニア式エンコーダ 5 1 から出力 されるパルス信号をカウン ト して求められる。 同図では、 印刷可 能位置から移動量 Xに相当するパスル数を力 ゥン ト している。 な お、 こ の移動量 Xは、 印刷時に所定量の余白 ( 3 m m ) があく よ う に、 プリ ンタ毎に設定される値である。 移動量 Xの設定につい ては、 後述する。 『印刷終了位置』 とは、 ヘッ ド 2 1 のノ ズルがイ ンクの吐出を 終了する位置であって、 印刷方式によ り変動する位置である。 同 図では、 紙 S の側端から 3 m mの余白をあけて印刷を行う方式を 示している。 したがって、 紙 S に印刷される領域の幅は、 紙の幅 P W力 ら 6 m mを引いた値 ( P W— 6 m m ) である。
紙 S に印刷される領域は、 左右均等の余白をあけているこ とが 望ま しい。 一方、 紙幅センサ 5 4が紙の両端位置を検出してから 左右均等の余白をあけるよ う に印刷を行う と、 紙の両端位置を検 出する動作が必要になるので、 印刷動作が遅れてしま う。
そこで、 本実施形態のプリ ンタは、 印刷を開始する ときに紙の 両端位置の検出結果を用いずに、 印刷可能位置から所定の移動量
Xだけ移動したと きに印刷を開始している。 これによ り 、 印刷開 始時に紙の両端位置の検出動作が不要になるので、 印刷動作を早 めるこ とができる。
ただし、 印刷可能位置から印刷開始位置までの間の距離を、 ど のプリ ンタに対しても一定量とする と、 以下に説明するに、 印刷 位置がずれてしまい、 左右の余白が均等にならない。
例えば、 固定ガイ ドの取付け誤差のため、 固定ガイ ド 8 1 が理 想的な取付け位置に対して左側に設けられている と、 図 1 2 Aに 示された通り 、 印刷領域が紙 Sの右側に片寄り 、 均等な余白を形 成する こ とができない。 また、 他にも、 リ ニア式エンコーダの取 付け誤差のため印刷可能位置が右側に位置する よ う になっても、 印刷領域は、 紙 Sの右側に片寄る よ う になる。
また、 例えば、 固定ガイ ドの取付け誤差のため、 固定ガイ ド 8 1 が理想的な取付け位置に対して右側に設けられている と、 図 1 2 Bに示された通り 、 印刷領域が紙 S の左側に片寄り、 均等な余 白を形成するこ とができない。 また、 他にも、 リ ニア式ェンコ一 ダの取付け誤差のため印刷可能位置が左側に位置する よ う にな つても、 印刷領域は、 紙 S の左側に片寄るよ う になる。 したがって、 印刷領域を紙 Sの中央に位置させて、 左右の余白 が均等になるよ う にするため、 印刷可能位置から印刷開始位置。ま での間の距離 Xは、 プリ ンタ毎に変える必要がある。
そこで、 本実施形態では、 プリ ンタ毎の印刷開始位置を決定す るため、 以下に示された手順によってキャ リ ブレーショ ン動作を 行ってレ、る。
<キヤ リ プレーショ ン動作 >
図 1 3 は、 キャ リ ブレーショ ン動作のフロー図である。 このキ ャ リ ブレーショ ン動作は、 プリ ンタの工場出荷前またはユーザが プリ ンタにキャ リ ブレーショ ン動作を指示した と きに、 行われ る。 なお、 このキャ リ ブレーショ ン動作は、 プリ ンタの制御ュ - ッ ト 6 0 によって制御される。
まず、 プリ ンタがキヤ リ ブレーシ ョ ン指令を受ける ( S 1 0 1 ) 。 この指令は、 コ ンピュータ本体側からの信号、 または、 操 作部 7から入力された信号によって、 プリ ンタに与えられる。 な お、 このと きのキャ リ ッジ 4 1 は、 通常、 待機位置にある。
次に、 C Rモータを駆動して、 キャ リ ッジを走査方向に移動さ せる ( S 1 0 2 ) 。 そして、 キャ リ ッジ 4 1 は、 待機位置から印 刷可能位置に向かって移動する。
キヤ リ ッジ 4 1 が印刷可能位置に到達したと き、 リ ニア式ェン コーダ 5 1 がキヤ リ ッジの移動に応 じてパルス信号の出力が始 まるので、 このパルス数を力 ゥン トする ( S 1 0 3 ) 。 なお、 こ のカウン ト したパルス数は、 印刷可能位置から移動した移動量に 関する情報となる。 キャ リ ッジ 4 1 は、 印刷可能位置を通過した 後、 さ らに印刷領域に向かって移動する。
印刷可能位置から更にキヤ リ ッジが移動する と、 紙幅センサ 5 4が紙の側端を検出する ( S 1 0 4 ) 。 すなわち、 最初に紙幅セ ンサ 5 4 はプラテン 1 4があるこ と を示す信号を出力するが、 そ の後に紙があるこ と を示す信号を出力するので、 出力信号が切り 換わったとき、 その位置に紙の側端が位置している と して検出さ れる。
最後に、 紙の側端を検出したときのカ ウン ト値を補正値と して メ モ リ 6 5 の E E P R O Mに記憶する ( S 1 0 5 ) 。
メ モ リ 6 5 に記憶された補正値は、 印刷可能位置から紙の側端 までの距離に相当するパルス数になる。 この補正値は、 プリ ンタ の製造誤差に応じて、 プリ ンタ毎に異なる値になる。
例えば、 固定ガイ ド 8 1 が理想的な取付け位置に対して左側に 設けられている と き、 捕正値は、 大きい値になる。 また、 リ エア 式エンコーダの取付け誤差のため印刷可能位置が右側に位置す るよ う になっても、 補正値は、 大きい値になる。
また、 例えば、 固定ガイ ド 8 1 が理想的な取付け位置に対して 右側に設けられている と き、 補正値は、 小さい値になる。 また、 リ ニア式エンコーダの取付け誤差のため印刷可能位置が左側に 位置するよ う になっても、 補正値は、 小さい値になる。
このよ う に、 本実施形態によれば、 たと えプリ ンタ毎に製造誤 差があつたと しても、 プリ ンタの個体差に応じて印刷開始位置を 決定し、 製造誤差を較正するこ とができる。
そして、 本実施形態のプリ ンタは、 以下に示す通 り 、 この補正 値を用いて印刷可能位置から印刷開始位置までの距離 Xを算出 し、 紙に印刷を行う。
<印刷動作 >
図 1 4は、 印刷動作のフロー図である。 こ こで示された印刷動 作は、 1 回目のパスにおける印刷動作である。 ここで、 『パス』 とは、 ノズル (又はキヤ リ ッジ若しく はへッ ド) が走査方向に 1 回走査移動するこ とをい う。 なお、 この印刷動作は、 プリ ンタの 制御ュニッ ト 6 0 によって制御される。
まず、 プリ ンタが印刷指令を受ける ( S 1 0 1 ) 。 この印刷指 令は、 コ ンピュータ本体側から送信された印刷信号が契機と な る。
次に、 紙の左右に形成される余白の幅を決定する ( S 1 0 2 ) 。 余白の幅は、 通常、 紙幅から印刷領域の幅を引いた値の半分であ る。 こ こ で、 紙幅は、 印刷する紙の情報を取得すれば、 決定する こ とができる。 また、 印刷領域の幅は、 コ ン ピュータ本体側から 送信された印刷信号の中に、 印刷領域の幅に関する情報が含まれ ている。 なお、 コ ンピュータ本体側から送信された印刷信号の中 に余白の幅に関する情報が含まれている と きは、 プリ ンタ側で余 白の幅を決定する必要はない。
次に、 余白の幅に相当する リ ニア式エンコーダ 5 1 のパルス数 を算出する ( S 1 0 3 ) 。 例えば、 余白の幅が 3 m mであって、 リ ニア式エンコーダ 5 1 カ 0 . 1 4 1 m m毎に 1 回のパルス信号 を出力するならば、 余白の幅 3 m mに相当するパルス数は、 約 2 1 回になる。
次に、 記憶された補正値を読み出す ( S 2 0 4 ) 。 こ こでいう 記憶された補正値とは、 前述のキヤ リ ブレーショ ン動作で求めら れた補正値のこ とである。 そして、 こ の補正値は、 前述した通り 、 印刷可能位置から紙の側端までの距離に相当するパルス数であ る。
次に、 印刷可能位置から印刷開始位置までの距離 Xを算出する ( S 2 0 5 ) 。 印刷可能位置から印刷開始位置までの距離 Xは、 余白の幅に相当するパルス数と補正値と を加算すれば良い。 つま り 、距離 Xを算出するこ と によって、印刷開始位置が決定される。 次に、 C Rモータを駆動して、 キャ リ ッジを走査方向に移動さ せる ( S 2 0 6 ) 。 そして、 キャ リ ッジ 4 1 は、 待機位置から印 刷開始位置に向かって移動する。
キヤ リ ッジ 4 1 が待機位置から印刷開始位置に向かって移動 する途中で、 キャ リ ッジ 4 1 は、 印刷可能位置を通過する。 そし て、 キャ リ ッジ 4 1 が印刷可能位置に到達したと き、 リ ニア式ェ ンコーダ 5 1 がキヤ リ ッジの移動に応じてパルス信号の出力が 始まるので、 このパルス数をカ ウン トする ( S 2 0 7 ) 。 なお、 距離 Xに対応するパルス数 (余白の幅に相当するパルス数と補正 値と を加算したパルス数) を、 リ ニア式エンコーダ 5 1 からパル ス信号の出力があるたびに、 カ ウン トダウンしても良い。
力 ゥン ト されたパルス数が距離 Xに対応するパルス数になれ ば、 キヤ リ ツジが印刷開始位置に到達したこ と になる ( S 2 0 8 ) 。 このタイ ミ ングで、 ノ ズルからィ ンク の吐出を開始する ( S 2 0 9 ) 。 これによ り 、 印刷の開始位置は、 設定された余白の幅 だけ紙の側端から離れた位置になる。 そして、 キヤ リ ッジが印刷 終了位置に到達したと き ( S 2 1 0 ) 、 ノ ズルから のイ ンク の吐 出を終了する。 これによ り 、 印刷終了位置は、 設定された余白の 幅だけ側端から離れた位置になる。 つま り 、 左右の余白の幅が、 均等に揃えられている。
なお、 次のパス の印刷を行う ときは、 同様の印刷動作の手順を 繰り返す。 ただし、 1 回目 のパスにおいて紙幅センサ 5 4が紙の 両端の位置を検出するこ とができるので、 2回目以降のパス にお ける印刷開始位置と印刷終了位置は、 検出された両端の位置に基 づいて、 決定されても良い。
こ の よ う に、 本実施形態によれば、 印刷を行う たびに紙幅セ ン サ 5 4によって紙の両端を検出する必要がないので、 印刷時間を 短くするこ とができ る。
== == = コ ンピュータシステム等の構成 = = =
次に、 コンピュータシステム、 コンピュータプログラム、 及び、 コ ンピュータプロ グラムを記録した記録媒体の実施形態につい て、 図面を参照しながら説明する。
図 1 5 は、 コンピュータシステムの外観構成を示した説明図で ある。 コ ンピュータシステム 1 0 0 0は、 コ ン ピュータ本体 1 1 0 2 と、 表示装置 1 1 0 4 と、 プリ ンタ 1 1 0 6 と、 入力装置 1 1 0 8 と 、 読取装置 1 1 1 0 と を備えている。 コ ンピュータ本体 1 1 0 2 は、 本実施形態ではミ ニタ ワー型の筐体に収納されてい るが、 これに限られる ものではない。 表示装置 1 1 0 4 は、 C R T (Cathode Ray Tube : 陰極線管) やプラズマディ スプレイや液 晶表示装置等が用いられるのが一般的であるが、 これに限られる ものではない。 プリ ンタ 1 1 0 6 は、 上記に説明 されたプリ ンタ が用い られている。 入力装置 1 1 0 8 は、 本実施形態ではキーボ ー ド 1 1 0 8 Aとマウス 1 1 0 8 Bが用いられてレヽるが、 これに 限られる ものではない。 読取装置 1 1 1 0 は、 本実施形態ではフ レキシブルディ ス ク ドライ ブ装置 1 1 1 0 A と C D — R O M ド ライ ブ装置 1 1 1 0 Bが用い られているが、 これに限られる もの ではなく 、 例えば MO (Magnet Optical) ディ ス ク ドライ ブ装置 や D V D (Digital Versatile Disk) 等の他のものであっても良 レ
図 1 6 は、 図 1 5 に示 したコンピュータシステムの構成を示す プロ ッ ク図である。 コ ンピュータ本体 1 1 0 2 が収納された筐体 内に R AM等の内部メ モ リ 1 2 0 2 と 、 ハー .ドディ スク ドライ ブ ュニッ ト 1 2 0 4等の外部メ モ リ 力 Sさ らに設け られている。
上述 したプリ ンタ の動作を制御する コ ンピュータプロ グラ ム は、 例えばイ ンターネ ッ ト等の通信回線を経由 して、 プリ ンタ 1 1 0 6 に接続されたコ ンピュータ 1 0 0 0 等にダウンロー ドさ せる こ と ができるほか、 コ ンピュータによ る読み取 り 可能な記録 媒体に記録して配布等する こ と もでき る。 記録媒体と しては、 例 えば、 フ レキシブルディ スク F D、 C D— R O M、 D V D— R O M、 光磁気ディ スク MO、 ハー ドディ スク、 メ モ リ 等の各種記録 媒体を用いる こ とができ る。 なお、 このよ う な記憶媒体に記憶さ れた情報は、 各種の読取装置 1 1 1 0 によって、 読み取 り 可能で ある。
図 1 7 は、 コ ンピュータシステムに接続された表示装置 1 1 0 4 の画面に表示されたプリ ンタ ドライバのユーザーイ ンターフ ヱースを示す説明図である。 ユーザーは、 入力装置 1 1 0 8 を用 いて、 プリ ンタ ドライバの各種の設定を行う こ とができ る。
ユーザーは、 この画面上から、 印刷モー ドを選択する こ とがで き る。 例えば、 ユーザーは、 印刷モー ドと して、 高速印刷モー ド 又はフ ァイ ン印刷モー ドを選択するこ とができる。 また、 ユーザ 一は、 この画面上から、 印刷する と きの ドッ トの間隔 (解像度) を選択する こ とができる。 例えば、 ユーザーは、 この画面上から、 印刷の解像度と して 7 2 0 d p i 又は 3 6 0 d p i を選択する こ とができる。
また、 ユーザーは、 この画面上から、 入力装置 1 1 0 8 を介し て、 印刷する紙の種類を選択するこ とができる。 コンピュータ本 体は、 入力装置 1 1 0 8 から紙の種類に関する情報を取得する。 内部メモ リ 1 2 0 · 2は、 紙の種類に関する情報と紙幅に関する情 報と を関連付けたテーブルを記憶している。 コ ンピュータ本体 は、 このテーブルに基づいて、 紙の種類に関する情報から紙幅に 関する情報を取得するこ とができる。 そ して、 印刷を行う と き、 コ ンピュータ本体は、 紙幅に関する情報をプリ ンタ側に送信す る。 なお、 紙の種類に関する情報と紙幅に関する情報とを関連付 けたテーブルは、 プリ ンタ側のメモ リ 6 5 に記憶されていても良 い。 この場合、 コンピュータ本体は紙の種類に関する情報をプリ ンタ側に送信し、 プリ ンタ側は、 このテーブルに基づいて、 受信 した紙の種類に関する情報から紙幅に関する情報を取得する。 また、 ユーザーは、 この画面上から、 入力装置 1 1 0 8 を介し て、 キャ リ ブレーショ ン動作を行う 旨の指示を与えるこ とができ る。 コ ンピュータ本体は、 入力装置 1 1 0 8 からキヤ リ プレ.ーシ ョ ン動作を行う 旨の指示を受けたと き、 プリ ンタ側にキヤ リ ブレ ーシヨ ン指令を送信する。 そして、 プリ ンタは、 コ ンピュータ本 体からキヤ リ ブレーショ ン指令を受信したとき、 前述のキヤ リ ブ レーシヨ ン動作を行う。 なお、 不図示であるが、 キヤ リ プレーシ ョ ン動作を行 う 旨を指示するためのボタンを画面上に表示して も良い。 これによ り 、 工場出荷時だけでなく 、 ユーザーによる任 意のタイ ミ ングでキャ リ ブレーショ ン動作を行う こ とができる。
図 1 8 は、 コンピュータ本体 1 1 0 2力 らプリ ンタ 1 1 0 6 に 供給される印刷データのフォーマッ トの説明図である。 この印刷 データは、 プリ ンタ ドライバの設定に基づいて画像情報から作成 されるものである。 印刷データは、 印刷条件コマン ド群と各パス 用コマン ド群と を有する。 印刷条件コマン ド群は、 印刷解像度を 示すコマン ドや、 印刷方向 (単方向 Z双方向) を示すコマン ドな どを含んでいる。 また、 各パス用の印刷コマン ド群は、 目標搬送 量コマン ド C Lや、 画素データコマン ド C P とを含んでいる。 画 素データ コマン ド C Pは、 各パスで記録される 'ドッ トの画素毎の 記録状態を示す画素データ P Dを含んでいる。 なお、 同図に示す 各種のコマン ドは、 それぞれヘッダ部とデータ部と を有している が、 簡略して描かれている。 また、 これらのコマン ド群は、 各コ マン ド毎にコ ンピュータ本体側からプリ ンタ側に間欠的に供給 される。 但し、 印刷データは、 このフォーマッ トに限られるもの ではない。
なお、 以上の説明においては、 プリ ンタ 1 1 0 6 が、 コ ンビュ ータ本体 1 1 0 2、 表示装置 1 1 0 4、 入力装置 1 1 0 8 、 及ぴ、 読取装置 1 1 1 0 と接続されてコ ンピュータシステムを構成し た例について説明したが、 これに限られるものではない。例えば、 コ ンピュータシステムが、 コ ンピュータ本体 1 1 0 2 とプリ ンタ 1 1 0 6 から構成されても良く 、 コ ンピュータシステムが表示装 置 1 1 0 4、 入力装置 1 1 0 8及び読取装置 1 1 1 0 のいずれか を備えていなく ても良い。 また、 例えぱ、 プリ ンタ 1 1 0 6 が、 コ ンピュータ本体 1 1 0 2、 表示装置 1 1 0 4、 入力装置 1 1 0 8 、 及ぴ、 読取装置 1 1 1 0 のそれぞれの機能又は機構の一部を 持っていても良い。 一例と して、 プリ ンタ 1 1 0 6 が、 画像処理 を行う画像処理部、 各種の表示を行う表示部、 及び、 デジタル力 メ ラ等によ り 撮影された画像データ を記録した記録メ ディ アを 着脱するための記録メ ディ ア着脱部等を有する構成と しても良 い
また、 上述した実施形態において、 プリ ンタを制御するコ ンビ ユータプログラムが、 制御ュニッ ト 6 0 の記憶媒体であるメモリ 6 5 に取り 込まれていても良い。 そして、 制御ユニッ ト 6 0が、 メ モ リ 6 5 に格納されたコ ンピュータプロ グラムを実行する こ と によ り 、 上述した実施形態におけるプリ ンタの動作を達成して も良い。
このよ う に して実現されたコンピュータシステムは、 システム 全体と して従来システムよ り も優れたシステムとなる。
= = =その他の実施の形態 = = =
上記の実施形態は、 主と してプリ ンタについて記載されている が、 その中には、 印刷装置、 印刷方法、 プロ グラム、 記憶媒体、 コ ンピュータシステム、 表示画面、 画面表示方法、 印刷物の製造 方法、 記録装置、 液体の吐出装置等の開示が含まれているこ とは 言う までもない。
また、 一実施形態と してのプリ ンタ等を説明したが、 上記の実 施形態は、 本発明の理解を容易にするためのものであ り 、 本発明 を限定して解釈するためのものではない。 本発明は、 その趣旨を 逸脱する こ となく 、 変更、 改良され得る と共に、 本発明にはその 等価物が含まれることは言う までもない。 特に、 以下に述べる実 施形態であっても、 本発明に含まれるものである。
く記録装置について〉
前述の実施形態では、 記録装置と してプリ ンタが説明されてい たが、 これに限られるものではない。 例えば、 カラーフィルタ製 造装置、 染色装置、 微細加工装置、 半導体製造装置、 表面加工装 ft、 三次元造形機、 液体気化装置、 有機 E L製造装置 (特に高分 子 E L製造装置) 、 ディ スプレイ製造装置、 成膜装置、 D N Aチ ップ製造装置な どのイ ンク ジエ ツ ト技術を応用 した各種の記録 装置に、 本実施形態と同様の技術を適用 しても良い。 また、 これ らの方法や製造方法も応用範囲の範疇である。 このよ う な分野に 本技術を適用 しても、 液体を対象物に向かって直接的に吐出 (直 描) するこ とができる とい う特徴があるので、 従来と比較して省 材料、 省工程、 コ ス トダ'ゥンを図るこ と ができ る。
くイ ンク について >
前述の実施形態は、 プリ ンタの実施形態だったので、 染料イ ン ク又は顔料イ ンクをノ ズルから吐出していた。 しかし、 ノ ズルか ら吐出する液体は、 このよ う なイ ンクに限られるものではない。 例えば、 金属材料、 有機材料 (特に高分子材料) 、 磁性材料、 導 電性材料、 配線材料、 成膜材料、 電子イ ンク、 加工液、 遺伝子溶 液などを含む液体 (水も含む) をノ ズルから吐出しても良い。 こ のよ う な液体を対象物に向かって直接的に吐出すれば、 省材料、 省工程、 コス トダウンを図る こ とができる。
< ノ ズノレについて〉
前述の実施形態では、 圧電素子を用いてィ ンク を吐出 してい た。 しかし、 液体を吐出する方式は、 これに限られる ものではな い。 例えば、 熱によ り ノ ズル内に泡を発生させる方式など、 他の 方式を用いてもよい。
く補正値の記憶について 1 >
前述の実施形態によれば、 キヤ リ ブレーショ ン動作によって検 出した補正値は、 エンコーダから出力されるパルス信号のパルス 数 (カ ウン ト値) であった。 しかし、 補正値は、 これに限られる ものではなレ、。
例えば、 紙幅センサが紙の端部を検出したときのキヤ リ ッジの 位置に関する信号であってもよい。 要するに、 補正値は、 紙の端 部の位置を表すものであれば、 他のものでも良いのである。
く補正値の記憶について 2 >
前述の実施形態によれば、 キヤ リ プレーショ ン動作によって検 出した補正値は、 プリ ンタの制御ュ-ッ ト 6 0 のメ モ リ 6 5 に記 憶されていた。 しかし、 補正値を記憶する場所は、 これに限られ るものではない。 例えば、 キャ リ ブレーショ ン動作によって検出 した補正値は、 コ ンピュータ本体側のメ モ リ に記憶されても良 い。 この場合、 プリ ンタは、 キャ リ ブレーショ ン指令を受信して キヤ リ プレーショ ン動作を行った後、 検出された補正値をコ ンビ ユ ータ本体側に自動的に送信するこ とになる。
<余白について >
前述の実施形態では、 紙に印刷を行う際に、 左右に 3 m mの余 白を形成していた。 つま り 、 前述の実施形態では、 紙の端部と印 刷開始位置とが 3 m m離れていた。 しかし、 紙の端部と印刷開始 位置との相対的な位置関係は、 これに限られるものではない。
例えば、 3 m mとは異なる余白の幅であっても良いこ とは言う までもない。
また、 例えば、 いわゆる縁なし印刷のよ う に、 紙の全表面を対 象と した印刷、 即ち余白を作らないよ う な印刷であっても良い。 また、 縁なし印刷を行う場合、 印刷開始位置が、 被印刷体の外側 又は紙の端 (余白ゼロの位置) に位置するよ う にしても良い。 こ れによ り 、 いわゆる縁な し印刷を行う 際に、 印刷開始位置を適 切な位置にする と と もに、 印刷時間を短縮させるこ とができる。 産業上の利用可能性
本発明の印刷装置によれば、 印刷開始位置を適切な位置にする と と もに、 印刷時間を短縮させるこ とができる。

Claims

求 の 範
1 . 印刷開始位置から走查方向に沿つて ドッ ト列を形成し、 被 印刷体に印刷を行う印刷装置であって、
前記走查方向における前記被印刷体の端部を検出可能なセン サを備え、
一一
前記印刷開始位置は、凊他の前記被印刷体の前記端部の検出結果 に基づいて、 決定される
こ と を特徴とする印刷装置。
2 . 請求項 1 に記載の印刷装置であって、
前記他の被印刷体の前記端部の検出結果を記憶し、
前記被印刷体を印刷する と き、 記憶された前記検出結果を読み 出して、 その検出結果に基づいて前記印刷開始位置を決定するこ と を特徴とする印刷装置。
3 . 請求項 1 に記載の印刷装置であって、
前記センサは、 前記走查方向に移動可能なキヤ リ ッジに設けら れている こ とを特徴とする印刷装置。
4 . 請求項 3に記載の印刷装置であって、
前記センサが前記他の被印刷体の前記端部を検出 したと きの 前記キヤ リ ッジの位置に関する情報に基づいて、 前記印刷開始位 置を決定するこ と を特徴とする印刷装置。
5 . 請求項 4に記載の印刷装置であって、
前記キヤ リ ッジの位置は、 エンコーダを用いて検出するこ と を 特徴とする印刷装置。
6 . 請求項 4 に記載の印刷装置であって、
前記センサが前記他の被印刷体の前記端部を検出 した と きの. 前記キヤ リ ッジの位置に関する情報を記憶し、
前記被印刷体を印刷する と き、 記憶された前記キヤ リ ッジの位 置に関する情報を読み出し、
読み出された前記キヤ リ ッジの位置に関する情報に基づいて、 前記印刷開始位置を決定するこ と を特徴とする印刷装置。
7 . 請求項 1 に記載の印刷装置であって、
前記被印刷体の端部と前記印刷開始位置と の相対的な位置闋 係に関する情報を取得し、
この情報と前記端部の検出結果とに基づいて、 前記印刷開始位 置を決定するこ と を特徴とする印刷装置。
8 . 請求項 7 に記載の印刷装置であって、
前記被印刷体の端部と前記印刷開始位置と の相対的な位置関 係に関する情報には、 前記被印刷体に形成される余白に関する情 報が含まれるこ と を特徴とする印刷装置。
9 . 請求項 1 に記載の印刷装置であって、
前記被印刷体に関する情報を取得し、
前記被印刷体に関する情報と前記端部の検出結果と に基づい て、 前記印刷開始位置を決定するこ と を特徴とする印刷装置。
1 0 . 請求項 9 に記載の印刷装置であって、
前記被印刷体に関する情報には、 前記被印刷体の幅に関する情 報が含まれるこ と を特徴とする印刷装置。
1 1 . 請求項 1 に記載の印刷装置であって、 被印刷体の全表面を対象と して印刷を行い、
前記印刷開始位置は、 前記走査方向において、 被印刷体の端よ り外側の位置又は端の位置であるこ と を特徴とする印刷装置。
1 2 . 印刷開始位置から走査方向に沿つて ドッ ト列を形成し、 被印刷体に印刷を行う印刷装置であって、
前記走査方向における前記被印刷体の端部を検出可能なセン サを備え、
前記センサは、 前記走查方向に移動可能なキヤ リ ッジに設けら れ、
エンコーダを用いて前記キヤ リ ッジの位置を検出し、
前記他の被印刷体の前記端部を検出 したと きの前記キヤ リ ッ ジの位置に関する情報を記憶し、
前記被印刷体の幅に関する情報又は前記被印刷体に形成され る余白に関する情報の う ちの少なく と も一方の情報を取得し、 前記被印刷体を印刷する とき、 前記キヤ リ ッジの位箧に関する 情報を読み出し、
前記被印刷体の幅に関する情報及び前記余白に関する情報の う ちの少なく と も一方の情報と、 前記キヤ リ ッジの位置に関する 情報と、 に基づいて、 前記印刷開始位置を決定するこ と を特徴と する印刷装置。
1 3 . 印刷開始位置から走査方向に沿つて ドッ ト列を形成し、 被印刷体に印刷を行う印刷装置に、
前記走査方向における前記被印刷体の端部を検出させる機能 と、
他の前記被印刷体の前記端部の検出結果に基づいて、 前記印刷 開始位置を決定する機能と、
を実現させるこ と を特徴とするプログラム。
1 4 . 被印刷体に印刷を行う印刷方法であって、 走査方向における他の被印刷体の端部を検出するステップと、 他の被印刷体の端部の検出結果に基づいて、 印刷開始位置を決 定するステップと、
決定された前記印刷開始位置から走査方向に沿ってィ ンク滴 を吐出して、 前記他の被印刷体とは異なる被印刷体に印刷を行う ステップと、
を有する印刷方法。
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