JP2004136453A - 記録装置、記録方法、プログラム及びコンピュータシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の記録装置は、複数の記録方式によって記録可能であり、被記録体の先端を記録開始目標位置まで搬送した後、前記記録方式に応じた搬送量で間欠的に前記被記録体を搬送し、前記先端に記録を行う記録装置であって、前記記録方式に応じて、前記記録開始目標位置を決定することを特徴とする。このような記録装置によれば、記録方式に適した記録開始位置に被記録体を搬送することができるので、無駄を軽減することができる。
【選択図】 図11
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙などの被記録体に記録を行う記録装置及び記録方法に関する。また、本発明は、このような記録装置を制御するプログラム及びコンピュータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
紙、布、フィルム等の被記録体(被印刷体を含む)に情報を記録する記録装置の一例として、インク等の液体を断続的に吐出するインクジェットプリンタが知られている。
このようなインクジェットプリンタでは、紙を所定の位置まで搬送した後、走査方向に移動するノズルからインクを吐出する動作と、紙を搬送方向に所定の搬送量で搬送する動作とを繰り返して、紙に画像を印刷している。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−103721号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなインクジェットプリンタの中には、いわゆる縁なし印刷(紙に余白を生じさせないように、紙の先端から画像を形成する印刷)を行うものが知られている。そして、このような縁なし印刷を行うときであっても、複数の印刷方式を選択して印刷を行うことが可能である。
しかし、従来のインクジェットプリンタでは、縁なし印刷を行うときに、選択された印刷方式によって、無駄なインクを吐出することがあった。
このように本発明は、記録装置が被記録体に記録を行う際の無駄を軽減させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための主たる第1の発明は、複数の記録方式によって記録可能であり、被記録体の先端を記録開始目標位置まで搬送した後、前記記録方式に応じた搬送量で間欠的に前記被記録体を搬送し、前記先端に記録を行う記録装置であって、前記記録方式に応じて、前記記録開始目標位置を決定することを特徴とする。
【0006】
また、上記目的を達成するための主たる第2の発明は、被記録体を搬送方向に搬送するための搬送機構と、凹部及び凸部を有し、前記凸部によって前記被記録体を支持する支持手段と、を備え、複数の記録方式によって前記被記録体の前記搬送方向の先端を記録可能であり、前記先端を記録するとき、前記凹部に対向する複数のノズルを用いて記録を行う記録装置であって、前記先端の記録を開始するときに用いられるノズルは、前記記録方式に応じて、決定されることを特徴とする。
【0007】
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本明細書及び添付図面の記載により少なくとも以下の事項が明らかとなる。 まず、複数の記録方式によって記録可能であり、被記録体の先端を記録開始目標位置まで搬送した後、前記記録方式に応じた搬送量で間欠的に前記被記録体を搬送し、前記先端に記録を行う記録装置であって、前記記録方式に応じて、前記記録開始目標位置を決定することを特徴とする記録装置が明らかになる。このような記録装置によれば、被記録体に記録を行う際の無駄を軽減させることができる。
【0009】
かかる記録装置は、前記被記録体の先端を検出可能な検出器を更に備え、前記検出器の検出結果に基づいて、前記搬送機構が前記被記録体を搬送することが望ましい。このような記録装置によれば、被記録体の先端を正確に位置決めすることができる。
【0010】
また、かかる記録装置は、前記搬送機構は、前記被記録体を搬送するためのローラを有し、前記検出器は、前記ローラよりも下流側に設けられていることが望ましい。このような記録装置によれば、被記録体の先端を正確に位置決めすることができる。
【0011】
また、かかる記録装置は、前記検出器は、前記被記録体の傾きを補正した後、前記先端を検出することが望ましい。このような記録装置によれば、被記録体の先端を正確に位置決めすることができる。
【0012】
また、かかる記録装置は、複数のノズルを走査方向に移動させるキャリッジを更に備え、前記検出器は、前記キャリッジに設けられていることが望ましい。このような記録装置によれば、この検出器を他の用途に用いることも可能になる。
【0013】
また、かかる記録装置は、凹部及び凸部を有し、前記凸部で前記被記録体を支持する支持手段を更に備えていることが望ましい。また、前記先端に記録を行うとき、前期記録開始目標位置は、前記凹部と前記凹部に対向するノズルとの間に位置していることが好ましい。このような記録装置によれば、被記録体を支持する支持手段を汚さずに、先端に記録を行うことができる。
【0014】
また、かかる記録装置は、前記記録方式が、液体を吐出する複数のノズルの間隔が、前記被印刷体に形成されるドットの間隔よりも広く、前記ノズルが走査方向に1回移動して記録されるドットの列の間に、記録されないドットの列がある方式であることが望ましい。このような記録装置によれば、ノズルの間隔や吐出特性のばらつきがあっても、これらの影響を緩和して画質を向上させることができる。
【0015】
また、かかる記録装置は、前記記録方式が、前記被記録体に形成される一つのドット列が複数のノズルを用いて記録されるような記録方式であることが望ましい。このような記録装置によれば、ノズルの間隔や吐出特性にばらつきがあっても、特定のノズルの特性の影響が1つのドット列の全体に及ぶことを防止できるので、画質を向上させることができる。
【0016】
また、かかる記録装置は、前記被記録体に記録を行うこととして、前記被印刷体に印刷を行うことが望ましい。
【0017】
さらに、複数の印刷方式によって印刷可能であり、被印刷体の先端を印刷開始目標位置まで搬送した後、前記印刷方式に応じた搬送量で間欠的に前記被印刷体を搬送し、前記先端に印刷を行う印刷装置であって、前記被印刷体の先端を検出可能な検出器を更に備え、前記検出器の検出結果に基づいて、前記搬送機構が前記被印刷体を搬送し、前記搬送機構は、前記被印刷体を搬送するためのローラを有し、前記検出器は、前記ローラよりも下流側に設けられ、前記検出器は、前記被印刷体の傾きを補正した後、前記先端を検出し、複数のノズルを走査方向に移動させるキャリッジを更に備え、前記検出器は、前記キャリッジに設けられ、凹部及び凸部を有し、前記凸部で前記被記録体を支持する支持手段を更に備え、前記先端に記録を行うとき、前期記録開始目標位置は、前記凹部と前記凹部に対向するノズルとの間に位置し、前記印刷方式は、液体を吐出する複数のノズルの間隔が前記被印刷体に形成されるドットの間隔よりも広く、かつ、前記ノズルが走査方向に1回移動して印刷されるドットの列の間に記録されないドットの列がある方式であって、前記印刷方式は、前記印刷録体に形成される一つのドット列が複数のノズルを用いて印刷されるような印刷方式であって、前記印刷方式に応じて、前記印刷開始目標位置を決定することを特徴とする印刷装置が明らかになる。このような印刷装置によれば、被印刷体に印刷を行う際の印刷時間を短縮させることができる。
【0018】
また、このような記録方法、プログラム、及び、コンピュータシステムも本実施形態の範疇である。
【0019】
次に、被記録体を搬送方向に搬送するための搬送機構と、凹部及び凸部を有し、前記凸部によって前記被記録体を支持する支持手段と、を備え、複数の記録方式によって前記被記録体の前記搬送方向の先端を記録可能であり、前記先端を記録するとき、前記凹部に対向する複数のノズルを用いて記録を行う記録装置であって、前記先端の記録を開始するときに用いられるノズルは、前記記録方式に応じて、決定されることを特徴とする記録装置が明らかになる。このような記録装置によれば、被記録体に記録を行う際の無駄を軽減させることができる。
【0020】
また、かかる記録装置は、前記被記録体の先端を記録した後、前記凹部に対向する複数のノズルと前記凸部に対向する複数のノズルとを用いて、前記被記録体に記録を行うことが望ましい。このような記録装置によれば、凸部に対向するノズルから吐出された液体は被記録体に着弾するので、支持手段を汚さずに被記録体に記録を行うことができる。また、このような記録装置によれば、記録に用いるノズル数が多くなるので、記録時間を短縮することができる。
【0021】
また、かかる記録装置は、第1の搬送量で前記被記録体を間欠的に搬送し、その間欠的な搬送の間に前記凹部に対向する複数のノズルを用いる記録と、第2の搬送量で前記被記録体を間欠的に搬送し、その間欠的な搬送の間に前記凹部及び前記凸部に対向する複数のノズルを用いる記録と、の間に、前記第1の搬送量で前記被記録体を間欠的に搬送し、その間欠的な搬送の間に前記凹部及び前記凸部に対向する複数のノズルを用いる記録が存在することが望ましい。このような記録装置によれば、先端の記録処理から通常の記録処理に移行するときに、すきまなく被記録体に記録を行うことができる。
【0022】
また、かかる記録装置は、前記搬送機構が前記被記録体を搬送する搬送動作と、前記ノズルから液体を吐出して前記被記録体にドットを形成する記録動作とを交互に繰り返し、前記被記録体に記録を行う記録装置であって、前記先端を記録する際に前記搬送機構が前記被記録体を搬送する搬送量は、前記ドットの間隔よりも広いことが望ましい。このような記録装置によれば、いわゆるインターレース印刷を行うことが可能になり、高精度な記録を行うことができる。
【0023】
===印刷装置(インクジェットプリンタ)の概要===
<インクジェットプリンタの構成について>
図1、図2、図3および図4を参照しつつ、印刷装置としてインクジェットプリンタを例にとって、その概要について説明する。なお、図1は、本実施形態のインクジェットプリンタの全体構成の説明図である。また、図2は、本実施形態のインクジェットプリンタのキャリッジ周辺の概略図である。また、図3は、本実施形態のインクジェットプリンタの搬送ユニット周辺の説明図である。また、図4は、本実施形態のインクジェットプリンタの搬送ユニット周辺の斜視図である。
【0024】
本実施形態のインクジェットプリンタは、紙搬送ユニット10、インク吐出ユニット20、クリーニングユニット30、キャリッジユニット40、計測器群50、および制御ユニット60を有する。
【0025】
紙搬送ユニット10は、被印刷体である例えば紙を印刷可能な位置に送り込み、印刷時に所定の方向(図1において紙面に垂直な方向(以下、紙搬送方向という))に所定の移動量で紙を移動させるためのものである。すなわち、紙搬送ユニット10は、紙を搬送する搬送機構として機能する。紙搬送ユニット10は、紙挿入口11A及びロール紙挿入口11Bと、給紙モータ(不図示)と、給紙ローラ13と、プラテン14と、紙搬送モータ(以下、PFモータという)15と、紙搬送モータドライバ(以下、PFモータドライバという)16と、搬送ローラ17Aと排紙ローラ17Bと、フリーローラ18Aとフリーローラ18Bとを有する。ただし、紙搬送ユニット10が搬送機構として機能するためには、必ずしも、これらの構成要素を全て要するというわけではない。
【0026】
紙挿入口11Aは、被印刷体である紙を挿入するところである。給紙モータ(不図示)は、紙挿入口11Aに挿入された紙をプリンタ内に搬送するモータであり、パルスモータで構成される。給紙ローラ13は、紙挿入口11に挿入された紙をプリンタ内に自動的に搬送するローラであり、給紙モータ12によって駆動される。給紙ローラ13は、略D形の横断面形状を有している。給紙ローラ13の円周部分の周囲長さは、PFモータ15までの搬送距離よりも長く設定されているので、この円周部分を用いて被印刷体をPFモータ15まで搬送できる。なお、給紙ローラ13の回転駆動力と分離パッド(不図示)の摩擦抵抗とによって、複数の被印刷体が一度に給紙されることを防いでいる。被印刷体の搬送のシーケンスについては、後で詳述する。
【0027】
プラテン14は、印刷中の紙Sを支持する支持手段である。このプラテン14の構成は、後で詳述する。PFモータ15は、被印刷体である例えば紙を紙搬送方向に送り出すモータであり、DCモータで構成される。PFモータドライバ16は、PFモータ15の駆動を行うためのものである。搬送ローラ17Aは、給紙ローラ13によってプリンタ内に搬送された紙Sを印刷可能な領域まで送り出すローラであり、PFモータ15によって駆動される。フリーローラ18Aは、搬送ローラ17Aと対向する位置に設けられ、紙Sを搬送ローラ17Aとの間に挟むことによって紙Sを搬送ローラ17Aに向かって押さえる。
【0028】
排紙ローラ17Bは、印刷が終了した紙Sをプリンタの外部に排出するローラである。排紙ローラ17Bは、不図示の歯車により、PFモータ15によって駆動される。フリーローラ18Bは、排紙ローラ17Bと対向する位置に設けられ、紙Sを排紙ローラ17Bとの間に挟むことによって紙Sを排紙ローラ17Bに向かって押さえる。
【0029】
インク吐出ユニット20は、被印刷体である例えば紙にインクを吐出するためのものである。インク吐出ユニット20は、ヘッド21と、ヘッドドライバ22とを有する。ヘッド21は、インク吐出部であるノズルを複数有し、各ノズルから断続的にインクを吐出する。ヘッドドライバ22は、ヘッド21を駆動して、ヘッドから断続的にインクを吐出させるためのものである。
【0030】
クリーニングユニット30は、ヘッド21のノズルの目詰まりを防止するためのものである。クリーニングユニット30は、ポンプ装置31と、キャッピング装置35とを有する。ポンプ装置は、ヘッド21のノズルの目詰まりを防止するため、ノズルからインクを吸い出すものであり、ポンプモータ32とポンプモータドライバ33とを有する。ポンプモータ32は、ヘッド21のノズルからインクを吸引する。ポンプモータドライバ33は、ポンプモータ32を駆動する。キャッピング装置35は、ヘッド21のノズルの目詰まりを防止するため、印刷を行わないとき(待機時)に、ヘッド21のノズルを封止する。
【0031】
キャリッジユニット40は、ヘッド21を所定の方向(図1において紙面の左右方向(以下、走査方向という))に走査移動させるためのものである。キャリッジユニット40は、キャリッジ41と、キャリッジモータ(以下、CRモータという)42と、キャリッジモータドライバ(以下、CRモータドライバという)43と、プーリ44と、タイミングベルト45と、ガイドレール46とを有する。キャリッジ41は、走査方向に移動可能であって、ヘッド21を固定している(したがって、ヘッド21のノズルは、走査方向に沿って移動しながら、断続的にインクを吐出する)。また、キャリッジ41は、インクを収容するインクカートリッジ48を着脱可能に保持している。CRモータ42は、キャリッジを走査方向に移動させるモータであり、DCモータで構成される。CRモータドライバ43は、CRモータ42を駆動するためのものである。プーリ44は、CRモータ42の回転軸に取付けられている。タイミングベルト45は、プーリ44によって駆動される。ガイドレール46は、キャリッジ41を走査方向に案内する。
【0032】
計測器群50には、リニア式エンコーダ51と、ロータリー式エンコーダ52と、紙検出センサ53と、紙幅センサ54とがある。リニア式エンコーダ51は、キャリッジ41の位置を検出するためのものである。ロータリー式エンコーダ52は、搬送ローラ17Aの回転量を検出するためのものである。なお、エンコーダの構成等については、後述する。紙検出センサ53は、印刷される紙の先端の位置を検出するためのものである。この紙検出センサ53は、給紙ローラ13が搬送ローラ17Aに向かって紙を搬送する途中で、紙の先端の位置を検出できる位置に設けられている。なお、紙検出センサ53は、機械的な機構によって紙の先端を検出するメカニカルセンサである。詳しく言うと、紙検出センサ53は紙搬送方向に回転可能なレバーを有し、このレバーは紙の搬送経路内に突出するように配置されている。そのため、紙の先端がレバーに接触し、レバーが回転させられるので、紙検出センサ53は、このレバーの動きを検出することによって、紙の先端の位置を検出する。紙幅センサ54は、キャリッジ41に取付けられている。紙幅センサ54は、発光部541と受光部543を有する光学センサであり、紙によって反射された光を検出することにより、紙幅センサ54の位置における紙の有無を検出する。そして、紙幅センサ54は、キャリッジ41によって移動しながら紙の端部の位置を検出し、紙の幅を検出する。また、紙幅センサ54は、キャリッジ41の位置によって、紙の先端を検出できる。紙幅センサ54は、光学センサなので、紙検出センサ53よりも位置検出の精度が高い。
【0033】
制御ユニット60は、プリンタの制御を行うためのものである。制御ユニット60は、CPU61と、タイマ62と、インターフェース部63と、ASIC64と、メモリ65と、DCコントローラ66とを有する。CPU61は、プリンタ全体の制御を行うためのものであり、DCコントローラ66、PFモータドライバ16、CRモータドライバ43、ポンプモータドライバ32およびヘッドドライバ22に制御指令を与える。タイマ62は、CPU61に対して周期的に割り込み信号を発生する。インターフェース部63は、プリンタの外部に設けられたホストコンピュータ67との間でデータの送受信を行う。ASIC64は、ホストコンピュータ67からインターフェース部63を介して送られてくる印刷情報に基づいて、印刷の解像度やヘッドの駆動波形等を制御する。メモリ65は、ASIC64及びCPU61のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものであり、RAM、EEPROM等の記憶手段を有する。DCコントローラ66は、CPU61から送られてくる制御指令と計測器群50からの出力に基づいて、PFモータドライバ16及びCRモータドライバ43を制御する。
【0034】
<エンコーダの構成について>
図5は、リニア式エンコーダ51の説明図である。
リニア式エンコーダ51は、キャリッジ41の位置を検出するためのものであり、リニアスケール511と検出部512とを有する。
リニアスケール511は、所定の間隔(例えば、1/180インチ(1インチ=2.54cm))毎にスリットが設けられており、プリンタ本体側に固定されている。
検出部512は、リニアスケール511と対向して設けられており、キャリッジ41側に設けられている。検出部512は、発光ダイオード512Aと、コリメータレンズ512Bと、検出処理部512Cとを有しており、検出処理部512Cは、複数(例えば、4個)のフォトダイオード512Dと、信号処理回路512Eと、2個のコンパレータ512Fa、512Fbとを備えている。
【0035】
発光ダイオード512Aは、両端の抵抗を介して電圧Vccが印加されると光を発し、この光はコリメータレンズに入射される。コリメータレンズ512Bは、発光ダイオード512Aから発せられた光を平行光とし、リニアスケール511に平行光を照射する。リニアスケールに設けられたスリットを通過した平行光は、固定スリット(不図示)を通過して、各フォトダイオード512Dに入射する。フォトダイオード512Dは、入射した光を電気信号に変換する。各フォトダイオードから出力される電気信号は、コンパレータ512Fa、512Fbにおいて比較され、比較結果がパルスとして出力される。そして、コンパレータ512Fa、512Fbから出力されるパルスENC−A及びパルスENC−Bが、リニア式エンコーダ51の出力となる。
【0036】
図6は、リニア式エンコーダ51の2種類の出力信号の波形を示すタイミングチャートである。図6Aは、CRモータ42が正転しているときにおける出力信号の波形のタイミングチャートである。図6Bは、CRモータ42が反転しているときにおける出力信号の波形のタイミングチャートである。
【0037】
図6A及び図6Bに示す通り、CRモータ42の正転時および反転時のいずれの場合であっても、パルスENC−AとパルスENC−Bとは、位相が90度ずれている。CRモータ42が正転しているとき、すなわち、キャリッジ41が主走査方向に移動しているときは、図6Aに示す通り、パルスENC−Aは、パルスENC−Bよりも90度だけ位相が進んでいる。一方、CRモータ42が反転しているときは、図6Bに示す通り、パルスENC−Aは、パルスENC−Bよりも90度だけ位相が遅れている。各パルスの1周期Tは、キャリッジ41がリニアスケール511のスリットの間隔(例えば、1/180インチ(1インチ=2.54cm))を移動する時間に等しい。
【0038】
キャリッジ41の位置の検出は、以下のように行う。まず、パルスENC−A又はENC−Bについて、立ち上がりエッジ又は立ち下りエッジを検出し、検出されたエッジの個数をカウントする。このカウント数に基づいて、キャリッジ41の位置を演算する。カウント数は、CRモータ42が正転しているときに一つのエッジが検出されると『+1』を加算し、CRモータ42が反転しているときに一つのエッジが検出されると『−1』を加算する。パルスENCの周期はリニアスケール511のスリット間隔に等しいので、カウント数にスリット間隔を乗算すれば、カウント数が『0』のときのキャリッジ41の位置からの移動量を求めることができる。つまり、この場合におけるリニア式エンコーダ51の解像度は、リニアスケール511のスリット間隔となる。また、パルスENC−AとパルスENC−Bの両方を用いて、キャリッジ41の位置を検出しても良い。パルスENC−AとパルスENC−Bの各々の周期はリニアスケール511のスリット間隔に等しく、かつ、パルスENC−AとパルスENC−Bとは位相が90度ずれているので、各パルスの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジを検出し、検出されたエッジの個数をカウントすれば、カウント数『1』は、リニアスケール511のスリット間隔の1/4に対応する。よって、カウント数にスリット間隔の1/4を乗算すれば、カウント数が『0』のときのキャリッジ41の位置から移動量を求めることができる。つまり、この場合におけるリニア式エンコーダ51の解像度は、リニアスケール511のスリット間隔の1/4となる。
【0039】
キャリッジ41の速度Vcの検出は、以下のように行う。まず、パルスENC−A又はENC−Bについて、立ち上がりエッジ又は立ち下りエッジを検出する。一方、パルスのエッジ間の時間間隔をタイマカウンタによってカウントする。このカウント値から周期T(T=T1、T2、・・・)が求められる。そして、リニアスケール511のスリット間隔をλとすると、キャリッジの速度は、λ/Tとして順次求めることができる。また、パルスENC−AとパルスENC−Bの両方を用いて、キャリッジ41の速度を検出しても良い。各パルスの立ち上がりエッジと立ち下がりエッジを検出することにより、リニアスケール511のスリット間隔の1/4に対応するエッジ間の時間間隔をタイマカウンタによってカウントする。このカウント値から周期T(T=T1、T2、・・・)が求められる。そして、リニアスケール511のスリット間隔をλとすると、キャリッジの速度Vcは、Vc=λ/(4T)として順次求めることができる。
【0040】
なお、ロータリー式エンコーダ52では、プリンタ本体側に設けられた上記リニアスケール511の代わりに搬送ローラ17Aの回転に応じて回転する回転円板521を用いる点と、キャリッジ41に設けられた検出部512の代わりにプリンタ本体側に設けられた検出部522を用いる点が異なるだけで、他の構成はリニア式エンコーダ51とほぼ同様である(図4参照)。
【0041】
なお、ロータリー式エンコーダ52は、直接的には、搬送ローラ17Aの回転量を検出するのであって、紙の搬送量を検出していない。しかし、搬送ローラ17Aが回転して紙を搬送するとき、搬送ローラ17Aと紙との間の滑りによって、搬送誤差が生じている。したがって、ロータリー式エンコーダ52は、直接的には、紙の搬送量の搬送誤差を検出できない。そこで、ロータリー式エンコーダ52が検出した回転量と搬送誤差との関係を表すテーブルを作成し、そのテーブルを制御ユニット60のメモリ65に格納している。そして、ロータリー式エンコーダの検出結果に基づいてテーブルを参照し、搬送誤差を検出することにしている。このテーブルは、回転量と搬送誤差との関係を表すものに限られず、搬送回数等と搬送誤差との関係を表すものであっても良い。また、紙質に応じて滑りが異なるので、紙質に応じた複数のテーブルを作成し、メモリ65に格納しても良い。
【0042】
<ノズルの構成について>
図7は、ヘッド21の下面におけるノズルの配列を示す説明図である。ヘッド21の下面には、濃ブラックインクノズル群KDと、淡ブラックインクノズル群KLと、濃シアンインクノズル群CDと、淡シアンインクノズル群CLと、濃マゼンタインクノズル群MDと、淡マゼンタノズル群MLと、イエローインクノズル群YDが形成されている。各ノズル群は、各色のインクを吐出するための吐出口であるノズルを複数個(本実施形態ではn個)備えている。なお、各ノズル群を示す符号の最初のアルファベットはインク色を意味しており、また、添え字の「 D」は濃度が比較的高いインクであることを意味しており、また、添え字の「 L 」は濃度が比較的低いインクであることをそれぞれ意味している。
【0043】
各ノズル群の複数のノズルは、紙搬送方向に沿って、一定の間隔(ノズルピッチ:k・D)でそれぞれ整列している。ここで、Dは、紙搬送方向における最小のドットピッチ(つまり、紙Sに形成されるドットの最高解像度での間隔)である。また、kは、1以上の整数である。
【0044】
また、各ノズル群のノズルは、下流側のノズルほど若い番号が付されている(♯1〜♯n)。また、各ノズル群のノズルは、紙搬送方向の位置に関して、隣のノズル群のノズルの間に位置するように設けられている。例えば、淡ブラックインクノズル群KLの一番ノズル♯1は、紙搬送方向の位置に関して、濃ブラックインクノズル群KDの一番ノズル♯1と二番ノズル♯2との間に設けられている。また、紙幅センサ54は、紙搬送方向の位置に関して、一番下流側にあるn番ノズル♯nとほぼ同じ位置に設けられている。各ノズルには、各ノズルを駆動してインク滴を吐出させるための駆動素子としてピエゾ素子(不図示)が設けられている。
【0045】
なお、印刷時には、紙Sが紙搬送ユニット10によって間欠的に所定の搬送量で搬送され、その間欠的な搬送の間にキャリッジ41が走査方向に移動して各ノズルからインク滴が吐出される。
【0046】
===プラテンの構成===
図8は、プラテンに設けられた溝とノズル群との位置関係を示す説明図である。同図において、既に説明した構成要素については、同じ番号を付しているので、説明を省略する。
プラテン14は、凹部と凸部とを有する支持手段である。プラテン14は、この凹部として、走査方向に沿って形成された2つの溝を有する。この2つの溝のうち、上流側の溝を上流側溝14fと呼び、下流側の溝を下流側溝14rと呼ぶ。これらの溝は、それぞれ走査方向に紙Sの幅よりも長くなるように、プラテン14に形成されている。そして、これらの溝には、インクを吸収するための吸収体が設けられている。
また、プラテン14は、凸部として、中央支持部14scを有する。この支持部によって、紙Sがヘッド21に対向するように支持される。この中央支持部14scは、上流側溝14fと下流側溝14rとの間で紙Sを支持する。
【0047】
ヘッド21の各色のノズル群は、それぞれ、上流側溝上ノズル群Nhと、中央ノズル群Niと、下流側溝上ノズル群Nrとを有する。上流側溝上ノズル群Nhは、上流側溝14fと対向する位置に設けられているノズル群であって、ノズル♯131〜♯180が上流側溝上ノズル群である。中央ノズル群Niは、中央支持部14scと対向する位置に設けられているノズル群であって、ノズル♯26〜♯130が中央ノズル群である。下流側溝上ノズル群Nrは、下流側溝14rと対向する位置に設けられているノズル群であって、ノズル♯1〜♯25が下流側溝上ノズル群である。なお、図中、各ノズル群は、斜線で示された領域にそれぞれ設けられている。
【0048】
キャリッジ41が走査方向に移動することによって、ヘッド21も走査方向に移動するが、上流側溝14fと下流側溝14rが走査方向に沿って形成されているので、ノズル群Nhは移動中も上流側溝14fに対向し続け、ノズル群Nrは移動中も下流側溝14rに対向し続けることが可能である。仮に、紙Sが無い状態でノズル群Nhからインクを吐出したとしても、吐出されたインクは上流側溝14fに着弾するため、プラテンの支持部を汚さないので、その後に搬送される紙の裏面を汚さずに済む。同様に、仮にプラテン上に紙Sが無い状態でノズル群Nrからインクを吐出したとしても、吐出されたインクは下流側溝14rに着弾するため、プラテンの支持部を汚さないので、その後に搬送される紙の裏面を汚さずに済む。さらに、それぞれの溝にはインク吸収体が設けられているため、溝に着弾したインクはインク吸収体に吸収されることになる。
【0049】
なお、以下の説明からも分かる通り、プラテンが上記のような形状をしている理由は、紙の先端を印刷するとき(いわゆる縁なし印刷を行うとき)に、吐出されたインクによってプラテンの支持部が汚れないようにするためである。
【0050】
===紙の先端の印刷方法===
図9は、紙の先端の印刷方法(縁なし印刷の方法)の説明図である。
まず、搬送ローラ17Aよりも下流側にある紙幅センサ54を用いて紙の先端を検出し、その検出結果に基づいて、紙Sを搬送する。
そして、紙幅センサ54の検出結果に基づいて紙を搬送し、紙の先端が印刷開始位置に位置するようにする(いわゆる頭出し動作)。なお、本実施形態の印刷方法では、紙幅センサ54の検出結果に基づいて紙を搬送しているので、紙検出センサ53の検出結果に基づいて紙を搬送する場合と比較して、紙の先端の正確な位置決めが可能になる。
そして、紙Sを印刷モードに応じた搬送量で間欠的に搬送し、その間欠的な搬送の合間にノズル群Nrのみからインクを吐出して、紙の先端の印刷を行う。
【0051】
紙の先端を印刷するときにノズル群Nrしか用いない理由は、搬送誤差の影響により、頭出し動作終了時に紙Sの先端がプラテン14の中央支持部14sc上に位置することがあるからである(図10参照)。すなわち、このような場合にノズル群Niを用いると、インク滴Ipがプラテンの中央支持部14scに着弾するため、プラテンの支持部を汚すことになる。一方、このような場合であっても、ノズル群Nrのみを用いるのであれば、インク滴Ipは下流側溝14rに着弾するため、プラテンの支持部を汚さずにすむ。
【0052】
ただし、搬送誤差を少なくして紙を搬送できるならば、紙の先端を下流側溝14r上に正確に位置決めし、全ノズルを用いて印刷を行ってもよい。印刷開始時に紙の先端が下流側溝14r上に位置するのであれば、ノズル群Niやノズル群Nhを用いても、吐出したインクが紙に着弾するため、プラテンを汚さないからである。この場合、紙の先端が凹部である下流側溝14rとこれに対向するノズルとの間に位置するように、印刷開始目標位置が決定される。
【0053】
なお、以下に説明する実施形態では、ノズル群Nr(ノズル♯1〜♯25)のみを用いて、紙の先端を印刷することとする。
【0054】
===印刷開始位置===
次に、各ノズル群が180個のノズルを有し、ノズルピッチ(ノズルの間隔)が1/180インチである場合の種々の印刷方式(印刷モード)における搬送方法について説明する。ただし、紙の先端の印刷時は、上述した通り、ノズル群Nr(ノズル♯1〜♯25)しか用いないものとする。溝とノズル群との位置関係は、既に説明したものと同様である。ここでは、説明を簡略化するため、ある一つの色のノズル群の印刷方式を説明するが、他の色のノズル群に付いても同様である。
【0055】
<4回のパスでインターレース印刷する場合>
まず、図11及び図12を用いて、4回のパスでインターレース印刷する場合について説明図する。ここで、『インターレース印刷』とは、kが2以上(本実施形態ではk=4)であって、1回のパスで記録されるラスタラインの間に記録されないラスタラインが挟まれるような印刷方式を意味する。なお、『パス』とは、ノズルが走査方向に1回走査移動することをいう。『ラスタライン』とは、走査方向に並ぶ画素の列(ドット列)であり、走査ラインともいう。また、『画素』とは、インク滴を着弾させドットを記録する位置を規定するために、被印刷体上に仮想的に定められた方眼状の桝目である。本実施形態では、ノズルピッチ毎に4本のラスタラインが印刷されているので、720dpiの解像度のインターレース印刷になる。なお、インターレース印刷によれば、ノズルのピッチや吐出特性にばらつきがあっても、これらの影響を緩和して画質を向上させることができるという効果を奏する。また、インターレース印刷によれば、ドット列の間隔Dよりも大きい搬送量(本印刷方式では、25・D又は179・D)で紙Sが搬送されるため、ドット列の間隔Dで搬送する場合と比較して搬送量が大きいので、搬送精度が向上し、画質を向上させることができる。
【0056】
図11は、紙の先端の位置とノズルの位置との関係の説明図である。図11Aは、搬送方向を横から見た図であり、紙面垂直方向が走査方向である。図11Bは、搬送方向を上から見た図であり、紙面上下方向が走査方向である。同図は、ヘッド21のノズル群Nrのノズルからインクが吐出され、紙Sの表面にドットが形成される様子を表している。紙Sの表面に描かれた丸の中の数字は、そのドットを形成したインク滴を吐出したノズルの番号を示している。なお、紙Sは、同図に示す通り、紙搬送方向に間欠的に搬送される。そして、この間欠的な搬送の合間に、ヘッド21が走査方向(紙面垂直方向)に走査移動し、ノズルからインクが吐出される。
【0057】
図12は、図11の印刷方式における、紙の先端の位置とノズルの位置との相対的な位置関係の説明図である。同図では、紙の位置を固定して、ノズルの位置との相対的な位置関係を示している。このように示すと、ノズルは紙Sに対して搬送方向に移動し、走査方向に移動しながらインクを吐出し、紙Sにドットを形成する。
【0058】
本印刷方式によれば、まず、紙の先端がノズル♯19に位置するように、印刷目標位置を決定し、紙Sを搬送する。そして、1回目のパスにおいて、ノズル♯19〜ノズル♯25がインクを吐出して、走査方向に沿ったドット列を紙Sに形成する。次に、ラスタラインの25本分の搬送量で紙Sを搬送した後、2回目のパスにおいて、ノズル♯13〜ノズル♯25がインクを吐出して、ドット列を紙Sに形成する。次に、ラスタライン25本分の搬送量(25/720インチ)で紙Sを搬送した後、3回目のパスにおいて、ノズル♯7〜ノズル♯25がインクを吐出して、ドット列を紙Sに形成する。次に、ラスタラインの25本分の搬送量で紙Sを搬送した後、4回目のパスにおいて、ノズル♯1〜ノズル♯25がインクを吐出して、ドット列を紙Sに形成する。そして、以下同様に、間欠的な搬送動作と、印刷動作とを交互に繰り返して、紙Sに印刷を行う。
【0059】
本印刷方式によれば、最初の紙Sの先端の位置は、ノズル♯19と対向する位置になる。そして、ノズル♯19が、1番目のラスタラインに相当するインク滴を吐出する。なお、紙の先端の位置がノズル♯19よりも下流側に位置決めされると、紙の先端に余白部分ができた状態で、紙Sが印刷されることになる。ただし、紙の先端の位置がノズル♯19よりも上流側に位置決めされた場合は、ノズルから吐出したインク滴が溝に着弾するだけであり、紙の先端に余白部分が生じないように紙Sを印刷することができる。したがって、紙を搬送するときに搬送誤差があるときは、最も紙Sが下流側に搬送された場合の紙Sの先端の位置がノズル♯19に対面するように(又は、ノズル♯19よりも上流側に)、印刷目標位置が決定される。
【0060】
本実施形態の印刷装置は、1回目(先端の記録の開始)のパスのときにどのノズルを用いるのか、印刷方式に応じて決定している。そして、「4回のパスでインターレース印刷」を行う場合、1回目のパスにおいてノズル♯19〜♯25が用いられることが決定される。このように、印刷開始時に用いられるノズルを印刷方式に応じて決定することによって、無駄なインクの吐出を減らすことができる。なお、後述する他の印刷方式の場合も同様に、本実施形態の印刷装置は、印刷方式に応じて、印刷開始時に用いられるノズルを決定している。
【0061】
また、本実施形態の印刷装置は、1番目のラスタラインに相当するインク滴をどのノズルが吐出するのか、印刷方式に応じて決定している。そして、「4回のパスでインターレース印刷」を行う場合、ノズル♯19が1番目のラスタラインに相当するインク滴を吐出することが決定される。このように、1番目のラスタラインに相当するインク滴を吐出するノズルが印刷方式に応じて決定されることによって、無駄なインクの吐出を減らすことができる。なお、後述する他の印刷方式の場合も同様に、本実施形態の印刷装置は、印刷方式に応じて、1番目のラスタラインに相当するインク滴を吐出するノズルを決定している。
【0062】
ところで、インターレース印刷における搬送量は、ノズルピッチとノズルの個数とに基づいて、定まる。紙の先端の記録を行うとき、ノズルピッチが4・Dであり、ノズルの個数が25であることに基づいて、搬送量が25・Dとして定められる。一方、紙Sの先端の印刷が終われば、用いるノズルの個数が180になるので、搬送量が179・Dとして定められる。ただし、先端の印刷処理(搬送量25・Dでノズル♯1〜ノズル♯25を用いた印刷処理)から通常の印刷処理(搬送量179・Dでノズル♯1〜ノズル♯180を用いた印刷処理)に急に移行すると、移行区間内において、印刷されないラスタラインが生じてしまう。そこで、本実施形態では、先端の印刷処理から通常の印刷処理に移行する間に、搬送量25・Dでノズル♯1〜ノズル♯25及びノズル♯25より上流側のノズル(ノズル♯26〜)を用いた印刷処理(移行印刷処理)を行っている。これにより、隙間なくラスタラインを印刷することができる。
【0063】
<8回のパスでオーバーラップ印刷する場合>
次に、図13を用いて、8回のパスでオーバーラップ印刷する場合について説明する。左図は、前述の図12と同じように、紙の先端の位置とノズルの位置との相対的な位置関係を示している。右図は、前述の図11Bと同じように、紙Sの表面にドットが形成される様子を示している。ここで、『オーバーラップ印刷』とは、各ラスタラインを形成するドット列が同一のノズルで記録されず、複数のノズルを用いて記録される印刷方式である。本実施形態では、各ラスタラインが2つのノズルを用いて形成されており、ノズルピッチに4本のラスタラインが形成されるので、8回のパスで4本分のラスタラインが完成する。なお、本実施形態では、ノズルピッチ毎に4本のラスタラインが印刷されているので、720dpiの解像度の印刷になる。なお、オーバーラップ印刷によれば、ノズルのピッチや吐出特性にばらつきがあっても、特定のノズルの特性の影響が1つのラスタの全体に及ぶことを防止できるので、画質を向上させることができるという効果を奏する。
【0064】
本印刷方式によれば、まず、紙の先端がノズル♯17よりもラスタライン1本分上流側に位置するように、印刷目標位置を決定し、紙Sを搬送する。そして、1回目のパスにおいて、ノズル♯17〜ノズル♯25がインクを吐出して、走査方向に沿ったドット列を紙Sに形成する。ただし、このとき、ノズルは、1ドットおきにドットを形成する。なお、1ドットおきに形成されたドット列は、4回目のパスにおいて、ノズル♯10〜ノズル♯25が1ドットおきにインクを吐出することによって補完され、2番目のラスタラインが完成する。本印刷方式では、ラスタラインの9又は10本分の搬送量(9・D(9/720インチ)又は10・D(10/720インチ))で紙Sが間欠的に搬送され、その間欠的な搬送の合間に1ドットおきのドット列が形成される。
【0065】
本印刷方式によれば、最初の紙Sの先端の位置は、ノズル♯17と対向する位置よりもラスタライン1本分上流側になる。そして、ノズル♯17が、2番目のラスタラインに相当するインク滴を1ドットおきに吐出する。なお、紙の先端の位置がこの位置よりも下流側に位置決めされると、紙の先端に余白部分ができた状態で、紙Sが印刷されることになる。ただし、紙の先端の位置がこの位置よりも上流側に位置決めされた場合は、ノズルから吐出したインク滴が溝に着弾するだけであり、紙の先端に余白部分が生じないように紙Sを印刷することができる。したがって、紙を搬送するときに搬送誤差があるときは、最も紙Sが下流側に搬送された場合の紙Sの先端の位置が、ノズル♯17に対面する位置よりもラスタライン1本分上流側になるように(又は、ノズル♯17よりも上流側に)、印刷目標位置が決定される。
【0066】
本印刷方式では、印刷装置は、1回目のパスにおいてノズル♯17〜ノズル♯25を用いることを決定している。また、本印刷方式では、印刷装置は、ノズル♯12及びノズル♯5が1番目のラスタラインに相当するインク滴を吐出することを決定している。
【0067】
また、本実施形態では、先端の印刷処理のときの搬送量は9・D(9/720インチ)又は10・D(10/720インチ)であり、通常の印刷処理のときの搬送量は89・D又は90・Dになる。そして、先端の印刷処理から通常の印刷処理に移行する間に、搬送量9・D又は10・Dでノズル♯1〜ノズル♯25及びノズル♯25より上流側のノズル(ノズル♯26〜)を用いた印刷処理(移行印刷処理)を行っている。これにより、隙間なくラスタラインを印刷することができる。
【0068】
<16回のパスでオーバーラップ印刷する場合>
次に、図14を用いて、16回のパスでオーバーラップ印刷する場合について説明する。本実施形態では、各ラスタラインが2つのノズルを用いて形成されており、ノズルピッチに8本のラスタラインが形成されるので、16回のパスで8本分のラスタラインが完成する。なお、本実施形態では、ノズルピッチ毎に8本のラスタラインが印刷されているので、1440dpiの解像度の印刷になる。
【0069】
本印刷方式によれば、まず、紙の先端がノズル♯18よりもラスタライン1本分上流側に位置するように、印刷目標位置を決定し、紙Sを搬送する。そして、1回目のパスにおいて、ノズル♯18〜ノズル♯25がインクを吐出して、走査方向に沿ったドット列を紙Sに形成する。ただし、このとき、ノズルは、1ドットおきにドットを形成する。なお、この間欠的に形成されたドット列は、12回目のパスにおいて、ノズル♯5〜ノズル♯25が1ドットおきにインクを吐出することによって補完され、2番目のラスタラインが完成する。本印刷方式では、ラスタラインの9又は10本分の搬送量(9・D(9/1440インチ)又は10・D(10/1440インチ))で紙Sが間欠的に搬送され、その間欠的な搬送の合間に1ドットおきのドット列が形成される。
【0070】
本印刷方式によれば、最初の紙Sの先端の位置は、ノズル♯18と対向する位置よりもラスタライン1本分上流側になる。そして、ノズル♯18が、2番目のラスタラインに相当するインク滴を1ドットおきに吐出する。なお、紙の先端の位置がこの位置よりも下流側に位置決めされると、紙の先端に余白部分ができた状態で、紙Sが印刷されることになる。ただし、紙の先端の位置がこの位置よりも上流側に位置決めされた場合は、ノズルから吐出したインク滴が溝に着弾するだけであり、紙の先端に余白部分が生じないように紙Sを印刷することができる。したがって、紙を搬送するときに搬送誤差があるときは、最も紙Sが下流側に搬送された場合の紙Sの先端の位置が、ノズル♯18に対面する位置よりもラスタライン1本分上流側になるように(又は、ノズル♯18よりも上流側に)、印刷目標位置が決定される。
【0071】
本印刷方式では、印刷装置は、1回目のパスにおいてノズル♯18〜ノズル♯25を用いることを決定している。また、本印刷方式では、印刷装置は、ノズル♯12及びノズル♯6が1番目のラスタラインに相当するインク滴を吐出することを決定している。
【0072】
また、本実施形態では、先端の印刷処理のときの搬送量は9・D(9/1440インチ)又は10・D(10/1440インチ)であり、通常の印刷処理のときの搬送量は89・D又は90・Dになる。そして、先端の印刷処理から通常の印刷処理に移行する間に、搬送量9・D又は10・Dでノズル♯1〜ノズル♯25及びノズル♯25より上流側のノズル(ノズル♯26〜)を用いた印刷処理(移行印刷処理)を行っている。これにより、隙間なくラスタラインを印刷することができる。
【0073】
===紙搬送のシーケンス===
上記の説明から明らかなように、印刷方式に応じて、1回目のパスの紙の先端の位置を変えることができる。つまり、印刷方式に応じて、その印刷方式に適した位置まで紙を搬送することができる。そこで、本実施形態では、以下のように紙を搬送している。
図15は、紙搬送のシーケンスを示すフロー図である。なお、このシーケンスの実行は、制御ユニット60によって行われる。また、図16は、印刷開始位置まで紙を搬送する際の各構成要素と紙との位置関係を示す図である。なお、図16は、各構成要素を上面からみた図であり、図面の下方向が紙搬送方向である。各構成要素には前述の説明で用いたものと同じ符号を付しているので、各構成要素の説明は、省略する。
【0074】
まず、印刷指示がプリンタに与えられると、給紙ローラ13の回転を開始する(S101)。最初の紙Sの位置は、図16Aに示す通りである。なお、給紙ローラ13の回転駆動力と分離パッド(不図示)の摩擦抵抗とによって、複数の紙Sが一度に給紙されることを防いでいる。
【0075】
次に、給紙ローラ13によって、紙Sを紙搬送方向に搬送する(S102)。この時の紙Sの位置は、図16Bに示す通りである。なお、給紙ローラ13の円周部分の周囲長さはPFモータ15までの搬送距離よりも長く設定されているので、この円周部分を用いて被印刷体をPFモータ15まで搬送できる。
【0076】
次に、紙検出センサ53によって、紙Sの先端の位置が検出される(S103)。すなわち、紙Sの先端が紙検出センサ53のレバーに接触し、レバーの回転を検出することにより、紙Sの先端が紙検出センサ53の位置に到達したことを検出することができる。この時の紙Sの位置は、図16Cに示す通りである。
【0077】
次に、紙の傾きを補正する(S104)。紙の傾き補正処理について、図17及び図18を用いて説明する。なお、図17は、紙の傾き補正のフロー図である。また、図18は、紙の傾き補正の様子を上面から見た図である。まず、搬送ローラ17Aの回転を停止した状態で、給紙ローラ13を順方向(紙が紙搬送方向に搬送される回転方向)に回転させて、紙Sを紙搬送方向に搬送する(S201、図18A)。次に、紙Sが搬送ローラ17Aに接触する(S202、図18B)。次に、更に給紙ローラ13を所定量だけ順方向にさせる(S203)。このとき、搬送ローラ17Aが停止状態であるため、紙Sが搬送されないので、給紙ローラ13と紙Sとの間で滑りが生じ、紙Sの先端が搬送ローラ17Aと平行になる(図18C)。次に、給紙ローラ13を逆回転させて、紙Sを搬送ローラ17Aから離す(S204、図18D)。そして、紙Sを搬送するために搬送ローラ17Aの回転を開始する。このとき、給紙ローラ13による紙搬送量と搬送ローラ17Aによる紙搬送量とが同じになるように、給紙ローラ13と搬送ローラ17Aとを同期させて回転させる(S205)。以上の処理を行うことにより、紙の傾きを補正して、紙を搬送することができる。なお、上記の紙の傾き補正処理における給紙ローラ13の回転量は、紙検出センサ53によって検出された紙の先端の位置に基づいて、制御されている。
【0078】
次に、図16D(図18D)の状態から、所定の紙搬送量Xまで紙Sを搬送するように設定するため、不図示のカウンタの値をXに設定し(S105)、PFモータ15を回転させて、ロータリーエンコーダ52からのパルス信号に基づいてカウンタの値を減らし(S106)、所定の紙搬送量Xを送るまでPFモータ15を駆動する。
【0079】
紙搬送量Xまで紙Sを搬送する途中で(図16E)紙幅センサ54が紙Sの先端を検出したときは(S107)、残りの紙搬送量の設定を変更し、所定の紙搬送量Yまで紙Sを搬送するようにカウンタの値を設定する(S108)。すなわち、紙検出センサ53の検知結果に基づいて設定されていた搬送量が、紙幅センサ54の検知結果に基づいて設定変更されることになる。そして、PFモータ15を回転させて、ロータリーエンコーダ52からのパルス信号に基づいてカウンタの値を減らし(S109)、紙搬送量Yを送るまでPFモータ15を駆動する(S110、図16F)。なお、図16Fでは、紙幅センサ54が紙の端部を検出するために、キャリッジ41の場所が移動されている。
【0080】
上記のように紙搬送量Yだけ紙Sを搬送し終えたとき(カウンタがa=0となったとき)の紙Sの位置は、『印刷開始位置』となる。ここで、『印刷開始位置』とは、印刷が開始されたときの紙の位置である。この印刷開始位置に紙が搬送された後、1回目のパスの印刷が開始される(S111)。なお、上述の通り、1回目のパスのときに用いられるノズルは、印刷方式に応じて決定される。また、1番目のラスタラインに相当するインク滴を吐出するノズルも、印刷方式に応じて決定される。
【0081】
印刷を開始するときの紙の位置は、印刷方式によって決定される。すなわち、例えば、『720dpiのインターレース印刷方式』では、印刷開始位置は、紙の先端がノズル♯19に対向する位置(又はこの位置よりも上流側の位置)になる。そして、印刷開始位置に紙が位置決めされるように、印刷開始目標位置として紙搬送量Yが決定される。
【0082】
制御ユニット60のメモリ65は、印刷方式と紙搬送量Yとを関連付けたテーブルを記憶している。そして、印刷を行う際は、プリンタが受けた印刷指示によって制御ユニット60が印刷方式を判断し、メモリ65に記憶されたテーブルを参照し、印刷方式に対応する紙搬送量を決定する。これにより、紙搬送量Yは、印刷方式に基づいて、決定される。
【0083】
本実施形態では、印刷方式に適した印刷開始位置に紙を搬送することができるので、無駄な紙の搬送動作が減少し、印刷速度を高めることができ、印刷時間を短縮することができる。
【0084】
また、本実施形態では、紙幅センサ54が紙Sの先端を検出し、紙幅センサ54の検出結果に基づいて紙搬送量を設定している。つまり、本実施形態では、紙幅センサ54の検出結果に基づいて、紙Sが搬送されている。したがって、本実施形態では、紙Sが、高い位置精度で印刷位置まで搬送される。
【0085】
また、本実施形態では、紙幅センサ54が、搬送ローラよりも下流側に設けられている。そのため、紙Sが搬送ローラに接触するときに紙Sが滑りを生じたとしても、紙Sの先端はその後に検出されるので、その検出結果に基づいて紙Sが搬送されれば、紙Sは高い位置精度で搬送される。
【0086】
また、本実施形態では、紙の傾きが補正された後に、紙幅センサ54が紙の先端を検出している。そのため、紙の先端の位置が正しく検出されるので、紙幅センサの検出結果に基づいて紙Sが搬送されれば、紙Sは高い位置精度で搬送される。
【0087】
===コンピュータシステム等の構成===
次に、コンピュータシステム、コンピュータプログラム、及び、コンピュータプログラムを記録した記録媒体の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0088】
図19は、コンピュータシステムの外観構成を示した説明図である。コンピュータシステム1000は、コンピュータ本体1102と、表示装置1104と、プリンタ1106と、入力装置1108と、読取装置1110とを備えている。コンピュータ本体1102は、本実施形態ではミニタワー型の筐体に収納されているが、これに限られるものではない。表示装置1104は、CRT(Cathode Ray Tube:陰極線管)やプラズマディスプレイや液晶表示装置等が用いられるのが一般的であるが、これに限られるものではない。プリンタ1106は、上記に説明されたプリンタが用いられている。入力装置1108は、本実施形態ではキーボード1108Aとマウス1108Bが用いられているが、これに限られるものではない。読取装置1110は、本実施形態ではフレキシブルディスクドライブ装置1110AとCD−ROMドライブ装置1110Bが用いられているが、これに限られるものではなく、例えばMO(Magnet Optical)ディスクドライブ装置やDVD(Digital Versatile Disk)等の他のものであっても良い。
【0089】
図20は、図19に示したコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。コンピュータ本体1102が収納された筐体内にRAM等の内部メモリ1202と、ハードディスクドライブユニット1204等の外部メモリがさらに設けられている。
【0090】
上述したプリンタの動作を制御するコンピュータプログラムは、例えばインターネット等の通信回線を経由して、プリンタ1106に接続されたコンピュータ1000等にダウンロードさせることができるほか、コンピュータによる読み取り可能な記録媒体に記録して配布等することもできる。記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクFD、CD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスクMO、ハードディスク、メモリ等の各種記録媒体を用いることができる。なお、このような記憶媒体に記憶された情報は、各種の読取装置1110によって、読み取り可能である。
【0091】
図21は、コンピュータシステムに接続された表示装置1104の画面に表示されたプリンタドライバのユーザーインターフェースを示す説明図である。ユーザーは、入力装置1108を用いて、プリンタドライバの各種の設定を行うことができる。
【0092】
ユーザーは、この画面上から、印刷方式(印刷モード)を選択することができる。例えば、ユーザーは、印刷モードとして、高速印刷方式又はファイン印刷方式(インターレース印刷方式・オーバーラップ印刷方式)を選択することができる。また、ユーザーは、この画面上から、印刷するときのドットの間隔(解像度)を選択することができる。例えば、ユーザーは、この画面上から、印刷の解像度として720dpi又は1440dpiを選択することができる。前述の紙搬送量Y(印刷開始目標位置)は、ここで選択された印刷方式に基づいて、決定されることになる。
【0093】
図22は、コンピュータ本体1102からプリンタ1106に供給される印刷データのフォーマットの説明図である。この印刷データは、プリンタドライバの設定に基づいて画像情報から作成されるものである。印刷データは、印刷条件コマンド群と各パス用コマンド群とを有する。印刷条件コマンド群は、印刷解像度を示すコマンドや、印刷方向(単方向/双方向)を示すコマンドなどを含んでいる。また、各パス用の印刷コマンド群は、目標搬送量コマンドCLや、画素データコマンドCPとを含んでいる。画素データコマンドCPは、各パスで記録されるドットの画素毎の記録状態を示す画素データPDを含んでいる。なお、同図に示す各種のコマンドは、それぞれヘッダ部とデータ部とを有しているが、簡略して描かれている。また、これらのコマンド群は、各コマンド毎にコンピュータ本体側からプリンタ側に間欠的に供給される。但し、印刷データは、このフォーマットに限られるものではない。
【0094】
なお、以上の説明においては、プリンタ1106が、コンピュータ本体1102、表示装置1104、入力装置1108、及び、読取装置1110と接続されてコンピュータシステムを構成した例について説明したが、これに限られるものではない。例えば、コンピュータシステムが、コンピュータ本体1102とプリンタ1106から構成されても良く、コンピュータシステムが表示装置1104、入力装置1108及び読取装置1110のいずれかを備えていなくても良い。また、例えば、プリンタ1106が、コンピュータ本体1102、表示装置1104、入力装置1108、及び、読取装置1110のそれぞれの機能又は機構の一部を持っていても良い。一例として、プリンタ1106が、画像処理を行う画像処理部、各種の表示を行う表示部、及び、デジタルカメラ等により撮影された画像データを記録した記録メディアを着脱するための記録メディア着脱部等を有する構成としても良い。
【0095】
また、上述した実施形態において、プリンタを制御するコンピュータプログラムが、制御ユニット60の記憶媒体であるメモリ65に取り込まれていても良い。そして、制御ユニット60が、メモリ65に格納されたコンピュータプログラムを実行することにより、上述した実施形態におけるプリンタの動作を達成しても良い。
【0096】
このようにして実現されたコンピュータシステムは、システム全体として従来システムよりも優れたシステムとなる。
【0097】
===その他の実施の形態===
上記の実施形態は、主としてプリンタについて記載されているが、その中には、印刷装置、印刷方法、プログラム、記憶媒体、コンピュータシステム、表示画面、画面表示方法、印刷物の製造方法、記録装置、液体の吐出装置等の開示が含まれていることは言うまでもない。
【0098】
また、一実施形態としてのプリンタ等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
【0099】
<記録装置について>
前述の実施形態では、記録装置としてプリンタ(印刷装置)が説明されていたが、これに限られるものではない。例えば、カラーフィルタ製造装置、染色装置、微細加工装置、半導体製造装置、表面加工装置、三次元造形機、液体気化装置、有機EL製造装置(特に高分子EL製造装置)、ディスプレイ製造装置、成膜装置、DNAチップ製造装置などのインクジェット技術を応用した各種の記録装置に、本実施形態と同様の技術を適用しても良い。また、これらの方法や製造方法も応用範囲の範疇である。このような分野に本技術を適用しても、液体を対象物に向かって直接的に吐出(直描)することができるという特徴があるので、従来と比較して省材料、省工程、コストダウンを図ることができる。
【0100】
<インクについて>
前述の実施形態は、プリンタの実施形態だったので、染料インク又は顔料インクをノズルから吐出していた。しかし、ノズルから吐出する液体は、このようなインクに限られるものではない。例えば、金属材料、有機材料(特に高分子材料)、磁性材料、導電性材料、配線材料、成膜材料、電子インク、加工液、遺伝子溶液などを含む液体(水も含む)をノズルから吐出しても良い。このような液体を対象物に向かって直接的に吐出すれば、省材料、省工程、コストダウンを図ることができる。
【0101】
<ノズルについて1>
前述の実施形態では、圧電素子を用いてインクを吐出していた。しかし、液体を吐出する方式は、これに限られるものではない。例えば、熱によりノズル内に泡を発生させる方式など、他の方式を用いてもよい。
【0102】
<ノズルについて2>
前述の実施形態では、各色のノズル群のノズル数は、180個であった。しかし、ノズル数が180個に限られるものではないことは、言うまでもない。
また、前述の実施形態では、下流側溝上ノズル群Nrは、ノズル♯1〜♯25であった。しかし、下流側溝上ノズルNrがこれに限られるものではないことは、言うまでもない。
【0103】
<紙搬送ユニットについて>
前述の実施形態によれば、紙搬送ユニットは、DCモータからなるPFモータを駆動源として、ロータリーエンコーダで搬送ローラの回転量を制御しながら紙を搬送していた。しかし、紙搬送ユニットは、このような構成に限られるものではない。例えば、駆動源としてパルスモータ等を用いるなど、他の構成であっても良い。要するに、紙搬送ユニットは、紙を搬送する搬送機構としての機能を有する構成であれば良い。
【0104】
<紙幅センサについて>
前述の実施形態によれば、紙幅センサを用いて、紙の先端を検出していた。しかし、紙の先端の検出は、紙幅センサを用いるものに限られるものではない。例えば、紙の先端を検出するためのセンサを別に設けても良い。要するに、紙の先端を検出し、その検出結果を利用できるものであれば良い。
【0105】
<紙検出センサについて>
前述の実施形態によれば、紙検出センサは、機械的なセンサであった。しかし、紙検出センサは、光学的なセンサでも良い。
また、前述の実施形態によれば、紙の先端を正確に位置決めするために、紙幅センサの検出結果に基づいて、紙の位置決めを行っていた。しかし、紙の先端を下流側溝の上に位置決めできるのであれば、紙検出センサの検出結果に基づいて、紙を搬送しても良い。
【0106】
<リニアエンコーダについて>
前述の実施形態によれば、キャリッジの走査方向の位置は、リニアエンコーダによって、検出されていた。しかし、キャリッジの位置の検出は、これに限られるものではない。例えば、キャリッジモータをパルスモータとし、モータに与えるパルス数に基づいて、キャリッジの位置を計測しても良い。
【0107】
<印刷方式について>
前述の実施形態では、インターレース印刷方式及びオーバーラップ印刷方式について説明した。しかし、印刷方式がこれらの印刷方式に限られないことは、言うまでもない。
【0108】
例えば、印刷方式は、バンド印刷方式であっても良い。ここで、『バンド印刷方式』とは、ノズルピッチがドット間隔と等しく(k=1)、連続した複数のラスタラインを1回のパスで印刷する印刷方式を意味する。なお、『パス』とは、ノズルが走査方向に1回走査移動することをいう。『ラスタライン』とは、走査方向に並ぶ画素の列(ドット列)であり、走査ラインともいう。また、『画素』とは、インク滴を着弾させドットを記録する位置を規定するために、被印刷体上に仮想的に定められた方眼状の桝目である。また、1回のパスで印刷される複数のラスタラインを『バンド』と呼び、複数のラスタラインの幅を『バンド幅』と呼ぶ。このバンド印刷方式では、バンド幅と等しい搬送量で紙Sの間欠的な搬送が行われる。このバンド印刷方式の場合、印刷開始位置に紙が搬送されたとき、紙の先端は、ノズル♯1に対向している(又はこの位置よりも上流側の位置)。
【0109】
また、例えば、印刷方式は、擬似バンド印刷方式であっても良い。ここで、『擬似バンド印刷方式』とは、kが2以上であって、擬似的なバンドで印刷する印刷方式を意味する。なお、擬似的なバンドとは、複数のパスによって印刷される連続した複数のラスタラインをいう。つまり、擬似バンド印刷方式では、擬似バンドを印刷するときの紙の搬送量はドットピッチDとなり、擬似バンドが完成した後の目標搬送量は擬似バンド幅(詳しくは、擬似バンド幅から(k−1)・Dを引いた分)となる。この擬似バンド印刷方式の場合、印刷開始位置に紙が搬送されたとき、紙の先端は、ノズル♯1に対向している(又はこの位置よりも上流側の位置)。
【0110】
<搬送誤差について>
前述の実施形態では、搬送誤差をほとんど考慮せずに、印刷開始目標位置を決定していた。しかし、紙の搬送量は、目標搬送量に対して、誤差を含んでいる。したがって、上述した印刷開始目標位置(紙搬送量Y)は、搬送誤差を見込んで、設定される必要がある。
【0111】
仮に、紙の搬送量が目標搬送量に対してノズルピッチ分だけ前後にずれるおそれがある場合において、紙の先端をノズル♯19に対向する位置に位置決めするときは、ノズル♯20に対向する位置を目標とするのが良い。これは、搬送誤差のために紙の先端がノズル♯19よりも下流側に位置決めされると、紙の先端に余白部分ができた状態で、紙Sが印刷されることになるからである。逆に、紙の先端がノズル♯19よりも上流側に位置決めされた場合は、ノズルから吐出したインク滴が溝に着弾するだけであり、紙の先端に余白部分が生じないように紙Sを印刷することができるからである。
このように、紙を搬送するときに搬送誤差があるときは、最も紙Sが下流側に搬送された場合の紙Sの先端の位置が、印刷開始目標位置になるようにする。
【0112】
【発明の効果】
本発明によれば、被記録体に記録を行う際の無駄を軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェットプリンタの全体構成の説明図である。
【図2】インクジェットプリンタのキャリッジ周辺の概略図である。
【図3】インクジェットプリンタの搬送ユニット周辺の説明図である。
【図4】インクジェットプリンタの搬送ユニット周辺の斜視図である。
【図5】リニア式エンコーダの構成の説明図である。
【図6】エンコーダの出力信号の波形を示すタイミングチャートである。
【図7】ノズルの配列を示す説明図である。
【図8】溝とノズル群との位置関係を示す説明図である。
【図9】紙の先端の印刷方法の説明図である。
【図10】搬送誤差があるときの説明図である(参考図)。
【図11】図11Aは、紙の先端の位置とノズルの位置との関係の説明図であって、搬送方向を横から見た図である。図11Bは、紙の先端の位置とノズルの位置との関係の説明図であって、搬送方向を上から見た図である。
【図12】紙の先端とノズルとの相対的な位置関係の説明図である。
【図13】オーバーラップ印刷方式の場合の説明図である。
【図14】高解像度印刷方式の場合の説明図である。
【図15】紙搬送のシーケンスを示すフロー図である。
【図16】紙の位置関係を示す図である。
【図17】紙の傾き補正のフロー図である。
【図18】紙の傾き補正の様子を上面から見た図である。
【図19】コンピュータシステムの外観構成を示した説明図である。
【図20】コンピュータシステムの構成を示すブロック図である。
【図21】ユーザーインターフェースを示す説明図である。
【図22】印刷データのフォーマットの説明図である。
【符号の説明】
10 紙搬送ユニット、 13 給紙ローラ、 14 プラテン、
15 紙搬送モータ(PFモータ)、
16 紙搬送モータドライバ(PFモータドライバ)、
17A 搬送ローラ、 17B 排紙ローラ、
18A・18B フリーローラ、 20 インク吐出ユニット、
21 ヘッド、 22 ヘッドドライバ、 30 クリーニングユニット、
31 ポンプ装置、 32 ポンプモータ、33 ポンプモータドライバ、
35 キャッピング装置、40 キャリッジユニット、41 キャリッジ、
42 キャリッジモータ(CRモータ)、
43 キャリッジモータドライバ(CRモータドライバ)、
44 プーリ、 45 タイミングベルト、 46 ガイドレール、
50 計測器群、 51 リニア式エンコーダ、511 リニアスケール、
512 検出部、 512A 発光ダイオード、512B コリメータレンズ、
512C 検出処理部、 512D フォトダイオード、
512E 信号処理回路、512F コンパレータ、
52 ロータリー式エンコーダ、53 紙検出センサ、54 紙幅センサ、
60 制御ユニット、 61 CPU、 62 タイマ、
63 インターフェース部、 64 ASIC、 65 メモリ、
66 DCコントローラ、 67 ホストコンピュータ
Claims (18)
- 複数の記録方式によって記録可能であり、
被記録体の先端を記録開始目標位置まで搬送した後、前記記録方式に応じた搬送量で間欠的に前記被記録体を搬送し、前記先端に記録を行う記録装置であって、
前記記録方式に応じて、前記記録開始目標位置を決定することを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置であって、
前記被記録体の先端を検出可能な検出器を更に備え、
前記検出器の検出結果に基づいて、前記搬送機構が前記被記録体を搬送する。 - 請求項2に記載の記録装置であって、
前記搬送機構は、前記被記録体を搬送するためのローラを有し、
前記検出器は、前記ローラよりも下流側に設けられている。 - 請求項2又は3に記載の記録装置であって、
前記検出器は、前記被記録体の傾きを補正した後、前記先端を検出する。 - 請求項2〜4のいずれかに記載の記録装置であって、
複数のノズルを走査方向に移動させるキャリッジを更に備え、
前記検出器は、前記キャリッジに設けられている。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の記録装置であって、
凹部及び凸部を有し、前記凸部で前記被記録体を支持する支持手段を更に備えている。 - 請求項6に記載の記録装置であって、
前記先端に記録を行うとき、前記記録開始目標位置は、前記凹部と前記凹部に対向するノズルとの間に位置している。 - 請求項1〜7のいずれかに記載の記録装置であって、
前記記録方式は、
液体を吐出する複数のノズルの間隔が、前記被印刷体に形成されるドットの間隔よりも広く、
前記ノズルが走査方向に1回移動して記録されるドットの列の間に、記録されないドットの列がある
方式である。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の記録装置であって、
前記記録方式は、前記被記録体に形成される一つのドット列が複数のノズルを用いて記録されるような記録方式である。 - 請求項1〜9のいずれかに記載の記録装置であって、
前記被記録体に記録を行うこととして、前記被印刷体に印刷を行う。 - 複数の印刷方式によって印刷可能であり、
被印刷体の先端を印刷開始目標位置まで搬送した後、前記印刷方式に応じた搬送量で間欠的に前記被印刷体を搬送し、前記先端に印刷を行う印刷装置であって、
前記被印刷体の先端を検出可能な検出器を更に備え、前記検出器の検出結果に基づいて、前記搬送機構が前記被印刷体を搬送し、
前記搬送機構は、前記被印刷体を搬送するためのローラを有し、前記検出器は、前記ローラよりも下流側に設けられ、
前記検出器は、前記被印刷体の傾きを補正した後、前記先端を検出し、
複数のノズルを走査方向に移動させるキャリッジを更に備え、前記検出器は、前記キャリッジに設けられ、
凹部及び凸部を有し、前記凸部で前記被記録体を支持する支持手段を更に備え、前記先端に記録を行うとき、前期記録開始目標位置は、前記凹部と前記凹部に対向するノズルとの間に位置し、
前記印刷方式は、液体を吐出する複数のノズルの間隔が前記被印刷体に形成されるドットの間隔よりも広く、かつ、前記ノズルが走査方向に1回移動して印刷されるドットの列の間に記録されないドットの列がある方式であって、
前記印刷方式は、前記印刷録体に形成される一つのドット列が複数のノズルを用いて印刷されるような印刷方式であって、
前記印刷方式に応じて、前記印刷開始目標位置を決定することを特徴とする印刷装置。 - 複数の記録方式によって記録可能であり、
被記録体の先端を記録開始目標位置まで搬送するステップと、
前記記録方式に応じた搬送量で間欠的に前記被記録体を搬送するステップと、
前記先端に記録を行うステップと、を有する記録方法であって、
前記記録方式に応じて、前記記録開始目標位置を決定するステップを有することを特徴とする記録方法。 - 複数の記録方式によって記録可能であり、
被記録体の先端を記録開始目標位置まで搬送した後、前記記録方式に応じた搬送量で間欠的に前記被記録体を搬送し、前記先端に記録を行う記録装置に対し、前記記録方式に応じて前記記録開始目標位置を決定する機能を実現させることを特徴とするプログラム。 - コンピュータ本体と、記録装置と、を備えたコンピュータシステムであって、
前記記録装置は、
複数の記録方式によって記録可能であり、
被記録体の先端を記録開始目標位置まで搬送した後、前記記録方式に応じた搬送量で間欠的に前記被記録体を搬送し、前記先端に記録を行い、
前記記録方式に応じて、前記記録開始目標位置を決定する
ことを特徴とするコンピュータシステム。 - 被記録体を搬送方向に搬送するための搬送機構と、
凹部及び凸部を有し、前記凸部によって前記被記録体を支持する支持手段と、を備え、
複数の記録方式によって前記被記録体の前記搬送方向の先端を記録可能であり、
前記先端を記録するとき、前記凹部に対向する複数のノズルを用いて記録を行う記録装置であって、
前記先端の記録を開始するときに用いられるノズルは、前記記録方式に応じて、決定されることを特徴とする記録装置。 - 請求項15に記載の記録装置であって、
前記被記録体の先端を記録した後、前記凹部に対向する複数のノズルと前記凸部に対向する複数のノズルとを用いて、前記被記録体に記録を行う。 - 請求項16に記載の記録装置であって、
第1の搬送量で前記被記録体を間欠的に搬送し、その間欠的な搬送の間に前記凹部に対向する複数のノズルを用いる記録と、
第2の搬送量で前記被記録体を間欠的に搬送し、その間欠的な搬送の間に前記凹部及び前記凸部に対向する複数のノズルを用いる記録と、
の間に、
前記第1の搬送量で前記被記録体を間欠的に搬送し、その間欠的な搬送の間に前記凹部及び前記凸部に対向する複数のノズルを用いる記録が存在する。 - 請求項15〜17のいずれかに記載の記録装置であって、前記搬送機構が前記被記録体を搬送する搬送動作と、前記ノズルから液体を吐出して前記被記録体にドットを形成する記録動作とを交互に繰り返し、前記被記録体に記録を行う記録装置であって、
前記先端を記録する際に前記搬送機構が前記被記録体を搬送する搬送量は、前記ドットの間隔よりも広い。
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