WO2004011952A1 - 電子部品試験装置 - Google Patents

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Abstract

被試験ICの入出力端子をテストヘッドのソケット(50)へ押し付けてテストを行う電子部品試験装置であって、ソケット(50)に対して接近離反移動可能に設けられたプッシャベース(34)と、プッシャベース(34)に固定されたリードプッシャベース(34)と、ソケット(50)の反対面から被試験ICに接触して押圧するプッシャブロック(31)と、プッシャブロック(31)が取り付けられるロードベース(32)と、プッシャブロック(31)に対してロードベース(32)を介して被試験ICの押圧方向に弾性力を付与する2つのスプリング(36、38)と、を有するプッシャ(30)を備え、当該プッシャ(30)は、ロードベース(32)及びスプリング(36、38)がリードプッシャベース(34)とプッシャベース(35)とに挟まれており、プッシャブロック(31)が、プッシャベース(34)に設けられた開口部を介して、ロードベース(32)に着脱可能に取り付けられている。  

Description

明糸田書 電子部品試験装置 技術分野
本発明は、 半導体集積回路素子などの各種電子部品 (以下、 代表的に I Cとも 称する。 ) をテストするための電子部品試験装置に関し、 特にテス ト時に任意の 電子部品に対して適切な押圧力を印加することが可能な電子部品試験装置に関す る。
背景技術
ハンドラ (Handler) と称される I C試験装置 (電子部品試験装置) では、 トレ ィに収納した多数の被試験 I Cをハンドラ内に搬送し、 各被試験 I Cをテストへ ッドに電気的に接触させ、 電子部品試験装置本体 (以下、 テスタともいう。 ) に 試験を行わせる。 そして、 試験が終了すると各被試験 I Cをテストヘッドから払 い出し、 試験結果に応じたトレイに載せ替えることで、 良品や不良品といった力 テゴリへの仕分けが行われる。
従来の電子部品試験装置には、 試験前の I Cを収納したり試験済みの I cを収 納するためのトレィ (以下、 カスタマトレィともいう。 ) と電子部品試験装置内 を循環搬送されるトレイ (以下、 テストトレイともいう。 ) とが相違するタイプ のものがあり、 この種の電子部品試験装置では、 試験前後においてカスタマトレ ィとテストトレイとの間での I Cの載せ替えが行われており、 I Cをテストへッ ドに接触させてテストを行うテスト工程においては、 I Cはテスト トレイに搭載 された状態でテストヘッドに押し付けられる。
ところで、 従来から電子部品試験装置のテスト工程では、 プッシャと呼ばれる 押圧機構が下降することで被試験 I Cがコンタクトピンに押し付けられている力 品種毎に被試験 I Cのパッケージから導出する入出力端子の数が例えば 4 0〜 1 3 0本と異なり、 また当該端子の長さやパッケージの形状等も異なるため、 被試 験 I Cの品種によって要求される適切な押圧力が異なる。 従って、 電子部品試験 装置でテストを行う被試験 I Cの全ての品種に対応するためには、 適切な押圧力 を印加することが可能な当該品種数分のプッシャを準備する必要があり、 被試験
I Cの品種が変更される都度、 当該品種に対応したプッシャに全て交換する必要 があった。
発明の開示
本発明は、 電子部品をテストするための電子部品試験装置に関し、 特にテスト 時に任意の電子部品に対して適切な押圧力を印加することが可能な電子部品試験 装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、 本発明によれば、 被試験電子部品の入出力端子を テストへッドのソケットへ押し付けてテストを行う電子部品試験装置であって、 前記ソケットに対して接近離反移動可能に設けられたプッシャベースと、 前記プ ッシャベースに固定されたリードプッシャベースと、 前記プッシャベースに対し て移動可能に設けられ、 前記テスト時において前記ソケットの反対面から前記被 試験電子部品に接触して前記ソケットへ押圧するプッシャブロックと、 前記リ一 ドプッシャベースと前記プッシャプロックとの間に設けられ、 前記被試験電子部 品の押圧方向の弾性力を有する 2以上の弾性手段と、 を少なくとも有するプッシ ャを備え、 前記テスト時において、 前記プッシャブロックに、 前記 2以上の弾性 手段のうち少なくとも一つの弾性手段から弾性力が作用する電子部品試験装置が 提供される (請求項 1参照) 。
プッシャが、 被試験電子部品の押圧方向の弾性力を有する 2以上の弾性手段を 具備することにより、 当該プッシャの弹性手段より得られる弾性力の幅を広くす ることが可能になると共に、 被試験電子部品に接触するプッシャブロックが当該 2以上の弾性手段のうちの少なくとも一つの弾性手段から弾性力が作用されるこ とにより、 2以上の弾性手段から得られる 5草性力を選択することが可能となり、 任意の被試験電子部品に適切な押圧力を得ることが可能となる。
上記発明においては特に限定されないが、 本発明によれば、 前記プッシャブロ ックは前記プッシャに着脱可能に設けられていることがより好ましく (請求項 2 参照) 、 より具体的には、 前記プッシャは、 前記プッシャブロックが取り付けら れるロードベースをさらに有し、 前記ロードベース及び前記弾性手段が、 前記リ —ドプッシャベースと前記プッシャベースとの間に挟まれており、 前記プッシャ ブロックの一部が、 前記ロードベースを貫通して、 少なくとも一つの前記弾性手 段に接触し、 前記プッシャブロックが、 前記プッシャベースに形成された開口部 を介して、 前記ロードベースに着脱可能に取り付けられていることがより好まし い (請求項 3参照) 。
被試験電子部品の品種交換時には、 品種交換後の被試験電子部品に適切な押圧 力を印加することが出来るプッシャに変更する必要があるが、 プッシャからプッ シャブ口ックのみを単独で取り外し可能とすることにより、 被試験電子部品の品 種交換時に伴ぅプッシャの交換を著しく容易とすることが可能となる。
また、 上記発明においては特に限定されないが、 本発明によれば、 前記プッシ ャブロックは、 上面から直角に突出する 2以上のシャフトを有し、 前記 2以上の シャフトは、 前記一のシャフトが、 前記一のシャフトの中心軸を前記プッシャの 前記 2以上の弾性手段のうちの一の弾性手段の底面に重ねるように配置され、 前 記他のシャフトが、 前記他のシャフトの中心軸を前記プッシャの前記 2以上の弹 性手段のうちの他の弾性手段の底面に重ねるように配置されたシャフトを含むこ とがより好ましく (請求項 8参照) 、 さらに、 前記プッシャブロックは、 前記 2 以上のシャフトのそれぞれの長さが異なる複数種のプッシャブロックを含むこと がより好ましく (請求項 9参照) 、 より具体的には、 前記プッシャブロックの前 記 2以上のシャフトは、 前記一のシャフトが、 前記プッシャの前記一の弾性手段 に接触する長さを有し、 前記一の弾性手段の弾性力が前記一のシャフトを介して 前記プッシャブロックに付与され、 前記他のシャフトが、 前記プッシャの前記他 の弾性手段に接触する長さを有し、 前記他の弹性手段の弾性力が前記他のシャフ トを介して前記プッシャプロックに付与されるシャフトを含むことがより好まし い (請求項 1 1参照) 。
プッシャから取り外し可能なプッシャブロックに、 その上面に直角に突出する 2以上のシャフトを具備させて、 被試験電子部品に対して適切な押圧力を印加可 能な長さに設定し、 特定のシャフトを特定の弾性手段のみに接触し、 当該弾性手 段を収縮させることにより、 幅広い弾性力を有する 2以上の弾性手段から任意の 押圧力を得ることが可能となる。 また、 適切な押圧力を印加することが可能な長 さのシャフトを有するプッシャプロックを被試験電子部品の品種毎に用意してお くことにより、 迅速なプッシャの変更が可能となる。
さらに、 上記発明においては特に限定されないが、 前記プッシャブロックは、 前記シャフト以外の部分の鉛直方向の長さが異なる複数種のプッシャブロックを 含むことがより好ましい (請求項 1 0参照) 。
プッシャブロックのシャフト以外の部分の鉛直方向の長さを被試験電子部品の 品種毎に用意することにより、 被試験電子部品の品種交換前後における当該被試 験電子部品の厚さの違いに対しても対応することが可能となる。
さらに、 上記発明においては特に限定されないが、 本発明によれば、 前記プッ シャの前記リードプッシャベースが開口部を有し、 前記プッシャブロックが、 前 記ロードベースを貫通して取り付けられた固定手段により、 前記ロードベースに 着脱可能に固定され、 前記リードプッシャベースの開口部を介して、 前記固定手 段が固定 Z解除されることにより、 前記プッシャブロックの取り付け/取り外し が行われることがより好ましい (請求項 1 3参照) 。
プッシャのロードべ一スを貫通して取り付けられた固定手段により、 プッシャ プロックを着脱可能に固定し、 リードプッシャベースの開口部を介して当該固定 手段の固定ズ解除を行い、 当該プッシャブロックの取り付けノ取り外しを行うこ とにより、 プッシャブロックのみを交換することで被試験電子部品の品種交換時 に伴うプッシャの変更が容易に達成され、 当該プッシャの交換時間の大幅な短縮 が可能となる。
図面の簡単な説明
以下、 本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図 1は、 本発明の実施形態に係る電子部品試験装置を示す斜視図である。 図 2は、 図 1の電子部品試験装置における被試験 I Cの取り廻し方法を示すト レイのフローチヤ一トである。
図 3は、 図 1の電子部品試験装置の I Cス トッ力の構造を示す斜視図である。 図 4は、 図 1の電子部品試験装置で用いられるカスタマトレイを示す斜視図で ある。
図 5は、 図 1の電子部品試験装置で用いられるテストトレイを示す部分分解斜 視図である。 図 6は、 図 2の測定部における Z軸駆動装置、 マッチプレート、 テストトレイ 及びソケットを示す断面図である。
図 7は、 本発明の実施形態に係る電子部品試験装置に用いられるプッシャ、 、 マッチプレート、 インサート、 ソケットガイ ド及ぴコンタクトピンを有するソケ ットの構造を示す分解斜視図である。
図 8は、 図 7の断面図であり、 テストヘッドにおいてプッシャが下降した状態 を示す図である。
図 9 (A) 、 図 9 ( B ) 及ぴ図 9 ( C ) は、 本発明の実施形態に係るプッシャ ガイドの平面図及び側面図を示す図である。
図 1 0は、 図 9 ( C ) に示すプッシャプロックを装着したプッシャの断面図で ある。
図 1 1は、 図 8のプッシャ、 ソケットガイ ド及ぴコンタクトピンの位置関係を 示す断面図である。
図 1 2は、 本発明の実施形態に係る電子部品試験装置に用いるマッチプレート の斜視図である。
図 1 3は、 本発明の実施形態に係る電子部品試験装置へのマッチプレートの装 着方法を説明するための斜視図である。
図 1 4は、 本発明の実施形態に係る電子部品試験装置の測定部における Z軸駆 動装置、 マッチプレート、 テスト トレィ及ぴソケットを示す分解斜視図である。 図 1 5は、 本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のチャンパの測定部にお ける Z軸駆動装置の一例を示す断面図である。
図 1 6は、 実施例 1におけるプッシャの押圧力の測定結果を示すグラフである。 図 1 7は、 実施例 2におけるプッシャの押圧力の測定結果を示すグラフである。
発明を実施するための最良の形態
以下、 本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。 図 1は本発明の実施形態 に係る電子部品試験装置の斜視図、 図 2は被試験 I Cの取り廻し方法を示すトレ ィのフローチャート、 図 3は同電子部品試験装置の I Cストッ力の構造を示す斜 視図、 図 4は同電子部品試験装置で用いられるカスタマトレィを示す斜視図、 図 5は同電子部品試験装置で用いられるテストトレイを示す部分分解斜視図、 図 6 は図 2の測定部における Z軸駆動装置、 マッチプレート、 テスト トレィ及ぴソケ ットを示す断面図である。
なお、 図 2は本実施形態の電子部品試験装置における被試験 I Cの取り廻し方 法を理解するための図であって、 実際には上下方向に並んで配置されている部材 を平面的に示した部分もある。 従って、 その機械的 (3次元的) 構造は図 1を参 照して説明する。
本実施形態の電子部品試験装置は、 被試験 I Cに高温又は低温の温度ストレス を与えた状態で I Cが適切に動作するか否かを試験 (検査) し、 当該試験結果に 応じて I Cを分類する装置であって、 主としてハンドラ 1とテストへッド 5と試 験用メイン装置 (図示せず) とで構成されている。 当該電子部品試験装置による こうした温度ストレスを与えた状態での動作テストは、 試験対象となる被試験 I Cが多数搭載されたトレイ (以下、 カスタマトレィ K S Tともいう。 図 4参照) から当該ハンドラ 1内を搬送されるテストトレイ T S T (図 5参照) に被試験 I Cを載せ替えて実施される。
このため、 本実施形態のハンドラ 1は、 図 1及ぴ図 2に示すように、 これから 試験を行う被試験 I Cを格納し、 また試験済の I Cを分類して格納する I C格納 部 2 0 0と、 I C格納部 2 0 0から送られる被試験 I Cをチャンパ部 1 0 0に送 り込むローダ部 3 0 0と、 テストヘッドを含むチャンバ部 1 0 0と、 チャンパ部 1 0 0で試験が行われた試験済みの I Cを分類して取り出すアンローダ部 4 0 0 とから構成されている。
テストへッド 5に設けられるソケット 5 0は、 図外のケーブルを通じて試験用 メイン装置に接続され、 ソケット 5 0に電気的に接触させた被試験 I Cをケ一ブ ルを通じて試験用メイン装置に接続し、 試験用メイン装置からの試験信号により 被試験 I Cをテストする。 なお、 ハンドラ 1の一部に空間部分が設けられており (図 1 3の空間 Sを参照) 、 当該空間部分にテストへッド 5が交換自在に配置さ れ、 ハンドラ 1に形成された貫通孔を通して被試験 I Cをテストへッド 5上のソ ケット 5 0に接触されることが可能となっている。 そして、 被試験 I Cの品種が 変更される際には、 当該品種の被試験 I Cの形状、 ピン数に適したソケット 5 0 を有するテストへッド 5に交換される。 以下にハンドラ 1について詳述する。
I C格納部 2 0 0
I C格納部 2 0 0には、 試験前の被試験 I Cを格納する試験前 I Cス トッカ 2 0 1と、 試験の結果に応じて分類された被試験 I Cを格納する試験済 I Cストツ 力 2 0 2とが設けられている。
これらの試験前 I Cストツ力 2 0 1及ぴ試験済 I Cストツ力 2 0 2は、 図 3に 示すように、 枠状のトレィ支持枠 2 0 3と、 このトレィ支持枠 2 0 3の下部から 侵入して上部に向かって昇降可能とするエレベータ 2 0 4とを具備して構成され ている。 トレイ支持枠 2 0 3には、 カスタマトレィ K S Tが複数積み重ねられて 支持され、 この積み重ねられたカスタマトレイ K S Tのみがエレベータ 2 0 4に よって上下に移動される。
そして、 試験前 I Cス トッカ 2 0 1には、 これから試験が行われる被試験 I C が格納されたカスタマトレイ K S Tが積層されて保持される一方で、 試験済み I Cス トッカ 2 0 2には、 試験済みの被試験 I Cが適宜に分類されたカスタマトレ ィ K S Tが 層されて保持されている。
なお、 これら試験前 I Cストッカ 2 0 1と試験済 I Cス トッカ 2 0 2とは同じ 構造とされているので、 試験前 I Cス トッカ 2 0 1と試験済 I Cス トッカ 2 0 2 とのそれぞれの数を必要に応じて適宜数に設定することが出来る。
図 1及ぴ図 2に示す例では、 試験前ストツ力 2 0 1に 2個のストツ力 S T K— Bを設け、 またその隣にアンローダ部 4 0 0へ送られる〜ストッカ S T K— Eを 2個設けるとともに、 試験済 I Cストッカ 2 0 2に 8個のストツ力 S T K— 1、 S T K— 2、 · · ·、 S T K— 8を設けて試験結果に応じて最大 8つの分類に仕 分けして格納できるように構成されている。 つまり、 良品と不良品の別の外に、 良品の中でも動作速度が高速のもの、 中速のもの、 低速のもの、 或いは不良の中 でも再試験が必要なもの等に仕分けされる。
ローダ部 3 0 0
上述したカスタマトレイ K S Tは、 I C格納部 2 0 0と装置基板 1 0 5との間 に設けられたトレイ移送アーム 2 0 5によってローダ部 3 0 0の窓部 3 0 6に装 置基板 1 0 5の下側から運ばれる。 そして、 このローダ部 3 0 0において、 カス タマトレイ K S Tに積み込まれた被試験 I Cを X— Y搬送装置 3 0 4によって一 且プリサイサ (preciser) 3 0 5に移送し、 ここで被試験 I Cの相互の位置を修 正した後、 さらにこのプリサイサ 3 0 5に移送された被試験 I Cを再ぴ X— Y搬 送装置 3 0 4を用いて、 ローダ部 3 0 0に停止しているテストトレイ T S Tに積 み替える。
カスタマトレィ K S Tからテス トトレイ T S Tへ被試験 I Cを積み替える X— Y搬送装置 3 0 4としては、 図 1に示すように、 装置基板 1 0 5の上部に架設さ れた 2本のレーノレ 3 0 1と、 この 2本のレール 3 0 1によってテストトレイ T S Tとカスタマトレィ K S Tとの間を往復する (この方向を Y方向とする) ことが 可能な可動アーム 3 0 2と、 この可動アーム 3 0 2によって支持され、 可動ァー ム 3 0 2に沿って X方向に移動可能な可動へッド 3 0 3とを備えている。
この X— Y搬送装置 3◦ 4の可動ヘッド 3 0 3には、 吸着ヘッド (不図示) が 下向きに装着されており、 この吸着へッドが空気を吸引しながら移動することで、 カスタマトレィ K S Tから被試験 I Cを吸着し、 その被試験 I Cをテストトレイ T S Tに積み替える。 こうした吸着へッドは、 可動へッド 3 0 3に対して例えば 8本程度装着されており、 一度に 8個の被試験 I Cをテストトレイ T S Tに積み 替えることが出来る。
図 5は本実施形態で用いられるテストトレイ T S Tの構造を示す分解斜視図で ある。 このテス トトレイ T S Tは、 方形フレーム 1 2に複数の桟 1 3が平行且つ 等間隔に設けられ、 これら桟 1 3の両側及ぴ桟 1 3と対向するフレーム 1 2の辺 1 2 aに、 それぞれ複数の取付片 1 4が等間隔に突出して形成されている。 これ ら桟 1 3の間及ぴ桟 1 3と辺 1 2 aとの間と、 2つの取付片 1 4とによって、 ィ ンサート収納部 1 5が構成されている。
各インサート収納部 1 5には、 それぞれ 1個のインサート 1 6が収納されるよ うになつており、 このインサート 1 6はファスナ 1 7を用いて 2つの取付片 1 4 にフローティング状態で取り付けられている。 このために、 インサート 1 6の両 端部には、 それぞれ取付片 1 4への取付用孔 2 1が形成されている。 こうしたィ ンサート 1 6は、 例えば 1つのテストトレイ T S Tに、 1 6 X 4個程度取り付け られている。 なお、 各ィンサート 1 6は、 同一形状、 同一寸法とされており、 それぞれのィ ンサート 1 6に被試験 I Cが収納される。 ィンサート 1 6の I C収納部 1 9は、 収納する被試験 I Cの形状に応じて決められ、 図 5に示す例では方形の凹部とさ れている。
なお、 一般的なカスタマトレィ K S Tにあっては、 被試験 I Cを保持するため の凹部が、 被試験 I Cの形状よりも比較的大きく形成されているので、 カスタマ トレイ K S Tに格納された状態における被試験 I Cの位置は、 大きなバラツキを 有している。 従って、 この状態で被試験 I Cを吸着ヘッドに吸着し、 直接テス ト トレイ T S Tに運ぶと、 テストトレイ T S Tに形成された I C収納凹部に正確に 落とし込むことが困難となる。 このため、 本実施形態のハンドラ 1では、 カスタ マトレイ K S Tの設置位置とテストトレイ T S Tとの間にプリサイサ 3 0 5と呼 ばれる I Cの位置修正手段が設けられている。 このプリサイサ 3 0 5は、 比較的 深い凹部を有し、 この凹部の周縁が傾斜面で囲まれた形状とされているので、 こ の凹部に吸着へッドに吸着された被試験 I Cを落とし込むと、 当該傾斜面で被試 験 I Cの落下位置が修正されることとなる。 これにより、 8個の被試験 I Cの相 互の位置が正確に定まり、 位置が修正された被試験 I Cを再ぴ吸着へッドで吸着 してテスト トレイ T S Tに積み替えることで、 テスト トレイ T S Tに形成された
I C収納凹部に精度良く被試験 I Cを積み替えることが出来る。
チャンパ部 1 0 0
上述したテス ト トレイ T S Tは、 ローダ部 3 0 0で被試験 I Cが積み込まれた 後、 チャンパ部 1 0 0に送り込まれ、 当該テストトレイ T S Tに搭載された状態 で各被試験 I cがテストされる。
チャンバ部 1 0 0は、 テストトレイ T S Tに積み込まれた被試験 I Cに目的と する高温又は低温の熱ストレスを印加する恒温槽 (ソークチャンパ) 1 0 1と、 この恒温槽 1 0 1で熱ストレスが印可された状態にある被試験 I Cをテストへッ ド 5に接触させる測定部 (テストチャンバ) 1 0 2と、 測定部 1◦ 2で試験され た被試験 Iじから、 印加された熱ストレスを除去する除熱槽 (アンソークチヤン パ) 1 0 3とで構成されている。 なお、 除熱槽 1 0 3は、 恒温槽 1 0 1や測定部 1 0 2と熱的に断絶することが好ましく、 実際には恒温槽 1 0 1と測定部 1 0 2 W との領域に所定の熱ストレスが印加され、 除熱槽 1 0 3はこれらとは熱的に断絶 されているが、 便宜的にこれらをチャンバ部 1 0 0と称する。
恒温槽 1 0 1には、 図 2に概念的に示すように垂直搬送装置が設けられており、 測定部 1 0 2が空くまでのあいだ、 複数枚のテストトレイ T S Tがこの垂直搬送 装置に支持されながら待機する。 主として、 この待機中において、 被試験 I Cに 高温又は低温の熱ストレスが印加される。
測定部 1 0 2には、 その中央にテストヘッド 5が配置され、 テス トヘッド 5の 上にテストトレイ T S Tが運ばれて、 被試験 I Cの入出力端子をテストへッド 5 のコンタクトビン 5 1に電気的に接触させることによりテストが行われる。 この 構造等については後述する。
図 6に示すように、 テストチャンバ 1 0 2を構成する密閉されたケーシング 8 0の内部には、 温調用送風装置 9 0が装着されている。 この温調用送風装置 9 0 は、 ファン 9 2、 加熱用ヒータ 9 4及ぴ液体窒素を噴射するノズル 9 6を有し、 ファン 9 2によりケ一シング 8 0内部の空気を吸い込み、 加熱用ヒータ 9 4又は ノズル 9 6を介してケーシング 8 0の内部に温風又は冷風を吐き出すことで、 ケ 一シング 8 0の内部を、 所定の温度条件 (高温又は低温) にする。 これにより、 ケーシング 8 0内部を、 例えば室温〜 1 6 0 °C程度の高温、 又は例えば一 6 0 °C 〜室温程度の低温に維持することができるが、 ケーシング 8 0の内部温度は、 例 えば温度センサ 8 2により検出され、 ケーシング 8 0の内部が所定温度に維持さ れるように、 ファン 9 2の風量及び加熱用ヒータ 9 4による熱量又はノズル 9 6 による吐出量などが制御される。
なお、 温調用送風装置 9 0により発生した温風又は冷風は、 図 6に示されるよ うにケ一シング 8 0の上部を Y軸方向に沿って流れ、 温調用送風装置 9 0と反対 側のケ一シング側壁に沿って下降し、 マッチプレート 6 0とテストへッド 5との 間の隙間を通して、 温調用送風装置 9 0へと戻り、 ケーシング内部を循環するよ うになっている。
一方、 試験が終了したテスト トレイ T S Tは、 除熱槽 1 0 3で除熱されて試験 済 I Cの温度を室温に戻した後、 アンローダ部 4 0 0に搬出される。 また、 装置 基板 1 0 5にテストトレイ搬送装置 1 0 8が設けられ、 このテストトレイ搬送装 置 1 0 8によって、 除熱槽 1 0 3から排出されたテストトレイ T S Tは、 アン口 ーダ部 4 0 0及びローダ部 3 0 0を介して恒温槽 1 0 1へ返送される。
以下に、 測定部 1 0 2で用いられるプッシャ 3 0、 マッチプレート 6 0、 Z軸 駆動装置 7 0について詳述する。
図 7は本発明の実施形態に係る電子部品試験装置に用いられるプッシャ、 マツ チプレート、 インサート、 ソケットガイド及ぴコンタクトピンを有するソケット の構造を示す分解斜視図、 図 8は図 7の断面図、 図 9 (A) 、 図 9 (B ) 及ぴ図 9 ( C) は本発明の実施形態に係るプッシャガイ ドの平面図及び側面図を示す図、 図 1 0は図 9 ( C) のプッシャブロックを装着したプッシャの断面図、 図 1 1は 図 8のプッシャ、 ソケットガイド及ぴコンタクトビンの位 ¾関係を示す断面図、 図 1 2は本発明の実施形態に係る電子部品試験装置に用いるマッチプレートの斜 視図、 図 1 3は本発明の実施形態に係る電子部品試験装置へのマッチプレートの 装着方法を説明するための斜視図、 図 1 4は本発明の実施形態に係る電子部品試 験装置の測定部における Z軸駆動装置、 マッチプレート、 テストトレイ及びソケ ットを示す分解斜視図、 図 1 5は、 本発明の実施形態に係る電子部品試験装置の チャンバの測定部における Z軸駆動装置の一例を示す断面図である。
プッシャ 3 0は、 テストヘッド 5の上側に設けられており、 後述する Z軸駆動 装置 7 0によって鉛直方向に上下移動して、 被試験 I Cに適切な押圧力を印加す る手段である。 このプッシャ 3 0は、 一度にテストされる被試験 I Cの間隔に応 じて (上記テストトレイ T S Tにあっては 1列おきに 4行の計 3 2個) 、 後述す るマッチプレート 6 0に取り付けられている。
図 7及び図 8に示すように、 プッシャ 3 0は、 Z軸駆動装置 7 0の駆動プレー ト 7 2に形成された押圧部 7 4に押圧されて鉛直方向に上下移動するリ一ドプッ シャベース 3 5及ぴプッシャベース 3 4と、 プッシャブロック 3 1に弹' 14力を付 与する 2つのスプリング 3 6、 3 8と、 当該スプリング 3 6、 3 8を支持する口 一ドベース 3 2と、 固定用ボルト 3 3により当該ロードベース 3 2に着脱可能に 取り付けられたプッシャブロック 3 1とからなる。
リードプッシャベース 3 5とプッシャベース 3 4とは、 図 7及ぴ図 8に示され るように 2本のボルトによって固定されており、 プッシャベース 3 4の両側には、 後述するインサート 1 6のガイド孔 2 0及ぴソケットガイド 4 0のガイドブッシ ュ 4 1に揷入されるガイ ドピン 3 4 bが設けられている。 また、 プッシャベース 3 4には、 当該プッシャベース 3 4が Z軸駆動手段 7 0にて下降した際に、 下限 を規制するためのストッパガイド 3 4 cが設けられており、 このストッパガイ ド 3 4 cは、 後述するソケットガイ ド 4 0のス トッパ面 4 2に当接することで、 被 試験 I Cを破壊しない適切な圧力で押し付けるプッシャの下限位置の基準寸法が 決定される。 リードプッシャベース 3 5の上面の略中央部には、 被試験 I Cの品 種交換時にプッシャブロック 3 1のみを着脱して交換するための貫通孔 3 4 aが 形成されている。 また、 プッシャベース 3 4の略中央部には、 プッシャブロック 3 1をロードべ一ス 3 2に取り付けるための開口部 3 4 aが形成されており、 当 該開口部 3 4 aの上面側の形状は、 ロードベース 3 2の最外周部の輪郭より若干 大きな開口であり、 当該開口部 3 4 aの下面側の形状は、 ロードベース 3 2の最 外周部の輪郭より小さく、 且つプッシャブロック 3 1の最外周部の輪郭より若干 大きく開口である。
なお、 同図に示すように、 プッシャブロック 3 1及び被試験 I Cをコンタク ト ピン 5 1に対して高精度で位置決めするために、 各ソケット 5 0の上にソケット ガイ ド 4 0が設けられており、 テストトレイ T S Tにはインサート 1 6が具備さ れている。 各ソケットガイド 4 0は、 プッシャ 3 0が押圧された際にプッシャべ ース 3 4に具備されたガイ ドビン 3 4 bと嵌合する 2つのガイドブッシュ 4 1と、 プッシャベース 3 4に具備されたストッパガイ ド 3 4 c と当接する 4つのストッ パ面 4 2とが形成されている。 また、 各インサート 1 6には、 プッシャ 3 0が押 圧された際にプッシャベース 3 4に具備されたガイドビン 3 4が挿入される 2つ のガイド孔が具備されている。 そして、 プッシャ 3 0が押圧された際には、 プッ シャベース 3 4に具備された 2本のガイドビン 3 4 bが、 インサート 1 6に形成 されたガイド孔 2 0にそれぞれ揷入すると共に、 ガイドソケット 4 0に形成され たガイドブッシュ 4 1にそれぞれ嵌合することにより、 プッシャブロック 3 1及 ぴ被試験 I Cのコンタク トビン 5 1に対する高い位置決め精度を確保することが 出来る。 また、 プッシャベース 3 4に形成されたストツパガイド 3 4 cが、 イン サート 1 6を貫通し、 ソケットガイド 4 0に形成されたガイド面 4 2に当接する ことにより、 プッシャの下限位置の基準寸法が決定され、 被試験 I Cの破損等を 防止する。
ロードベース 3 2は、 固定用ボルト 3 3を貫通させるための貫通孔 3 2 aを中 心に凸状の二段の円筒形状を有し、 固定用ボルト 3 3の頭部側の一段目の円筒形 状は、 第 1リング 3 7の開口部の内径より小さな外径を有し、 二段目の円筒形状 (以下、 単に台座部ともいう。 ) は第 2リング 3 9の開口部の内径より大きな外 径を有している。 さらに、 当該口一ドベース 3 2の台座部の下面には、 プッシャ ブロック 3 1から突出する 5本のシャフト 3 1 a、 3 1 bが貫通する 5つの貫通 孔が形成されている。
第 1リング 3 7は、 底面にロードベース 3 2の一段目の外径より大きな開口部 が形成された凹状の円筒形状であり、 当該凹部で第 1スプリング 3 6を支持する。 第 2リング 3 9は、 その中心軸に沿って第 1リング 3 7が挿入可能な貫通孔が形 成された凸状の円筒形状であり、 当該凸部で第 2スプリング 3 8を支持する。 そ して、 ロードベース 3 2の台座部が、 第 1リング 3 7を支持すると共に、 第 2リ ング 3 9を支持する。
従って、 ロードベース 3 2、 2つのスプリング 3 6、 3 8、 2つのリング 3 7、 3 9の直径の関係は、 [ロードベース 3 2の一段目の外径] く [第 1リング 3 7 の開口部の内径] く [第 1スプリング 3 6の外径] く [第 1リング 3 7の凹部一 段目の内径] < [第 1リング 3 7の外径] < [第 2リング 3 9の貫通孔の内径] く [第 2リング 3 9の凸部一段目の外径] < [第 2スプリング 3 8の内径] く [ロードべ—ス 3 2の二段目の外径] の関係が成り立ち、 内側から口一ドベース 3 2、 第 1スプリング 3 6、 第 2スプリング 3 8の順で同軸状に配置される。 図 9 (A) は、 例えば 1 3 2ピンの被試験 I Cに適切な押圧力を印加するプッ シャブロック 3 1を示し、 上側の図は平面図を示し、 下側の図は側面図を示す。 また、 図 9 ( C) は、 図 9 (A) より少ない押圧力しか必要としない場合、 例え ば 5 6ピンの被試験 I Cに適切な押圧力を印加するプッシャブロック 3 1 ' ' を 示し、 図 9 ( B ) は、 図 9 (A) と図 9 (C ) との間の押圧力を印加する事が可 能なプッシャブロック 3 1, を示し、 何れの図においても上側の図は平面図を示 し、 下側の図は側面図を示す。 なお、 図 9 (A) 、 図 9 ( B ) 及び図 9 ( C) の 上側の図における破線の円は、 第 1リング 3 7及び第 2リング 3 9を示し、 同図 の下側の図における破線四角部は、 ロードベースの台座部 (凸形状の二段目) を 示す。
図 9に示すように、 プッシャブロック 3 1のベース部 3 1 cは、 2段階の四角 柱形状の金属材料等からなり、 その上面には 5本のシャフト 3 1 a、 3 1 bが鉛 直上向きに突出するように取り付けられている。 同図に示すように、 3本の第 1 シャフト 3 1 aは、 当該第 1リング 3 7の中心軸を内側に位置する第 1スプリン グ 3 6に取り付けられた第 1リング 3 7の底面と重ねるように配置されており、 2本の第 2シャフト 3 1 bは、 当該第 2リング 3 9の中心軸を外側に位置する第 2スプリング 3 8に取り付けられた第 2リング 3 9の底面に重ねるように配置さ れている。 そして、 ロードベース 3 2の台座部に形成された貫通孔を貫通する第 1シャフト 3 1 aには、 第 1リング 3 7を介して、 第 1スプリング 3 6の弾 '14力 が伝達され、 ロードベース 3 2の台座部に形成された貫通孔を貫通する第 2シャ フト 3 1 bには、 第 2リング 3 9を介して、 第 1スプリング 3 8の弾性力が伝達 され、 これらの弾性力がプッシャブロック 3 1に付与される。
当該プッシャブロックのベース部 3 1 cの鉛直方向下段に位置する角柱形状は、 上段の角柱形状より小さく、 被試験 I Cを押圧するのに十分な外径を有しており、 当該下段に位置する角柱形状の下面が被試験 I Cに接触してソケット 5 0に押圧 することがよりテストが遂行される。 また、 ベース部 3 1 cの上面の略中央には、 固定用ボルト 3 3により固定されるためのボルト固定孔が形成されている。
ここで、 被試験 I Cのピンの数、 長さ等の違いから、 テスト時に被試験 Iじの 品種毎に最適な押圧力が異なるため、 当該プッシャプロック 3 1は、 各品種の被 試験 I Cに適したものが被試験 I Cの品種毎に用意される。 図 9 (A) に示す例 えば 1 3 2ピン仕様の被試験 I C用のプッシャプロック 3 1は、 相対的に強い押 圧力を必要とするため、 第 1シャフト 3 1 aの長さ L a及ぴ第 2シャフト 3 1 b の長さ L bをロードベース 3 2の台座部を十分に貫通する長さとなっている。 こ れにより第 1スプリング 3 6及び第 2スプリング 3 8の弾性力をプッシャブロッ ク 3 1に伝達可能となっている。
これに対して、 図 9 ( B ) は、 図 9 (A) の場合より弱い押圧力を印加するこ とが可能なプッシャブロック 3 1 ' を示しており、 'いずれのシャフト 3 1 a、 3 1 bもロードベース部 3 2の台座部を十分に貫通する長さを有している。 しかし、 図 9 (A) の場合と比較して、 シャフト 3 1 a、 3 1 IDの長さは相対的に短くな つており (L a > L a, 、 L b > L b ' ) 、 当該シャフト 3 1 a、 3 1 bの押圧 によるスプリング 3 6、 3 8の収縮量が少なくなるため、 プッシャブロック 3 1 に得られる押圧力も減少する。
さらに、 図 9 ( C ) に示す例えば 5 6ピン仕様の被試験 I C用のプッシャブロ ック 3 1, ' はさらに弱い押圧力でテストが遂行されるため、 第 1シャフト 3 1 aの長さ L a ' ' はロードベース 3 2の台座部を十分に貫通する長さとなってい るが (L a, > L a ' ' ) 、 第 2シャフト 3 1 bの長さ L b, ' は口一ドベース 3 2の台座部を貫通しない長さとしており (L b ' > L b ' ' ) 、 これにより、 第 1スプリング 3 6の弾性カはプッシャプロック 3 1に伝達される力 S、 第 2スプ リング 3 8の弾性力は伝達されない。 ちなみに、 図 1 0に、 当該プッシャブロッ ク 3 1, , が装着されたプッシャ 3 0の断面図を示す。
以上のように、 プッシャに 2つのスプリングを具備させることにより、 一つの プッシャから幅広い押圧力を得ることが可能となる。 また、 プッシャからプッシ ャプロックのみを交換可能とすることにより、 品種に対応したプッシャブ口ック を交換するのみで、 被試験 I Cの品種変更に伴う被試験 I Cの形状、 ピンの数及 び長さ等に起因する押圧力に対応することが可能となる。 なお、 プッシャの大き さが許容するならば 3個以上のスプリングを具備させても良く、 これにより、 被 試験 I Cに印加する押圧力の調整可能範囲をさらに広げることが可能となる。 さらに、 プッシャプロックのシャフトの長さを変化させることにより、 2つの スプリングから得られる弾性力を調整することが可能となり、 被試験 I Cに必要 な押圧力に適切に対応することが可能となる。 また、 いずれかのシャフトを対応 するスプリングに接触させないで、 当該スプリングからの弾性力をプッシャブロ ックに付与しないことにより、 品種毎の被試験 I Cに対応した押圧力をさらに適 切に調整することも可能となる。
また、 被試験 I Cの品種変更に伴って、 当該品種変更時に被試験 I Cの厚さも 変わる場合がある。 この様な場合には、 図 9 (A) 及ぴ図 9 ( B ) に示すように、 ベ一ス部 3 1 cの長さ L cを変化させて、 被試験 I Cの厚さに対応させることも 可能である。
以上のように構成されるプッシャ 3 0は、 第 1スプリング 3 6を取り付けた第 1 リング 3 7力 第 2スプリング 3 8を取り付けた第 2 リング 3 9の開口部に挿 入され、 さらに、 固定用ボルト 3 3を挿入したロードベース 3 2の一段目の円筒 が第 1リング 3 7の開口部に挿入される。 そして、 ロードベース 3 2、 第 1リン グ 3 7、 第 2リング 3 9の各底面が、 プッシャベース 3 4の開口部 3 4 aに挿入 され、 その上方からリードプッシャベース 3 5を被せて、 リードプッシャベース 3 5とプッシャベース 3 4とが 2本のボルトにより固定される。 さらに、 プッシ ャべ一ス 3 4の開口部 3 4 aを介して、 ロードベース 3 2の底面に形成された貫 通孔に、 プッシャブロック 3 1の 5本のシャフトをそれぞれ挿入して、 リードプ ッシャベース 3 5の開口部 3 5 aよりレンチ等で固定用ボルト 3 3を締め付けて プッシャブロック 3 1を固定することにより、 当該プッシャ 3 0が組み立てられ る。
被試験 I Cの品種交換時にプッシャプロック 3 1を交換する際は、 リードプッ シャベース 3 5に形成された開口部 3 5 aを介して、 レンチ等により固定用ボノレ ト 3 3を緩めて外すことにより、 プッシャブロック 3 1のみがプッシャ 3 0から 脱着される。 そして、 品種変更後の被試験 I Cに適した他のプッシャブロック 3 1を、 プッシャベース 3 4の開口部 3 4 aを介して、 口一ドベース 3 2の底面の 貫通孔に、 シャフト 3 1 a、 3 l bを挿入し、 リードプッシャベース 3 5の開口 部 3 5 aを介して、 レンチ等で固定用ボルト 3 3を締め付けることにより、 容易 にプッシャブロック 3 1を交換することが出来、 プッシャ 3 0の交換時間を著し く短縮することが可能となる。
図 1 2に示すように、 当該プッシャ 3 0は、 被試験 I Cの品種変更時に交換が 容易になるように、 8列 X 4列の 3 2個のプッシャ 3 0がマッチプレート 6 0に 取り付けられている。 当該マッチプレート 6 0は、 略矩形の平板形状を有してお り、 プッシャ 3 0のリードプッシャベース 3 5を挿入するための装着孔 6 6が、 テストへッド 5上に配置されるソケット 5 0と実質的に同一の配列及ぴ個数で形 成されている。 当該プッシャ 3 0のマッチプレート 6 0への取り付けは、 まず、 マッチプレー ト 6 0に等間隔に形成された装着孔 6 6に上方からリ一ドプッシャベース 3 5を 取り付ける。 この際、 リードプッシャベース 3 5の装着孔 6 6と接触する面には テーパが形成されており、 また、 装着孔 6 6の開口側壁にも対応するテーパが形 成されているため、 マッチプレート 6 0にリードプッシャベース 3 5が支持され る。 次に、 プッシャベース 3 4に、 第 1スプリング 3 6及び第 1リング 3 7と、 第 2スプリング 3 8及ぴ第 2リング 3 9と、 固定用ボルト 3 3及ぴロードべ一ス 3 2とを装着して、 リードプッシャベース 3 5の両側で当該プッシャベース 3 4 とボルトにより固定してマッチプレートに装着される。 なお、 図 1 2には、 スプ リング 3 6、 3 8、 リング 3 7、 3 9、 固定用ボノレト 3 3及ぴロードベース 3 2 は図示していない。
さらに、 プッシャ 3 0が装着されたマッチプレート 6 0は、 テス トヘッド 5の 上部に位置するように、 且つプッシャ 3 0とソケット 5 0との間にテストトレイ T S Tが搬入可能となるように装着されている。 具体的には、 図 1 3に示すよう に、 駆動プレ一ト 7 2に垂下して固定されたレール Rに差し込まれることでセッ トされ、 この着 ^操作は、 測定部 1 0 2のチャンパに設けられたドア Dを開いて 行われる。 なお、 図 1 1はハンドラ 1を背面から見た図である。 被試験 I Cの品 種変更時には、 ドア Dを開いてレール Rからマッチプレート 6 0を引き抜き、 プ ッシャ 3 0を取り外すことなく、 当該マツチプレート 6 0の各プッシャ 3 0のプ ッシャブロック 3 1のみを上述の要領で品種に対応したものに交換し、 再度レー ル Rにマッチプレ一ト 6 0を挿入することにより品種交換のプッシャの段取りが 完了する。
チャンバ部 1 0 0の測定部 1 0 2は以下のように構成されている。
図 1 4に示すように、 テストヘッド 5の上面には、 ソケット 5 0が、 同図に示 すテストトレイ T S T (図 1 4において Y軸方向に 4列、 X軸方向に 1 6列) に 対して、 例えば Y軸方向に 4列、 X軸方向には 1つおきに 8列というふうに、 被 試験 I Cに対応した数 (合計 3 2個) で配置されている。 なお、 一つ一つのソケ ット 5 0の大きさを小さくすることができれば、 テストトレイ T S Tに保持され ている全ての被試験 I Cを同時にテストができるように、 テストへッド 5の上に、 4列 (Y軸方向) X I 6列 (X軸方向) のソケット 5 0を配置しても良い。 各ソケット 5 0は、 複数のコンタクトビン 5 1を有し、 このコンタクトピン 5 1は、 スプリングなどによって上方向にバネ付勢されている。 従って、 被試験 I Cを押し付けても、 コンタクトピン 5 1がソケット 5 0の上面まで後退する一方 で、 被試験 I Cの全ての端子にコンタクトビン 5 1が接触できるようになつてい る。 また、 各ソケット 5 0の上には、 プッシャ 3 0及ぴインサート 1 6の高精度 名位置決めを確保するためにそれぞれソケットガイド 4 0が設けられている。 ソケット 5 0が設けられたテストへッド 5の上には、 例えばべノレト式コンベア 等の搬送機構 1 5 0によってテストトレイ T S Tが搬送されるが、 一度にテスト される被試験 I Cの間隔に応じた数 (上記テストトレイ T S Tにあっては、 X軸 方向に対しては一列置きに合計 8列の計 3 2個) のインサート 1 6が、 対応する ソケット 5 0の上に位置するようになっている。
さらに、 当該テストトレイ T S Tの上に、 3 2個のソケット 5 0の上方に各プ ッシャ 3 0が位置するように、 プッシャ 3 0が装着された上述のマッチプレート 6 0が酉 S置される。 そして、 テス ト時にマッチプレート 6 0に装着された各プッ シャ 3 0が押圧されると、 当該各プッシャ 3 0のプッシャベース 3 4に具備され たガイドビン 3 4 b力 各プッシャ 3 0の鉛直下方向に位置するィンサ一ト 1 6 のガイド孔 2 0に挿入され、 当該各インサート 1 6の鉛直下方向に位置するソケ ットガイ ド 4 0に形成されたガイ ドブッシュ 4 1に嵌合して、 テス トトレイ T S Tに保持された 3 2個の被試験 I Cが、 対応するソケット 5 0のコンタクトビン 5 1に対して、 高精度で位置決めされてテストが遂行される。
テストトレイ T S Tが搬送される測定部 1 0 2のケーシング 8 0の上部には、 Z軸駆動装置 7 0が設けられている。 なお、 ケーシング 8 0の内壁には、 断熱材 8 4が装着されている。 図 1 5に示すように、 二対の駆動軸 7 8は、 ケーシング 8 0を貫通して、 ケーシング 8 0の上方に伸ぴており、 その上端は、 上部プレ一 ト 1 1 0に連結されている。 ケーシング 8 0の上部には、 一対の軸受け 1 1 2が 固定されており、 これら軸受け 1 1 2により、 駆動軸 7 8の Z軸方向移動が許容 されている。
上部プレート 1 1 0の略中央部には、 ボールネジアダプタ 1 1 4が固定されて いる。 このアダプタ 1 1 4には、 雌ネジが形成されており、 その雌ネジが主駆動 軸 1 1 6の雄ネジに螺合するようになつている。 主駆動軸 1 1 6の下端は、 ケー シング 8 0の内部に埋め込まれた回転軸受け 1 1 8により回転自在に保持されて おり、 その上端部は、 支持フレーム 1 3 0に装着された回転軸受け 1 2 0により 回転自在に保持されている。
支持フレーム 1 3 0は、 支持口ッド 1 3 2によりケ一シング 8 0の上部に装着 されている。 主駆動軸 1 1 6の上端は、 支持フレーム 1 3 0から上部に飛び出し、 その部分に第 1プーリ 1 2 2が固定されている。 また、 この第 1プーリ 1 2 2に 対して、 所定距離離れて第 2プーリ 1 2 6が支持フレーム 1 3 0の上部に配置さ れており、 これらは動力伝達ベルト 1 2 4により連結されている。
第 2プーリ 1 2 6の回転軸は、 ギアボックス 1 2 8に連結されており、 ギアボ ックス 1 2 8はステップモータ 1 3 4の回転軸に連結され、 ステップモータ 1 3 4の回転軸が回転することにより、 第 2プーリ 1 2 6が回転するようになってい る。 第 2プーリ 1 2 6が回転駆動されると、 その回転力は、 ベルト 1 2 4を介し て第 1プーリ 1 2 2へと伝達され、 第 1プーリ 1 2 2が回転する。 そして、 第 1 プーリ 1 2 2が回転すると、 主駆動軸 1 1 6も回転し、 その結果、 アダプタ 1 1 4が駆動軸 1 1 6の回転運動を直線運動に変換し、 上部プレート 1 1 0を Z軸方 向に沿って移動させる。 上部プレート 1 1 0が移動すると、 その駆動力は、 駆動 軸 7 8を介して駆動プレート 7 2へと伝達し、 駆動プレート 7 2を Z軸方向に沿 つて移動させる。
そして、 この駆動プレート 7 2の Z軸方向に沿った移動により、 プッシャ 3 0 のリードプッシャベース 3 5が押圧され、 スプリング 3 6、 3 8が収縮してプッ シャブロック 3 1が被試験 I Cに適切な押圧力を印加する。
なお、 同図に示すように、 モータ 1 3 4には、 センサとしてェンコ一ダ 1 3 6 が内蔵又は別個に装着されており、 モータ 1 3 4の回転軸の回転量を計測可能に なっている。 そして、 このエンコーダ 1 3 6からの出力信号は、 モータ制御装置 1 4 0へ送出され、 モータ制御装置 1 4 0は、 モータ 1 3 4の駆動を制御するよ うになっている。
駆動プレート 7 2の下面には、 上述のマッチプレート 6 0に表出したリードプ ッシャベース 3 5に対応する数の押圧部 7 4が固定 (又は微動押圧可能) されて おり、 マッチプレート 6 0に保持されたリードプッシャベース 3 5の上面を押圧 するようになつている。 なお、 便宜的に図 6の駆動プレート 7 2には 4列の押圧 部 7 4が示され、 駆動軸 7 8の数も一本であるが、 実際には、 図 1 4及ぴ図 1 5 に示すように、 押圧部 7 4が Y軸方向に 4列、 X軸方向に 8列配置され、 駆動軸 7 8の数も 2本とされている。 但し、 これらの数は特に限定されない。
マッチプレート 6 0には、 ソケット 5 0の数に対応して、 複数 (本例では 4列 X 8列 = 3 2個) のリードプッシャベース 3 5が微動可動に保持されており、 こ のリードプッシャベ一ス 3 5の下端にプッシャ 3 0がそれぞれ固定されている。 従って、 プッシャ 3 0は、 テストヘッド 5又は Z軸駆動装置 7 0の駆動プレート 7 2に対して、 Z軸方向に僅かに移動可能とされている。
なお、 図 6において、 テストトレイ T S Tは、 紙面に垂直方向 (X軸) から、 プッシャ 3 0とソケット 5 0との間に搬送されてくる。 テストトレイ T S Tの搬 送移動に際しては、 Z軸駆動装置 7 0の駆動プレート 7 2は、 Z軸方向に沿って 上昇しており、 プッシャ 3 0とソケット 5 0との間には、 テストトレイ T S Tが 搬入される十分な隙間が確保されている。
テストへッド 5に対して一度に接続される被試験 I Cは、 図 1 4に示すように 4行 X 1 6列に配列された 6 4個の被試験 I Cであれば、 例えば、 1列おきに 8 列の被試験 I Cが同時に試験される。 つまり、 一回目の試験では、 1列目から 1 列おきに配置された 3 2個の被試験 I Cをテストへッド 1 0 4のコンタクトビン 5 1に接続して試験し、 2回目の試験では、 テストトレイ T S Tを 1列分移動さ せて 2列目から 1列おきに配置された被試験 I Cを同様に試験することで全ての 被試験 I Cを試験する。 この試験の結果は、 テストトレイ T S Tに付された例え ば識別番号と、 テスト トレイ T S Tの内部で割り当てられた被試験 I Cの番号で 決まるァドレスに記'慮される。
アンローダ部 4 0 0
アンローダ部 4 0 0にも、 ローダ部 3 0 0に設けられた X— Y搬送装置 3 0 4 と同一構造の X— Y搬送装置 4 0 4、 4 0 4が設けられ、 この X— Y搬送装置 4 0 4、 4 0 4によって、 アンローダ部 4 0 0に運び出されたテストトレイ T S T から試験済の I Cがカスタマトレイ K S Tに積み替えられる。
図 1に示されるように、 アンローダ部 4 0 0の装置基板 1 0 5には、 当該アン ローダ部 4 0 0へ運び込まれたカスタマトレイ K S Tが装置基板 1 0 5の上面に 臨むように配置される一対の窓部 4 0 6 , 4 0 6が二対開設されている。
また、 図示は省略するが、 それぞれの窓部 4 0 6の下側には、 カスタマトレィ K S Tを昇降させるための昇降テーブルが設けられており、 ここでは試験済みの 被試験 I Cが積み替えられて満載となったカスタマトレ K S Tを載せて下降し、 この満載トレィをトレイ移送アーム 2 0 5に受け渡す。
因みに、 本実施形態の電子部品試験装置 1では、 仕分け可能な力テゴリ一の最 大が 8種類であるものの、 アンローダ部 4 0 0の窓部 4 0 6には最大 4枚のカス タマトレィ K S Tしか配置することが出来ない。 従って、 リアルタイムに仕分け 出来るカテゴリは 4分類に制限される。 一般的には、 良品を高速応答素子、 中速 応答素子、 低速応答素子の 3つのカテゴリーに分類し、 これに不良品を加えて 4 つのカテゴリーで充分ではあるが、 例えば再試験を必要とするもの等のように、 これらのカテゴリーに属さないカテゴリーが生じることもある。
このように、 アンローダ部 4 0 0の窓部 4 0 6に配置された 4つのカスタマト レイ K S Tに割り当てられたカテゴリ一以外のカテゴリーに分類される被試験 I Cが発生した場合には、 アンローダ部 4 0 0から 1枚のカスタマトレイ K S Tを I C格納部 2 0 0に戻し、 'これに代えて新たに発生したカテゴリーの被試験 I C を格納十べきカスタマトレイ K S Tをアンローダ部 4 0 0に転送し、 その被試験 I Cを格納すれば良い。 但し、 仕分け作業の途中でカスタマトレィ K S Tの入れ 替えを行うと、 その間は仕分け作業を中断しなければならず、 スループットが低 下するといつた問題がある。 このため、 本実施形態の電子部品試験装置 1ではァ ンローダ部 4 0 0のテストトレイ T S Tとまで窓部 4 0 6との間に ッファ部 4 0 5を設け、 このバッファ部 4 0 5に稀にしか発生しないカテゴリーの被試験 I Cを一時的に預かるようにしている。
たとえば、 バッファ部 4 0 5に 2 0 〜 3 0個程度の被試験 I Cが格納できる容 量を持たせると共に、 バッファ部 4 0 5の各 I C格納位置に格納された I Cの力 テゴリーをそれぞれ記憶するメモリを設けて、 バッファ部 4 0 5に一時的に預か つた被試験 I Cのカテゴリーと位置とを各被試験 I C毎に記憶しておく。 そして、 仕分け作業の合間又はバッファ部 4 0 5が満杯になった時点で、 バッファ部 4 0 5に預かっている被試験 I Cが属するカテゴリーのカスタマトレイ K S Tを I C 格納部 2 0 0から呼び出し、 そのカスタマトレィ K S Tに収納する。 このとき、 バッファ部 4 0 5に一時的に預けられる被試験 I Cは複数のカテゴリにわたる場 合もあるが、 こうしたときは、 カスタマトレィ K S Tを呼び出す際に一度に複数 のカスタマトレイ K S Tをアンローダ部 4 0 0の窓部 4 0 6に呼び出せば良い。 次に作用について説明する。
チャンパ部 1 0 0内のテスト工程において、 被試験 I Cは、 図 5に示すテスト トレイ T S Tに搭載された状態、 より詳細には個々の被試験 I Cは、 同図のイン サート 1 6の I C収納部 1 9に落とし込まれた状態でテストへッド 5の上部に搬 送されてくる。
テストトレイ T S Tがテストへッド 5において停止すると、 Z軸駆動装置 7 0 が作動を始め、 図 7及ぴ図 8に示す一^ 3のプッシャ 3 0がーつのインサート 1 6 に対して下降してくる。 そして、 プッシャベース 3 4の下面に形成された 2本の ガイ ドピン 3 4 b、 3 4 は、 ィンサート 1 6のガイド孔 2 0、 2 0をそれぞれ 貫通し、 さらにソケットガイド 4 0のガイドブッシュ 4 1、 4 1に嵌合する。 この状態を図 8に示すが、 テストへッド 5に固定されたソケット 5 0及ぴソケ ットガイド 4 0に対して、 インサート 1 6及ぴプッシャ 3 0はある程度の位置誤 差を有しているが、 プッシャベース 3 4のガイドピン 3 2が、 インサート 1 6の ガイ ド孔 2 0との位置決めが行われ、 さらに、 ィンサート 1 6のガイド孔 2 0に 挿入されたプッシャベース 3 4のガイドビン 3 4 bは、 ソケット 5 0に取り付け られたソケットガイド 4 0のガイ ドブッシュ 4 1に嵌合し、 その結果、 プッシャ 3 0に装着されたプッシャブロック 3 1は、 X— Y方向について適切な位置で被 試験 I Cを押し付けることが出来る。
これに対して、 Z軸方向については、 プッシャベース 3 4に形成されたストツ パガイド 3 4 cと、 ソケットガイド 4 0のストツパ面 4 2とがそれぞれ当接した ときの被試験 I Cに作用する荷重が問題となり、 この荷重が大きすぎると被試験 I Cの破損につながり、 小さ過ぎるとテスト不能となる。 従って、 図 1 1に示す ように、 プッシャべ一ス 3 4のストッハ。ガイド 3 4 cとプッシャブ口ック 3 1と の Z軸方向の距離 b、 コンタクトピン 5 1とソケットガイド 4 0のストッパ面 4 2との Z軸方向の距離 cを精度良く作り込む必要があるが、 これにも限度があり、 しかも被試験 I C自体の厚さ aも大きく影饗する。
し力 しながら、 本実施形態の電子部品試験装置は、 プッシャブロック 3 1によ る荷重を管理することで被試験 I Cに対する押圧力を均一化するものであり、 こ れらの基準寸法 a、 b、 cに誤差 A a、 Δ A cが生じた場合でも、 プッシャ ブロック 3 1がスプリング 3 6、 3 8からの作用により被試験 I Cに対して弾性 力を付与しながら誤差を吸収する。 従って、 被試験 I Cに過度の押圧力が印加し たり、 逆に、 押圧力不足となることを防止することが出来る。
さらに、 被試験 I Cの品種によって、 当該被試験 I Cの形状、 端子数、 端子形 状等は多様であり、 被試験 I Cの品種交換時には、 品種交換後の被試験 I Cの形 状、 端子数、 端子形状等に適切なプッシャ 3 0に変更する必要がある。
本発明の実施形態における電子部品試験装置に具備されたプッシャ 3 0には 2 つのスプリング 3 6、 3 8が具備されており、 プッシャプロック 3 1の上面から 突出するシャフト 3 1 a、 3 1 bの長さ L a、 L bを変えることにより、 当該ス プリング 3 6、 3 8の弾性力を可変させることが出来る。 従って、 プッシャプロ ック 3 1を除くプッシャ 3 0の構成部品が取り付けられた一つのマッチプレート 6 0に対して、 被試験 I Cに適切な押圧力を印加することが可能な長さのシャフ ト 3 1 a、 3 1 bを有するプッシャブロック 3 1を各品種毎に用意しておき、 被 試験 I Cの品種交換時に、 プッシャブロック 3 1のみを当該品種交換後の被試験 I Cに対応したプッシャブロック 3 1に交換することで、 被試験 I Cの品種交換 時の容易な段取りが可能となる。 なお、 当該プッシャブロック 3 1の交換は、 リ 一ドプッシャブ口ック 3 5の開口部 3 5 aを介して、 レンチ等で容易に交換する ことが可能である。
従って、 マッチプレートから全てのプッシャを一旦取り外し、 各プッシャを分 解して、 スプリングを品種交換後の被試験 I Cに適切な押圧力で印加可能な弾性 力を有するものに交換し、 再度プッシャを組み立ててマッチプレートに装着する 場合と比較して、 本発明の実施形態におけるプッシャブロック 3 1のみを交換す る方法により被試験 I cの品種交換時における交換時間を大幅に低減することが 可能となる。
また、 本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のプッシャ 30は、 プッシャ プロック 31のべ一ス部 31 cの長さ L cを、 被試験 I Cの厚さに対応させて設 定することが出来る。 これにより、 被試験 I Cの厚さに対して適切なストローク 管理を行うことも可能となり、 品種交換前後において被試験 I Cの厚さが異なる 場合でも、 プッシャプロック 31を交換するだけで対応することが可能となる。 なお、 被試験 I Cのパッケージの上部表面の形状が品種交換前後において異なる 場合でも、 プッシャプロック 31のベース部 31 cの下面の形状で対応すること が可能である。
これを代表的な実施例にて詳細に説明すると、 実施例 1として、 端子数 132 本で適切な押圧力が単位端子当たり 25 g ίである被試験 I Cに対して、 2つの 図 8に示すようなプッシャ 30のサンプルを作製した。 当該プッシャ 30のサン プルはいずれも、 弾性係数 250 g f Zmm、 長さ 19 mmの第 1スプリング 3 6と、 弾性係数 200 g f /mm, 長さ 16. 5 mmの第 2スプリング 38とを 用いて作製した。 なお、 作製後の第 1スプリングの基準長は 15 mmであり、 第 2スプリング 38の基準長は 14. 4mmである。
また、 プッシャブロック 31は、 図 9 (A) に示すような形状で、 テスト時に スプリング 36、 38が 0. 2 mm縮んだ状態で最適な押圧力を被試験 I Cに印 加するように、 第 1シャフト 31 aの長さ L aを 7mm、 第 2シャフト 31 の 長さ Lbを 4. 7mm、 ベース部 31 cの長さ L cを 7mmで作製した。 なお、 口—ドベース 32の台座部の厚さは 2 mmである。 当該プッシャプロック 31を プッシャ 30に装着すると、 第 1スプリング 36はさらに 5mm、 第 2スプリン グ 38はさらに 2. 7mm縮み、 第 1スプリング 36により (19mm— 10m m) X 250 g f /mm= 2250 g f /mm、 第 2スプリング 38により ( 1 6. 5- 1 1. 7 mm) X 200 g f /mm= 960 g f の押圧力が得られ、 結 果として、 プッシャプロック 31の先端において、 理論上、 合計 3210 g f の 押圧力が得られる。
そして、 テスト時にはストローク 0. 2mm縮んだ状態で、 第 1スプリング 3 6により (1 9 mm— 9. 8 mm) X 250 g f / m= 2 300 g f 、 第 2ス プリング 38により (1 6. 5- 1 1. 5 mm) X 20 0 g f / = 1 00 0 g f の押圧力が得られ、 結果として、 プッシャブロック 3 1により被試験 Iじに 対して理論上、 計 3300 g ίの適切な押圧力が発揮される。
このプッシャ 30の 2つのサンプルについて、 押圧力の測定を行ったところ、 図 1 6に示すように、 ス トローク 0. 2 mmにおいて、 設計値である 3300 g f (= [端子数 1 32] X [単位端子当たり 2 5 g f ] ) に対して、 サンプル 1 は約 3240 g f 、 サンプル 2も約 3240 g f の荷重が得られていることが確 認され、 被試験 I Cに対して適切な押圧力を印加することが可能であることが明 らかとなつた。 なお、 これらの測定値は、 設計値に対して 6 0 g ί程度低い荷重 となっているが、 端子 1本当たりの荷重に換算すると約 0. 4 5 g ίとなり、 必 要とする荷重 25 g f に対して小さな値であるので、 十分に許容される範囲と考 えられる。
また、 実施例 2として、 端子数 5 6本で適切な押圧力が単位端子当たり 25 g f である被試験 I Cに対して、 2つの図 1 0に示すようなプッシャ 30のサンプ ルを作製した。 当該プッシャ 30のサンプルはいずれも、 実施例 1と同様に、 弹 性係数 250 g f /mm, 長さ 1 9 mmの第 1スプリング 36と、 弾性係数 20 0 g f /mm, 長さ 1 6. 5 mmの第 2スプリング 38とを用いて作製し、 作製 後の第 1スプリングの基準長は 1 5mm、 第 2スプリング 38の基準長は 1 4. 4 mmとした。
また、 プッシャブロック 3 1は、 図 9 (C) に示すような形状で、 テスト時に スプリング 3 6、 38が 0. 2 mm縮んだ状態で最適な押圧力を被試験 I Cに印 加するように、 第 1シャフト 3 1 aの長さ L a, , を 3. 2 mm, 第 2シャフト 3 1 bの長さ L b ' ' を 2 mm、 ベース部 3 1 cの長さ L c, ' を 7 mmで作製 した。 当該プッシャブロック 3 1をプッシャ 30に装着すると、 第 1スプリング 3 6はさらに 1. 2 mm縮んで 1 3. 8 mmとなるのに対し、 第 2シャフト 3 1 bがロードベース 32の台座部を貫通する長さを有しないため、 第 2スプリング 38に接触せず、 第 2スプリング 38には縮みは生じない。 従って、 第 2スプリ ング 38による弾 1"生力は発生せず、 第 1スプリング 36のみの弾性力によりプッ シャブロック 3 1の先端において、 理論上 (1 9 mm— 1 3 . 8 mm) X 2 5 0 g f /mm= 1 3 0 0 g f Zmmの押圧力が得られる。
そして、 テスト時にはストローク 0 . 2 mm縮んだ状態で、 第 1スプリング 3 6によりプッシャブロック 3 1の先端において、 理論上 (1 9 mm— 1 3 . 6 m m) X 2 5 0 g f /mm = 1 3 5 0 g f の押圧力が得られる。
このプッシャ 3 0の 2つのサンプルについて、 押圧力の測定を行ったところ、 図 1 7に示すように、 ストローク 0 . 2 mmにおいて、 設計値である 1 3 5 0 g f ( = [端子数 5 4 ] X [単位端子当たり 2 5 g ί ] ) に対して、 サンプル 1は 約 1 3 4 0 g f 、 サンプル 2は約 1 3 4 5 g f の荷重が得られていることが確認 され、 被試験 I Cに対して適切な押圧力を印加することが可能であることが明ら かとなつた。
また、 上記の実施例 1及ぴ実施例 2に用いられるプッシャプロック 3 1以外の プッシャ 3 0の各構成要素は同一形状のものを使用しているため、 プッシャブロ ック 3 1のみを交換することにより、 被試験 I Cの品種交換時のプッシャ 3 0の 段取りを容易に対応するすることが可能となることも明白である。
なお、 以上説明した実施形態は、 本発明の理解を容易にするために記載された ものであって、 本発明を限定するために記載されたものではない。 したがって、 上記の実施形態に開示された各要素は、 本発明の技術的範囲に属する全ての設計 変更や均等物をも含む趣旨である。

Claims

請求の範囲
1 . 被試験電子部品の入出力端子をテストへッドのソケットへ押し付けてテス トを行う電子部品試験装置であって、
前記ソケットに対して接近離反移動可能に設けられたプッシャベースと、 前記プッシャベースに固定されたリードプッシャベースと、
前記プッシャベースに対して移動可能に設けられ、 前記テスト時において前記 ソケットの反対面から前記被試験電子部品に接触して前記ソケットへ押圧するプ ッシャブロックと、
前記リードプッシャベースと前記プッシャブロックとの間に設けられ、 前記被 試験電子部品の押圧方向の弾性力を有する 2以上の弾性手段と、 を少なくとも有 するプッシャを備え、
前記テスト時において、 前記プッシャブロックに、 前記 2以上の弾性手段のう ち少なくとも一つの弹性手段から弾性力が作用する電子部品試験装置。
2 . 前記プッシャブロックは前記プッシャに着脱可能に設けられている請求項 1記載の電子部品試験装置。
3 . 前記プッシャは、 前記プッシャブロックが取り付けられるロードベースを らに有し、
前記ロードベース及び前記弾性手段が、 前記リ一ドプッ、ンャベースと前記プッ シャベースとの間に挟まれており、
前記プッシャブロックの一部が、 前記ロードべ一スを貫通して、 少なくとも一 つの前記弾性手段に接触し、
前記プッシャブロックが、 前記プッシャベースに形成された開口部を介して、 前記ロードベースに着脱可能に取り付けられた請求項 2記載の電子部品試験装置。
4 . 前記プッシャの前記各弾性手段は、 互いに直径が異なるスプリングを有し、 前記スプリングが前記ロードベースを中心に同軸状に配置された請求項 3記載の 電子部品試験装置。
5 . 前記プッシャの前記 2以上の弾性手段が、 互いに異なる弾性力を有する弾 性手段を含む請求項 1〜 4の何れかに記載の電子部品試験装置。
6 . 前記プッシャの前記 2以上の弾性手段が、 互いに異なる弾性係数を有する 弾性手段を含む請求項 5記載の電子部品試験装置。
7 . 前記プッシャの前記 2以上の弾性手段が、 互いに異なる基本長を有する弾 性手段を含む請求項 5又は 6記載の電子部品試験装置。
8 . 前記プッシャブロックは、 上面から直角に突出する 2以上のシャフトを有 し、
前記 2以上のシャフトは、
前記一のシャフトが、 前記一のシャフトの中心軸を前記プッシャの前記 2以上 の弾性手段のうちの一の弾性手段の底面に重ねるように配置され、
前記他のシャフトが、 前記他のシャフトの中心軸を前記プッシャの前記 2以上 の弾性手段のうちの他の弾性手段の底面に重ねるように配置されたシャフトを含 む請求項 1〜 7の何れかに記載の電子部品試験装置。 .
9 . 前記プッシャブロックは、 前記 2以上のシャフトのそれぞれの長さが異な る複数種のプッシャプロックを含む請求項 8記載の電子部品試験装置。
1 0 . 前記プッシャブロックは、 前記シャフト以外の部分の鉛直方向の長さが 異なる複数種のプッシャブロックを含む請求項 8又は 9記載の電子部品試験装置。
1 1 . 前記プッシャプロックの前記 2以上のシャフトは、
前記一のシャフトが、 前記プッシャの前記一の弾性手段に接触する長さを有し、 前記一の弾性手段の弾性力が前記一のシャフトを介して前記プッシャプロックに 付与され、
前記他のシャフトが、 前記プッシャの前記他の弾性手段に接触する長さを有し、 前記他の弾性手段の弾性力が前記他のシャフトを介して前記プッシャブロックに 付与されるシャフトを含む請求項 8〜1 0の何れかに記載の電子部品試験装置。
1 2 . 前記プッシャブロックの前記 2以上のシャフトは、
前記一のシャフトが、 前記プッシャの前記一の弾性手段に接触する長さを有し、 前記一の弹性手段の弾性力が前記一のシャフトを介して前記プッシャブロックに 付与され、
前記他のシャフトが、 前記プッシャの前記他の弾性手段に接触しない長さを有 し、 前記他の弾性手段の弾性力は前記プッシャプロックに付与されないシャフト を含む請求項 8〜 1 0の何れかに記載の電子部品試験装置。
1 3 . 前記プッシャの前記リードプッシャベースが開口部を有し、
前記プッシャプロック力 前記口一ドベースを貫通して取り付けられた固定手 段により、 前記ロードベースに着脱可能に固定され、
前記リードプッシャベースの開口部を介して、 前記固定手段が固定 Z解除され ることにより、 前記プッシャプロックの取り付けノ取り外しが行われる請求項 3 ~ 1 2の何れかに記載の電子部品試験装置。
1 4 . 前記固定手段が、 ボルトを有する請求項 1 3記載の電子部品試験装置。
1 5 . 前記被試験電子部品は、 トレイに搭載された状態で前記ソケットへ押し 付けられる請求項 1〜 1 4の何れかに記載の電子部品試験装置。
1 6 . トレイに搭載された複数の被試験電子部品が電気的に接触する複数のソ ケットと、 電子部品試験装置側に設けられ前記被試験電子部品を前記ソケットへ 押し付ける Z軸駆動手段と共に動作するフレーム部材に着脱可能に設けられたマ ツチプレートであって、
前記ソケットに対して接近離反移動可能に設けられたプッシャベースと、 前記プッシャベースに固定されたリードプッシャベースと、
前記プッシャベースに対して移動可能に設けられ、 前記テスト時において前記 ソケットの反対面から前記被試験電子部品に接触して前記ソケットへ押圧するプ ッシャプロックと、
前記リードプッシャベースと前記プッシャブロックとの間に設けられ、 前記被 試験電子部品の押圧方向の弾 1·生力を有する 2以上の弾性手段と、 を少なくとも有 するプッシャを備え、
前記テスト時において、 前記プッシャプロックに前記 2以上の弾性手段のうち 少なくとも一つの弾性手段から弾性力が作用するマッチプレート。
1 7 . 前記プッシャブロックは前記プッシャに着脱可能に設けられている請求項 1 6記載のマッチプレート。
1 8 . 前記プッシャは、 前記プッシャブロックが取り付けられるロードベース をさらに有し、
前記ロードベース及び前記弾性手段が、 前記リードプッシャベースと前記プッ シャベースとの間に挟まれており、
前記プッシャブロックの一部が、 前記ロードベースを貫通して、 少なくとも一 つの前記弾性手段に接触し、
前記プッシャブロックが、 前記プッシャベースに形成された開口部を介して、 前記ロードベースに着脱可能に取り付けられた請求項 1 7記載のマッチプレート。
1 9 . 前記プッシャの前記各弾性手段は、 互いに直径が異なるスプリングを有 し、 前記スプリングが前記ロードベースを中心に同軸状に配置された請求項 1 8 記載のマッチプレート。 '
2 0 . 前記プッシャの前記 2以上の弾性手段が、 互いに異なる弾性力を有する 弾性手段を含む請求項 1 6〜 1 9の何れかに記載のマツチプレート。
2 1 . 前記プッシャの前記 2以上の弾性手段が、 互いに異なる弾性係数を有す る弾性手段を含む請求項 2 0記載のマッチプレート。
2 2 . 前記プッシャの前記 2以上の弾性手段が、 互いに異なる基本長を有する 弾性手段を含む請求項 2 0又は 2 1記載のマッチプレート。
2 3 . 前記プッシャブロックは、 上面から直角に突出する 2以上のシャフトを 有し、
前記 2以上のシャフトは、
前記一のシャフトが、 前記一のシャフトの中心軸を前記プッシャの前記 2以上 の弾性手段のうちの一の弾性手段の底面に重ねるように配置され、
前記他のシャフトが、 前記他のシャフトの中心軸を前記プッシャの前記 2以上 の弾性手段のうちの他の弾性手段の底面に重ねるように配置されたシャフトを含 む請求項 1 6〜2 2の何れかに記載のマッチプレート。
2 4 . 前記プッシャブロックは、 前記 2以上のシャフトのそれぞれの長さが異 なる複数種のプッシャプロックを含む請求項 2 3記載のマッチプレート。
2 5 . 前記プッシャブロックは、 前記シャフト以外の部分の鉛直方向の長さが 異なる複数種のプッシャブロックを含む請求項 2 3又は 2 4記載のマッチプレー
2 6 . 前記プッシャブロックの前記 2以上のシャフトは、
前記一のシャフトが、 前記プッシャの前記一の弾性手段に接触する長さを有し、 前記一の弾性手段の弾性力が前記一のシャフトを介して前記プッシャプロックに 付与され、
前記他のシャフトが、 前記プッシャの前記他の弾性手段に接触する長さを有し、 前記他の弾性手段の弾性力が前記他のシャフトを介して前記プッシャブロックに 付与されるシャフトを含む請求項 2 3〜2 5の何れかに記載のマッチプレート。
2 7 . 前記プッシャブロックの前記 2以上のシャフトは、
前記一のシャフトが、 前記プッシャの前記一の弾性手段に接触する長さを有し、 前記一の弾性手段の弾性力が前記一のシャフトを介して前記プッシャブロックに 付与され、
前記他のシャフトが、 前記プッシャの前記他の弾性手段に接触しない長さを有 し前記他の弾性手段の弾性力は前記プッシャブロックに付与されないシャフトを 含む請求項 2 3〜2 5の何れかに記載のマッチプレート。
2 8 . 前記プッシャの前記リードプッシャベースが開口部を有し、
前記プッシャプロックが、 前記ロードベースを貫通して取り付けられた固定手 段により、 前記ロードベースに着脱可能に固定され、
前記リードプッシャベースの開口部を介して、 前記固定手段が固定 Z解除され ることにより、 前記プッシャブロックの取り付け/取り外しが行われる請求項 1 8〜2 7の何れかに記載のマッチプレート。
2 9 . 前記固定手段が、 ボルトを有する請求項 2 8記載のマッチプレート。
3 0 . 被試験電子部品の入出力端子をテス トへッ ドのソケットに押し付けてテ ストを行う際に、 前記被試験電子部品に対して適切な押圧力を印加するためのプ ッシャであって、
前記ソケットに対して接近離反移動可能に設けられたプッシャベースと、 前記プッシャに固定されたリードプッシャベースと、
前記プッシャベースに対して移動可能に設けられ、 前記テスト時において前記 ソケットの反対面から前記被試験電子部品に接触して前記ソケットへ押圧するプ ッシャブロックと、
前記リードプッシャベースと前記プッシャブロックとの間に設けられ、 前記被 試験電子部品の押圧方向の弾性力を有する 2以上の弾性手段と、 を少なくとも備 え、
前記テスト時において、 前記プッシャプロックに、 前記 2以上の弾性手段のう ち少なくとも一つの弾性手段から弾性力が作用するプッシャ。
3 1 . 前記プッシャブロックは前記プッシャに着脱可能に設けられている請求 項 3 0記載のプッシャ。
3 2 . 前記プッシャブロックが取り付けられるロードべ一スをさらに有し、 前記ロードベース及び前記弾性手段が、 前記リードプッシャベースと前記プッ シャベースとの間に挟まれており、
前記プッシャブロックの一部が、 前記ロードベースを貫通して、 少なくとも一 つの前記弾性手段に接触し、
前記プッシャブロックが、 前記プッシャベースに形成された開口部を介して、 前記口一ドベースに着脱可能に取り付けられた請求項 3 1記載のプッシャ。
3 3 . 前記各弾性手段は、 互いに直径が異なるスプリングを有し、 前記スプリ ングが前記ロードベースを中心に同軸状に配置された請求項 3 2記載のプッシャ。
3 4 . 前記 2以上の弾性手段が、 互いに異なる弾性力を有する弾性手段を含む 請求項 3 0〜3 3の何れかに記載のプッシャ。
3 5 . 前記 2以上の弾性手段が、 互いに異なる弾性係数を有する弾性手段を含 む請求項 3 4記載のプッシャ。
3 6 . 前記 2以上の弾性手段が、 互いに異なる基本長を有する弾性手段を含む 請求項 3 4又は 3 5記載のプッシャ。
3 7 . 前記プッシャブロックは、 上面から直角に突出する 2以上のシャフトを 有し、
前記 2以上のシャフトは、
前記一のシャフトが、 前記一のシャフトの中心軸を前記 2以上の弾性手段のう ちの一の弾性手段の底面に重ねるように配置され、
前記他のシャフトが、 前記他のシャフトの中心軸を前記 2以上の弾性手段のう ちの他の弾性手段の底面に重ねるように配置されたシャフトを含む請求項 3 0〜 3 6の何れかに記載のプッシャ。
3 8 . 前記プッシャブロックは、 前記 2以上のシャフトのそれぞれの長さが異 なる複数種のプッシャブロックを含む請求項 3 7記載のプッシャ。
3 9 . 前記プッシャブロックは、 前記シャフト以外の部分の鉛直方向の長さが 異なる複数種のプッシャブロックを含む請求項 3 7又は 3 8記載のプッシャ。
4 0 . 前記プッシャブロックの前記 2以上のシャフトは、
前記一のシャフトが、 前記一の弾性手段に接触する長さを有し、 前記一の弾性 手段の弾性力は、 前記一のシャフトを介して前記プッシャブロックに付与され、 前記他のシャフトが、 前記他の弾性手段に接触する長さを有し、 前記他の弾性 手段の弾性力は、 前記他のシャフトを介して前記プッシャブロックに付与される シャフトを含む請求項 3 7〜 3 9の何れかに記載のプッシャ。
4 1 . 前記プッシャプロックの前記 2以上のシャフトは、
前記一のシャフトが、 前記一の弾性手段に接触する長さを有し、 前記一の弾性 手段の弾性力は、 前記一のシャフトを介して前記プッシャブロックに付与され、 前記他のシャフトが、 前記他の弾性手段に接触しない長さを有し、 前記他の弾 性手段の弾性力は、 前記プッシャブロックに付与されないシャフトを含む請求項
3 7〜3 9の何れかに記載のプッシャ。
4 2 . 前記リ一ドプッシャベースが開口部を有し、
前記プッシャブロックが、 前記口一ドベースを貫通して取り付けられた固定手 段により、 前記ロードベースに着脱可能に固定され、
前記リードプッシャベースの開口部を介して、 前記固定手段が固定 Z解除きれ ることにより、 前記プッシャプロックの取り付け Z取り外しが行われる請求項 3 2〜4 1の何れかに記載のプッシャ。
4 3 . 前記固定手段が、 ボルトを有する請求項 4 2記載のプッシャ。
4 4 . 被試験電子部品の入出力端子をテストへッドのソケットに押し付けてテ ストを行う際に、 前記被試験電子部品に対して適切な押圧力を印加するためのプ ッシャに取り付けられて、 前記ソケットの反対面から前記被試験電子部品に接触 して前記ソケットへ押圧するプッシャプロックであって、
上面から直角に突出するシャフトを有するプッシャブロック。
4 5 . 前記プッシャは、 前記ソケットに対して接近離反移動可能に設けられた プッシャベースと、 前記プッシャベースに固定されたリ一ドプッシャベースと、 前記プッシャベースと前記リードプッシャベースとの間に設けられ、 前記被試験 電子部品の押圧方向の弾性力を有する 2以上の弾性手段と、 を少なくとも備え、 前記プッシャブロックは、 上面から直角に突出する 2以上のシャフトを有し、 前記 2以上のシャフトは、
前記一のシャフトが、 前記一のシャフトの中心軸を前記 2以上の弾 1"生手段のう ちの一の弾性手段の底面に重ねるように配置され、
前記他のシャフトが、 前記他のシャフトの中心軸を前記 2以上の弹 1"生手段のう ちの他の弾性手段の底面に重ねるように配置されたシャフトを含む請求項 4 4記 載のプッシャブロック。
4 6 . 前記プッシャは、 前記プッシャプロックが取り付けられるロードベース をさらに有し、
前記ロードベース及ぴ前記弾性手段が、 前記リードプッシャベースと前記プッ シャベースとの間に挟まれており、
少なくとも一つの前記シャフトが、 前記ロードベースを貫通して、 少なくとも 一つの前記弾' !·生手段に接触し、
前記プッシャプロック力 前記プッシャベースに形成された開口部を介して、 前記ロードベースに着脱可能に取り付けられた請求項 4 5記載のプッシャブロッ ク。
4 7 . 前記プッシャプロックは、 前記 2以上のシャフ トのそれぞれの長さが異 なる複数種のプッシャブロックを含む請求項 4 4〜4 6の何れかに記載のプッシ ャプロック。
4 8 . 前記プッシャブロックは、 前記シャフト以外の部分の鉛直方向の長さが 異なる複数種のプッシャブロックを含む請求項 4 4〜4 7の何れかに記載のプッ シャブロック。
4 9 . 前記 2以上のシャフトは、
. 前記一のシャフトが、 前記一の弾性手段に接触する長さを有し、
前記他のシャフトが、 前記他の弾性手段に接触する長さを有するシャフトを含 む請求項 4 4〜4 8の何れかに記載のプッシャブロック。
5 0 . 前記 2以上のシャフトは、 前記一のシャフトが、 前記プッシャの前記一の弾性手段に接触する長さを有し、 前記他のシャフトが、 前記プッシャの前記他の弾性手段に接触しない長さを有 するシャフトを含む請求項 4 4〜4 8の何れかに記載のプッシャブロック。
5 1 . 前記プッシャの前記リ一ドプッシャベースが開口部を有し、
前記プッシャプロックが、 前記ロードベースを貫通して取り付けられた固定手 段により、 前記ロードベースに着脱可能に固定され、
前記リ一ドプッシャベースの開口部を介して、 前記固定手段が固定/解除され ることにより、 前記プッシャブロックの取り付けノ取り外しが行われる請求項 4 6〜 5 0の何れかに記載のプッシャブロック。
5 2 . 前記プッシャの前記固定手段が、 ボルトを有する請求項 5 1記載のプッ シャブ口ック。
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